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(1)

ディスクロージャー誌

2014

2014

N o r t h P a c i f i c B a n k D i s c l o s u r e R e p o r t

(2)

経営理念

札幌北洋グループ経営理念

お取引先に良質なサービスを提供し、お客様と共に発展する。

企業価値の増大を図り、株主と市場から高い信認を得る。

職員がその能力を十分に発揮できる働きがいのある職場をつくる。

北洋銀行経営理念

北海道の洋々たる発展の礎となる銀行

北洋銀行の概要

(平成26年3月31日現在) ●

設立年月日

大正6年8月20日

本店所在地

札幌市中央区大通西3丁目7番地

資本金

1,211億円

主要勘定

資金量 7兆3,496億円

貸出金 5兆6,219億円

総資産 7兆8,626億円

発行済株式数

普通株式    399,060,179株

上場証券取引所

東京証券取引所市場第一部

札幌証券取引所

店舗数

175店

従業員数

3,361人

※本資料に記載の金額は、原則、単位未満を切り捨てて表示しております。

(3)

3

5

9

11

22

25

29

33

35

38

41

45

46

68

75

107

109

118

トップメッセージ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

業績ハイライト

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

中期経営計画『挑戦』

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

中小企業の経営の改善及び地域の活性化のための取組の状況

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

暮らしのお役に立つ銀行をめざして

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

CSR活動

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コーポレート・ガバナンス

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

法令等遵守

(コンプライアンス)

態勢

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

リスク管理態勢

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

トピックス

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コーポレートデータ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

経営指標

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

決算の状況

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

事業の状況

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

自己資本の充実の状況

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

報酬等

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ネットワーク

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

索引

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(4)

トップメッセージ

 日頃より当行をお引き立ていただき、誠にありがと

うございます。

 当行は平成21年3月末に、第1種優先株式

1,000億円を発行し公的資金の注入を受け、金

融仲介機能やコンサルティング機能の発揮による

地域経済のサポートに取り組むとともに、収益力の

強化と財務健全性の向上に努めてまいりました。

 この結果、

これまでの利益剰余金の積み上げ、

および価格変動リスクの高い有価証券を売却・解

約したことに伴う売却益等を原資として、平成26

年3月末までに公的資金を完済いたしました。お客

さまおよび株主の皆さまのご理解と温かいご支援

に対しまして、厚く御礼申し上げます。

 平成25年度の日本経済は、財政・金融政策の

効果から緩やかな回復が続き、消費者物価も上昇

に転じました。北海道経済は、公共投資や観光関

連を中心に持ち直し、雇用環境も改善しました。ま

た、北海道内の貸出残高は、

日本銀行札幌支店

の金融経済概況によりますと、個人向け貸出の増

加により前年を上回りましたが、貸出金利について

は依然低下傾向が続いております。

 このような経済環境のもと、当行の平成25年度

の経営成績は、投資信託等の解約で資金運用収

益が前年比407億円増加したこと、有価証券売

却益が前年比240億円増加したことなどから、経

常利益が950億円と前年比672億円増加、当期

純利益が858億円と前年比678億円増加いたし

ました。

 また、平成26年3月末の資金量(預金・譲渡性

預金)残高は7兆3,496億円、貸出金残高は5

兆6,219億円となり、

そのうち北海道内向け貸出

は5兆732億円と、貸出金全体の9割を占めてお

ります。

 当行は、高度・多様化するお客さまのニーズに適

切かつ迅速に対応し、一層の収益機会の拡大を

図るべく、積極的な営業展開を行っております。

 地域経済活性化の取り組みとしては、北海道の

強みを活かした「食と観光」などへの支援を通じ

て「地域密着型金融」を積極的に推進いたしまし

た。北海道新幹線の開業を見据え、株式会社青

森銀行と締結した連携協定に基づき、両行ATM

株式会社北洋銀行 取締役頭取 

(5)

の無料開放や、両行お取引先の経営者交流会の

開催など、北海道と青森県の両地域がともに発

展していくための取り組みを強化しております。ま

た、各種商談会やビジネスマッチングを通じて道

産食品のブランド力向上とマーケット拡大を後押

ししております。

 個人のお客さまに向けては、

「教育資金贈与専

用預金(愛称:エール)」やインターネット投資信託

「北洋投信ダイレクト」の取り扱いを開始いたしま

した。また、資産運用や相続に関するコンサルティ

ング機能の強化など、様々な施策に取り組んでお

ります。

 法人のお客さまに向けては、株式会社農林漁

業成長産業化支援機構、公益財団法人北海道

中小企業総合支援センターと共同で「北洋6次

産業化応援ファンド」を設立し、農林漁業が2次・

3次産業と連携し新たな付加価値を創出する6次

産業化の取り組みを支援しております。

また、

お客さ

まの海外ビジネス展開をサポートするために、アジ

ア地域の銀行と業務協力・業務提携を行っている

ほか、平成26年1月には、

タイのバンコクに駐在員

事務所を開設するなど、

より精度が高くタイムリー

な情報の提供に努めております。さらに、経営・財

務状況の再構築を必要としているお客さまに対して

は、本部内に専門部署を設置しており、外部機関と

も連携のうえ営業店と一体となって経営改善を支

援しております。

 当行は平成26年度から、新中期経営計画

「『挑戦』∼北海道の新しい価値を創造し、

ともに

成長するステージへ∼」をスタートさせました。

「北

海道の可能性」と「北洋銀行の強み・独自性」の

相乗効果により、北海道が持つポテンシャルを実

現するとともに、地域経済の活性化とデフレ脱却

に向け

『挑戦』

してまいります。経営理念である「北

海道の洋々たる発展の礎となる銀行」として、北

海道経済を支えることを責務と考え、

さらなる地域

の成長と新しい価値の創造を目指してまいりますの

で、今後とも、一層のご支援を賜りますよう、お願い

申し上げます。

株式会社 北洋銀行

取締役頭取

(6)

