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中学生における学習習慣尺度の開発

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Academic year: 2021

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奈良教育大学学術リポジトリNEAR

中学生における学習習慣尺度の開発

著者 豊田 弘司, 川? 圭三

雑誌名 奈良教育大学紀要. 人文・社会科学

巻 49

号 1

ページ 149‑156

発行年 2000‑11‑10

その他のタイトル Development of a Scale for Assessing the Study Habits of Junior High School Students

URL http://hdl.handle.net/10105/1404

(2)

Bull. Nara Univ. Educ, Vol. 49, No. 1 (Cult. & Soc.), 2000

中学生における学習習慣尺度の開発

豊 田 弘 司 (奈良教育大学心理学教室)

川 崎 圭 三 (雷麻町立白鳳中学校) (平成12年4月4日受理)

キーワード:学習習慣、学業成績

学習活動の個人差は、学業成績を規定する重要な要因 であるといわれている。そして、この学習活動の個人差 を質問紙を用いて検討する研究は数多く行われてきた (Schmeck,Ribich & Ramanaiah,1977;豊田,1991;楠見, 1988;

豊田・渡迫, 1992;豊田・渡追,1993)。このような試みは 実験室的な研究とは異なったアプローチとして注目でき る。というのは、質問紙でとらえた個人の特徴と実際の 学習室との関係を明らかにできれば、学習指導上参考と すべき資料となるからである。

豊田(1993)は、児童を調査対象に、子どもの記憶活 動に関する質問紙(児童版自己診断記憶尺度)を作成し、

そこで得られた自己判断と実際の記憶テストの成績との 関係を検討した。因子分析の結果、内的記憶方略、外的 記憶方略、検索失敗及び記憶に対する自信という4つの 因子が抽出され、これらの因子を下位尺度として、下位 尺度得点と記憶テストでの得点との関係を調べた。その 結果、説明率は低かったが、いくつかの尺度得点と実際 の記憶成績の間に関係のあることが示された。同じよう に、豊田・徐(1998)では、中国の児童を対象にした研 究を行い、学年とともに質問項目と実際の記憶テストの 得点との関係が強くなることが示されている。上述した 諸研究は、質問紙で測定された学習活動の個人差と特定 のテストの成績を比較したものである。さらに、より直 接的に学習活動の個人差と学業成績を比較した研究も行 われている。例えば、豊田・江口(1992)では、短大生 を対象として、精細化尺度得点と実際の学業成績との関 係を検討し、学業成績との関係が示されている。このよ

うに、学習活動の個人差に関する研究は、学習活動を使 用する認知能力という次元から、記憶方略や精線化など の下位要素に分類して検討するのが一般的である。しか し、学習活動を細かく分類することによって、学習活動 の全体がイメージしにくいということもある。そこで、

学習活動を認知能力という次元から下位要素に分類する のと反対に、学習活動をまとめた上位概念を設定して検 討することも必要である。学校や家庭における学習場面 においては、むしろこのような上位概念を設定した方が 個人差を明らかにしやすい。学習習慣や学習スキルは、

まさにこのような上位概念である。それは、学習習慣や 学習スキルには、数多くの学習活動が含まれており、認 知能力という次元からすれば異なる下位要素に分類でき る学習活動がまとまりをもっているからである。とりわ.

け、学習習慣は、基本的生活習慣及び社会的生活習慣と ともに児童・生徒の学習適応にとって重要であるといわ れてきた。また、学力の低下、学級崩壊、授業崩壊など の学習不適応が顕著に見られる現状からすると、児童・

生徒の学力を確保し、学習適応を促すために、学習習慣 の個人差を知ることは意義のあることである。

杉村・井上・豊田(1986)は、学力向上要因診断検査 (松原, 1967a)や能率的学習診断検査(松原,1967b)、新 学習適応性検査(辰野, 1977)などの学習習慣に関係す る文献や市販テストから重要な項目を選択し、学習習慣 を調べるための調査項目(学習習慣尺度)を開発してい る。 Tablelには、そこでの学習習慣の構造が示されて いる。小学生を対象にした調査の結果、学業成績と学習 習慣の関係は学年が進むにつれて強くなることが明らか にされた。同様に、杉村(1988)では小学生の学習成績

