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共同研究者:慶應義塾大学看護医療学部教授,

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(1)

平成19年度厚生労働省障害者自立支援プロジェクト報告書

事業名:病診連携、病病連携、診療科連携を通じた地域精神科医療モデル事業

調査事業名:身体疾患で精神症状を呈する患者もしくは家族の地域における自 立支援方法と医療・福祉サービスの統合・連携に関する地域精神科医療モデル 事業

代表:宇佐美しおり(熊本大学大学院保健学教育部精神看護学,教授,精神看護専門看護師)

共同研究者:慶應義塾大学看護医療学部教授,

近大姫路大学看護学部長,教授,

横浜市立市民病院精神看護専門看護師,

横浜市立市民病院精神精神科部長,

熊本大学医学部附属病院看護部長,

熊本大学医学部附属病院神経精神科病棟医長,

熊本大学医学部附属病院西2階元病棟師長,

元九州ルーテル学院大学精神保健学教授,

熊本大学大学院保健学教育部助教,

野末聖香

岡谷恵子

福嶋好重

樋山光教

右田香魚子

平田真一

北里眞弓

倉知延章

馬場香織

調査事業費:5,000,000円

(2)

目次

1.はじめに.。・・・・・・。・・・.。。・・・。。。・・・・・・・1

2.研究目的・・・・・・・・.。・・・・・・・・・・・・・・・・・・2

事業実施および研究方法・・・・.。・・・・・・・・・・・・・・・2 対象者

調査方法 評価の手順

コンサルテーション。リエゾンチームによる支援の手順 用いた質問紙

実施期間 分析方法

研究の倫理的配慮

(”三へ》)、瓠叩叩”『全一叫刻一一、一唖一「》『へ魏細一一一,二毎『一W一經一(]》))、『皿卯〃》壜一坪】『》)

4結果.。.。・・・。。・・・。。。.。・・・。..。..。・・・6

5.考察。。・・・・・・・・・・・。・・・。。・・・。。..。・・8

引用文献.。・・・・・・・.。・・・。。。。・・・・・・。.・・・・10

付録・・・・.。・・・.。・・・・・・。..。。・・・・・・。・・・18

図表目次

比較群の特徴。・・・・・・・・・・。・・・・・・・・・・・・・・・1 介入群の特徴・・・・・・・。・・・・・・・。・・・・・・・。。・・1 介入群における介入前後のCES、BPRS、LSP、SF-36の比較。。.。・・1 リエゾン・チームの介入内容・・・・・・・・・・・・。。・・・・・・1 リコニゾン・チーム会議内容。・・・。.。.。.。.。.。.・・・1

12345 表表表表表 34567

(3)

1.はじめに

国民の医療への期待は、良質であること、安全であること、心温かなものであること、

そして、効率的であること、などがある。多様化した国民のへルスケアニーズに対応する ために、看護職にはより専門的で質の高い看護を提供することが望まれている。また、医 療現場における医療職者間の織密な連携に基づいた、安全で確実で効率的な医療サービス への期待も高い。

このようなニーズに対応すべく、1996年から日本看護協会による専門看護師制度

(CertifiedNurseSpecialist,CNS)が発足した。特定の領域において高い専門能力をもち、

より複雑な看護問題に対応する専門看護師が活動を始めた。その活動は、単に複雑な看護 問題をもつ患者のケアに当たるというにとどまらず、患者を中心としたチーム医療を促進

し、組織変革にも関わるというダイナミックな活動を目指している。

看護現場に専門看護師という役害Iを作ることは、上述のような国民の期待にこたえるひ とつの方法として期待されているわけであるが、役割開発の途上において、活動の成果や 課題を確認し、その発展の方向性を見極める必要がある。

米国では、約30年の専門看護師(ClinicalNurseSpecialist)の歴史がある。

Illcker(1999)らの研究では、精神看護専門看護師の直接ケアにより患者の心理社会的機能 の改善、早期退院、再入院の減少、症状の軽減などの効果があったことが報告されている。

Nuccio(1993)らが看護スタッフを対象に行った調査では、精神看護専門看護師の働きか けにより、患者・家族のアセスメントと教育、看護プランを立てることに対して、さらに 研究の臨床応用や臨床実践のリーダシップという点からも高い評価を得ていることが明ら かになった。Newton&Wilson(1990)は、リエゾン精神看護の評価を利用者である看護師 の満足度から分析している。調査の結果、対象となった看護師31名の内すべての看護師が リエゾン精神看護のコンサルテーションに対して「全体的に満足している」と回答し、コ ンサルタントが病棟を訪れる頻度の多さが優位に満足感に関わっていた。

日本における調査では、岡谷(1998)らの調査では、専門看護師の実践によってもたら された成果として、看護師のケア能力を高め、看護集団のパフォーマンスを向上させ、組 織を活'性化させて質の高い看護ケアの提供を可能にしていることが報告されている。平成 12年度日本看護協会助成による精神看護専門看護師グループが行った調査研究では、患者 の痛みや身体化された症状の緩和、せん妄マニュアルの作成とケアによるせん妄の早期改 善、薬物療法の効果のない患者への精神力動的アプローチによる症状改善といった効果も 認められている。さらに、コンサルテーションに焦点をあてた分析では、スタッフ看護師、

看護管理者は、精神看護専門看護師によるコンサルテーションが、患者の問題点の改善、

そして医療者間の連携や協働の促進、患者/家族への具体的な対応方法を知り、ケアへの 意欲をとり戻す、という効果をもたらす、と評価していることが明らかになった(宇佐美 他、2001)。

一『ロロ00.一

(4)

平成13年度厚生科研による精神看護専門看護師グループが行った直接ケアに焦点をあて た調査研究では(野末聖香他2002)、精神看護専門看護師の直接介入による変化として、患 者の心身の問題改善、医療スタッフの意欲とケアカの高まり、チーム医療の推進、という 成果があった。精神看護専門看護師が患者の直接ケアにあたり、かつ家族、医療スタッフ にもコンサルテーション、心理的サポート、教育、調整といった機能を用いて統合的に関 わることによって、患者の回復を促進すると同時に、医療チーム全体が効率的で良質のケ アを提供することを促進する、ということが示唆された。

