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厚生労働科学研究補助金(地域医療基盤開発推進研究事業)

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(1)

厚生労働科学研究補助金(地域医療基盤開発推進研究事業)

総括研究報告書

医療機関における患者個人への安全な情報提供に関する研究

研究代表者  山本  隆一    東京大学大学院医学系研究科医療経営政策学講座  特任准教授 研究協力者  吉田  真弓    東京大学大学院医学系研究科医療経営政策学講座  研究助手、

        篠田  英範    一般財団法人日本医療情報学会

研究要旨  診療情報の電子化は確実に進行しつつある。医療機関で問診、診察、各種検査で 取得される診療情報は一般の患者が想定するよりきわめて多量である。従来は医 療従事者の判断で省略・要約を行い簡潔な形式で提供することが多いが、これら の圧縮情報は医療従事者の主観を避けえず、かならずしも十分なものではないこ とも多い。一方で、電子カルテ自体を患者にWEB技術で公開するなど、急進的 な情報開示も一部には見られる。将来はPHR (Personal Health Records)のよう に行政または第三者による保管が普及する可能性はあるが、いずれにしても診療 情報の主権者である患者の判断で行われなければならない。本研究の目的はこれ らの問題点の克服の手段としての情報提供のあり方を求めるもので、技術的解決 とともに制度的措置の可能性について提言をまとめることを目的とする。情報提 供の現状および、レセプト並の領収書発行など、求められる情報提供を詳細に調 査し、諸外国とも比較し、近未来においてあるべき提供のあり方を考察した。医 療・健康情報を医療機関等から本人へ電子的に安全に提供することのニーズは明 確になったが、一方でセキュリティの面で、漠然とした不安が存在し、何らかの 情報管理機構(PHR)なしに、安全に、あるいは安心を得た状態で医療情報を提 供することが困難であることがわかった。PHR の整備は当初は公的に行うこと が望ましく、個人番号法制度のもと、推進可能であることが示唆された。またス マートホンやタブレットPCは通常のPCに比べてリスクの増大が確認され、一 定の対策が可能であることがわかった。

A.研究目的 

診療情報の電子化は確実に進行しつつあ る。医療機関で問診、診察、各種検査で取 得される診療情報は一般の患者が想定する よりきわめて多量である。従来は医療従事 者の判断で省略・要約を行い簡潔な形式で 提供することが多いが、これらの圧縮情報

しも十分なものではないことも多い。一方 で、電子カルテ自体を患者にWEB技術で 公開するなど、急進的な情報開示も一部に は見られる。将来は「どこでもマイ病院」

構想のように行政または第三者による保管 が普及する可能性はあるが、いずれにして も診療情報の主権者である患者の判断で行

(2)

れらの問題点の克服の手段としての情報提 供のあり方を求めるもので、技術的解決と ともに制度的措置の可能性について提言を まとめることを目的とする。19世紀後半 以降、患者等の権利に関する概念は継続的 に発展し、インフォームド・コンセントに 象徴される自己決定権およびプライバシー 権の一面である自己情報のコントロール権 は世界的に認められている。しかし特に医 療においては医療従事者と患者の知識格差 は埋めがたい溝として存在し、それ故に必 要な情報が適切に患者に提供されていたと は言えない。その一方で、一人の医療従事 者、あるいは一つの医療機関が患者の生涯 にわたって責任を持てる時代はすでに遠く 去り、人生の中で、あるいは一時点におい ても複数の医療従事者・医療機関が関与せ ざるを得ない状況と言える。医療提供側が 主体となって連携を行うことは、当然推し 進められるべきではあるが、現代社会にお いて個人の移動範囲は大きく、また、情報 のコントロール権から見れば、本人が主体 となって医療・健康サービスを組み合わせ ることへの要求も増大すると考えられる、

そのためには情報は主体である本人、つま り患者に適切に提供されなければならない。

しかし知識格差は厳然と存在し、提供自体 が患者に不利益を来さないために、あるい はそのことによって医療機関が過大な責任 を負わされないために、安全で適切な提供 の方法が確立されなければならない。本研 究ですべての課題が解決されるわけではな いが、医療提供側からだけでなく、患者、

あるいは市民から見ても適切と納得できる 提供のあり方を示すことの意義は大きいと 考えられる。なお、このような視点での研

究はこれまでに皆無であり、独創性は十分 と考えられる。

B.研究方法 

本研究は以下の5つのプロセスからなる。

1.現状の状況調査

  ア)我が国の医療機関等における患者 への情報提供に関する現状の調査および、

政策的に誘導されている情報提供の現状の 調査

  イ)諸外国における医療機関等からの 患者への情報提供の現状と問題点の調査

ウ)市民の医療情報を受領すること、

およびと機微な情報を扱う上でのPCや携 帯端末等に関する意識調査

2.上記調査で明らかになった現状と課 題の分析

3.上記分析であきらかになった課題を 克服するための技術的課題、制度的課題の 抽出。

4.上記で抽出した課題の中で技術的課 題への解決策の実証的な研究。

1に関しては研究代表者が主体となって 実施するが、大規模医療機関の現状および 医療従事者の意識調査は分担研究者の中島 が担当した。詳細は分担研究報告書を参照 されたい。また諸外国の調査は主にインタ ーネット上の情報を含む文献的調査によっ た。

また市民への調査は適切な一定の IT リ テラシーを前提とすることが妥当であり、

WEBアンケートを採用した。具体的には株 式会社マクロミル社に委託し、20歳以上で、

日本在住の会員2266名を対象とし、付属資 料1にあるアンケートを実施した。また分 担研究者の中島が医療従事者の意識調査を

(3)

行った。詳しくは分担研究報告書を参照あ されたい。

2、3は昨年度、研究班全体で実施する とともに、患者支援団体であるCOMLの代 表山口氏および、医事関連を専門とする弁 護士木崎氏を加え、日本医療情報学秋期学 術大会(2012年11月新潟市)においてワ ークショップを開催し、検討を深めた。

4は分担研究者の田中および研究協力者 の篠田が主体となって実施した。詳細は分 担研究報告書を参照されたい。

C.研究結果 

C−1.海外の状況の調査

英国では昨年度報告したように NHS が Connecting for health projectを引き続き 実施しているが、project 自体は、PHR 的 要素は一部に過ぎず、どちらかと言えば電 子処方箋、統合 Pathway プロジェクト、

