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智山學報 第63 - 019森口 光俊「阿字観法の展開(五) : 「〓の塩焼」の無残から」

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全文

(1)

阿字観法の展 開  (五) (森口)

 

( 五 )

 

   

1

「 週 の 塩

」 の 無 残 か ら

 

 

 

   

 

   

 

  お よ そ 二

七 十

に も

の 終 わ り 、

化 に 一

す る の

の 対 社 会 的

相 を

態 は 、 ま さ に 「 到 の 塩 焼 」 で あ っ た 。  

に 活

し た 狩 野

の 絵

川 鍋 暁

は 、 パ ト ロ ン の

の た め 「 地 獄

」 四 十 四 図

い た 。

明 開 化 を

す る

き の 「 田

の 乗 る 汽

」 、 現 世 同

の 悲 し み と 喜 び の 世 態 を 、

味 を

っ て

い て い る 。

の 「 阿 防

」 に は

し そ

王 が 活 躍 し て 、

ら し い

や 、

に 傾 い て 立 っ て

い る 。 三 途 の 川 を わ た っ て 道 中 の

の 賑 わ い に 、 気 を 取 ら れ て 見 お と す と こ ろ 、 そ れ ら し き

「 廻 の 塩

」 の

が 出 て い る 。 ( 明 治 三 + 六 年 、 ブ リ タ ニ カ に 広 重、 北 斎 、 歌 麿 、 暁 斎 と し て 紹 介 さ れ る 。 「 晩 斎 近 代 へ 架 け る 橋 」 京 都 鬮 立 博 物 館 二 〇 〇 八 年 )  

は 、 そ の 歴 史 の

果 と し て の 近 代 を 迎

る こ と に な っ た 。

・ 明

っ て 、 天 皇 を 担 い だ

に 、 巧 み に

応 し た

の 間

を い れ ぬ 、 国

道 化 ・

へ の

の も と 、

・ 仏 教

は 急

ん だ 。 仏 教 の 、 殊 に 天

言 の 徒 に は

も 施 策

な か っ た 。 私 は

釈 の

を 涙 な

し て 読 む こ と は

な い 。

257

(2)

NII-Electronic Library Service   昭 和 八

刊 、 大 鷽 「 現

」 嗣 治 佛 教 の 研 究 ・ 回 顧

 

は 「 明 治 維 新 の

佛 毀

は …

実 上

来 の 仏 教 の 滅 亡 で あ っ た 」 と

い 、

尾 顯 敬 は 「 廃 佛 毀 釈 が 、 国

の 思

に 興 へ た

激 は 、 岡 時

を 通 じ

正 時 代 を 経 て 、 昭

日 に 及 び 、 そ の 関 係 す る と こ ろ が 極 め て

汎 で

、 且 つ

で あ る と

ら る ・ の で あ る 。 … 余 は 今 日 に 至

ほ 瞬

の 初 め の

毀 釋 の 余 勢 を 思 わ

る を

な い 」 と

。   こ こ に

尾 の 「 尚 ほ

佛 毀 釋 の 余 勢 を 思 わ ざ る を 得 な い 」 の

い 図 る こ と は 出

な い が 、 仏

に か か わ る 先

に 、

た ち の

る べ き 姿 を

め る 時 、 深

な 三 つ の 問 題 と し て 、

に そ の

勢 は

い て い る と 思 わ れ る 。   以 下 、 一 . 近

匳 の

相 、 二 言 葉

さ れ る

教 、 三

と 国 家

の 三

に 、

の 要

い た 。 こ の 三

は 、 そ れ ぞ れ

三 項 に 収 斂 し て 、 現

ら を 考

な け れ ば な ら ぬ 重 い 問

る と

っ た 。

に し た が っ て 、 理

し た

む べ き

に つ い て 、 後 に わ

か の

を 示 す こ と に し た い 。 先 学 の

258

N工工一Eleotronlo  Llbrary  Servloe

 

A

 

し の

か で  

正 四

「 両

 

田 雷

 

寛 永 寺

院 。 「 曼

羅 通

」 出 版 五

入 れ た 基

の こ と 。

て 、

化 の 聖 人 を

ら ば

生 即

凡 聖

二 の

永 く 閉 じ ん …

教 に 依 ら

れ ば 、 一

の 仏 教 は 解 釈

る こ と

は ざ る も の 也 。

に お け る

的 、

道 的

識 ・

動 は 超 出 し て い る 。  

正 五

綱 要 」 権 田

 

出 版

。 東 京 帝 国

学 で の

( 二 月 + 九 日

ハ 月 三 日 、 + 回 ) を

し た も の 。

(3)

阿字観法の展 開  (五) (森口)

 

横 竪 の

の 三 、 十 住 心 と 諸

( 頁

50

62

) 天

、 禅 の 位 置

、 竪 の

・ 基

教 第 三

当 の こ と 等 。  

の 五

 

刊 。

は 「 両 部 曼

」 の 発 起 人 の 一 人 で

る 。 五

と は

1

2

3

4

5

。 い わ ゆ る

謡 で は な く

で あ る 。

と 比 し て 一

め ら れ

た と

え ら れ る 。 「

教 ・ 一 言 の

拶 も

で あ り 、 一

で あ る 」 。   昭

 

