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― 長期信用銀行をメインバンクとした事例の一考察 ―

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Academic year: 2021

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(1)

1. はじめに

一般的に肯定的に受け止められてきたメインバンクの役割を再考しようと する動きが高まっている。 企業が例えば債務の返済に滞るときにメインバン クが多額の債権放棄, 他銀行の負債の肩代わりといった形で企業の救済に乗 り出した場合も多い。 本稿ではかつてのわが国における典型的なケースとし て長期信用銀行法に基づく長期信用銀行がメインバンクであった場合につい て, 私的整理及び旧和議法による和議における企業再建をめぐる銀行と企業 の行動をとりあげ考察した。

金融ビッグバン以降, 長短分離政策は緩和されてきたものの, これまで伝 統的に長期信用銀行は割引金融債などを発行しながら長期の資金を企業に提 供し産業の発展を支えてきた。 しかも従来発行された割引金融債 (以下, 金 融債という) の本券は無記名であった。 定期預金には記名が必要であり, 貸 出先が返済を滞ったとき銀行が引き出しを拒否することが可能であるのに対 して, 無記名である金融債の払い戻しを拒否できなかったことから実質的な

有 岡 律 子

企業再建を巡るメインバンク, その他の銀行及び企業の行動

― 長期信用銀行をメインバンクとした事例の一考察 ―

福岡大学経済学部

(2)

倒産状態 (以下金融危機という) にある企業が金融債を保有する場合, その 流動性は同一満期の定期預金を保有する場合と異なっていた。 企業活動に影 響を与えるような何らかのショック (以下, 単にショックという) でキャッ シュフローが低下したときに備えて流動性を確保することは企業にとって重 要である。 長期信用銀行の金融債は企業にとって流動性を確保する手段と考 えることができた。 国債を真の流動性確保の手段として挙げる人もいる。 そ れは銀行部門も影響を受ける経済全体へのマクロ的ショックの場合, 政府だ けが流動性を提供できるためである。 しかし, 過去実質的に保証されたわが 国の金融債は国債に準じた性質であったと考えられる。 本稿ではこのような 金融債を保有する企業がショックを受けることで借入返済を滞る金融危機に 陥ったとき, 貸出銀行との間でどのような行動をとりあったか, また, メイ ンバンクが自行の利益追求を優先させ, 第1抵当権を行使した場合, どのよ うな結果になったか, かつてのわが国の金融制度, 法制度のもとにおける典 型的な例として分析してみた。 ただし, 長期信用銀行として合併前の日本興 業銀行などを念頭におくため, 現状では変わっており, また金融債の無記名 性も2003年9月29日以降失われようとしている。 さらに企業再建に関する法 制度は現在の法制度と異なった内容となっている。 本稿で取り扱う和議法は 2000年3月31日に廃止され, 翌4月1日より民事再生法が施行されている。

したがって 「銀行制度」 「金融債の性格」 「倒産法制」 の3点で歴史的な分析 となっていることをお断りする。

表1は倒産企業の形態の推移を示したものである。 いわゆる 「倒産五法」

を申請したものは90年代前半までは全体の10%前後にすぎなかった。 そのう ち企業再建型の会社更生法, 旧和議法, 商法整理を適用したものは数%にす ぎず米国と大きく異なっていた。

ここで, 経営が破綻した企業の法的手続きを旧和議について述べておく。

債務者が和議の開始を申し立て, 裁判所がこれを受理すると保全処分が出さ

(3)

れる。 選任された整理委員は調査検討後, 和議を開始するべきか裁判所に報 告し, これに基づき和議開始が決定される。 手続き開始後, 有担保債権者は 別除権者として自由に担保権を行使でき, 無担保債権者は和議債権者として 和議条件に従って弁済を受ける。 和議の可決には債権者集会の出席和議債権 者の過半数, かつ和議債権総額の3/4以上の同意が必要である。 その後, 和 議が発効されると和議条件の履行は企業が行なう。 既存の経営者が和議条件 を履行すること, 有担保債権者は手続きとは無関係に権利行使が可能である ことなどが特色であった。