Tabe 1

学習習慣の構成要因(杉村・井上・豊田, 1986)

家庭の学習習慣  学習意欲    学校の学習習慣

生活習慣      積極性・向上心  登校の意欲

学習環境      集中力・持続力  授業の受け方

宿題・予習・復習      ノートの取り方

計画と実行      テストの受け方

勉強の仕方

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150 豊 田 弘 司・川 崎 圭 三

と家庭における学習習慣の関係を検討し、家庭における 生活習慣、宿題・復習・予習及び勉強の仕方が学業成績 との関係が強いことを示している。また、豊田(1988) では保育専門学校の学生における学習習慣を調べるため の学習習慣尺度を開発し、そこでの学習習慣得点が保育 実習の成績に関係することを示している。ただし、これ らの研究では、まだ中学生を対象にした学習習慣尺度は 開発されていない。中学校では小学校に比べて学習内容 もより高度になり、予習・復習などの家庭における学習 習慣の重要性は小学生よりも増すであろう。それ故、学 習習慣を構成する各要因が学業成績に及ぼす影響は、小 学生のそれとは異なる可能性が考えられる。

そこで、本研究では中学生における学習習慣尺度を作 成するのであるが、尺度の開発において重要なのが妥当 性の検討である。上述した研究で開発された学習習慣尺 度は学習習慣を構成する要因ごとの概念的妥当性はある

と考えられるが、その因子分析的な妥当性の検討がなさ れていない。確かに精選された項目から作成された尺度 ではあるが、反応がほとんど連動している項目対が存在 する可能性がある。それ故、因子分析を行い、項目をさ らに精選する必要がある。また、学習習慣と学業成績の 関係が指摘されている以上、学習習慣尺度が学業成績を 予測できなければならない。それ故、学習習慣尺度の作 成においては、そこで得られた得点と学業成績の関係が 最も強くなるような項目の選択が望まれる。

したがって、本研究の目的は、主に因子分析的妥当性 の検討及び学業成績との関連性の検討によって、中学生 用の学習習慣尺度を作成することである。

方 法

調査対象 被調査者は奈良県内の公立中学校に在籍す る1年生113名(男子69、女子44)平均年齢12歳9か月、

範囲12歳3か月〜13歳2か月)、 2年生125名(男子62、

女子63 (平均年齢13歳9か月、範囲13歳3か月〜14歳2 か月))、 3年生154名(男子68、女子86 (平均年齢14歳9 か月、範囲14歳3か月〜15歳2か月))であった。

材  料 a)学習習慣尺度 学習習慣を調べるため の質問項目は、杉村・井上・豊田(1986)及び豊田 (1988)で使用された調査項目から選択し、それを中学 生が理解しやすい表現を修正した項目であった。これら の項目は、 Table2に示されている。ただし、この尺度 の構成要因はTable lの小学生用の尺度と同じであった。

b)調査用紙 実際の調査用紙は2つ折りにしたA3判用 紙で、上述した学習習慣の質問項目及び各項目の右横に 回答欄が印刷されていた。被調査者の回答は、 "いつも"

