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ちば道の駅観光推進事業

調査報告書

平成26年3月

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目 次

I. 事業概要 ... 1 1. 事業の目的 ... 1 2. 事業期間 ... 1 3. 事業内容 ... 1 (1) 調査手法 ... 1 (2) 県内道の駅の情報発信 ... 4 (3) 県内道の駅のイベント支援 ... 5 (4) 道の駅 PR 活動支援 ... 5 II. 千葉県内の道の駅の現状と課題 ... 6 1. 千葉県内の道の駅の概要 ... 6 (1) 県内道の駅の沿革 ... 6 (2) 県内道の駅の立地状況 ... 7 (3) 道の駅の運営主体 ... 8 (4) 道の駅の業況(ヒアリング調査より) ... 9 2. 道の駅の利用者の評価(対面アンケート調査より) ... 10 (1) 道の駅の利用目的 ... 10 (2) 道の駅での行動内容 ... 11 (3) 道の駅の満足度 ... 12 (4) 今後充実してほしいもの ... 13 3. 県内道の駅未利用者の評価(WEBアンケート調査より) ... 14 (1) 千葉県内の道の駅へ行ったことがない理由 ... 14 (2) 千葉県内への観光旅行の状況 ... 15 (3) 旅行の際に道の駅へ立ち寄らなかった理由 ... 16 4. 道の駅と自治体の意向(専門家との意見交換会より) ... 17 (1) 道の駅鴨川オーシャンパーク ... 17 (2) 道の駅オライはすぬま ... 18 (3) 道の駅しょうなん ... 19 5. 道の駅に対する国の動き ... 20 (1) 道の駅の第2ステージ ... 20 (2) 全国の道の駅の地域の個性、魅力を活かした取り組み事例 ... 20 (3) 国による道の駅への支援策 ... 23 6. 県内道の駅の課題整理 ... 24 (1) 道の駅利用者の満足度を高めるための取り組み ... 24 (2) 道の駅をプラットフォームと位置付けた地域振興への取り組み ... 25

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III. 提言(道の駅の今後の方向性) ... 26 1. 道の駅の課題と今後の方向性の整理 ... 26 (1) 課題と方向性の整理図 ... 26 2. 今後の方向性について ... 27 (1) 道の駅の利用者の満足度を高めるための取り組み ... 27 (2) 道の駅をプラットフォームと位置付けた地域振興への取り組み ... 30 【調査資料】 ... 35 ≪アンケート調査≫ ... 35 ≪道の駅へのコンサルティング・提言(意見交換会の実施)≫ ... 69 ≪県内道の駅の情報発信≫ ... 70 ≪道の駅のイベント支援≫ ... 74 ≪道の駅PR活動支援≫ ... 76

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I.事業概要

1.事業の目的

東 京 湾 ア ク ア ラ イ ン の 料 金 引 き 下 げ 継 続 決 定 や 圏 央 道 の 木 更 津 ~ 東 金 間 の 開 通 に よ り 、 今 後 自 動 車 を 利 用 し た 観 光 客 の 増 加 が 見 込 ま れ て い る 。 千 葉 県 内 に は 現 在 2 3 の 道 の 駅 が あ り 、 今 後 も 県 内 自 治 体 で は 新 た な 道 の 駅 を 整 備 す る 動 き が 出 て い る な か 、「 道 の 駅 」を 千 葉 県 の 重 要 な 観 光 拠 点 、 地 域 活 性 化 の 拠 点 と し て 位 置 づ け 、地 域 の 振 興 に つ な げ る こ と が 必 要 で あ る 。 そ の た め 、 道 の 駅 が 抱 え る 課 題 を 整 理 し 、 今 後 進 む べ き 方 向 性 を 明 ら か に す る こ と を 事 業 の 目 的 と す る 。

2.事業期間

平 成 2 5 年 1 1 月 2 6 日 ~ 平 成 2 6 年 3 月 2 5 日

3.事業内容

(1) 調査手法 ① アンケート調査 a. 対面アンケート調査 調 査 目 的 道 の 駅 利 用 者 の 満 足 度 や ニ ー ズ に 関 す る 意 見 を 収 集 し 、 県 内 の 道 の 駅 の 課 題 及 び 今 後 の 方 向 性 に つ い て 明 ら か に す る と と も に 、 道 の 駅 活 性 化 に よ る 観 光 及 び 地 域 振 興 策 の 企 画 ・ 実 施 に 関 す る 基 礎 資 料 と す る こ と を 目 的 と す る 。 調 査 対 象 県 内 23 か 所 の 道 の 駅 利 用 者 6,900 名 、 県 外 2 か 所 の 道 の 駅 利 用 者 446 名 の 計 7,346 名 調 査 方 法 道 の 駅 の 駐 車 場 、 施 設 内 等 に て 利 用 者 に 対 し て 対 面 で 調 査 を 実 施 調 査 時 期 平 成 26 年 1 月 16 日 ~ 2 月 26 日 調 査 項 目 属 性 、 訪 問 目 的 ・ 動 機 、 交 通 手 段 、 訪 問 頻 度 、 満 足 度 と 要 因 、 要 望 、 情 報 機 能 、 防 災 拠 点 の 取 り 組 み な ど 謝 礼 品 道 の 駅 オ リ ジ ナ ル ク リ ア フ ァ イ ル ( チ ー バ く ん と 道 の 駅 マ ッ プ 、 カ レ ン ダ ー な ど を イ ラ ス ト し た ク リ ア フ ァ イ ル )

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2 b. WEB アンケート調査 調 査 目 的 県 内 の 道 の 駅 未 利 用 者 の 動 向 や ニ ー ズ ( 利 用 し な い 理 由 、 評 価 、 要 望 な ど ) に 関 す る 意 見 を 収 集 し 、 県 内 の 道 の 駅 の 課 題 及 び 今 後 の 方 向 性 に つ い て 明 ら か に す る と と も に 、 道 の 駅 活 性 化 に よ る 観 光 及 び 地 域 振 興 策 の 企 画 ・ 実 施 に 関 す る 基 礎 資 料 と す る こ と を 目 的 と す る 調 査 対 象 道 の 駅 の 存 在 は 知 っ て い る が 、 県 内 の 道 の 駅 に 行 っ た こ と が な い 県 内 住 民 1,000 名 、 県 外 住 民 1, 000 名 ( 東 京 都 、 神 奈 川 県 、 埼 玉 県 、 茨 城 県 の 各 250 名 ) の 計 2,000 名 調 査 方 法 W E B ア ン ケ ー ト に よ る 実 施 ( 実 施 業 者 : ㈱ ク ロ ス ・ マ ー ケ テ ィ ン グ ) 調 査 時 期 平 成 26 年 3 月 3 日 ~ 3 月 4 日 調 査 項 目 属 性 、 県 外 道 の 駅 の 利 用 状 況 、 利 用 し な い 理 由 、 県 内 へ の 観 光 状 況 、 道 の 駅 の 認 知 度 、 要 望 、 情 報 機 能 、 防 災 拠 点 の 取 り 組 み な ど ② ヒアリング調査 a. 県内道の駅 調 査 目 的 道 の 駅 は 立 地 場 所 や 周 辺 地 域 の 環 境 等 に よ り さ ま ざ ま な 特 色 が あ り 、 抱 え る 課 題 も 異 な る た め 、 す べ て の 道 の 駅 に 対 し て ヒ ア リ ン グ を 行 い 、 現 状 の 課 題 や 今 後 の 方 向 性 を 把 握 す る こ と を 目 的 と す る 。 調 査 対 象 県 内 2 3 の 道 の 駅 の 店 長 、 駅 長 な ど 管 理 責 任 者 調 査 方 法 直 接 面 談 方 式 で ヒ ア リ ン グ を 実 施 調 査 時 期 平 成 25 年 12 月 12 日 ~ 平 成 26 年 2 月 1 2 日 調 査 項 目 施 設 概 要 、 業 況 、 現 状 の 課 題 、 集 客 ・ 防 災 ・ 六 次 産 業 化 の 取 組 状 況 、 自 治 体 へ の 要 望 な ど b. 県外道の駅 調 査 目 的 県 外 の 道 の 駅 に は 、 千 葉 県 に は な い 取 り 組 み に よ り 集 客 力 向 上 や 観 光 振 興 及 び 地 域 活 性 化 を 図 っ て い る 事 例 が あ る の で 、 ヒ ア リ ン グ を 通 じ て 得 た 参 考 に な る 点 を 千 葉 県 の 道 の 駅 へ 還 元 す る こ と を 目 的 と す る 。

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3 調 査 対 象 ① 道 の 駅 八 王 子 滝 山 、 ② 道 の 駅 も て ぎ の 支 配 人 調 査 方 法 直 接 面 談 方 式 で ヒ ア リ ン グ を 実 施 調 査 時 期 平 成 26 年 2 月 10 日 ( ① )、 2 月 17 日 ( ② ) 調 査 項 目 施 設 概 要 、 業 況 、 現 状 の 課 題 、 集 客 ・ 防 災 ・ 六 次 産 業 化 の 取 組 状 況 、 自 治 体 と の 関 係 、 連 携 状 況 な ど c. 県内自治体 調 査 目 的 道 の 駅 の 課 題 を 解 決 す る に は 、 管 轄 す る 自 治 体 の 意 向 の 把 握 が 欠 か せ な い た め 、 県 内 の 自 治 体 を 選 定 し て 、 道 の 駅 と の 関 係 性 、 支 援 状 況 な ど を ヒ ア リ ン グ し 、 道 の 駅 へ の 取 組 強 化 に つ な げ る こ と を 目 的 と す る 。 調 査 対 象 ① 鴨 川 市 ( ※ )、 ② 山 武 市 ( ※ )、 ③ 多 古 町 ( ※ )、 ④ 南 房 総 市 ( ※ )、 ⑤ 柏 市 、 ⑥ 八 千 代 市 ( ※ ) の 道 の 駅 担 当 課 職 員 ※ は 県 観 光 企 画 課 が 単 独 で ヒ ア リ ン グ を 実 施 調 査 方 法 直 接 面 談 方 式 で ヒ ア リ ン グ を 実 施 調 査 時 期 平 成 26 年 1 月 20 日 ~ 平 成 26 年 1 月 29 日 調 査 項 目 道 の 駅 と の 関 係 性 、 支 援 状 況 、 現 状 の 課 題 、 防 災 ・ 六 次 産 業 化 の 取 組 状 況 、 観 光 振 興 及 び 地 域 活 性 化 の 核 と し て の 存 在 に つ い て d. 県内事業者 調 査 目 的 県 内 の 観 光 産 業 振 興 を 図 る た め に は 、 道 の 駅 を 含 め た 観 光 施 設 同 士 の 連 携 に よ る 地 域 の 魅 力 向 上 が 必 要 で あ り 、 県 内 観 光 施 設 へ の ヒ ア リ ン グ を 通 じ て 道 の 駅 と の 連 携 可 能 性 を 模 索 す る こ と を 目 的 と す る 。 調 査 対 象 ① 三 菱 地 所 ・ サ イ モ ン ( 酒 々 井 プ レ ミ ア ム ア ウ ト レ ッ ト 運 営 会 社 )、 ② ホ テ ル 三 日 月 龍 宮 城 の 責 任 者 調 査 方 法 電 話 及 び 直 接 面 談 方 式 で ヒ ア リ ン グ を 実 施 調 査 時 期 平 成 26 年 1 月 10 日 ( ① )、 1 月 20 日 ( ② ) 調 査 項 目 施 設 概 要 、 道 の 駅 と 連 携 の 可 能 性 、 今 後 の 方 向 性 な ど