「 副 業 と そ の 前 途 」 ) は

が 寺 に 入 っ た 頃 の

境 の

べ た 上 で

し て い る ( 明 治 四 + 三 年 芝 中 学 入 学 〉 。

の 主 要 な る

入 を 形

し て い る

は 一

い か に

、 仏

通 、 民

立 つ か に み え 、 且 つ 又 仏

も こ の こ と を

り と し 口

る け れ ど

か に

の 側 に 立 っ て

え る と き 、

に も 、 こ れ ら の

用 の 長

な る こ と を

っ て い る の で す 。 た だ 、

因 襲 に ひ き

ら れ て い る の み で

。   昭

「 民

 

和 」

蕎 宗

 

 

野 見 山 思

 

で は な い ・ 「

か け る

」 。    

1

昭 和 八

 

部 『 二

五 、

紺 中

以 降 、

し 形

化 し て 、

眠 を

る に 過

な か っ た が

に 、

が 立 っ て 仏 教 を

、 黙 々 と し て

に 反 抗 す る 気

か か る 間 に 明

と な り 、 仏 教

き は 全

空 前 の 災 厄 に

面 す る の 止 む な

っ た 。 巨

領 に よ

証 せ ら れ て

っ た …

せ ら れ た る が

に 、 忽 に

ひ 、

の 強

ま っ て 還 俗

る も の

院 は 全

し た ( 以 後 大 正 + 四 年 聯 合 劍 度 解 体 に 釜 る ま で の 真 言 各 派 の 離 合 集 散 に つ い て ) 。    

1

同 八

「 明

け る 真 言 宗 」

に 政

教 に つ い て

 

、 一

と そ れ 以 降 の

の 具

波 を

て 、 最 も

し 、 鬮

の 極 、 一

259

(4)

NII-Electronic Library Service 大 変 革 を 来 し た も の は 仏

で あ る 。 就 中 、 真

き は 全 仏

で も 、

き る

っ た も の の 一 つ で あ ろ う 。

言 宗 は 布 教 な ぞ は や っ て い な か っ た の で 真

の そ れ を 学 ん で や

め た 。

の た め の

教 の

心 を 鮮 明 に

る 必 要 か ら

言 宗

心 の

題 が 云

さ る ・ こ と と な っ た 。 ( 「 明 治 仏 教 の 研 究 ・ 回 顧 」 所 収 ) 。     皿

十 三

概 論 」 高 神

 

密 教 を 近 代 仏 教 学 の 立

か ら 体 系 づ け た 最 初 の

述 が 簡

で 、 わ か り や

教 へ の

と し て も

好 の 著 作 で あ る ( 改 定 新 版 宮 坂 解 説 ) 。 厳 密 な 注 が 学 ば ん と す る

に は

と な る で あ ろ

( し か し 、 難 解 で あ る ) 。    

W

「 日

の 哲 学 」 ( 秘 蔵 寶 鑰 )

山 ・

 

堂 刊 高 野 山 で 西 田

を 教 え た

十 郎 が 、 金 山 老

会 っ た こ と か ら 生 ま れ た 。 こ の

が 最

の ( よ り 以 前 に ) 西 田 に

わ っ て い れ ば 、

っ た 西 田 に 、 全

な る

と 思

開 を

え え た か と

す る 。

録 の

に 天

窮 の 国 体 を

ら ん と

る 云 々 。    

V

三 十 九

に お け る 真 言 宗 の

合 」

 

山 学 報 第

二 ・

明 治 五

山 公

、 六 大 新 報

に よ る 、

派 の

の 様 相 特

。      

 

四 十 一

正 期 の

言 宗 概 観 」

 

智 山 学

 

四 輯    

W

四 十 五

教 史 」 寺 湾

 

 

6

1

時 代 ( 自 昭 和 + 六 年 四 月 … 至 昭 和 二 十 一 年 三 月 ) 昭

十 ⊥ ハ

B

、 一 万 三 千 の 寺 院 教

・ オ ー ル 真 言 宗

立 。

言 宗 、

醐 派 、 東

派 、 泉 涌

派 、 山 黯 派 、 善 通 寺 派 、

、 豊 山 派 合 併 。 三 ・ 三 日

家 総 動 員

、 一 〇 ・ 一 八

成 立 、 十

平 洋 戦 争 始 ま る 。  

6

2

十 九

・ 五 月 十 六 日 よ

二 臼 に い た る 七 臼 問 、 金 剛

に て

っ た 。 ・ 国 禧 会

 

、 五 月

野 山 、 六 月 仁 和 寺 、 七

院 、 八 月

、 九 月 泉 涌

、 十

醍 醐 寺 、 十 二

、 一

260

N工工一Eleotronlo  Llbrary  

(5)

阿字観法の展 開  (五〉 (森口) 月 長 谷

、 二 月

、 三

で 執 行 し た 。  

6

3

昭 和 二 十

1

集 団 の

2

 

3

隊 の

。    

 

   

 

   

 

  へ  

6

4

八 月

四 日 ボ ッ タ ム

言 を 受 諾 し 、

五 日 に

戦 の

渙 せ ら れ て

わ っ た の で 、

は 左 の

諭 を

し た 。

長 告

 

勢 我 二 利 ナ ク 畏 ク モ 至

シ テ 戦

ヲ 中

二 宣 シ 給 フ

 

栄 ト

民 ノ 康 寧 ト ヲ

ハ セ

フ 聖 慮 ヲ 拝 シ テ 恐

ク ト コ ロ を

ラ ズ …

タ ル モ ノ ハ 高 祖 ノ 遺 訓 ヲ

シ 鎮

是 ヲ 国

関 ノ

ノ 秋 二 発 揮 シ

世 利 人 ノ

願 ヲ 同

日 二 具

ス ベ キ ナ リ

 

是 レ

徒 力

ス へ    

 

   

 

   

 

                             

 

   

 

   

 

こ う キ

ノ 大 道 ニ シ テ マ タ

ノ 皇 恩 二 酬 ヒ

ナ リ

 

バ ク ハ

ノ 道 俗

シ ク

 

ヲ 奉

シ 不 退

猛 心 ヲ 以 テ 国

の 回 復 二

メ テ 世

ノ 平 和 ノ

セ ン コ ト ヲ 、 昭 和 二 十

九 月 七 日

 

長 .