を4、 "だいたい"を3,"たまに"を2、 "いいえ"を1 とし、回答欄の該当する数字に○を記入する形式で回答

Table2 本研究で用いられた調査項目

家庭の学習習慣

生活習慣   家の人に言われなくても、決まった時間に寝ますか。

朝寝坊をして、遅刻することがありますかC, * 寝る前に、明日の時間割を確かめておきますか。

忘れ物をしないように気をつけていますか。

勉強する時間と遊ぶ時間を分けていますか。

テレビを見過ぎて勉強しないことがありますか。 * 学習環境    家で決まった場所で勉強していますか。

家で勉強するとき、姿勢や明かりに気をつけていますか。

勉強机の日二は、勉強で使うものだけを置いていますか。

家では本やノートの整理・整頓をしていますか。

辞書や図鑑は勉強机のそばに置いていますか。

宿題・予習・復習 宿題は忘れずに、きちんとやっていますか。

学校で習ったことは、その日のうちに復習していますか。

次の目の授業の予習をしていますか。

宿題がなくても勉強していますか。

計画と実行 家で勉強の計画を作っていますか。

計画した勉強は最後までやりとげますかO その剛こ家で勉強する教科を決めていますか。

家では何時から何時まで、勉強するかを決めていますか。

家では決めた時間に勉強していますか。

勉強の仕方 教科書を何回も読みますか。

どこが大切かを考えながら教科書を読んでいますか。

教科書を読んだあとで、大切なところをまとめていますか。

大切なところは、忘れないように覚えようとしていますか。

勉強の仕方を工夫していますか。

学習意欲

積極性・向上心 親に言われなくても、自分から進んで勉強していますか。

勉強することが楽しいですか。

新しいことを勉強したいと思いますか。

学校で習ったことについて、もっと詳しく調べますか。

できなかった問題を、もう一度やってみますか。

わからないところは、わかるまで勉強しますか。

集中力・持続力 家で机に向かったとき、すぐ勉強を始めますか。

家で勉強を始めたら、最後までがんばりますか。

家で勉強している途中で、マンガを読むことがありますか。 * 家で勉強している途中で、テレビを見ることはありますか。 * 家で勉強を始めても、すぐいやになってしまいますか。 * 学校の学習習慣

登校の意欲 学校へ行くのが楽しいですか。

休みの目よりも学校がある日の方が楽しいですか。

少しくらい体の調子が悪くても、学校へ行きたいと思いますか。

学校で友だちと遊ぶのが楽しいですか。

朝起きて、学校へ行きたくないと思うことがありますか。 * 授業の受け方 チャイムが鳴ったら、すぐに席に着きますか。

チャイムが鳴ったら、すぐ勉強の用意をしますか。

授業中、先生の話をよく聞いていますか。

授業中、先生の質問に自分から進んで答えますか。

授業中、自分から進んで意見を言いますかC 授業中、わからないところがあったら、質問しますか。

授業中、ぼんやりしていることがありますか。 * 授業中、よそ見をすることがありますか。 * 授業中、落書きをすることがありますか。 * 授業中、おしゃべりをすることがありますか。 * ノートの取り方  先生が黒板に書いたことを、ノートに書きますか。