そこで、今回、このチームの連携が図られることで患者の回復を促進することに着目し、

リエゾンチームを臨機応変に編成し、患者に介入を行うことによる成果を検討することと した。

2.研究目的

本研究は、リエゾン精神看護専門看護師もしくは精神看護専門看護師が配置されている 総合病院において、身体疾患をもち精神症状を呈する患者に、症状および治療・生活管理 に関する相談支援を行い、ニーズに応じた心理社会的支援をリエゾン・チームで展開し、

その成果を明らかにすることを目的とする。

3.研究方法

l)対象者:横浜市立市民病院ならびに熊本大学医学部附属病院に入院中の患者で、せ ん妄をのぞき、自己免疫疾患、がん、クローン病、腎・肝疾患などの慢性疾患で治療中の 患者、もしくは精神疾患をもちながら精神科病棟以外で治療をうけている18歳以上70歳 以下で、認知症をもたず自分で質問紙への記載ができる患者31名を対象とした。また彼ら に治療やケアを提供するコンサルテーション・リエゾンチームの実施記録を対象とした(介 入群)。さらに同じ時期に精神科医に依頼があったコンサルテーション用紙41名を分析し、

比較群とし、今回の介入群との違いを検討した。

2)調査方法:患者のニーズと状態に応じて、精神科医、リエゾン精神看護専門看護師 をコアメンバーとして、ソーシャルワーカー、患者総合相談室看護師、薬剤師等で構成す るコンサルテーション・リエゾンチームを作り、精神科、もしくはリエゾン精神看護専門 看護師に医師、看護師から依頼があった際、コンサルテーション・リエゾンチームが介入 する場合にその評価を行うこととした。

まず研究の依頼を対象者に行い、相談時、相談終了時の2時点で、病状(簡易型精神症 状評価尺度BPRS)、日常生活自立度(LifbSkillsProfile,LSP)をコンサルテーション・

リエゾンチームで評価する。患者には相談時、相談終了時に、うつ状態評価尺度(CES-D),

身体に関連した生活の満足度(SF-36)を自己記載していただき、相談終了時(退院時)に は、さらにケア満足度(ClientSatisfactionQuestionnaire,CSQ)を無記名にて記載して もらった。BPRS,LSPはリエゾン精神看護専門看護師が、CES-DSF-36,CSQは患者本人

-2-

(5)

に無記名で郵送法にて質問紙を返送してもらった。

コンサルテーション・リエゾンチームの支援は、1週間に1回以上、1回30分以上、支 援期間中最低3回以上面接、支援を行う。面接、支援の内容は、①病状とこれまでの病気 に関連した苦痛な出来事、②病気や病状が本人にとってどのような位置づけなのか、③今 後への生活のニーズ、④病状管理と生活の構造化による病状悪化の予防、⑤活用できる社 会資源、にふれながら面接を行う。支援は必要時に家族にも行った。また支援した内容、

原疾患および向精神薬の内容および薬物投与量は、コンサルテーション・リエゾンチーム 支援用紙に記載した。

3)評価の手順

①コンサルテーション・リエゾンチームは1週間に1回、チーム会議をもち、

内容を記載した。

②地域連携を行った群については、退院時に郵送法による質問紙調査を、う つ状態評価尺度(CES-D),身体に関連した満足度(SF-36)を用いて行い、

無記名にて返送してもらった。その際、うけている地域資源の内容の記載 も依頼した。

4)コンサルテーション・リエゾンチームによる支援の手順

(1)病棟から精神科、およびリエゾン精神看護専門看護師に相談依頼がきたら、各々 が単独でかかわるもの、コンサルテーション・リエゾンチームでかかわるものに分類し、

コンサルテーション・リエゾンチームでかかわると判断した場合には、精神科医とリエゾ ン精神看護専門看護師によるコアチーム会議を開催した。また、患者の状態とニーズに応 じてコンサルテーション・リエゾンチームを編成し、チーム会議を主治医、病棟の受け持 ち看護師、精神科医、リエゾン精神看護専門看護師、ソーシャルワーカー、患者総合相談

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相談時 相談終了時

患者

CES-D SF-36

csQ

○○ ○○○

リエゾン.

チーム BPRS LSP

実施記録

●●● ●●●

(6)

室看護師、薬剤師等で構成し、1週間に1回程度行った。

同時に、患者にコンサルテーション・リエゾンチームによる支援の希望の有無と研究協 力の意思の確認を行った。

コンサルテーション・リエゾンチームの支援の基準として、①抑うつが強く希死念慮を 訴える、②気分変動が強い、③行動が落ち着かない、④ナースコールが頻回、⑤治療経過 がスムーズにいかない、⑥医療者への不信感(医療者やナースを攻撃する)、⑦医療者に過 度に依存する、⑧身体症状を頻回に訴える、⑨何もしゃべろうとしない、⑩自暴自棄にな っている、⑪薬や注射を過度に要求する、⑫回復への意欲がないようにみえる、⑬不眠が 強い、などを支援の基準とした。

(2)コンサルテーション・リエゾンチームによる支援方法

基本的な支援の原則は、患者の精神状態の査定、必要な治療、ケアの判定と役害'|分担を 明確にし、精神状態に応じた治療とケアを遂行する。患者の不安や抑鯵への傾聴を行い、

カタルシスを促進し、患者自身が自分の治療や病気と生活や人々の関係を見直したり、再 構築することを支援した。

<1回目>:支援の目的を伝え、患者の不安や抑鯵の体験の苦しさを共有し、苦痛の体験 がどこからきているのか、を一緒に検討する。さらに、抑麓や不安の軽減にどのような対 処が可能なのかをさがす。また必要な薬物療法について検討、処方を行う。

<2回目以降>:患者の症状の軽減に対し、対処方法を検討するとともに、患者の病気や 治療に応じた生活の再構築を患者と一緒に検討する。身体症状が多く緊張が強いときには 筋弛緩法や深呼吸法のリラクゼーションを行う。

(3)地域連携について

退院後、地域資源との連携が必要な患者には地域連携(訪問看護やヘルパーなどの社会 資源の紹介、専門看護師との外来面接、クリニックの精神科医との面接など)を行った。

5)用いた質問紙

(1) CES-D(TheCenterfbrEpidemiolo日icStudiesDepressionScale

一般人におけるうつ状態の早期発見を行うためのスクリーニングツールである。抑うつ 気分、不眠、食欲低下などうつ病の主成分が含まれ、VAscale,SDSとの併存妥当`性の検討 が行われ、高い相関がみられている。この質問紙のカッティング・オフポイントは16点で あり、点数が高くなれば抑うつが高いことを示している。

