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国 民 生 活 時 間 調 査 から読 み解く ③ 調査でとらえたインターネットの 現状と今後の調査へ向けて 世論調査部 渡辺洋子 / 林田将来 本稿ではこれまで国民生活時間調査がどのようにインターネット利用を捉えてきたのかを検証し 今後の調査 へ向けての課題を整理する 調査ではインターネットの普及

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は,1995年からのインターネットの普及の様相 と,それに国民生活時間調査がどのように対 応してきたのかを述べる。第2 章では,調査 結果からこの10 年間でインターネット利用がど のように広がってきたのかを検証し,第 3 章で は,特に利用が盛んな若年層に焦点を当てて, インターネットがどのような使われ方をしている のかを考察する。第 4 章では,現行の国民生 活時間調査で捉えきれなくなったインターネッ ト行動について整理し,今後の調査に向けて の課題を提示したい。

1. インターネット普及の過程と

国民生活時間調査での対応

この20年間,日本ではどのようにインターネッ トが普及してきたのか,そしてそれを国民生活 時間調査ではどのように捉えてきたのだろうか。

はじめに

“国民生活時間調査から読み解く”シリーズ の 3 回目となる今回は,「インターネット」につ いて取り上げる1) 国民生活時間調査では,2000 年調査から インターネットを扱ってきたが,普及のスピード, 行動の拡張が大きく,調査のたびにその行動 の定義について検討を重ねてきた。しかし, インターネット利用行動は変化が大きく,現行 の自記式で15 分目盛りの調査票を小規模に修 正するレベルでは対応できなくなってきており, 2020 年調査に向けては,抜本的な検討が必 要となっている。 そこで本稿では,これまで国民生活時間調 査で捉えてきたインターネット利用がどのように 変化してきたのかを改めて検証するとともに, 今後の調査への課題を整理したい。第1章で

調査でとらえたインターネットの

現状と今後の調査へ向けて

世論調査部

渡辺洋子 / 林田将来

本稿ではこれまで国民生活時間調査がどのようにインターネット利用を捉えてきたのかを検証し,今後の調査 へ向けての課題を整理する。調査ではインターネットの普及に応じて,2000 年にインターネット利用を「趣味・娯 楽・教養」に含め,2005 年にそこから「趣味・娯楽・教養のインターネット」として独立させた。この「趣味・娯楽・ 教養のインターネット」利用は 2005 年以降急増しており,2015 年には国民全体では行為者率が 22.8%,時間量 が 28 分(平日)と,メディア利用の時間量ではテレビに次ぐ位置を占めるまでになった。この 5 年では,行為者 率の高い20・30 代で増加が止まる一方,10 代や40・50 代で増加し,インターネット利用に広がりがみられた。中 でも16 ~ 19 歳の利用が多く,土曜・日曜は行為者率が 50%を超えた。16 ~ 19 歳の特徴は,この 5 年で平日や 日曜の夕方帯の利用が増加したことと土曜・日曜の専念利用が多いことである。こうしたインターネット利用を調 査で捉えるにあたり,インターネットを介した従来メディアの利用をどう分類するのか,また,私的なSNS 利用の 実態を反映できない,細切れあるいは無意識的な利用が増え調査票へ記入しづらくなった,などの課題が浮き彫 りになった。今後は行動項目の見直しも含め,最適解を検討していく。