Map of Medicineガイドラインなどのアプ

リケーションが主体であり、わが国との制 度的違いから容易に実現できる電子処方箋 を除き、実装および実用的運用には苦労し ているようで、Englandの一部で実験的に 稼働しているに過ぎない。

フランスは DMP の運用を続けており、

特段の変化はない。

ドイツは保険証機能を持つ IC カードを 被保険者全員に 2012 年中に配布をほぼ完 了し、Gematikと呼ばれる情報連携・流通 基盤の構築を進めている。Gematikの計画 には患者への情報提供は含まれているが、

まだ実稼働はしていないと思われる。

その他の EU 諸国では昨年度報告をした デンマークをはじめ、着実に整備は進めら れている。またアジアの状況にも大きな変

化はなく、遅々として進まないわが国に比 べ、着実に取り組みを進めている国が多い。

米国では PHR 自体は保険者や大規模病 院が構築しサービス提供者となり、網羅的 な制度はない。しかし、昨年度報告した

ARRA-HITECH 法に基づく医療情報の適

切な電子化(Meaningful usage)は着実に 進められており、この2〜3年の整備の進捗 は著しい。特に小規模医療機関の適切な電 子化は急速に進捗している。

昨年度と比較しても多くの国で医療情報 の電子的提供の仕組の構築が進められてお り、特に米国は、PHRという概念から見れ ば、基礎的な対策ではあるが、質の高い再 利用性に優れた情報をいつでも提供できる という点では、非常に優れた取り組みと考 えることができる。

C−2.WEBアンケートによる市民の意識 調査

1)回答者プロファイル

今回のアンケート回答者数は2266名で、

男女比は 46:54 で女性がやや多く、年齢構

成は20代14.9%、30代26 .6%、40代27.6%、

50 代18.8%、60 代以上 12.1%であった。

既婚・未婚については既婚 62.7%未婚(離 死別含む)37.7%だった。

図1  健康状況

アンケートの前年1年での医療機関の受

月1回以 上通院

23.4%

2,3ヶ月に 数回通院

20.2%

1年に2,3 回程度通院

27.8%

入院し治療 や手術を受

けた 2.3%

全くなし 26.3%

[Q2]昨年1年間で、健康診断以外に医療機関にか かった大体の回数を教えてください。

(n=2266)

(4)

診の頻度は図1に示すように「全くなし」

が26.3%、月1回以上通院が 23.4%、2,

3ヶ月に数回通院が 20.2%、年に2,3回 程度通院が27.8%、入院は2.3%だった。

図2  処方状況

  またアンケートの前年1年で処方箋の交 付を受け、保険薬局で調剤を受けた頻度は 図2に示すようにまったくなしが 28.3%、

1年に2~3回以下が29.7%、2~3ヶ月に一

度が22.3%、月1回以上が19.7%であった。

図3  診療録は廃棄してよいか

  多くの医療機関や保険薬局で一定期間後 に記録が廃棄されることを伝えた上で、患 者の生存機関は医療機関等で保存すべきか 聞いたところ、図3に示すように 69.4%が はいと答えた。

図4  国や自治体の関与

  診療の記録を国または自治体が保存する ことの可否について聞いたところ、図4に 示すように、国が15.4%、自治体が17.5%、

国または自治体が 37.1%、国も自治体も関 与すべきでないが30.0%であった。

図5  本人の関与

  さらに自身で管理すべきかと聞いたとこ ろ、図5に示すように 70.6%がはいと答え た。

2)医療健康分野IDについて

医療健康情報を利用するための共通番号 の利用について、どう考えるか尋ねたとこ ろ、図6に示すように「共通番号は特に必 要なし」が18.1%、「マイナンバー利用を希

望」が49.7%、「医療介護情報の専用番号を

希望」が32.2%という結果だった。

月1回以上 19.7%

2,3ヶ月に 数回 22.3%

1年に2,3 回程度

29.7%

全くなし 28.3%

[Q3]昨年1年間で医療機関で処方箋の交付を受 け、調剤薬局で調剤をしてもらった大体の回数を教 えてください。

(n=2266)

はい 69.4%

いいえ 30.6%

[Q5]一定期間を過ぎると、医療機関や調剤薬局に ある自分の診療情報が廃棄されていることについて お聞きします。医療機関も調剤薬局も必要な期間

(患者の生存期間等)は自機関で保存するべきだと 思いますか。

国が責任を もって保存す るべき

15.4%

自治体が責 任をもって保 存するべき

17.5%

国または自 治体が責任 をもって保存 するべき

37.1%

国や自治体 は保存する 必要がない 30.0%

[Q6]引き続きお聞きします。

国やお住まいの自治体が、必要な期間(患者の生 存期間等)は保存するべきだと思いますか。

(n=2266)

はい 70.5%

いいえ 29.5%

[Q7]引き続きお聞きします。

廃棄の前に個人に渡して、各自で廃棄したり、保存 できるようにするべきだと思いますか。

(n=2266)

(5)

図6 

3)診療情報の受取り

図7 

医療機関を受診した際に、検査データ等 の診療情報を貰う場合にどのような内容が 欲しいか尋ねたところ、

「 検 査 内 容 な ど 可 能 な 限 り の 情 報 」 は 41.2%

た情報」

が28.0 った。

検査結果な どは専門的 な内容で難し いので、要約 した簡単に 分かる情報 だけ欲しい 25.4%

[Q9]医療機関を受診した際に(受診したことがない 方は、受診した場合を想定して回答ください)、

検査データなどの診療情報をもらう場合、どのよう な内容のものが欲しいですか?

以下から最も近いものを1つ選択してください。

(n=2266)

  共通IDについて 3)診療情報の受取り

  診療情報の提供希望について

医療機関を受診した際に、検査データ等 の診療情報を貰う場合にどのような内容が 欲しいか尋ねたところ、

「 検 査 内 容 な ど 可 能 な 限 り の 情 報 」 は

41.2%、「専門的な内容は難しいので要約し

た情報」25.4%、詳しい内容と要約の両方」

28.0%、「説明を聞けば十分」が

った。

検査結果な どは専門的 な内容で難し いので、要約 した簡単に 分かる情報 だけ欲しい 25.4%

詳しい情報 と、要約した 情報の両方 が欲しい

28.0%

医療機関を受診した際に(受診したことがない 方は、受診した場合を想定して回答ください)、

検査データなどの診療情報をもらう場合、どのよう な内容のものが欲しいですか?

