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精神科デイケア看護師の多職種連携の実際

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(1)

精神科デイケア看護師の多職種連携の実際 : 精神 障害者の地域生活を支えるために

著者名(日) 石川 幸代, 原田 瞳

雑誌名 共立女子短期大学看護学科紀要

巻 6

ページ 43‑53

発行年 2011‑02

URL http://id.nii.ac.jp/1087/00002683/

Creative Commons : 表示 ‑ 非営利 ‑ 改変禁止

(2)

精神科デイケア看護師の多職種連携の実際

精神障害者の地域生活を支えるために

石川幸代・原田瞳

The practice o f  the nurses who work i n  psychiatric day‑care center  i n  the cooperation with other s p e c i a l i s t s  

Y u k i y o  I S H I K A   W  A

, 

H i t o m i  HARADA 

The p u r p o s e  o f  t h i s  r e s e a r c h  i s   t o  i n v e s t i g a t e  what t h e  n u r s e s  who work i n   p s y c h i a t r i c  d a y ‑ c a r e  c e n t e r  h a v e  d i f f i c u l t i e s  o r  p r o b l e m s  when t h e y  c o o p e r a t e  w i t h  o t h e r  s p e c i a l i s t s  t o  s u p p o r t   t h e  l i f e  o f  p s y c h i a t r y  h a n d i c a p  p e r s o n  i n  t h e i r  c o m m u n i t y .  

The r e s u l t  o f  t h i s  i n v e s t i g a t e  i s   a s  f o l l o w s .  

1 )  

It 

i s   n e c e s s a r y  t h a t  t h e  n u r s e s  who work i n   p s y c h i a t r i c  d a y ‑ c a r e  c e n t e r  have t h e   p r o f e s s i o n a l  i d e n t i t y  e v e n  h a r d e r  b e c a u s e  t h e  f o r m a t i o n  o f  p s y c h i a t r i c  c e n t e r  s t a f f  i s   w i t h   o t h e r  s p e c i a l i s t s  and n u r s e s  a r e  v e r y  few i n  a  p s y c h i a t r i c  d a y ‑ c a r e .  c e n t e r  hav

巴.

2 )   The i n s u f f i c i e n c y  t o  h a v e  i n f o r m a t i o n  j o i n t l y  a s  t h e  d i f f i c u l t i e s  i n   t h e i r  c o o p e r a t i o n  w i t h   o t h e r  s p e c i a l i s t s  i n   a  p s y c h i a t r i c  d a y ‑ c a r e  c e n t e r  i s   n o t  o n l y  t h e  i n f o r m a t i o n  i n s u

c i e n c y

b u t  a l s o  t h e  f a c t o r  h i n d e r i n g  t h e i r  m u t u a l  u n d e r s t a n d i n g s .  

3 )   There i s   a  n o t  d i f f e r e n c e  s o  much t h a t  d i f f i c u l t i e s  when t h e y  c o o p e r a t e  w i t h  o t h e r   s p e c i a l i s t s  t o  s u p p o r t  t h e  l i f e   o f  p s y c h i a t r y  h a n d i c a p  p e r s o n  i n   t h e i r  community between  i n s i d e  and o u t  o f  a  p s y c h i a t r i c  d a y ‑ c a r e  c e n t e r .  

Key words:

精神科,デイケア,連携,看護師,多職種

1.はじめに

厚生労働省精神保健福祉対策本部は,入院医 療中心から地域生活中心へという方針に基づき,

「精神保健医療福祉の改革ビジョン

J

2 0 0 4

に提示した。この内容において,受け入れ条件 が整えば退院可能な者とされる約

7 2

0 0 0

人の精 神科入院患者を今後10年間で解消すると発表し た。また,

2 0 0 6

1 0

月には,障害者自立支援法 が施行され,障害者の福祉サービスの一元化,

重層的で包括的な相談支援体制.自立支援事業 を含む総合的な自立支援システム,ライフステ

ージに応じたサービス提供が植われた。

法律・制度が整備される中で,精神障害者の 自立支援においては,医療・保健・福祉サービ スの連携は不可欠であるが,連携が円滑に進ま ないという声を精神科医療,保健,福祉の各々 の現場スタッフから聴くことが多いのも事実で ある。

精神疾患が慢性の経過をたどること,また精 神疾患の症状の特性から,精神障害者が退院し 社会復帰・地域生活する上で.精神科デイケア

は重要な社会復帰施設であり,そして精神科デ イケアおいて.看護師は日常生活を支える援助

(3)

