● 厨 究
職 後 の 統 制 と 景 氣 攣 動
緒‑齢訥後脛濟の重︻要性
一︑戦後脛濟の構成墜化
A組湘實沓?本の溜耗
B軍需産業の平和産業への縛換
C縄濟統制の縫纏性
●二︑鵬別後の景氣一騒動︑A戦後に於ける長期及び短期の景氣循環
B 從 來 の 載 禦 況 ご ・ ㌧
C來る可き戦後の景氣愛動.齢戦後の〃統制と景氣謙御動(高橋)
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高橋次 ・
( ご一一
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緒ー載後経濟の重嬰性
二
現在︑勝ち抜く爲めに輔切のものが結集されて居る︒二百三十億貯蓄も︑小費商の整備も︑痩品同牧も勝ち
.抜くための方策に外ならない︒そして︑戦争経濟の蓮命曲線の著しき下降を防止するために︑即ち生産力撰充
を圖かるために萬全の策が講ぜられ︑それに封する國民の協力が要望されて居る︒此の様に考へると︑問題は
現在にのみ横たはつて居るかの如くである︒しかし︑経濟に關する吾々の關心は︑現在のみならす將來にもか
コ ノ ラ
﹂はる︒凡そ経濟に課せられた任務は︑﹁需要と供給との持績的調和の精紳に於ける人間的生活の形成﹂にあ繋る︒これは︑國民経濟の存績と焚展︑均衡と爽展︑叉は安定と進歩を意味する︒從つて︑吾々は國民維濟の現
在に於ける存績又は安定のみならす︑更に叉その將來に於ける褒展叉は進歩をも併せて考へなければならな
い︒現在の職争は薪秩序樹立のために外ならナ︑しかも新秩序は廣域輕濟の建設によつて始めて具饅化するも
のなるが故に︑職争返行のための課題と共に︑此の問題にも考慮を佛はなければならない︒それは︑同時にま
た職後に現はれる景氣の様相への顧慮ともならざるを得ないであらう︒
職後に襲來する不況は︑戦争そのものにも増して怖しいものである︒それ故に︑吾々は現在に課せられて居
る課題を解明すると共に︑職後の経濟肚會に不況が襲來するに先立つて︑豫め肚會生活と経濟機構とを如何に
それから防衛すべきかと云ふ事に就いて深甚なる考慮と周到なる企劃とを樹立して置かなければならぬ責務を
,
聾
■
感ずる︒それ故に︑吾々は職孚逡行の眞只中に在つて早くも職後の経濟問題に想ぴを廻らさ穿るを得ないので
ある︒職争が亘大なる犠牲を要求することは之を如何ともなし難い︒しかし乍ら︑やがて待望の卒和の光を仰
いだ曉に於いて︑その後に來るものが職争の直接の犠牲にも劣らす怖るべく警・荻すべきものである事も︑之を
深く心に銘記しなければならない傷
﹁李和を創り出すことは職争を虞理するよりも遙かに怖ろしい事だ﹂と︑クレマンソーが第一次世界大職當
時の首相とtてロイド・ジョーヂやウヰルソンと共に︑一九一九年の春猫逸のザール地方の蓮命に就いて討議
のした時に叫んだ︑と云はれて居る︒この言葉は︑今や再び來る可き職後の準和歌態への維濟的適慮を論するに際
して壁頭に掲げらる可きである︒とれは︑輩に職勝國の政府が職後大なる利得を人民に與へるためになす可き
骨折を表現するだけではなく︑更に又職後の輕濟問題が職孚申のそれよりも遙かに混齪して居る事をもあらは
すのである︒そう云ふと︑次の様な疑問が驚きの叫びと共に襲せられるであらう︒一國の國民経濟は︑軍純に
戦前の状態に復奮し得ないものであらうか?政府は輩純に動員を解除し︑割當制度及び債格統制等を停止し︑
これ以上の軍需品契約を取りやめ得ないであらうか?これに封して︑吾々は︑國家は最早やその職前の状態に
輩純に復蹄し得るもので鴬ない︑と答へざるを得ない︒國家の生活は決して艀態的ではない︒そして︑職事な
るものは︑他の何物にも増して國家の動熊を加乗するのに適して居るのである︒だから︑大なる職争を経験す
ノ
ることによつて︑國家の生活︑從つて叉その國民経濟は大なる﹃構成攣化﹄(︒︒霞爵ε識昌臼6繋§σq)を蒙らざるを
戦後の続制と景氣愛動(高橋)三
〆
' 四得ない事となるo
ぬ第一次世界大戦の絡了後︑新しい政治的経濟的境界が出來上り︑奮國家が奏を消して新しい小國家が澤山形
み成された事は︑周知の事賛である︒それ故に︑﹁職前の欺態は一つの歴史だ!﹂と云へる︒そして︑如何なる國
と云へども︑載孚の絡了と共に︑輩純に職前に復奮せる瓶態を見出すととは田來ないであらう︒然らば︑戦後
一 .吾 々 に は 何 を 見 出 す こ と が 出 來 る で あ ら う か ?
