平成30年度町内会活性化支援業務 仕様書
1 業務名
平成30年度町内会活性化支援業務
2 目的
千歳市の町内会は、地域によって会員数の多寡、高齢化率の進行や年齢構成により様々な課 題を抱えているほか、役員の高齢化や担い手の不足による活動の停滞が喫緊の課題となってい る。
このことから、町内会が持つ共助の精神や地域住民組織として果たしている役割について、 一人でも多くの市民に認識を広め、町内会活動の更なる活性化及び加入率向上につなげるため、 本事業を実施し、説明会やセミナー等の開催やモデル町内会(地域)自らが取り組む担い手の 発掘・育成及び加入促進等についての活動を支援するとともに、モデル町内会(地域)の実践 例を含め、効果的な取組を他の町内会(地域)へ普及啓発し、町内会活動全体の底上げを図る ことを目的とする。
3 履行期間
契約書に示す着手の日から平成31年3月22日(金)までとする。
4 企画提案内容
( 1) 基本方針及び事業計画等
以下の個別提案項目である「現状分析」、「説明会またはセミナー等の開催」、「モデル町内 会(地域)の活動支援」を実施するに当たって、基本的な考え方を示し、事業の目的に沿っ た効果的かつ効率的な全体の事業計画、企画・運営、実施体制及び全体のスケジュール等の 提案を行うこと。
( 2) 現状分析
市内には146の単位町内会があり、会員世帯数が10世帯を下回る町内会から1, 000世帯を超 える町内会まであることや、高齢化率の進行により活動が停滞している町内会があるなど、 様々な課題を抱えている。
( 3) 説明会またはセミナー等の開催 ア 目的
説明会またはセミナー等を開催し、町内会を取り巻く様々な課題に対して、町内会関係 者がこれまでの取組だけでなく、多様化する住民ニーズに対応するため、新たな視点によ る取組を実践しようとする意識の醸成を促進し、モデル町内会(地域)での実践例を積み 上げることに対する理解を促し、円滑なモデル町内会(地域)の選定につなげることを目 的とする。
イ 実施日時
効果的な実施スケジュールの提案を行うこと。
なお、町内会関係者に対し、回覧板や広報を通じて案内を行うことを想定しており、周 知に一定の期間を要することから、受託後、発注者及び千歳市と速やかにスケジュールを 調整するものとする。
ウ 対象者
事前に申し込みのあった者
なお、参加者は全体で150名程度を想定しているが、150名以上申し込みがあった場合に も対応できるようにすること。また、町内会役員のみならず一般の町内会員や町内会と関 わりのある団体等を含めるなど対象は広く設定すること。
エ 会場
会場は発注者である千歳市町内会連合会が用意する。公共施設での開催を想定している ため、予約が必要となることから、受託後、発注者と速やかにスケジュールの調整を行う こと。
オ 業務内容
( ア) 事業の企画実施
市内の町内会は、地域によって会員数の多寡や年齢構成、住民の生活スタイルの多様 化などにより様々な課題を抱えていることから、これら多様化する住民ニーズや課題に 対応するため、新たな視点による取組を実践しようとする意識の醸成を進めるとともに、 モデル町内会(地域)での実践例を積み上げることに対する理解を促すような内容の工 夫、及び地域性や年齢構成等が異なる町内会に対する効果的な実施方法等を提案するこ と。
( イ) 資料作成
説明会またはセミナー等への参加案内(チラシ)の原案作成、開催当日の資料作成 を含む企画準備及び当日運営は受注者が行うものとし、開催後に結果報告書を作成す ること。
なお、説明会及びセミナー等への参加案内(チラシ)及び結果報告書の配布、周知 は、発注者及び千歳市と協議の上、可能な限り発注者及び千歳市が行うものとする
( 4) モデル町内会(地域)活動支援 ア 目的
モデル町内会(地域)を選定し、受注者が用意するファシリテーター等が進行役を務 めるワークショップ会議等を開催し、そのノウハウを活用しながら活動の検証や地域の 課題に対する意見交換、テーマの投げかけなどを通して、町内会(地域)が「新たな視 点での取組」を企画し実践できるよう支援を行うことで、組織運営のための専門的知識 の修得や、活動の担い手の発掘を図り、「人づくり」による地域力の再構築を行うことを 目的とする。
また、モデル町内会(地域)の実践内容については、他の地区の町内会が、それぞれ の地域性に応じた課題に対し、解決のヒントとして応用していただくことを目的とする。 イ 実施日時
モデル町内会(地域)を2地区選定し、履行期間内に1地区当たりワークショップ会議 等を3回以上開催するとともに、次の事項に留意すること。
( ア) ワークショップ会議等の開催日時、会議時間は、モデル町内会(地域)の実情に合わ せること。
( イ) 本年度に選定する2地区のモデル町内会(地域)は、次年度も継続し、2年間の支援 を予定していることから、ワークショップ会議等の進行に当たっては、地域の意向を踏 まえ、計画的に進めることとし、次年度に引き継げるよう内容を工夫すること。 ウ 会場
地域の実情に合わせ地区の町内会館やコミュニティセンターの利用を想定しており、 会場の予約は、モデル町内会(地域)または発注者が行うものとする。
エ 業務内容
( ア) 事業の企画実施
Ⅰ モデル町内会(地域)の選定支援
モデル町内会(地域)は2地区選定することを予定しているが、市内には、146の 単位町内会があり、会員数の多寡や年齢構成、住民の生活スタイルの多様化、及び役 員の担い手不足による活動の停滞など、様々な課題を抱えている。