正 斎

長 ・ 智 山 派 。 オ ー ル 真 言 解 体 。 )  

6

5

派 合 同 の 顛 末 ) 太

の 戦 況 苛 烈 に 従 っ て 、 政

は 国 民 精

員 を 提 唱 し 、 企 業

統 制 と な り 、

」 を

し た 。 政

の 意 に

こ と は 、 集 団 の

立 を

る と い

恐 れ を

い て い た か ら ひ た

の 意 志 に 迎 合 す る よ

に 努 め た の も 、 あ の 時 と し て は や む を

ぬ こ と で あ っ た 。

は 鎮

で 、

も 祀 る 祈 疇

本 の

是 で あ る か ら 、

ん に 戦 勝 祈 願 を や っ た 。 し た が っ て こ の

代 の わ が

教 は 軍 国 主

と つ

目 的 達

す る ば か り で … あ っ た 。 … 御

や 、 両

の こ と 太 元

を 三 回 も

し 、

一 回

国 寺 に 於 い て

国 神 社 合 祀 英 霊 追

を お こ な っ た 。

B

) の

へ の

 

 

1

四 月 五 日 、 新

の 結 成 ・ 「

言 」 … い や し

も 、 仏

を も っ て 人

の 最

原 理 と

る 仏 教 徒 が 、 果 た し て

と 何 の 交

ち つ つ

る か 。 ( 教 界 幾 多 の 先 学 学 匠 ら が 、 そ の 得 々 た る 教 学 の 研 究、 宗 制 の 整 備、 不 断 の 伝 道 等 々 、 専 横 な る 支 配 階 級 の 前 に 臨 ん で 、 畢 竟 、 反 動 的 御 用 宗 教 の 役 割 を 演 ず る 以 外 、 そ も そ も 何 の 権 威 た る ぞ )

ら は い

。 「 宗 教

261

(6)

NII-Electronic Library Service は

階 級 で あ る 。 和 を

ぶ 」 と 。 だ が 、 そ の 実 際 は 阿

め て

の 呪 詛 を 買 い 、 若 き 仏

を そ そ る 以 外 、

と な

つ つ あ る で あ ろ う か 。 か か る 現

は 、 純 信 の 到

る 道 で は な い 。 ( 昭 和 四 十 九 年 「 仏 陀 を 背 負 い て 街 頭 へ 」 妹 尾 義 郎 と 新 興 仏 教 青 年 同 盟   稲 垣 真 実   所 収 )    

H

昭 和 二 十 九 年 「 二 十 世 紀 日 本 の 理 想 像 」 亀 井 勝 一

118

月 東 洋 に お け る 侵 略

と し て の 罪 の 意 識 か ら 発

る 、

者 の 自

、 生

感 ( 宗 教 的 動 機 ) 『

東 洋 へ の 回 帰 』 キ リ ス ト

と の 対 論 。         「

教 △ 系 王

 

・ ( 「 文 学 と 信 仰 」 所 引 )   「 自 己 に 対 し 、 他 に

し 、

明 の 悲 劇 に

し 、

正 に 対 し

出 た 憤 怒 の

し た

び を 聞 か な い 。

言 す れ ば 、 現 代 批 判 に お け る 仏 教 徒 の 無 能 力 は 、 こ こ に

因 し て ゐ る や

に 思 わ れ る 。 キ リ ス ト 教 は 近 代 ヨ ー ロ ッ パ 文 明 の

起 せ る あ ら ゆ る 問 題 と 、 格 闘 の 相 に お い て 流 入 し た 。

不 正

… 仏 教 は こ の 意

で の 近 代 文 明 と 格 闘 す る こ と 極 め て

し い 。 明 治 以 降

々 の 担 っ た 宿

し て

に す ぎ た 。

の 罪 悪

を 、

怒 の 相 に お い て

代 の た だ な か に も ち 来 ら す 必 要 が あ る 」 。 ( 昭 和 五 + 七 年 「 近 代 日 本 の 思 想 と 仏 教 」 峰 島 旭 雄 東 京 書 籍 所 収 に よ る V     皿 昭 和 三 十

 

仏 教 講 座 ( 第 一 − 第 五 ) 上 原 、

井 、

川 書 店 第 一 巻 「 人 間 ・ 社

」 月

一 号

の 言 葉 上 原 専

祿

・ 亀 井 勝 一

・ 古 田 紹

。 亀

は 深 刻 な 反 省 か ら こ れ に

わ っ た も の と

え ら れ る 。   「 仏

講 座 を 世 に お

る に つ い て 、 第 一 に 心 が け た こ と は 、 そ れ が 現 代 社

に い か な る

し い

を も つ か 、 … 徒 に 難 解 で

門 過

る 従 来 の 傾 向

反 省 し 、

を 現

に 生 か そ

と す る と こ ろ に 編 集 の 重

い た 。 …

日 の 世 界 に 於 い て 「

」 の も つ 比 重 は 益 々

つ つ

る 。

国 間 の

立 、 諸 思

の 紛

た っ て 、 仏 教 固

が い か な る

果 た す か は 、

の 生 死 に

る 重

題 で あ る と と も に 、 ま た

ヒ ュ ー マ ニ ズ ム の 発 展 の 上 か ら

な い 課 題 で

。 … 」

262

N工工一Eleotronlo  Llbrary  

(7)