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4 ③ 道の駅へのコンサルティング・提言(意見交換会の実施) 調 査 目 的 道 の 駅 へ の コ ン サ ル テ ィ ン グ ・ 提 言 業 務 は 、 専 門 家 の 意 見 等 を 踏 ま え る な か 、 道 の 駅 の 管 理 責 任 者 だ け で な く 管 轄 す る 自 治 体 も 含 め た 意 見 交 換 会 形 式 と し 、 道 の 駅 の 現 状 、 課 題 、 今 後 の 方 向 性 に 対 す る 意 識 の 共 有 化 を 図 る と と も に 、 今 後 の 道 の 駅 を 核 と し た 観 光 振 興 及 び 地 域 活 性 化 に つ な げ る こ と を 目 的 と す る 。 調 査 対 象 ① 道 の 駅 鴨 川 オ ー シ ャ ン パ ー ク 、 ② 道 の 駅 オ ラ イ は す ぬ ま 、 ③ 道 の 駅 し ょ う な ん 意 見 交 換 会 参 加 者 ・ 専 門 家 ( 加 藤 文 男 氏 、 松 本 順 子 氏 ) ・ 道 の 駅 の 管 理 者 ( 店 長 、 駅 長 な ど ) ・ 自 治 体 担 当 課 ( 観 光 課 、 農 政 課 な ど ) ・ 千 葉 県 観 光 企 画 課 担 当 者 ・ ㈱ ち ば ぎ ん 総 合 研 究 所 担 当 者 調 査 方 法 道 の 駅 施 設 内 を 視 察 後 、 会 議 室 に て 意 見 交 換 会 を 実 施 調 査 時 期 平 成 26 年 3 月 12 日 ( ① ・ ② )、 3 月 20 日 ( ③ ) 調 査 項 目 道 の 駅 の 課 題 、 観 光 誘 客 、 防 災 拠 点 、 六 次 産 業 化 へ の 取 り 組 み 、 観 光 振 興 及 び 地 域 活 性 化 の 核 と し て の 存 在 に つ い て な ど (2) 県内道の駅の情報発信 目 的 県 内 の 道 の 駅 の 認 知 度 向 上 及 び 集 客 力 ア ッ プ を 図 る た め 、 道 の 駅 の P R パ ン フ レ ッ ト を 作 成 し 、 観 光 客 の 目 に 留 ま る よ う 、 県 内 の 情 報 発 信 施 設 や 観 光 施 設 等 に 配 布 す る 。 作 成 概 要 ・ A 4 版 、 3 つ 折 り ( 6 面 )、 フ ル カ ラ ー ・ 地 域 性 を 考 慮 し 3 種 類 の パ ン フ レ ッ ト を 計 5 万 部 作 成 配 布 先 道 の 駅 、 県 内 の 観 光 施 設 、 宿 泊 施 設 、 情 報 発 信 施 設 、 自 治 体 、 観 光 協 会 、 商 工 会 議 所 等 の 計 166 先 配 布 時 期 平 成 26 年 3 月 そ の 他 電 子 デ ー タ 版 も 作 成 し 、 県 の 観 光 企 画 課 ホ ー ム ペ ー ジ 等 に ア ッ プ す る 。 ま た 、 希 望 す る 道 の 駅 ホ ー ム ペ ー ジ に も リ ン ク づ け で き る よ う に す る 。

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5 (3) 県内道の駅のイベント支援 実 施 目 的 道 の 駅 が 週 末 ・ 祝 祭 日 等 に 実 施 し て い る イ ベ ン ト 等 の 運 営 補 助 な ど 人 的 支 援 を 行 う こ と で 、 主 催 者 へ の 便 益 ・ 地 域 貢 献 へ の 一 助 を 果 た す イ ベ ン ト 道の駅しょうなんの第1回いちごフェア 参 加 者 ㈱ ち ば ぎ ん 総 合 研 究 所 社 員 4 名( 社 員 1 名 、臨 時 社 員 3 名 ) 支 援 内 容 い ち ご フ ェ ア に お け る い ち ご や 関 連 商 品 の 販 売 支 援 、 ク イ ズ 大 会 の 運 営 支 援 、 会 場 の 設 営 ・ 片 付 け な ど 実 施 日 平 成 26 年 2 月 11 日 ( 祝 ) 写 真 (4) 道の駅 PR 活動支援 実 施 目 的 道 の 駅 を 活 か し た 観 光 振 興 及 び 地 域 活 性 化 を 図 る た め に は 、多 く の 観 光 客 を 道 の 駅 へ 誘 致 す る こ と が 必 要 で あ る 。 旬 の 情 報 発 信 を き め 細 か く 定 期 的 に 行 う こ と が 重 要 で あ り 、 各 種 メ デ ィ ア を 活 用 し た 道 の 駅 の P R 強 化 を 図 る 。 取 組 内 容 ① ベ イ エ フ エ ム の 番 組 ( ち ー ば レ ポ ) に お け る イ ベ ン ト 告 知 ・ 宣 伝 ② 千 葉 テ レ ビ の 番 組 ( NEWS チ バ 930) に お け る 道 の 駅 概 要 や 取 り 組 み 等 の 情 報 発 信 ③ ㈱ ち ば ぎ ん 総 合 研 究 所 の 雑 誌 ( マ ネ ジ メ ン ト ス ク エ ア : 2 月 号 、 約 6,000 の 会 員 へ 配 布 ) の 情 報 発 信 実 施 日 ① 平 成 26 年 2 月 7 日( し ょ う な ん の イ ベ ン ト 紹 介 )放 送 、 平 成 26 年 2 月 28 日 ( 鴨 川 オ ー シ ャ ン パ ー ク 、 和 田 浦 WA ・ O! の イ ベ ン ト 紹 介 ) 放 送 ② 平 成 26 年 1 月 28 日 放 送 ③ 平 成 26 年 2 月 初 旬 に 会 員 へ 冊 子 送 付 そ の 他 ち ー ば レ ポ で の 取 り 上 げ や 、 ㈱ ち ば ぎ ん 総 合 研 究 所 の ホ ー ム ペ ー ジ 等 で の 情 報 発 信 は 事 業 終 了 後 も 継 続 実 施 予 定

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II.千葉県内の道の駅の現状と課題

1.千葉県内の道の駅の概要

(1) 県内道の駅の沿革 平 成 2 6 年 3 月 現 在 、千 葉 県 内 に は 2 3 の 道 の 駅 が 立 地 し て い る 。平 成 5 年 4 月 に 国 土 交 通 省 が 道 の 駅 の 登 録 を 開 始 し 、 同 年 、「 と み う ら 枇 杷 倶 楽 部 」 や 「 三 芳 村 鄙 の 里 」 が 開 業 し た 。 全 国 的 な 道 の 駅 の 増 加 に 比 例 し て 、 県 内 で も 自 治 体 に よ る 開 設 が 相 次 ぎ 、 平 成 2 4 年 に は 、 南 房 総 市 で 8 つ め の 道 の 駅 「 和 田 浦 W A ・ O ! 」 が 開 設 し た こ と に よ り 、 県 内 に は 2 3 の 道 の 駅 が 立 地 し て い る 。 図表 1 県内道の駅の開設年(登録日を基準) 開 設 年 道 の 駅 名 開 設 時 の 自 治 体 名 現 在 の 自 治 体 名 平 成 5 年 1 と み う ら 枇 杷 倶 楽 部 富 浦 町 南 房 総 市 2 三 芳 村 鄙 の 里 三 芳 村 南 房 総 市 平 成 8 年 3 き ょ な ん 鋸 南 町 鋸 南 町 平 成 9 年 4 や ち よ 八 千 代 市 八 千 代 市 5 鴨 川 オ ー シ ャ ン パ ー ク 鴨 川 市 鴨 川 市 平 成 10 年 6 ロ ー ズ マ リ ー 公 園 丸 山 町 南 房 総 市 平 成 11 年 7 ふ れ あ い パ ー ク き み つ 君 津 市 君 津 市 平 成 12 年 8 た け ゆ ら の 里 お お た き 大 多 喜 町 大 多 喜 町 平 成 13 年 9 し ょ う な ん 沼 南 町 柏 市 10 多 古 多 古 町 多 古 町 平 成 14 年 11 あ ず の 里 い ち は ら 市 原 市 市 原 市 12 く り も と 栗 源 町 香 取 市 13 ち く ら 潮 騒 王 国 千 倉 町 南 房 総 市 14 富 楽 里 と み や ま 富 山 町 南 房 総 市 平 成 15 年 15 お お つ の 里 富 浦 町 南 房 総 市 平 成 16 年 16 つ ど い の 郷 む つ ざ わ 睦 沢 町 睦 沢 町 平 成 17 年 17 オ ラ イ は す ぬ ま 蓮 沼 村 山 武 市 18 な が ら 長 柄 町 長 柄 町 19 白 浜 野 島 崎 白 浜 町 南 房 総 市 平 成 18 年 20 南 房 パ ラ ダ イ ス 館 山 市 館 山 市 平 成 20 年 21 風 和 里 し ば や ま 芝 山 町 芝 山 町 平 成 22 年 22 水 の 郷 さ わ ら 香 取 市 香 取 市 平 成 24 年 23 和 田 浦 WA・ O! 南 房 総 市 南 房 総 市

