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ご 挨 拶

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Academic year: 2021

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ご 挨 拶

早稲田大学 産業経営研究所所長

 花 井 俊 介

 ただいまご紹介にあずかりました花井でございます。どうぞよろしくお願いいたします。主催 者側の産業経営研究所を代表しまして、一言だけご挨拶をしたいと思っております。

 まず本日、大変お忙しい中、講師を引き受けてくださった厚東先生を初めとする四名の先生方、

本当にありがとうございます。

 それから、このテーマに関心をもっていただいて、会場にお集まりいただいた皆様、足をお運 びいただいたことに対して厚く御礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。

 本日のテーマですけれども、ある意味、かなり重たいテーマであると思っています。重たいけ れども、避けて通ることはできない問題だろうと思っています。本日のテーマには「企業の」と 付いていますけれども、恐らく企業だけの問題ではなくて、われわれ消費者の問題でもあるし、

企業を監督する行政側の問題でもあるし、あるいはそういったところに提言を行う専門家にわれ われも含まれるのかもしれませんが、そういう人間たちの問題でもあると思っております。つま り、社会全体にとって、これから今まで以上に企業の責任は一体どうあるのか、どれだけとれる のか。それから、それにかかわって、あるいはそれに対応して企業の活動はどこまで許されるの か。その範囲と中身はますます厳しく、今までももちろん問われてきたのですけれども、今後は 厳しく問われることになるだろうと思っております。

 さきほども大塚先生から話が出ましたけれども、企業の責任という問題をものすごくシリアス な形で突きつけたのは、悲しいですが、お話にも出た原発の大きな事故の問題だろうと思ってい ます。ですが、考えてみると、この企業責任の問題は原発だけの問題というわけではなくて、た とえば原発ほど大きな問題ではないかもしれませんけれども、最近の話だと、一連の食品偽装の 何回も相次いで内外で起こった問題もそうです。そういった、ある意味、小さいと言っていいか いけないかわかりませんけれども、そのときかぎりの話題になって消えてしまうような問題も含 めて考えると、こういった企業の責任を問うという問題は、まるで日常的な問題にも近くなって きているのではないか。日常とまでは言わなくても、出てきても、われわれはまたかと割となれ っこになっているようなところもある、それぐらいの悲しい状況かもしれないですけれども、当 たり前の問題にもなっているのではないかと思っております。

 したがって、本日は必ずしも原発だけに話を限定するというわけではなくて、もっと広くいろ いろな企業の活動、それに伴う責任のあり方を取り上げてお話しいただきたい、あるいはお話し いただくと伺っております。哲学の先生もいらっしゃいますから、根源的にどうあるべきなのか

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というお話も恐らく聞けると思いますし、あるいはそういった理念を踏まえて、では現実的に一 体何ができるのかという、もう少し、より実際的なお話も聞けるだろうと思っております。いろ いろな話が、多分エキサイティングな話が出てくるのではないかと思って大変楽しみにしている ところでございます。

 これも言い方が適切かどうかわからないのですけれども、ある意味で、このように非常に魅力 的なテーマを設定して、そしてすばらしい講師の先生方を文字どおりコーディネートしていただ いたコーディネータの厚東偉介先生に、この場をかりて改めて厚く御礼を申し上げたいと思いま す。ありがとうございます。

 それでは、夕方まで、時間的にはかなり長丁場になると思いますけれども、講師の先生方、そ して会場にお集まりの皆様、ぜひ力を合わせて、フォーラムを盛り上げていただきたいと思って おります。その点、よろしくお願い申し上げます。

 これで挨拶にかえたいと思います。ありがとうございました。

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