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人権問題に関する市民意識調査報告書 調査の概要・人権全般・女性

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(1)

人権問題に関する

市民意識調査報告書

2015 (

平成

27 )

年1月

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(6)

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(4)

11

調査の概要

(1) 調査の目的

人権問題に対する市民の意識について現状を把握し、今後の人権行政を推進していく上での基礎

資料を得ることを目的とする。

① 人権に関する市民意識の現状や問題点等の把握を行い、今後講じるべき人権教育・人権啓発

活動を効果的に推進していくための具体的方策を検討するための基礎資料とする。

② 「意識調査」の実施を通じて、人権に関するさらなる市民世論の喚起を図り、人権問題に対

する関心を高めるとともに、市民意識の向上を図る。

(2) 調査設計

① 調査地域 岡山市全域

② 調査対象 20歳以上の男女(住民基本台帳記載者)

③ 標本数 3,000人

④ 抽出方法 単純無作為抽出法

⑤ 調査方法 郵送法

⑥ 調査期間 平成26年3月1日~3月22日

(3) 調査項目(概要)

① 人権全般に関する意識

② 女性に関する(性別に起因する)問題

③ 子どもに関する問題

④ 高齢者に関する問題

⑤ 障害のある人に関する問題

⑥ 同和問題

⑦ 日本に居住している外国人に関する問題

⑧ HIV感染者・エイズ患者等に関する問題

⑨ ハンセン病患者・回復者とその家族に関する問題

⑩ インターネットによる人権侵害

⑪ 犯罪被害者とその家族に関する問題

⑫ ホームレスに関する問題

⑬ 性的指向及び性同一性障害のある人に関する問題

⑭ 東日本大震災やそれに伴う福島第一原子力発電所の事故の被災者に関する問題

⑮ 人権尊重社会への取り組み

(4) 回収結果

3,000通の調査票を配布したが、「宛先不明」で返送されてきたものが13通あり、有効配布数は

2,987通であった。一方、回収数は1,429通であったが、この中に白紙回答が1通あったため、有

効回収数は1,428通となり、最終的な有効回収率は47.8%となった。

調査票の配布率及び回収率

配布 有効配布数 回収数 無効数 有効回収数 有効回収率

3,000通 2,987通 1,429通 1通 1,428通 47.8%

(5)

22 (5) 標本誤差

本調査は、標本調査であるため、標本による測定値(ある設問の回収率)から母集団の意向を推 定することができる。

通常、世論調査などは、信頼度95%(同一の調査を100回行えば、95回まではこの結果になるで あろうという推定)のレベルを求めるのが一般的であり、これに基づく標本測定値の標本誤差の近 似式は、次の公式で求められる。

N - n P(1-P) ×

ε=1.96

N - 1 n

ε:標本誤差 n:標本数(本調査では1,428人) N:母集団数(本調査では569,010 人) P:回答率(標本測定値)

上記の公式を用いて、本調査における信頼度95%の標本誤 差を求めると右の表のとおりとなる。

例えば「AとBのどちらが好き」という質問で、「A」と答

えた人が 30%であったと仮定して右記の表を見ると、「標本

における比率」が30%の測定値の標本誤差は2.4%であるこ とがわかる。この30%±2.4%の範囲、すなわち信頼区間は、 抽出された標本の平均値とともに調査をするたびに変化する ものであり、同じ手順で調査を繰り返すと、95%の確率で真

の母集団の平均を含む区間が求められていることを示してい る。

(6) 報告書の見方

① 各選択肢において示される比率(%)は、当該選択肢を選んだ回答者数に対する比率である。

② 小数点以下第2位を四捨五入しているため、単数回答(1つを選んで回答する)を求めた設問

であっても、比率の合計が100%にならない場合がある。

③ 複数回答(2つ以上回答できる)を求めた設問では、比率の合計は100%を超える。

④ 各設問の「その他」欄に記入された回答、及び、自由記述欄に寄せられた意見については、性

別等を考慮し多様な意見を選択し、句読点も含めてほぼ原文のままで掲載している。

測定値 信頼区間の1/2の幅

50% ±2.6%

45・55 ±2.6%

40・60 ±2.5%

35・65 ±2.5%

30・70 ±2.4%

25・75 ±2.2%

20・80 ±2.1%

15・85 ±1.8%

10・90 ±1.6%

(6)

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(7)