共立女子短期大学看護学科紀要

6

( 2 0 1 1 )

を行うことから重要な役割jを果たすと考える。 した。

また精神科デイケアは.さまざまな職種が協 働しており,精神科デイケア内外において他の 職種との連携は不可欠と考える。

今回は,精神科デイケアに勤務する看護師が 精神障害者の地域生活を支えるために,他の職 種とどのような連携を持ち,活用しているのか,

また困っていること,課題はどのようなことな のかを明らかにし精神障害者の地域生活を支 える援助について示唆を得たいと考える。

n .

研究の目的

本研究の目的は,精神科デイケアにおいて看 護師が精神障害者の地域生活を支えるために,

他の職種とどのような連携を持ち.活用してい るのか.また困っていること.課題はどのよう なことなのかを明らかにすることである。

1.調査期間

2 0 1 0

8

2 .

対象

E

研究方法

関東

1

県にある精神科デイケア

1 2 6

施設を対 象とし,各施設

1

名の看護師を対象とした。

3 .

方法

各施設に調査依頼の文書.質問紙を郵送し,

質問紙への記入後,返送していただいた。質問 の主な内容は, 1) 基本属性について, 2) 勤 務している精神科デイケアについて, 3) 勤務 している精神科デイケアでの他の職種との連携 について, 4) 勤務している精神科デイケア以 外での連携についてである(表1)

N.

倫理的配慮

質問紙調査への協力は自由意思とし質問紙 への回答を得られたことで.調査への協力の同 意が得られたこととした。また調査の主旨,質 問紙は無記名で個人が特定されることがないこ と,調査データは研究の目的以外に使用しない こと.研究終了後は破棄することを文書で説明

V.

結 果

質問紙配布数は

1 2 6

施設の精神科デイケア看 護師で,有効回答数

5 2

( 4

1.

3%)

であった。

1.基本属性について

5 2

名の看護師のうち,女性

4 8

( 8 8 . 5 %

男性が

4

( 7 . 7 % )

で,平均年齢は

4 2 . 7

歳で あった。

看護師としての経験年数は,平均

1 9

.4年で,

5

年未満が

1

0.9%). 5‑10

年未満が

5

( 9 . 6  

%) 

1 0 ‑ 2 0

年 未 満 が

2 2

( 4 2 . 3

%) 

2 0  

年以上が

2 4

( 4 6 . 2 % )

であった(表

2 )

。ま た精神科デイケアの勤務年数は,平均

5 . 5

年で.

1

年未満が

2

( 3 . 8 % ) . 1  ‑5

年未満が

2 1

( 4 0

.4%) 

5  ‑10

年未満が

1 5

( 2 8 . 8 % )

1 0  

年以上が

1 4

( 2 6 . 9 % )

であった(表

3 )

2 .

勤務している精神科デイケアについて

「勤務している精神科デイケアに看護師は何 名いるか」という質問には,平均

2 . 2

名で,

名 勤 務 が

1 7

( 3 2 . 7 % )

2

名 勤 務 が

2 0

( 3 8 . 5 % )

, 

3

名勤務が

6

0

1.

5%)

4

名勤 務が

4

( 7 . 7 % )

5

名勤務が

3

( 5 . 8 % )

6

名以上勤務が

2

( 3 . 8 % )

という結果であ った(表

4 )

「勤務している精神科デイケアに勤務する他 の専門職はどのような職種か(複数回答

) J

いう質問では.精神保健福祉士という回答が

4 4

( 8 5 . 0 % )

と最も多く,次に医師という 回答が

4 0

( 7 7 . 0 %

に臨床心理士という回答

3 1

( 6 0 . 0 % )

,作業療法士という回答が

2 8

( 5 4 . 0 % )

であった。その他の回答としては,

栄養士という回答が

2

( 3 . 8 % )

あり,看護 助手,ボランテイア,美術・音楽の講師,ヘ ルパー.送迎のドライパーという回答が l名

0.9%)

ずつあった(表

5 )

3 .

勤務している精神科デイケアでの他の職種 との連携について

「勤務している精神科デイケア内で最も連携 をとる職種はどの職種か」という質問には.精

(4)

神保健福祉士という回答が

2 4

( 4 6 . 2 % )

で最 も多く,次に医師という回答が

1 7

( 3 2 . 7 % )

臨床心理士という回答が

9

名(1

7 . 3 % )

,作業 療法士という回答が

6

名(11.