損益の状況

平成25年度決算につきましては、貸出金の利回り低下など

により預貸金収支が減少したものの、投資信託の解約等に

より有価証券利息配当金が大幅に増加した結果、資金利益

は前年比413億円増加しました。また、お客さまの資産運用

相談を強化した結果、預かり資産に伴う手数料収入が増加

したことなどから、役務取引等利益は前年比9億円増加しま

した。以上の結果、コア業務粗利益は1,493億円(前年比+

426億円)となりました。

経費(除く臨時処理分)は前年並みとなり、コア業務純益は

764億円(前年比+425億円)となりました。

保有株式等の減損処理が前年比77億円減少したこと、およ

び価格変動リスクの高い有価証券の売却等により、有価証

券関係損益が前年比311億円増加したことなどから、経常

利益は950億円(前年比+672億円)となりました。なお、貸

倒償却引当費用は、個別の引き当てを保守的に見積もった

結果、前年比8億円の増加となりました。

この結果、当期純利益は858億円(前年比+678億円)とな

りました。

連結の経常利益は、981億円(前年比+680億円)、当期純

利益は869億円(前年比+675億円)となりました。

業績ハイライト

24年度

25年度

前年比

経常収益

1,321

1,988

666

コア業務粗利益 

1,067

1,493

426

 資金利益

905

1,318

413

 役務取引等利益

151

160

9

 その他業務利益

10

14

3

経費

(除く臨時処理分)

(コアOHR)

728

(68.2)

729

(48.8)

0

(△19.4)

コア業務純益

338

764

425

貸倒償却引当費用

63

71

8

有価証券関係損益

△10

300

311

その他臨時損益

13

△42

△56

経常利益

277

950

672

当期純利益

179

858

678

24年度

25年度

前年比

連結コア粗利益

1,126

1,548

421

営業経費

745

768

22

連結経常利益

301

981

680

連結当期純利益

193

869

675

(単位 億円 ・ %) (単位 億円)

(単体)

(連結)

※その他業務利益には国債等債券関係損益を含んでおりません。  その他臨時損益には金銭の信託運用損益を含んでおります。 コア業務粗利益 経費(除く臨時処理分) 貸倒償却引当費用 761 728 729 455 277 950 241 179 858 △78 63 71 1,079 1,067 1,493 23年度 24年度 25年度 1,600 1,400 1,200 1,000 800 600 400 200 0 △ 200 1,000 900 800 500 400 300 200 100 0 億円 AA 億円 経常利益 当期純利益 A A AA AA A A A A B B B B B B B B C C C C

(7)

業績ハイライト

資金量、貸出金

平成26年3月末の資金量は、個人預金・法人預金が増加し、

7兆3,496億円(前年比+1,575億円・+2.1%)となりまし

た。預かり資産は4,495億円となり、資金量との合計額は7

兆7,992億円(前年比+1,271億円・+1.6%)となりました。

平成26年3月末の貸出金は、個人向け貸出が増加したも

のの、本州での大・中堅企業向け貸出の減少を主因とし

て、5兆6,219億円(前年比△108億円・△0.1%)となりま

した。北海道内向け貸出は5兆732億円(前年比+95億

円・+0.1%)となりました。

8.0 7.0 6.0 5.0 4.0 3.0 2.0 1.0 0 兆円 24.3末 資金量 預かり資産 貸出金 7.6 7.6 7.7 0.4 0.4 0.4 7.1 5.4 7.1 5.6 7.3 5.6 25.3末 26.3末 A A A A AA AA B B B B C C C C

25.3末

26.3末

前年比

(年率)

資金量

71,920

73,496 1,575

(2.1)

預かり資産

4,799

4,495 △303 (△6.3)

公共債保護預かり

3,352

2,928 △424(△12.6)

投資信託

1,446

1,567

120

(8.3)

76,720

77,992 1,271

(1.6)

個人年金保険等

3,447

4,144

697 (20.2)

個人向けローン

16,068

16,284

216 (1.3)

中小企業等貸出金

35,114

35,253

138 (0.3)

貸出金

56,327

56,219 △108(△0.1)

うち北海道内向け

50,637

50,732

95 (0.1)

資金量 = 預金 + 譲渡性預金 預かり資産 = 公共債保護預かり + 投資信託 中小企業等 = 資本金3億円(ただし、卸売業は1億円、小売業、飲食業、物品賃貸業等は 5千万円)以下の会社又は常用する従業員が300人(ただし、卸売業、物 品賃貸業等は100人、小売業、飲食業は50人)以下の企業等 投資信託については時価による表示としております。 個人年金保険等は販売累計額を表示しております。 (単位 億円 ・ %)

(単体)

(8)

自己資本比率

(国内基準)

自己資本比率は、平成26年3月期より新基準

(バーゼルⅢ)

算出しております。新基準による自己資本比率は10.00%と

なり、公的資金

(簿価ベースで1,000億円)

を完済後も十分な

水準を維持しております。また、連結自己資本比率は10.25%

となりました。

25.3末

26.3末

前年比

有価証券評価損益

1,102

596

△505

株式  

342

394

51

債券

241

189

△52

その他

518

12

△505

日経平均株価

(円)

12,397

14,827

2,429

新発10年国債利回(%)

0.560

0.640

0.080

(単位 億円)

〈参考〉

(単体)

株式 債券 その他 有価証券評価損益 億円 608 1,102 596 24.3末 25.3末 26.3末 A B C 0 200 400 600 800 1,000 1,200 189 342 394 273 241 189 146 518 12 C C B B A A AA BB CC AA BB CC

有価証券評価損益

平成26年3月末の有価証券評価損益は、

リスク削減に伴う有

価証券売却等により、596億円の評価益

(前年比△505億円)

となりました。

26.3末

自己資本比率

10.00

25.3末 自己資本比率 11.50 Tier Ⅰ 比率   8.57 (単位 %) (単位 %)

(単体)

〈参考〉 ※バーゼルⅢベース ※バーゼルⅡベース

(9)

業績ハイライト

金融再生法開示債権

平成26年3月末の金融再生法開示債権は、上方遷移や最終

処理の進展などにより、1,538億円

(前年比△65億円)

となり

ました。

開示債権比率は実質1.91%

(部分直接償却を実施した場合)

となりました。

25.3末

26.3末

前年比

破産更生等債権

603

627

23

危険債権 

756

644

△111

要管理債権

244

267

22

金融再生法開示債権

(開示債権比率)

1,604

(2.78)

1,538

(2.67)

△65

(△0.11)

※部分直接償却後

(開示債権比率)

1,199

(2.09)

1,095

(1.91)

△104

(△0.18)