(2)DSM-IVTRandBPRS

この研究においては、“精神疾患の分類と診断の手引き(DiagnosticandStatistical ManualofMentalDisordersFourthEdition‐IbxtRevision,DSM-IVTR),,を対象者

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の精神疾患の分類に用いた。さらにDSM-IVTRに加え,簡易精神症状評価尺度(Brief PsychiatricRatingScale,BPRS)を用い、現在の症状を査定する(付録A).BPRSは 16の症状のカテゴリーを含み、それぞれの症状は7段階で評価するスケールである。入院 したばかりの統合失調症患者における16の項目の評定者間の信頼性は0.56から0.87で ある(Overall&Gorham,1962)TheBPRSは、精神障害者の症状の評価を要約することが でき、日本語版においても質問紙の改訂が行われてきている。対象者の診断とBPRSは精 神看護専門看護師によって評価を行った。今回は18項目からなる1988年版のBPRSを用 いた。

(3)LSP

この研究では、Rosen,Hadzi-Pavlovic,&Parker(1989).によって作成された日常生活自 立度質問紙(LifbSkillsProfile,LSP)を用いている。LSPはセルフケア、行動障害の少な さ、社会的接触、コミュニケーションと責任感の5つの範囲にわけられ39項目から構成さ れている質問紙である。この5つのカテゴリーからなる質問紙の内部一貫’性は高いことが 報告されている(それぞれの5つの範囲のCronbach,salphaは0.88,0.85,0.79,0.67, 0.77)LSPは地域で生活する統合失調症患者の人々の機能と障害を評価するために発達し、

今回の研究で用いた理由は日本における統合失調症患者への研究で用いており、比較が可 能であるためである。

LSPは精神看護専門看護師が評価を行った。

SF-36(TheshortForm36itemsHealthSurve (4)

健康に関連したQOLを測定するための尺度であり、身体的機能、日常役割機能(身体)、

身体の痛み、全体的健康感、活力、社会生活機能、日常役割機能(精神)、心の健康、から 構成され、点数が高いほど生活への満足度が高いことを示している。精神科領域において も用いられるようになってきている。計算は平均を0-100点の下位得点と平均を50点とし た国民標準値(NBS得点)があり点数が高いと生活の質が高いことを示している。

(5)クライエント満 足度質問紙(ClientSatisfactionQuestionnaire,CSQ)

CSQはCAQ-18とCSQ-8があり(Attkisson&Zwick,1982)、CSQ-18は高い内的一貫 性をもちCronbach,salphaは091、またCSQ-8もまた同じである。CSQ-8は伊藤ら によって日本語版が出版されており(伊藤,栗田,2000)、この質問紙はサービスに関する情 報を質的側面に加え、量的にもとらえることができるため、今回この質問紙を用いること

とした。

-5-

(8)

(6)介入記録・看護記録・医療記録

介入記録は、これまでの精神看護専門看護師に関する研究結果をもとに、介入内容をカ テゴリー化し、介入のためにチェックすることとした。

6)実施期間:熊本大学医学薬学研究部倫理委員会ならびに各病院の倫理委員会で承認を 得た日から平成20年3月まで(退院後のフォローを含めるため)実施した。

7)分析方法:介入前後について、統計学パッケージSPSSVer,16.0を用い、病状、日常生 活自立度、身体に関連した生活の満足度、受けたケアに関する満足度を、記述統計を用い て比較した。また比較群については記述統計を用いた。

8)研究の倫理的配慮:研究の目的、方法を説明し、研究に同意の得られた対象者に郵送 法による質問紙調査を行った。同一人物であることを確認するため、研究期間中は名前で 質問紙を管理するが、研究終了後は番号につけかえ、個人や施設名が特定されない形で、

分析を行うことを伝え同意を得た。また専門学会への発表や報告書作成を行っていくが、

この際も、個人や施設名が特定されない形で発表を行うことを伝え同意を得た。

4.結果

1)対象者の特徴

対象者は、精神神経科病棟の精神科医へ依頼されたコンサルテーション依頼内容を比較 群とし、比較群41名、介入群33名を対象とした。

比較群は、精神科医へのコンサルテーション依頼の内容分析を行った。対象となった患 者は平均年齢56.37歳(SD±2026)、男性23名(56.09%)、女』性18名(43.91%)だった。

また依頼された患者の状態は露状態・不眠が23名(56.09%)、不穏・興奮が6名(1463%)、

強度の不安が1名(3.03%)、物質乱用が2名(4.88%)、認知症3名(7.32%)、統合失調症 2名(4.88%)、身体化が多いので精神疾患を診断してほしい4名(9.76%)だった。

依頼の意図は、精神症状に対する治療36名(87.80%)、精神的サポートをしてほしい4 名(9.76%)、カウンセリングをしてほしい1名(2.44%)だった。また身体疾患としては、

消化器疾患(膵臓胆管癌、肝臓癌、胄癌)15名(36.58%)、循環器疾患(冠状動脈性疾患、

心筋梗塞)11名(26.83%)、腎不全・腎疾患5名(12.20%)、代謝性疾患4名(9.76%)、

呼吸器疾患2名(4.88%)、耳鼻科疾患2名(4.88%)、その他2名(4.87%)だった。治療は、

大量ステロイド療法16名(39.02%)、化学療法13名(31.71%)、放射線療法4名(976%)、

抗生斉l」・抗菌剤療法1名(2.44%)、光線療法2名(4.88%)、手術目的4名(976%)、インシ ュリン調整1名(2.44%)だった。これらの結果を表1に示す。

次に介入群については平均年齢47.00歳(SD±20.76)、介入までの入院期間は29.27日 (SD±2139)、用いられていた精神科薬物治療はCP換算で260.00(SD±281.52)、アミトリ

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プチン換算47.37(SD±15.22)、ジアゼパム66.67(SD±0)だった。また男性16名、女

‘性15名で、精神科診断名は、介入時の診断なしは31名(31.71%)、介入後、気分障害25 名(60.97%)、不安障害3名(7.32%)だった。

2)介入群における介入前後のCES、SF-36、BPRS、LSPの比較

露状態を示すCESについては介入前平均3790(SD±11.96)、介入後は16.52(SD±5.90)、

精神症状と日常生活機能については、BPRSは介入前49.37(SD±9.69)、介入後26.53(SD

±4.95)、またLSPについては介入前117.33(SD±8.24)、介入後は130.30(SD±10.51)

