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日本諸學振興第一回經済學會

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Academic year: 2021

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(1)

日 本 諸 學 振 興 第 一 回 經 済 學 河 會

野 吉 男

日本語箪振興第一回経臍軍令は︑昨年十月六︑七︑八の

三日間を通じて文部省第一合議盤に開催せられた︒全問各

大串︑高等︑中等箪校等よりの無慮六百名に近い参加者の

骨同のもとに極めて盛大に行はれたのであったが︑研究覆

表は午前の部と午後の部とに分れ︑午前の部は大膿二十五

分以内︑午後の部は人煙十五分以内となって︑前者は十七

名︑後者は十六名と濠定せられてゐた︒しかし午前︑午後

の研究嶺表は必Lも珠定せちれた通りには行はれず︑順序

の姪更︑午前の部と午後の部との入れ替へ等もあったが︑

※たる研究蔑表が午前に行はれた闊係上︑次に午前の部に

珠定せられたもののみについて︑研究題目と氏名とを摘記

して

みや

う︒

防共政策の基礎づけ 納戸帝大教授 五百旗頭眞治郎

我が団膿と経済箪  京大教授 石 川 轍 二

日本貿易の伸展性に柑する一研究

東京商大教授 猪 谷 善一

西洋経済塾に於ける反省

高岡高商教授 大 熊 信 行

我が団膿と経酒組織 立命館大挙教授 太 田 義 夫

徳川時代百姓一揆の楷起性

京大教授 恩 正・ 巌

日貨ソシアルダンピング論に現はれた白人本棟の紆

酒理論      高 橋 亀 吉

囲家と経済   慶大教授 武 村 忠 雄

日本経済塾の建設と日本精神

京大教授 谷 口 吾 彦

世界経済に於ける日本番展の基調

三菱経済研究所常任理事 長 岡 徳 治

日本絡撃振興節一回経済軍令

(2)

同家主義と其経湾原理

制度汲経波風一批判閥西皐院大皐教授

統 制 経 済 の 精 神 京 大 教 授

日本経法史研究の設反

経減倒壊の閥民的性椛

早 大 我 投 京

大 教 授

大限

同大

教授

日本財政阜の可能と任務九大教授

計室経演に見落されてゐる基本問題

図民精神丈化研究所員

林 突 未 夫 古 屋 美 貞 本 位 田 静 夫 本 庄 栄 治 郎 堀 経 夫 三 田 村

良 日

EE4 μ

市 勝

勿論︑研究設表の報告時聞が日以大限二十五分に限定せら

れてゐることは報告者の後去をして極めて局部的限定的の

もの大らしめに止む在えない事情がある貼は︑大いに考慮

せらるべきことと忠ふが︑然し諸周一振興の第一回経椀周一合

・としては︑現代の終消息一の基調が如何なる方向に唯一みつh

あるや在充分に観取せしめ得るにたる意義ある大合大bし

貼に於て︑特に法日せられてよいものであつに︒

一一就中現下の事愛下に於て︑わが岡民経済に関する思想乃

至機構が︑未曾有の愛革巻経験しつ﹄ある際にかLる大合

が行はれたことは︑﹁時局と皐曾﹂とが如何なる相関関係に 二一八

於て相述結し︑如何なる程度に於て相互的の影響守及しつ

ミのるや︑在計るに足ろバロメーターとして極めて興味深

きものがあつに︒午前︑午後の熱烈なる研究設夫についで

約一時間に一旦って質問膝答のために貴重なる時聞がさか

れ︑これまに︑珠想以上の白熱さを以て種々なる討論が行は

れにのであって︑前後三日間・ル通じて各研究︑質問燃答を

一貫せる第一回経済路一合の根本思潮が時局守背景とするに

極めてふさはしき本質と内容とをもったものであったこと

も︑この際特記されてよいものであったと忠ふ︒

各研究者個々の研究内容についてはこの際一々摘記して

紹介批評することや避けたいが︑その中には︑従来行はれ

てゐ六研究の延長として行はれ山いものもあり︑或はその著

主として既に公にせられたものの繰りかへしもないではな

かっにが︑しかしその何れも︑躍に文字によって侍へらる

る以外に︑直抜本人によって要約的にのべられに駄に於て

別個の感銘在受けたものも多かつにのである︒

しかながら︑われわれが︑今回の経液型舎に於て︑特に

注日せらるべき事賓として摘記し大いことは︑右にかλ

(3)

