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ハラスメント相談窓口の周知徹底 自然災害発生時の対応協議など 危機管理体制の整備に取り組んでおります 4 食育ネットの開設本学園の教育上の大きな特色は 食と医療の融合 にあります この 単なる 食 にとどまらない本学園の活動を幅広く広報し 食育の大切さを理解していただく手段として食育ホームページ 夢

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Academic year: 2021

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2.平成24年度の事業報告

1)事業の背景と概要

本学園はトップエリート教育体系校(高等学校、中学校、小学校)とプロフ ェッショナル教育体系校(大学、専門学校)のふたつの教育体系を擁する総合学 園として、建学の精神(「学識と技術の錬磨」、「報恩の精神」、「不撓不屈の精神」) に則って次代を担うリーダーの育成を使命とし、諸事業を展開してまいりました。 また、真に社会に認められる人材とは、“高度な知識や技術の習得ばかりでは なく、豊かな人間性を身につけていることが不可欠である”との基本理念のもと、 ホスピタリティ教育を基盤とした人材育成に取り組んでおります。 少子化の進行に伴い私立学校の経営環境は一段と厳しさを増しておりますが、 平成 28 年(2016 年)の学園創立 50 周年に向け、新たな時代に対応していくた めの学園再構築や記念事業の検討に着手するなど、更に魅力ある学園づくりに取 り組んでまいります。

2)部門別の諸活動報告

(1) 法人本部 ①記念事業について 本学園は平成 23 年度に学園創立 45 周年を迎え、各種記念行事を実施して まいりましたが、平成 24 年度にはその締めくくりとして 6 月に小菅正夫先生 (北海道大学客員教授・旭山動物園前園長)をお招きして狭山市市民会館で の記念講演会(狭山市教育委員会後援)を開催いたしました。 なお、創立 45 周年の一連の記念行事は本講演会をもって終了し、平成 28 年(2016 年)の学園創立 50 周年に向けた諸事業に対する寄付金募集を含め、 新たな取り組みを開始しております。 ②学園研修体制の確立について 私学の経営環境が厳しさを増す中、全教職員が建学の精神に基づく諸認識 を共有化するため、学園全体の横断的な研修体制の確立をめざしております。 平成 24 年度も5月に弁護士を講師として“インターネットにかかわる危 機管理研修”を実施したほか、6月の創立記念日と新年には学園の教育理念 を題材とした全教職員向けの研修を、8月には松下政経塾にて「日本一の学 校づくり」をテーマとした夏季の教職員合宿研修を実施いたしました。また、 マスコミで取り上げられた体罰やいじめの問題等についても、その時々のテ ーマに沿った階層別研修を実施し、厳しい環境に立ち向かうための情報共有 と一体感醸成に努めてまいりました。 ③危機管理対策について 「危機管理規程」に基づく学園の危機管理委員会では、“外部からの不審 者侵入への安全対策”に関する各校の取り組みについて協議したほか、セク ハラ相談員を対象としたハラスメント防止研修の実施や学園外に設置した