5%)

であった。

その他としては.訪問看護スタッフ(看護師,

精神保健福祉士),外来のスタッフ(医師,看 護師),介護福祉士という回答が

1

名(1

. 9 % )

ずつあった(表

6 )

「その最も連携をとる職種の方と連携をとる 内容はどのようなことか(複数回答

) J

という 質問には,通所するメンバーの日常生活につい てという回答が

4 6

( 8 8 . 5 % )

で最も多く.次 にメンバーの対人関係という回答が

4 4

( 8 4 . 6

%),メンバーの症状についてという回答は

4 3

( 8 2 . 7 % )

が多かった。また,メンバーの 服薬についてという回答が

3 6

( 6 9 . 2 % )

,メ ンバーの治療についてという回答が

3 3

( 6 3 . 5

%にメンバーの入院についてと云う回答が

3 2

名 (61.

5%)

であった。その他の回答としては,

家族関係の調整.金銭管理,今後の方向性(作 業療法プログラムのステップアップ,就労支援,

他施設の活用)リハビリテーションの内容(デ イケア活動の全般,役割

1

1),施設への受け入れ に関する会議,退院後のフォローアップについ てという回答が

1

名(1.

9%)

であった(表

7 )

「他の職種の方と連携をとる際に,

I

羽難に感 じること.謀題と思うことはどのようなことか (自由記載)J という質問には

3 2

( 6

1.

5%)

回答しているが, うち

9

名(1

7 . 3 % )

は『連 携が良くとれている』と回答していた。

2 3

( 8 2 . 7 % )

が記載した『困難に感じること.課 題』は,①他職種,他部門との見解の相違.② 医師との見解の相違.③他職種とのデイスカッ ションの時聞がとれない,④他職種の「看護

J

への理解の不足,⑤教育課程の相違による新卒 者教育の困難さ,⑥職種による業務領域の境界,

⑦情報共有不足,⑧「看護」と「福祉」の見解 の相違,⑨看護師自身の知識不足,⑩援助に対 する視点の相違が挙げられた(表

8 )

4 .

勤務している精神科デイケア以外での連携

について

「勤務している精神科デイケア以外で連携ーを とっている方はどのような方か(複数回答

) J

という質問には,

r

メンバーが通院する病院の 医師j という回答が

3 6

( 6 9 . 2 % )

で最も多 く,次いで『福祉事務所職員』という回答が

2 8

( 5 3 . 8 % )

で多く,

r

家族』という回答が

2 6

( 5 0 . 0 % )

r

訪問看護ステーションの看護 師』が

2 5

( 4 8 . 1 % )

であった(表

9 )

また,

r

その最も連携をとると答えた方と 連携をとる内容はどのようなものか(複数回

) J

という質問には,

r

症状について』が

4 2

( 8 0 . 8 % )

で最も多く,次いで『日常生活につ いてjが

4 0

( 7 6 . 9 % )

で多く,

r

治療につい

て』が

2 9

( 5 5 . 8 % )

r

服薬についてjが

2 8

( 5 3 . 8 % )

であった(表

1 0 )

「最も連携をとると答えた方と連携をとる 際に困難に感じること.課題と思うことはど のようなことか(自由記載)J という質問に

3 3

( 6 3 . 5 % )

が回答しているが.うち

6

名(1

7 . 6 % )

は『連携が良くとれている』と回 答していた。

2 7

名の回答が『困難に感じること.

課題』であり,うち

2 5

名の回答は困難に感じる こと,

2

名の同答は諜題に分類された。困難に 感じることの内容としては.①情報交換,情報 共有不足方針の相違,②デイケアへの理解不足.