先生に言われなくてもノートに書きますか。

ノートはきちんと、ていねいに書いてありますか。

勉強したことをノートにまとめて書いてありますか。

ノートの書き方を工夫していますか。

テストの受け方  テストの前に、計画を立てて勉強していますか。

テストのとき、問題をよく読みますか。

テストのとき、わかる問題からしますか。

テストの答を書き終わったとき、見直しますか。

テストを返してもらったとき、間違ったところをやり直しますか。

*印は逆転項目

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Table3項目ごとの学年及び性別の平均とS D

項       目 1チャイムがなったら、すぐに席につきますか。

2 家の人に言われなくても、決まった時間に寝ますか。

3 家では決まった場所で勉強しますか。

4 宿題は忘れずにやっていますか。

5 家で勉強の計画を作っていますか。

6 教科書を何回も読みますか。

7 親に言われなくても、自分から進んで勉強していますか。

8 家で机に向かったとき、すぐに勉強を始めますか。

9 学校へ行くのが楽しいですか。

10 授業中、わからないところがあったら質問しますか。

11先生が黒板に書いたことを、ノートに書きますか。

12 テストの前に、計画を立てて勉強していますか。

13 チャイムがなったら、勉強の用意をしていますか。

14 朝寝坊をして、遅刻することがありますか。 * 15 家で勉強するとき、姿勢や明かりに気をつけていますか。

16 学校で習ったことは、その日の内に復習していますか。

17 計画した勉強は最後までやりとげますか。

18 どこが大切かを考えながら教科書を読んでいますか。

19 勉強することが楽しいですか。

20 家で勉強を始めたら、最後までがんばりますか。

21休みの日より学校がある日の方が楽しいですか。

22 授業中、ぼんやりしていることがありますか。 * 23 先生に言われなくてもノートに書きますか。

24 テストのとき、問題をよく読みますか。

25 授業中、先生の話をよく聞いていますか。

26 寝る前に、明日の時間割を確かめておきますか。

27 勉強机の上には、勉強で使う物だけを置いていますか。

28 次の日の授業の予習をしていますか。

29 その日に家で勉強する教科を決めていますか。

30 教科書を読んだあとで、大切なところをまとめていますか。

31新しいことを勉強したいですか。

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152 豊 田 弘 司・川 崎 圭 三

32 家で勉強しているとき、ほかのことを考えることがありますか。 * 33 少しくらい体の調子が悪くても、学校へ行きたいですか。

34 授業中、よそ見をしていることがありますか。 * 35 ノートはきちんと、ていねいに書いていますか。

36 テストのとき、わかる問題からしますか。

37 授業中先生の質問に自分から進んで答えますか。

38 忘れ物をしないように気をつけていますか。

39 家では本やノートの整理・整頓をしていますか。

40 宿題がなくても勉強していますか。

41家では何時から何時まで、勉強するかを決めていますか。

42 大切なところは、忘れないように覚えようとしていますか。

43 学校で習ったことについて、もっと詳しく調べますか。

44 家で勉強している途中で、マンガを読むことがありますか。 * 45 学校で友だちと遊ぶのが楽しいですか。

46 授業中、落書きをすることがありますか。 * 47 勉強したことをノートにまとめて書いていますか。

48 テストの答を書き終わったとき、見直しますか。

49 授業中、自分から進んで意見を言いますか。

50 勉強する時間と遊ぶ時間を分けていますか。

51辞書や図鑑は勉強机のそばに置いていますか。

52 家では決めた時間に勉強していますか。

53 勉東の仕方を工夫していますか。

54 できなかった問題を、もう一度やってみますか。

55 家で勉強している途中で、テレビを見ることがありますか。 * 56 朝起きて、学校へ行きたくないと思うことがありますか。 * 57 授業中、おしゃべりをすることがありますか。 *

58 ノートの書き方を工夫していますか。

59 テストを返してもらったとき、間違ったところをやり直しますか。

60 テレビを見過ぎて勉強しないことがありますか。 * 61わからないところは、わかるまで勉強しますか。

62 家で勉強を始めても、すぐにいやになってしまいますか。 *

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*印は逆転項目

(6)

できるようになっていた。

手続 き 上述の学習習慣の調査は1999年6月最終週 から7月第1週にかけて、各学級担任によって各教室で 集団的に実施された。各学級担任は、調査用紙の回答の 仕方について記入例を示しながら教示した。被調査者が 十分回答の仕方を理解したことを確認した後、学級担任 が質問項目を1項目ずつ読み上げ、それぞれに対する回 答を求めた。被調査者は、各項目に対して1‑4の数字 の中で該当する数字にOをつけていった。

結果と考察

本研究の目的は、中学生用の学習習慣尺度を作成する ことであるので、以下に示す一連の分析から適切な項目 の精選を行った。

項目ごとの評定点の分析 Table3には、学習習慣尺 度の各項目における学年及び性別の平均とSDが示され ている。なお、 *印のついた逆転項目についてはそれぞ れの得点を逆転させた平均とSDになっている。各項目 における平均とSDに関しては、逸脱した値もなく、全 項目に対して被調査者が適切に反応しているといえる。