表1 倒産企業の形態 事件の

種 類

法的申請による倒産

任意整理 合計

和 議 会社更生 破 産 その他

区分 件数

(件) 構成比

(%) 件数 (件)

構成比 (%)

件数 (件)

構成比 (%)

件数 (件)

構成比 (%)

件数 (件)

構成比 (%)

件数 (件) 1989 63 0.9 4 0.1 395 5.5 13 0.2 6,759 93.4 7,234 1990 50 0.8 6 0.1 415 6.4 14 0.2 5,983 92.5 6,468 1991 122 1.1 12 0.1 657 6.1 33 0.3 9,899 92.3 10,723 1992 196 1.4 26 0.2 1,156 8.2 47 0.3 12,742 89.9 14,167 1993 225 1.6 34 0.2 1,289 9.2 47 0.3 12,446 88.6 14,041 1994 161 1.2 12 0.1 1,459 10.4 52 0.4 12,279 87.9 13,963 1995 178 1.2 21 0.1 1,604 10.6 98 0.6 13,185 87.4 15,086 1996 175 1.2 10 0.1 1,683 11.6 87 0.6 12,589 86.6 14,544 1997 215 1.3 24 0.1 1,990 12.2 91 0.6 14,045 85.8 16,365 1998 308 1.6 56 0.3 2,617 13.7 129 0.7 16,061 83.8 19,171 1999 171 1.1 33 0.2 2,233 14.4 253 1.6 12,770 82.6 15,460 2000 45

550 0.2

2.9 24 0.1 2,990 15.7 258 1.4 15,204 79.7 19,071 2001 952 4.9 26 0.1 4,017 20.7 296 1.5 14,150 72.8 19,441 資料出所) 帝国データバンク 「全国企業倒産集計」

(注)・その他は、 商法整理と特別清算を合算したものである。

・和議法は2000年3月31日をもって廃止され, 4月1日より民事再生法が 施行されている。 したがって, 2000年の数値は上段が和議法, 下段が民 事再生法の件数である。

(4)

私的整理は裁判所に関係なく主に債権者の一部が中心となって任意の方法 で債務者の整理をすすめるもので, いろいろな内容がある。 本稿においては 企業と銀行の間の私的な交渉を指すものとする。

2. 企業再建をめぐる行動

2. 1 モデルの概要

時点として =0,1,2の3時点を設定する。 =0時点で企業は投資 を行ない, その後生産が始まり, 成果たるキャッシュフローが =1,2の 時点で, としてあらわれる。 は確率変数で をみたし, 密度関数は , 分布関数は で与えられる。 ただし, =1での生 産の成果 はショックの影響を受けて変化する。 この投資に必要な資金に ついて長期資金を重視する企業は長期信用銀行をメインバンクとして =2 時点で の返済を行なう契約のもとに =0時点で2期間にわたる長期借 入を行ない, またその他の普通銀行 (都市銀行) から =1時点で の返 済を行なう契約をもとに1期間だけの短期借入を行なうものとする。 長期信 用銀行はメインバンクとして担保権を保有し, その価値は とする。 都市 銀行は担保権を保有しない。 また, =1時点でのショックにより生じる資 金不足に対応できるよう, 企業は =0時点において, =1時点で が支 払われる金融債を購入保有するものとする。 =1時点でショックが起きた 場合, 生産継続には追加投資が必要となるが, この追加投資額は とする。

しかし, ショックが大きく であるとき企業は =1時点で都市銀

行への返済ができず金融危機に陥る。 このとき, 企業とメインバンクである

長期信用銀行, その他の都市銀行の間の交渉に単純化して, 私的整理と旧和

議について分析してみた。

(5)