③方針の相違.④連絡がとれない,⑤疾患・治 療への理解不足,⑥対応の迅速性に対する理解 不足,⑦情報の正確な伝達,⑧メンバーに対す る理解の相違,⑨メンバーの入院依頼,⑩職業 アイデンテイテイによる意見の相違が挙げられ た(表1

1 )

。また?課題の内容として,他の職種 との話合い,情報共有の時間確保を挙げていた。

VI.考 察

今回の調査に協力を得ることができた

5 2

名の 対象は,平均年齢が

4 2 . 7

歳.看護師としての経 験年数は,

5

年未満は

1

名しかおらず,平均経 験年数

1 9

.4年ということから,看護師としてか なり経験があるベテラン集団と云うことができ

(5)

共立女子短期大学看護学科紀要 6号 (20日) る。また精神科デイケアでの勤務年数の平均も

5 . 5

年であることから,回答している内容はこ れまでに体験したさまざまな経験を踏まえての 回答と云うことができるのではないかと考える。

.勤務している精神科デイケアについて 精神科デイケアに勤務する看護師数

1

名が

32.7%

, 

2

名が

38.5%

で,平均

2 . 2

名であるこ とから, 1つの精神科デイケア施設に勤務する 看護師は

1‑2

名が

7

割以上であることがわか った。また.精神科デイケアに勤務する職種は 既知の通り,精神保健福祉士,医師.臨床心理 士.作業療法士と様々であることが結果に得ら れた。

このことから,精神科デイケアのスタッフ構 成は多職種であるため,精神科デイケアに勤務 する看護日i1

i

は.より一層看護師としてのアイデ ンテイティを持つことが必要になるのではない かと考える。

2 .

勤務している精神科デイケアでの他の職種 との連携について

勤務しているデイケア内で最も連携をとる職 種で,最も多かったのは精神保健福祉士で,次 いで医師となっており,その職種と連携をとる 内容は,

r

日常生活について

J r

対人関係につい

J r

症状について

J r

服薬について』の順にな っており,連携をとる職種とその内容が職種の 専門性に即したものと考えられる。

また.勤務しているデイケア内で連携をとる

l

際に困難に感じることは,①他の職種との見解 の相違に関すること,②情報共有の不足に関す ること,③看護と他職種の相互理解の不足に関 すること,④職種による業務領域に関すること,

の4つの困難に分類された(表1

2 )

。これらの①,

③.④については,いずれも看護職と他の職種 との専門性の相違によるものであると考えられ る。そして①,③,④が起こる原因として,② 情報共有の不足があるのではないかと考える。

メンバーの情報共有を行っていく仁

1

:1で.相互の 職積の視点.アプローチの相│違などは少しずつ !I解できる部分が増えていくのではないだろう

かと考える。情報共有の不足は,単なる情報共 有の不足に留まらず.専門職の相互理解をも阻 害する要因になっていると云えるのではないか

と考えるのである。

3 .

勤務している精神科デイケア以外での連携 について

勤務しているデイケア以外で最も連携をとる 人で¥最も多かったのはメンバーが通院する病 院の医師で,次いで福祉事務所職員,家族とな っており,その人と連携をとる内容は,

r

症状

についてj

r

日常生活について』が多くなって おり,連携をとる人とその内容が専門性や機能 に即したものと考えられる。デイケア以外で連 携をとる中に家族が多くなっていることは.精 神障害を持ちながら地域生活を生活する上で.

家族の支えが大きな力になっていることと考え られる。

また,勤務しているデイケア以外で連携をと る際に困難に感じることは,①情報共有の不足 に関すること.②方針‑等の相違に関すること,

③対応に関すること,④他の部門への理解不足,

⑤連携の認識に関すること,の

5

つの困難に分 類された(表

1 3 )

。これらについては,

r 2 .

務している精神科デイケアでの他の職種との連 携についてj にて,前述したのと同様に,②,

③.④については,いずれも看護職と他の職種 との専門性の相違によるものであると考えられ る。そして.②.③.④が起こる原因として① 情報共有の不足が挙げられるのではないかと考

える。

4 .

精神科デイケア内・外における看護師の多 職種連携について

精神科デイケア内.精神科デイケア以外にお いて,看護師が多職種連携をとる際の困難につ いては,

r 2 .

勤務している精神科デイケアで の他の職種との連携について』と

r 3 .

勤務し ている精神科デイケア以外での連携についてj で前述したように,精神科デイケア内・外で大 きな差異はないと考えられる。

(6)

四 . ま と め

以上の考察から,精神科デイケアに勤務する 看護師が精神障害者の地域生活を支えるための 多職種連携について,以下のことが明らかとな った。

1.精神科デイケアのスタッフ構成は多職種で あり,その中で同種のスタッフは少ないため,

精神科デイケアに勤務する看護師は,より一 層看護師としてのアイデンテイティを持つこ

とが必要になる。

2 .

多職種連携における困難に挙げられた情報 共有の不足は,単なる情報共有の不足に留ま らず,専門職の相互理解をも血害する要因に なっている可能性がある。

3 .