(単位 億円 ・ %) ※当行は部分直接償却未実施ですが、参考として部分直接償却を実施した場合の計数  を記載しております。 破産更生債権及びこれらに準ずる債権(破産更生等債権) 破産、会社更生、再生手続等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権 およびこれらに準ずる債権。 危険債権 債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態および経営成績が悪化し、契 約に従った債権の元本の回収および利息の受取りができない可能性の高い債権。 要管理債権 3ヵ月以上延滞債権および貸出条件緩和債権。 開示債権比率 総与信に占める金融再生法開示債権の構成比。 部分直接償却 破綻先および実質破綻先に対する担保・保証付債権について担保等による回収が不可 能な額(IV分類債権額)に対し、個別貸倒引当金の計上ではなく、直接償却すること。

(単体)

破産更生等債権 危険債権 要管理債権 億円 298 244 267 866 756 644 595 1,760 1,604 1,538 603 627 24.3末 25.3末 26.3末 2,000 1,500 1,000 500 0 C C CC CC B B B B BB A A A A A A A B C

(10)

中期経営計画

 『挑戦』

∼北海道の新しい価値を創造し、ともに成長するステージへ∼

北洋銀行は、今後3年間

(平成26年度∼平成28年度)

の経営計画として、

「『挑戦』∼北海道の新しい価値を創造し、

ともに成長するス

テージへ∼」

を策定いたしました。

新中期経営計画は、中長期的な北洋銀行のあるべき姿

「中長期ビジョン」

を明確にし、

「北海道の可能性」

「北洋銀行の強み・独自性」

の相乗効果により、北海道のポテンシャルを実現するとともに、お客さまや地域の発展に寄与することをメインテーマとしています。

新中期経営計画期間は、平成29年8月に到来する北洋銀行100周年直前の重要な3年間であり、役職員一人ひとりが、お客さま目線

を重視し、新しい価値や方向性、北洋銀行が果たすべき役割に対して果敢に

『挑戦』

してまいります。

北海道の新たな道標と価値の創造を担う銀行へ

お客さま満足・地域貢献・従業員満足で地銀No.1を目指す

中長期ビジョンの実現に向けた戦略の方向性

中長期ビジョン

「北海道の可能性」

「北洋銀行の強み・独自性」

の相乗効果により、地域経済の活性化とデフレ脱却に

向け『挑戦』

し、北海道の新たな道標と価値の創造を目指す。

お客さまとのリレーション拡大による収益力の向上

ローコスト体質の確立

お客さま・地域・株主・従業員のための企業価値向上

組織・システム・ネットワーク・プロセスの最適化

PDCAサイクルの徹底による自己革新的経営

コンプライアンス経営の徹底とCSR経営の実践

6つの経営目標

4つの基本方針

相乗効果の発揮

北海道の可能性

北洋銀行の強み・独自性

北海道のポテンシャルを実現し、お客さまや地域の発展に寄与

人材のフル活用

域内を還流する形での資金供給

蓄積・分析した情報の迅速な発信

×

高齢者増加によるシルバービジネスの進展

高品質な食品産地としての可能性

再生可能エネルギーの利用拡大

観光のポテンシャル

地政学的優位性

外部環境の変化に伴う機会の増加

道内最大の顧客基盤=最大のデータ・情報量

道内最大の店舗・ATM 網

多彩なコンサルティング機能

高い地域密着力

豊富な人材

中長期ビジョン

基本方針と経営目標

(11)

0 50 100 150 200 250 0 50 100 150 200 250 300 300 コア業務純益 経常利益 当期純利益 A B 経常利益 当期純利益 A B C

209

133

240

255

178

122

260

230

150

155

H25年度※ H28年度 H25年度※ H28年度 C C B B A A B B A A AA BB AA BB CC

【連結】

【単体】

億円 億円

中期経営計画

﹃挑戦﹄

収益計画

自己資本比率、預貸計画【単体】

※特殊要因として有価証券の売却・解約益等772億円のほか、法人税等調整額の増加等が約36億円発生しており、これを控除しております。

お客さまとのリレーション拡大による

収益力の向上

道内最大の顧客基盤の活用、

EBM・CRMシステムによる総合取引・コンシュマーファイナンスの強化、

コンサルティング機能の強化(成長分野・事業承継・海外ビジネス等)など

地域の成長支援

本部横断施策による地域活性化支援・マーケット縮小への対策、

PPP/PFIの提案、相続・贈与の相談力強化など

人材の活性化

スペシャリスト養成、研修等による基本スキルの向上、

女性職員・シニア行員・パート職員等の活躍の場の拡大など

ローコスト体質の確立

営業店事務の効率化(人員余力を創出し、主にリテール部門等への再配置)、

通常経費の削減、リスク管理強化・高度化による信用コスト削減など

コンプライアンス経営の徹底、CSR活動の積極的な展開、お客さま保護の向上、

H25年度末

(SAベース)

H28年度末

(F

RBベース試算)

自己資本比率

(バーゼルⅢベース)

10.0%

12%程度

H25年度

H28年度

預金・NCD平残

71,058億円

72,800億円

貸出金平残

54,236億円

55,500億円

計数計画

具体的戦略

(12)

中小企業の経営の改善及び地域の活性化のための取組の状況

本店 資金量 貸出金 横浜銀行 神奈川県 119,379 95,051 千葉銀行 千葉県 105,412 80,830 福岡銀行 福岡県 87,278 72,452 静岡銀行 静岡県 86,801 72,407 七十七銀行 宮城県 78,764 40,078 常陽銀行 茨城県 75,043 53,993 北洋銀行 北海道 73,496 56,219 京都銀行 京都府 69,844 42,232 西日本シティ銀行 福岡県 67,389 56,213 八十二銀行 長野県 65,313 44,424 ※各行平成26年3月期決算短信より北洋銀行作成 ※資金量=預金+譲渡性預金 (単位 億円)

(平成26年3月末)

北洋銀行 その他銀行(含む郵貯) 信用金庫 A A A BB CC

月末)

17.7% 8.7% 7.4%

29.7

% 26.8% 9.6% 道内貸出金 17.0兆円

A

A

B B C C D D E E F F 18.3%

19.5

% 39.4% 18.3%

A

A

B B C C D D 4.5% 道内預貯金 36.9兆円 F F

北海道内シェア

当行は、平成26年3月末における道内預貯金に対し19.5%、

貸出金に対し29.7%のシェアを占めております。

なお、平成26年3月末の道内貸出金残高は5兆732億円

(前

年比+95億円・+0.1%)

と、当行の貸出金の9割を占めてお

ります。

全国の地域銀行における位置づけ

平成26年3月末における資金量

(単体)