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7 (2) 県内道の駅の立地状況 県 内 2 3 の 道 の 駅 は 、 下 図 の 通 り 県 内 全 域 に 立 地 し て い る 。 県 北 部 に は 7 駅 、 県 中 部 に は 5 駅 、 県 南 部 に は 1 1 駅 と 南 房 総 市 を 始 め と す る 南 部 に 集 中 し て 立 地 し て い る 。 ( 出 所 ) 千 葉 国 道 事 務 所 ホ ー ム ペ ー ジ ( 注 )「 南 房 パ ラ ダ イ ス 」 は 改 修 中 で 平 成 2 6 年 秋 再 開 予 定 図表 2 県内道の駅マップ

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8 (3) 道の駅の運営主体 道 の 駅 の 設 置 者 は 、 市 町 村 ま た は そ れ に 代 わ り 得 る 公 的 な 団 体 に 限 ら れ 、 登 録 は 市 町 村 長 か ら の 申 請 が 必 要 と な っ て い る 。そ の た め 、道 の 駅 の 管 理 ・ 運 営 を 行 う 主 体 は 自 治 体 が 多 く を 出 資 す る 第 3 セ ク タ ー( 道 の 駅 運 営 の た め に 設 立 )や 自 治 体 が 指 定 管 理 者 制 度 に よ り 指 定 し た 企 業・ 組 合 等 が 多 く な っ て い る 。 図表 3 道の駅の運営主体(平成 26 年 3 月時点) 道 の 駅 名 運 営 主 体 1 と み う ら 枇 杷 倶 楽 部 ㈱ ち ば 南 房 総 2 三 芳 村 鄙 の 里 ㈱ ち ば 南 房 総 3 き ょ な ん 鋸 南 町 地 域 振 興 課 4 や ち よ K・ I・ T 運 営 会 5 鴨 川 オ ー シ ャ ン パ ー ク 鴨 川 市 農 林 業 体 験 交 流 協 会 6 ロ ー ズ マ リ ー 公 園 ㈱ ち ば 南 房 総 7 ふ れ あ い パ ー ク き み つ 亀 山 地 区 ア グ リ ・ リ ゾ ー ト 推 進 協 議 会 8 た け ゆ ら の 里 お お た き (有 )た け ゆ ら の 里 大 多 喜 9 し ょ う な ん ㈱ 道 の 駅 し ょ う な ん 10 多 古 ㈱ 多 古 11 あ ず の 里 い ち は ら 一 般 社 団 法 人 市 原 市 観 光 協 会 12 く り も と (有 )紅 小 町 の 郷 13 ち く ら 潮 騒 王 国 ㈱ 千 倉 黒 潮 物 産 セ ン タ ー 14 富 楽 里 と み や ま ㈱ 富 楽 里 と み や ま 15 お お つ の 里 ㈱ ち ば 南 房 総 16 つ ど い の 郷 む つ ざ わ (有 )つ ど い の 郷 む つ ざ わ 17 オ ラ イ は す ぬ ま オ ラ イ は す ぬ ま 企 業 組 合 18 な が ら (有 )直 売 な が ら 19 白 浜 野 島 崎 南 房 総 市 農 林 水 産 課 20 南 房 パ ラ ダ イ ス 一 般 財 団 法 人 公 園 財 団 ( 注 ) 21 風 和 里 し ば や ま ㈱ 風 和 里 し ば や ま 22 水 の 郷 さ わ ら ㈱ フ ァ イ ブ 23 和 田 浦 WA・ O! 南 房 総 市 企 画 部 市 民 協 働 課 ( 注 ) ( 出 所 ) 道 の 駅 及 び 自 治 体 へ の ヒ ア リ ン グ ( 注 ) 2 0 、 2 3 の 運 営 主 体 は 、 平 成 2 6 年 4 月 に 変 更 と な る 予 定 。

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9 (4) 道の駅の業況(ヒアリング調査より) 県 内 の 道 の 駅 の 業 況 ( 東 日 本 大 震 災 前 と 現 在 の 客 数 、 売 上 等 の 水 準 比 較 ) を み る と 、「 震 災 前 の 水 準 に 戻 っ て い な い 」 が 3 9 .1 % ( 9 駅 ) と 最 も 多 か っ た 。「 震 災 前 の 水 準 を 上 回 っ て い る( 2 6 . 1 % 、6 駅 )」 と「 震 災 前 の 水 準 程 度 に 回 復 ( 26 .1 % 、 6 駅 )」 が 同 数 と な っ て い る 。 な お 、 震 災 以 降 に オ ー プ ン し た 「 和 田 浦 WA ・ O! 」 や 農 産 物 直 売 所 を 新 設 し た 「 ロ ー ズ マ リ ー 公 園 」 は 比 較 で き な い た め 不 明 と し て い る 。 震 災 前 の 水 準 に 戻 ら な い 道 の 駅 の 中 で も 、徐 々 に 客 数 が 戻 る な ど 、業 況 が 回 復 傾 向 に あ る 駅 も あ れ ば 、震 災 以 降 低 迷 が 続 き 、回 復 の 兆 し が み ら れ な い 駅 も あ る 。ま た 、震 災 に よ る 影 響 を あ ま り 受 け ず に 右 肩 上 が り で 売 上 が 伸 び て い る 駅 も あ る な ど 、 道 の 駅 ご と に 業 況 に は ば ら つ き が み ら れ て い る 。 図表 4 道の駅の業況(震災後と現在の比較) 震災前の水準を 上回っている 26.1% 震災前の水準程 度に回復 26.1% 震災前の水準に 戻っていない 39.1% 不明(震災後に 開設、増設等で 比較できない) 8.7% (n=23)

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2.道の駅の利用者の評価(対面アンケート調査より)

(1) 道の駅の訪問目的 道 の 駅 の 利 用 者 に 訪 問 目 的 を 聞 い た と こ ろ 、「 観 光 や 業 務 の 目 的 地 で 、も と も と 立 ち 寄 る 予 定 だ っ た 」が 34.2% と 最 も 多 く 、「 日 常 の 買 い 物 や 食 事 の た め に 立 ち 寄 っ た ( 30.1 % )」、「 観 光 や 業 務 の 途 中 で 、 た ま た ま 通 り か か っ て 立 ち 寄 っ た ( 28.1 % )」 が 続 い て い る 。 自 ら 道 の 駅 を 目 的 地 と し て 訪 問 し て い る 利 用 者 が 約 2/3 の 割 合 で い る こ と が わ か っ た 。 地 域 別 に み る と 、北 部 で は 、「 日 常 の 買 い 物 や 食 事 の た め に 立 ち 寄 っ た 」 が 53.8 % と 多 い が 、 南 部 は 「 観 光 や 業 務 の 目 的 地 で も と も と 立 ち 寄 る 予 定 だ っ た 」が 41.4% 、「 観 光 や 業 務 の 途 中 で た ま た ま 通 り か か っ て 立 ち 寄 っ た 」 が 37.6% と 『 観 光 目 的 』 が 79.0% と 非 常 に 多 く な る な ど 、 道 の 駅 を 訪 問 す る 目 的 は 地 域 差 が 大 き い と い え る 。 観光や業務の目的地 (のひとつ)で、もともと 立ち寄る予定だった 34.2% 日常の買い物(生鮮食 品・加工品等)や食事 のために立ち寄った 30.1% 観光や業務の途中で、 たまたま通りかかって 立ち寄った 28.1% 団体旅行・バスツアー 等の立ち寄り先に組み 込まれており、立ち 寄った 4.1% その他 3.5% (SA、n=7,346) 合計 観光や業務の 目的地(のひと つ)で、もともと 立ち寄る予定 だった 観光や業務の 途中で、たまた ま通りかかって 立ち寄った 団体旅行・バ スツアー等の 立ち寄り先に 組み込まれて おり、立ち寄っ た 日常の買い物 (生鮮食品・加 工品等)や食 事のために立 ち寄った その他 7,346 34.2 28.1 4.1 30.1 3.5 6,900 34.1 29.1 4.3 29.2 3.3 北部(7駅) 2,101 26.2 13.5 2.0 53.8 4.6 中部(5駅) 1,500 28.9 32.1 1.1 35.3 2.5 南部(11駅) 3,299 41.4 37.6 7.3 10.9 2.7 446 36.3 13.0 0.4 43.0 7.2 全体 県外 県内計 図表 5 道の駅への訪問目的

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11 (2) 道の駅での行動内容 道 の 駅 の 利 用 者 に 、 道 の 駅 で ど ん な こ と を し た か を 聞 い た と こ ろ 、「地 場 産 品 ( 生 鮮 食 品 ・ 加 工 品 等 ) の 購 入 」 が 57. 9 % と 最 も 多 く 、「 ト イ レ ・ 休 憩 ( 5 1. 0 % )」、「 お み や げ の 購 入( 2 5. 6 % )」、「 食 事( 2 4 . 1 % )」が 続 い て い る 。 「 ト イ レ ・ 休 憩 」 以 外 は 、物 の 購 入 や 飲 食 を し て い る こ と か ら 、道 の 駅 の 利 用 者 は お 金 を 使 う 可 能 性 が 高 い こ と が わ か る 。 一 方 、施 設 の 利 用 や 観 光 情 報 や 交 通 情 報 の 入 手 、イ ベ ン ト や 催 し 物 へ の 参 加 な ど を す る 利 用 者 は ほ と ん ど い な い の が 実 態 で あ っ た 。道 の 駅 を 観 光 振 興 の 拠 点 と す る た め に は 、道 の 駅 の 利 用 者 が 観 光 情 報 を 入 手 で き る よ う な 施 設 や 環 境 を 整 備 す る こ と が 求 め ら れ る 。 図表 6 道の駅での行動内容 57.9 51.0 25.6 24.1 4.4 4.3 3.6 0.8 2.3 2.1 0 20 40 60 80 地場産品(生鮮食品・加工品等)の購入 トイレ・休憩 おみやげの購入 食事 施設利用(その道の駅の特徴的な施設) 観光情報の入手 イベントや催し物への参加 交通情報の入手 特に目的はない その他 (%) (MA、n=7,302)