4

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12.2

1.1

94.2

2.1

3.6

知っている

知らない

無回答

今回調査 前回(H20) 調査

調査結果の詳細

(1)人権全般に関する意識

日本国憲法では、第11条で「この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久

の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。」と規定されているように、「基本的人権」は、

すべての国民に保障され、だれも侵すことができない永久の権利である。この設問においては、こ

の「基本的人権」が憲法で保障されていることを知っているかを聞いたところ、「知っている」と答

えた人の割合が 86.7%、「知らない」と答えた人の割合が 12.2%となった。今回の結果は、前回調

査(平成 20 年)と比較すると、「知って

いる」と回答した人の割合が7.5%減少し

たのに対し、「知らない」と回答した人の

割合が10.1%も増加している。これは、

前回の質問が、「基本的人権を知っている

か」と聞いたのに対し、今回の質問は、「基

本的人権が保障されていることを知って

いるか」と聞いており、 表現が変わって

いること、また、前回は基本的人権につ

いて、「法の下の平等」「教育を受ける権

利」「職業選択の自由」「両性の合意によ

る婚姻」を例示したのに対し、今回は例

示をせず、基本的人権の概念がわかりに

くかったこと が一因であると推測される。

なお、性別による大きな差異は認めら

れなかった。

年 齢 別 に み る と 、40 歳 代 で

「知っている」と回答した人の

割合が高くなっていた。

また、居住区別による大きな

差異は認められなかった。

【問1】

あなたは、基本的人権は侵すことのできない永久の権利として、憲法で保障

されていることを知っていますか。

知っている 知らない 無回答

1428

86.7 12.2 1.1

男 性 521 88.3 11.1 0.6 女 性 859 86.0 12.6 1.4 無回答 48 81.3 16.7 2.1 2 0 ~2 9 歳 138 88.4 11.6 -3 0 ~-3 9 歳 174 83.9 16.1 -4 0 ~-4 9 歳 231 92.6 6.9 0.4 5 0 ~5 9 歳 241 86.7 12.0 1.2 6 0 ~6 9 歳 297 85.2 12.1 2.7 7 0 歳以上 310 84.8 14.2 1.0 無回答 37 83.8 13.5 2.7 北 区 574 87.3 11.3 1.4 中 区 293 90.1 8.9 1.0 東 区 206 85.9 13.1 1.0 南 区 319 83.1 16.0 0.9 無回答 36 86.1 13.9 -年齢

居住区 性別

選 択 肢 ( %) 回答者数

( 人) 分  類

全  体

86.7

12.2

1.1

94.2

2.1

3.6

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(8)

5 5 19.0 45.2 21.6 13.4 0.8 19.9 38.0 22.1 19.0 0.9

少なくなってきた

あま り変わらない

多くなってきた

わからない

無回答

今回調査 前回( H20) 調査

この5~6年の間に、日本で人権が侵害されるような事例について、日頃の報道などから得られる

情報に対する各市民の感覚として、どのように感じているかを聞いたところ、「少なくなってきた」

と答えた人の割合が19.0%、「あまり変わらない」と答えた人の割合が45.2%、「多くなってきた」

と答えた人の割合が21.6%、「わからない」と答えた人の割合が13.4%となった。

この調査結果を前回調査と比較してみると、「少なくなってきた」と「多くなってきた」と答えた

人の割合にほとんど変化がないのに対して、「あまり変わらない」と答えた人の割合が7.2%増加し、

「わからない」と答えた

人の割合が 5.6%減少し

ている。人権侵害につい

て、全体として、5 年前

と あ ま り 変 わ ら な い 状

況 で あ る と 感 じ て い る

ことがわかる。

性別にみると、女性よ

り男性の方が「少なくな

ってきた」と認識してい

る 人 の 割合 が 高 か っ た 。

年 齢 別 に み る と 、70

歳以上で「少なくなって

きた」と認識している割

合が高くなっていた。

また、居住区別による

大きな差異は認められ

なかった。

【問2】

新聞やテレビなどで「人権問題」とか「人権が 侵害された」というニュースが

報道されることがありますが、あなたは、 過去5~6年の間に、日本で人権が

侵害されるようなことは、次第に少なくなってきたと 思われますか 、あまり変

わらないと思われますか、それとも次第に多くなってきたと思われますか。

(○

は1つ)

少なくなっ てきた

あまり変わ らない

多くなって きた

わからない 無回答

1428

19.0 45.2 21.6 13.4 0.8

男 性 521 22.1 46.6 20.7 10.4 0.2 女 性 859 17.2 44.9 21.5 15.3 1.0 無回答 48 18.8 33.3 31.3 14.6 2.1 2 0 ~2 9 歳 138 18.1 47.1 15.2 19.6 -3 0 ~-3 9 歳 174 13.2 50.0 19.5 16.7 0.6 4 0 ~4 9 歳 231 15.2 51.5 21.6 11.3 0.4 5 0 ~5 9 歳 241 12.4 46.9 26.6 13.7 0.4 6 0 ~6 9 歳 297 21.5 40.1 23.9 13.1 1.3 7 0 歳以上 310 28.1 41.9 18.1 10.6 1.3 無回答 37 21.6 32.4 32.4 13.5

-北 区 574 20.0 47.7 19.0 12.4 0.9 中 区 293 18.4 47.8 21.2 11.9 0.7 東 区 206 20.4 43.2 19.9 15.5 1.0 南 区 319 16.6 41.1 26.3 15.4 0.6 無回答 36 22.2 30.6 33.3 13.9 -居住区

年齢

回答者数 ( 人)

選 択 肢 ( %)

全  体

性別 分  類

19.0 45.2 21.6 13.4 0.8 19.9 38.0 22.1 19.0 0.9

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(9)

6

6

20.7

68.1

10.6

0.6

25.4

68.5

6.0

0.2

感じたことがある

感じたことがない

わからない

無回答

今回調査 前回( H20) 調査

感じたこと がある

感じたこと がない

わからない 無回答

1428

20.7 68.1 10.6 0.6

男 性 521 19.4 70.6 9.8 0.2 女 性 859 20.7 67.3 11.2 0.8 無回答 48 33.3 56.3 8.3 2.1 2 0 ~2 9 歳 138 16.7 68.8 14.5 -3 0 ~-3 9 歳 174 21.3 66.7 12.1 -4 0 ~-4 9 歳 231 22.5 62.8 14.3 0.4 5 0 ~5 9 歳 241 27.0 62.2 10.8 -6 0 ~-6 9 歳 297 20.9 70.0 8.8 0.3 7 0 歳以上 310 14.2 76.1 7.7 1.9 無回答 37 32.4 62.2 2.7 2.7 北 区 574 18.8 70.6 10.3 0.3 中 区 293 20.5 68.3 10.9 0.3 東 区 206 25.7 61.2 11.2 1.9 南 区 319 19.4 69.0 11.3 0.3 無回答 36 33.3 61.1 2.8 2.8 居住区