で、精神症状は改善し、日常生活機能は高まっており、特にLSPについては介入前後に中 等度の有意な相関がみられていた(γ=0.45,p<0.05)。

身体状態に関する生活の質満足度の下位得点については、SF-36の介入前の身体機能 48.71(SD±3114)、介入後の身体機能68.39(SD±3078)、介入前の日常役割機能(身 体)22.58(SD±2175)、介入後の日常役害I機能(身体)48.19(SD±20.42)、また介入前の体 の痛み6039(SD±37.39)、介入後の体の痛み69.71(SD±3024)、介入前の全体的健康 感16.33(SD±17.51)、介入後の全体的健康感36.75(SD±1126)、介入前の活力19.38(SD

±15.16)、介入後の活力46.88(SD±11.34)、介入前の社会生活機能24.17(SD±23.66)、介 入後の社会生活機能42.90(SD±20.96)、介入前の日常役害11機能(精神)が24.16(SD±17.96)、

介入後の日常役害||機能(精神)4611(SD±19.78)、介入前の心の健康32.17(SD±7055)、

介入後の心の健康4800(SD±10.64)で、介入前に比べ介入後に生活の質満足度は高くなっ ていた。また身体機能、日常役割機能(身体)、体の痛み、全体的健康感、社会生活機能、

心の健康で介入前後について中等度の有意な相関がみられていた(γ=0.49-0.92,p<0.001)。

すなわち介入後には身体状況の改善とともに患者の生活への満足度も高まっていたと考え られた。これらの結果を表2.3に示す。またSF-36についてはNBS得点についても記載 した。

3)介入群におけるリエゾン・チームの支援の内容

リエゾン・チームとして実施した内容は、最も多かったのは「身体症状・精神症状とこ れまでの病気に関連した苦痛な出来事についての患者の思いや苦痛を共有しようとした」

「精神症状と生活歴に関する情報を収集した」「身体・精神症状と人との関係に関する苦痛 な体験について共有しようと努力した」が多く、ついで「症状管理についての患者自身と の話しあい」「ストレス対処方法についての患者自身との話しあい」が多く、次に「今後の 生活上のニーズをきくようにつとめた」「精神科診断の実施の依頼」「精神科薬物療法の依 頼」「精神症状の管理と症状悪化予防のための生活の構造化について話しあった」などが介 入として挙げられていた。ある患者は1型糖尿病で乳がんで手術が必要であり、病棟では 看護師および医師への不満と攻撃、批判が続いていた。看護師の依頼によりアセスメント を行い、チームの結成とケアを実施する中で、病気の発症により患者と母親とのこれまで

-7-

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の関係の課題が再現され、医師・看護師にこれまでの問題を投影させていた。この母親と 患者、患者のこれまでの生活歴に関する課題と現在の精神状態をアセスメントし、病気の これまでの生活への影響を明確にすることで、患者に何がおこっているのかを現在の病気 のみではなく、患者の心理社会的側面を含めて理解しやすくなり、周囲の支援が容易にな った。またチームで一貫して関わることで、患者自身および家族の不安も軽減していった。

ある患者は膠原病をもち、総合病院で治療をうけていたが、その際乳ガンが転移している ことがわかり化学療法をはじめたが、そこでの医療者の対応に不信感をもち、K大学病院 へ転院をしてきたが、これまでの医療者への不信感から治療内容、リハビリテーションに 不安感、不満をもち、気分の波も激しくなり精神看護専門看護師へ依頼を病棟看護師が行 った。患者の気分の波については、患者自身も自覚をしており、何とかコントロールした いと考えていた。またこれまでうけてきた医療への不信感から現在行われている化学療法 に関しての不満も強く、そのことを医師や看護師へつたえるが十分理解してもらえている

と感じていなかった。そこで専門看護師との間で面接を行いながら、患者の病状の波のコ ントロール、何が最も患者を不安にさせるのかを話しあいながら理学療法士や病棟主治医 とも調整を行っていった。面接終了後には患者は医師、看護師へも自分のニーズをつたえ ることができるようになり、自分で社会資源を使って自宅へ帰ろうと思うようになり、面 接を終了した。

またリエゾン・チーム会議の平均開催回数は1.74回でチーム会議では、「精神状態のアセ スメントと治療・ケア方針についての検討」「ケア計画・ケア内容についての検討」「患者・

家族の関係と支援方法についての検討」がチーム会議での話しあいは多かった。またリエ ゾン・チームにはじめて参加したものからは「それぞれの職種の役割が確認できてよかっ た」「患者自身の身体状態だけでなく精神状態や家族の状態も把握しやすかった」などの意 見があげられた。特に看護師、精神科以外からの医師からは、患者の体の側面だけでなく 精神的な側面やこれまでの医療への姿勢などがわかるようになり身体疾患の治療が展開し やすくなったとの意見が語られていた。また、対象となった患者31名のうち12名(38.7%)

はクリニックの精神科医および精神看護専門看護師と外来での面接を希望し、退院後も精 神状態の安定のため、地域における精神医療との連携を行っていくこととなった。これら の結果を表4.5に示す。

5.考察

今回、本事業において、身体疾患をもち、精神的に不安定な患者へのリエゾン.チー ムによる支援を実施し、その評価を行ったが、リエゾン・チームの介入により精神症状 および日常生活機能、身体に関連した生活への満足度は高まっていた。また精神疾患を 有しなくとも、身体疾患により精神的に不安定になる患者へのリエゾン・チームによる 支援により精神状態や生活への満足度は高まっていた。

-8-

(11)

1.身体疾患を有する患者の精神状態悪化予防のための病院および外来・地域での 継続支援の必要性

今回の対象者たちのうつ状態は、介入前は37.90とかなり高く、また介入後に16.52 とさがっていたとはいうものの、露状態のCuttingoffpointが16点以上であることを 考えると、介入時は重度のうつで、介入後も中等度のうつ状態を示していることが明 らかになった。またSF-36の値についても、これまでの慢性疾患を有する患者たちの 結果と比較すると(下山,2008:吉田,2003)身体状態に関連した生活の質はかなり 低いと考えられた。正常な健康な成人の平均うつ得点は7点前後といわれており、ま た野末らの調査によると身体疾患をもつ患者の6割以上が鯵状態を有していることが 報告されており、さらに細原らの手術前の患者のSF-36との値はどの下位項目も60-80 の間で今回の値よりも高く、手術前であっても身体に関連した生活の質満足度は高い ことが報告されている(細原,2004)。しかし今回の介入対象者たちの精神状態はこれ らの文献と比較しても、強いうつ状態であり、また身体に関連した生活の質満足度は 低いことが明らかとなった。また在院日数が少なっている現在の多くの病院において、