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ハラスメント相談窓口の周知徹底、自然災害発生時の対応協議など、危機管 理体制の整備に取り組んでおります。 ④食育ネットの開設 本学園の教育上の大きな特色は「食と医療の融合」にあります。この、単 なる「食」にとどまらない本学園の活動を幅広く広報し、食育の大切さを理 解していただく手段として食育ホームページ「夢を叶える健康・食育ラボ」 (http://kenko-shokuiku.jp/)を開設いたしました。「食と医療」のプロフ ェッショナルを養成する専門学校からの情報を中心に、各校の「食育」に関 する情報を掲載していく予定です。 ⑤学園ハンドベルコンサート 本学園の教育活動の一端を地元の皆様に知っていただくことを目的とし て毎年実施している学園ハンドベルクリスマスコンサート(第 10 回目)を 平成 24 年 12 月に所沢市市民文化センターにて開催いたしました。日本盲導 犬協会のご協力により、盲導犬育成チャリティ募金と組み合わせたコンサー トとしておりますが、参加した児童、生徒、学生は豊かな心を育てるととも に、目の不自由な方への理解を深めることができ、本学園のホスピタリティ 教育の観点からも意義深い催しとなっております。なお、本コンサートは地 元の教育委員会やマスコミ各社のご後援をいただき、周辺地域からも多くの 皆様にご来場いただいて盛況裏に終了することができました。 (2) 西武文理大学 ①PBL(Project-based Learning:課題解決型学習) 本学では講義中心の従来型の座学ばかりではなく、産学連携による具体的 な学習課題への取り組み過程で様々なことを学ぶ“体験型の授業”に取り組 んでおります。具体例としては埼玉西武ライオンズや東京国際映画祭へのイ ンターンシップ参加、大宮アルディージャとのコラボレーションによる小学 校低学年向けのサッカースクール・サッカー大会の企画・運営、学生プロデ ュースによる本物の結婚式などの体験を通じて課題の発見とその解決能力、 実行力、統率力などを高め、社会を生き抜く力を身につけた実践的な人材育 成を進めてまいりました。 ②ブライダル“絆”プロジェクト 2012 PBLの一環として実施している“本物の結婚式のプロデュース”では、 東北の方々のお役に立ちたいとの学生の提案を受けて、東日本大震災で結婚 式を挙げることができなかった東北地方の方々からご応募いただく企画に 取り組み、平成 24 年 3 月にはハワイで、5 月・6 月には本学キャンパスでの 挙式を執り行いました。この3組のカップルの結婚式のプロデュースでは、 失敗の許されない緊張感を乗り越えて新郎新婦やご両親をはじめ関係者の 皆様からの感謝の声をいただいたことで、参画した学生にとっても様々な学 びを得る貴重な経験となりました。

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③看護学部第一期生卒業 看護学部は完成年度を迎え、平成 25 年 3 月に第一期生を社会に送り出しま した。なお、看護師国家試験合格率は 93.4%、保健師国家試験合格率は 94.7% でした。 本学では看護学部を開設して以来、ホスピタリティ精神に基づく豊かな人 間性を培うことを基本に、確かな知識や技術とともに“人のいのち”に対す る豊かな感性と人間愛を備えた看護師を養成することを目標としてまいりま した。4年間の教育実績を踏まえ、学生には看護の理論や知識と併せて「患 者第一主義」の大切さを伝えてまいります。 ④学習・キャリア支援センターの運営継続 平成 21 年度の文部科学省の補助金事業である、「教育の質を担保する学 習・キャリア支援センターの設立と運営」につきましては 3 年間の補助期間 を終了いたしましたが、リメディアル教育(補習教育)や就職実績の向上な ど、多様化する入学者の学力向上への取り組みを通じた“教育の質の保証と 学生のキャリア形成支援を図る試み”に対する学生からの評価は高く、本学 の事業として引き続き運営していくことといたしました。 ⑤社会活動 ・狭山市などとの共催でキャンパス周辺地域の皆様を対象として、本学が会 場提供と講師派遣を行う健康福祉などの講座を開催 ・看護学部生による地域の高齢者行事での健康相談実施(血圧測定など) ・ボランティア支援窓口の開設により、地元での学生のボランティア活動参 画をサポート ・東北復興支援を目的とした、スタディーツアー(現地活動としては2回目 実施、学園祭等での物産販売(売上金は全額寄付)、学生の企画運営による チャリティコンサート等をサポート などをはじめ、ホスピタリティ精神に根差した様々な社会活動に取り組んで まいりました。 ⑥施設・設備関係 大学1号館の校舎外壁レンガタイルの剥落防止工事につきましては平成 23 年度から 3 年計画で取り組んでおりますが、平成 24 年度工事については 予定通り終了いたしました。また、経年劣化した教育設備についても順次更 新を進め、教育環境の整備を進めております。 (3) 西武学園文理中学校・高等学校 ①中学棟増築 中学生の個別指導スペースやグループ学習スペースの確保、あるいは複数 クラス合同の授業展開など教育効果の高い授業を進めるために中学棟の増 築を行い、予定通り平成 25 年 3 月に完成いたしました。 増築棟には、ふだんは大学受験を目指す合格学習室として利用できる多目