は、全国の地域銀行と

の比較で第7位に位置しております。

当行では、地域の活性化のための

取り組みを重要な経営課題と位置づけ、

お取引先企業の皆さまのライフサイクルに

応じた、様々なソリューションメニューを

提供するなど、

コンサルティング機能の

発揮に取り組んでおります。

(13)

中小企業の経営の改善及び地域の活性化の

ための取組の状況

中小企業の経営支援に関する取組方針

地域経済の活性化のためには、

「地域の中小企業の皆さまが事業拡大や経営改善等を通じて経済活動を活性化していく」ためのサ

ポートを行い、その結果、さらなる資金需要が発生するというサイクルを構築することが重要であると考えております。この方針のも

と、当行の経営理念である「北海道の洋々たる発展の礎となる銀行」の実現のため、資金供給者としての役割にとどまらず、地域の

中小企業の皆さまに対する経営支援に積極的に取り組んでおります。

今年度から始まりました中期経営計画においても、

「お客さま・地域・株主・従業員のための企業価値向上」を基本方針の一つとし、

「お客さまとのリレーション拡大による収益力の向上」

「地域の成長支援」を経営目標に組み入れております。この中期経営計画の

諸施策を着実に遂行し、中長期的な視点に立って、組織全体として継続的に「中小企業の経営支援」を推進してまいります。

また、金融の一層の円滑化に向けて取り組むため、取締役会の指示の下、特命担当役員を委員長とする「金融円滑化委員会」を設置

するとともに、全営業店に「金融円滑化責任者」を配置しているほか、当行へのご相談等にあたり、当行の基本的な姿勢等をお客さ

まにご理解いただくために、

「中小企業者等に対する金融の円滑化に関する基本方針」

(*)を公表しております。平成25年3月31日

に「中小企業金融円滑化法」が終了したことを受け、平成25年4月1日より基本方針の改正を行い、同法が終了後も当行の対応方針

は変わらない旨を明文化しております。 

(*)基本方針の全文は当行ホームページに掲載しておりますので、そちらをご覧ください。

中小企業の経営支援に関する態勢整備の状況

当行では、

「医療」、

「環境エネルギー」、

「農業・食品」、

「観光」等を北海道経済の持続的成長に向けて重点的に取り組むべき成長

分野と位置づけているほか、第2次産業の育成に向けた「ものづくり支援」、アジアを中心とした「海外進出支援」、潜在的なニーズ

の高い「事業承継相談」等の分野に、本部担当者を配置し、本部・営業店で情報を共有しながら、外部専門機関とも連携し、積極的

な事業支援を行っております。

また、道内の各自治体と連携協定を締結し、各自治体が手がける各種の事業に対し、積極的な連携協力を行うことで、地域経済の

活性化をサポートしております。

連 携

外部機関

外部専門家

国際部

法人部

地域産業支援部

・コンサルティング会社 ・弁護士 ・公認会計士 ・税理士 ・中小企業診断士  等 ・地域経済活性化支援機構 ・北海道中小企業再生支援協議会 ・経営改善支援センター ・北海道立総合研究機構 ・北海道中小企業総合支援  センター 国際企画課 観光振興室

融資第一部

経営改善支援室 フードビジネス推進室 ものづくり・新事業推進室 医療専担者 再生可能エネルギー専担者 事業承継支援専担者 青函産業振興室

・ニセコ町(H24/2)

・函館市(H24/5)

各自治体等との連携協定

北洋銀行

自治体

北海道

総合振興局・ 振興局

各協会

関連産業

業界団体

地域の面的再生支援

連携

協力

支援

地域活性化 成長分野の支援

(14)

加えて、新規融資(ニューマネー)の取り組みを強化し、主に推進項目を担当する会議体である「中小企業取引推進会議」とその下部

組織である「コンサルティング担当者会議」、および、経営改善支援を担当する会議体である「金融円滑化委員会」がそれぞれ連携

し、お客さまのニーズに対応できるよう態勢を整備しております。

さらに、コンサルティング機能の組織内への定着化に向けて、法人リレーションアップ運動、リレバン表彰制度の実施、提携先のコ

ンサルティング会社と連携した企業戦略会議(事例、スキーム図はP18「地域の活性化に関する取組状況」を参照願います。)の取

り組みなど、お客さまとの一層のリレーション強化を図っております。

中小企業の経営支援に関する取組状況

当行では、お客さまが企業ライフステージ毎に抱える経営課題のスムーズな解決に向けて、様々なソリューションメニューを用意し、

提案型渉外を実施しております。

【創業・新規事業開拓の支援について】

地域経済の活性化のためには、地域における中小企業の創業や新事業の開拓が不可欠なことから、ベンチャー企業など今後成長が

期待できる企業の発掘と創業期における経営サポートに積極的に取り組んでおります。

具体的には、お客さまの新技術・新製品の研究開発をバックアップするために、

「北洋銀行ドリーム基金」を通じた助成を継続してお

り、平成25年度は助成枠をこれまでの5件から10件へと拡大したほか、

「地域密着型金融推進ファンド」

「北洋イノベーションファン

ド」等各種ファンドの活用により、創業期の企業への資金供給と信用力向上を支援しております。

また、新事業におけるお客さまの高度な技術相談・経営相談にお応えするため、

「地方独立行政法人北海道立総合研究機構」、

「公

益財団法人北海道中小企業総合支援センター」等の外部機関との連携、補助金の活用などにより、本業支援を行っております。

創業期における支援については、お客さまとの日常的な関係構築を通じて、企業の持つ技術力・商品力を十分に理解することが重

海外進出支援

外部専門機関との連携によるサポート

M&A・事業承継支援

ビジネスマッチングによる販路拡大支援

経営改善支援

各種ファンドによる成長支援

経営改善・事業承継 成長段階 創業・新規事業開拓 ・「インフォメーションバザール」「ものづくりテクノフェア」等商談会の開催 ・「食のプロダクトデザイン事業」「食の発掘市場」の実施 ・本部支援体制の強化 ・成長分野に対する推進室、専担者の設置、企業戦略会議(CSM)の推進