阿字観法の展 開  (五) (森口)    

N

 

昭 和 三 十 五

t

三 十 六

二 月 「 日

人 の 精

」              

 

   

二 部 ( 「 王 朝 の 求 道 と 色 好 み 」 ) 。 三

「 王

み 」 文 藝

   

V

は 現

の 社

的 要

ら れ る か 」 宮 坂

 

日 報 第 二 次 大

に 「 立

以 来

皇 室

一 の

り 、

公 の

し つ つ あ る 」 と

し た 合 同

も 敗 戦 と と も に 、 「 平

立 の た め 、

独 自 の

て 、

の 趨 勢 に

」 と な っ て 分 裂

る こ と だ

は 忘 れ な か っ た 。

ほ ど 理

な き 分 派 の

し い が 、 明

以 来 た び 重 な る 合

に 国 家 権 力 の

下 の 下 に な さ れ 、 分

は い つ も

間 の 利

に 基 づ い て お こ な わ れ て き た 。   も し 、

国 土 、

意 趣 を

え る な ら ば 、 わ れ わ れ は 世 界

に お

る 現 実 の

理 を 科 学 的 に

し た

え で そ こ か ら 旦

的 に 人 類

を 見 い だ し て い か な け れ ば な ら な い 。 … そ し て

日 の 時 代 は 、 も は や

教 の

さ な い よ

な 段

し よ

と し て い る 。    

W

「 日

と 仏 教 」 吉 田

 

 

 

仏 教 の

)        

1

 

2

 

3

仏 教 。 敗 戦 と 仏

団 。

任 と 仏 教 。 仏 教 の 平 和 運 動 。 仏 教 の 課 題 、

団 仏 教 で は 、

に 対 す る

教 的

が 不

の ま ま に し て お か れ た 。 こ れ に 対 し て 田 辺 元 ・

井 勝 一 郎 そ の 他 の 人 々 か ら 、

を 通 し て

刻 な 反

が な さ れ て い る の は 興 味 が

る 。 … 廃 仏 毀 釈 と 太 平

、 こ の 百

間 の 仏 教 と 社 会 の

係 は 、 仏 教 が 「

」 あ る い は 「

」 の

理 を

使

用 し な が ら 、 近 代 社

と 悪 し き

る か 、

ご と

る 場 合 が

か っ た 。 近 代 社

に お い て は そ の

か ら い っ て 、 仏 教 に と っ て 何 よ り も 必

っ た の は 、 こ の 廃 仏

へ の 反 省 と 、

戦 争 の

任 と い

二 つ の 原

の 上 に

成 さ れ 、 仏 教 が そ れ を 自 ら の

己 規

と 課 し て い く 、 内 面 的 な 「 戒

」 の

理 で あ っ た と お も

。    

W

昭 和 四 十 七 年 「 日 本

に お

る 価 値 観 の

」 笠 原 一

編 著

 

人 の

は 、 仏 教 的 ・ 儒 教 的

観 の 混

の な か に

成 さ れ て き た 。 に も か か わ ら

、 そ れ ら の 価

が 、 日 本

263

(8)

NII-Electronic Library Service 人 、 な か で も 日

の 価

基 準 と し て 一

し た

を も ち つ づ け て い な い の で あ る 。

さ れ る 仏 教 者 の

姿

が 、 日 本 史 の 全

じ て 、

待 さ れ る 日 本 人 の 基

と な っ た こ と は 少 な い 。 と い

の は 、 日

人 は 政

が つ く

あ げ 、 公 認 し た

を つ ね に お し つ け ら れ 、 そ れ に

る と い っ た 価

の 歴 史 を 辿 っ て

た か ら で

る 。 し か も 、

教 人 ま で も が 、 政

の つ く っ た

用 価

に 全

に 屈 従 す る の が

で あ っ た 。

が 要 求

さ れ る 日 本 人 像 に 、

さ れ る 宗 教 人 像 を 右 へ な ら え さ せ る

日 本 の

は と っ て き た の で あ る 。     皿

「 近 世 仏 教 の 思

原 裕 泉

 

 

岩 波

 

思 想 体 系

 

井 学 『 近 世

色 』 と し て 四

を 掲 げ 、 そ の

四 点 と し て 言

。 僧 侶 も 檀 家 も

そ の

そ し て

さ れ る の が 、

世 仏 教 の 原 則 的

姿

る 。 し か も 幕 府 は 、 教

の 異

を 禁 じ た 。 し た が っ て 教 典 ・ 聖 教 の 訓

的 研 究 は

ん だ が 、 教 説 の

は こ の 厳 し い

わ れ 、 と

に そ れ が 民 衆 の 「 世

し 」 的 な 反 権 力 の

争 に 結 び つ く よ

な 教 義 解

は 、 近 世 仏 教

上 か ら

え 去 っ た 。 …

聖 不 可 侵 性 を

定 し よ

と し た

姿

近 世 仏 教 か ら 消 滅 す る 。

は …

へ の 従 属 を 優

ま た 民

そ の よ

に 説 く こ と が 大

と な っ た 。 こ れ は 決 定 的 と も い え る 近 世 仏

上 の 特 色 と い え る で あ ろ

。 一

264

N工工一Eleotronlo  Llbrary  Servloe

 

