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第6節 応急対応体制の整備 浦安市地域防災計画(震災編)|浦安市公式サイト

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Academic year: 2018

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(1)

第2章 災害予防計画

第6節 応急対応体制の整備

第1 医療救護

●対策項目と公助の担当機関

●自助・共助の役割

市民

・最低でも3日分、可能な限り1週間分程度の飲料水(1人1日3リット ル)、食料等を備蓄する。

・応急手当方法を習得する。 ・常備薬等を確保する。

・ペット用の食料、飲料水、ケージ等を備蓄する。

事業所 ・最低でも3日分、可能な限り1週間分程度の飲料水(1人1日3リットル)、食料等を備蓄する。

自治会自主防 災組織等

・応急手当方法を習得する。 ・仮設トイレ、資機材を備蓄する。

・自主防犯活動組織を結成し、危険箇所等を把握する。

災害時には建物被害等により、一度に多くの傷病者が発生することが予想される。

これらの傷病者に対して、浦安市医師会、浦安市歯科医師会、浦安市薬剤師会、各病

院のほか、千葉県助産師会などとも連携して、応急医療救護体制の強化を図る。

また、平時から地域の関係機関が災害医療対策について協議する場として、浦安市

災害医療対策会議を設置し、災害時の行動マニュアル作りや、千葉県の災害医療本部

内に設置されるDMAT調整本部へのDMATの派遣要請の体制づくりなどを進めて

いく。

さらに、人工透析等の慢性疾患患者に対応することができる体制づくりを進めてい

く。

項  目 担  当 関係機関

第1 医療救護 健康福祉部 浦安市医師会、浦安市歯科医師会、浦安市 薬剤師会、順天堂大学医学部附属浦安病院、 東京ベイ・浦安市川医療センター、浦安中 央病院、浦安病院、千葉県接骨師会市川浦 安支部、千葉県助産師会、浦安市赤十字奉 仕団

第2 防犯対策 市民経済部 浦安警察署、浦安市防犯協会 第3 学校・避難所対策 教育総務部、生

涯学習部

第4 給水・物資供給 総務部、財務部 県水道局 第5 防疫・清掃・環境対

  策 都市環境部 市川浦安地域獣医師会 第6 緊急輸送 総務部、財務部

第7 建築物対策 都市整備部、財 務部

第 8 災害ボランティア活

(2)

救護所の設置と医療救護班の派遣、傷病者の搬送等について、浦安市医師会、浦

安市歯科医師会、浦安市薬剤師会、千葉県接骨師会市川浦安支部、千葉県助産師会、

病院等と協議をしながら、浦安市災害医療対策会議において医師の動員、設置に必

要な資機材の種類等、計画を具体化する。

浦安市防犯協会は、浦安警察署及び自治会自主防災組織等と連携し、災害時にも

防犯活動が実施できる体制を整備する。

また、日頃から災害時に危険箇所となり得る場所を把握する。

市は、健康センターの備蓄医薬品のほか、多数の傷病者に対応できるよう浦安市

薬剤師会と協定を締結し、医薬品の供給が受けられるように備えるものとする。

市は、浦安警察署や浦安市防犯協会などの関係機関と連携して、自治会等の防犯

支部長や関係者に対し、定期的に防犯に関する研修を行い、防犯意識の高揚を図る。 市民及び自治会自主防災組織は、負傷者の応急手当ができるように救命講習等に

参加し習得を図る。

市は、在宅の慢性疾患患者数を把握し、災害時の対応について検討する。

また、傷病者のいる家庭では、医薬品や予備電源等の必要な機器等を確保し、災

害時に備えるものとする。

1. 医療救護計画の具体化 

1. 自主防犯パトロール体制 

1. 避難所開設・運営の協力体制構築 

2. 医薬品の確保 

2. リーダーへの指導 

4. 応急手当の習得 

3. 慢性疾患患者への対応 

第2 防犯対策

第3 学校・避難所対策

避 難 所 を 開 設 し 運 営 す る 場 合 に は、 自 治 会 自 主 防 災 組 織 等 の 地 域 コ ミ ュ ニ テ ィ

が主体となって、教職員、市職員等と連携して行えるよう、あらかじめ協力体制を

構築する。

(1) 避難所開設・運営訓練の実施

自治会自主防災組織、教職員等は、避難所の開設・運営が迅速かつ効果的に行

えるように、連携して避難訓練等を実施する。

(3)