以下から最も近いものを1つ選択してください。

(n=2266)

について 

3)診療情報の受取り

診療情報の提供希望について

医療機関を受診した際に、検査データ等 の診療情報を貰う場合にどのような内容が 欲しいか尋ねたところ、図7に示すように

「 検 査 内 容 な ど 可 能 な 限 り の 情 報 」 は

、「専門的な内容は難しいので要約し

、詳しい内容と要約の両方」

%、「説明を聞けば十分」が

詳しい検査 の内容など、

可能な限り 医療機関を受診した際に(受診したことがない 方は、受診した場合を想定して回答ください)、

検査データなどの診療情報をもらう場合、どのよう な内容のものが欲しいですか?

以下から最も近いものを1つ選択してください。

診療情報の提供希望について

医療機関を受診した際に、検査データ等 の診療情報を貰う場合にどのような内容が 図7に示すように

「 検 査 内 容 な ど 可 能 な 限 り の 情 報 」 は

、「専門的な内容は難しいので要約し

、詳しい内容と要約の両方」

%、「説明を聞けば十分」が5.4%

詳しい検査 の内容など、

可能な限り 欲しい

41.2%

説明 だけ 聞け ば良 いの で必 要な 5.4%

医療機関を受診した際に(受診したことがない 方は、受診した場合を想定して回答ください)、

検査データなどの診療情報をもらう場合、どのよう 以下から最も近いものを1つ選択してください。

医療機関を受診した際に、検査データ等 の診療情報を貰う場合にどのような内容が 図7に示すように

「 検 査 内 容 な ど 可 能 な 限 り の 情 報 」 は

、「専門的な内容は難しいので要約し

、詳しい内容と要約の両方」

5.4%だ

図8

また、

答で聞いたところ図8に示すように 名」が

「処 み」が

図9

  提供を希望する理由を尋ねたところ、図 9に示すように、「将来何か健康に問題が起 きた時のために自分で持っておきたい」が 92.2%

図10

検査や治療の費用明細と説明 [Q10]

方は、受診した場合を想定して回答ください)、

検査データなどの診療情報をもらう場合、どのよう な情報が欲しいですか?

(n=2143)

別の医療従事者に相談したいから 将来何か健康に問題が起きた時 のために自分で持っておきたい [Q11]

の4つの項目にお答えください。

[Q12]

い方は、受診した場合を想定して回答ください)、

検査データ等の診療情報を受け取る場合、

どのような受取方法を望みますか?

(n=2143)

図8  提供希望情報について

また、欲しい情報の種類としては 答で聞いたところ図8に示すように

名」が 88.3%、「処方薬の情報」が

「処置の内容」が

み」が67.5%であった。

図9  提供希望理由

提供を希望する理由を尋ねたところ、図 9に示すように、「将来何か健康に問題が起 きた時のために自分で持っておきたい」が 92.2%を占めた。

図10  提供情報の電子化について

診断名 注射など処置の内容 処方された薬の情報 治療の計画や見込み 検査や治療の費用明細と説明

[Q10]医療機関を受診した際に(受診したことがない 方は、受診した場合を想定して回答ください)、

検査データなどの診療情報をもらう場合、どのよう な情報が欲しいですか?

(n=2143)

自分で調べたいから

家族などに説明したいから

別の医療従事者に相談したいから 将来何か健康に問題が起きた時 のために自分で持っておきたい

[Q11]前問で、それを選んだ理由は何でしょうか。下 の4つの項目にお答えください。

電子データ 紙と電子 データの両

40.4%

[Q12]医療機関を受診時した際に(受診したことがな い方は、受診した場合を想定して回答ください)、

検査データ等の診療情報を受け取る場合、

どのような受取方法を望みますか?

(n=2143)

提供希望情報について

欲しい情報の種類としては 答で聞いたところ図8に示すように

、「処方薬の情報」が

置の内容」が69.2%、「治療計画や見込 であった。

提供希望理由

提供を希望する理由を尋ねたところ、図 9に示すように、「将来何か健康に問題が起 きた時のために自分で持っておきたい」が

を占めた。

提供情報の電子化について

0% 20% 40%

診断名 注射など処置の内容 処方された薬の情報 治療の計画や見込み 検査や治療の費用明細と説明

医療機関を受診した際に(受診したことがない 方は、受診した場合を想定して回答ください)、

検査データなどの診療情報をもらう場合、どのよう な情報が欲しいですか?

74.6 

64.5  0% 20%

自分で調べたいから

家族などに説明したいから

別の医療従事者に相談したいから 将来何か健康に問題が起きた時 のために自分で持っておきたい

前問で、それを選んだ理由は何でしょうか。下 の4つの項目にお答えください。

39.1%

電子データ 20.6%

データの両

医療機関を受診時した際に(受診したことがな い方は、受診した場合を想定して回答ください)、

検査データ等の診療情報を受け取る場合、

どのような受取方法を望みますか?

提供希望情報について

欲しい情報の種類としては複数回 答で聞いたところ図8に示すように、「診断

、「処方薬の情報」が81.9%

、「治療計画や見込

提供を希望する理由を尋ねたところ、図 9に示すように、「将来何か健康に問題が起 きた時のために自分で持っておきたい」が

提供情報の電子化について

88.3  69.2 

81.9  67.5 

74.4  40% 60% 80% 100%

医療機関を受診した際に(受診したことがない 方は、受診した場合を想定して回答ください)、

検査データなどの診療情報をもらう場合、どのよう

82.1 

74.6 

64.5 

92.2 

17.9 

25.4 

35.5 

7.8  40% 60% 80%

前問で、それを選んだ理由は何でしょうか。下 はい

医療機関を受診時した際に(受診したことがな い方は、受診した場合を想定して回答ください)、

検査データ等の診療情報を受け取る場合、

複数回

、「診断 81.9%、

、「治療計画や見込

提供を希望する理由を尋ねたところ、図 9に示すように、「将来何か健康に問題が起 きた時のために自分で持っておきたい」が

88.3 

81.9  100%

17.9 

25.4 

7.8  100%

(6)

  情報の提供を受ける場合、紙と電子のい ずれの情報を希望するか聞いたところ、図 10に示すように、紙のみが

データのみが 40.4%

図11

  検査データ等の診療情報を電子化して受 け取る場合の方法については、「スマホや携 帯端末に格納」が

い の で C D や U S B な ど メ デ ィ ア 」 が 31.1%、クラウド上の電子私書箱に格納し 見たいときにスマホなどで見る」が

「医療機関や役所などの専用端末で見られ ればいい」が

[Q13]

扱うとすれば、どのように扱いたいですか?