国民 生 活 時 間 調査から読み解く ③

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① 1995年~ 2000 年 1995年のWindows95 発売,1996年のYahoo! JAPANのサービス開始に象徴されるように, インターネットは1990 年代後半に我々の日常生 活に登場した。しかし,1997年のインターネッ トの個人の普及率(過去1年間にインターネット を利用したことがある人)は9.2%2)と1割に満 たず,当時はまだ一部の先端的な人々が利用し ているにとどまっていた。 1999 年にNTTドコモが iモードをスタート し,携帯電話でのインターネット利用が進むと ともに,1999 年から2000 年にかけて主要な ADSLのサービスも開始され,家庭でのブロー ドバンド環境が整っていった。こうしたサービ スを契機に,インターネットが急速に普及して いくことになる。 国民生活時間調査では,2000 年に初めて インターネットを行動として取り扱った。このと きに,インターネットを「自由行動としてのイン ターネット(ウェブの閲覧のみ)」に限定して「趣 味・娯楽・教養」の中に含まれる行動であると 定義した。 この「趣味・娯楽・教養」に含まれるイン ターネットの考え方とは,自由時間内にそれ 自体を目的として行う趣味や娯楽としてのイン ターネット利用行動であり,仕事や学業,家 事目的で使用するインターネット利用は含んで いない。またインターネット上の私的なコミュ ニケーションも含まない。電子メールの読み書 きなどインターネット上の私的なコミュニケー ションは,手紙などと同義の行動であるとし て,「会話・交際」に含めた。 「インターネット」という行動を独立した分類 としなかったのは,1日を単位とした生活時間 調査では,1日の利用率が他のメディアと比べ ても低く,得られる結果や該当する調査相手 の数を鑑みると,1つの行動とする段階ではな い3)という判断があったためである。また,イ ンターネットを自由時間の娯楽行動に限定した のは,放送局が行う調査として,テレビや新 聞など自由時間に行われるマスメディア行動と の量的な比較を重視したからである4) なお,この時期の主なインターネットの使い 方は,電子メールの利用や情報検索であった5) ② 2001年~ 2005年 2000年以降,インターネットの普及が急速に 進み,2002 年には普及率が 57.8%6)と半数を 超えるまでに至った。さらに普及の拡大ととも に,サービスの内容も拡大していき,2004 年 にはmixiがサービスを開始,ソーシャルネット ワーキングサービス(SNS)も利用され始めた。 こうした状況を受け,2005 年調査では,「趣 味・娯楽・教養」から「趣味・娯楽・教養のイ ンターネット」を分割し,1つの行動として独立 させた7)。インターネットの分類についての考え 方は 2000 年調査と同様である。 インターネットをこのような行動分類にしたの は,1つには国民生活時間調査が 1960 年から 続く時系列調査であり,時系列比較ができる ことを優先して,行動分類の変更を最小限にと どめたためである。これは,インターネットを 2000 年調査ですでに「趣味・娯楽・教養」の 中に含めており,2005 年調査の変更では,そ れまでの「趣味・娯楽・教養」を「趣味・娯楽・ 教養のインターネット」と「趣味・娯楽・教養(イ ンターネット以外)」に分割しただけで,行動分 類の体系を変えるわけではなく,また,この2 つの行動をまとめれば,これまでの「趣味・娯 楽・教養」と比較・分析できるという考え方に

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基づくものであった。 ③ 2006 年~ 2010 年 2007年には,無料動画サービスを代表する YouTubeが日本 語に対応し,そして2008 年 までには NHKオンデマンドなど各放送局の VODサービスが始まり,インターネット上での 動画利用が広がりをみせ始めた。また 2008 年 にはiPhoneが日本でも発売され,スマートフォ ンでのインターネット利用が広がることになる。 同時期に,Twitter やFacebookの日本語版も 始まり,インターネット利用がますます多様に なっていった。 これらの状況に対応して,2010 年調査では, 調査票に合わせて配付する「記入のしかた」 や「記入例」といった調査相手への説明資料 の文言の修正を行った。具体的には,mixiや Twitterの利用が広まったことを受けて,「趣 味・娯楽・教養のインターネット」の説明に 「SNS やツイッターを見る・書き込む」という文 言を加え,記入例に「ミクシィを見る」という事 例を追加した。これは,mixi や Twitter が, 不特定多数を相手としたコミュニケーションで, インターネットならではの行動であり,私的なコ ミュニケーションである「会話・交際」と間違 えないようにするためであった。 ④ 2011年~ 2015年 2010 年以降もさらにスマートフォンの普及が 進むとともに,2011年には LINE がサービス を開始して,特に若年層に爆発的な人気を得 た8)。これよりスマートフォンでの SNS 利用が, インターネット利用の大きな潮流の 1 つとなる。 そして,2013 年にはインターネットの普及率が 82.8%9)と8 割を超えるまでになった。こうし たインターネットの広がりを受けて,新聞,雑 誌・マンガ・本といった従来メディアも積極的 に情報を届ける手段として,インターネットを 活用するようになった。 こうした中,2015 年調査でも説明資料の変 更を行い,LINEのようなSNS での私的なコ ミュニケーションの広まりに対応して,「会話・ 交際」の具体例に「家族・友人・知人とイン ターネットでやりとりする」を追加した。また動 画視聴の広まりに対しては「趣味・娯楽・教 養のインターネットをする」に「趣味の動画を 見る」という例示を追加した。さらに,従来メ ディアのさまざまなコンテンツがインターネット で利用できるようになったが,こうした場合は インターネットを単なる手段として用いて従来 メディアを利用していると考え,「新聞」や「雑 誌 ・マンガ ・本」に電子版を含めるよう,説 明資料に注記した。 このように,インターネットはこの20 年で利 用層もサービスの内容も拡大してきた。そして 国民生活時間調査ではその時々の状況に応じ て,時系列性を維持できるように変更を最小 限にとどめながら対応してきたのである。