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的スペースを設け、生徒の学習時間の確保に大きな効果があるものと期待し ております。 また、“バリアフリー対応のトイレ”をはじめ、トイレの新設・改修やエ レベータの新設なども行いました。 ②「西武文理 川越 INNOVATION センター」オープン 平成 24 年 5 月、合格学習室「西武文理 川越 INNOVATION センター」を開 設いたしました。同センターは東武・JR川越駅西口から徒歩3分という便 利な場所に立地し、交通の便が良いことから夜 10 時まで開館しております。 利用者が真剣に学習に取り組む雰囲気が評判になって利用者は急増して おり、学習ブースを増設したほか、秋からは週 1 回の英語ゼミと進路相談を 開始するなど、難関大学合格を目指すキャンパスとしての機能充実も進めて おります。 なお、平成 25 年 3 月の卒業生の進学実績では、“本センター利用者の難関 大学合格率が高い”とのデータが出ておりますので、他エリアへの展開も検 討課題としてまいります。 ③大学受験ゼミの充実(通年、夏季、冬季、直前、春季の各ゼミ) 学力向上のための企画である大学受験ゼミのうち、特に夏季ゼミでは、教 科・科目の単元別・レベル別の 259 講座に延べ 5,000 名が参加して受験に向 け真剣な取り組みを行いました。また、高校3年生を対象とした夏の勉強合 宿では東京大学進学者をはじめとした多くの卒業生がチューターとして参 加し、受験相談や学生生活の情報提供など充実した合宿となりました。 ④社会活動 平成 24 年 9 月の文理祭では、東日本大震災での原子力発電所事故の影響 による農産物の風評被害に対する取り組みとして昨年に引き続き生徒が自 主的に福島県産農産物の販売を企画し、約 50 ㎏の野菜が約 30 分で完売する 好評ぶりで、テレビ局や新聞社からも多数取材に来ていただきました。 また、ふだんお世話になっている地元への感謝を込め、校訓である「奉仕」 の心をあらわすため、年に数回(24 年度は 2 回)、学校から最寄りの西武新 宿線新狭山駅までの道路清掃をクラブ委員会が中心となって実施しており、 毎回 400 名近い生徒が参加しております。 ⑤特別講演会 「エリート先端科学講座」の一環として平成 24 年 10 月 29 日~11 月 1 日 を「知的刺激週間」と銘打ち、科学・文化・教育などのトップレベルの特別 ゲストをお招きしての講演会を実施いたしました。 また、本校が推進する「ノーベル賞教育」として、著名大学の医学部長や ノーベル賞を受賞された小柴昌俊先生(公益財団法人 平成基礎科学財団 理 事長)による特別講演を実施するなど生徒の知的好奇心を高める企画にも注 力してまいりました。

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(4) 西武学園文理小学校 ①東大教育について 本校の教育方針の柱である英語教育・国際教育に加え、小学生のうちか ら東京大学の学びに触れて、“常に高い志を持った人材”を育成することを 目的として各学年に見合った東大教育に取り組んでまいりました。 具体的には、5月の五月祭は各家庭で保護者同伴による見学を推奨、6 月には4年生が本郷キャンパスツアー、駒場リサーチキャンパス研究公開を 見学体験、10 月には2年生が田無東京大学農場を訪問いたしました。 また、11 月には5年生が駒場祭を訪れ、文理高校出身の東大生の協力を 得てのキャンパスツアーを実施、この文理小児童の熱心さは東京大学新聞で も紹介されました。 (5) 専門学校 ①国家試験への取り組み 専門学校各校では“ホスピタリティスピリットに満ちた食と医療のスペ シャリスト育成”に取り組んでおりますが、平成 25 年 3 月の卒業生の国家 試験合格率は義肢装具学科で 90.5%(全国平均 86%)、言語聴覚学科で 89.5%(同 68.1%)、臨床検査技師科で 91.7%(同 77.2%)と全国水準を 大きく上回る優秀な成績を残し、就職率 100%を継続しております。 ②地元との密着 各校とも文化祭等を通じて地元の皆様にそれぞれの活動をお伝えしてお りますが、特に栄養士・調理師科では地産地消など地元農産物のアピールに 協力し、市の広報誌でも広くその活動を紹介していただいております。 以 上

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