回答者数 ( 人)

選 択 肢 ( %) 分  類

全  体

性別

年齢

この 5~6 年の間に、自分の人権が侵害されたと思ったことがあるか聞いたところ、「感じたこと

がある」と答えた人の割合が 20.7%、「感じたことがない」と答えた人の割合が 68.1%となってい

る。前回調査と比較してみると、あまり大きな差異は認められなかった。

性別にみると、性別による大きな差異は認められなかった。

年齢別にみると、30歳代から60歳代までの年代で「感じたことがある」と認識している割合が高

かった。

また、居住区別にみると、東区でやや「感じたことがある」と答えた人の割合が高く、「感じたこ

とがない」と答えた人の割合が低かった。

【問3】

過去5~6年の間に、あなた自身が人権 侵害を受けたと感じたことがあります

か。

(○は1つ)

20.7

68.1

10.6

0.6

25.4

68.5

6.0

0.2 ឤ䛨䛯䛣䛸䛜䛒䜛

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(10)

7

7

もっとも多いのが、「あらぬうわさ・悪口・かげ口を言われた」の 43.7%で、以下、「名誉・信用

を傷つけられたり、侮辱を受けたりした」の34.6%、「いじめ・仲間はずれ・いやがらせをされた」

の 28.8%、「パワーハラスメントを受けた」の 25.4%などの順となった。また、前回調査とは選択

肢の設定やニュアンスの違いがややあるので単純な比較はできないものの、「パワーハラスメントを

受けた」「名誉・信用を傷つけられたり、侮辱を受けたりした」については割合がほぼ倍増した。

性別にみると、女性では「いじめ・仲間はずれ・いやがらせをされた」と認識している人の割合

が高く、男性では「暴力・脅迫を受けたり、無理な要求をされたりした」「パワーハラスメントを受

けた」と認識している人の割合が高くなっていた。

また、年齢別にみると、20歳代では「あらぬうわさ・悪口・かげ口を言われた」「セクシャルハラ

スメントを受けた」と認識している人の割合が高く、30歳代や50歳代では「パワーハラスメントを

受けた」と認識している人の割合が高くなっていた。

また、居住区別による大きな差異は認められなかった。

〈主なその他の回答〉

・ 悪 徳 商 法 業 者 に か か

っ て し ま っ た 。( 男

性・60歳代・南区)

・ マ ス コ ミ か ら 不 当 な

扱 い を 受 け た 。( 男

性・40歳代・南区)

・「しきたり」というこ

とで、意に反すること

を 要 求 さ れ る 。( 女

性・50歳代・北区)

【問3-1】

どのようなことで人権が侵害

しんがい

されたと感じられましたか。

(

○はいくつでも

)

問3で「感じたことがある」と答えた方への質問

選  択  肢 回答数 %

あらぬうわさ・ 悪口・ かげ口を言われた 129 44.3

いじめ・ 仲間はずれ・ いやがらせをされた 85 29.2

名誉・ 信用を傷つけられたり、 侮辱を受けたりした 102 35.1

差別的、 不当な待遇を受けた 69 23.7

プライバシーを侵害された 46 15.8

犯罪、 不法行為について根拠のないうわさをたてられた 12 4.1

暴力・ 脅迫を受けたり、 無理な要求をされたりした 30 10.3

悪臭・ 騒音などの公害を被った 22 7.6

DVを受けた 16 5.5

ストーカー行為に遭った 8 2.7

セクシャルハラスメントを受けた 14 4.8

パワーハラスメントを受けた 75 25.8

使用者による労働強制など不当な待遇を受けた 38 13.1

社会福祉施設や医療機関などでの不当な扱いを受けた 20 6.9

警察官など公務員による不当な扱いを受けた 21 7.2

インターネッ ト上での悪質な書き込みや、 いやがらせを受けた 12 4.1

その他 14 4.8

なんとなく 10 3.4

無回答 1 0.3

(11)

8

43.7

28.8

34.6

23.4

15.6

4.1

10.2

7.5

5.4

2.7

4.7

25.4

12.9

6.8

7.1

4.1

4.7

3.4

1.7 䛒䜙䛼䛖䜟䛥䞉ᝏཱྀ䞉䛛䛢ཱྀ䜢ゝ䜟䜜䛯

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(12)