成長分野(医療・環境エネルギー・農業・食品・観光・ものづくり)への支援態勢の強化

・「大連銀行」「バンコック銀行」「インドステイト銀行」「バンクネガラインドネシア」「メトロポリタン銀行」「ベトコム銀行」との業務提携 ・「北海道立総合研究機構」「中小企業総合支援センター」「JETRO北海道」等外部機関との連携 ・「北洋イノベーションファンド」等各種ファンド活用 ・「北洋銀行ドリーム基金」による助成支援 ・補助金の活用 ・「経営改善支援室」による事業再生  スキームの検討 ・北洋中小企業再生ファンドの活用 ・北海道オールスターファンドの活用

(15)

【成長段階の支援について】

成長段階のお客さまには、円滑な資金供給による信用供与の拡大に加え、お客さまの個々の課題やニーズを把握し、適切な対応策

の提案や様々な金融仲介機能の発揮により、本業支援に取り組んでおります。

医療分野に対する支援

高齢化社会の進展に伴い、病院や福祉・介護施設の新たな設備投資や既存施設の建替・拡張などの需要が高まっていることか

ら、9名の医療担当者を各ブロック店に配置し、道内各地域の資金ニーズに対して積極的に対応しているほか、本部に4名の医療

担当者を配置し、医療法人との取引開拓、行内研修の実施、案件組成サポート、ソリューションなど、営業店と連携してお客さま

の支援を強化しております。

環境エネルギー分野に対する支援

再生可能エネルギーについては成長が期待できる分野であり、当行では、平成24年度上期より、本部内に専担者を配置して、資

金支援はもとより、事業計画の精査、ビジネスマッチング等、本支店一体となって、発電事業への参入を検討されているお客さま

を支援しております。

農業・食品分野に対する支援について

北海道の基幹産業である農業・食品産業の支援に向け、生産・加工・販売の各フェーズで最適なコンサルティング機能を発揮し、

フードビジネスの育成・強化に取り組んでおります。

・お客さまの本業支援について

北海道産食品の商談会「インフォメーションバザール」を開催し、道産品のブランド力向上と本州マーケットへの販路拡大に取り

組んでおります。平成25年9月に東京で、平成26年1月には大阪で開催し、合計で出展企業251社、来場者約7,800名を迎え、商談

件数約4,600件のうち約600件の成約を見込んでおります。

また、商品力の強化(=新たな価値の創出)のために、

「商品ブラッシュアップ個別相談会」

「セールスサポート」

「パッケージ支援」

「海外支援」を主軸とした「食のプロダクトデザイン事業」を展開しております。

食のプロダクトデザイン事業(平成25年度実績)

商品ブラッシュアップ

個別相談会

百貨店バイヤー等、食の専門家が、

「売れる商品」にするため

の改善策を提案する個別相談会

道内3ヶ所・計4回実施

47社の参加

セールスサポート

外部専門機関と連携して首都圏への商流構築をサポート

20社の参加

パッケージ支援

デザイナーを招聘し商品の魅力が伝わるパッケージを提案

2社の参加

H25/11月より開始

海外支援

海外マーケティング、味覚分析調査、パッケージデザイン改良

等を提案

4社の参加

H25/11月より開始

加えて、平成24年10月より、フードビジネスと地域活性化に向けた支援ツールとして、道内食品メーカーと流通企業に絞った食の

ビジネスマッチングである、

「食の発掘市場」を展開しております。

「食の発掘市場」は「買い手企業」の食品・食材等の仕入ニー

ズを事前に収集・蓄積することで、効果的なビジネスマッチングを図っており、平成25年度は8件の買い手ニーズを発信し、90件

のマッチングを行い約40件の商談が成立いたしました。

中小企業の経営の改善及び地域の活性化の

ための取組の状況

(16)

・農林漁業の6次産業化の支援について

農林漁業に対し2次、3次産業と統合的かつ一体的な推進を図り新たな付加価値を創出する、いわゆる6次産業化を支援する取り

組みとして、平成25年4月に株式会社農林漁業成長産業化支援機構、公益財団法人北海道中小企業総合支援センターと共同で

「北洋6次産業化応援ファンド」を設立し、平成25年10月に同種のファンドでは全国初となる第一号の投資を実行いたしました。

観光分野の支援について

観光は北海道が優位性を持つ分野であり、地域経済への波及効果も大きいことから、道内各地域の自治体および観光関連団体

等と連携・協力しながら様々な取り組みを行っております。平成25年5月には株式会社JTB北海道と連携協定を締結し、同社の

ノウハウ・商品流通力などを活用し、北海道経済の活性化に取り組んでおります。

また、観光関連企業のビジネスマッチングを目的に、

「インフォメーションバザールin Tokyo」

(平成25年9月)において、道内観光関

連団体等11団体と首都圏の観光エージェント19社による個別相談会を開催し、139件のビジネスマッチングを実施いたしました。

さらに、海外の旅行社・雑誌社を招聘し、道内各地のスイーツや魅力的な観光資源を視察する「北海道スイーツ・ロード招聘事業」

を実施いたしました。平成25年11月にタイから道南・道央へ招聘し、旅行商品化や雑誌掲載を通じて、外国人観光客誘致促進に

よる観光振興に取り組んでおります。

ものづくり支援

北海道は、製造業のウェートが他地域と比較して小さいため、道内経済の活性化のためには、ものづくり企業を中心に、従来の枠

組みにとらわれない手法を用いて、持続的にサポートしていくことが重要と考えております。このため、ビジネスマッチングによる

販路拡大支援のほか、新たなファンドの組成、外部機関との連携などにより、特色ある企業の発掘・育成に取り組んでおります。

経営支援・ビジネスマッチング等 資本性劣後ローン(無担保・無保証) 経営支援 出資 出資 出資 出資 出資

北洋6次産業化応援

ファンド

(投資事業有限責任組合) 30億円 存続期間 15年 運営管理 北海道中小企業総合支援センター (無限責任組合員) 経営支援・ビジネスマッチング等

北洋銀行

(有限責任組合員)

㈱農林漁業成長

産業化支援機構

(有限責任組合員)

6次産業化事業体

︵六次産業化法の認定事業者︶

農林漁業者

(主たる経営者)

6次産業化

パートナー企業

農林水産物等 技術・販路等

(地独)北海道立総合研究機構、(公財)北海道科学技術総合振興センター、(公財)北海道中小企業総合支援センター

地域産業の高付加価値化

道内製造業の底上げ

製品・技術開発

製品・技術実用化

事 業 化

販路・受注開拓

技 術 支 援

技術相談

(北海道立総合研究機構と連携)