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12 (3) 道の駅の満足度 道 の 駅 の 利 用 者 に 訪 問 先 の 満 足 度 を 聞 い た と こ ろ 、「 概 ね 満 足 ( 5 2. 5 % )」 と 「 と て も 満 足 ( 2 5. 4 % )」 を あ わ せ た 『 満 足 』 が 7 7 .9 % と な り 、「 や や 不 満 ( 4. 3 % )」 と 「 不 満 ( 1. 1 % )」 を あ わ せ た 『 不 満 ( 5 . 4 % )』 を 大 き く 上 回 る な ど 、 県 内 道 の 駅 の 利 用 者 の 満 足 度 は 非 常 に 高 い 。 地 域 別 に 満 足 度 を み る と 、「 概 ね 満 足 」は ど の 地 域 も 5 割 程 度 な の に 対 し 、 「 と て も 満 足 」 は 北 部 ( 3 5. 6 % )、 中 部 ( 16 . 9 % )、 南 部 ( 2 1 . 1 % ) と な る な ど 、 地 域 ご と に や や 差 異 が み ら れ て い る 。 とても満足 概ね満足 やや不満 不満 7,297 78.0 25.4 52.6 16.7 5.4 4.3 1.1 6,856 77.1 24.6 52.5 17.2 5.7 4.6 1.1 北部(7駅) 2,091 89.7 35.6 54.1 7.1 3.2 2.4 0.8 中部(5駅) 1,488 70.2 16.9 53.3 22.8 6.9 5.4 1.5 南部(11駅) 3,277 72.2 21.1 51.1 21.1 6.7 5.5 1.2 441 90.7 36.7 54.0 8.4 0.9 0.9 -全体 県内計 県外 どちらと もいえな い 不満 満足 合計 図表 7 道の駅の満足度 概ね満足 52.5% とても満足 25.4% どちらともい えない 16.7% やや不満 4.3% 不満 1.1% (SA、n=7,297)

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13 (4) 今後充実してほしいもの 道 の 駅 で 今 後 充 実 し て ほ し い も の を 聞 く と 、「 地 域 の 食 材 を 使 用 し た 郷 土 料 理 ・ 名 物 料 理 」 が 54 . 4 % と 最 も 多 く 、「 道 の 駅 オ リ ジ ナ ル の お み や げ 品 ( 36.4 % )」、「 地 域 の 特 産 品 や そ の 加 工 品 を 販 売 す る 店 舗( 33.8 % )」、「 無 料 休 憩 ス ペ ー ス ( 20 .0% )」 が 続 い て い る 。 こ の よ う に 、 道 の 駅 利 用 者 は 、 そ の 地 域 で し か 食 べ ら れ な い 食 事 や 地 域 な ら で は の お み や げ ・ 特 産 品 を 強 く 求 め て 道 の 駅 へ 訪 れ て い る こ と が わ か っ た 。 図表 8 道の駅で今後充実してほしいもの 54.4 36.4 33.8 20.0 14.1 13.3 9.8 9.1 8.7 8.3 7.6 7.3 6.2 5.6 5.1 4.2 2.5 2.4 3.5 0.0 20.0 40.0 60.0 地域の食材を使用した郷土料理・名物料理 道の駅オリジナルのおみやげ品 地域の特産品やその加工品を販売する店舗 無料休憩スペース 子どもが自由に遊べる遊具類 入浴施設 周辺の自然や景観とのふれあい 商品加工や料理、木工・陶芸等の体験施設 特にほしいものはない 地域の歴史・伝統・文化等を学べる展示や資料 ドッグランなどペット連れ向けの施設・広場 (バリアフリー等)お年寄りや障害者への配慮 防災時に役立つ避難施設や備蓄倉庫 市民や観光客が交流するスペース 無線LAN等インターネットとの不自由ない接続 おむつ交換できる場所 宿泊施設 電気自動車、ハイブリット車の充電施設 その他 (MA、n=7,154) (%)

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3.県内道の駅未利用者の評価(WEBアンケート調査より)

(1) 千葉県内の道の駅へ行ったことがない理由 千 葉 県 内 の 道 の 駅 に 行 っ た こ と が な い 人( 道 の 駅 自 体 は 知 っ て い る )に 対 し て 、 そ の 理 由 を 聞 い た と こ ろ 、「 観 光 で 千 葉 県 へ 行 く こ と が な い 、 又 は 少 な い 」 が 4 0 . 1 % と 最 も 多 く 、「 特 に 理 由 は な い 、 た ま た ま 行 っ た こ と が な い ( 2 8. 1 % )」、「 自 宅 ・ 勤 務 地 等 の 近 く に 千 葉 県 の 道 の 駅 が な い( 2 5. 3 % )」が 続 い て い る 。 一 方 、「 道 の 駅 自 体 に 興 味 が な い 、 又 は 行 く 気 が な い 」 は 6 . 6 % 、「 千 葉 県 内 に は 魅 力 的 な 道 の 駅 が な い 、 又 は 少 な い 」 は 1 . 6 % と 少 な い こ と か ら 、 千 葉 県 内 の 道 の 駅 の 評 価 が 低 く て 敬 遠 さ れ て い る わ け で は な い と い え る 。 40.1 28.1 25.3 18.1 15.2 6.6 1.6 1.2 0.0 20.0 40.0 60.0 観光で千葉県へ行くことがない、又は少ない 特に理由はない、たまたま行ったことがない 自宅・勤務地等の近くに千葉県の道の駅がない 千葉県内には知っている道の駅がない、又は少ない 千葉県の道の駅へ行く交通手段がない 道の駅自体に興味がない、又は行く気がない 千葉県内には魅力的な道の駅がない、又は少ない その他 (MA、n=2,000) (%) 図表 9 県内の道の駅へ行ったことがない理由

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15 (2) 千葉県内への観光旅行の状況 観 光 目 的 で 千 葉 県 内 を 「 旅 行 し た こ と が あ る 」 の は 5 7 . 9 % で 、「 旅 行 し た こ と が な い 」 の 4 2.1 % を 上 回 っ て い る 。 旅 行 す る 人 に 対 し て 、 そ の 際 の 交 通 手 段 を 聞 い た と こ ろ 、「 自 動 車( 自 家 用 車 、同 行 者 の 車 、レ ン タ カ ー な ど )」 が 6 8. 7 % と 、「 電 車 ( 3 9. 8 % )」 を 大 き く 上 回 っ て い る 。 こ れ ら の こ と か ら 、千 葉 県 内 へ の 旅 行 者 は 自 動 車 を 利 用 す る こ と が 多 い た め 、 道 の 駅 の 潜 在 顧 客 と な り 得 る 。 旅行したこと がある 57.9% 旅行したこと がない 42.1% (SA、n=2,000) 68.7 39.8 14.7 5.7 5.0 2.7 1.3 1.2 0.3 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 自動車(自家用車・ 同行者の車・レンタカー) 電車 観光バス 徒歩 定期バス 自転車 バイク タクシー その他 (%) 図表 10 千葉県内の観光目的の訪問有無 図表 11 千葉県内を旅行する際の交通手段

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16 (3) 旅行の際に道の駅へ立ち寄らなかった理由 観 光 目 的 で 千 葉 県 内 を 旅 行 し た が 、県 内 の 道 の 駅 に 立 ち 寄 ら な か っ た 人 に 対 し て 、 そ の 理 由 を 聞 い た と こ ろ 、「 観 光 地 や 帰 宅 の 移 動 中 に 道 の 駅 が な か っ た 」 が 5 0 . 0 % と 半 数 を 占 め て お り 、 次 い で 、「 電 車 等 で 観 光 し た た め 、 交 通 手 段 が な か っ た ( 2 0.4 % )」 と な っ て い る 。 通 り 道 に 道 の 駅 が な か っ た こ と や 電 車 旅 行 の た め 交 通 手 段 が な か っ た と い う 理 由 は あ る 程 度 仕 方 な い も の と 考 え ら れ る が 、「 道 の 駅 の 情 報 が な く 、 見 つ け ら れ な か っ た ( 1 6. 9 % )」 や「 道 の 駅 は 見 つ け た が 、入 ろ う と は 思 わ な か っ た ( 4 . 1 % )」と い う 理 由 に つ い て は 、情 報 発 信 の 強 化 や 看 板 等 の 設 置 、入 口 や 駐 車 場 の 整 備 な ど に よ り 、 解 消 に 努 め る こ と が 今 後 求 め ら れ る だ ろ う 。 50.0 20.4 16.9 9.4 7.8 4.1 20.3 2.1 0.0 20.0 40.0 60.0 観光地や帰宅の移動中に道の駅がなかった 電車等で観光したため、交通手段がなかった 道の駅の情報がなく、見つけられなかった バスツアー等で訪問先に 道の駅が入っていなかった 道の駅自体に興味がなかった 道の駅は見つけたが、入ろうと思わなかった 特に理由はない その他 (MA、n=1,158) (%) 図表 12 道の駅へ立ち寄らなかった理由

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4.道の駅と自治体の意向(専門家との意見交換会より)