2. この 10 年の調査結果から

インターネットが増加し, メディア利用の様相が変化 本章では,この10 年で「趣味・娯楽・教養 のインターネット」(以降「インターネット」と表 記する)利用がどのように広がってきたのか, 国民生活時間調査のデータからみていく。な お,この報告では,割合の大小を比較する際 には,互いに独立な%の差の検定を用いてい る。時間量については,平均の差の検定を用

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いている。有意な差があった場合にのみ,大 きい,小さい,高い,低い,増加,減少といっ た表現を用いている。 まず始めに,インターネットは他のメディア との関係でどのような位置を占めているのだろ うか。1日にどのくらいの人が各メディアを利用 しているのか(行為者率),またそれらを使わ なかった人も含めて,どの程度の時間量(全 員平均時間)を各メディアに費やしているのか, 一覧で比較した(図1)。なおここでは,自由 時間が長く,インターネット,マスメディア接触 ともに多い日曜のデータを用いている。 まず,テレビの行為者率・時間量が他を圧 倒して大きいことがわかる。インターネットは 行為者率・時間量ともテレビには及ばないもの の,それ以外のメディアと比べると,行為者率 は 25.7%で新聞(33.1%)に次いで高い。また, インターネットの時間量は43 分で,テレビ(3 時間 57分)とは大きな差があるものの,それ に次ぐ位置を占めている。 次に時系列変化をみると,2005 年と比べて, インターネットとビデオ・HDD・DVD が行為者 率・時間量とも増加した。一方で,テレビ,新 聞,雑誌・マンガ・本,CD・テープは行為 者率 ・時間量ともに減少し,ラジオも行為者 率が減少している。このようにインターネットが 増加した一方,多くのメディアが減少しており, メディア利用の様相が大きく変わってきたとい える。 各曜日で増加するインターネット 特に若中年層に広がる 続いて,インターネット利用がどのように増 加してきたのか,曜日別・年層別に行為者率と 時間量の変化をみていく。 国民全体では行為者率・時間量とも,前述 した日曜だけでなく,平日・土曜も増加してい る。2015 年の行為者率は,平日22.8%,土 図 1 各メディアの行為者率・時間量の時系列変化(国民全体・日曜・2005 ~ 2015年) 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 0:00 1:00 2:00 3:00 4:00 5:00 6:00 14.9 21.425.7 43.4 39.2 33.1 21.0 18.2 15.8 12.1 10.0 10.615.0 17.4 7.4 6.3 9.3 9.6 4:14 89.6 89.1 85.3 4:09 3:57 ’05 ’10 ’15 ’05 ’10 ’15 ’05 ’10 ’15 ’05 ’10 ’15 ’05 ’10 ’15 ’05 ’10 ’15 ’05 ’10 ’15 (時間:分) (%) 趣味・娯楽・ 教養の インターネット テレビ 新聞 雑誌・ マンガ・本 ラジオ CD・テープ HDD・DVDビデオ・ 0:20 0:21 0:170:15 0:180:15 0:15 0:12 0:10 0:07 0:120:20 0:23 0:14 0:19 0:17 0:310:43 全員平均時間 行為者率 (年)

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曜 25.6%,日曜 25.7%,時間量は,平日28 分, 土曜 38 分,日曜 43 分となった( 表1)。行為 者率・時間量とも,平日が土曜・日曜に比べ て低いのは,ここで捉えているインターネット が自由行動としてのインターネットに限定されて おり,仕事や学業などで使われているインター ネットが含まれていないためだと考えられる。 年層別にみると,行為者率は各曜日とも16 ~ 19 歳で高く,土曜・日曜は 50%を超えてい る。時間量は16 ~ 19 歳・20 代で,いずれの 曜日も1時間を超えている。中でも16 ~ 19 歳 は,日曜の時間量が 1時間 50 分と2 時間に迫 る勢いである。インターネット利用については この16 ~19 歳の動きが鍵を握っているといえ, この年層について,次章で詳しく述べたい。 さらに年層別に時系列変化をみると,平日 の行為者率・時間量は,2005 年から2010 年 にかけて幅広い年層で増加したが,2010 年か ら2015 年にかけては,それまで比較的利用の 多かった 20・30 代で増加が止まった。一方で 10 ~ 15 歳・16 ~ 19 歳と40・50 代 で 行為 者 率・時間量とも増加した。また,日曜について も,2010 年は16 ~ 19 歳・20 代で行為者率が 30%台,時間量が約1時間であったが,2015 年になると,その周辺層の10 ~ 15 歳と30・ 40 代で行為者率が 30%台,時間量が約1時 間となった。このように利用の多い年層が広 がっていることがわかる。