2. 2 私的整理

まず私的整理であるが, 本稿ではメインバンク, 都市銀行及び企業の交渉 に単純化して考える。 交渉は次の手順で進行する。 企業はまずメインバンク に都市銀行への返済 の肩代わりを依頼し, 企業継続を図ろうとする。 メ インバンクは企業の要請を受け入れるか否かを決定する。 受け入れない場合 は清算となり, 担保権を行使して を回収する。 都市銀行は を得, 企業の収益はゼロとなる。 要請を受け入れた場合は を肩代わりし =1 時点の投資 の資金不足分 を追加融資する。 その際, メインバ ンクは自己と企業の期待収益をもとに追加融資に対して企業が支払う金額を 企業に提示する。 企業がその提示を受け入れれば交渉は終了する。 受け入れ ない場合, 次は都市銀行と交渉を行なう。 都市銀行が企業を清算する場合, 利得はメインバンクが , 都市銀行が , 企業が0となる。 継続させる 場合は自己の負債 を =2時点まで猶予するとともに, を追 加融資する。 その際, 自らの追加融資に対して企業が支払う金額を企業に提 示し, 企業はこれを受け入れるか否かを決定する。

まず都市銀行の交渉から考えていく。 企業継続の場合, 都市銀行は の

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図1 事象の時間的流れ

(6)

返済を猶予し, の追加融資を行なう。 =2時点での都銀の受け 取り総額を とするとき, について以下のような関係がある。

デフォルトした状態を示しており, 追加融資による都市銀行の収益

は となる

=2時点でのキャッシュフローが を上回っているので追加融資 に よ る 投 資 が 成 功 し た 状 態 を 示 し て お り , 都 市 銀 行 の 収 益 は

, 企業の収益は となる。

以上から, =1時点において追加融資に応じたときの都市銀行の期待収 益は

であり, 企業の期待収益は

となる。 企業全体の収益は

となる。 これらの期待収益をもとに都市銀行は自己への支払い額について案

を提示する。 企業は都市銀行の案を受け入れず清算されるとゼロの利得とな

ることから, 自己の利得がゼロ以上となる案なら受け入れる。 これを都市銀

行は考慮に入れ, 自己への支払額を企業の全収益 と設定する。 一

方, 追加融資がなされず企業が清算される場合, 都市銀行の利得は で

あるため, 都市銀行が企業への追加融資に応じる条件は以下が満たされると

きとなる。

(7)

即ち,

となる。 これは追加融資により実現される期待キャッシュフローがその投資 を上回っており, 企業を継続させることが社会的に望ましい状態であること を示している。

次に, メインバンクと企業の交渉を考える。 メインバンクが =1時点で 新たに融資する額は都市銀行の返済 の肩代わりに追加融資 を 合計したものであり, これに対する返済総額を とすると, について以 下のような関係が考えられる。

=2時点においてデフォルトした状態であり, メインバンクの収

益は となる。

追 加 融 資 に よ る 投 資 が 成 功 し た 状 態 で メ イ ン バ ン ク の 収 益 は であり, 企業の収益は となる。

以上より, メインバンクの期待収益は

となる。 メインバンクの =0時点の債権には担保が付いているので, 企業 清算時に考慮しなくてよい。 一方, 企業の期待収益は

となる。 企業全体の収益は

となる。

(8)

メインバンクは自己への支払い額について提案するが, その額 を以下 のように決定する。 図2が示すように, 企業がメインバンクの提案を拒否し た場合都市銀行との交渉が始まるが, その結果, 企業の利得はゼロ, メイン バンクの利得は となる。 メインバンクにとって のもとでは企業に ゼロより大の利得を確保し, 収益案を受け入れさせることで追加融資等に伴 う利得を追加的に得るのが望ましいことから, は ではなく,

で決まる。 企業の利得は となる。 企業は都市 銀行を第2の交渉相手として確保することでメインバンクとの交渉を有利に し, ゼロより大の利得を得る。

ところで, 追加融資に応じる条件は都市銀行が であるのに 対 し て , メ イ ン バ ン ク は , , 即 ち であり, メインバンクの条件がより厳しい。 いま は成立するが となるとき, メインバンクを最初の交渉