本 調 査 で は 、道 の 駅 の 管 理 責 任 者 、自 治 体 担 当 課 へ の ヒ ア リ ン グ に 加 え て 、 そ れ ら 関 係 者 と 道 の 駅 の 専 門 家 を 交 え た 意 見 交 換 会 を 実 施 し た 。以 下 は 意 見 交 換 会 に お い て 議 論 さ れ た 意 見 や 専 門 家 の 提 言 等 を ま と め た も の で あ る 。 (1) 道の駅鴨川オーシャンパーク ・漁業を昔から本気で取り組んでいる人ほ ど、収穫量も多く販路を確立しているため直 売所には興味を示さない傾向がある。 ・道の駅で釣船屋などをPRして、お金のや り取りが始まると少しずつ開拓できるかもし れない。 ・設備は築16年を経過し、不便な 面が多く、高齢者には不向き。 ・一般的な道の駅のように、駐車場 から開けた売り場が見えるような構 造の方が運営しやすい。 ・建設当初の権利関係などから、 改装に関しても規制が多い。 ・昨年度から改修調査を進めてお り、来年度から具体的な施策を検 討していく。 ・施設改修の際は、ロケーションを活かせる ような施設が良い。 ・海が近いので来訪者の防災対策は急務。 避難のためにも素早く高台に上がれるような 施設への改築を検討し、国土交通省の補助 金の活用も一案。 ・自治体側は、道の駅に愛情を持って接して ほしい。 ・当館がさらに魅力を向上させるためには、 ハードは自治体が対応し、ソフトは道の駅が 精一杯頑張るという両輪の関係が重要とな る。 ・施設の3階は海抜12mなので、災 害時にはお客様や従業員を3階ま で避難させることとしている。 ・情報端末等の整備は県や市など に任せている。 ・大型バスはもともと少なく、車中 泊の利用者も多いためお金を落と してもらえない。 ・花摘みを始めたところ、個人客を 中心に利用者が増えている。 ・大型バスは鴨川シーワールド方 面へ行ってしまい、当館のある地 域まで寄ってくれない。バスの誘致 も難しい。 ・他市と協力して、都内と南房総地域を結ぶ 高速バスを当地区まで延伸させる。 ・オーシャンパークという名前の切符が東京 で買えるようになると、知名度向上にも役立 つ。 ・鴨川市はもともと温暖な気候で農 業・漁業が通年可能であったため か、加工業者が非常に少ない。 ・そのまま食べられるものが多い土 地柄なので、六次産業化の必要性 もあまり感じていない。 ・単純に一次産品を売っても利益は大きくな らないが、加工品として商品開発に成功す れば、その付加価値額は何倍にも増える ケースがある。また、その過程で雇用などの 経済波及も生まれるので積極的に取り組む べき。 ・六次産業化は国も力を入れている事業で あり、効果的に補助金を活用することも重 要。 ・鴨川市では、道の駅を防災拠点と して位置づけていない。 ・情報端末は県土木に修理対応し てもらうなど利用できるよう整備し ていく。 ・道の駅には、自治体の位置づけに関わら ず、避難民は押し寄せてくる。災害時に観光 客を受け入れないわけにはいかない。 ・情報端末機器には、iPADなどタブレットが 低価格で販売されているため、それを置くと 良い。 防災拠点・ 情報発信等 六次産業化 地域振興の プラットフォー ム ・鴨川市では従来プラットフォーム はホテル・旅館などの宿泊事業者 が担ってきた。今後は、地域振興 の核としての役割を道の駅が担え るよう市と協力して努力していく。 ・鴨川市では2年前からプラットホー ム推進事業を始め、3種旅行業の 免許を取得。3月に合同会社の立 上げ予定。民泊や体験教室などを 組み合わせたツーリズムを展開し ていく。 ・2年前に六次化研究会を立ち上 げ、トマトや枝豆、レモンを使った加 工品について研究している。期間3 年で事業を行っており、来年度ある 程度の結果を出す予定。 観光誘客 分野 品揃えの強 化 道の駅の専門家 道の駅鴨川オーシャンパーク 鴨川市観光課 施設老朽化 対応 ・品揃えを強化すべく、新鮮な魚類 を加えたいため、漁業関係者との 連携の強化が課題である。 ・5年、10年先まで継続した取引を 考えていきたい。 ・地元の漁業者には、販路が既に 確立していることもあって、漁業と 観光を結び付ける視点が少ないよ うに感じる。

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18 (2) 道の駅オライはすぬま 山武市農商工・観光課 ・市役所の公共施設管理は主に指 定管理とする傾向があり、今度建 設を予定する同じような施設におい ても、指定管理を前提に話が進ん でいるようだ。 ・指定管理者制度自体、公的事業と地域振興を 担わされる道の駅にはマッチしずらい点がある。 ・道の駅が利益を出した分、指定管理料が減らさ れるのでは、道の駅のやる気を削いでしまうので 道の駅にあった、指定管理の運用方法の検討が 必要。 ・道の駅は地域産業の核となりつ つあるが、日常の買い物などの商 業面というよりは観光面での機能 が大きいと感じている。 ・利益を出して、地域に還元すればよい。 ・得られた利益を活用して設備投資や商品開発 を行い、更なる利益を生むことで、さらに地域に還 元するといった循環の視点が必要。それが公共 施設としての道の駅が地域振興を果たすことにも つながる。 道の駅オライはすぬま ・地域のいちご農園などから観光 バスを回してもらうなど、地域内で 連携している。 ・今後は積極的にいちご農園の取 次ぎをPRして、良好な関係の構築 に努めたい。 指定管理者 制度 ・指定管理者制度では、数年単位 で期間満了となるため、大規模な 施設整備については二の足を踏ん でしまう。長期的な指定管理制度 があるとよい。 六次産業化 道の駅の専門家 ・農商工・観光課としては、農商工 観光事業者の連携や六次産業化 につながる動きを支援している。 ・利益を出し、それを商品開発につなげていくこと が、地域産業の振興にもつながる。 ・利用者が道の駅にきたことを実感できるような 商品があるとよい。 地域振興の プラットフォー ム 地域での立 ち位置 ・適切な利益を出すこと(利益を出 しすぎないこと)の必要性について は、千葉北部・茨城南部の道の駅 でつくる「ちばらき連絡会」でもしば しば話題に上るなど、どこも苦労し ている。 ・夏場のプール客が、冬場は減る ため、地元客の割合が相対的に増 える傾向がある。 ・レストランで提供するいわし丼は 観光客からも好評で、先日購入し たキッチンカーでイベントなどでも精 力的に販売している。 ・通年誘客が見込め、市の情報発 信も行えるオライはすぬまは観光 拠点の一つとして重要だと認識し ている。 ・集客力の高い物販・飲食コーナーと情報コー ナーの動線がつながっておらず、回遊率が低い ので、情報コーナーにも物産機能を持たせたほう が魅力向上につながるのではないか。 ・いちごを使ったデザートや海水ね ぎなどの特産品づくりを行ってい る。 ・当館の集客力を活用し、市内の 他の施設にも足を運んでもらいた い。 ・市ではにぎわい創出事業として、 お買物券を用意する予定だが、道 の駅にも参加してもらって、市内産 業の盛り上げにも寄与してもらいた い。 観光誘客 分野 ・いちご農園からのバスの受け入れは今のところ 良好な関係が築けており非常に良い。 ・地域のいちご農家などを積極的にアピールすれ ば、地域からの尊敬にもつながる。ぜひ積極的に 取り組んで、地域で良い関係を築いてもらいた い。 防災拠点・ 情報発信等 ・wi-fi通信環境整備は現状未対 応。 ・災害対策として、防災井戸や非常 用電源などの整備を進めている。 ・出張所がある隣地に避難タワーを 建設する予定。 ・非常用発電機を有する企業と防 災協定を締結、災害時対応できる ような施設の改修を実施した。 ・wi-fi等の通信機能は、低予算で導入できるた め、対応した方が良い。 ・有料の携帯電話の充電設備の無料化対応し、 客が自由に充電できるスペースを整備することで 滞在時間の長期化につなげる方法も効果的であ る。

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19 (3) 道の駅しょうなん 分野 観光誘客 ・観光に取り組む場合、どこから人を呼ぶかがポ イント。また、遠方からピンポイントで観光客を呼 ぶ場合には、段取りのセッティングが重要とな る。 ・多くの観光予算を持っているJRを活用し、PRな どにつなげることも効果的。首都圏でチラシをま くことと同じ効果があり、観光地として認知され るなど、観光事業を強化するうえできっかけにな る。 ・手賀沼周辺での活性化事業で は、道の駅を始め、地域の事業 者と連携しつつ、既存事業者と のすみ分けをどのようにして図っ ていくかが課題。 ・道の駅全体をチェーン店と考えれば、相当大規 模な組織である。利用者にとっては道の駅ブラ ンドで同じ扱いなので、お互いの利用客が回遊 するような仕組みを整えてもらいたい。 ・新たな商品開発をして余った商品でも道の駅 間で流通させることで、新たな販売ルートが生ま れるだろう。 道の駅しょうなん 柏市農政課 道の駅の専門家 防災拠点・ 情報発信等 ・最近オープンした常磐道のパ サール守谷SAでは防災拠点と して活用することが想定されて おり、道の駅でも同じような機能 が求められていると感じる。 ・柏市では道の駅を防災拠点と は指定しておらず、現状その予 定もない。 ・しかし手賀沼周辺を訪れてい る人たちや湾岸部からの避難者 の対応といった課題もあり、位 置づけさえされれば、備蓄倉庫 や防災井戸などの施設を整備す ることができる。 ・災害時に道の駅へ駆け込んだ観光客を受け入 れないわけにはいかず、それは観光施設の責 任である。そのため、対応方針を決める必要が ある。 ・災害時の水や電気の確保、通信環境の整備 にはいろいろな対応方法がある。 ・国土交通省でも道の駅の第2ステージとして 防災機能の強化を進めている。 他施設との 連携 ・現在、他の道の駅との交流は ほとんどない。連携を強化したい とは思っているがどうやっていい かわからない。 ・東京から近い距離にある割に 観光客が少ないため、日帰りで も来てもらえる環境作りが必要。 ・手賀沼を活用し、20㎞ほどの サイクリングコースのチェックポイ ントに当館を設定したことで、客 数は増えた。 ・手賀沼周辺地域協議会では、 市内農家による農家レストラン の展開や収穫体験ができる体 験農場の取り組みにより、都市 近郊住民を呼ぶ観光農業を進め ている。 地域振興の 核(プラット フォーム) ・道の駅の利用者が増えるよ う、地元客だけでなく、観光客に も配慮した施設整備や品揃えの 強化を図っていく。 ・道の駅へ来た観光客が市内を 周遊することで地域全体が潤う よう、道の駅が地域振興の大き な役割を果たしてもらうよう、市 としても支援していきたい。 ・道の駅は地域づくりのプラットフォームである。 ここをいきいきと運営させるには、稼いで地域の ために使うこと、すなわち、プラットフォームの構 築・運営に使うことが大事である。 ・単純に一次産品を売るだけでは大きな利益に ならないが、加工品としてジャムや缶詰などの 商品開発に成功すれば、その付加価値額は何 倍にも増えるケースがある。途中に加工賃や流 通経費があるが、それが地域振興にもつなが る。 ・しょうなんは集客力も高く体力もあるので、加 工品製造に取り組むべきである。 ・市内でも農産物の加工に取り 組む農業者が増えており,市と してもこの動きを支援していく。 ・周辺地域で古くから生産され ている生姜を利用したお茶の商 品化に取り組んでいる。 ・柏産の素材を使った「かぶソフ トクリーム」や「柏まん」の商品 開発を行い道の駅で販売してい る。 六次産業化

