(2)単体
C. リスク管理に関する報告態勢
自 己 資 本の充 実の状 況
D.貸倒引当金の計上
当グループでは、貸出金等の与信債権について次に定める方法により貸倒引当金の計上を行っております。
ただし、国及び地方公共団体に対する債権については、回収の危険性又は価値の毀損の危険性がないものと して貸倒引当金計上の対象とはしておりません。
(a)計上基準
ア.正常先債権 (業況が良好であり、 かつ財務内容にも特段の問題がないと認められる債務者に対する債権)
債権額で貸借対照表に計上し、貸倒実績率等に基づき、発生が見込まれる損失率を求め、 これに将来見 込等必要な修正を加えて貸倒引当金を計上する。
イ.要注意先債権 (貸出条件に問題のある債務者、履行状況に問題のある債務者、業況が低調ないし不安 定な債務者又は財務内容に問題がある債務者など、今後の管理に注意を要する債務者に対する債権)
債権額で貸借対照表に計上し、適当なグループに区分したうえで、当該区分毎に貸倒実績率等に基づ き、発生が見込まれる損失率を求め、 これに将来見込等必要な修正を加えて貸倒引当金を計上する。
ウ.破綻懸念先債権 (現状、経営破綻の状況にはないが、経営難の状態にあり、経営改善計画等の進捗状 況が芳しくなく、今後、経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者に対する債権)
債権額から担保の実質担保価額及び保証による回収が可能と認められる額を減算し、残額のうち必要 額については債務者毎に個別貸倒引当金を算出し、貸借対照表に計上する。
エ.実質破綻先債権(法的、形式的な経営破綻の事実は発生していないものの、深刻な経営難の状態にあ り、再建の見通しがない状況にあると認められるなど、実質的に経営破綻に陥っている債務者に対する 債権) 及び破綻先債権 (法的、形式的な経営破綻の事実が発生している債務者、例えば破産、清算、会社 整理、会社更生、民事再生、手形交換所における取引停止処分等の事由により経営破綻に陥っている債 務者に対する債権)
債権額から、担保の実質担保価額及び保証による回収が可能と認められる額を減算し、残額を貸倒償却 する又は債務者毎に個別貸倒引当金を算出し、貸借対照表に計上する。
(b)貸倒引当金水準の見直し
適正な貸倒引当金を計上するために、自己査定の厳正な実施を前提に、決算期毎に貸出金等の構成と増 減、延滞貸出の動向、金融環境の変化や景気の変動、法規制等の変更、貸倒実績率等データの整備状況、
そして過去の実績率等に含まれる特殊要因等を考慮したうえで、貸倒引当金の適正化を図っております。
(c)その他の資産等の引当金の計上
有価証券やその他の資産の引当金の計上基準は、債権に準じております。
(d)連結子会社の貸倒引当金
連結子会社の貸倒引当金は、一般債権については過去の貸倒実績率等を勘案して必要と認めた額を、貸 倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額をそれぞれ引き当て ております。
E.検証・監査態勢
当グループでは、信用リスク管理の根幹である信用格付制度の運用並びに資産の自己査定が厳正に行われる よう、営業推進部門や審査管理部門から独立した信用リスク管理部門が信用格付並びに自己査定の結果を検 証しております。
信用リスク管理部門が行った格付検証の結果や、自己査定の検証結果、格付制度の設計や運用、担当所管部 が行った貸倒引当金の計上額等については、全ての部門からの独立性が確保された監査部門が監査する態勢 としており、実効性のある信用リスク管理態勢を構築しております。
(3) 標準的手法を適用するポートフォリオに関する事項
当グループでは、標準的手法により信用リスク・アセットの算出を行います。信用リスク・アセットの計算において リスク・ウェイトの判定基準として使用する適格格付機関を次のように定めております。
A.証券化エクスポージャーを除くエクスポージャー分類
(a) (株) 格付投資情報センター (R&I)
(b) (株) 日本格付研究所 (JCR)
(c) ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク (Moody's)
(d) スタンダード・アンド・プアーズレーティング・サービシズ (S&P)
B.証券化エクスポージャー
上記 (a) から (d) の適格格付機関及びフィッチレーティングスリミテッド (Fitch)
(4) 信用リスクに関するエクスポージャー及び三月以上延滞エクスポージャーの期末残高
・ 連結
〈平成24年度〉
(単位 百万円)信用リスクに関するエクスポージャーの期末残高
合計
三月以上延滞 エクスポージャー
の期末残高 貸出金
コミットメント及び その他の派生商品取引
以外のオフ・バランス エクスポージャー
債券 派生商品取引 ファンド その他