最も近いものを1つお選びください。

コピーして人 に見せること ができるから

1.4%

[Q14]

由は何でしょうか。最も近いものを1つお選びくださ い。(n=2143)

情報の提供を受ける場合、紙と電子のい ずれの情報を希望するか聞いたところ、図 10に示すように、紙のみが

データのみが 20.6 40.4%であった。

図11  電子データの場合のメディア

検査データ等の診療情報を電子化して受 け取る場合の方法については、「スマホや携 帯端末に格納」が

い の で C D や U S B な ど メ デ ィ ア 」 が

%、クラウド上の電子私書箱に格納し 見たいときにスマホなどで見る」が

「医療機関や役所などの専用端末で見られ ればいい」が16.7

電子メールで 送って欲しい

26.0%

医療機関、

調剤薬局、

役所、保健 所などに設 置した専用 端末で見るこ とができれば

良い 16.7%

[Q13]検査データ等の診療情報を電子データで取り 扱うとすれば、どのように扱いたいですか?

最も近いものを1つお選びください。

他人に見ら れたくないか

6.4%

コピーして人 に見せること ができるから

1.4%

取り扱いが 簡単だから 15.6%

無くならない

[Q14]前問で、その方法を選択された最も大きな理 由は何でしょうか。最も近いものを1つお選びくださ

(n=2143)

情報の提供を受ける場合、紙と電子のい ずれの情報を希望するか聞いたところ、図 10に示すように、紙のみが

20.6%、紙と電子の両方が であった。

電子データの場合のメディア

検査データ等の診療情報を電子化して受 け取る場合の方法については、「スマホや携 帯端末に格納」が10.2%、「PCに格納した い の で C D や U S B な ど メ デ ィ ア 」 が

%、クラウド上の電子私書箱に格納し 見たいときにスマホなどで見る」が

「医療機関や役所などの専用端末で見られ 16.7%だった。

スマホやタブ レット、携帯 電話に格納 して欲しい 10.2%

パソコンに格 検査データ等の診療情報を電子データで取り 扱うとすれば、どのように扱いたいですか?

最も近いものを1つお選びください。(n=2143)

自分で管理 しなくてよい

から 10.9%

自分で持って おきたいから

必要な時に すぐに見るこ とができるか 取り扱いが

簡単だから 無くならない

から 6.5%

前問で、その方法を選択された最も大きな理 由は何でしょうか。最も近いものを1つお選びくださ

情報の提供を受ける場合、紙と電子のい ずれの情報を希望するか聞いたところ、図 10に示すように、紙のみが 39.1%、電子

、紙と電子の両方が

電子データの場合のメディア

検査データ等の診療情報を電子化して受 け取る場合の方法については、「スマホや携

%、「PCに格納した い の で C D や U S B な ど メ デ ィ ア 」 が

%、クラウド上の電子私書箱に格納し 見たいときにスマホなどで見る」が16.0

「医療機関や役所などの専用端末で見られ

%だった。

パソコンに格 納できるよう にCD-ROM やUSBメモリ で欲しい

31.1%

スマホやタブ レット、携帯 電話に直接 入れると不 便なので、ク ラウド上に私 書箱のような ものを作りそ こに入れて、

スマホ、タブ レット、携 検査データ等の診療情報を電子データで取り 扱うとすれば、どのように扱いたいですか?

(n=2143)

自分で管理 しなくてよい

から 10.9%

自分で持って おきたいから

17.5%

必要な時に すぐに見るこ とができるか

41.7%

前問で、その方法を選択された最も大きな理 由は何でしょうか。最も近いものを1つお選びくださ

情報の提供を受ける場合、紙と電子のい ずれの情報を希望するか聞いたところ、図

、電子

、紙と電子の両方が

検査データ等の診療情報を電子化して受 け取る場合の方法については、「スマホや携

%、「PCに格納した い の で C D や U S B な ど メ デ ィ ア 」 が

%、クラウド上の電子私書箱に格納し 16.0%、

「医療機関や役所などの専用端末で見られ

図12

その方法を選んだ理由としては、

に示すように が10.9

「必要な時に見

に見られたくないから」が

して人に見せるころができるから」が

「取り扱いが簡単だから」が ならないから」が

4)

医療健康情報銀行(

いて尋ねたところ、

PHR た。また ところ

が不安なため」が なため」が

果で十分なため」が った。

図13

スマホやタブ レット、携帯 電話に直接 入れると不 便なので、ク ラウド上に私 書箱のような ものを作りそ こに入れて、

スマホ、タブ レット、携…

図12  メデイア選択の理由

その方法を選んだ理由としては、

に示すように「自分で管理しなくてよい」

10.9%、「自分で持ちたいから」

「必要な時に見

見られたくないから」が

して人に見せるころができるから」が

「取り扱いが簡単だから」が ならないから」が

4)PHRの必要性 医療健康情報銀行(

いて尋ねたところ、

PHRは必要が

た。また不要と考える理由について ところ、「プライバシー侵害や が不安なため」が

なため」が65.4%

果で十分なため」が った。

図13  PHRの必要性 メデイア選択の理由

その方法を選んだ理由としては、

「自分で管理しなくてよい」

%、「自分で持ちたいから」

「必要な時に見られるから」

見られたくないから」が

して人に見せるころができるから」が

「取り扱いが簡単だから」が ならないから」が6.5%であった。

の必要性

医療健康情報銀行(PHR

いて尋ねたところ、図13に示すように

は必要が82.4%、不要は

不要と考える理由について プライバシー侵害や

が不安なため」が59.9%、「費用負担が不安

65.4%、「紙のお薬手帳や検査結

果で十分なため」が 66.9%

の必要性 メデイア選択の理由

その方法を選んだ理由としては、図12

「自分で管理しなくてよい」

%、「自分で持ちたいから」17.5 れるから」41.7%、「他人 見られたくないから」が 6.4%、「コピー して人に見せるころができるから」が

「取り扱いが簡単だから」が15.5%、「無く であった。

HR)の必要性につ 図13に示すように

、不要は17.6%で

不要と考える理由について聞いた プライバシー侵害や情報漏洩など

「費用負担が不安

、「紙のお薬手帳や検査結 66.9%という結果

図12

「自分で管理しなくてよい」

17.5%、

「他人

、「コピー して人に見せるころができるから」が1.4%、

、「無く

)の必要性につ 図13に示すように であっ 聞いた 情報漏洩など

「費用負担が不安

、「紙のお薬手帳や検査結 という結果であ

(7)