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図2 私的整理の交渉

(9)

相手とすると企業は清算されるが, 都市銀行を最初の交渉相手とする場合, 都市銀行は追加融資を受け入れ, 企業は継続することになる。 以上述べたこ とを要すると, 私的整理において企業がメインバンクとの交渉を優先した場

合, のもとでは企業の継続が望ましいにもか

かわらず =1時点においてメインバンクにより清算される。

2. 3 旧和議法に基づく和議

旧和議法のもとでの和議では旧経営陣 (企業) が経営主体として残り, メ インバンクは自由に担保権を行使可能である。 =1時点における都市銀行 の返済 は猶予されるものと仮定する。 企業はメインバンク, 都市銀行が 和議案に同意するような支払いに関する案を提出する。 同意がなければ企業 は清算され, メインバンクは担保価値 , 都市銀行は を得るため, 同 意にはそれぞれの価値以上の支払いが必要である。 追加投資 の負担者が メインバンクである場合から考える。 =1時点におけるメインバンクの追 加融資額は である。 =2時点でのメインバンクへの支払い総 額を とするとき, について以下のような関係が考えられる。

=2時点においてデフォルトした状態を示しており, 都市銀行へ の負債は全額返済されず, メインバンクによる追加融資も一部しか返 済されない。

これも =2時点においてデフォルトした状態を示しており, 都市

銀行への負債は一部返済されないが, メインバンクによる追加融資は

全額返済される。

(10)

これは都市銀行への負債もメインバンクによる追加融資も全額返済 され, 企業も収益を得る状態を示す。

メインバンクが追加融資に応じるときの期待収益は

である。 メインバンクは は常に獲得できることから, が満たされ ればよい。 都市銀行の期待収益は

となり, これが 以上であれば和議に応じる。 企業の期待収益は

となる。 したがって企業は都市銀行の期待収益が となるように を 決定し, そのもとでメインバンク, 企業の期待収益が決定される。 メインバ ンクが担保権を行使する可能性があるため, 企業は利得の少なくとも一部を メインバンクに提供せざるを得ず, 事後的なメインバンクの期待収益は のもとで最大上述のメインバンクと企業の収益の和に を加えたものとなる。

次 に 都 市 銀 行 が の 負 担 者 で あ る 場 合 , の 猶 予 と 追 加 融 資 額 に対する =2時点での都市銀行への支払い総額を とすると き, について以下のような関係が考えられる。

=2時点においてデフォルトした状態を示しており, 都市銀行へ の負債は一部返済されない状態である。

都市銀行への負債は全額返済され, メインバンクあるいは企業も収

益を得る状態である。

(11)

つまり, =1時点において追加融資に応じたときの都市銀行の期待収益は 次の通りである。

である。 都市銀行はこれが 以上であれば追加融資に応じる。 しかし, 都市銀行にとって自らの期待収益が最大化されるように が決定されるわ けではない。 旧和議法のもとでは, 企業の存続を左右する重要な担保に関す る権利を保有するメインバンクは自由に権利を行使できるため, 実質的には メインバンクが となるよう を決定する。

次に, メインバンクあるいは企業の期待収益は

となる。 メインバンクは のもとで 以外に最大限この全収益を得る。 と いうのも, メインバンクは担保権を行使できるので企業は利得の少なくとも 一部をメインバンクに提供せざるを得ないためである。

以上をもとに和議におけるメインバンクの行動を考える。 私的整理と同様に 企業は金融的危機においてまずメインバンクと交渉し, メインバンクが和議の 救済案を受け入れるか否かを決定するものとする。 この和議案がメインバンク に受け入れられないようであれば企業は都市銀行と交渉できる状況を考える。