身体状態が改善しても鯵状態や不安は強いまま退院していることが明らかとなり、ま た実際38.7%の患者が退院後も精神療法を希望していたことから、身体疾患をもつ多

くの患者たちは退院後の精神的支援を切望していることが明らかとなった。

従って入院中および退院後も、精神看護専門看護師や精神科医が外来で患者の精神 的支援を行うことで、患者のうっ状態や不安症状を改善することができると考えられ た。

2.身体疾患をもち精神状態が悪化している患者のためのリエゾン・チームの役割、

リエゾン精神看護専門看護師によるマネジメント機能の重要性

さらに、今回リエゾン・チームの対象者となった患者はリエゾン・チームによる介 入を希望した対象者で、またうつ状態や不安状態が高かったことからも、身体疾患の 状態にかかわらず強いうつ状態や不安を有する患者には、患者が入院している診療科 の医師、看護師だけではなく精神看護専門看護師や精神科医、臨床心理士、理学療法 士や臨床心理士などの介入が必要であることも明らかとなった。さらに、身体の病気 で治療している患者の精神状態に早期に気づき、アセスメントし支援する体制や訓練 をうけた精神看護専門看護師の存在の必要'性が示唆された。

さらに、今回、リエゾン・チームは、精神看護専門看護師を中心として構築され、

特に総合病院においては、各科の医師や看護師が集まって会議を開くことは難しく、

これらのチームを統合し、,情報を収集して身体とこころの両側面からアセスメントを 行い介入計画をたて、チームがばらばらにならず、同じ目標にむかって支援するチー ム構築に専門看護師の存在が重要であることも明らかとなった。

Baldwin,Craigらは、精神科リエゾン・コンサルテーションチームが、身体疾患を有 する患者・家族の精神状態を改善し、多様なケアニーズを満たし、ケアへの満足度を高

-9-

(12)

めることを報告し、さらにこれらのチームの存在は患者自身の今後の生活への不安や病 気の予後への不安を軽減すると述べている(Craig,E・’2006:Baldwin,R・'2004)。今回も同 じような結果が得られたが、どのようなニーズにどのような職種の支援が必要なのかは 不明瞭であった。しかし在院日数が減少し、医療が高度化、複雑化している多くの病院 において、リエゾン・チームの存在は患者・家族の不安を早期に軽減し、退院後の生活 への不安を軽減し、自分の病気とつきあうための地域精神医療サービスとつながり、精 神状態の悪化を早期予防することができると考えられた。

また、今回精神看護専門看護師がいる施設において、リエゾン・チームを構築し、精 神看護専門看護師はチームにおいてチーム調整、患者と家族への心理社会的理解と支援 を積極的に展開する重要な役割を有していた。今回の事業において、精神看護専門看護 師を一般病院に配置することで、身体疾患を有している患者および家族の精神状態の悪 化を予防するだけでなく、医療チームおよび地域精神医療との連携をはかることができ、

患者及び家族の生活の質を高めることができると考えられた。

今後は、対象者数を増やして結果の一般化をはかるとともに、患者および家族の多様 な支援ニーズにどのような職種が必要なのかをさらに検討していく必要があると考えら れた。

引用文献

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-12-

(15)

表1比較群の特徴(N=41)

I=

uL

IロクロAケLIL

5船(391]

ユン1ト剖韮。

(9W

身、-.7,グ得

4船(9.76 治(4889

Z,(2449'(

=Ⅲ戸

■■

1ロ■=

門(2449/

-13-

平均(SD)

年齢 56.37(20.26)

性別男`性 女'性

N(%)

23名(56.09%)

18名(43.91%)

依頼の意図

精神症状への治療 精神的サポート カウンセリング

36名(87.80%)

4名(9.76%)

1名(2.44%)

精神科診断 鯵状態・不眠 不穏・興奮 強度の不安 認知症 統合失調症 物質乱用

精神疾患の診断希望

23名(56.09%)

6名(14.63%)

1名(3.03%)

3名(7.32%)

2名(4.88%)

2名(4.88%)

4名(9.76%)

循環器疾患 11名(26.83%)

5名(12.20%)

代謝性疾患 4名(9.76%)

耳鼻科疾患 その他 現在の治療

大量ステロイド療法 化学療法

放射線治療

2名(4.88%)

2名(4.87%)

光線療法 2名(4.88%)

抗生斉11.抗菌剤療法 インスリン調整

1名(2.44%)

1名(2.44%)

(16)

表2介入群の特徴

311

5 19

-14-

N(%)

`性別男性 女'性

16(51%)

15(48%)

N 平均(SD)

年齢 31 47.00(2076)

精神科診断名 気分障害 不安障害 不明

25名 3名 1名

介入までの入院期間 31 29.26(21.39)

薬物CP 260.00(281.51)

アミトリプチン 19 47.37(15.22)

ジアゼハ・ム 1 66.67( )

CES 介入前 介入後

31 29

37.90(11.96)

16.52(5.90)

SF-36(下位得点/NBS得点)

身体介入前 身体介入後

31 31

48.71(31.14)/26.39(25.88)

68.39(30.78)/34.81(22.58)

日常役害I機能(身体)介入前 日常役害リ機能(身体)介入後

31 31

22.58(21.75)/13.99(11.80)

48.19(20.42)/27.97(11.14)

体の痛み介入前 体の痛み介入後

31 31

60.39(37.39)/49.39(1.65)

69.71(30.24)/49.80(1.34)

全体的健康感介入前 全体的健康感介入後

30 30

16.33(17.52)725.14(9.94)

36.75(1126)/35.23(6.07)

活力介入前 活力介入後

30 30

19.38(15.16)/29.70(8.27)

46.88(11.34)/41.81(6.88)

社会生活機能介入前 社会生活機能介入後

30 30

24.17(23.66)/1829(13.42)

42.90(20.96)/27.28(10.75)

日常役害I機能(精神)介入後 日常役割機能(精神)介入後

30 30

24.16(1796)/1858(9.81)

46.11(19.78)/29.55(10.27)