このような現状において、モデル町内会(地域)の選定を行うに当たり、ワークシ ョップ会議等での取組の効果が期待できるモデル町内会(地域)であり、かつ、地域 性・年齢構成等、様々な町内会が意欲的に参加することが期待できるようなモデル町 内会(地域)の設定の考え方、募集方法や選定方法などの提案、並びにこれら選定過 程においてどのような支援が可能かなどの提案を行うこと。
ものとするが、発注者及び市の求めに応じ、必要な支援を行うものとする。 Ⅱ モデル町内会(地域)の活動支援
町内会が抱える課題等を把握し適切な支援につなげることを目的としていること から、どのような支援が可能か具体的に提案するとともに、「町内会支援」、「まちづ くり」、「地域振興」など地域の意見集約等の業務に関して知識や実績を有している者 をファシリテーター等として提案すること。
また、モデル町内会(地域)の活動支援に当たっては、町内会関係者がこれまでの 取組だけでなく、多様化する住民ニーズに対応するため、「新たな視点による取組」 を企画し実践しようとするものであり、特に「若い世代や団塊の世代など町内会活動 に関心が薄い層に対してのアプローチ」として、以下のような他都市での取組事例を 把握しているが、この内容を踏まえ、より効果的な取組がある場合は、具体的に提案 すること。
① 回覧板以外の様々な情報発信の工夫
② 町内会活動に参加しやすい仕組みづくりの工夫
③ ニーズやターゲットを絞った活動を展開するための工夫
④ 町内会の運営に係る役員等の責任や役割の平準化・マニュアル化、サポート体制 構築への工夫
⑤ これまでの活動の検証とニーズを踏まえた活動の改善や工夫
さらに、ワークショップ会議等の開催に当たっては、町内会が抱える課題等の検証 を行い適切な支援につなげるため、検証結果の体系化や支援の経過の見える化を図り、 効果的な取組が他地域の町内会で応用できるような工夫を提案すること。
なお、ワークショップ会議等には、受注者と連携し、発注者及び千歳市が必要に応 じて参加するものとする。
( 5) 自由提案
上記( 3) 及び( 4) 以外で、又は( 3) 及び( 4) と連携した取組や工夫として、町内会の活性化に 資する提案が可能な場合は、提案を行うこと。
( 6) 次年度以降の効果的な事業展開の提案
本事業は、平成30年度から平成32年度までの3か年をモデル期間とし、契約は毎年受注者 を選定した上で単年度契約を行うことを想定している。
本提案事項は、評価の対象ではないが、次年度以降における事業展開の参考とするため、 効果的な事業展開の提案がある場合は、千歳市町内会連合会の意見を踏まえ、次年度の仕様 書に積極的に採用したいと考えており、提案を求めるものである。
5 実績報告書の作成
受注者は、上記4の実施項目の結果について、報告書にとりまとめ、平成31年3月29日(金) までに、発注者及び千歳市に提出すること。
なお、作成した報告書及び説明会またはセミナー等で使用した資料等、ワークショップ会議 等でモデル町内会(地域)と作成したデータ等は、Wor d文書など汎用ソフトにより、事後にテ キスト修正が可能な状態のデータでCD又はDVDに保存し併せて納品すること。
チラシなどの原稿データでイラストレーター等の作画ソフトで作成したデータがある場合 は、当該データの納品も可能とするが、使用するバージョン等については、発注者及び千歳市 と協議の上、進めること。
6 契約及び業務実施上の基本的事項
( 1) 本業務は、千歳市と千歳市町内会連合会が協働して実施するものであり、契約の発注者は 千歳市町内会連合会となるが、千歳市町内会連合会からの契約事務の委任により、千歳市が 本プロポーザルを実施するものとしている。
( 2) 本プロポーザルは、国の再編関連訓練移転等交付金の充当を前提に、当該交付金の交付 決定前準備行為として行うものであることから、契約の締結は、当該交付金の交付決定後に、 受注候補者と締結することとなる。
従って、当該交付金の交付決定がなされなかった場合には、本プロポーザル方式に係る契 約を行うことができないため、十分に留意のうえ応募すること。
( 3) 受注者は、契約の履行に当たって、受託業務の意図及び目的を理解した上で、そのノウハ ウを最大限発揮するとともに、発注者及び千歳市と緊密な連携を取り、誠実に実施しなけれ ばならない。
( 4) 受注者は、常に中立性を保持するとともに、業務の実施に当たり法令等を遵守しなければ ならない。
( 5) 受注者は、業務上知り得た事項について守秘義務を負うとともに、業務内容及び成果品を 発注者の許可なく使用又は利用してはならない。
( 6) 成果品及び資料等についての著作権等は発注者に帰属するものとし、発注者の許可なく他 に使用あるいは公表してはならない。
( 7) 冊子等の制作物がある場合については、著作権、肖像権等の権利関係を整理し、発注者が 同様の目的のためにそれらを使用することを妨げないようにすること。
( 8) 個人情報保護等セキュリティ対策に万全を期した構成とすること。
て、受注者は、貸与された資料等を業務完了後、直ちに発注者に返還しなければならない。 ( 10) 業務委託契約に記載のない事項で、業務の実施に当たり疑義が生じた場合は、発注者と受
注者が協議の上、決定するものとする。
7 本件に係る問い合わせ先
千歳市役所 市民環境部 市民生活課 市民生活係 下口、二階堂 〒066- 8686 千歳市東雲町2丁目34番地