3. 16 ~ 19 歳の

インターネット利用の特徴とは

夕方帯の利用に特徴 土曜・日曜は「専念」して利用 本章ではインターネット利用が特に多い16 ~ 19 歳について,利用状況を詳しくみていきたい。 表 1 年層別の趣味・娯楽・教養のインターネットの行為者率・時間量の時系列変化(3 曜日・2005 ~ 2015 年) 平 日 土 曜 日 曜 行為者率 (%) 全員平均時間(時間:分) 行為者率(%) 全員平均時間(時間:分) 行為者率(%) 全員平均時間(時間:分) ’05 ’10 ’15 ’05 ’10 ’15 ’05 ’10 ’15 ’05 ’10 ’15 ’05 ’10 ’15 ’05 ’10 ’15 国民 全体 12.8 < 19.9 < 22.8 0:13 < 0:23 < 0:28 13.9 < 20.9 < 25.6 0:18 < 0:29 < 0:38 14.9 < 21.4 < 25.7 0:20 < 0:31 < 0:43 10 ~ 15 歳 17 20 < 30 0:14 0:18 < 0:32 22 30 35 0:24 0:41 1:08 18 24 < 37 0:17 < 0:37 < 1:06 16 ~ 19 歳 18 < 28 < 39 0:22 < 0:39 < 1:01 23 32 < 56 0:41 1:03 1:35 27 38 < 54 0:32 < 1:10 1:50 20 代 21 < 32 36 0:22 < 0:55 1:00 19 < 34 40 0:32 < 1:01 1:15 22 < 36 39 0:37 < 1:07 1:28 30 代 17 < 31 31 0:16 < 0:35 0:39 19 < 27 < 37 0:30 0:34 < 0:56 24 29 35 0:34 0:38 < 0:59 40 代 14 < 23 < 30 0:12 < 0:21 < 0:33 17 < 27 32 0:23 0:37 0:42 16 < 24 < 36 0:23 0:35 < 0:59 50 代 9 < 14 < 21 0:07 < 0:12 < 0:21 11 < 18 24 0:08 < 0:22 0:31 14 19 25 0:15 < 0:27 0:31 60 代 10 < 14 15 0:09 0:11 < 0:17 9 < 15 18 0:12 0:17 0:22 8 < 14 14 0:11 0:15 0:16 70 歳 以 上 7 9 9 0:10 0:11 0:11 6 7 8 0:07 0:08 0:09 5 < 10 9 0:06 0:11 0:11 ・ 表中の“<”は,前回調査と比較して,統計的に有意に増加したことを示す。 表中の“>”は,前回調査と比較して,統計的に有意に減少したことを示す(以下同様)。 ・ 16 ~ 19歳は2005年の日曜(93人),2015年の土曜(95人)と日曜(99人)は,サンプル数が100人未満で少ないため誤差が大きく,データの読み取り には注意を要する(以下同様)。

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図 2 16 ~ 19 歳の趣味・娯楽・教養のインターネットの 30 分ごとの平均行為者率の時系列変化 (3 曜日・2005 ~ 2015 年) ’05年 2 2 1 1 1 1 1 1 1 1 0 0 0 0 0 1 0 0 1 1 1 1 1 0 0 1 1 1 0 0 1 1 2 3 3 3 3 4 4 3 4 5 5 4 3 3 4 2 ’10 年 4 4 2 1 1 1 1 0 0 0 0 0 0 0 1 1 0 0 1 0 1 1 0 0 1 2 1 1 2 1 2 2 3 3 3 4 3 3 5 5 8 10 11 9 8 9 9 7 ’15年 3 3 2 1 1 1 0 0 0 0 0 1 1 1 2 2 1 2 3 2 2 2 2 2 3 2 3 3 3 3 4 4 4 7 8 8 7 6 6 8 11 10 12 13 11 12 12 8 20歳以上 2 2 1 1 1 1 0 0 0 0 0 0 1 1 1 1 1 1 2 2 2 2 2 1 1 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 3 4 5 5 6 6 5 4 ’05年 3 3 3 4 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 3 1 1 3 4 2 2 3 4 4 3 3 4 3 4 5 4 4 5 4 2 2 3 2 2 1 1 2 4 ’10 年 5 5 4 4 4 3 3 3 2 1 2 2 2 2 2 2 5 3 4 4 3 4 7 7 4 3 6 6 6 6 6 8 6 7 6 10 8 7 4 3 5 7 8 5 7 6 8 9 ’15年 6 5 4 4 3 3 3 4 3 2 1 1 1 1 1 2 2 4 8 8 3 4 6 6 5 8 9 12 13 13 11 10 14 18 19 18 11 7 10 11 13 16 15 14 10 11 10 11 20歳以上 2 2 2 2 1 1 1 1 0 1 0 0 0 1 1 1 1 2 3 3 3 4 3 3 2 2 3 3 3 4 4 4 4 4 3 3 3 3 2 3 3 4 5 6 6 6 5 4 ’05年 3 3 4 4 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 1 1 1 1 2 3 3 3 4 4 4 3 4 4 7 8 3 4 6 5 6 6 6 7 6 5 4 4 ’10 年 5 5 2 1 2 2 3 2 1 0 0 0 0 1 2 3 3 1 2 2 3 3 4 3 2 3 2 3 3 4 4 6 5 5 8 6 9 10 7 8 7 9 11 15 8 8 11 11 ’15年 4 4 3 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 2 3 2 2 6 6 5 6 6 4 5 4 7 6 5 4 4 6 7 8 11 12 13 13 11 13 15 18 17 23 25 17 12 20歳以上 2 2 2 1 1 1 1 1 0 1 1 1 1 1 1 1 1 2 2 3 3 3 3 3 1 2 2 2 3 3 3 3 3 3 3 3 2 2 2 2 4 4 5 5 6 6 5 4 (%) (時) 0 5 10 15 20 25 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 ’05 年 ’10 年 ’15 年 20 歳以上(’15 年) 【 平日 】 (%) (時) 0 5 10 15 20 25 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 ’05 年 ’10 年 ’15 年 20 歳以上(’15 年) 【 日曜 】 (%) (時) 0 5 10 15 20 25 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 ’05 年 ’10 年 ’15 年 20 歳以上(’15 年) 【 土曜 】