旧和議による企業再建においてメインバンクは自ら主導した場合, より

の期待収益を得る可能性がある。 一方, 都市銀行が主導した場合, メインバ ンクの期待収益は より

となる可能性があり, その場合いずれも となってメインバンクに

とっては同じ期待収益が実現されることになる。 したがって, メインバンク

は自ら追加融資しなくても事後的には同一の期待収益が実現されることを予

(12)

想し, 都市銀行主導の和議に任せることになる。 メインバンクは担保権を 自由に行使できる優位性を生かし, 都市銀行主導による再建計画にフリーラ イドする可能性が示されている。

3. 結論

はじめに書いたように本稿は長期信用銀行がメインバンクである場合につ いて, 私的整理及び旧和議法による和議による企業再建をめぐる銀行と企業 の行動を歴史的に考察した。 これまで長期信用銀行に発行が許されていた無 記名の 「割引金融債」 の流動性に着目し, これをこの考察の中に導入した。

この考察の結果, 次のことが指摘できた。

任意整理において, 企業がメインバンクたる長期信用銀行との交渉を優 先させた場合, 企業として事業継続が望ましいにもかかわらず清算される 可能性がある。 逆に, 都市銀行との交渉を優先させた場合, 都市銀行が追 加融資を受け入れ, 企業が継続する可能性があった。

旧和議法に基づく和議において, メインバンクたる長期信用銀行は担保 権を自由に行使できる優位性を活かし, 自ら追加融資しなくても同一の期 待収益が実現されることを予想して, 都市銀行主導の再建計画を受け入れ る可能性があった。

メインバンクは企業の救済に積極的である場合もあり, メインバンクに対

して肯定的な見方がかつて主流だったが, 本稿の分析からはそのような一般

的なメインバンクのイメージとやや異なる姿が出てきた。 しかし, 本稿にお

ける分析は単純なモデルを設定した上での推論であり, 現実の倒産を巡るメ

インバンク, サブバンク及び企業の交渉は, を含め企業再生の見通し,

関連取引との思惑などが入った複雑なものであり, 必ずしも銀行の単純な利

益追求だけで決定されるものではない。 しかも, この交渉には債権者はじめ

(13)

多くの利害関係者, , 産業再生機構など金融機関以外の関係者が参入 し, きわめて多岐にわたるものになることは改めていうまでもない。

さらに付言するならば, かつてのわが国のメインバンク体制は既に崩壊し つつある。 企業の成長に伴い, 資金調達は間接金融から直接金融へ移行しつ つあり, 同時に金融再編成に対応して企業は一行依存から多行分散へ姿勢を 改めつつある。 逆に金融機関側も企業に対し, リスク分散の傾向を強め, メ インバンク的な色彩を薄めつつある。 こうした中で , 従来メインバンクの 中心であった日本興業銀行, 日本長期信用銀行等も姿を変え, いまや長期信 用銀行によるメインバンク体制というものは実質的には崩れ, 歴史的事実に なった感さえある。 金融債についても変容をとげ, 無記名性が失われる予定 であり, その流動性も崩れることが予想される。 他方, 企業の倒産法制も民 事再生法の制定

, 和議法の廃止

, 会社更生法の改正

など改革が続き, 本 稿で取り上げた私的整理についても新たなガイドラインが設けられた

。 し たがって, 本稿における分析は現在においては機能しない面が出てきており, かつての金融制度を前提とした歴史的な分析である。 今後, 新たな制度等の もとでの現状に適した分析を行なうことが課題である。

2000年4月

2000年3月

2003年4月

2001年9月

参考文献

伊藤 真 (1988) 破産法 (新版) 有斐閣 加藤哲夫 (1991) 破産法 弘文堂

末松義章(2000) 倒産の仕組み 日本実業出版社

藤原賢哉(1996) 「受託銀行はなぜ倒産企業の社債を買い取るのか」 日本の資本市

場 (橘木俊詔, 筒井義郎編著) 日本評論社 第13章

(14)

, (1991)

, 46(4), 1189 1222

, (1998 ) ,

106(1), 1 40

, (1998 )

, 6673

参照

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