国内計 5,734,335 579,015 1,373,801 13,868 146,938 358,517 8,206,476 48,043
海外計 ― 4,838 85,415 5,050 0 ― 95,304 ―
地 域 別 合 計 5,734,335 583,853 1,459,216 18,919 146,938 358,517 8,301,780 48,043
製造業 414,366 5,467 30,888 1,554 ― ― 452,276 7,767
農業,林業 24,303 194 490 401 ― ― 25,388 477
漁業 2,810 ― 50 3 ― ― 2,864 ―
鉱業,採石業,砂利採取業 5,577 417 642 22 ― ― 6,660 35
建設業 276,097 10,162 9,107 174 ― ― 295,541 14,232
電気・ガス・熱供給・水道業 76,071 3,435 1,779 650 ― ― 81,936 ―
情報通信業 36,886 316 1,581 30 ― ― 38,815 423
運輸業,郵便業 138,376 5,342 31,104 319 ― ― 175,143 708
卸売業,小売業 602,520 5,572 20,634 2,486 ― ― 631,214 8,846
金融業,保険業 324,720 529,987 347,476 9,093 ― ― 1,211,278 417
不動産業,物品賃貸業 475,849 5,935 22,028 977 ― ― 504,790 4,193
各種サービス業 534,673 15,251 34,672 2,086 ― ― 586,683 6,439
公共団体 1,297,488 1,616 922,027 1,118 ― ― 2,222,251 ―
個人 1,524,593 154 ― ― ― ― 1,524,747 4,499
外国政府機関及びこれに準ずるもの ― ― 35,789 ― ― ― 35,789 ―
国際機関 ― ― 943 ― ― ― 943 ―
円借款 ― ― ― ― ― ― ― ―
その他 ― ― ― ― 146,938 358,517 505,455 ―
業 種 別 合 計 5,734,335 583,853 1,459,216 18,919 146,938 358,517 8,301,780 48,043
1年以下 834,831 163,002 424,047 2,701 35,946 ― 1,460,529 ――
1年超3年以下 603,004 101,521 281,590 3,864 73 ― 990,054 ――
3年超5年以下 647,870 22,234 136,825 4,884 147 ― 811,962 ――
5年超7年以下 539,154 51,664 151,050 3,942 ― ― 745,811 ――
7年超10年以下 663,098 226,436 412,014 2,307 ― ― 1,303,857 ――
10年超20年以下 911,638 8,957 15,809 1,218 1 ― 937,624 ――
20年超 893,076 1,381 37,878 ― ― ― 932,336 ――
期間の定めなし 641,662 8,655 ― ― 110,769 358,517 1,119,604 ――
残 存 期 間 別 合 計 5,734,335 583,853 1,459,216 18,919 146,938 358,517 8,301,780 ――
(注) 1. 期末残高は、個別貸倒引当金控除前・掛目適用後・信用リスク削減効果勘案前のエクスポージャー額を使用しております。
なお、自己資本控除に該当するエクスポージャーは除いて計算しております。
2.「その他」に含まれるものは株式・現金・営業用不動産等であり、証券化エクスポージャーは何れにも含まれておりません。
3.「地域別」について、海外は、各エクスポージャーの本社所在地国が日本以外のものを対象としております。
4.「業種別」について、ファンド及びその他の資産は一括して「その他」に計上しております。
5.「残存期間別」について、延滞分は総て「1年以下」に、当座貸越は延滞分を除き総て「期間の定めなし」に含めております。その他資産については総て「期間の定めなし」に一括計上して おります。
6.「三月以上延滞」について、現に延滞しているエクスポージャーだけではなく、延滞エクスポージャーを有する債務者単位での集計結果及び引当割合勘案前の段階でリスク・ウェイト が150%となるエクスポージャーを計上しております。
自 己 資 本の充 実の状 況
〈平成25年度〉
(単位 百万円)信用リスクに関するエクスポージャーの期末残高
合計
三月以上延滞 エクスポージャー
の期末残高 貸出金