(7)

まず背景として,主な情報通信機器の保有 状況の推移(世帯)をみると10),スマートフォ ンは,2010 年 末の 9.7 %から2015 年 末 には 72.0%と急激に増加している。さらに,平日1 日のモバイルによるインターネット利用時間は 53.8 分,10 代は 94.7分,20 代は103.7分となっ ており11),モバイルによるインターネット利用が 急速に進んでいることがわかる。こうした環境 変化が,若年層のインターネット利用の急増や, 使い方の変化を引き起こしているといえるであ ろう。 16 ~ 19 歳のインターネット利用について平 日の30 分ごとの平均行為者率をみると(図2), 利 用の中 心 は 夜 間 帯 である。2005 年から 2010 年にかけては主に夜間帯の利用が増加 しており,2010 年から2015 年にかけては夜間 帯は高いまま,夕方帯(16 時 30 分~ 17 時 30 分)の利用が増加している。 つづいて土曜をみると,利用のピークは平日 と同じく夜間帯で,特にこの5 年間で 22 時台 が大幅に増加している。22 時台の行為者率は 25%に達しており,平日と比べて倍近くになっ ている。 一方,日曜をみると,夜間帯よりも夕方帯が 高めなのが特徴である。夕方帯は,20 歳以 上の30 分ごとの平均行為者率が 3 ~ 4%にと どまる中,16 ~ 19 歳では17 時台前半がピーク (19%)になっており,日曜の夕方にも積極的 にインターネットを利用していることがわかる。 時系列変化をみても,この5 年間で,16 時30 分~ 17 時30 分,19 時30 分~ 20 時30 分など, 夕方から夜間の時間帯で増加している。 さらに,インターネット利用を他の行動と「な がら」で行っているのか,単独で「専念」して 行っているかをみてみた。16 ~ 19 歳の平日 は,他の年層と比べても大きな特徴はないもの の,土曜・日曜は「専念」の時間量が多く,専 念率も9 割近くになっていることがわかる(表 2)。総務省の「平成 27年通信利用動向調査 報告書(世帯編)」でインターネットの目的や用 表 2 年層別の趣味・娯楽・教養のインターネットの「ながら」「専念」別の時間量と専念率 (3 曜日・2015 年) ・ 専念率:全利用時間に占める「専念」の割合。 平 日 土 曜 日 曜 ながら 専念 専念率(%) ながら 専念 専念率(%) ながら 専念 専念率(%) 国民全体 0:08 0:20 71.4 0:10 0:28 73.7 0:10 0:33 76.7 10 ~ 15 歳 0:06 0:26 81 0:06 1:02 91 0:10 0:56 85 16 ~ 19 歳 0:15 0:47 77 0:15 1:20 84 0:12 1:38 89 20 代 0:17 0:43 72 0:25 0:50 67 0:17 1:12 82 30 代 0:14 0:25 64 0:25 0:32 57 0:19 0:40 68 40 代 0:11 0:22 67 0:10 0:32 76 0:14 0:44 75 50 代 0:06 0:15 71 0:07 0:24 77 0:07 0:24 77 60 代 0:05 0:13 76 0:07 0:15 68 0:05 0:11 69 70 歳以上 0:02 0:09 82 0:02 0:08 89 0:03 0:08 73 【全員平均時間】 (時間:分)