A

る    

1

昭 和 四 十

 

心 と

月 、 佐 和 、 梅 原

NHK

ブ ッ ク ス 所 収

1

大 日 は な ぜ

の 対 象 に な ら な か っ た か 、 な じ み の 少 な い 三 つ の 理 由 。

2

華 厳 思 想 の

・ モ ナ ド ロ ジ ー を 思 わ せ る ビ ル シ ャ ナ 仏 の 大 日 如 来 へ の

身 、 菩 薩 形 は 、 現 世 の

姿

世 の 快

(9)

阿字観法の 展開 ((森口

の 肯 定 を 示 し 、 色 彩 的 、

や か な 色 の

宴 が あ る 。

3

両 界 曼

羅 か ら 、 密 教 精

を と ら え る ・ 大 日 如

を 中 心 に

く の 仏 が 平

し て

仏 の

所 が あ る 。 仏 教 以

の 反

す る 神 、 帝 釈 天

も そ の

が あ る 。 こ こ で 優 勢 な の は

の 原 理 で

の 原 理 で あ る 。 マ ン ダ ラ は 仏

を 図 解 し て い る も の 。

4

大 日 は

然 、 人 間 に か か わ る

だ 。 : ・

間 の

悪 の 行 為 に

え る 人 格 神 よ

の 支 配

と し て

然 の 生

育 を 司 る 宇 宙 神 の ほ

が 、 近 代 人 に は

る こ と の で き や

で は な い か 。

5

日 本 人 の 生

と 密 教 の 握 手 。 自 然 の 中 に 生

る 思 想 は 、 単 に ア ニ ミ ズ ム と い っ て

る と し

( ら れ な い ) 。

と 仏 を

び つ け る

の が

然 に 生

る 思 想 で あ る 。 こ

し て

習 合 が 日

の 伝 統 的

心 と な っ た 。

6

壮 大 な 生

へ の

を 歌 う 未

教 で あ る 。 …

日 如

の 知 ( 智 ) は 慈 悲 と 結 合 し た

を し て 慈 悲 に 従 わ せ る の が 曼

羅 に

れ た 人 間 の

の 理 想 で あ っ た 。 … 明

は 、

の 原 理 が 、

の 文

っ た の で

る 。

の 原 理 は 慈 悲 と 結 び つ

代 わ

に 、 闘

の 原 理 と 結 び つ い た か の よ

り 、 そ の

理 の

違 い が あ の

西

帝 に 対 す る 日 本 の 追 随 を 生 み 、 日

を あ の 破 局 的 な 戦

の 道 に

さ せ た の で は な い か 。    

1

教 の 発 見 」

造 的 日

 

原 猛 初 版 筑 摩 書 房 )             四

「 日 本 文

論 へ の 批 判 的 考

辻 哲 郎 の 場 合 。 同 上

五 十 一

講 談

庫 。     皿

門 空

」 渡 辺 照

宮 坂

頼 に た る

で あ る 。 本 書 は 、

に 包 ま れ た 虚 像 を 洗 い 落 と し て 、 真 に 仏 教

、 思

と し て 生

た 生

を 、

の 研 究 に 基 づ い て

現 し 、

な 思 想 を 平 易 に 説 い た 空

の 白 眉 で あ る 。

封 の

文 、 此 の

る 。

「 日 本 仏 教

上 よ

た 空

」 に 、 そ の 特

は 、

体 的 統 一 原 理 に

と づ

元 的 な 現

理 を

め な が ら

的 普 遍 的 仏 教 を

し た と こ ろ に 、 空 海 の 真 言 密 教 の も っ と も 著 し い

を 認 め

(10)

NII-Electronic Library Service る こ と が で

る と い

。    

W

二 年 「 地 獄 の 思 想 」 日

の 一

 

梅 原 猛

 

中 公 新 書 『 生

の 思 想

 

心 の 思

 

地 獄 の 思

』 。 「 生

の 思 想 」 ・ 神 道 は

神 的 な 自 然 崇 拝 で あ っ た に た い し 、 密

を 統 一 す る 宇

拝 で あ る 。 神 道 は

拝 で

る に た い し て 、 密 教 は

の 一 、 秩 序 づ

ら れ た

の 崇 拝 で あ る 。 …

然 に は

ら し い 生 の 力 が あ る 。 そ の 生 の

る 。 そ し て わ れ わ れ の な か に も こ の よ

な 密 な る 生

が 宿 っ て い る 。

の な か に あ る と と も に 、 わ れ わ れ の 心

の な か に も あ る の で あ る 。 … こ

の 哲 学 が 、 お そ ら く 日 本 人 の 中 心 的 世

で あ ろ う 。 同

「 日 本 文 化 と 仏 教 」 ( 特 集 ・ 仏 教 の 問 題 点 )

原 猛

 

理 想    

V

四 十 二

 

関 西 哲

界 シ ン ポ ジ ュ ウ ム 「 日

」 三 つ の

理 。 報

 

猛 。                     昭 和 五

「 現

日 本 の

学 」 西

 

明 治 以 降 の ヨ ー ロ ッ パ 哲 学 移 入 以

に も 日 本 に 「

学 」 は

っ た 。 日

を つ ら ぬ

「 日

」 …

安 の

神 道

に 仏

( 真 言 ・ 天 台 ) 。 こ の 日 本 哲 学 の 普 遍 的 原 理 は

説 と し て い え ば 、 心 ・ 生

・ 地 獄 の 三 つ の 思 想 で あ る ( 要 旨 、 橋 本 峰 雄 )    