コミットメント及び その他の派生商品取引
以外のオフ・バランス エクスポージャー
債券 派生商品取引 ファンド その他
国内計 5,618,046 382,281 1,722,951 15,383 42,642 371,237 8,152,543 40,668
海外計 1,201 ― 85,204 6,836 0 ― 93,242 ―
地 域 別 合 計 5,619,248 382,281 1,808,156 22,220 42,642 371,237 8,245,785 40,668
製造業 414,074 6,644 31,725 1,233 ― ― 453,677 6,566
農業,林業 23,081 151 514 501 ― ― 24,248 627
漁業 2,405 ― 50 5 ― ― 2,460 ―
鉱業,採石業,砂利採取業 7,212 320 1,073 13 ― ― 8,620 0
建設業 271,396 9,953 11,570 163 ― ― 293,084 12,564
電気・ガス・熱供給・水道業 78,829 2,294 1,481 526 ― ― 83,181 ―
情報通信業 43,098 304 1,595 12 ― ― 45,011 930
運輸業,郵便業 128,123 5,799 62,106 328 ― ― 196,357 777
卸売業,小売業 619,646 6,395 25,504 2,417 ― ― 653,964 9,282
金融業,保険業 189,218 334,954 578,704 12,674 ― ― 1,115,551 749
不動産業,物品賃貸業 472,845 5,578 21,969 1,264 ― ― 501,658 3,175
各種サービス業 533,248 8,162 35,356 2,216 ― ― 578,983 3,276
公共団体 1,288,398 1,592 1,005,482 863 ― ― 2,296,336 ―
個人 1,547,669 128 ― ― ― ― 1,547,798 2,717
外国政府機関及びこれに準ずるもの ― ― 29,988 ― ― ― 29,988 ―
国際機関 ― ― 1,032 ― ― ― 1,032 ―
円借款 ― ― ― ― ― ― ― ―
その他 ― ― ― ― 42,642 371,237 413,880 ―
業 種 別 合 計 5,619,248 382,281 1,808,156 22,220 42,642 371,237 8,245,785 40,668
1年以下 670,920 101,453 658,526 3,016 253 ― 1,434,171 ――
1年超3年以下 547,960 64,257 277,598 5,728 174 ― 895,719 ――
3年超5年以下 639,529 62,259 408,434 5,676 0 ― 1,115,900 ――
5年超7年以下 539,825 83,311 212,565 3,532 ― ― 839,233 ――
7年超10年以下 674,577 52,379 208,324 3,101 ― ― 938,383 ――
10年超20年以下 901,613 6,922 8,322 1,164 43 ― 918,067 ――
20年超 953,242 1,254 34,384 ― ― ― 988,882 ――
期間の定めなし 691,578 10,442 ― ― 42,170 371,237 1,115,427 ――
残 存 期 間 別 合 計 5,619,248 382,281 1,808,156 22,220 42,642 371,237 8,245,785 ――
(注) 1. 期末残高は、個別貸倒引当金控除前・掛目適用後・信用リスク削減効果勘案前のエクスポージャー額を使用しております。
なお、コア資本控除に該当するエクスポージャーはありません。
2.「その他」に含まれるものは株式・現金・営業用不動産等であり、証券化エクスポージャーは何れにも含まれておりません。
3.「地域別」について、海外は、各エクスポージャーの本社所在地国が日本以外のものを対象としております。
4.「業種別」について、ファンド及びその他の資産は一括して「その他」に計上しております。
5.「残存期間別」について、延滞分は総て「1年以下」に、当座貸越は延滞分を除き総て「期間の定めなし」に含めております。その他資産については総て「期間の定めなし」に一括計上して おります。
6.「三月以上延滞」について、現に延滞しているエクスポージャーだけではなく、延滞エクスポージャーを有する債務者単位での集計結果及び引当割合勘案前の段階でリスク・ウェイト が150%となるエクスポージャーを計上しております。
・ 単体
〈平成24年度〉
(単位 百万円)信用リスクに関するエクスポージャーの期末残高