9

9 家

族 か ら

親 族 か ら

友 人 ・ 知 人 ・ 交 際 相 手 か ら

面 識 の な い 人 か ら

学 校 で

職 場 で

近 隣 や 地 域 社 会 で

公 共 機 関 や 社 会 福 祉 施 設 な ど で

マ ス メ デ ィ ア ( テ レ ビ な ど ) と イ ン タ ー ネ ッ ト な ど の メ デ ィ ア か ら

そ の 他

無 回 答

1428

9.9 11.6 16.1 13.4 5.5 51.4 27.4 8.6 2.4 5.1 1.0

男 性 521 6.1 6.1 16.2 19.2 5.1 56.6 23.2 8.1 5.1 5.1 -女 性 859 12.4 15.3 15.8 10.2 6.2 49.2 28.2 8.5 1.1 5.6 1.7 無回答 48 6.3 6.3 18.8 12.5 - 43.8 43.8 12.5 - - -2 0 ~-2 9 歳 138 4.3 8.7 21.7 17.4 26.1 65.2 4.3 - - 8.7 -3 0 ~-3 9 歳 174 10.8 5.4 13.5 10.8 8.1 59.5 16.2 16.2 - 5.4 2.7 4 0 ~4 9 歳 231 7.7 11.5 11.5 17.3 7.7 65.4 32.7 9.6 5.8 7.7 -5 0 ~-5 9 歳 241 12.3 12.3 12.3 10.8 - 70.8 21.5 9.2 1.5 3.1 -6 0 ~-6 9 歳 297 13.1 14.8 21.3 16.4 3.3 36.1 29.5 6.6 1.6 3.3 1.6 7 0 歳以上 310 7.1 14.3 19.0 7.1 2.4 14.3 42.9 4.8 4.8 7.1 2.4 無回答 37 8.3 8.3 16.7 16.7 - 41.7 50.0 16.7 - -

-北 区 574 9.4 8.5 14.2 15.1 4.7 50.9 32.1 8.5 1.9 7.5 0.9 中 区 293 11.7 20.0 13.3 8.3 5.0 53.3 25.0 6.7 5.0 1.7 -東 区 206 11.3 15.1 24.5 20.8 11.3 43.4 24.5 5.7 - 7.5 1.9 南 区 319 8.2 6.6 14.8 8.2 3.3 59.0 19.7 11.5 3.3 3.3 1.6 無回答 36 8.3 8.3 16.7 16.7 - 41.7 50.0 16.7 - -

-回 答 者 数 ( 人 )

選 択 肢 ( %)

年 齢

居 住 区

(複数回答) 全  体

性 別

分  類

人権侵害を受けた場所あるいは相手としてあげられるのは、「職場で」が50.8%と極めて多く、続

いて「近隣や地域社会で」が27.1%、「友人・知人・交際相手から」が15.9%などの順になった。

性別にみると、「家族から」「親族から」「近隣や地域社会で」受けた人の割合は女性の方が高く、

「面識のない人から」「職場で」受けた人の割合は男性の方が高かった。

年齢別にみると、20歳代では「職場で」「学校で」受けた人の割合が高く、40歳代では「職場で」

「近隣や地域社会で」、50 歳代では「職場で」受けた人の割合が高くなっていた。一方、70 歳以上

では、「近隣や地域社会で」受けた人の割合が高くなっていた。

また、居住区別にみると、中区で「親族から」、東区で「友人・知人・交際相手から」「面識のな

い人から」と回答した人の割合が少し高かった。

〈主なその他の回答〉

・子供が所属していたク

ラ ブ チ ー ム ( 女 性 ・50

歳代・東区)

・派遣先の現場作業員な

ど(男性・20歳代・北

区)

・PTA の中で(女性・40

歳代・南区)

【 問 3 - 2 】 ど こ で 、 あ る い は 、 だ れ か ら 人 権 が 侵 害 さ れ た と 感 じ ら れ ま し た か 。

(○はいくつでも)

(13)

10

10

人権侵害を受けたときの具体的対応について聞いたところ、「何もしなかった、我慢した」(46.4%)、 「家族に相談した」(30.2%)をあげた人が多く、以下、「友人・知人・交際相手に相談した」「自分 で処理(解決)した」がそれぞれ21.4%、「職場の人に相談した」が14.6%などとなった。

性別にみると、女性は「家族に相談した」「友人・

知人・交際相手に相談した」人の割合が男性に比べ

て高かった。

年齢別にみると、20 歳代では「友人・知人・交

際相手に相談した」「自分で処理(解決)した」人

の割合が他の年代より高く、30 歳代では「何もし

なかった、我慢した」人の割合が高かった。

また、居住区別にみると、中区で「友人・知人・

交際相手に相談した」人の割合が少し高く、「何も

しなかった、我慢した」人の割合が低かった。

〈主なその他の回答〉

・仕事をやめた。(女性・50歳代・北区)

・ハローワークの職員、県社協の職員、精神科医師に相談した。

(男性・40歳代・南区)

・町内会で回覧を回した。少し改善した。(女性・50歳代・南

区)

【問3-3】その時、どうされましたか。

(○はいくつでも)

問3で「感じたことがある」と答えた方への質問

選  択  肢 回答数 %

家族に相談した 89 30.7 親族に相談した 17 5.9 友人・ 知人・ 交際相手に相談した 63 21.7 学校に相談した 5 1.7 職場の人に相談した 43 14.8 弁護士に相談した 9 3.1 警察に相談した 12 4.1 公共機関に相談した 8 2.8 人権擁護委員に相談した 1 0.3 民間団体に相談した 5 1.7 自分で処理( 解決) した 63 21.7 何もしなかった、 我慢した 137 47.2 忘れた、 わからない 6 2.1

その他 11 3.8

無回答 3 1.0

( 複数回答) 9.9

11.6

16.1

13.4

5.5

51.4

27.4

8.6

2.4

5.1

1.0

家族から

親族から

友人・ 知人・ 交際相手から

面識のない人から

学校で

職場で

近隣や地域社会で

公共機関や社会福祉施設などで

マスメデ ィア( テレビなど)とインター ネットなどのメディアから

その他

無回答

【問3-2】どこで、あるいは、だれから、人権が侵害されたと感じられまし たか

複数回答 9.8

11.5

15.9

13.2

5.4

50.8

27.1

8.5

2.4

5.1

2.0

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(14)

