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レポートの書き方(入門編)

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Academic year: 2021

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レポートの書き方(入門編)

城間 祥子

(グローバル・ ICT ・学習研究コース)

上越教育大学附属図書館 月曜○○講座 2016/6/13

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目 次

1. レポートの読み手を意識する 2. レポートの種類

3. 結局レポートって何?

4. 事実と意見を区別する 5. 引用のお作法

6. レポートを提出する前に

7. 振り返りのためのレポートを書く

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1. レポートの読み手を意識する

• レポートの主要な読者は、課題を出した教員

• 教員に伝わる文章を書こう!(わかってくれるだろうという甘えは禁物)

• 課題の条件を満たしていないレポートは論外

課題内容(テーマ)

文字数、ページ数、用紙、書式、表紙の有無

提出期限(体調不良、データ消失、プリンタ不調どんな理由でも遅れは遅れ)

提出方法(紙で?、メールで?、Google Classroomから?)

• レポートの出題意図をくみ取ろう

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2. レポートの種類(例)

• 研究レポート (○○について論じなさい)

→問いの設定、資料収集、論証

• 書評レポート (課題文献を読み批評する)

• 実験レポート (実験の目的、方法、結果、考察)

• 学習レポート (○○について調べてまとめなさい)

• 振り返りレポート (授業で何を学んだのか)

• そのほか、個別的な課題のレポート

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3. 結局レポートって何?

• 「レポートとは、調査や研究の結果わかった事実と、それに基づく自分 の意見をまとめた報告書」(学習技術研究会、2006)

• 「大学で求められているレポートとは、事実や資料をもとにして、自分 の考えを報告(report)するもの」(藤田、2006)

• 「レポートとは、『問い+答え+答えを導く議論(理由+客観的根拠)』

から成り立っている」(慶應義塾大学教養教育研究センター、2014)

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4. 事実と意見を区別する

事実(客観的根拠)

• 「~である」「~は~と言ってい る」など断定的な書き方

• 出所を示すことで、他の人が真 偽を確かめられる

意見(自分の考え)

• 「~と考えられる」「~と言える」

など判断が入っていることを示 す書き方

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練習問題 次の文は「事実」か「意見」か

① 東京が,日本の首都である。

② 大阪は,食文化の中心である。

③ 京都こそ,食文化の中心だと思う。

④ 「名古屋が食文化の中心である」と○×□ガイドブックに書かれて いた。

(藤田、2006)

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5. 引用のお作法

• 「レポートの中で他人の文章を紹介することを『引用』といいます。引 用する場合に注意しなければならないことは、どこからどこまでが自 分の意見なのかがはっきりわかるように書くことです。他人の意見を きちんと区別せずに自分の意見のように使うと『盗作』になり、レポー トが評価されなくなってしまいます」 (学習技術研究会、2006、P.115)

• 「他人の書いた文献(論文・レポート・著書)の内容を、まるで自分が独 自に考えたものであるかのように扱うことは、『盗用・盗作』あるいは

『剽窃』として、もっとも許されないことになっています」 (藤田、2006、 P.138)

• 引用のしかたは、研究分野により異なるので、その分野の論文誌や 専門書の書き方を参考にしましょう。

(9)

(例) APA スタイルでの引用

• 他人の文章をそのまま使う場合

藤田(2006)は「正しく引用すれば、それも『事実』の記述のうちになりま す(P.139)」と述べている。

• 他人の文章を要約して使う場合

藤田(2006)は、本文中の引用の仕方は大きく2通りあり、要点をまとめ て引用する場合と、原典から直接抜き書きする場合があると述べている。

文章をそのまま使う場合は、抜き書きした部分を「 」でくくるなどして、

地の文と区別する。その際、文章を勝手に変えてはいけない。

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(例)引用文献リストの書き方

• 本文中で引用した文献は、本文の最後に書誌情報を表記する。

• 著書の場合

著者名、出版年、本の題名、出版社名

• 論文が学術雑誌に掲載されている場合

著者名、出版年、論文題名、論文が掲載されている雑誌名、雑誌の巻 数・号数、掲載ページ

• 論文が論文集に掲載されている場合

著者名、出版年、論文題名、論文集の編著者名、論文が掲載されている 論文集名、出版社名、掲載ページ

• インターネットの場合

資料名、サイトの管理団体・組織名、サイトアドレス、検索日

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6. レポートを提出する前に

• 必ず「推敲」しよう

指定された条件を守っているか

問いに対して答えているか

根拠に基づいて意見が述べられているか

事実と意見を区別して書いているか

引用の仕方は正しいか

参考文献、引用文献が記載されているか

誤字脱字はないか

話し言葉を使っていないか

「だ・である体」と「です・ます体」が混在していないか

学籍番号、氏名が書かれているか

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7. 振り返りのためのレポートを書く

1. 今日の授業で学んだことを要約する

○○について、どのようなことを学んだのか。

これまでの学習と関連付けたり、自身の経験から具体例をあげるとなおよい。

2. 授業の中で考えたこと、疑問に思ったことを述べる

この部分は自分の意見となる

なぜそのように考えたのか、理由も述べる

3. 学んだ内容を今後の学習や生活と結びつける

次はこのような内容を学んでみたい

このような場面で活用したい

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引用文献

• 藤田哲也編著(2006)『大学基礎講座改訂版―充実した大学生活を 送るために』北大路書房

• 学習技術研究会編著(2006)『知へのステップー大学生からのスタ ディ・スキルズ(改訂版)』くろしお出版

• 慶應義塾大学教養教育研究センター監修、慶応義塾大学日吉キャン パス学習相談員著(2014)『アカデミックスキルズ 学生による学生の ためのダメレポート脱出法』慶応義塾大学出版会

参照

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