合計
三月以上延滞 エクスポージャー
の期末残高 貸出金
コミットメント及び その他の派生商品取引
以外のオフ・バランス エクスポージャー
債券 派生商品取引 ファンド その他
国内計 5,782,906 579,015 1,373,801 14,261 146,938 280,721 8,177,645 44,782
海外計 ― 4,838 85,415 5,050 0 ― 95,304 ―
地 域 別 合 計 5,782,906 583,853 1,459,216 19,312 146,938 280,721 8,272,949 44,782
製造業 414,366 5,467 30,888 1,554 ― ― 452,276 7,710
農業,林業 24,303 194 490 401 ― ― 25,388 469
漁業 2,810 ― 50 3 ― ― 2,864 ―
鉱業,採石業,砂利採取業 5,577 417 642 22 ― ― 6,660 30
建設業 276,097 10,162 9,107 174 ― ― 295,541 14,218
電気・ガス・熱供給・水道業 76,071 3,435 1,779 650 ― ― 81,936 ―
情報通信業 36,886 316 1,581 30 ― ― 38,815 423
運輸業,郵便業 138,376 5,342 31,104 319 ― ― 175,143 698
卸売業,小売業 602,508 5,572 20,634 2,486 ― ― 631,202 8,828
金融業,保険業 324,720 529,987 347,476 9,093 ― ― 1,211,278 417
不動産業,物品賃貸業 521,599 5,935 22,028 1,370 ― ― 550,934 4,188
各種サービス業 543,543 15,251 34,672 2,086 ― ― 595,553 6,365
公共団体 1,297,488 1,616 922,027 1,118 ― ― 2,222,251 ―
個人 1,518,556 154 ― ― ― ― 1,518,711 1,430
外国政府機関及びこれに準ずるもの ― ― 35,789 ― ― ― 35,789 ―
国際機関 ― ― 943 ― ― ― 943 ―
円借款 ― ― ― ― ― ― ― ―
その他 ― ― ― ― 146,938 280,721 427,659 ―
業 種 別 合 計 5,782,906 583,853 1,459,216 19,312 146,938 280,721 8,272,949 44,782
1年以下 831,891 163,002 424,047 2,708 35,946 ― 1,457,597 ――
1年超3年以下 603,004 101,521 281,590 3,981 73 ― 990,171 ――
3年超5年以下 647,870 22,234 136,825 5,153 147 ― 812,231 ――
5年超7年以下 539,154 51,664 151,050 3,942 ― ― 745,811 ――
7年超10年以下 663,098 226,436 412,014 2,307 ― ― 1,303,857 ――
10年超20年以下 911,638 8,957 15,809 1,218 1 ― 937,624 ――
20年超 893,076 1,381 37,878 ― ― ― 932,336 ――
期間の定めなし 693,173 8,655 ― ― 110,769 280,721 1,093,319 ――
残 存 期 間 別 合 計 5,782,906 583,853 1,459,216 19,312 146,938 280,721 8,272,949 ――
(注) 1. 期末残高は、個別貸倒引当金控除前・掛目適用後・信用リスク削減効果勘案前のエクスポージャー額を使用しております。
なお、自己資本控除に該当するエクスポージャーは除いて計算しております。
2.「その他」に含まれるものは株式・現金・営業用不動産等であり、証券化エクスポージャーは何れにも含まれておりません。
3.「地域別」について、海外は、各エクスポージャーの本社所在地国が日本以外のものを対象としております。
4.「業種別」について、ファンド及びその他の資産は一括して「その他」に計上しております。
5.「残存期間別」について、延滞分は総て「1年以下」に、当座貸越は延滞分を除き総て「期間の定めなし」に含めております。その他資産については総て「期間の定めなし」に一括計上して おります。
6.「三月以上延滞」について、現に延滞しているエクスポージャーだけではなく、延滞エクスポージャーを有する債務者単位での集計結果及び引当割合勘案前の段階でリスク・ウェイト が150%となるエクスポージャーを計上しております。