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85 AUGUST 2017 途をみると,全体のトップは「電子メールの送 受信」(70.8%)であるのに対して,13 ~ 19 歳 は「動画投稿・共有サイトの利用」が最も高い (71.3%)。土曜や日曜は,動画を見るという 目的も含めてインターネットを専念して利用して いると考えられる。 他メディアとの関係はどう変化したのか インターネット利用の行為者率と時間量がと もに多い日曜の16 ~ 19 歳について,各メディ アの行為者率と時間量をみてみる(図3)。な お,この年層についてはサンプル数が 100人を 切っている調査年もあり,データの読み取りに は注意を要することに留意されたい。2005 年 は国民全体と同じく,テレビが行為者率・時間 量において1番目であり,インターネットは,行 為者率・時間量とも,テレビ,CD・テープに 次ぎ,雑誌・マンガ・本と同程度の3 番目であっ た。ところがこの10 年でインターネットが行為 者率・時間量とも大きく増加したのに対し,テ レビ,CD・テープは行為者率・時間量ともに 減少,新聞,雑誌・マンガ ・本は行為者率が 減少した。その結果,インターネットが行為者 率ではテレビに次いで 2 番目,時間量ではテレ ビと同程度で1番目となった。この年層では, インターネットはもはやテレビに匹敵する位置を 占めるまでに至ったといえるだろう。

4. 生活時間調査が

インターネットを捉える難しさ

ここまで調査結果からインターネット利用の 状況をみてきた。本章では,国民生活時間調 査がインターネット利用行動を捉える難しさと, 今後の調査の課題について述べたい。 まず第 1の課題は,国民生活時間調査の 図 3 各メディアの行為者率・時間量の時系列変化(16 ~ 19 歳・日曜・2005 ~ 2015年) 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 0:00 1:00 2:00 3:00 4:00 5:00 6:00 27 38 54 12 1 1 29 28 11 10 38 13 15 17 28 14 1 3 2:31 80 75 63 2:21 1:47 ’05 ’10 ’15 ’05 ’10 ’15 ’05 ’10 ’15 ’05 ’10 ’15 ’05 ’10 ’15 ’05 ’10 ’15 ’05 ’10 ’15 (時間:分) (%) 趣味・娯楽・ 教養の インターネット テレビ 新聞 雑誌・ マンガ・本 ラジオ CD・テープ HDD・DVDビデオ・ 0:32 0:03 0:27 0:07 0:39 0:00 0:02 1:05 0:130:19 0:15 0:41 0:14 0:14 0:00 0:01 1:10 1:50 全員平均時間 行為者率 (年) 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 1:00 2:00 3:00 4:00 5:00 6:00 14.9 21.425.7 43.4 39.2 33.1 21.0 18.2 15.8 12.1 10.0 10.615.0 17.4 7.4 6.3 9.3 9.6 4:14 89.6 89.1 85.3 4:09 3:57 (時間:分) (%) 0:20 0:21 0:170:15 0:180:15 0:15 0:20 0:23 0:14 0:19 0:17 0:310:43 全員平均時間(仕事) 行為者率(1日)

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調査対象が「趣味・娯楽・教養のインターネッ ト」という自由行動に限定されていることであ る。平成 27年情報通信メディアの利用時間と 情報行動に関する調査によれば,平日におけ るインターネットの行為者率は 75.7%,平均時 間は 90.4 分である。一方で,国民生活時間調 査における平日のインターネットの行為者率は 22.8%,時間量は 28 分であり,2 つの調査の 結果には大きな差があることがわかる。その 要因は国民生活時間調査におけるインターネッ トの定義が限定的である一方で,現実社会で の用途が大幅に広がり,当初想定していた行 動内容を超えたことにある。2005 年には,「仕 事や家事,学業以外の目的でウェブの閲覧や 検索,掲示板・ブログを読む,オンラインゲー ムやネットオークション,ホームページやブログ の作成」を具体的行動と想定していたが,現 在では,仕事や家事利用はもちろんのこと, 動画視聴や SNS 利用など,インターネットで可 能な行動は多岐にわたる。 第 2に,インターネット上のメディア行動を 分類することが難しくなってきており,こちら の企図と異なる記入がなされている可能性が ある。例えば電子書籍や音楽配信サービスの 利用は,その目的とする行動項目に記入して もらうように調査票を設計しているが,そうし たサービスの利用は拡大しているのに反して, 該当の行動の行為者率や時間量は減少してい る。こうした行動は,調査相手がインターネッ トとして記入しているとも考えられる。今後は, テレビやラジオ,新聞,マンガ,本,CDなど の従来メディアをインターネットを介して利用し た場合の行動をどのようにわかりやすく定義す るかも課題である。 第3に,LINEやFacebookに代表される私的 なSNS 利用はこの調査において「会話・交際」 に分類されるが,近年の利用者数の増加に反 して,国民全体の行為者率は,平日・土曜・ 日曜とも減少していることである(表 3)。平日 は,2010 年から2015 年にかけて,16 ~ 19 歳, 30 ~ 50 代などの年層が減少している。「会話・ 交際」に分類しているのは,家族・友人・親 平 日 土 曜 日 曜 ’05 ’10 ’15 ’05 ’10 ’15 ’05 ’10 ’15 国民全体 19.6 18.6 > 15.2 21.8 21.7 > 19.0 22.4 21.5 > 17.6 10 ~ 15 歳 26 > 20 18 23 20 21 17 16 15 16 ~ 19 歳 34 35 > 26 31 28 28 31 24 23 20 代 23 20 19 30 26 27 33 31 > 18 30 代 18 15 > 11 19 23 21 18 22 16 40 代 16 15 > 10 18 18 13 21 20 16 50 代 15 17 > 13 19 22 > 15 25 20 18 60 代 20 17 16 21 21 21 20 19 18 70 歳以上 22 22 > 17 23 21 19 21 23 18 表 3 年層別の会話・交際の行為者率の時系列変化(3 曜日・2005 ~ 2015年) (%)