W

四 十 三

「 弘 法

全 集 」 第 一 巻 ( 教 学 編 ) 勝 又

 

房 仏

大 師 著

、 教

編 の 原

を 現

記 で 書 き 下 し 、 当 頁

に 術 語 、

、 必

の 注

さ れ 、 語

引 、 他 、 聖 語 も 蒐 集 さ れ て い る ( 全 三 巻 ) 解 説 を 含 め て 大 師 の 思 想 を 学 ぶ た め の

図 書 で あ る 。 こ と ば

へ の

で あ る 。    

W

「 日 本 の 仏 典 」 武 内

 

梅 原 編

 

中 公

書 私 た ち は 仏 教 の 思

的 遺 産 を ど れ だ け 知 っ て い る で あ ろ

か 。 三 十 二

。 日 本

の 根

な す 仏 教 思

髄 、 イ ン ド 成 立 の

、 中 国 の 注

、 日 本 僧 の 書 い た 経 論 の コ ン パ ク ト で 丁

な 解 説 書 。 編

梅 原 は 、 空

「 秘 蔵 宝 鑰 」 を 書 い て い る 。

266

N工工一Eleotronlo  Llbrary  

(11)

阿字観法の展 開  (五) (森口)

B

「 生

へ 」    

1

四 十 三

『 仏

の 思

』 ( 全 十 二 巻 ) 角 川

( 梅 原 ・ 上 山 企 画 )    

 

   

九 巻 「 生

 

坂 ・

梅 原 ・

は 、 人 間 中 心 主

じ ゃ 困 る

代 が

た 。 そ

と こ ろ に は じ め て 密 教 の 意 味 が 光 り 出 し て く る

じ が す る の で す 。

者 は 仏 教 を わ か ら せ る よ

い て い な い 。 一 般 的 な 解 説 書 が 皆

に 近 い 。 教 理 は 非

に む

か し い 。 教 理 を も

一 度

の こ と ば に

し て

に 伝 え よ

力 が 欠 け て い た 。 そ

い う

て く る と き に 、 も

一 回 密 教 が

え な お さ れ る の じ ゃ な い か 。 宮 坂 ・

門 の 人 た ち が む ず か し い 教

を た だ も て

そ ん で お っ て 、 そ れ が 一 般 大 衆 に 届 か な か っ た と い

責 任 も あ る 。    

H

四 十 六 年 「 日

の 仏

 

宮 坂

 

天 台

 

壬 生

 

秋 社    

 

   

 

   

 

  平 成 十

勝 著

 

第 六

所 収

 

題 「 真 言 宗 の 歴

第 五

活 動 . 仏 教 の

る 「 新 仏 教 徒 」 、 に

し た 密 教

の こ と

る 仏

加 の 人 々 、 明 治 以 降 の

教 学

に つ い て 記 す 。 ( こ の 時 期 ) 「

っ て 、

日 、

教 は ま だ 一 般 の

会 や 思 想

の 舞

に は 登 場 し て い な い 」 。

( 真 言 宗 団 の 今 後 の 課 題 結 語 〉

日 の 真

団 に

し い

使

と 責 任 と を 果 た す だ け の 活 力 が あ る か ど

か わ か ら な い が 、 …

来 社

設 へ

け て 民 衆 の た め に

言 し

め る 態

換 し て ゆ か ね ば な ら ぬ の で は な い か 。

よ り も 大 切 な の は 、

言 宗 に 限 ら

べ て の

を 思 想 的 に

得 し て ゆ く こ と で あ る 。 そ

で な い 限

団 仏 教 の 発 展 は お そ ら く

め な い で

267

(12)

NII-Electronic Library Service

 

  皿 昭 和 五 十 一

講 座 密 教

「 空

」 梅 原 猛

 

   

 

  改 題

 

昭 和 五 十 五

「 空

の 思

に つ い て 」

原 猛

 

坂 解 説

 

講 談 社 学 術 文 庫

庫 本 一 頁 十 五 行 、 一 八 〇 頁 に 、 空

心 、 即 ・

の 三 書 を 紹 介 す る 。 空

像 の 基 本 的 説 明 、 初 め の 六 の

名 も 興 味 を 引 く 新 鮮 な

的 入 門 の 書 。

は 、 三 部 作 を 一

思 想

に お い て

じ た の は 、 本 書 が は じ め て で あ ろ

と い

 

 

W

昭 和 五 十 一

「 空 海 と 密 教 の 思

」 」 エ ピ ス テ ー メ ー 七 月 号

日 出

大 乗 仏 教 の 展 開 の 中 に

れ る 密 教 と 、

教 を 哲 学 体

に ま で 結 晶 さ せ る 思 想

ね る 思

の 旅 は 、 は る か に

截 に 、

日 の 知 の

ら す の だ 。 密 教 学 、 哲 学 、 仏 教 学 、

教 学 、

心 理

門 の

が そ れ ぞ れ の 言 葉 で 空

へ の ア プ ロ ー チ を

る 。 宮 坂 宥 勝 、 津 田 眞 一 、 中 村 元 、 松 長

金 岡

る 。

 

 

V

五 十 六

「 空 海 」 上 山 春 平   朝 日 新

社 「 空 海 伝 の 基 本 問 題 」

の 研 究 。 ( 序 )

