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地域連携企画第4弾「平野をさぐる」

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地域連携企画第4弾「平野をさぐる」

著者 内田 吉哉

雑誌名 NOCHS Occasional paper

巻 9

ページ 27‑27

発行年 2009‑06‑30

URL http://hdl.handle.net/10112/2994

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地域連携企画第 4 弾「平野をさぐる」

 大阪市平野区での地域連携企画開催は、2007 年 5 月の「もめん博物館 in 平野」に続き 2 回目 となる。「もめん博物館 in 平野」では、平野区で 行なわれている町づくり活動「平野・町ぐるみ博 物館」に「もめん博物館」というブースを出展す る形で参加させていただいた。「平野の町づくり を考える会」の方がたに助言をいただきながら、

いわば「内部からの視点」に立った企画であった といえる。対して地域連携企画第 4 弾「平野を さぐる」は、「外部からの視点」をコンセプトと した。その一つが来日後まもない留学生による写 真コンテストとスピーチであり、もう一つが鼎談

「杭全神社と平野のはなし」である。

 鼎談「杭全神社と平野のはなし」は、地元・平 野に所縁の深い三人の先生を講師に迎えてお話を うかがった。一人は杭全神社宮司の藤江正謹氏、

もう一人は平野法楽連歌に携わっておられる鶴崎 裕雄先生(帝塚山学院大学名誉教授 / 当センター 研究員)、そしてもう一人は、平野区にある高校 に通学しておられた北川央先生(大阪城天守閣研 究副主幹 / 当センター研究員)である。

 三人の先生方に、講演ではなく鼎談という形で お願いしたのは、地元の人間ではない私たちの

「平野に関する素朴な疑問」をより多く尋ねたかっ たことによる。先生方には、事前に打ち合わせを させていただいた時に、学術的な議論ではなく平 野をめぐる「よもやま話」を聞かせてほしいとお

願いした。そうした談話の中にこそ、現在に生き る文化遺産を知ることができると考えたためであ る。

 この企画の開催にあたり、当初不安を感じてい たのは、はたして地域の人びとに集まってもらえ るだろうかという点であった。しかし当日の会場 はほぼ満席となり、非常な盛況を呈した。この満 席の会場は、杭全神社と地域との密接な繋がりを 表わすものである。あるいはこの盛況ぶりそのも のが、杭全神社と平野をめぐる「生きた文化遺産」

であるといえよう。

      

      (内田 𠮷哉)

留学生スピーチの様子

満員の会場

2008 年 10 月 26 日(日) 大阪市平野区 杭全神社

当日のポスター

  地域連携企画第 4 弾「平野をさぐる」

参照

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