第2章 災害予防計画

(2) 避難所開設・運営マニュアルの作成

自治会自主防災組織等は、避難所ごとの避難所開設・運営マニュアルを作成す

る。作成にあたっては、高齢者や障がい者、乳幼児などに配慮するとともに、男

女双方の視点に配慮した運営になるように留意する。

市は、作成のための基準や方向性を示すなど支援する。

2. 学校等の行動計画の作成 

2. 食料供給体制 

1. 給水体制 

(1) 行動計画の作成

保育園、幼稚園、小・中学校、青少年施設、福祉施設等の管理者は、災害時に

おける園児・児童・生徒・利用者等への対応、保護者・関係機関との連絡方法、

職員の非常体制、応急教育の方法、避難所との関係等を定めた行動計画や防災マ

ニュアルの作成・見直しを行う。

(2) 資機材等の備蓄

市は、保育園、幼稚園、小・中学校、青少年施設、福祉施設等に情報端末や防

災用具の備蓄の整備を図る。

市 は、 広 域 災 害 を 考 慮 し て 市 内 業 者 以 外 の 遠 隔 地 の 事 業 者 と 食 料 等 の 供 給 に 関 市 が 行 う 飲 料 水 の 備 蓄 は、 千 葉 県 に よ る「 災 害 時 の 緊 急 物 質 等 に 係 る 備 蓄・ 物

流の基本指針」に基づいて3日間とする。4日目以降は、県水道局や自衛隊による

応急給水を行うことを想定する。

(1) 受水槽緊急遮断装置設置補助事業

市は、地震直後の飲料水を確保し、地域の自治会自主防災組織による自主的な

給水ができるよう、新設の公共施設に緊急遮断装置を設置する他、集合住宅の受

水槽の緊急遮断装置の設置を支援する。

(2) 井戸水の採水設備の整備

市は給水活動を補完するため、井戸水の採水設備を整備する。

(3) ペットボトル水の備蓄

乳幼児や帰宅困難者の給水補完対策としてペットボトル水を備蓄する。

(4) 応急給水の連携体制の構築

市は、給水活動に関して、自治体間の相互応援協定や飲料メーカーとの協定締

結を推進する。

(5) 給水訓練の実施

市は、職員(避難所直行職員を含む)、自治会自主防災組織及び県水道局職員

等の参加による、小中学校その他公共施設の受水槽における給水訓練を実施する。

(6) 県水道局との連携

(4)

3. 備蓄の推進 

(1) 行政の備蓄

市は、家庭内備蓄を持ち出すことができない避難者用として食料及び飲料水の

確保を行う。

(2) 家庭内備蓄等

市民及び事業所は、家族、従業員の最低でも3日分、可能な限り1週間分程度

の飲料水及び食料備蓄を行う。

特に、高齢者、障がい者、乳幼児等の家族がいる場合は、必要とする介護用具、

医薬品、粉ミルク、哺乳瓶等、食物アレルギーをもつ家族がいる場合は、それに

適した食料の備蓄を行うものとする。

ペットを飼養している場合は、ペットのための防災用具及び餌を備蓄する。

(1) 簡易トイレ等の備蓄

市は、仮設トイレを備蓄するが、市民は各家庭で使用可能な便袋等の備蓄を行

う。

市が行う災害非常用トイレの備蓄については、公園、学校等の災害時対応の可

能性の検討や、レンタルトイレの確保等と整合を図りながら、全体の対策の中で

自宅トイレが使用できない者を対象として確保する。

■備蓄目標の考え方

○飲料水

公共施設の緊急遮断装置付きの受水槽等により3日分以上の飲料水を確 保する。

○食料

・建物被害による避難者 29,825 人を対象とする。(家庭内備蓄を取り出 すことができないため)