11

30.2 5.8

21.4 1.7

14.6 3.1

4.1 2.7 0.3

1.7

21.4

46.4 2.0

3.7 2.7 ᐙ᪘䛻┦ㄯ䛧䛯

ぶ᪘䛻┦ㄯ䛧䛯 ཭ே䞉▱ே䞉஺㝿┦ᡭ䛻┦ㄯ䛧䛯 Ꮫᰯ䛻┦ㄯ䛧䛯 ⫋ሙ䛾ே䛻┦ㄯ䛧䛯 ᘚㆤኈ䛻┦ㄯ䛧䛯 ㆙ᐹ䛻┦ㄯ䛧䛯 බඹᶵ㛵䛻┦ㄯ䛧䛯 ேᶒ᧦ㆤጤဨ䛻┦ㄯ䛧䛯 Ẹ㛫ᅋయ䛻┦ㄯ䛧䛯 ⮬ศ䛷ฎ⌮䠄ゎỴ䠅䛧䛯 ఱ䜒䛧䛺䛛䛳䛯䚸ᡃ៏䛧䛯 ᛀ䜜䛯䚸䜟䛛䜙䛺䛔 䛭䛾௚ ↓ᅇ⟅

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(15)

12

12

岡 山 市 に お い て 、 特 に 取 り 組 む べ き 人 権 課 題 に つ い て 聞 い た と こ ろ 、「 障 害 の あ る 人 の 人 権 」

(50.0%)、「高齢者の人権」(44.2%)、「子どもの人権」(41.6%)と答えた人が多く、以下、「女性の

人権」(33.6%)、「インターネットに関わる人権問題」(28.9%)、「犯罪被害者とその家族の人権」

(27.5%)、「東日本大震災に伴って発生した人権問題」(24.3%)の順となった。

性別にみると、男女による大きな差異は認められなかったが、「女性の人権」「子どもの人権」に

ついては、女性が答えた割合がやや高かった。

年齢別にみると、「高齢者の人権」「北朝鮮当局による人権問題(拉致被害者等)」については、50

歳代以上の年代で取り組むべきという割合が高いのに対し、「性的指向(異性愛、同性愛、両性愛)

に関わる人権問題」や「性同一性障害(生物学的な性と性の自己意識が一致しない状態)に関わる

人 権 問 題 」 に つい て

は、20歳代、30歳代

で 取 り 組 む べ きと い

う割合が高かった。

ま た 、 居 住 区別 に

よ る 大 き な 差 異は 認

められなかった。

【問4】岡山市において、特に取り組むべきと思われる人権課題は何ですか。

(○はいくつでも)

選  択  肢 回答数 %

女性の人権 480 33.6

子どもの人権 594 41.6

高齢者の人権 631 44.2

障害のある人の人権 714 50.0

同和問題 187 13.1

日本に居住している外国人の人権 140 9.8

HIV感染者・ エ イズ 患者等の人権 135 9.5

ハンセン病患者・ 回復者とその家族の人権 238 16.7

アイヌの人々の人権 59 4.1

刑を終えて出所した人の人権 136 9.5

犯罪被害者とその家族の人権 393 27.5

インターネッ トに関わる人権問題 413 28.9

北朝鮮当局による人権問題( 拉致被害者等) 248 17.4

ホームレスの人権 113 7.9

性的指向( 異性愛、 同性愛、 両性愛) に関わる人権問題 113 7.9

性同一性障害(生物学的な性と性の自己意識が一致しない状態)に関 わる人権問題

156

10.9

人身取引( 性的搾取や強制労働などを目的とした人身取引) の問題 121 8.5

東日本大震災に伴って発生した人権問題 347 24.3

わからない 141 9.9

その他 40 2.8

(16)

13

13 〈主なその他の回答〉

・こどもや職場のいじめ(女性・30歳代・北区)

・労働問題・・・小・極小企業での不当な勤務状況、待遇、賃金(女性・40歳代・南区)

・男性の人権(女性・40歳代・北区)

・高齢化に伴い介護する側の問題(女性・50歳代・北区)

・ひきこもり者の人権(女性・40歳代・中区)

33.6 41.6 44.2 50.0 13.1 9.8 9.5 16.7 4.1 9.5 27.5 28.9 17.4 7.9 7.9 10.9 8.5 24.3 9.9 2.8 3.4

女性の人権

子どもの人権

高齢者の人権

障害のある 人の人権

同和問題

日本に居住している 外国人の人権

HIV感染者・ エイズ患者等の人権

ハン セン 病患者・回復者とその家族の人権

アイヌの人々の人権

刑を終えて出所した人の人権

犯罪被害者とその家族の人権

イン ター ネットに関わる 人権問題

北朝鮮当局によ る 人権問題( 拉致被害者等)

ホー ムレスの人権

性的指向( 異性愛、同性愛、両性愛) に関わる人権問題

性同一性障害(生物学的な性と性の自己意識が一致しない状態)に関わる人権問題

人身取引( 性的搾取や強制労働などを目的とした人身取引) の問題

東日本大震災に伴って発生した人権問題

わからない

その他

無回答

【問4】岡山市において、特に取り組むべきと思われる 人権課題は何ですか

複数回答

33.6 41.6 44.2 50.0 13.1 9.8 9.5 16.7 4.1 9.5 27.5 28.9 17.4 7.9 7.9 10.9 8.5 24.3 9.9 2.8 3.4

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(17)
(18)

15

(19)