図14  PHRの格納情報種別

  PHR への格納する情報の決定の仕方に ついて聞いたところ、図14に示すように、

「 受 診 し た 医 療 機 関 等 に ま か せ た い 」

14.3%、「自分で決めたい」が 21.3%、「す

べて格納」が47.9%であった。

図15  PHR格納の同意のあり方

PHR に格納する際の同意のあり方につ いて聞いたところ、図15に占めすように

「個別の同意は必要ない」が21.2%、「本人

(未成年の場合は保護者)の同意が必要」

が62.3%であった。

PHR の運用主体について複数回答で訪 ねたところ、「国」が 41.8%、「自治体」が

32.9%、「国の監督のもとに民間」が16.9%、

「自治体の監督のもとに民間」が 11.5%、

「医療機関以外の民間事業者」が 10.1%、

「医療機関」が32.0%であった。

また PHR の費用負担について複数選択 で聞いたところ、国または自治体(つまり 税)が89%、「医療機関」が16.0%、「本人

負担」が20.7%であった。

5)PHRを前提として情報の利活用につい て

図16  健康に不安のない時の家族等への 共有について

健康に不安がない前提で家族等に自らの 医療健康情報をしておいて欲しいか訪ねた ところ、図16に示すように、71.9%がは いと答えた。

次に健康状態に比較的深刻な不安がある在 宅療養の場合の情報の共有について複数回 答で訪ねた。同居あるいは近隣にすむ家族 の場合、81.6%が、遠方の家族の場合は、

54.9%が知って欲しいと回答した。その一 方で、親しい近所の住民の場合は、15.2%、

食事を宅配してくれる民間事業者の場合は 21.3%、民生委員また住居地の自治体職員

の場合は 27.2%が知って欲しいと答え、家

族以外はかなり低い。

自分の医療 健康情報は 全て蓄積して

ほしい 47.9%

蓄積する情 報の選択 は、その都度 自身(乳幼児 の場合は保 護者)でやり

たい 21.3%

蓄積する情 報の選択 は、受診した

医療機関に まかせたい 14.3%

蓄積する情 報の選択 は、病気や 医療機関の 種類によって

自分か医療 機関かを決 めたい

16.5%

[Q20]仮にPHRが整備されるとしたら、自身の情報 を蓄積される場合どのような方法を望みますか。

最も近いものを1つお選びください。(n=2266)

成人の場合 は本人の同 意(乳幼児の 場合は保護 者の同意)

62.7%

成人の場合 は本人の同 意、乳幼児 の場合は蓄 積せず本人 が一定の年 齢に達してか

ら(就学時、

成人時など)

同意…

個別の同意 は必要ない

(最初から自 動的に蓄積

しておく)

21.2%

[Q21]仮にPHRが整備された場合、情報の蓄積を 行う際に、本人に対してどのように同意を得るのが 相応しいと思われますか。(n=2266)

はい 71.9%

いいえ 28.1%

[Q24]ご自身の健康情報・医療情報の利用について お聞きします。あなたに健康の不安がない場合に、

同居または日頃頻繁に顔を会わすご家族にも、自 分の健康情報・医療情報を知っておいて欲しいと思 いますか? (n=2266)

(8)

図17公益利用について

匿名化して医学、公衆衛生等の公益目的 での利用について聞いたところ、図17に 示すように、「無条件に使用しても良い」は

8.9%、「PHRに格納されるときに説明があ

り、拒否しない場合は使用しても良い」は

64.3%、「事前の説明がなくても、利用前に

知る機会があり、拒否しなければ使っても

良い」が 10.6%、「使ってはいけない」が

16.2%であった。

図18公益+私益の場合の利用について

新薬開発のように公益性もあるが、特定 の企業の利益にもなる場合の利用について

聞いたところ、図18に示すように、「無条 件に使用しても良い」は7.0%、「PHRに格 納されるときに説明があり、拒否しない場 合は使用しても良い」は63.8%、「事前の説 明がなくても、利用前に知る機会があり、

拒否しなければ使っても良い」が 10.7%、

「使ってはいけない」が18.5%であった。

図19  企業利益が主体の利用について

生命保険のリスク評価や治療食ケータリ ングのマーケッティング調査のような営利 目的の利用について聞いたところ、「無条件 に使用しても良い」は3.9%、「PHRに格納 されるときに説明があり、拒否しない場合 は使用しても良い」は48.1%、「事前の説明 がなくても、利用前に知る機会があり、拒 否しなければ使っても良い」が11.1%、「使 ってはいけない」が36.8%であった。

表 1 健 康 状 態 とPHRの必要感

無条件 に使っ ても良 8.9%

事前に説明 があれば、

使ってはいけ ないと言わな い限り使って

も良い 64.3%

健診や診療 を受けるとき には説明が なくても、使う

前にホーム ページ等で 説明があれ ば、使っては いけないと言 わない限り…

使ってはいけ ない 16.2%

[Q26]あなたの健康情報・医療情報を誰の情報かわ からないようにして利用することについてお聞きしま す。病気の原因の追及、感染症の予防など公共の 利益のためであることが明確であれば使っても良い と思いますか。最も近いものをお選びください。

(n=2266)

無条件に 使っても良い

7.0%

事前に説明 があれば、

使ってはいけ ないと言わな い限り使って も良い

63.8%

健診や診療 を受けるとき には説明が なくても、使う

前にホーム ページ等で 説明があれ ば、使っては いけないと言 わない限り 使っても良…

使ってはいけ ない 18.5%

[Q27]新薬の開発など、公共の利益にもつながる が、ある会社の利益にもなるような場合は使っても 良いと思いますか。最も近いものをお選びください。

(n=2266)

無条件に 使っても良い

3.9%

事前に説 明があれ ば、使って はいけな いと言わ ない限り 使っても 良い 48.1%

健診や診療 を受けるとき には説明が なくても、使う

前にホーム ページ等で 説明があれ ば、使っては いけないと言 わない限り 使っても良い

11.1%

使ってはいけ ない 36.8%

[Q28]生命保険の改訂や、治療食ケータリングの マーケティングなど、商用利用を目的とする場合は 使っても良いと思いますか。最も近いものをお選びく ださい。(n=2266)