・食料は1日2食とし、3日分を備蓄する。 29,825 人×2食×3日= 178,950 食

・帰宅困難者 53,240 食(2食分)や家庭内備蓄を持ち出せない市民への 予備分を含め、24 万食程度を備蓄する。

家庭 飲料水・食料等を最低でも3日分、可能な限り1週間分程度

事業所 従業員、利用者の飲料水・食料等を最低でも3日分、可能な限り1週間分程度

1. トイレ対策 

第5 防疫・清掃・環境対策

水洗化率が 100%に近い浦安市では、地震による断水により水洗トイレが使用で

きなくなるため、仮設トイレ等による衛生管理は重要な問題である。また、倒壊家屋

のがれきやごみ集積場における病害虫発生等による衛生状態の悪化のため、感染症の

流行への対策が必要となる。

また、避難者が所有するペットについては、自己管理を徹底するよう啓発し、防疫・

(5)

第2章 災害予防計画

(2) 仮設トイレ・収集車両の確保

市は、仮設トイレのレンタル及び設置、し尿収集車両が確保できるように業者

と協定等を締結する。

(3) マンホール型のトイレの整備

市は、便槽型及び下水道直結型の災害用マンホールトイレの整備を検討する。

(4) 学校、公園トイレの災害時対応

市は、避難所となる学校や公園のトイレについて、組立式トイレの備蓄ととも

に貯留式トイレ及び自己完結型トイレの新設又は既設トイレの改修等を検討し、

整備する。

(1) 仮置き場の設置

市は、仮置き場を速やかに設置できるよう、候補地を検討する。

(2) ガイドライン等の作成

市は、仮置き場への分別・排出方法に関するガイドライン及び災害廃棄物の分

別表を作成し、自治会自主防災組織等に配布する。

また、自治会の環境部門の役員や廃棄物減量等推進員を通じて、市と自治会自

主防災組織との協力体制を構築する。

(3) 処理計画の作成

市は、災害廃棄物の予測を見直すとともに、クリーンセンターごみ処理施設が

稼働不能となった場合の代替施設の確保等を検討し、処理計画を作成する。

(4) 収集処理業者との協定締結

市は、災害時のごみの収集・運搬業者、医療廃棄物の収集・運搬・廃棄をする

業者と協定等を締結する。

また、救護所や病院、避難所における応急医療活動のために、医療廃棄物回収

容器を備蓄することも必要である。

(1) ペットの自己管理の啓発

ペットの所有者は、普段からペット用のケージ、食料、飲料水等を家庭で備蓄

し、ペット同行避難の際には、自己管理を行えるようにする。

市は、地震発生時の取扱について理解されるようチラシ等を作成して、配布す

る等の啓発活動を行う。

(2) ペット用資機材等の確保

市は、避難所において所有者が自己管理できずに問題化することを防ぐため、

収容用のケージやサークル等の資機材を備蓄する。

(3) 獣医師会等との協定締結

市は、ペットの救護について支援を要請するため、千葉県獣医師会市川浦安支

部と協定を締結しているが、ペット用医薬品や医療器具についても供給を受けら

れるよう千葉県獣医師会市川浦安支部と協議の上、薬品会社等と協定を締結する。

2. 廃棄物処理対策 

(6)

