コンクリート施工に関わる技術者および技能者の調査分析 大成建設(株)
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(2) VI-267. 回答しており,詳細に内容を把握していると回答したものは. 内容を読ん だ 13%. 未回答 5%. 1 割に満たない。 図−3 には平成 12 年 1 月に改定されたコンクリート標準示 方書施工編をどの程度読んだかについての結果を示している。. 知らない 36%. 読んだことがあるとしたのはわずか 13%であり,知らないと した回答も 36%と高く,改訂された中身が広く周知されてい る状況にないことを示唆している。さらに確認のため,改訂. 中身までは 知らない 46%. のポイントであり,改訂版の表紙にも記載されている「耐久 性照査型」 という言葉について質問した結果を図−4 に示す。. 図−3 施工編改訂の認識. これによれば内容を理解していると思われるのは約 2 割に過 ぎず,知らないか単に言葉だけ知っているという回答が 8 割 近くを占めており,実質的にはほとんど認知されていないと. 詳しく認識 1%. 未回答 5%. いえる。また,改訂された最大のポイントをあまり認識して. 大体認識 18%. いないことを考えると,図−2 における「拾い読み」程度の 回答の多くはほとんど読んだことがないと考えられ,図−3. 知らない 40%. における「改訂は知っているがその中身迄は知らない」とい う約半数にのぼる回答も,限りなく「知らない」に近い内容. 言葉だけ 36%. であることが推測される。 無記名ではあるもののアンケートへの回答という状況を考 慮すれば,実態はさらに悪いことが推定され,実際の施工に. 図−4 「耐久性照査型」の認識. 従事している施工技術者の知識レベルと問題意識が必ずしも かなり減少 2%. 高いとはいえない現状が明らかである。 3.2. かなり増加 1%. 技能者の状況 増加 14%. 実際のコンクリート打設作業に従事する専門工事業者(い わゆる下請けを中心とする会社)の技術者 135 名に対し,施. 減少 41%. 工技術者の現状について書面による調査を実施した。図−5 に示すように,技能者の数については 40%以上が減少または. 変わらない 42%. かなり減少していると回答している。また,図−6 に示すよ うにその年齢については 8 割以上が高齢化してきていると回 答しており,今後施工経験豊富な優秀な技能者が減少してい. 図−5 技能者数の変化. くことを示唆している。 4.まとめ コンクリート構造物の品質を大きく左右する施工技術者の 技術レベルおよび問題意識は現状では決して高いものとはい. 低年齢化 4%. かなり低年 齢化 1%. かなり高齢 化 7%. 変化なし 14%. えず,しかも今後その数が不足してくることが推定される。 また,実際の施工作業に従事する技能者は,高齢化が進んで おり,その絶対数が不足してくるだけでなく,質が低下して. 高齢化 74%. くると思われる。. 図−6 技能者の年齢. -535-. 土木学会第56回年次学術講演会(平成13年10月).
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