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一︑戦後経濟の構成愛化
A現實資本の消耗
戦孚は︑軍需品生産を絶封化することによつて︑國民の市民的需要を犠牲に供するものである︒けれども翠
にそれ丈けに止まるのではなく︑職孚は叉國民の富に侵入する︒即ち實物資本は︑過勢及び更新不足のために
清耗して了つて居る︒職箏中︑生産設備の修理は手控えざるを得ない︒第一次世界大職中及び職後のドイッの
鐵道の歴史は︑・實物資本の漕耗に就いて明白なる例を提供する︒一九一七年までに︑職前の七五パーセントの
9
\ 勢働者が線路の維持のために使用された︒レールの生産は四〇%に低落した︒車輔の生産は一九=二年の水準
の六七%に下落した︒ドイツ鐡道の機關車の数は︑ゆ戦争申に増大したが︑しかし何時でも使用されるものは却
つて激減を示した︒修理されすに放置された機關車の数は激増して︑一九一三年から一九一八年までの間に一
九%から三二%に殖え︑一九一九年には四七%に達した︒斯くて︑職争の絡り近くになつてドイツの機關車の
牛数は使用に堪えないものとなり︑實際何等の欠陥もない機關車は噌蔓もないと嚢ふ有様になつてしまつたの
)一である︒..5
同檬に︑鑛山に於いても修理工事が等閑に附せられた︒從つて︑職争が終了した時に大なる分量のエネルギ
ーが修理による同復のために献げられざるを得なかつた︒鑛山に於ける一人當りの年産額は︑職後各國に於い
のて次の様に織績的低落を示した︒
鑛夫輔人當りの石炭年産額ハ晒)
英國伽蘭四濁逸
一 九 一 三 年
一 九 一 八 年
一 九 一 九 年
一 .九 二 〇 年
そ の 理 由 は ︑
二山ハ四二∩︾Q二三四一五六
一九九ご一九
一八六一〇八'
一部分に前述の原因に基くけれども︑
戦後の統制と景氣蛸愛跡}(富四橋)
二 九 一
二 八 〇 穐
一 七 七
一 入 五
それが全部ではない︒他の部分は︑勢働争議及び勢働時間
五
山ノ、
め短縮に基くものであつた︒︑
︑製造工業も︑此の例に洩れない︒その設備は︑職箏中悪化の剛路を辿つた︒特に卒和工業に於いてそれが甚
しかつた︒また︑農業に於いても︑土壌の消耗及び農耕設備の悪化に直面せざるを得なかつた︒
斯様にして︑容易に延射され得る不急不要の財貨の生産が減少させられた様に︑佳宅建築も最小限度にまで減
少させられた︒その結果として︑職孚絡結の時に︑街宅街は質量共に大なる欠陥を露呈した︒此の欠陥は︑將兵
が職線に在る闇は飴り明白でないが︑蹄還して一家を持つ時叉は家族の一員となる時に極めて明白となつた︒
國民的富は︑また他の方面に於いても浩耗する︒生産設備以外に︑消費財のストックも減少する︒國民の手
許に在る耐久的消費財のストックも同様に枯渇する︒平和維濟に於いて︑生産者及び商人は絶えす商品の大な
るストックを持つて居たが︑それも職時に於ける亘大なる浩費によつて枯渇してしまつて居る︒しかし︑若し
も論に於ける貯藏政策が成功するならば︑ストックが増大する結果となる︒イギリスの肉類及び穀物の貯藏
の4
政策は︑その好箇の例を示す︒
斯くの如き歌態の中に在つて職孚が絡了したならば︑吾々は一國の産業をば李和によつて創り出された新し
い歌態に適鷹する様にしなければならない︒各國ともに︑軍需の消滅によつて個人的所得の大部分は再び民需
品の鴻費のために振り向けられる︒從つて︑職孚にょつて惹き起された物質的破壊の修理に封する緊急需要が
あらはれ︑生産設備の更薪及び援充のために多大の生産財が需要される︒また︑職後に於ける廣域維濟建設の
■
︑
ためも雇大なる生産財が需要されること瓦なる︒そこで︑軍需産業の亭和産業への韓換︑新なる李和経濟に即
慮せる産業の再編制及び配置が極めて重要なる職後脛濟の問題として登場して來ること︑なる︒
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軍需産業の亭和産業への臨⁝換
生産設備を出來るだけ速かに以前の⁝状態に復奮させ︑更にそれ以上に擬充するためには,職事に封して彿つ
たと同様の努力が職後も績けられなければならない︒若しも此の織に失敗したならば︑職宰の齎らした政治的
成果が如何に輝かしいものであつても︑國民はその必要とする物資不足に拶まざるを得ない︒戦後に於いて生
産ざれたものは皆淡漂機でも打抜機でも叉旋盤でも︑それ以後に於ける物財の生産を審易ならしめ︑延いては
農耕地の改良︑車輔及び機織機の製造にも役立つのである︒
此の様にすることは︑技術的には決して困難ではない︒職争は鐵及び金厨の加工を最も必要とし︑近代的武
器が精巧になるに從つて鐵及び金罵加工も精巧となつた︒勿論︑職孚が絡了しても.軍需品に封する需要は相
営に箆留するけれども︑職争中に於けるが如く老大ではなくなる︒そこで︑從來軍需品の生産に從事して來た
機械工葉及び電氣工業等を職後再び昔の活動に置き換へれば︑それはその健で‑充分に活動し得るのである︒そ
聡⁝後の続制と景氣嚇伽助(高橋)..七
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