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戚との直接的なつきあいやおしゃべり,手紙や 電子メール,電話や携帯電話・PHSでの通話, インターネット上での家族や友人とのやりとりで あり,さらにそれらに専念しているときに限る こと,私的なもののみに限ること,の2 つの条 件をつけた12)。「会話・交際」は,定義上それ のみを行う単独行動としているため,例えばテ レビを見ながら利用するSNS のような,他の行 動と同時に行っている行動について「会話・交 際」で捉えることは難しいといえる。 第 4に,スマートフォンの普及により自宅外 での利用時間が増加すると見込んだが,国民 全体でみると,自宅内利用時間が増加する一 方で,自宅外利用時間は,平日・土曜・日曜 のいずれも2010 年から2015 年にかけては増 加しなかったことである(表 4)。利用の多い 16 ~ 19 歳についても,平日・土曜・日曜のい ずれも2010 年から変化がない(平日2010 年 10 分→2015 年10 分,土曜 2010 年13 分→13 分,日曜 14 分→2015 年11分)。総 務省の平 成 27年通信利用動向調査によると13),外出先 (移動中の交通機関内,空港・駅など)での インターネット利用経験率(過去1年間にイン ターネット利用のある人のうち)は 38.2%に上 ることから,国民生活時間調査が実態を十分 に示しているかどうかは疑問が残る。 これらの事象からみると,国民生活時間調 査が現在のインターネット利用行動を十分に捉 えきれているとはいえない状況となってきてい る。特に場所や時間を問わず利用できるスマー トフォンによるインターネット利用をこの調査で 捉えるには,さらに課題があると考えられる。 前出の SNS 利用や自宅外利用のほか,時間を 細かく区切ってさまざまなアプリを利用する場 面などである。NHK 放送文化研究所が行っ た 20 代のテレビの視聴行動に関する研究によ ると14),20 代ではテレビ視聴をしながら,パ ソコンで動画視聴をし,スマートフォンで SNS をするといった,複数のデバイスを使い分ける という行動がみられ,まとまった時間での利用 のみならず細かく時間を区切ってインターネット を利用していることがうかがえる。このような 利用行動について,15 分単位の自記式で調査 する現行の国民生活時間調査の手法でどのよ うに捉えていくかは非常に困難な課題である。

おわりに

本稿では,生活時間調査で捉えている「趣 味・娯楽・教養のインターネット」利用につい て,その成り立ちや調査結果,さらには課題に ついて述べた。2005 年当時の状況下では,現 在の行動項目として独立させたことに合理性が あったと考えているが,それから10 年が経ち, 人々のメディア行動にあまりに劇的な変化が生 じており,現行の定義では適切な把握ができな 表 4 国民全体の趣味・娯楽・教養のインターネットの自宅内外利用の時間量の時系列変化 (3 曜日・2010 ~ 2015年) 自宅内 ’10 ‘15 自宅外 ‘10 ‘15 平 日 0:19 0:25 平 日 0:03 0:03 土 曜 0:26 0:33 土 曜 0:03 0:05 日 曜 0:27 0:38 日 曜 0:04 0:05 【全員平均時間】 (時間:分)