販 路・受 注 支 援

ものづくりテクノフェア

個別ビジネスマッチング

北海道の製造業

製造業総生産額の比率が低い

ものづくり企業のライフサイクル

連携

(17)

具体的には、平成24年4月に道内中小企業の創業・新事業、イノベーション案件等、今後成長が期待できるお客さまを対象に「北

洋イノベーションファンド」を総額5億円で組成いたしました。本ファンドは、原則、無議決権の種類株式を活用し、発行株数の

5%超の株式取得を可能としているほか、株式公開を目的としないお客さまも対象としており、株式引受による支援を通じ、新た

な成長企業を創出することを目指しております。平成25年度においては、本ファンドを活用し、8社に対して157百万円、平成26

年3月までの累計では13社に対して245百万円の出資を行っております。

また、ものづくり企業を中心とした商談会「ものづくりテクノフェア」を毎年開催しており、平成25年度は、出展企業186社、来場

者約4,000名を迎えました。

さらに、お客さまとのリレーション強化の有力なツールとして、各種補助金の活用を強化しております。当行は国(経済産業省)よ

り「中小企業経営力強化支援法」に基づく経営革新等支援機関の認定(以下、

「認定支援機関」という。)を取得しており、各種補

助金メニューの内容や営業推進方法等について、全営業店に通知し、補助金活用について周知徹底を図るとともに、

「認定支援

機関」の確認書発行が必要な補助金制度については、本部担当者の渉外も含め、申請手続きから内容のブラッシュアップまでサ

ポートを実施しております。

認定支援機関の確認書が必要な補助金の確認書発行件数(連携/覚書含む)

ものづくり補助金

108件(道内シェア25%)

創業補助金

198件(道内シェア43%)

小規模事業者活性化補助金

55件(道内シェア51%)

海外ビジネスの支援について

道内の中小企業が単独で海外市場に進出するには、ノウハウ等の面で多くの困難が伴うことから、当行では道内企業の関心の高

いアジアとの貿易拡大や進出などを、海外拠点・提携金融機関等の海外ネットワークを活用し、積極的に支援しております。

地域

拠点/派遣先

提携金融機関

極東ロシア

北海道サハリン事務所

中国

上海駐在員事務所

大連駐在員事務所

大連銀行

ASEAN

アジア

バンコク駐在員事務所

JETROシンガポール事務所

バンコック銀行

バンコック銀行、インドステイト銀行、

バンクネガラインドネシア、

メトロポリタン銀行、ベトコム銀行

【経営改善・事業承継の支援について】

経営改善支援について

経営改善支援への対応について、本部専門部署である「経営改善支援室」が営業店と連携を図りながら個社別に事業再生スキー

ムを検討し、DES(債務の株式化)やDDS(債務の劣後ローン化)など様々な手法を用いて取り組んでおります。

中小企業の経営の改善及び地域の活性化の

ための取組の状況

(18)

事業再生スキームにあたっては、経営・財務状況の再構築を必要としているお客さま支援の一環として、平成24年9月に「北洋中

小企業再生ファンド」を創設し、平成26年3月までに累計で2件の出資を行ったほか、地域経済活性化支援機構等と連携した北海

道地区における再生・活性化ファンドである「北海道オールスターファンド」を平成26年3月に設立いたしました。

また、再生計画の早期策定と事業再生の透明性を高め、他金融機関との調整を円滑に行うため、公正・中立な立場となる北海道

中小企業再生支援協議会、地域経済活性化支援機構を積極的に活用しております。

M&A・事業承継支援について

経営者の高齢化や後継者不在などを背景として、事業承継に係るニーズが高まっていることから、当行では、

「事業承継支援」を

法人施策の柱の一つと位置づけ、取り組んでおります。

「法人部」内に事業承継・M&Aの専担チームを設置しているほか、高度な

専門性と承継ノウハウを有する監査法人など8先と連携し、

「事業承継支援」を展開しております。

平成25年度実績

本部渉外先

1,694件

具体的に課題解決に向け情報提供・助言・提案を行った先

384先

M&Aアドバイザリー契約先

14先

[北海道オールスターファンドスキーム図]

※活性化ファンドは案件毎に設立予定

北洋銀行 

地域経済活性化支援機構

株式会社北洋キャピタル (無限責任組合員) 活性化ファンド 有限責任組合員 事業再生を行う企業等 新事業・事業転換・地域 活性化事業を行う企業 北海道中小企業 再生支援協議会 協力 出資 運営管理 人材派遣 REVICキャピタル株式会社 (無限責任組合員) 共同運営 有限責任組合員 出資 出資 出資 出資 北洋銀行 北海道銀行 道内信用金庫 道内信用組合 中小企業基盤整備機構 北海道信用保証協会 案件毎に募集 事業再生ファンド30億円 北海道オールスターワン 投資事業有限責任組合

(19)

地域の活性化に関する取組状況

地域経済の活性化のために、道内の各自治体に対し積極的な連携協定を実施するとともに、PPP/PFIをはじめとする多様な資金調

達方法の提案など、資金需要の掘り起こしに取り組んでおります。

また、債権や農水産物などの動産を担保とするABL(Asset Based Lending)など、担保・保証に過度に依存しない貸出を強化し

ております。平成25年度中に「動産評価アドバイザー」の民間資格を3名が取得するとともに、外部専門家を講師に招いた集合研修

や、DVDによる自店研修を実施いたしました。

さらに、函館を中心とした道南エリアでは、平成27年度に新青森・新函館北斗間の北海道新幹線開業を予定しており、青函を基軸

とした北海道、青森の両地域の産業振興への取り組みを一層強化するため、株式会社青森銀行と連携協定を締結(平成24年12月)

