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Japan Advanced Institute of Science and Technology

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Academic year: 2021

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Japan Advanced Institute of Science and Technology

JAIST Repository

https://dspace.jaist.ac.jp/

Title

ビデオネットワークシステムにおける放送型多チャン

ネルノードの構築

Author(s)

吉岡, 正巳

Citation

Issue Date

2001‑03

Type

Thesis or Dissertation

Text version

author

URL

http://hdl.handle.net/10119/1444

Rights

Description

Supervisor:丹 康雄, 情報科学研究科, 修士

(2)

ビデオネットワークシステムにおける放送型 多チャンネルノードの構築

吉岡 正巳

北陸先端科学技術大学院大学 情報科学研究科

2001

2

15

キーワード: ビデオネットワーク、放送型、シグナリング.

近年の計算機の高速化、高機能化、そしてネットワークの高速化により、マルチメディ アデータが容易に扱えるようになってきた。現在インターネットへの接続が可能であれ ば、映像、音声の配信サービスを利用することが可能であり、提供されるサービス内容も 充実しつつある。ネットワーク上でのこのようなサービスは、コンテンツを提供する際の コストが既存のTV、ラジオに代表される放送網を利用したコンテンツ配信と比較して安 く済むといった利点があり、独自のコンテンツを提供するのであれば、特別な許可を受け る必要もない。今後家庭までの通信インフラがより高速なものとなったとき、個人放送局 がネットワーク上に多数開局することが予想される。

しかしながら、これらの放送局からのコンテンツを視聴するユーザーの数や、個々の ユーザーの振る舞いによって、有限な資源であるネットワークや、放送局側のサーバーが 破綻してしまう可能性がある。本研究では、個々のユーザーが映像提供を行う際の問題点 を、コンテンツ提供側、ネットワーク、視聴者のそれぞれの観点から指摘し、ユーザーが 容易にコンテンツ提供可能なシステムの提案と、実装、評価を行う。

従来の通信網における動画音声コンテンツ配信を破綻させる要因として、個々の視聴者 がコンテンツ提供側へ接続し、サーバー側が個々の要求に応えるというオンデマンド型を 採用していることがあげられる。これは、視聴者の規模が大きくなるにつれて、通信網上 に発生するシグナリングメッセージ量と、ユーザーからの要求によるサーバーの負荷が上 昇する仕組みであることを意味する。本研究では、この点に注目し、コンテンツ提供側が 視聴者の要求に応える必要が無く、ライブ映像を流すだけでよい放送型をベースとした手 法を提案した。

提案手法では、複数のコンテンツ提供側からのコンテンツを多重化する MPEG2-TS

Converterを設置し、一本のストリームを視聴者側へと届ける。これにより、視聴者側の

Copyrightc 2001byMasamiYoshioka

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頻繁なコンテンツ提供サーバーの切り替えによるシグナリングメッセージ抑えることが 可能となる。MPEG2-TS Converter を同時に利用可能な人数には限りがあるので、コン テンツ提供を行いたいユーザーは利用予約をする必要がある。これらの予約を引き受け、

MPEG2-TS Converter のスケジューリングを行う Service Manager を設置する。また、

Service Managerは、視聴者側に、今後MPEG2-TS Converterを通じて届けられるコン テンツの一覧を表示するEPG機能を備え、複数あるコンテンツの内容を効率的に知るこ とが可能となる。

多重化されたストリームを直接視聴者側へ届けるためには、広い帯域幅が必要となるの で、一旦ストリームを受信し、一本分のストリームに分けて視聴者まで配信するContents

Selectorを設置する。このノードは、地理的に密集しているユーザーグループに対して一

台配置され、MPEG2-TS Converter からマルチキャストで配信されたストリームを受信 する。これらのノードの詳細と、具体的な実現方法、さらに実システムに適用した場合の システムの有効性について検証した。

考察では、従来の手法において問題となっていた、視聴者側のコンテンツ切り替えによ るシグナリングメッセージの発生が提案手法では全く発生しないため、通信網に負荷をか けること無く収容可能なユーザー数を増やすことが可能であることを示した。

また提案手法を拡張することで、通信網、コンテンツ提供サーバーへの負荷を抑えなが ら、オンデマンド型に近いサービスを提供可能であることを示し、提案手法が今後の通信 網を利用したサービス提供に効果的であることを示した。

参照

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