16

16

(2)女性に関する(性別に起因する)問題

女性をめぐって現在どんな人権問題が発生しているか認知状況を聞いたところ、性別・年齢別・

居住区に関係なく「就職・職場で不利な扱いを受けること」の割合が最も高かった。

性別にみると、女性は次いで「男女の固定的な役割分担意識(「男は仕事、女は家庭」など)を他

の人に押しつけること」(34.6%)を多く回答しているのに対し、男性は26.5%で4番目に多い回答

となった。そのほか「売春・買春(いわゆる「援助交際」を含む)が行われていること」が女性で

22.7%に対し、男性は13.6%であった。男性の回答で女性の回答より割合が高かったのは、「職場に

おけるセクシャル・ハラスメント」(29.2%/女性は25.1%)であり、ここにもやや意識の差がみら

れた。

年齢別にみると、20歳代、30歳代では「男女の固定的な役割分担意識を他の人におしつけること」

「就職・職場で不利な扱いを受けること」が他の年代に比べ、割合が高かった。他に年代の差が見

られたのは「メディアによる女性の性を強調する情報があふれだしていること」で、40歳代以上で

高い割合になっていた。

居住区別による大きな差異は認められなかった。

31.4

40.8

30.7

26.4

12.3

18.0

19.0

6.2

12.8

1.8

4.1

男女の固定的な役割分担意識(「男は仕事、女は家庭」など)を他の人に押しつけ る こと

就職・ 職場で不利な扱いを受けること 家庭内において夫から妻に対する 暴力(殴る、大声でどなるなど) が行われる こと 職場における セクシュアル・ハラスメント(性的いやがらせ)が行われること 家庭や地域などで女性の意見が尊重されないこと メデ ィアによ る 女性の性を強調する 情報があふれ出している こと 売春・ 買春( いわゆる「援助交際」を含む) が行われていること 「 婦人」 ・ 「 家内」・ 「未亡人」のように女性だけに用いられる言葉が使用されているこ

わからない その他 無回答

【問5】あなたは、女性の人権に関し、現在、特にどのような問題が起きていると思われます か

複数回答

【問5】あなたは、女性の人権に関し、現在、特にどのよ うな問題が起きていると思

われますか。(○は3つまで)

31.4

40.8

30.7

26.4

12.3

18.0

19.0

6.2

12.8

1.8

4.1

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䛭䛾௚ ↓ᅇ⟅

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(20)

17

17 〈主なその他の回答〉

・ストーカー (女性・20歳代・南区)

・男女問わず、産休・育休からの復帰など (男性・30歳代・北区)

・痴漢などの冤罪を作り出したり、女性としての権利を最大限利用して職場の役割を果たさないような女性も多く守られ

るべきか問題多し。(男性・40歳代・中区)

・結婚をしても仕事を続けて子育てもし家庭のこともやり、そういう女性は周りからも尊敬の目で見られることが多いが、

専業主婦はひとくくりに楽をしている、のんきにしているというふうに言われる。実際に何度も悔しい思いをした。(女

性・40歳代・東区)

・男性の人権に関する質問は用意しないのですか? (女性・60歳代・中区)

男 女 の 固 定 的 な 役 割 分 担 意 識 ( 「 男 は 仕 事 、 女 は 家 庭 」 な ど ) を 他 の 人 に 押 し つ け る こ と

就 職 ・ 職 場 で 不 利 な 扱 い を 受 け る こ

と 家 庭 内 に お い て 夫 か ら 妻 に 対 す る 暴 力 ( 殴 る 、 大 声 で ど な る な ど ) が 行 わ れ る こ と

職 場 に お け る セ ク シ ュ ア ル ・ ハ ラ ス メ ン ト ( 性 的 い や が ら せ ) が 行 わ れ る こ と

家 庭 や 地 域 な ど で 女 性 の 意 見 が 尊 重 さ れ な い こ と

メ デ ィ ア に よ る 女 性 の 性 を 強 調 す る 情 報 が あ ふ れ 出 し て い る こ と

売 春 ・ 買 春 ( い わ ゆ る 「 援 助 交 際 」 を 含 む ) が 行 わ れ て い る こ と

「 婦 人 」 ・ 「 家 内 」 ・ 「 未 亡 人 」 の よ う に 女 性 だ け に 用 い ら れ る 言 葉 が 使 用 さ れ て い る こ と