    PHR 必要  PHR 必要なし  計 

健康上問題あり  1402  268  1670 

健康上問題なし  465  131  596 

計  1867  399  2266 

(9)

  健康状態と PHR を必要と感じるか感じ ないかをクロス集計したところ、カイ二乗 検定、T=10.65 となり、有意な相関を認め た。

6)お薬手帳について

  お薬手帳を持っているかどうか尋ねたと

ころ、61.9%が持っている、16.5%が、以前

は持っていたが、現在は持っていないと答 え、21.6%が持っていないと回答した。

図20お薬手帳の利用について

お薬手帳を持っている人に利用の状況を 尋ねたところ、図20に示すように、7.2%

が「ほぼ常に携帯している」、48.8%が「医 療機関や薬局に行くときは持参」、24.7%が

「持ち歩かないが、自宅や職場で利用して

いる」、11%が「今は利用していない」、7.9%

が「一度も利用していない」と回答した。

図21  クラウド型の電子お薬手帳につい て

クラウドサービスの電子お薬手帳の利点 を説明した上で利用について聞いたところ、

図21に示すように、87.0%が「無料なら 利用したい」、」4.7%が「有料でも利用した い」と回答し、「利用したくない」は 8.3%

であった。

7)電子母子手帳について

電子母子手帳について、必要性について 尋ねたところ、図22に示すように必要が

64.2%、必要でないが 35.8%という回答だ

った。必要でないと回答した理由につい聞 いたところ、「セキュリティ面での不安」が

77.9%、「費用負担の面で不安」が74.7%、

「紙の方が使い勝手がいい」は89.5%であ った。

殆ど携帯して いる 7.2%

医療 機関 や薬 局に 行くと

き持 参す る…

持ち歩かな いが自宅や 職場で利用 している

24.7%

今は利用し ていない

11.4%

貰ったけど1 度も利用して いない

7.9%

[Q30]前問で「持っている」と答えた方にお聞きしま す。どのように利用していますか? (n=1404)

有料でも 利用した 4.7%

無料なら利 用したい

87.0%

利用し たくない

8.3%

[Q35]お薬手帳には、薬剤の情報だけでなく、受診 した医療機関や調剤薬局なども記載されています。

これらの情報は救急や緊急の場合に(事故や急 病、大震災など)役に立つ場合があります。これら の情報をデータセンターに保管しておいて、いつで もどこからでも見ることが出来るクラウドサービスを 利用して見られるとすれば、利用したいですか?

(n=2266)

(10)

図22

母子手帳の情報の内、どの情報を電子化し て長期保存したいかとの問いには

示すように

症など罹病記録」が

分の妊娠時や出産時の記録」は

「 長 期 保 存 し た い 情 報 は 特 に 無 い 」 が 15.2%

図23

長期保存したい動機について尋ねたところ、

「子供の

しれないから」が 録として残したい」が

の 治 療 に 役 立 つ か も し れ な い か ら 」 が 78.5%

は57.2%

電子母子手帳の運用の費用負担について 聞いたところ、「国が負担」は

治体が負担」は

妊娠時や出産時の自分の記録

(妊婦健診や分娩時の状態)

子供の成長記録(検診の記録、

身長や成長の経過)

子供の予防接種の記録や感染 症など罹病記録(医療機関で 長期間保存したい情報は特にな

[Q43]

はどのような情報でしょうか。以下から当てはまるも のを全てお選びください。

図22  電子母子手帳の必要性

母子手帳の情報の内、どの情報を電子化し て長期保存したいかとの問いには

示すように、「子供の予防接種の記録や感染 症など罹病記録」が

分の妊娠時や出産時の記録」は

「 長 期 保 存 し た い 情 報 は 特 に 無 い 」 が 15.2%だった。

図23  長期保存を希望する情報

長期保存したい動機について尋ねたところ、

子供のもしもの しれないから」が 録として残したい」が

の 治 療 に 役 立 つ か も し れ な い か ら 」 が

78.5%、「医学研究や新薬の開発に役立てる」

57.2%だった。

電子母子手帳の運用の費用負担について 聞いたところ、「国が負担」は

治体が負担」は

妊娠時や出産時の自分の記録

(妊婦健診や分娩時の状態)

子供の成長記録(検診の記録、

身長や成長の経過)

子供の予防接種の記録や感染 症など罹病記録(医療機関で 長期間保存したい情報は特にな

[Q43]電子化して長期間保存が必要と思われるの はどのような情報でしょうか。以下から当てはまるも のを全てお選びください。

電子母子手帳の必要性

母子手帳の情報の内、どの情報を電子化し て長期保存したいかとの問いには

、「子供の予防接種の記録や感染 症など罹病記録」が72.7%で最も多く、「自 分の妊娠時や出産時の記録」は

「 長 期 保 存 し た い 情 報 は 特 に 無 い 」 が

長期保存を希望する情報

長期保存したい動機について尋ねたところ、

もしもの時に治療などに役立つも しれないから」が95.8%、「子供と自分の記 録として残したい」が80.4%

の 治 療 に 役 立 つ か も し れ な い か ら 」 が

、「医学研究や新薬の開発に役立てる」

だった。

電子母子手帳の運用の費用負担について 聞いたところ、「国が負担」は

治体が負担」は 32.4%、「本人が負担」は

15.2  0% 20% 40%

妊娠時や出産時の自分の記録

(妊婦健診や分娩時の状態)

子供の成長記録(検診の記録、

子供の予防接種の記録や感染 症など罹病記録(医療機関で…

長期間保存したい情報は特にな

電子化して長期間保存が必要と思われるの はどのような情報でしょうか。以下から当てはまるも のを全てお選びください。(n=2266)