心の健康介入前 心の健康介入後

30 30

32.17(70.55)/23.77(7.79)

48.00(10.64)/36.59(720)

(17)

表3介入群における介入前後のCES、BPRS、LSP、SF-36の比較

*p<0.05、**p<0.001

-15-

LSP

介入前 介入後

31 30

117.35(8.10)

130.30(10.51)

csQ 31 23.97(2.32)

介入時間(分) 31 127.42(96.819

介入回数 31 3.45(1.79)

チーム会議回数 31 1.74(1.03)

会議時間(分) 31 24.03(2204)

N 介入前 介入後 相関係数(γ) 有意確率(p)

CES 29 37.90(11.96) 16.52(5.90) 0.28 0.15

BPRS 30 49.37(9.69) 26.53(4.95) 0.21 0.27 LSP 30 117.33(824) 130.30(1051) 0.45 0.01*

SF-36

身体

日常役割機能 (身体)

体の痛み 全体的健康 活力

社会生活機能 日常役害'1機能

(精神)

心の健康

11 3-3

31 30 30 30 30

30

48.71(31.14)

22.58(21.75)

60.39(37.39)

16.33(17.52)

19.38(15.16)

24.17(23.66)

24.16(17.96)

32.17(70.55)

68.39(30.78)

48.19(2042)

69.71(30.24)

36.75(11.26)

46.88(11.34)

42.90(2096)

46.11(19.78)

48.00(10.64)

061 0.80

0.92 0.49 0.17 0.49 062

0.49

0.00 **

0.00

0.00

**

**

0.01

0.37 0.01 0.00

**

001

(18)

表4リエゾン・チームの介入内容

-16-

リエゾン・チームの支援の実際 あり(%) なし(%)

精神科診断を実施した。 17(54.8%) 14(45.2%)

精神科薬物療法の検討を行った。 17(54.8%) 14(45.2%)

精神科薬物療法の依頼を行った。 16(51.6%) 15(48.4%)

精神症状と生活歴に関する情報を収集した。 31(100.0%) 0 身体症状・精神症状とこれまでの病気に関連

した苦痛な出来事についての患者の思いや 苦痛を共有しようとした。

31(100.0%)

身体・精神症状と人との関係に関する苦痛な 体験について共有しようと努力した。

30(968%) 1(3.2%)

身体・精神症状や身体疾患が本人にとってど のような位置づけなのか、について共有しよ

うとした

19(61.3%) 12(38.7%)

今後への生活上のニーズについてきくよ つとめた。

フ 21(67.7%) 10(32.3%)

精神症状の管理と症状悪化予防のための生 活の構造化について話しあった。

15(48.4%) 16(51.6%)

症状の管理方法について話あった。 25(80.6%) 6(19.4%)

ストレスへの対処方法について話しあった。 23(74.2%) 8(25.8%)

リラクセーションを行った。 10(32.3%) 21(67.7%)

用いることのできる社会資源の検討と紹介 を行った。

4(12.9%) 27(87.1%)

ヘルパー、訪問看護などの社会資源の調整を 行った。

4(12.9%) 27(87.1%)

患者の家族とあい、患者を支援できるよう支 持、教育的指導を行った。

9(29.0%) 22(71.0%)

家族の困難さを共有できるように話しあう 時間をもった。

9(29.0%) 22(71.0%)

ほ力

1(3.2%) 30(96.8%)

(19)

表5リエゾン・チーム会議内容

-17-

リエゾン・チーム会議 あり(%) なし(%)

身体状態のアセスメントと治療方針の共有 を行った。

29(93.5%) 2(6.5%)

精神状態のアセスメントと治療、ケア方針に ついての検討、共有を行った。

31(100%)

ケア計画、ケア内容について検討を行った。 31(100%) 0

患者と家族の関係と支援方法について検討

した

31(100%) 0

用いる資源の内容についての検討を行った。 8(23.5%) 23(67.6%)

(20)

付録1 記載日 記載者 番号

この質/鰯IFは凄青さんの症:》fにつし)て7:クグクif)ので弍7K~)記のそれ-a/zの項目について、該 BPRS

当する程度に○をつけて下さし)。

I=症H6fなし2-ごぐ錘z富F3=盤z蔦馥ユー学'程度5=やや重浸P5=重z茸 グー非常に重度

-18-

I心気的訴ノ芒 身依の建/;El6f態につし)ての執豈

身ノウt浜;雷への恐航心気 12ヨユ56〆

2不苣安 心gHス恐紘現在やブヲe7(写へのノd圏1隻F

の/懸念、薄ち青さのなさ 123里56〆

3 》言動的

こも夕 引き 、jlZI立、fの(と 123ユ56〆

ユ,患者ノ鐸ノウ士 ,鑑;Zムつまか汐の悪い、

らなMタグラノゲ化した,臣考過程 まと麦 12ヨユ56〆

5罪業感 自責、恥、過去の行動への凌侮 123二567

6葉ロ残 プウ魚li経質て下身ノウt的お

お さ ける徴)侯過隻F 鰐窒{擁 123ユ56〆

〆 霧;j姜夕、馴勃な行動及 123ユ56〆

8語フt性 週長Fな自己評)〃〈慶)迄bl國儀

力童Lや能iZ7の過信 異常な 123二56〆

gノウリク鯵i気分 悲哀r{悲しみ、〉蓉H日、悲鐵’ 12ヨユ56〆 10駄言 /晉l頚

辱 錘蔑円戯フオゥォヒダク、f少(への侮 123ユ56〆 11j亭疑心 不ソ冨他青からの厩言や差別待遇

があるとし1つ確信 123二56〆

12幻,誉 正常'ウジ>('E冠Will/lI!;rのノオゥナノZ了>iクj、なぃ(刀覚 123ユ567 13ノi雲動減述且【 i婁動美た

ノウt二F:清の 」減弱、遷葭廷、身 12ヨユ567 14非協認腔讐 抵友f肝心深さ、沸壹クラrへの/i了巨7 123ユ56〆

15 ,思考P7否r

異常 通常ではみられなし)笥信抄、奇怪

風変わ夕左,愚考ノブ7容P

12ヨユ56〆 16/>亨動釦ノリBiF 感受性のJ)域Z上?!、

平リタ々 強し)感》季の,減迫L、 123ユ56〆 17興奮 感'>寺の/言7場、興奮、反'ZTfi4Fのノ宵フ( 123里567 18矢見当)識 人

錫,ワテM1ま/骨f7についての正確な

想定ノゴj混乱してし)た夕欠;i"してし たりする

12ヨユ56〆

(21)