2

私 の 空 海

3

聞 持 か ら の 出 発 は 、

者 の

る 。 「 私 が 、

海 に 救 け ら れ て

的 な 泥 沼 か ら ぬ け だ す こ と が で き た の は 、

都 の 旧 制 大 学 二 年 か ら 三

に か け て … で あ っ た 。

下 宿

の 如 意 ゲ

大 文 字 山 ) に 虚 空 蔵 の ダ ラ ニ を 繰 り な が ら 登 り

見 知 り に な っ た 近 く の

信 仰 の お

り 方 と

言 を と な え て お つ と め を し た 」 。

原 の 年

・ 三 十 四

「 日 本

の 席 上 で 、 上 山 氏 と

ぶ 」 と

る 。

 

 

W

昭 和 五 十 七 年 「

造 」 空

鑰 』

 

筑 摩 叢

1

理 以

の 世 界 、

2

理 的

3

心 の 目 ざ め

4

る 、

5

お の れ の

く 、

6

人 び と の 苦 悩 を 救

7

一 切 は

で あ る 、

8

す べ て が

実 で あ る

9

立 を

え る

10

限 の 展 開 で あ る 。 空

の 密 教 は 自

の 極 致 に お け る 全 人 の

を 求 め て 、 つ い に 万

一 切 を

現 と す る

厳 の 世

し え た 。 そ れ は 無 限 の

の 世 界 で あ り 、 大 生 命 の 哲 学 で あ る と い

の イ ン ド

め と

る 、 西 洋

、 日

化 、 日

に わ た る 造 詣 の 深 さ を 示 さ れ た 書 で あ る 。

268

N工工一Eleotronlo  Llbrary  

(13)

字観法の展 開  (五) (森口) 三

 

A

 

と    

1

四 十

「 固 有

道 」

き 「 思

猛 。

来 の 神 道 ・

は 以 上 で 、 従

え ら れ た も の が 、 決 し て 固

で も な ん で も な い こ と を あ き ら か に し た 。 も し も 、 天 皇

主 義 が

道 に 固

で あ る な ら ば 、 わ れ わ れ の ナ シ ョ ナ ル な も の へ の 回 帰 は 、 い つ も 反 動 へ の

わ る は

で あ る 。 軍 国 主

と 天 皇

だ け に

道 を 限 っ た ま こ と に 近

的 な 、 ヨ ー ロ ッ パ 的 な

道 で あ っ た の で あ る 。 こ の よ

な 近

的 な

て て 、 わ れ わ れ は 、 神 道 固

や 価 値

に 進 ま ね ば な ら な い 。 ( 「 美 と 宗 教 の 発 見 」 講 談 社 文 庫   所 収 >    

H

四 十 五

「 国 家 神 道 」

上 重 義

 

岩 波

書 ( 結 び ) 国

道 は 集

と し て の 伝 統 を

け 継 い で き た

社 神 道 を 、 皇 室

道 と 結 び つ け 、

に よ っ て 再

成 し 統 】 す る こ と に よ っ て 成 立 し た 。 … 国

道 の 教 義 は そ の ま ま

民 精 神 で あ る と さ れ た 。 … 国

は 、 わ ず か 四

ま で 、 八 十

に わ た っ て 日 本 を 支 配 し た

教 制 度 で あ り 政 治 制 度 で あ っ た 。 … 国 家

は 、

、 日 本 に お け る 民 主 主

の 対

な す

で あ っ た か ら 、 国

の 復

と 民

の 擁 護 は 、 い や お

な し に 二

一 の 関

に あ る 。 国

道 の 本

割 の

明 は 、 ま さ し く

在 の 問 題 と 言

で あ る 。     皿 昭 和 五 十 四

「 現 代 日 本 の

教 問 題 」 村 上

 

日 選 書 陸 ・

神 社 …

は 日

、 日

世 界 大 戦 、 シ ベ リ ヤ 出 兵 、 日

、 太 平

と つ づ

天 皇 の 名 に よ る 「 聖 戦 」 の た び に 、 戦 死 者 を つ

つ ぎ に 合 祀 し て 発

し た 。 「 靖 国 」 の 「 国 」 は 、 天

を 意

269

(14)

NII-Electronic Library Service て い た 。 天

の た め に 死 ぬ こ と に よ っ て 、 戦 没

は 国 家 に よ っ て カ ミ と し て 祀 ら れ

天 皇 の 礼 拝 を

け る と い

破 格 の 「 栄

」 を 与 え ら れ た    

W

昭 和 六 十 二

「 国 家 と 天 皇 」 体 系 一 仏 教 と 日 本 人

2

 

黒 田 俊

で に 一 千 年 に わ た っ て 一 体 の も の ( お な じ も の ) と し て 信 仰 さ れ て き た

仏 を 、 「 一

習 俗 、 他 方 は 個 人 的

教 と し て 引 き 裂 き 分

し て 「 神 道 」 と い

” 宗 教 で な い ”

格 の 信 仰 を 創 出 し 、 天

と 国 家 へ の

心 育 成 の

と し て 国 民 に 一

に 強 制 し た そ の .