電子母子手帳の必要性

母子手帳の情報の内、どの情報を電子化し て長期保存したいかとの問いには図23に

、「子供の予防接種の記録や感染 で最も多く、「自 分の妊娠時や出産時の記録」は 51.3%

「 長 期 保 存 し た い 情 報 は 特 に 無 い 」 が

長期保存を希望する情報

長期保存したい動機について尋ねたところ、

時に治療などに役立つも

、「子供と自分の記

80.4%、「自分の将来

の 治 療 に 役 立 つ か も し れ な い か ら 」 が

、「医学研究や新薬の開発に役立てる」

電子母子手帳の運用の費用負担について 聞いたところ、「国が負担」は 55.5%、「自

、「本人が負担」は

51.9  46.5 

72.7  60% 80% 100%

電子化して長期間保存が必要と思われるの はどのような情報でしょうか。以下から当てはまるも

母子手帳の情報の内、どの情報を電子化し 図23に

、「子供の予防接種の記録や感染 で最も多く、「自 51.3%で、

「 長 期 保 存 し た い 情 報 は 特 に 無 い 」 が

長期保存したい動機について尋ねたところ、

時に治療などに役立つも

、「子供と自分の記

、「自分の将来 の 治 療 に 役 立 つ か も し れ な い か ら 」 が

、「医学研究や新薬の開発に役立てる」

電子母子手帳の運用の費用負担について

、「自

、「本人が負担」は

25.5%

用負担 が費用負担 28.2%

人負担」は

図24

C−3

  中島の分担研究報告書を参照されたい。

C−4

  田中の分担研究報告書を参照されたい。

D.考察 診療情報 に、

は容易に想像される。

の安全性への懸念であり、

は、オンラインショッピングなどの電子的 な個人情報のやりとりに不安を持つ人が大 部分であることからも裏付けられる。

ためもあるが、医療情報を医療機関等から 受け取る場合、紙媒体を希望

で、半数を超えている。

ラインショッピングでも不安はありながら も75

の人が診療情報を電子的に受け取ることを

国が費用負担(税金で国民に平 自治体が費用負担(住民税など で住民に負担の場合あり)

保険者が費用負担(健康保険料 で被保険者に負担の場合あり)

医療機関が費用負担(産院や助 その他の民間事業者が費用負 サービスを利用する本人が費用

[Q46]

ターで管理する場合、運用管理には費用がかかり ます。どこが支払うべきでしょうか。当てはまるもの を全てお選びください。

25.5%、だった。一方で、

用負担について が費用負担」は

28.2%、「医療機関が負担」は

負担」は20.7%

図24  母子手帳の費用負担

C−3  医療従事者の意識調査

中島の分担研究報告書を参照されたい。

C−4  モバイルデバイスのセキュリティ 田中の分担研究報告書を参照されたい。

D.考察 

診療情報を患者等に電子的に提供する際 に、いくつかの

は容易に想像される。

安全性への懸念であり、

、オンラインショッピングなどの電子的 な個人情報のやりとりに不安を持つ人が大 部分であることからも裏付けられる。

ためもあるが、医療情報を医療機関等から 受け取る場合、紙媒体を希望

、半数を超えている。

ラインショッピングでも不安はありながら 75%の人が利用しているように、

の人が診療情報を電子的に受け取ることを

国が費用負担(税金で国民に平 等に負担の場合あり)

自治体が費用負担(住民税など で住民に負担の場合あり)

保険者が費用負担(健康保険料 で被保険者に負担の場合あり)

医療機関が費用負担(産院や助 産院)

その他の民間事業者が費用負

サービスを利用する本人が費用 負担

[Q46]例えば、電子母子手帳の情報をデータセン ターで管理する場合、運用管理には費用がかかり ます。どこが支払うべきでしょうか。当てはまるもの を全てお選びください。

、だった。一方で、

については図24に示すように

は60.8%、「自治体が負担」が

、「医療機関が負担」は 20.7%だった。

母子手帳の費用負担

医療従事者の意識調査

中島の分担研究報告書を参照されたい。

モバイルデバイスのセキュリティ 田中の分担研究報告書を参照されたい。

を患者等に電子的に提供する際 いくつかの解決すべき課題があること は容易に想像される。一つは

安全性への懸念であり、

、オンラインショッピングなどの電子的 な個人情報のやりとりに不安を持つ人が大 部分であることからも裏付けられる。

ためもあるが、医療情報を医療機関等から 受け取る場合、紙媒体を希望

、半数を超えている。その

ラインショッピングでも不安はありながら 人が利用しているように、

の人が診療情報を電子的に受け取ることを

14.1  11.6  5.4 

25.6  0% 20% 40%

国が費用負担(税金で国民に平 等に負担の場合あり)

自治体が費用負担(住民税など で住民に負担の場合あり)

保険者が費用負担(健康保険料 で被保険者に負担の場合あり)

医療機関が費用負担(産院や助 その他の民間事業者が費用負 サービスを利用する本人が費用

例えば、電子母子手帳の情報をデータセン ターで管理する場合、運用管理には費用がかかり ます。どこが支払うべきでしょうか。当てはまるもの を全てお選びください。(n=2266)

、だった。一方で、PHRの運用の費 図24に示すように

「自治体が負担」が

、「医療機関が負担」は 16.0%、「本 だった。

母子手帳の費用負担

医療従事者の意識調査

中島の分担研究報告書を参照されたい。

モバイルデバイスのセキュリティ 田中の分担研究報告書を参照されたい。

を患者等に電子的に提供する際 解決すべき課題があること

一つは、受け取り 安全性への懸念であり、昨年度の研究

、オンラインショッピングなどの電子的 な個人情報のやりとりに不安を持つ人が大 部分であることからも裏付けられる。

ためもあるが、医療情報を医療機関等から 受け取る場合、紙媒体を希望する人が

その一方で、オン ラインショッピングでも不安はありながら

人が利用しているように、約 の人が診療情報を電子的に受け取ることを

55.5  32.4 

25.6 

40% 60% 80% 100%

例えば、電子母子手帳の情報をデータセン ターで管理する場合、運用管理には費用がかかり ます。どこが支払うべきでしょうか。当てはまるもの

の運用の費 図24に示すように、「国

「自治体が負担」が

、「本

中島の分担研究報告書を参照されたい。

モバイルデバイスのセキュリティ 田中の分担研究報告書を参照されたい。

を患者等に電子的に提供する際 解決すべき課題があること 受け取り側 研究で

、オンラインショッピングなどの電子的 な個人情報のやりとりに不安を持つ人が大 部分であることからも裏付けられる。その ためもあるが、医療情報を医療機関等から 人が57%

一方で、オン ラインショッピングでも不安はありながら 約4割 の人が診療情報を電子的に受け取ることを

100%

(11)