Ⅱ他SkmsProme

付録2

Instruction:

()様の全般的機能(彼もしくは彼女は病気ではあるが危機状況では ない、過去3ケ月の全般的状態を示す)機能について、次のフォームを完成して

ください。

もしこの患者さんの行動が部分的にはみられるが、普段はみられない場合、‘ま れである,に○をつけます。

普通 まれである ない

いつも

LSPは、障害と同様に機能を明らかにするための5段階評価です。得点が高 いほど高い機能を示し、障害が少ないことを意味します。

LSPの得点:LSPは左のアンカーポイントが最も機能が高く、右のア イントが最も機能が低く、アンカースコアを足して計算します。左の が1点、右の「そうではない」が4点、あとは左から2点、3点です。

右のアンカーポ 左の「かなり」

セルフケアの合計項目:10,12,13,14,15,16,23,24,26,30

行動障害の少なさの合計項目:5,6,25,27,28,29,32,34,35,36,37,38 社会的接触の合計項目:3,4,20,21,22,39

コミュニケーションの合計項目:1,2,7,8,9,11 責任感の合計項目:17,18,19,31,33

LSPの合計項目はすべて

スコア

セルフケア 点

行動障害のなさ 点

社会的接触: 点

コミュニケーション点

感 点

合計 点

-19-

(22)

あてはまる記述に○をつけ、すべての項目に答えて下さい。

患者さんの氏名:()

ID:()

年齢:()歳 性別:男性・女`性

評価者氏名: ()

評価日: 年月日,入院日:年月日

施設: ()

そうではまいわプツ」に亥あ麦あかな夕 側〃(Zソ宵遁以_と(ユノ 1.この患者さんは普段、会話をしたり質問に

答えることが難しいですか。

2.この患者さんは普段、人の会話を中断した り、あなたの話しをさえぎりますか。

3.この患者さんは社会的接触からひきこもっ ていますか。

4.この患者さんは普段他の人にあたたかさを 示しますか。

5.この患者さんは普段他の人にいつも怒った りしていますか。

6.この患者さんは普段、他の人に攻撃的です か。

7.この患者さんはいつも視線をあわせて他の 人と話しますか。

8.この患者さんは、普段、この患者さんの話 し方のために理解しがたいですか。

9.この患者さんは、いつも奇妙な考えについ て話していますか。

-20-

(23)

10.この患者さんはいつも身だしなみを整えて いますか。

11.この患者さんの表情や態度は、普段周囲の 環境に即していますか。

12.この患者さんはいわなくても自分で体を洗 いますか。

13.この患者さんは、身体や、服、息づかいな どが普段、臭いますか。

14.この患者さんは、服が汚れていればきれい にしたり、普段はきれいな服をきていますか。

そうではまいわプツコに美あまあかな夕 側〃C2Iノ晋遁」)(_と(ユノ 15.この患者さんは、自分の健康を無視します

か。

16.この患者さんは、適切なダイエットをして いますか。

17.この患者さんはいわれなくても服薬をした り、注射にきますか。

18.この患者さんは主治医に処方された向精神 薬を拒否せずに内服しますか。

19.この患者さんは主治医や他の医療職に協力 的ですか。

20.この患者さんは活動をあまりしませんか。

-21-

(24)

21.この患者さんは定期的に関心をもって行っ ていることがありますか。

22.この患者さんは教会やクラブなどの社会的 活動に参加していますか(精神科の治療グ ループは省きます)。

23.この患者さんはいつも自分の食事を準備し ていますか。

24.この患者さんは普段、食費を考えたりして いますか。

25.この患者さんは普段、他者と生活をするの に問題をもっていますか。

仕事はパート

できない共同作業タイム常勤 26.この患者さんは普段、どんな仕事だとでき

ますか。

27.この患者さんは普段だらしなく動きますか

(道路を渡る時、信号を無視するなど)。

28.この患者さんはものを壊しますか。

29.この患者さんは攻撃的に振る舞いますか

(性的行動も含めて)。

30.この患者さんは社会的ではない行動(分裂,

たばこを置き去りにする,トイレを汚す等)

31.この患者さんはものをなくしますか。

-22-

(25)

そうでメビrなし’わブ圏かに

〃(〔ヨリ

亥あ妄あかまク C2ノ書;趣虻と(エノ 32.この患者さんは他の人のスペース(部屋や

個人のもの)に侵入しますか。

33.この患者さんは他の人のものをとります か。

34.この患者さんは他の人に暴力的ですか。

35.この患者さんは自分を傷つけますか。

36.この患者さんは警察とトラブルをおこしま すか。

37.この患者さんはアルコールまたは薬物を乱 用しますか。

38.この患者さんは無反応ですか。

39.この患者さんは普段、親しくなろうとしま すか。

-23-

(26)

付録3

あなたの健康について

このアンケートはあなたがご自分の健康をどのように考えているかをおうかがいするも のです。あなたが毎日をどのように感じ、日常の活動をどのくらい自由にできるかを知 るうえで参考になります。お手数をおかけしますが、何卒ご協力のほど宜しくお願い申 し上げます。

以下のそれぞれの質問について、一番よくあてはまるものに印(団)をつけてください。

あなたの健康状態は?(一番よくあてはまるものに団印をつけて下さい)

問1

□, □』 □,

□ □1

1年前と比べて、現在の健康状態はいかがですか。

(一番よくあてはまるものに□印をつけて下さい)

問2

1年前と、

ほぼ同じ 1年前ほど、

良くない

1年前より、

はるかに悪い 1年前より、

はるかに良い

1年前よりは、

やや良い

▼▼▼▼▼

□] □,

□’ □.

SF-36v2TMHealthSurvcyo1992,2000,2003MedicalOutcomesTIust,HealthAsscssmcntLab,QualityMetriclncorporatedand

ShunichiFukuharaAⅡrightsreserved

SF-36⑪isarcgisteredtrademarkofMedicalOutcomesTrust.