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5.道の駅に対する国の動き

(1) 道の駅の第2ステージ 従 来 、道 の 駅 の 機 能 と し て は 、「 休 憩 機 能 」、「 情 報 発 信 機 能 」、「 地 域 連 携 機 能 」 が あ っ た が 、 制 度 発 足 か ら 20 年 が 経 過 し 、 道 の 駅 は 全 国 各 地 に 広 が っ た ( 平 成 25 年 10 月 現 在 : 1,014 か 所 が 登 録 )。 近 年 は 、 農 業 ・ 観 光 ・ 福 祉 ・ 防 災 ・ 文 化 な ど 、 地 域 の 個 性 、 魅 力 を 活 か し た 様 々 な 取 り 組 み が 進 め ら れ て お り 、 こ れ を 後 押 し す べ く 国 も 道 の 駅 の 機 能 を 高 め る た め の 支 援 策 を 打 ち 出 し て い る 。 今 後 は 、 道 の 駅 は 地 域 が 抱 え る 課 題 を 解 決 す る た め の 拠 点 と し て の 機 能( 道 の 駅 の 第 2 ス テ ー ジ )が 求 め ら れ る 。 (2) 全国の道の駅の地域の個性、魅力を活かした取り組み事例(国土交通省HPより) ① 地域経済活性化 ○ 全国規格品ではなく地元産品を販売 ・ そ こ で し か 買 え な い 農 水 産 品 な ど 、 地 域 産 品 を 販 売 。 ・ 流 通 ル ー ト に 乗 ら な い 、 少 量 産 品 も 取 り 扱 い 。 → 高 齢 者 も 出 荷 可 能 な シ ス テ ム ○ 隠れた地元の魅力を商品化 ・ 特 産 品 の 生 産 指 導 、加 工 工 房 の 運 営 、 販 売 ま で 実 施 。 ・ 町 の 特 産 物 の 六 次 産 業 化 、 農 業 の 発 展 を 支 え る 。

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21 ② 観光 ○ 地元が知る地域の名所を活かした観光 ・ 観 光 コ ン シ ェ ル ジ ュ を 配 置 し 、 地 元 な ら で は の 見 ど こ ろ 情 報 を 案 内 。 ・ 旅 行 業 資 格 を 取 得 、 中 山 間 地 の 特 性 を 活 か し た 旅 行 ツ ア ー を 自 ら 企 画 ・ 販 売 。 ・ 道 の 駅 で の 農 産 品 販 売 を き っ か け に 宿 泊 農 業 体 験 な ど 、 交 流 拡 大 に も 展 開 。 ③ 福祉 ○ 中山間地にも立地、地域の生活機能の拠点 ・ 買 い 物 弱 者 へ の 日 用 品 宅 配 サ ー ビ ス 、 独 居 老 人 の 安 否 確 認 等 も 実 施 。 ・ 行 政 窓 口 、 診 療 所 、 集 会 所 、 公 共 交 通 停 留 所 等 を 設 置 、 地 域 の 暮 ら し の 安 心 を 支 え る 。

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22 ④ 防災 ○ 震災時には、防災拠点、唯一の販売所に ・ 大 規 模 災 害 時 に は 、 避 難 場 所 、 災 害 支 援 、 道 路 ・ 被 災 情 報 発 信 等 の 拠 点 。 ・ 東 日 本 大 震 災 で は 、 流 通 経 路 が 寸 断 さ れ る 中 、 地 元 農 家 の 出 荷 に よ り 、 震 災 1 週 間 後 に は 食 料 を 町 で 唯 一 販 売 。 ○ 被災の記録を伝承、復興のメモリアル ・ 震 災 の 教 訓 、 道 路 啓 開 等 の 経 験 の 展 示 ・ 発 信 。 ・ 復 興 祈 念 施 設 、 防 災 公 園 等 と 合 築 ( 計 画 構 想 中 )。 ・ 被 災 経 験 ・ 教 訓 を 後 世 に 伝 承 し 、 地 元 の 復 興 の 思 い や 力 を 発 信 。

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23 ⑤ 文化 ○ 地域の伝統文化を伝承する場 ・ 地 域 の 伝 統 芸 能 を 継 承 す る 団 体 に 、 講 演 活 動 の 場 や 練 習 場 所 を 提 供 し 、 伝 統 芸 能 の 保 護 や 若 手 育 成 に 寄 与 。 (3) 国による道の駅への支援策 現 在 国 で は 、 道 の 駅 の 機 能 強 化 を 進 め る 方 針 を 掲 げ て お り 、 以 下 の よ う な 支 援 策 を 打 ち 出 し て い る ( 予 定 を 含 む ) 。 項 目 担 当 省 庁 補 助 ・ 支 援 策 備 考 通 信 環 境 の 整 備 総 務 省 自 治 体 が 道 の 駅 に 無 線 LAN を 整 備 す る 場 合 、国 費 で 半 額 を 補 助 災 害 時 避 難 施 設 を 対 象 と し た 補 助 金 制 度 を 活 用 EV 充 電 器 の 整 備 経 済 産 業 省 整 備 費 の 最 大 2/3 を 補 助 す る 制 度 受 付 期 間 を 1 年 間 延 長 防 災 や バ リ ア フ リ ー 国 土 交 通 省 非 常 用 発 電 機 な ど の 防 災 投 資 や バ リ ア フ リ ー 投 資 の 半 額 を 補 助 モ デ ル 施 設 の 認 定 等 国 土 交 通 省 道 の 駅 の 成 功 事 例 を 広 め て 、質 の 向 上 を 図 る 仕 組 み の 導 入 全 国 の モ デ ル 施 設 の 認 定 や ラ ン キ ン グ の 作 成 検 討 中

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6.県内道の駅の課題整理

道 の 駅 の 現 状 や 国 の 動 き な ど 道 の 駅 を 取 り 巻 く 環 境 変 化 な ど を も と に 、 道 の 駅 が 抱 え る 課 題 を 以 下 の 通 り 抽 出 し た 。 特 に 、「(1) 道 の 駅 利 用 者 の 満 足 度 を 高 め る た め の 取 り 組 み 」 と 、「(2 ) 道 の 駅 を プ ラ ッ ト フ ォ ー ム と 位 置 付 け た観 光 振 興 及 び 地 域 活 性 化へ の 取 り 組 み 」 の 際 の 課 題 に 集 約 し て 、 以 下 の 6 つ に 整 理 し た 。 (1) 道の駅利用者の満足度を高めるための取り組み ① 最適な運営手法の構築 道 の 駅 で は 指 定 管 理 者 制 度 を 導 入 し て 、第 3 セ ク タ ー や 民 間 企 業 等 が 運 営 に 携 わ っ て い る 先 が 多 い 。指 定 管 理 者 制 度 に よ り 効 率 的 な 運 営 が 行 わ れ て い る 一 方 で 、道 の 駅 は 公 共 施 設 で あ り 、地 域 住 民 等 の 公 的 機 能 へ の 対 応 も 必 要 と さ れ る 側 面 が あ る 。ま た 、道 の 駅 は 市 町 村 が 整 備 し た 経 緯 が あ る た め 、地 域 の 観 光 施 設 や ス ー パ ー 等 と の 関 係 性 を 考 慮 し 、儲 か り す ぎ て 目 立 つ こ と が な い よ う 運 営 し て い る 事 例 も 少 な く な い 。こ の よ う な 点 も 踏 ま え る と 、道 の 駅 が 地 域 で ど の よ う に 発 展 し て い く べ き か 、 指 定 管 理 者 制 度 の 運 用 方 法 も 含 め て 、 検 討 し て い く こ と が 課 題 と 言 え る 。 ② 品揃えの充実による客数・売上の増加 県 内 で は 農 産 物 直 売 所 を 併 設 す る 道 の 駅 が 多 い が 、会 員 で あ る 農 家 の 高 齢 化 や 地 域 内 で 生 産 さ れ る 野 菜 等 の 品 種 が 少 な い こ と な ど か ら 、販 売 機 会 ロ ス や 、 客 数 減 少 に 陥 っ て い る 事 例 が み ら れ て い る 。 ま た 、 漁 業 が 盛 ん な 地 域 で も 生 鮮 品 の 品 揃 え が で き な い た め 、新 鮮 な 魚 介 類 を 求 め て 来 訪 し た 顧 客 の ニ ー ズ に 応 え ら れ て い な い 事 例 も み ら れ る 。道 の 駅 で 販 売 す る 商 品 の 品 揃 え を 充 実 さ せ 、 客 数 ・ 売 上 の 増 加 に つ な げ る こ と が 必 要 で あ る 。 ③ 施設老朽化への対応 施 設 開 設 か ら 1 0 年 以 上 を 経 過 し た 道 の 駅 が 増 え る な か 、 徐 々 に 施 設 や 備 品 等 に 不 具 合 が 生 じ て い る 事 例 が 出 て き て い る 。自 治 体 の 財 政 が 厳 し い 中 、施 設 整 備 へ の 費 用 が 捻 出 さ れ な い ケ ー ス や 当 初 の 設 立 経 緯 や 補 助 金 等 と の 関 係 で 容 易 に 改 修 で き な い ケ ー ス な ど も み ら れ て い る 。 し か し な が ら 、道 の 駅 の 利 用 者 に と っ て 施 設 の 整 備 状 況 は 満 足 度 に 直 結 す る 要 因 で あ る た め 、 自 治 体 と 連 携 し て 、計 画 的 に 施 設 老 朽 化 へ の 準 備 と 対 応 を 実 施 し て い く こ と が 必 要 で あ る 。