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くなってきた。 現在,インターネットで利用可能なコンテン ツは多岐にわたり,特に若年層はインターネッ トがメディアの入り口となっている。また,デバ イスもパソコンだけでなくスマートフォンやタブ レットへと拡大しており,特にスマートフォンを 代表とするモバイル端末は,“いつでもどこで も”インターネットにつなぐことを可能とした。 その結果,SNSやアプリの利用など,インター ネットにつないでいることそのものが無意識化 することとなり,現行の調査票では記入が難し くなってきている。 以上のように,インターネットそのものが社 会インフラ化し,無意識のうちにインターネット を使っている今日では,それらを生活行動の 中でどう位置づけていくかが,次回の国民生 活時間調査への大きな課題である。メディア 全体の行動項目の見直しを含め,今後は実験 調査などを行いながらこれらの課題に取り組 み,最適解を求めていきたい。 (わたなべ ようこ/はやしだ まさゆき) 注: 1) これまでのシリーズについては以下を参照のこと。 吉藤,渡辺(2017)「国民生活時間調査から読 み解く①「超高齢社会」ニッポンの老後の生活」 『放送研究と調査』2017 年 4 月号 林田(2017)「国民生活時間調査から読み解く ②東京圏の生活時間・大阪圏の生活時間」『放 送研究と調査』2017 年 6 月号 なお,2015 年 10 月に実施した国民生活時間調 査の結果の概要については,本誌 2016 年 5 月 号で紹介している。 2) 総務省「インターネット普及率の推移」http:// www.soumu.go.jp/johotsusintokei/field/data/ gt010102.xls 3) NHK 放送文化研究所「日本人とテレビ・2000」 調査によると,2000 年当時,インターネットに 「週 1・2 回」以上接触する人は 15%,「毎日」接 触する人は 8%であった。 4) 5 年ごとの調査で捉えるインターネット利用行 動を自由行動に限定したため,定例調査の翌年, あるいは翌々年の 2001年,2006年,2012年に インターネット利用行動に特化した機動調査を 実施し,生活の中でのインターネットの使われ 方を詳細に調査し,定例調査を補完した。 「IT 時代の生活時間調査」 三矢,荒牧,中野(2002)「広がるインターネット, しかしテレビとは大差 ~「IT 時代の生活時間」 調査から~」『放送研究と調査』2002 年 4 月 号 「IT 時代の生活時間調査・2006」 中野,渡辺(2007)「急増するインターネット 利用の実態 ~ IT 時代の生活時間調査・2006 から~」『放送研究と調査』2007 年 4 月号 「メディア利用の生活時間調査」 諸藤,関根(2012)「多様化するインターネット 利用の現在 ~「メディア利用の生活時間調査」 から②~」『放送研究と調査』2012 年 11 月号 5) 総務省(2000)「平成 12 年通信利用動向調査報 告書 世帯編」によると,インターネット利用 の用途として,インターネットを利用している 世帯主のうち「電子メールの利用」が 75.8%で 最も多く,次いで「趣味や旅行などの身近な情 報の入手」(66.9%),「ビジネス情報・資料の 入手」(55.7%)となっている。 6) 2)に同じ 7) 吉田,中野,渡辺(2006)「日本人の生活時間・ 2005 ~睡眠の減少が止まり,自由時間の増加 に歯止め~」『放送研究と調査』2006 年 4 月号 8) NHK 放送文化研究所「2016 年 6 月全国放送 サービス接触動向調査」によると,ふだん利用 している SNS は,13 ~ 19 歳では LINE が 72% で,Twitter(48%),Instagram(12%),Facebook (7%)に比べて非常に多い。 9) 2)に同じ 10) 総務省情報通信国際戦略局(2016)「平成 27 年 通信利用動向調査報告書(世帯編)」 11) 総務省情報通信政策研究所(2016)「平成 27 年 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関す る調査報告書」 12) 牧田(2002)『日本人の生活時間・2000 − NHK 国民生活時間調査−』(NHK 放送文化研究所編) 13) 10)に同じ 14) 保髙,木村(2016)「20 代は,テレビのリアル タイム視聴と録画再生,動画視聴をどう使い 分けているのか ? ~視聴行動グループインタ ビューの結果から~」『放送研究と調査』2016 年 8 月号

図 2 16 ~ 19 歳の趣味・娯楽・教養のインターネットの 30 分ごとの平均行為者率の時系列変化 (3 曜日・2005 ~ 2015 年) ’05年 2  2 1 1 1 1 1 1 1 1 0 0 0 0 0 1 0 0 1 1 1 1 1 0 0 1 1 1 0 0 1 1 2 3 3 3 3 4 4 3 4 5 5 4 3 3 4 2 ’10 年 4  4  2  1  1  1  1  0  0  0  0  0  0  0  1  1  0  0  1  0  1  1  0  0  1

参照

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