希望していることがわかったための本年度 はより深く質問をおこなった。その結果、

7割の人が自らの医療情報を長期に保存す べきと考えており、8割以上の人が PHR サービスを希望している。医療情報は提供 すること自体は現在の医療機関にとっては それほど難しいことではないが、患者等の 手にわたってからの安全管理は大きな問題 と言える。WEBアンケートというITリテ ラシーに関しては大きな偏りを持つ対象で あるにも関わらず、セキュリティ面では強 い不安が明確になり、PHRのような管理サ ービスは必須と考えられる。また健康に問 題のある人ほど、切実にPHRの必要性を感 じていることも明確になった。また自身の 情報の利活用に関しては「匿名化」してい ても、公益利用は事前説明を求めており、

商用利用では3割強の人が条件にかかわら ず利用してはいけないと答えていることは 注目に値する。PHRの運用主体は国または 自治体の公的機関が多く、民間事業者に対 しては、国や自治体の監督があっても否定 的で、民間サービスがあまり延びていない ことと呼応していると考えられる。これは より具体的なイメージの総記を目的として

「お薬手帳」と「母子手帳」に対する質問 でもほぼ同様の傾向を示した。

海外の動向も含めて、わが国でも真に安 全に患者等に情報提供するためには PHR の整備が必須であり、すくなくともその基 本部分は公的に整備する必要があると考え られた。幸いこの研究実施機関に個人番号 法が成立し、個人番号カードによるマイ・

ポータルへのアクセスも現実的になってき ている。つまり公的基盤としてのPHRの基 本的な仕組みは整備が著しく容易になった

と考えることができる。個人番号法では医 療情報自体へのリンクは想定されていない が、見直しが予定されており、早期にPHR の整備につながる、医療・介護分野で利用 可能で、マイ・ポータルとリンク可能なID を整備し、構築に進むべきと考えられる。

E.結論 

医療・健康情報を医療機関等から本人へ電 子的に安全に提供することのニーズは明確 になったが、一方でセキュリティの面で、

漠然とした不安が存在し、何らかの情報管 理機構(PHR)なしに、安全に、あるいは 安心を得た状態で医療情報を提供すること が困難であることがわかった。PHRの整備 は当初は公的に行うことが望ましく、個人 番号法制度のもと、推進可能であることが 示唆された。またスマートフォンやタブレ ット PCは通常の PC に比べてリスクの増 大が確認され、一定の対策が可能であるこ とがわかった。

F.健康危険情報    特になし。 

 

G.発表 

電子化診療情報の取り扱いに対する一般 市民の意識調査に関する報告, 吉田真弓、

篠田秀範、田中勝弥、山本隆一、第33回医 療情報学連合大会(神戸), 2013

 

H.知的財産権の登録・出願状況    現在のところなし。

(12)

   

資料1  WEB アンケート質問項目   

       

■調査対象者   

 

  性別:  − 

  年齢:  20 歳以上    職業:  − 

  地域:  全国    子供の有無:− 

  未既婚:− 

   

   

(13)

 

Q1   あなたは現在結婚されていますか? 

 【 必須入力 】    1.  既婚  

2.  未婚(離別・死別含む)  

    

Q2   昨年1年間で、健康診断以外に医療機関にかかった大体の回数を教えてください。 

 【 必須入力 】    1.    月1回以上通院   2.    2,3ヶ月に数回通院   3.    1年に2,3回程度通院   4.    入院し治療や手術を受けた   5.    全くなし  

  

Q3   昨年1年間で医療機関で処方箋の交付を受け、 

調剤薬局で調剤をしてもらった大体の回数を教えてください。 

 【 必須入力 】    1.    月1回以上   2.    2,3ヶ月に数回   3.    1年に2,3回程度   4.    全くなし  

  

 Q4   これまでに人間ドックや普通の分娩ではなく病気で10日以上入院したことがあり ますか? 

 【 必須入力 】    1.    はい    2.    いいえ   

▼  以下の説明をお読みください。  ▼ 

現在、医療機関等が保有する診療録のデータや、薬局等が保有する服薬データなどは、 

 規定の年数が経過すると廃棄されており、以前受診した際の疾病名や投薬名、検査データ はもちろん医療機関名や日付も、本人が記録しておく以外はほとんど残っていないのが現 状です。しかし、現代では生活習慣病のような非常に経過の長い病気が大きな問題になっ ていますし、お薬の中には何十年もたって起こる副作用や、昔打ったワクチンによる薬害 被害など知られています。 

(14)

 東日本大震災では、津波によって多くの医療機関や薬局で診療録や処方情報が流されたた め、 診療する際に患者の持参する「おくすり手帳」や国が保有する「レセプト情報」が役 だった例もあります。 

この医療機関で発生するレセプト※は殆どが電子化されており、この大量な電子データを 国民の健康促進のために有益に活用するための検討が進められています。 

また、近年、「どこでもマイ病院」やPHR(パーソナルヘルスレコード)と呼ばれる、 

 医療健康情報を蓄積し管理しておく医療健康情報銀行のような仕組みも実験的に始まっ ています。 (※レセプトとは、医療機関では保険診療の場合患者の自費負担(1割〜3割)

を引いた医療費を、支払基金を通して保険者(国保連合会、協会けんぽ等)に請求するが、

その際に作成される診療報酬請求書のことです。レセプトには医療機関の情報や診療日、

疾病名、処置など記載されています。)    

  

Q5   一定期間を過ぎると、医療機関や調剤薬局にある自分の診療情報が廃棄されているこ とについてお聞きします。 

医療機関も調剤薬局も必要な期間(患者の生存期間等)は自機関で保存するべきだと思い ますか。 

 【 必須入力 】    1. はい   

2. いいえ   

Q6   引き続きお聞きします。 

国やお住まいの自治体が、必要な期間(患者の生存期間等)は保存するべきだと思います か。 

 【 必須入力 】   

1.  国が責任をもって保存するべき   2.  自治体が責任をもって保存するべき  

3.  国または自治体が責任をもって保存するべき   4.  国や自治体は保存する必要がない  

 

Q7   引き続きお聞きします。 

廃棄の前に個人に渡して、各自で廃棄したり、保存できるようにするべきだと思いますか。 

 【 必須入力 】    1. はい   

2. いいえ 

図  1 OS 図  2 Android 4.3 患者に受容可能な技術調査OSおよび Bluetooth APIAndroid 4.3での実装例患者に受容可能な技術調査Bluetooth APIでの実装例  患者に受容可能な技術調査  Bluetooth API

参照

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