(様式6-C)C. 学位論文(Thesis)で発表論文のない場合
澁澤 良 氏から学位申請のため提出された論文の審査要旨
題 目 Dapagliflozin rescues endoplasmic reticulum stress-mediated cell death
(ダパグリフロジンは小胞体ストレスを介した細胞死を軽減する)
学位論文(Thesis)
発表予定論文
Dapagliflozin rescues endoplasmic reticulum stress-med iated cell death
Scientific Report(投稿中)
Ryo Shibusawa, Eijiro Yamada, Shuichi Okada, Yasuyo Na kajima, Claire C Bastie, Akito Maeshima, Kyoichi Kaira, and Masanobu Yamada
論文の要旨及び判定理由
SGLT2阻害薬であるDapagliflozinの近位尿細管細胞株HK-2細胞あるいは糖尿 病モデルマウスであるdb/dbマウスにおける小胞体ストレス調節機構による糖 尿病性腎症の予防効果に対する役割を検討した。Dapagliflozinは、近位尿細 管細胞において細胞内の糖の濃度を調節し、elf2α以下のみの小胞体ストレス 応答やcaspase3活性を調節する事や、糖尿病状態のマウスの腎臓でもこれらと 同様の結果が得られた事から、糖尿病性腎症において起こるとされる細胞死を 抑制する事が示唆された。この結果は、これまで不明であったSGLT2阻害薬に 期待されている糖尿病性腎症の予防や進展抑制効果の機序解明に寄与する可 能性があると認められ、博士(医学)の学位に値するものと判定した。
(平成31年2月22日)
審査委員
主査 群馬大学教授(医学系研究科)
腎臓・リウマチ内科学分野担任 廣村 桂樹 印
副査 群馬大学教授(医学系研究科)
代謝シグナル解析学分野担任 北村 忠弘 印
副査 群馬大学教授(医学系研究科)
循環器内科学分野担任 倉林 正彦 印
参考論文
1. The Impact of Short-Term Professional Continuous Glucose Monitori ng on Glycemic Control Via Lifestyle Improvement
(様式6, 2頁目)
最終試験の結果の要旨
糖尿病性腎症における尿細管のアポトーシスの意義について 小胞体ストレスの分子機構について
試問し満足すべき解答を得た。
(平成31年2月22日)
試験委員
群馬大学教授(医学系研究科)
内分泌代謝内科学分野担任 山田 正信 印
群馬大学教授(医学系研究科)
代謝シグナル解析学学分野担任 北村 忠弘 印
試験科目
主専攻分野 内分泌代謝内科学 A,B,Cなど 副専攻分野 代謝シグナル解析学 A B,Cなど