1. 輸送車両の確保 

1. 応急危険度判定体制 

第6 緊急輸送

第7 建築物対策

被災者に供給する食料や物資の輸送のため、車両の確保や物資の受け入れ所等の確

保を行う。

余震等による二次災害の防止のための応急危険度判定や、被災者の速やかな生活再

建を促すため、家屋被害調査・り災証明発行、仮設住宅供給等ができるように対策を

推進する。

市は、市有車両について災害時の緊急通行車両の確認審査を省略し、速やかに通

行車両の標章と確認証明書が受けられるように、公安委員会に事前届出を行い、届

出済証の交付を受ける。

市は、救援物資の受け入れ所として、公共施設を指定しているが、大量の物資が

集積する場合を想定して、新たな候補地を確保する。

市は、緊急時の物資等の輸送を行うため、運送事業者と輸送について協定を締結

する。

3. 緊急通行車両の事前届出 

2. 救援物資受け入れ所の確保 

2. 家屋被害調査・り災証明発行体制 

(1) 資機材の整備

市は、応急危険度判定を地震直後から迅速に行う必要があるため、必要な資機

材を整備する。

(2) 判定要員の育成

市は、地震直後から迅速に判定が実施できるよう、応急危険度判定コーディネ

ーターの育成や職員を県による講習会に参加させ、資格を取得させる等の育成を

図る。

(1) 家屋被害調査体制の構築

市は、家屋の被害調査のために「調査表」「調査フロー」等を作成し、全棟調

査ができるような体制を構築する。

(2) り災証明発行体制の構築

市は、り災証明書の発行が迅速にできるよう、り災証明発行マニュアルを作成

(7)

第2章 災害予防計画

3. 応急仮設住宅供給体制 

(1) (仮称)応急仮設住宅入居者選考協議会設置の検討

市は、応急仮設住宅への入居者選考のため、協議会の委員や入居に際してのル

ールを検討して定めておく。

(2) 近隣自治体との連携

液状化被害によって市内で仮設住宅が設置できないことが想定されるため、市

は、近隣の自治体との連携を検討する。

1. 災害ボランティアコーディネーター等の養成 

第8 災害ボランティア活動対策

災害時におけるボランティア活動は、被災者支援や災害対策において重要な役割を

果たすものであり、災害が発生した際には、全国から本市に多くのボランティアが駆

けつけることが予想される。

市は、災害時において、災害ボランティアセンターの運営及び被災地の復旧、被災

者支援のためのボランティア活動が迅速かつ効果的に行えるよう、常設型の災害ボラ

ンティアセンターを社会福祉協議会内に設置し、平常時より災害ボランティアの養成、

訓練等の実施、情報発信を行うなど、ボランティア活動のための対策を推進する。

災害時における災害ボランティアセンターの運営やボランティアが現地での復旧

活動を行うために必要な資機材を整備・管理する。

災害時を想定し、災害ボランティアセンター運営本部立上げ訓練(災害時体制へ

の移行訓練)及び運営訓練を実施する。

災 害 時 に お け る 災 害 ボ ラ ン テ ィ ア セ ン タ ー の 運 営 に お い て は、 関 係 機 関 や 団 体、

地域の協力は欠かせないものであるため、平常時より関係機関や団体、地域との連

携や協力体制づくりを推進する。

災害時において、災害ボランティアセンターの運営スタッフとして指導的な役割

を担う災害ボランティアコーディネーターや主に被災した現場での復旧活動を行う

災害ボランティアを養成するための講座を実施する。

また、必要に応じて千葉県、千葉県社会福祉協議会、日本赤十字社千葉県支部等

が開催する災害ボランティアに関係する講習会、研修会等に講座受講者等を派遣す

る。

3. 資機材の整備・管理 

2. 災害時を想定したセンター運営訓練の実施 

(8)

災害が発生し、市が、災害ボランティアセンターの災害時体制への移行が必要と

判断した場合は、災害ボランティアセンターに対し、災害時体制への移行を要請する。

災害ボランティアセンターは、市からの要請を受けた場合は直ちに災害時体制へ移

行し、ボランティアの募集、受付、オリエンテーション、派遣などのセンター運営

を開始する。災害発生後には、全国から多くのボランティアが駆けつけることが予

想される。ボランティアは、被災者支援や災害対策において重要な役割を果たすも

のである。

そこで、市は、ボランティアの活動を支援するため社会福祉協議会やボランティ

ア団体と連携して、活動支援の体制づくりを推進する。

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