わ か ら な い

そ の 他

無 回 答

1428

31.4 40.8 30.7 26.4 12.3 18.0 19.0 6.2 12.8 1.8 4.1

男 性 521 26.5 42.0 30.7 29.2 9.8 15.7 13.6 6.1 15.9 2.3 3.5 女 性 859 34.6 40.2 31.1 25.1 13.7 19.4 22.7 6.2 10.8 1.5 4.0 無回答 48 27.1 37.5 25.0 18.8 14.6 16.7 12.5 8.3 14.6 - 14.6 2 0 ~2 9 歳 138 38.4 45.7 34.1 34.8 8.7 8.0 12.3 4.3 9.4 0.7 0.7 3 0 ~3 9 歳 174 37.4 48.3 32.8 30.5 15.5 8.6 17.8 5.7 8.0 3.4 1.1 4 0 ~4 9 歳 231 32.5 40.7 31.2 33.3 7.4 15.6 18.6 6.1 14.3 2.2 2.2 5 0 ~5 9 歳 241 30.7 40.2 34.9 29.0 13.3 20.3 19.5 4.1 10.0 0.8 3.7 6 0 ~6 9 歳 297 30.6 39.7 31.6 24.6 16.5 25.9 23.2 8.4 11.8 1.7 2.0 7 0 歳以上 310 26.1 35.5 24.5 16.1 11.3 20.3 19.0 7.4 18.4 1.9 10.0 無回答 37 24.3 43.2 24.3 16.2 10.8 16.2 16.2 2.7 18.9 - 13.5 北 区 574 31.4 40.9 29.6 28.2 12.5 19.3 20.7 6.8 11.7 1.7 4.9 中 区 293 33.4 38.9 34.5 24.9 13.7 14.7 17.7 4.8 12.3 2.4 3.8 東 区 206 30.1 35.4 27.7 28.2 12.6 18.9 16.5 5.3 16.0 1.0 3.9 南 区 319 31.3 45.1 32.0 24.5 10.7 18.2 19.1 7.5 12.5 1.9 2.2 無回答 36 22.2 44.4 25.0 16.7 11.1 16.7 16.7 2.8 19.4 - 13.9

(複数回答) 回

答 者 数 ( 人 )

選 択 肢 ( %)

年 齢

居 住 区

分  類

全  体

(21)

18 ᭀຊ䛾ሙྜ䜒

䛭䛖䛷䛺䛔ሙྜ 䜒䛒䜛䛸ᛮ䛖

9.9

↓ᅇ⟅

3.4

䜾䝷䝣୰䛾ᩘᏐ䛿䠂 ᭀຊ䛻䛒䛯䜛䛸䛿

ᛮ䜟䛺䛔 0.1

䛹䜣䛺ሙྜ䛷䜒 ᭀຊ䛻䛒䛯䜛䛸

ᛮ䛖 86.6

ᭀຊ䛻䛒䛯䜛 䛸䛿ᛮ䜟䛺䛔

2.5

↓ᅇ⟅

4.8

䜾䝷䝣୰䛾ᩘᏐ䛿䠂 䛹䜣䛺ሙྜ䛷䜒

ᭀຊ䛻䛒䛯䜛䛸 ᛮ䛖 63.4

ᭀຊ䛾ሙྜ䜒 䜒䛒䜛䛸ᛮ䛖 䛭䛖䛷䛺䛔ሙྜ

(22)

19

ᭀຊ䛻䛒䛯䜛 䛸䛿ᛮ䜟䛺䛔

3.8

↓ᅇ⟅ 4.6

䜾䝷䝣୰䛾ᩘᏐ䛿䠂

䛹䜣䛺ሙྜ䛷䜒 ᭀຊ䛻䛒䛯䜛䛸 ᛮ䛖 63.5 ᭀຊ䛾ሙྜ䜒

䜒䛒䜛䛸ᛮ䛖 䛭䛖䛷䛺䛔ሙྜ

28.1

ᭀຊ䛻䛒䛯䜛 䛸䛿ᛮ䜟䛺䛔

12.9

↓ᅇ⟅ 5.7

䜾䝷䝣୰䛾ᩘᏐ䛿䠂

䛹䜣䛺ሙྜ䛷䜒 ᭀຊ䛻䛒䛯䜛䛸 ᛮ䛖 43.0

ᭀຊ䛾ሙྜ䜒

䜒䛒䜛䛸ᛮ䛖 䛭䛖䛷䛺䛔ሙྜ

(23)

20

ᭀຊ䛻䛒䛯䜛 䛸䛿ᛮ䜟䛺䛔

13.1

↓ᅇ⟅ 5.4

䜾䝷䝣୰䛾ᩘᏐ䛿䠂

䛹䜣䛺ሙྜ䛷䜒 ᭀຊ䛻䛒䛯䜛䛸 ᛮ䛖 44.5

ᭀຊ䛾ሙྜ䜒

䜒䛒䜛䛸ᛮ䛖 䛭䛖䛷䛺䛔ሙྜ

37.0

ᭀຊ䛻䛒䛯䜛 䛸䛿ᛮ䜟䛺䛔

8.9

↓ᅇ⟅ 5.5

䜾䝷䝣୰䛾ᩘᏐ䛿䠂

䛹䜣䛺ሙྜ䛷䜒 ᭀຊ䛻䛒䛯䜛䛸 ᛮ䛖 64.2 ᭀຊ䛾ሙྜ䜒

䜒䛒䜛䛸ᛮ䛖 䛭䛖䛷䛺䛔ሙྜ

(24)