精神科デイケア看護師が多職種連携をとる 際に感じている困難はデイケア内・外で大き な差異はない。

引用・参考文献

)厚生労働省精神保健福祉課:精神障害者 退院促進支援事業実施要綱「精神科看護

J

3 0  ( 8 )

, 

P  4 0 ‑ 4 3

, 

2 0 0 3 .  

2 )

厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部企 画課:障害者自立支援法要綱,

2 0 0 6 .   3 )

川野雅資監訳:地域精神看護の実際,世論

時報社,

2 0 0 9 .  

4 )

後藤須美香,平田佳子,菊池昭光他:事例 を通してみる退院支援の実際 多職種連携 による効果的支援, 日本精神科看護学会誌

5 2  

(1) 

P  6 2 ‑ 6 3

, 

2 0 0 9 .  

5)佐々木千恵,矢倉有里地域の多職種によ る合同カンファレンスの有効性, 日本精神 科看護学会誌

5 2

(1)

P  1 4 2 ‑ 1 4 3

, 

2 0 0 9 .   6 )

渡遁和美,五十嵐幸智子:在宅精神障がい

者の社会生活技能向上への取り組み, 日本 看護学会論文集地域看護

4 0

P  2 2 2 ‑ 2 2 4

, 

2 0 1 0 .  

7 )

荒田寛:退院促進のために必要なチーム・

地域ケア,精神障害とリハビリテーション,

1 0

2

P  1 3 2 ‑ 1 4 0

, 

2 0 0 6 .  

8) 古屋竜太:精神障害者に対するサービスと 利用方法 社会的入院者の退院促進のた めの障害者自立支援法の利用の仕方,精 神科臨床サービス,

6

4

P 4 3 7 ‑ 4 4 2

, 

2 0 0 6 .  

9 )

山内はるひ:事例から見た自立支援新し い可能性長期入院者への生活支援と障害 者自立支援法,精神科臨床サービス,

6

4

P  4 8 6 ‑ 4 8 8

, 

2 0 0 6 .  

1 0 )

熊谷直樹:精神障害者支援と障害者自立支 援法支援現場の視点から,精神科臨床サ ービス,

6

4

P  3 9 4 ‑ 4 0 2

, 

2 0 0 6 .  

(7)

共立女子短期大学看護学科紀要 6号 (2011)

表1.質問紙

1 7  : ' ‑ 7 ‑

三豆亙

以下の質問について、

)に回答、

あるいはあてはまる番号に Oをご記入ください。

1  .ご自身のことについてお伺いレます.

) 年 齢 )歳

2)

性 別 ① 女 性

② 男 性 3)

看護師経駿年叡 (  )年 4) デイケア勤務年差是 〈

) 年

2. 劉務されているデイケアについて伺います.

1  )動務されている看護舗の方は伺名ですか。

)名

2) 劉務されている他の専門職はどのような職種 ですか。当てはまるものすべてに Oをつけてく だ さ い 。 そ の 他 の 揚 合 は ( )に脇名をお・き ください。

①医師 ②作業療法土 ③精神保健福祉士

⑨臨床山理士 ⑤その他〈

3) I 由の蹄種の万と連携をとる際に、困践に感じること、課 題と思うことがありましだら、自由にお宮きください。

4. デイケア以外での連携について伺います.

1  )デイケア以外で連携をとられている方は、どのような方で すか?当てはまるもの豆三三ζ♀互つけてください.

①メンバーが通院する病院の医師

②メンパーが通院する病院の看護師

③メンパーが通院する病院の精神保健福枇士

④メンパーが遇院する病院の作業療法土

⑥メンパーが利用する訪問看護ステーションの看護師

⑦メンパーが利用するへルパー ⑧保健師

⑨精神保健相談員 ⑩福祉事務所

⑪ 家 族

⑫ そ の 他 (

3. 勤務されているデイケアでの他の職種との連嫌につい て伺います.

1  )劉務されているデイケア内で、最も連 E 障をとる職種 はどの臓種ですか。 当てはまるもの 1 つに O をつけて ください。

① 医 師 ② 作 業 療 法 土

④臨床山理士 ⑤ そ の 他 (

③ 精 神 保 健 福 祉 土

2) その隠種の方と連携をとる内容はどのようなことで すか.当てはまるもの豆三三ζ♀互つけてください.