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25 (2) 道の駅をプラットフォームと位置付けた観 光 振 興 及 び 地 域 活 性 化 への取り組 み ① 観光誘客と観光客を地域へ回遊させる仕組みの構築 道 の 駅 の 利 用 目 的 を み る と 、 北 部 地 域 の 道 の 駅 で は 日 常 の 買 い 物 目 的 が 多 く 、南 部 地 域 で は 観 光 目 的 が 多 い な ど 、地 域 ご と に 利 用 目 的 が 異 な る と い う 特 徴 が あ る 。し か し な が ら 、南 部 地 域 は も ち ろ ん の こ と 、北 部 地 域 で も 観 光 客 は 一 定 数 お り 、ま た 観 光 客 を 増 や し た い と い う 道 の 駅 が 多 い 。 こ の よ う に 、観 光 地 と し て 一 定 の 知 名 度 が あ る 道 の 駅 は 、地 域 の 観 光 振 興 の プ ラ ッ ト フ ォ ー ム と な り 得 る 存 在 で あ る 。観 光 客 の ニ ー ズ を 捉 え 、観 光 客 を 惹 き つ け る 取 り 組 み に よ り 観 光 誘 客 を 図 る と と も に 、あ わ せ て 道 の 駅 の 高 い 集 客 力 、情 報 発 信 力 を 活 用 し て 、道 の 駅 に 訪 れ た 観 光 客 を 地 域 へ 回 遊 さ せ る 仕 組 み づ く り も 必 要 で あ る 。 ② 防災拠点・情報発信拠点としての活用 道 の 駅 は 地 域 住 民 だ け で な く 観 光 客 に と っ て も 、災 害 時 の 避 難 場 所 と し て の 認 知 度 が 高 ま り つ つ あ る が 、そ の 立 地 特 性 や 設 置 時 の 他 施 設 と の 関 係 性 等 に よ り 、自 治 体 は 地 域 防 災 計 画 の な か で 、道 の 駅 を 防 災 拠 点 と 位 置 づ け て い な い こ と が 多 い 。一 定 人 数 が 収 容 で き る 施 設 が あ り 、 災 害 情 報 の 受 発 信 や 備 蓄 の 保 管 な ど が 可 能 な 道 の 駅 を 防 災 拠 点 と し て 有 効 に 活 用 す る 視 点 が 今 後 は 必 要 と な る 可 能 性 が 高 い 。防 災 は ハ ー ド 面 の 整 備 だ け で な く 、 災 害 時 に 必 要 と な る 防 災 機 能 が 十 分 に 発 揮 で き る よ う ソ フ ト 面 の 充 実 も 欠 か せ な い と 考 え ら れ る 。 ③ 六次産業化等によるおみやげ・特産品の開発 道 の 駅 利 用 者 は 、地 域 な ら で は の 特 産 品 や お み や げ な ど へ の ニ ー ズ が 高 い 。新 鮮 な 野 菜 な ど 農 産 物 の 人 気 も 高 い が 、直 売 事 業 だ け で は 収 益 性 が 高 く な い た め 、 加 工 品 の 開 発 に よ る 付 加 価 値 の 向 上 を 図 る こ と が 望 ま し い と い え る 。地 域 の 加 工 業 者 を 活 用 す る こ と で 、地 域 経 済 へ の 波 及 効 果 も 見 込 め る こ と か ら 、六 次 産 業 化 等 に よ る お み や げ・特 産 品 の 開 発 が 必 要 で あ る 。

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III.提言(道の駅の今後の方向性)

1.道の駅の課題と今後の方向性の整理

(1) 課題と方向性の整理図 県 内 道 の 駅 が 抱 え る 課 題 と 今 後 の 方 向 性 に つ い て 、 以 下 の 通 り 整 理 し た 。 ≪課題整理≫ ≪今後の方向性≫ a.利用者ニーズへの丁寧な応対と 地域の観光商品の窓口対応 ②防災拠点・情報発信拠点 としての活用 c.道の駅の防災面の位置づけ見直しと 情報受発信機能への投資促進 b.地域振興に取り組む道の駅を バックアップする自治体の体制整備 ①最適な運営手法の構築 b.道の駅同士の連携による、 人、物、情報の交流促進 道 の 駅 を プ ラ ッ ト フ ォ ー ム と 位 置 付 け た 観 光 振 興 及 び 地 域 活 性 化 へ の 取 り 組 み ③六次産業化等による おみやげ・特産品の開発 d.地域産にこだわった商品開発と 効果的な情報発信 ②品揃えの充実による客数・ 売上の増加 c.地元の農漁業者等との更なる 連携による品揃えの強化 a.道の駅の収益を地域に還元できる 仕組みの導入 d.国の支援制度等の有効活用と 創意工夫による魅力的な施設づくり ③施設老朽化への対応 道 の 駅 利 用 者 の 満 足 度 を 高 め る た め の 取 り 組 み ①観光誘客と観光客を地域へ 回遊させる仕組みの構築

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2.今後の方向性について

(1) 道の駅の利用者の満足度を高めるための取り組み ① 最適な運営手法の構築 → a.道の駅の収益を地域に還元できる仕組みの導入 行 政 改 革 の 一 環 と し て 、道 の 駅 の 運 営 に 指 定 管 理 者 制 度 を 導 入 し て い る 場 合 、収 益 性 の 追 求 と 経 費 の 圧 縮 等 に よ り 効 率 的 な 運 営 が 行 わ れ る も の の 、 道 の 駅 の 収 益 性 が 高 ま る と 、指 定 管 理 料 が 減 額 な い し ゼ ロ と な る こ と に つ な が る 傾 向 が あ る た め 、道 の 駅 の 自 助 努 力 の 意 欲 を 削 ぎ か ね な い 。そ の た め 、 道 の 駅 を 指 定 管 理 者 制 度 に よ り 運 営 ・ 管 理 す る 場 合 に は 、 そ の 運 用 方 法 を 十 分 に 検 討 し 、そ の 道 の 駅 に あ っ た 最 適 な 手 法 を 構 築 す る こ と が 必 要 と な っ て く る 。 一 般 的 に 、指 定 管 理 者 が 稼 い だ 収 益 は 、自 治 体 へ 戻 入 す る こ と が 多 い が 、 道 の 駅 の 特 徴 を 鑑 み る な か 、収 益 の 利 用 方 法 を 利 用 者 に 恩 恵 が あ る よ う 道 の 駅 の 発 展 に 利 用 す る と い う 視 点 が 重 要 で あ る 。 具 体 的 に は 施 設 の 改 修 ・ 整 備 や 新 商 品 の 開 発・販 売 な ど に 投 資 す る こ と で 、そ れ が 新 た な 収 益 の 源 泉 と な り 、地 域 に 再 び 還 元 さ れ る こ と に な る 。こ の よ う に 一 般 的 な 指 定 管 理 者 制 度 と は 違 っ た 運 用 の 仕 組 み を 導 入 す る こ と で 、指 定 管 理 者 も 長 期 的 な 視 点 で 道 の 駅 の 運 営 に 携 わ る こ と が で き 、よ り 良 い 道 の 駅 の 実 現 に つ な が る と 考 え ら れ る 。 ① 最適な運営手法の構築 → b.地域振興に取り組む道の駅をバックアップする自治 体の体制整備 県 内 の 道 の 駅 を 管 轄 す る 自 治 体 の 担 当 部 署 は 、農 林 部 門 や 商 工 部 門 、観 光 部 門 な ど さ ま ざ ま で あ る 。そ の 結 果 、 道 の 駅 の 運 営 管 理 者 が 道 の 駅 の 発 展 の た め に 新 た な 取 り 組 み を 企 画 し て も 、担 当 部 署 の 違 い か ら 、効 果 的 な 支 援 を 得 ら れ な い ケ ー ス が あ る 。 ま た 、 今 後 、 道 の 駅 に は 、 現 在 の 農 産 物 の 販 売 や 観 光 拠 点 と し て の 機 能 に 加 え て 、防 災 や 福 祉 、教 育 な ど 多 く の 役 割 を 担 う こ と が 求 め ら れ る 。 こ の よ う な な か 、道 の 駅 を 設 置 し た 自 治 体 側 と し て も 、道 の 駅 の 幅 広 い ニ ー ズ を 汲 み 取 れ る よ う な 共 通 の 窓 口 を 設 置 し た り 、企 画 政 策 セ ク シ ョ ン な ど 、組 織 横 断 的 な 対 応 が 可 能 な 部 署 が 所 管 し た り す る な ど の 体 制 整 備 を

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28 検 討 す る こ と も 必 要 と 考 え ら れ る 。自 治 体 は 、道 の 駅 を 設 置 し た 時 の 理 念 な ど 原 点 に 立 ち 返 り 、愛 情 を 持 っ て 道 の 駅 に 接 す る な ど 、自 治 体 と 道 の 駅 が 緊 密 な 連 携 体 制 を 構 築 す る こ と が 望 ま し い と い え る 。 ≪ 事 例 紹 介 ① ≫ ~ 町 と 一 体 と な っ て 地 域 の 産 業 振 興 に 取 り 組 む 道 の 駅 も て ぎ の 事 例 ~ ・ 栃木県にある道の駅もてぎは、茂木町の情報発信基地であり、また、地場産品のP Rや販路拡大、新商品の開発など茂木町の産業振興の場として位置づけられてい る。そのため、農産物販売に加え、地元商店街の商品も委託販売方式で販売してい る。日本酒やお菓子など商店街の商品を置くことで、地域商業者の売上増加に貢献 している。 ・ 情報発信基地としては、おもてなし情報館という施設があり、ここでは道の駅とし てのインフォメーションコーナーがあるほか、アートギャラリーや各種イベントを 開催している。 ・ 産業振興の機能として、アグリハウス内にて、地元野菜の直売所、惣菜加工、手作 りアイスクリーム、各種農産加工品の研究開発などが行われている。また、おみや げ販売として、「けやき」や「十石屋」、食事処として「レストラン桔梗」などが あり、どちらも茂木町の特産品や食材を使った商品を販売している。 ・ 当駅が多くの観光客や地元住民でにぎわい、さまざまな取り組みを進めることがで きているのは、茂木町長(運営会社の㈱もてぎプラザは茂木町の第3セクターで、 社長は茂木町長)の存在を抜きには語れない。町長と考え方を共有し、方向性をあ わせているため、町のバックアップが得られている。 ・ 茂木町には観光地が少なく、観光客も素通りしてしまうことが多いが、当駅の存在 が少しでも観光客を呼び込むことにつながり、地域の産業振興に役立っていればと 思っている。