” の 仕 掛 け の

さ で あ る 。 そ れ は 、 わ

か 半 世

り の 問 に 国

で 、

の 常 識 と し て

し て し ま っ た 。 が 、 こ の 巻 と し て こ こ で 最 小 限 指 摘 し て お か な け れ ば な ら な い の は 、 こ の 一

で の

た と へ ば

諸 宗 に と っ て

と 、 他 方 で の 信 仰 の 強 制

1

た と え ば

に と っ て ー に つ い て 、

地 黙 雷 な ど わ

か な

説 を 除 き 、

側 が 目 立 っ た

ら し い も の も な く

認 し て し ま っ た こ と で あ ろ

。    

V

「 国 家

と 日

人 」

 

a

続 す る 国

を 直 視 す る 。 国

道 と い

題 か ら 皇 室

し た

GHQ

断 が 日 本 人 に と っ て 都 合 が よ い

の だ っ た と 思

人 は

い だ ろ

。 だ が 、 皇 室

祀 が

っ た こ と に よ り 国

も 生 き て い る こ と に 対 し て

っ て よ い わ け で な い 。 「 日

人 は

教 だ 」 と 言 う と き も こ の 問 題 が 忘 れ ら れ て い な い だ ろ

か 。 日 本 人 は 国

道 の 思 想 や 心 情 の

を ふ だ ん に

け る

置 に

も い る の で

り 、 そ の こ と に

に 対 処

る の が よ い 。 … 信 教 の

由 に つ い て 、 西

キ リ ス ト 教 を

準 と し が ち な 思 考

り を 見 直 す 一

に も な ろ

こ れ が 私 の 主 張 し た い こ と だ 。

b

同 ・ 島 薗 「 天

不 親 政 の 伝 統 」 と い う 論

 

( 和 辻 『 国 民 統 合 の 象 徴 』 論 等 批 判 ) 本 書 で 私 が と っ た よ

な 視 点 に 立 つ と 、 「 空

な 中 心 」 ( 人 間 ・ 象 徴 天 皇 ) と 見

の は

は 空 虚 で は な い 。 明 治 維 新 か ら 一 九 四 五 ま で 、 そ れ は あ る 意 味 で 「 主 軸 と な る 中 心 」 だ っ た 。 そ し て 戦 後 か ら 現

に い た る ま で も 、 そ こ で は 皇 室

祀 が 行 わ れ て い る 。 皇 室

は 日 本 の

化 、 精 神

に さ ま ざ ま な 影 響 を

て い る 。 そ し て 皇 室

祀 を 重 要 な

270

N工工一Eleotronlo  Llbrary  

(15)

阿字観法の 展 開  (五 ) (森口) 拠

と し な が ら 、

を 強 化 し よ

る 運

や 国

が 再 生

さ れ

け て い る 。

め ら れ た 形 で は

る が 、 明 治

か ら

さ れ て い っ た

は な お も

し て い る 。 そ の こ と が

え に

な っ て い る か ら こ そ 、 「 空 虚 な 中

」 と い

が 人

を よ ぶ の だ 。

B

」    

1

五 十

の 風 景 」 ( 上 下 ) 司 馬 遼 太

 

中 央 公 論

「 空 海 は

で に 、 人 間 と か 人 類 と い

も の に

る 原 理 を

っ た 。

海 が 会 得 し た 原 理 に は 、 王 も

も な く 、 さ ら に は 、 か れ は

と い

も の は

く の

に 分 か れ て い る と い

こ と を 目 で

っ た が 、 仏 教 も し く は 大 日 如 来 の

は そ れ を も 超

し た

の で あ り 、 空

で い え ば 、 い ま こ の ま ま 日

で な く 天 竺 に い よ

が 南 韶 国 に い よ

こ し も か ま わ な い 。 空 海 が す で に

と し て の

の な か に い る 以 上 、 天 皇 と い え ど も と く に

ぶ 気 に も な れ

、 ま し て 天 皇 を と

な ど と い

ち ま と し た

な ど 、 そ れ を

れ ね ば な ら ぬ と 自 分 に 言 い き か す 気 持 さ え お こ ら な い

な の で

る 。 … 空 海 だ け が 日

の 歴

の な か で

族 社 会 的 な

で な く 、 人 類 的 な

だ っ た と い

こ と が い え る の で は な い か 」 。 ( 「 宇 宙 飛 行 士 と 空 海 」 司 馬 遼 太 郎 立 花 隆 cf )    

H

教 の 発 見

的 日 本

1

」 ( 講 談 社 文 庫 版 あ と が き ) こ の

書 で は

に た い し て 、 は な は だ

的 で あ り 、

に た い し て は な は だ

教 的 で あ る が 、

は 、 必

し も そ

で は な い 。 …

に 仏

以 上 の 興

じ て い る 。 な ぜ な ら 、 そ こ で は 思 想 が 、

理 が 、 一 切 を

る 。 し か し

は ち が

。 そ の

は 、 千 差 万 別 、 そ れ が 、 そ の 祭 ら れ る 土 地 と 、 時

を 、

に 正

に 呼 吸 し て い る 。 私 は 祭 り と い

の は 、

ら か の

で 人 間 の 内 面 を

か し た 歴

の 凍 結 さ れ た も の で あ る と 思

。 … 現 在 は 、 仏 教 よ

道 に 興

っ て い る 。 ( 梅 原 猛 )

271

参照

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   ︵大阪讐學會雑誌第十五巻第七號︶

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〔追記〕  校正の段階で、山﨑俊恵「刑事訴訟法判例研究」

第 98 条の6及び第 98 条の7、第 114 条の 65 から第 114 条の 67 まで又は第 137 条の 63

ンコインの森 通年 山梨県丹波山村 本部 甲州市・オルビスの森 通年 山梨県甲州市. 本部

105 の2―2 法第 105 条の2《輸入者に対する調査の事前通知等》において準 用する国税通則法第 74 条の9から第 74 条の

63―9 法第 63 条第 3 項に規定する確認は、保税運送の承認の際併せて行って