︑︑

︑︑

︑︑

六研究極目によってもしられる如く︑日本経法皐建設への

一般的・白熱的志向である︒講演題目に於て明確にか

JO

立国を表示しにものもあれば︑そうでないものもあった

が︑たとひ明示はしてゐなくても︑その講演内容が多かれ

少なかれ︑か込る志向への結びつけの怠岡在以て話され︑に

ものが多数にの一以つ仁のであつに︒防共︑閥家︑同位︑園

︑︑︑︑︑︑︑︑︑︑︑︑︑︑︑︑︑︑︑︑

防︑報徳︑日本精紳等々と終液型との結合の問題︑これが

今回の振興大合の主たる題けであり︑その鍔に皐界が総動

HH

されに貼は︑誠に︑割則的のものとして注目せらるべき

紡であり︑且川人極めて有意義のものであったと云へる︒

しかしながら︑同家︑闘能︑

報徳

日本精神等々と経消

壊との結びつきの問題は通俗的に考へらるる科︑筒躍にして

容易なる問題ではないのである︒この貼に関しては︑若干

︑ ︑

の講演者も銃に山上から︑日本経怖尚早の建設は躍なる忠ひ

っき乃至はお説放に止つてはならないと反省的の言併を漏

されたのに徴しても明かである︒誠にしかりであって︑枇

上約もすれば︑思なる思ひっきか︑出まかせかで日本縦波

壊の建設を云々しつよのるものもないではない︒もじ徒ら

日本

諸島

十振

興策

一回

経済

革合

に時流に投じ世俗にこびるの偽りに終演阜の建設や擬装す

るが如きことありとせんか︑終演壊の建設は徒らに邪道に

陥ることとなり︑終局に於ては経潜皐建設の無殺と無盆と

を詮明するに止るのみであらう︒われわれは︑軍なる思ひ

っきとお説教と︑出まかせと出鱈口とや避けんが匁には︑

最近に於ける墜としての終演阜の建設が︑果して如何なる

基調より出脅し︑如何なる方面に於て樹立さるべきである

かか}深思しなければならないのである︒しかし︑これが日

本精神より出設すべきものであれり︑その方向が凡そ日本的

の限界に於てのみ樹立さるべきことが︑その莫理性に於て

明らかにせられに限りに於ては︑その機構と障制とはあら

ゆる科壊的の批判ににへ︑あらゆる知性の喜んで受容する

所と

なる

であ

らう

︒ われノ¥hは徒らに感情と情緒とに酔ふ

の偽りに︑似而非日本終溶壊と︑呉なる意味に於ての日本

絞済撃の建設さq混同するの針路見に陥つてはならないので

ある︒咋年迄凶洋経済阜の指導概念ケ金科玉傑とせる者が

只思惑的・投機的に︑今年に至って念に二宮隼徳︑吉田松

陰を振の廻すが如きは︑もしこれが徒らに時流に投ぜんと

ニ一九

(4)

商 業 と 経 済

ニ ニ

O

するの儀りに出でたものであるならば︑か=る者はm

早に

而非日本経潰阜の建設中ぜなしつ︑あるものと稀してよく︑

異なる意味に於て要請せられつhある日本経済翠建設への

胃潰

と蹄

附し

てよ

いで

あら

う︒

われわれは昨年の日本経済阜の彰併にる思潮は︑本邦経

〆済

堕・

界時

間の

一時

機在

却す

るも

ので

あり

︑諸

路一

振興

路一

術大

舎に於ける第一回経湾臨一合は︑これ在明瞭に印象づけたる

ものとして︑極めて有意義なりしこと在想起すると共に︑

本年度は︑咋年度に於て一斉に叫ばれたる日本経済壊の建

設の要求が︑一回府具鰭化するの時期として︑大いに注目せ

らるべき年なること冶指摘するに止めておきたい︒

(三

九︑

一 ︑ ニ

O)

参照

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