するとともに、地域産業支援部内に「青函産業振興室」を設立(平成25年4月)し、営業店と一体となって、食と観光を絡めた地域サ

ポートを行っております。

加えて、道内各地域の観光客誘致促進を目的に、当行本店の「北洋大通センター」を観光プロモーションの場として提供し、観光振

興に取り組む自治体や観光協会等に活用いただいております。

事例紹介

事例 1

「動産管理に創意工夫を凝らしてABLの活用に取り組んだ事例」

1.当該取り組みを始めるに至った経緯、動機、打開が必要だった状況

・A組合は、地元肉牛農家等により構成される家畜預託事業を主業とする事業組合。預託牛取得に係る借入は年商程度と大きく、従来は社団

 法人日本家畜商協会(以下「協会」という。)の保証付で与信取引を行っておりました。

・これまで当行が、A組合以外に実施してきた肉用牛に対するABLは、全て集合動産を担保としておりましたが、実在確認や個体評価が万全

 とは言えず、債務不履行時における飼育の継続、処分が課題と認識しておりました。

・当行は、上記課題を克服するほか、A組合が要望している既存の協会保証付融資では対象とならない月齢6ヶ月未満の素牛購入による事業

 拡大を支援するため、協会が開発した「預託牛担保管理システム」

(以下「協会システム」という。)を活用し、個別動産によるABL活用の取

 り組みを開始いたしました。

2.当該取り組みの具体的内容

・本スキームの構築では、行内で審査部署、農業支援部署、事務管理部署の三部署が連携のうえ、A組合、協会、当行の三者で問題点に対する

 協議を行い、各種契約条件の構築や管理方法を制定いたしました。

・当行、A組合、協会の三者間で各種書面と電子データの授受が発生する事務フローを整理し、債務不履行時における担保処分の実効性を確

 保する仕組みを構築いたしました。

・具体的には、牛肉トレーサビリティ法に基づき独立行政法人家畜改良センターに登録される個体データと当行担保の個体データを協会シス

 テムによるデータマッチングにより実在確認し、月齢に応じて個体毎に毎月評価替えを実施する仕組みといたしました。また、債務不履行時

 のバックアップとして、第三者であるB農業協同組合とA組合、当行の三者間で担保処分に関する協定書を別途締結し、B農業協同組合が担

 保牛を一括して取得または売却することも可能な仕組みを構築いたしました。

3.当該取り組みの成果

・協会システムの個体評価額も実際の売却額と大きな差異はなく、実在確認と個体評価には有効なシステムであることを確認できたこともあ

 り、A組合が要望する月齢6ヶ月未満の素牛購入資金としてABLを継続しております。

・本スキームで定めている個別動産の登記手続きが煩雑で、お客さまの負担も大きいことから、関係者協議を重ね、当行応諾の元で登記留保

 の扱いへ変更するなど、お客さまとのリレーション向上にも繋がっております。

中小企業の経営の改善及び地域の活性化の

ための取組の状況

(20)

預 託

A組合が購入・所有する牛を預託農家に預けて預託農家が肥育すること。

担 保

預託農家が預っているA組合所有の牛を当行が担保として取得すること。

牛データ

購入した牛の個体識別番号、種別、雌雄、生年月日、異動状況等の個体別のデータ。

牛マッチングデータ

牛肉トレーサビリティ法により整備された独立行政法人家畜改良センターの牛データとA組合から提出

される牛データを照合し、牛の存在が確認されたデータ。

牛肉トレーサビリティ法

「牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する特別措置法」の略称。

牛の管理者は、牛の出生と同時に耳に個体識別番号が書かれたタグを装着し、装着した番号を独立行

政法人家畜改良センターに報告する義務がある。牛肉の流通過程においても個体識別番号の伝達、記

録等の仕組みが構築されている。

預託牛担保管理システムを活用した

肉用牛個体管理に基づくABLの仕組み

①購入

②預託

③牛データ

④牛データ

⑥牛購入代金融資

⑤牛マッチング

データ

③牛データ

牛肉トレーサビリティ法

担保処分協定書締結

B農業協同組合

預託農家

預託農家

預託農家

当  

A

日本家畜商協会

独立行政法人家畜改良センター

農場

農場

農場

⑥担保

⑥担保

⑥担保

市 場

(21)

「企業支援ツール『企業戦略会議

(CSM)』を活用した飲食業への事業拡大支援」

1.当該取り組みを始めるに至った経緯、動機、打開が必要だった状況

・飲食業者であるA社は創業以来のメイン取引先で、A社グループは、冷食事業、外食事業、食品製造、物流事業等幅広く展開しておりました。

・A社代表者は事業意欲が旺盛で、グループの更なる成長・規模拡大を目指しており、A社の多岐に亘る事業ニーズは営業店単独で対応しきれ

 ないことから、本部も含めた支援態勢を構築する必要性が高まっておりました。

2.当該取り組みの具体的内容

・当行では、顧客企業・コンサルタント会社・本部・営業店の4者が一堂に会して、顧客企業の事業戦略・経営課題等のニーズを抽出し、最適な

ソリューションを議論するため、

「企業戦略会議(CSM=Corporate Strategy Meeting)」を設置しており、A社の様々な事業拡大

ニーズに応えるため、このCSMを活用し関係者による最適なソリューションを提供するための議論を開始し、以下について取り組みました。

①A社代表者は6次産業化志向が強く、グループ内にはない第一次産業の事業化の意向があることを確認。当行取引先の養鶏場を営む企業

 のノウハウを活用し、A社を含めたグループの外食事業部門及び食品製造部門での仕入食材である鶏卵を確保するため、鶏卵養鶏場の立

 ち上げに着手。

②食品製造部門の業容拡大を図るため、自社ブランド化ニーズも確認できたため、当行取引先の食品加工技術を有する外部研究機関を活

 用するなど、A社で使用する「から揚げ粉」の生産に向けた研究を実施中。

③グループでは食を中心とした事業内容のため、品質管理の徹底の必要性に加え、サービス面向上や人事管理上の課題もあり、CSM構成

 員であるコンサルタント会社からの指導を併せて実施。

・A社のケースでは、CSMを4回開催した中で、十分な議論を経て関係者間で認識を共有できたことが迅速なソリューションの提案につなが

 りました。

3.当該取り組みの成果

・鶏卵や、から揚げ粉を製造する小麦粉の仕入資金として、新たな運転資金ニーズの掘り起こしにつながり、A社との与信取引の拡大(A社グ

 ループは業績も拡大傾向にあり、運転資金として銀行保証付私募債を活用)を図ることができました。

・当該企業支援ツールは、既存顧客が有する潜在ニーズの掘り起こしに非常に有効であり、新規融資の開拓につながっております。

中小企業の経営の改善及び地域の活性化の

ための取組の状況

事例 2

(22)

「CSM(Corporate Strategy Meeting)=企業戦略会議」

(1)

当行優良基幹取引先に対し、M&A・事業承継などニーズに加え、事業戦略・経営課題全般のディスカッションを実施しリ 

 レーション強化に繋げるもの。H25年上期からの新施策で、取り組み開始以来60先に対し実施。

(2)