項目ごとの学業成績との相関分析 学業成績と関連性 の強い項目を選択するために、各項目の評定点と学業成 績の相関係数(r)を算出した。ここでの学業成績は、

被調査者の1学期の中間テストの5教科の成績(素点の 合計点、範囲は0‑500点)を調査校から提供してもら

ったものである。

Table4には、学習習慣尺度の各項目と学業成績との 相関係数が示されている。実質的な関連性があると考え られる相関係数の絶対値が.20以上の33項目を残し、そ れ以外の29項目は学業成績の予測度の低い項目として削 除した。

項目一全体相関分析 先の分析によって残った33項目 について各項目の評定点と全項目の合計評定点の相関係

Table4 項目ごとの学業成績との相関係数(r)

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数を算出した。その結果がTable5に示されている。そ の結果、すべての項目について全項目の合計点との間に 実質上の相関関係が認められた(相関係数0.20以上)。

したがって、各項目は、全体としての学習習慣尺度を構 成する項目として適切であることが示された。

Table5 項目一全体相関分析

項目番号 r 項目番号 r 項目番号 r 項目番号 r 項目番号 r 20 0.69 40 0.65 18 0.58 52 0.57 3 0.51 54 0.68 12 0.64 35 0.58 62 0.57 26 0.50 0.66 17 0.64 59 0.58    0.57 57 0.44 7 0.66 48 0.63 58 0.58 47 0.57 51 0.42 53 0.66 42 0.62 38 0.58    0.56 14 0.30 61 0.65 50 0.61 23 0.58 60 0.53

25 0.65  8 0.60 11 0.57 19 0.52

G‑P分析 上述の33項目について学年ごとに、学業 成績上位者25%、下位者25%を抽出し、それぞれ成績上 位群、下位群とした。 Table6には、各項目における上 位群と下位群の平均、 S D及び両群問のt検定の結果が 示されている。 Tableから明らかなように、 1年生で11項 目、 2年生で16項目、そして3年生で33項目すべてに両 群間の有意差があった。学年の上昇とともに学習習慣の 項目と学業成績との関連性が強くなることがわかる。

因子分析 先の一連の分析によって抽出された33項目 について主因子法による因子分析を行い、その後バリマ

ックス回転を施した。複数の因子に渡って因子負荷量の 高い項目が9項目、どの因子に対する因子負荷量も低い 項目が11項目認められ、これらの項目を削除し、最終的 に残った13項目について改めて上述と同様の因子分析を 行った。その結果がTable7に示されている。このTable から明らかなように最終的に選択された項目からなる学 習習慣尺度は2因子構造になった。これらの因子のα係 数はそれぞれ.86、 .83であり、学習習慣の2つの因子内 の内的整合性が認められた。第1因子は、主に学習の勤 勉さを中心とする計画と実行に関するものであったの で、 「学習計画と実行」と命名された。一方、第2因子 に含まれる項目はすべてノートに関するものであり、

「ノートの習慣」と命名された。

各因子に含まれる項目ごとの評定点の合計点がTable8 に示されている。 「学習計画と実行」及び「ノートの習 慣」の因子ごとに、 2 (性) ×3 (学年)の分散分析を 行った。その結果、 「学習計画と実行」においては、学 年の主効果が有意であり(F (2,386) =10.98, p<.Ol)、下位 検定を行ったところ、 1年と2年及び3年の間に有意差 が認められた。 2及び3年の方が学習計画と実行におい て1年よりも劣る傾向が認められた。また、 「ノートの 習慣」においては、性の主効果が有意であり(F(i:386)

=56.35,p<.01)、女子が男子よりもノートの習慣が定着し

Table 7 最終的に選択された項目による学習習慣尺度の因子構造 項     目         FI F2 第1因子 学習計画と実行 α‑.86 40 宿題がなくても勉強していますか。    .69 52 家では決めた時間に勉強していますか。 .69 5 家で勉強の計画を作っていますか。   .63 50 勉強する時間と遊ぶ時間を分けていますか。 .61 53 勉強の仕方を工夫していますか。    .60 62 家で勉強を始めても、すぐにいやになってしまいますか。 .57 60 テレビを見過ぎて勉強しな

参照

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