(SF-36v2Standard,Japanese)

-24- 1

(27)

以下の質問は、曰常よく行われている活動です。あなたは健康上の理由で、こうし 問S

た活動をすることがむずかしいと感じますか。むずかしいとすればどのくらいです か。

(アーコまでのそれぞれの質問について、一番よくあてはまるものに団印をつけて下さ

い)

ア)激しい活動、例えば、-生けんめい走る、

重い物を持ち上げる、激しいスポーツをするなど……….□!.…………□,.…………□コ イ)適度の活動、例えば、家や庭のそうじをする、

1~2時間散歩するなど………….………□!………….□②………….□,

ウ)少し重い物を持ち上げたり、運んだりする

(例えば買い物袋など)….………□

エ)階段を数階上までのぼる………□

オ)階段を1階上までのぼる………□

力)体を前に曲げる、ひざまずく、かがむ………ロ キ)1キロメートル以上歩く………□

ク)数百メートルくらい歩く………□

ケ)百メートルくらい歩く………□

.)自分でお風呂に入ったり、着がえたりする……….…………□

33333333

□□□□□□□□

22222222

1.............

□□□□□□□

SP-36v2TMHcalthSurveyc1992,2000,2003McdicalOutcomesTrust,HealthAssessmentLab,QualityMetriclncorporatedand

ShunichiFukuhara・Allrightsreserved

SF-36②isaregisteredtrademarkofMedicalOutcomesTrush (SF-36v2Standard,Japanese)

-25- 2

(28)

問4過去1カ月間に、仕事やふだんの活動(家事など)をするにあたって、身体的な理 由で次のような問題がありましたか。(アーエまでのそれぞれの質問について、

-番よくあてはまるものに団印をつけて下さい)

ア)仕事やふだんの活動をする

時間をへらした………□1..…………□1..…………□,..…………□‘…….….…□,

イ)仕事やふだんの活動が

思ったほど、できなかった…….…□,….….……□1…………..□]………..…□‘……….….□,

ウ)仕事やふだんの活動の内容に よっては、できないものが

あった……….…□,….….……□1..…………□]………□4…………..□,

エ)仕事やふだんの活動をする ことがむずかしかった (例えばいつもより努力を

必要としたなど)……… □!………□1………□].……….…□4………..…□,

問5過去1カ月間に、仕事やふだんの活動(家事など)をするにあたって、心理的な理 由で(例えば、気分がおちこんだり不安を感じたりしたために)、次のような問題 がありましたか。(アーウまでのそれぞれの質問について、一番よくあてはまるも のに団印をつけて下さい)

ア)仕事やふだんの活動を

する時間をへらした……….□昨………….□1………□L…………□』..…………□,

イ)仕事やふだんの活動が

思ったほど、できなかった….……□!……….….□1.……….…□〕…..………□4………□,

ウ)仕事やふだんの活動が いつもほど、集中して

できなかった……….□,………□,………..…□].…….……□4…………..□,

SF-36v2TMHealthSurveyoI992,2000,2003MedicalOutcomesTrust,HealthAssessmentLab,QualityMctriclncomoratedand

ShunichiFukuhara、Allrightsrcscrved

SF-36⑰isaregisteredtrademarkofMedicalOutcomesTrust.

(SF-36v2Standard,Japanese)

-26- 3

(29)

問S 過去1カ月間に、 家族、友人、近所の人、その他の仲間とのふだんのつきあいが、

身体的あるいは心理的な理由で、どのくらい妨げられましたか。

さまた

(-番よくあてはまるものに団印をつけて下さい)

ぜんぜん、

さまた

妨げられ なかった

わずかに、

さまた

妨げられた

かなり、

さまた

妨げられた

非常に、

さまた

妨げられた 少し

さまた

妨げられた

▼▼▼▼▼

□ □’ □〕 □』 □,

過去1カ月間に、体の痛みをどのくらい感じましたか。

問う

(一番よくあてはまるものに□印をつけて下さい)

□!□’□,□.□,□‘

過去1カ月間に、いつもの仕事(家事も含みます)が痛みのために、どのくら い妨げられましたか。(一番よくあてはまるもの'二回印をつけて下さい)

さまた

問B

非常に、

さまた

妨げられた かなり、

さまた

妨げられた ぜんぜん、

さまた

妨げられ)tlミ かつた

わずかに、

さまた

妨げられた

少し

さまた

妨げられた

▼▼▼▼▼

□,

□] □』

□ □1

SF-36v2TMHealthSurveyo1992,2000,2003MedicalOutcomesTrust,HealthAssessmentLab,QualityMetriclncorporatedand ShunichiFukuhara・Allrightsreserved

SF-36②isaregisteredtrademarkofMedicalOutcomcsTrusL (SF-36v2Standard,Japanese)

-27- 4

(30)

次にあげるのは、過去1カ月間に、あなたがどのように感じたかについての質問で 問9

す。

(アーケまでのそれぞれの質問について、一番よくあてはまるものに□印をつけて下 さい)

4…….……□' 4.…………□,

□□ ア)元気いっぱいでしたか.………….…□,………….□1………….□

イ)かなり神経質でしたか………□!…………..□,.…………□

ウ)どうにもならないくらい、

気分がおちこんでいましたか……□,………….□昨…………□].…………□』…….……□,

エ)おちついていて、

おだやかな気分でしたか………..…□!………….□,.…………□,…….……□』…….……□,

オ)活力(エネルギー)に

あふれていましたか.………□,…….……□‘……….…□,………….□‘……….…□,

力)おちこんで、ゆううつな

気分でしたか……….……□,………□

キ)疲れはてていましたか……..………□,……….….□

ク)楽しい気分でしたか………□,………..…□

ケ)疲れを感じましたか………□,………….□

□,………□』……….…□,

□麩.…………□‘……….…□,

□〕……..……□』…….……□,

□〕.…………□』……….…□,

2.............

2.............

2.............

2.............

問10過去1カ月間に、友人や親せきを訪ねるなど、人とのつきあいが、

いは心理的な理由で、時間的lこどのくらい妨げられましたか。 さまた

身体的ある

(一番よくあてはまるものに団印をつけて下さい)

ぜんぜん ない

ときどき まれに

ほとんど いつも いつも

▼▼▼▼▼

□] □』 □,

□ □1

SF-36v2TMHealthSurveyo1992,2000,2003MedicalOutcomcsTrust,HealthAssessmentLab,QualityMetriclncolporatedand ShunichiFukuhara・Allrightsreserved

SF-36⑪isarcgistcredtrademarkofMedicalOutcomcsTrust.

(SF-36v2Standard,Japanese)

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1978年兵庫県西宮市生まれ。2001年慶應義塾大学総合政策学部卒業、