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29 ② 品揃えの充実による客数・売上の増加 → c.地元の農漁業者等との更なる連携に よる品揃えの強化 道 の 駅 の 利 用 者 は 、生 鮮 食 品 や 加 工 品 等 の 地 場 産 品 の 購 入 ニ ー ズ が 高 く 、 こ れ ら 地 場 産 品 の 品 揃 え を 充 実 さ せ る た め に は 、地 元 の 農 漁 業 者 等 と の 連 携 の 強 化 が 不 可 欠 で あ る 。 漁 業 に お い て は 、 地 域 に よ っ て 取 扱 量 が 多 い 市 場 へ の 出 荷 が 一 般 的 で 、 道 の 駅 の よ う な 直 売 所 に は 取 り 組 ま な い 漁 業 者 も い る の が 実 態 で あ る 。し か し な が ら 、 今 後 、 第 一 次 産 業 の 担 い 手 の 高 齢 化 が 進 行 す る な か 、 少 量 販 売 の メ リ ッ ト や 地 域 産 業 の 振 興 な ど を 継 続 的 に 訴 え 、連 携 可 能 性 が あ る 事 業 者 ( 釣 船 屋 な ど ) な ど か ら 、 少 し ず つ 関 係 を 構 築 し て い く こ と が 重 要 で あ る 。 な お 、 そ の 際 は 、 当 初 は 利 益 が 出 な く て も 、 ま ず は 取 り 組 み を 開 始 す る こ と に 専 念 す べ き で あ る 。 農 産 物 も 、季 節 に よ っ て 生 産 さ れ る 農 産 物 が 減 り 、品 切 れ や 偏 っ た 品 揃 え と な る 道 の 駅 も あ る が 、時 期 を ず ら し た 農 産 物 の 生 産 や 新 種 農 産 物 へ の 取 り 組 み を 推 奨 し て い く こ と が 必 要 で あ る 。 釣 船 屋 や 体 験 農 場 な ど 観 光 事 業 に 取 り 組 む 農 漁 業 者 に は 、道 の 駅 に パ ン フ レ ッ ト 置 い て 宣 伝 を し た り 、顧 客 の 紹 介 な ど を す る こ と で 、関 係 構 築 を 図 る こ と も 効 果 的 で あ る 。 ③ 施設老朽化への対応 → d.国の支援制度の有効活用と創意工夫による魅力的な施 設づくり 多 額 の 資 金 が 必 要 と な る 施 設 の 整 備 に は 、自 治 体 単 独 で 取 り 組 め な い た め 、効 果 的 に 国 の 補 助 金 な ど の 支 援 制 度 を 活 用 す る こ と が 望 ま し い 。現 在 、 国 で は バ リ ア フ リ ー 投 資 や 防 災 投 資 を 支 援 す る 制 度 を 整 備 し 、利 用 を 推 奨 し て い る た め 、比 較 的 利 用 し や す い 環 境 に あ る 。こ の タ イ ミ ン グ を 逃 さ ず 、 補 助 金 等 の 要 件 に あ わ せ た 施 設 整 備 を 行 う な か で 、道 の 駅 と し て の 機 能 強 化 も 進 め る こ と が 望 ま し い 。 ま た 、 開 設 か ら 1 0 数 年 経 過 し た 道 の 駅 で は 、 知 ら な い 間 に 無 駄 な も の が 増 え 、 生 活 感 に 溢 れ て い る こ と が 少 な く な い 。 一 度 客 観 的 な 視 点 か ら 、 不 要 な も の を チ ェ ッ ク し て 取 り 除 く な ど の 作 業 を 行 う こ と が 効 果 的 だ ろ う 。施 設 内 に 市 町 村 の 花 や 木 を 植 え た り 、非 日 常 空 間 を 演 出 す る よ う な 記 念 写 真 ス ポ ッ ト を 整 備 す る な ど 、さ ほ ど 費 用 を か け ず に 行 え る 取 り 組 み に よ り 魅 力 的 な 施 設 づ く り を 進 め る こ と も 必 要 で あ る 。

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30 (2) 道の駅をプラットフォームと位置付けた観光振興及び地域活性化への取り組み ① 観光誘客と観光客を地域へ回遊させる仕組みの構築 → a.利用者ニーズへの丁寧 な応対と地域の観光商品の窓口対応 県 内 の 道 の 駅 で は 、年 間 利 用 者 が 1 0 0 万 人 を 越 え る 施 設 が 複 数 あ る な ど 、 知 名 度 、集 客 力 の 高 さ か ら も 、 観 光 施 設 と し て の 高 い ポ テ ン シ ャ ル を 有 し て お り 、観 光 振 興 に お け る プ ラ ッ ト フ ォ ー ム と な り 得 る 存 在 で あ る 。つ ま り 、道 の 駅 へ の 観 光 誘 客 に と ど ま ら ず 、利 用 客 を 地 域 へ 回 遊 さ せ る こ と で 、 地 域 全 体 の 観 光 振 興 に つ な げ ら れ る 可 能 性 を 持 っ て い る 。 こ れ を 実 現 さ せ る た め に は 、ま ず は 、 観 光 客 が 求 め る さ ま ざ ま な ニ ー ズ に 対 し て 、し っ か り と 応 え る こ と が 第 一 歩 で あ る 。地 元 な ら で は の 食 事 を 求 め る 観 光 客 に 対 し て 、施 設 内 で 地 の 食 材 ・ 料 理 方 法 な ど を 使 っ た メ ニ ュ ー を 提 供 す る こ と が 望 ま し い が 、そ れ が で き な い 場 合 で も 、 周 辺 施 設 を 紹 介 す る こ と で 、 顧 客 ニ ー ズ を 満 た す こ と も 考 え ら れ る 。 そ の た め 、 周 辺 の 観 光 施 設 等 の パ ン フ レ ッ ト や チ ラ シ を 道 の 駅 で 配 布 す る な ど 、広 域 的 な 視 点 を 持 つ こ と が 重 要 と い え る 。 ま た 、 次 の 段 階 と し て は 、 地 域 内 の 単 独 の 観 光 商 品 を セ ッ ト 化 ・ ツ ア ー 化 し て 道 の 駅 で 販 売 す る こ と が 考 え ら れ る 。単 に 観 光 パ ン フ レ ッ ト を 置 く の で は な く 、季 節 ご と に 商 品 を 入 れ 替 え る な ど 定 期 的 に メ ン テ ナ ン ス を 行 う と と も に 、 道 の 駅 で 入 場 券 を 販 売 し た り 、 予 約 を 受 け 付 け る な ど 、 窓 口 機 能 を 果 た す こ と が 必 要 で あ る 。こ の よ う な 観 光 誘 客 及 び 地 域 へ 回 遊 さ せ る 取 り 組 み を 行 う こ と で 、道 の 駅 自 体 の 集 客 力 が 更 に 高 ま り 、地 域 の 観 光 施 設 と の 相 乗 効 果 が 期 待 で き る だ ろ う 。 な お 、 現 在 、 観 光 情 報 を 道 の 駅 で 得 る 利 用 者 が 少 な い こ と か ら 、 情 報 コ ー ナ ー を 施 設 の 端 の 目 立 た な い 場 所 に 置 く の で は な く 、施 設 の 中 心 に 整 備 し て 、 利 用 者 の 目 に 触 れ る よ う に す る こ と が 必 要 で あ る 。 ≪ 事 例 紹 介 ② ≫ ~ 観 光 客 の 受 入 窓 口 の 機 能 を 果 た す 道 の 駅 な が ら の 事 例 ~ ・ 長柄町と連携して、町の観光案内としての役割を果たしている。タケノコ掘りやイ チジク狩り、栗拾い、自然薯掘りなど観光農園に取り組んでいる農家や事業者に対 して、道の駅で受付を実施している。 ・ 受付業務は長柄町役場でも実施しているが、役場は土日が休みとなってしまうた め、土日を中心に多くの問い合わせを受けている。千葉北部や東京からの観光客が 多く、要望のあった観光農園に対して、当館から電話して受入可否を聞いたり、ス ケジュール調整などの対応を行っている。 ・ 道の駅で受付業務を行っている観光農園はほぼ固定化されているため、不公平など の問題が起こることはなく、当駅としては地域貢献の一環としてボランティアで対 応している。

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31 ① 観光誘客と観光客を地域へ回遊させる仕組みの構築 → b.道の駅同士の連携によ る、人、物、情報の交流促進 現 在 県 内 に は 道 の 駅 が 23 か 所 あ る が 、 全 国 で は 1 ,0 00 か 所 を 超 え 、 売 上 高 は 大 手 コ ン ビ ニ チ ェ ー ン 並 み の 規 模 と な る な ど 、 道 の 駅 の 知 名 度 、ブ ラ ン ド 力 は 高 ま っ て い る 。県 内 の 道 の 駅 で は 地 域 性 に よ る 違 い が み ら れ る が 、利 用 者 か ら す る と 同 じ 道 の 駅 ブ ラ ン ド の 施 設 で あ る こ と か ら 、今 後 は 県 内 の 道 の 駅 同 士 が 更 に 連 携 し て い く こ と が 望 ま し い と 考 え ら れ る 。 そ の 際 重 要 な こ と は 、 人 、 物 、 情 報 と い っ た 経 営 資 源 を 道 の 駅 間 で 、 相 互 に 交 流 で き る よ う に す る こ と で あ る 。 具 体 的 に は 、自 施 設 の 利 用 客 を 近 隣 の 道 の 駅 へ 紹 介 す る な ど お 互 い に 回 遊 さ せ る こ と や 、新 た に 開 発 し た 道 の 駅 限 定 商 品 を 共 同 で 販 売 す る こ と で 開 発・在 庫 リ ス ク を 軽 減 さ せ る こ と な ど が 考 え ら れ る 。 こ の 結 果 、 資 金 の や り 取 り が 発 生 す る こ と で 、 よ り 一 層 の 連 携 に つ な が る だ ろ う 。 ≪ 事 例 紹 介 ③ ≫ ~ 千 葉 県 と 茨 城 県 の 7 つ の 道 の 駅 で の 連 携 事 例 ~ ・ 県内北東部及び茨城県南部の道の駅間で、「ちばらき連絡会」という連携組織があ る。県内の道の駅の多古、くりもと、オライはすぬま、水の郷さわら、風和里しば やまの5先と、茨城県の南部のいたこ、たまつくりの計7駅で連携している。ゆる やかな連携ではあるが、定期的に情報交換するなか、スタンプラリーの実施や共同 で商品開発も行っている。 ・ ちばらき連絡会では、茨城の名産であるメロンと、千葉の名産であるピーナッツを 組み合わせた「ちばらきシフォン」というお菓子を開発した。これは商品の企画・ 開発を連絡会が担い、製造は県内の食品製造会社に委託している。商品は観光客な どから好評で、この売上の数%を連絡会の活動費に充てている。

参照

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