21 21

夫婦間で考えられる行為をいくつかあげて、 DV(ドメスティック・バイオレンス)にあたる

かどうか聞いたところ、暴力の種類別では、【問 6】の1の身体的暴力を“どんな場合でも暴力

にあたると思う”の割合が86.6%と最も高く、 次に【問6】の7の性的暴力(75.2%)、【問6】 の6の経済的暴力(64.2%)と続いた。

一方、精神的暴力にあたる【問6】の4の「何 を言っても無視し続ける」と【問6】の5の「交

友関係や電話・メールを細かく監視する」につ

いては、“暴力にあたるとは思わない”とする

割合が、他の項目よりも高かった。

性別にみると、身体的暴力については性差は

ほとんど見られないが、その他の暴力について

は女性のほうがいずれも“どんな場合でも暴力

にあたると思う”とする割合が高かった。

年齢別にみると、精神的暴力にあたる「何を 言っても無視し続ける」(【問6】の4)を“ど

んな場合でも暴力にあたると思う”とする割合

が、他の年齢に比べ50歳代で高かった。性的

暴力については“どんな場合でも暴力にあたる

と思う”とする割合が20歳代でいちばん高く、 年代順に低くなっていた。70歳以上はどの質

問にも総じて“どんな場合でも暴力にあたる と思う”と答える割合が他の年代に比べて低 かった。

7 いやがっているのに性的な行為を強要

し た り 、 見 た く な い の に ポ ル ノ ビ デ

オ・雑誌などを見せる

も 暴

と 思

そ う

も あ

と は

1428

75.2 16.2 3.2 5.3

男 性 521 70.2 21.7 3.6 4.4 女 性 859 78.8 13.2 3.1 4.9 無回答 48 64.6 12.5 - 22.9 2 0 ~2 9 歳 138 84.1 15.2 0.7 -3 0 ~-3 9 歳 174 81.0 14.9 4.0 -4 0 ~-4 9 歳 231 81.0 15.6 3.0 0.4 5 0 ~5 9 歳 241 80.5 17.4 1.7 0.4 6 0 ~6 9 歳 297 74.1 19.2 2.4 4.4 7 0 歳以上 310 61.6 14.8 6.5 17.1 無回答 37 67.6 10.8 - 21.6 北 区 574 77.2 14.3 4.4 4.2 中 区 293 74.1 20.1 2.4 3.4 東 区 206 72.8 15.5 2.9 8.7 南 区 319 74.9 17.2 2.5 5.3 無回答 36 69.4 11.1 - 19.4 分  類

( 人

選 択 肢 ( %)

区 年

齢 全  体

ᭀຊ䛻䛒䛯䜛 䛸䛿ᛮ䜟䛺䛔

3.2

↓ᅇ⟅ 5.3

䜾䝷䝣୰䛾ᩘᏐ䛿䠂

䛹䜣䛺ሙྜ䛷䜒 ᭀຊ䛻䛒䛯䜛䛸 ᛮ䛖 75.2 ᭀຊ䛾ሙྜ䜒

䜒䛒䜛䛸ᛮ䛖 䛭䛖䛷䛺䛔ሙྜ

(25)

22

22

前回(H20)調査 今回

前 回

( % )

今 回

( % )

前 回

( % )

今 回

( % )

前 回

( % )

今 回

( % )

刃 物 な ど を 突 き つ け て 、

お ど す  Q11- ①

92.9 4.2 0.6

足 で け る  Q11- ② 81.9 14.4 1.3

平 手 で 打 つ  Q11- ③ 75.1 20.9 1.4

な ぐ る ふ り を し て お ど す

Q11- ④

61.1 30.1 5.5

大 声 で ど な る  Q11- ⑩ 50.7 39.4 7.3

何 を 言 っ て も 長 期 間 無 視

し 続 け る  Q11- ⑦

何 を 言 っ て も 無 視 し 続 け

る  問6 の4

51.2 43.0 33.9 38.4 12.0 12.9

交 友 関 係 や 電 話 を 細 か く

監 視 す る  Q11- ⑧

交 友 関 係 や 電 話 ・ メ ー ル

を 細 か く 監 視 す る  問6 の

45.4 44.5 38.7 37.0 12.2 13.1

「 だ れ の お か げ で 生 活 で

き る ん だ 」 と か 「 か い

し ょ う な し 」 と い う

Q11- ⑨

「 だ れ の お か げ で 生 活 で

き る ん だ 」 と か 「 か い

し ょ う な し 」 な ど と 暴 言

を は く  問6 の3

57.9 63.5 31.1 28.1 8.3 3.8

い や が っ て い る の に 性 的

な 行 為 を 強 要 す る  

Q11-⑤

71.6 21.5 3.6

見 た く な い の に 、 ポ ル ノ

ビ デ オ や ポ ル ノ 雑 誌 を 見

せ る   Q11- ⑥

58.5 27.5 10.7

経 済

的 暴

生 活 費 を 全 く 渡 さ な い

Q11- ⑪

生 活 費 を ま っ た く 渡 さ な

い  問6 の6

67.0 64.2 20.5 21.4 9.8 8.9

夫 婦 間 で 行 わ れ る 可 能 性 の あ る 行 為 の 内 容

選 択 肢

ど ん な 場 合 で も 暴 力

に あ た る と 思 う

暴 力 の 場 合 も そ う で

な い 場 合 も あ る と 思

暴 力 に あ た る と は 思

わ な い

な ぐ っ た り 、 け っ た り す

る  問6 の1

86.6

な ぐ る ふ り を し て お ど し

た り 、 大 声 で ど な る  問

6 の2

63.4 29.3 2.5

9.9 0.1

い や が っ て い る の に 性 的

な 行 為 を 強 要 し た り 、 見

た く な い の に ポ ル ノ ビ デ

オ ・ 雑 誌 な ど を 見 せ る

問6 の7

75.2 16.2 3.2

<別表>

選択肢の設定やニュアンスの違いがあるので、前回調査との単純な比較はできないが、特に顕著

な変化が現れた行為について見てみると(別表参照)、精神的暴力のうち、前回の「何を言っても長

期間無視し続ける」が“どんな場合でも暴力にあたると思う”は51.2%であったのが、今回の「何

を言っても無視し続ける」は43.0%と割合が低くなっていた。

そのほか「〝だれのおかげで生活できるんだ〟とか〝かいしょうなし〟という」が“どんな場合

でも暴力にあたると思う”と考える人は57.9%だったのが、今回の〝だれのおかげで生活できるん

(26)

23

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