①メンパーの日常生活について

②メンパーの服薬について

③メンパーの対人関係について

④メンパーの症状について

⑤メンパーの治療について

⑥メンパーの入院l こついて

⑦ そ の 他 (

2)

最ち連携をとると答えだ方と連帯革をとる内容はどのよ うなものですか。当てはまるもの立三三ζ♀互つけてく ださい。

①メンバーの日常生活について

②メンバーの服震について

③メンバ の対人関係について

④メンバーの症状 l こついて

⑤メンバーの治療について

⑥メンパ の入院について

⑦ そ の 他 (

3)

愚も連日号をとると答えTe方と連携をとる際に、困難に 感じること、課題と思うことがありましだら、自由にお 書きください。

「 ご協力ありがとうございました。

(8)

2 .

看護師としての経験年数

( n = 5 2 )

3 .

精神科デイケアの勤務年数

( n = 5 2 )

経 験 年 数 人 数

勤 務 年 数 人 数

5

年 未 満

1.

l年 未 満

2  3.8 

5~10 年未満

5  9.6 

1~5 年未満

2 1   40.4 

10~20 年未満

22  42.3 

5~10 年未満

1 5   28.8  20

年 以 上

24  46.2  1 0

年 以 上

1 4   26.9 

平 均 経 験 年 数

19.4

平 均 勤 務 年 数

5 .   5

J

4 .

精神科デイケアに勤務する看護師の人数

( n = 5 2 )

看 護 師 人 数 人 数

1

20  38.5 

2

1 7   3 2 .  7 

3

6  1

1. 

4

4  7.7 

5

3  5.8 

6

2  3.8 

平 均 看 護 師 人 数

2.2

5 .

精神科デイケアに勤務する職種(複数回答)

職 種 人 数

精神保健福祉士

44  84.6 

医 師

40  76.9 

臨床心理士

3 1   59.6 

作業療法士

28  53.8 

そ の 他

8  6.5 

6 .

精神科デイケア内で最も連携をとる職種

( n = 5 2 )

職 種 人 数

精神保健福祉士

24  46.2 

医 師

1 7   3 2 .  7 

臨床心理士

9  17.3 

作業療法士

6  1

1. 

そ の 他

8  15.4 

(9)

共立女子短期大学看護学科紀要 第 6号 (2011)

7 .

精神科デイケア内で連携をとる内容(複数回答)

内容 人 数

メンバーの日常生活について

46 

メンバーの対人関係について

44 

メンバーの症状について

43 

メンバーの服薬について

36 

メンバーの治療について

3 3  

メンバーの入院について

32 

その他

1 5  

8 .

精神科デイケア内で連携とる際に困難に感じること

( n = 2 3 )

内容 人 数

他職種、他部門との見解の相違

医師との見解の相違

他職種とのディスカッションの時聞がとれない

他職種の「看護

Jへの理解の不足 2 

教育課程の相違による新卒者教育の困難さ

職種による業務領域の境界

情報共有不足

「看護」と「福祉」の見解の相違

看護師自身の知識不足

援 助 に 対 す る 視 点 の 相 違

88.5  84.6  8 2 .  7  69.2  63.5  6

1. 

5  28.8 

34.8 

17.4 

8 .   7 

8 .   7 

8 .  7 

4.3 

4.3 

4.3 

4.3 

4.3 

(10)

9 .

精神科デイケア以外で連携をとる職種(複数回答)

職 種 人 数

メ ン バ ー が 通 院 す る 病 院 の 医 師

36 

福 祉 事 務 所 職 員

28 

家 族

26 

訪 問 看 護 ス テ ー シ ョ ン の 看 護 師

25 

保 健 師

1 7  

f

、ノレノ号』ー 1 6  

メ ン バ ー が 通 院 す る 病 院 の 看 護 師

1 0  

メ ン バ ー が 通 院 す る 病 院 の 精 神 保 健 福 祉 士

1 0  

精 神 保 健 相 談 員

1 0  

メ ン バ ー が 通 院 す る 病 院 の 作 業 療 法 士

そ の 他

1 6  

1 0 .