取引先、営業店、本部

(法人部)

、外部提携先の4者による戦略会議を実施し、当該取引先の事業戦略・経営課題等のニーズ

 を抽出のうえ、ニーズに対するソリューション提供により、

リレーション強化、当行のプレゼンス向上を実現し、取引拡充に結

 びつけることを目的とする。

CSM

(企業戦略会議)

顧客企業

(経営陣)

外部提携先

ビジネスコンサルタント

(公認会計士等)

本部

(法人部)

営業店長・担当者

最適なソリューションの提供、

リレーション強化

CSMの具体的な流れ

プレヒアリング

・実施趣旨の説明

初回ミーティング

・顧客企業が抱える経営  課題・ニーズ等を  ヒアリングにより把握

第2回ミーティング

・顧客企業にマッチした  ソリューションの提案

第3回ミーティング

・提案内容の検討  (実行可否を決定)

ビジネスコンサルタント

活用を提案

当行ソリューション

活用を提案

事業戦略・経営課題全般

・事業拡大ニーズ(地域・業種等) ・組織再編ニーズ ・遊休資産活用ニーズ ・マッチングニーズ (販路・仕入先紹介ニーズ) ・M&Aニーズ ・事業承継、相続ニーズ ・その他各種ニーズ

検討

提案

検討

提案

(23)

商品・サービスの拡充

当行は、お客さまの多様なニーズにお応えするべく、新商品・

サービスのご提供に努めており、投資信託や保険商品等の預

かり資産の品揃え拡充や、資産運用に関する相談業務の充実

を図っております。

平成25年4月から、一定の要件のもと、お子さまが大学等に

在学中に最大4年間住宅ローンの返済額を見直しできる返

済額指定サービスの取り扱いを開始しました。住宅ローンご

利用のお客さまにとって、お子さまの大学等への進学中は

家計における教育費負担が最も大きくなる時期であり、

この

サービスを付加することで、安心して住宅ローンをご利用い

ただけます。

平成25年4月の税制改正により始まった

「教育資金の一括贈

与に係る贈与税の非課税措置」

は、お孫さま等へ贈与される

教育資金について、一定の要件のもと、受贈者お一人につき

最大1,500万円が非課税となるものですが、当行は道内金融

機関の中でいち早く、

この制度に対応する

「教育資金贈与専

用預金

(愛称:エール)

の取り扱いを開始しております。

このほか、当行では遺言や財産承継など相続対策等について

幅広いご相談を承っており、外部専門家と連携した遺言信託

等の相続関連業務の取扱店を90ヵ店に拡大するとともに、札

幌駅前コンサルティングプラザに提携先の専門家を駐在さ

せております。

平成25年10月からは、インターネット投資信託

「北洋投信ダ

イレクト」

の取り扱いを開始しました。対象は当行に投信取引

口座を保有している個人のお客さまで、インターネットを通

じ、ご来店いただくことなく投資信託のお取引が可能となり

ます。また、

「北洋投信ダイレクト」

専用の商品もご用意してお

ります。平成26年1月の税制改正により始まった少額投資非

課税制度

「NISA」

の非課税口座開設も承っており、お客さま

の資産運用を全面的にサポートしてまいります。

さらに、平成26年4月に、

カードローン

「アルカ」

「スーパー

アルカ」

として全面リニューアルしました。

「スーパーアルカ」

はご利用最高限度額を1,000万円まで引き上げるなど、お客

さまにとってより利便性の高い商品となっております。

当行は、日々多様化する

お客さまのニーズにお応えするために、

各種新商品・新サービスのご提供に努めております。

これからも地域の皆さまに愛され、

親しまれる、身近で便利な

「暮らしのお役に立つ銀行」

をめざします。

暮らしのお役に立つ銀行をめざして

暮らしのお役に立つ銀行をめざして

スーパーアルカ

(24)

店舗網・ご相談窓口の充実

当行では、

店舗のリニューアルオープンなどにより、

店舗ネット

ワークの強化およびバリアフリーに対応した店舗・ATMを設

置するなど店舗網の充実を図っております。

当行のキャッシュカードをお持ちのお客さまは、

「セブン-イレブ

ン」

「セイコーマート」

「サンクス」

「ローソン」

等のコンビニエン

スストアに設置されたATMで入出金や残高照会などがご利用

いただけます。

休日にもごゆっくりとご相談いただけるよう、営業時間外に

ローンプラザや店舗でローン相談会を開催しているほか、一

部の北洋銀行ローンプラザでは、土・日・祝日でも住宅ローン

等に関するご相談をお受けしております。さらに、お客さまが

お気軽にご相談できるフリーダイヤルも設置しております。

個人のお客さまに対して、

より専門的な

「ローン」

「資産運用」

サービスを提供するために、

「コンサルティングセンター」

を設

置し、

北洋大通センター2階で

「北洋ローンプラザ」

「北洋フィ

ナンシャルプラザ」

を営業しております。また、

「札幌駅前コン

サルティングプラザ」

ではゆったりと落ち着いた空間でご相談

を承っているほか、外部講師による少人数制のお客さまセミ

ナーを開催しております。

さらに、

資産運用専門の窓口であるコンサルティング課を設置

する店舗を増加させるとともに、専門の担当者の増員を行い、

相談業務の機能充実を図っております。

また、

平成24年5月には、店頭へご来店いただくことなく、

保険

加入ができる

「保険コールセンター」

を設置しております。

金融ADR制度

ADR

(Alternative Dispute Resolution)

とは、金融機関の業務に

関する紛争を解決するための裁判外紛争解決手続のことです。具体

的には、訴訟に代わる、あっせん、調停、仲裁等の当事者の合意に基

づく紛争の解決方法で、事案の性質や当事者の事情等に応じた迅

速・簡便・柔軟な紛争解決が期待される制度です。

銀行等金融機関は法律に基づき、紛争解決機関と契約しなければな

らず、利用者から紛争解決の申立を受けた紛争解決機関では、金融

分野に知見を有する紛争解決委員が紛争解決に当たります。

当行の契約する指定紛争解決機関は

「全国銀行協会」

です。

全国銀行協会

全国銀行協会相談室

〒100-8216 東京都千代田区丸の内1-3-1

  

0570-017109

または

03-5252-3772

http://www.zenginkyo.or.jp/adr/

北洋フィナンシャルプラザ

参照

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