精神科デイケア以外で連携をとる内容(複数回答)

内容 人 数

メ ン バ ー の 症 状 に つ い て

42 

メ ン パ ー の 日 常 生 活 に つ い て

40 

メ ン バ ー の 治 療 に つ い て

29 

メ ン バ ー の 服 薬 に つ い て

28 

メ ン バ ー の 入 院 に つ い て

26 

メ ン バ ー の 対 人 関 係 に つ い て

23 

その他

69.2  53.8  50.0  4 8 .  1  3 2 .  7  30.8  19.2  19.2  19.2  9.6  30.8 

80.8 

76.9 

55.8 

53.8 

50.0 

44.2 

1

1. 

(11)

共立女子短期大学看護学科紀要

6

( 2 0 1 1) 

1

1.精神科デイケア以外で連携とる際に困難に感じること

( n = 2 5 )

内 容 人 数

情 報 交 換 、 情 報 共 有 不 足

6  24.0 

デ イ ケ ア へ の 理 解 不 足

3  1 2 .  0 

方 針 の 相 違

3  12.0 

連 絡 が と れ な い

3  12.0 

連 携 に 対 す る 認 識 の 相 違

2  8.0 

疾 患 ・ 治 療 へ の 理 解 不 足

2  8.0 

対 応 の 迅 速 性 に 対 す る 理 解 不 足

2  8.0 

情 報 の 正 確 な 伝 達

4.0 

メ ン バ ー に 対 す る 理 解 の 相 違

1  4.0 

メ ン バ ー の 入 院 の 依 頼

4.0 

職 業 ア イ デ ン テ ィ テ ィ に よ る 意 見 の 相 違

4.0 

1 2 .

精神科デイケア内での連携における困難 他職種、他部門(病棟)との見解の相違 医師との見解の相違

①他の職種との見解の相違に関すること

「看護

J

と「福祉

J

の見解の相違 援助に対する視点の相違

他職種とのディスカッションの時間がとれない

② 情 報 共 有 の 不 足 に 関 す る こ と 情報共有不足

他職種の「看護

J

への理解の不足

看護師自身の知識不足 @ 看 護 と 他 職 種 の 相

E

理解の不足に関する

こと 教育課程の相違による新卒者教育の困難さ

職種による業務領域の境界 ④職種による業務領域の境界に関すること

(12)

1 3 .

精神科デイケア以外での連携における困難 情 報 交 換 、 情 報 共 有 不 足

情 報 の 正 確 な 伝 達 ① 情 報 共 有 の 不 足 に 関 す る こ と 連絡がとれない

方針の相違

職 業 ア イ デ ン テ ィ テ ィ に よ る 意 見 の 相 違 ② 方 針 等 の 相 違 に 関 す る こ と メンバーに対する理解の相違

対 応 の 迅 速 性 に 対 す る 理 解 不 足

③ 対 応 に 関 す る こ と メンバーの入院の依頼

疾 患 ・ 治 療 へ の 理 解 不 足

④ 他 の 部 門 へ の 理 解 不 足 デ イ ケ ア へ の 理 解 不 足

連 携 に 対 す る 認 識 の 相 違 ⑤ 連 携 の 認 識 に 関 す こ と

表 2 . 看護師としての経験年数 ( n = 5 2 ) 表 3 . 精神科デイケアの勤務年数 ( n = 5 2 ) 経 験 年 数 人 数 %  勤 務 年 数 人 数 %  5 年 未 満 1  1
表 9 . 精神科デイケア以外で連携をとる職種(複数回答) 職 種 人 数 メ ン バ ー が 通 院 す る 病 院 の 医 師 36  福 祉 事 務 所 職 員 28  家 族 26  訪 問 看 護 ス テ ー シ ョ ン の 看 護 師 25  保 健 師 1 7  f 、ノレノ号』ー 1 6  メ ン バ ー が 通 院 す る 病 院 の 看 護 師 1 0  メ ン バ ー が 通 院 す る 病 院 の 精 神 保 健 福 祉 士 1 0   精 神 保 健 相 談 員 1 0  メ ン
表 1 3 . 精神科デイケア以外での連携における困難 情 報 交 換 、 情 報 共 有 不 足 情 報 の 正 確 な 伝 達 ① 情 報 共 有 の 不 足 に 関 す る こ と 連絡がとれない 方針の相違 職 業 ア イ デ ン テ ィ テ ィ に よ る 意 見 の 相 違 ② 方 針 等 の 相 違 に 関 す る こ と メンバーに対する理解の相違 対 応 の 迅 速 性 に 対 す る 理 解 不 足 ③ 対 応 に 関 す る こ と メンバーの入院の依頼 疾 患 ・ 治 療 へ の 理

参照

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