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又は法人が死亡又は消滅している場合の現所有者に係る情報は 所有者が提出する現所有者申告書等により把握する 入手した新規の納税義務者及び異動情報については 各市税事務所の職員が端末機により随時入力し 固定資産税 ( 土地 家屋 ) システムで管理する 2 土地台帳及び家屋台帳情報の管理 ( 随時 )

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65 (2)固定資産税・都市計画税課税の組織体制 固定資産税の賦課業務は、各市税事務所の土地、家屋及び償却資産グ ループがそれぞれ担当している。なお、2014 年 6 月から各市税事務所の償 却資産税グループは船場法人市税事務所へ集約されている。 各市税事務所の体制は下記のとおりである(所長、課長、課長代理、再 任用職員、嘱託職員を除く)。 【固定資産税に関する各市税事務所の体制】 (出所:市提供資料より監査人作成) また、このほか、財政局税務部課税課固定資産税グループ(42 人(平成 25 年 5 月 1 日時点))が固定資産税の賦課・評価事務の調査及び企画に関 する業務を担当している。 (3)課税事務の流れ 固定資産税(土地・家屋)に係る 1 年間の事務の流れは以下のとおりで ある。 1.土地及び家屋の課税事務概要 固定資産税(土地・家屋)事務は、法務局からの通知等に基づく課税客 体の把握、納税義務者情報の把握、異動物件の実地調査、評価内容の確 認・修正等によって課税情報を把握し、評価計算及び税額計算を行って、 適正な賦課事務を行うという流れとなっている。 課税情報については、税務事務システム内の固定資産税(土地・家屋) システムにより情報管理を行っている。 ① 納税義務者情報の管理(随時) 納税義務者に関する情報は多岐にわたる。所有権の移転等、登記内容の 変更に係る情報は法務局から定期的に入手する登記済通知書や登記申請書 で確認している。また、賦課期日に納税義務者として登録されている個人 土地 家屋 償却資産 合計 梅田 12 31 4 47 京橋 12 21 2 35 弁天町 8 21 6 35 なんば 12 32 5 49 あべの 23 39 5 67 合計 67 144 22 233 担当者数(人) 平成25年5月1日時点 市税事務所 区分

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66 又は法人が死亡又は消滅している場合の現所有者に係る情報は、所有者が 提出する現所有者申告書等により把握する。入手した新規の納税義務者及 び異動情報については、各市税事務所の職員が端末機により随時入力し、 固定資産税(土地・家屋)システムで管理する。 ② 土地台帳及び家屋台帳情報の管理(随時) 法務局から入手した登記済通知書や登記申請書、所有者から入手する現 所有者申告書、及び市職員による実地調査により把握した課税客体の所有 者情報及び物件情報については、各市税事務所の職員が端末機により随時 入力し、履歴を含めシステムで管理する。また、納税義務者の資産内容や 課税状況については、必要に応じて端末機から照会を行う。 ③ 評価情報の管理(随時) 上記②に基づき把握した課税客体の評価情報及び住宅用地情報等につい ては、必要があれば実地調査等により評価に必要な情報を収集する。 土地の実地調査では、市税事務所の職員が土地面積の計測等を行い、評 価に必要な土地の形状・地積等の情報を収集して、システムに入力するた めの「土地入力整理票」を作成する。 家屋の実地調査では、原則として家屋に立ち入り、家屋調査図面や家屋 見取図を作成するとともに床面積・用途・構造・建築年等の情報を確認し て、固定資産評価基準に基づき部分別評価ないし比準評価の方法により再 建築費価格を算出する。部分別評価では用途・構造ごとに定められた標準 評点数を各部分別に算出後集計し評価する。比準評価では、標準家屋とす る一般的な家屋と比準家屋(評価対象の家屋)とを比較し、仕上げ資材や 設備等の差を標準家屋の評価に加減算することで、比準家屋を評価する。 これらの方法により家屋の評価結果を計算し、システムに入力するため の「家屋入力整理票」を作成する。 「土地入力整理票」「家屋入力整理票」に基づき、市税事務所の職員が端 末機により随時入力し、評価額・課税標準額等の価格情報を算出の上、履 歴も含めシステムで管理する。 ④ 当初定期処理(毎年 2 月頃) 上記処理後の土地及び家屋の課税内容を名寄せし、固定資産税、都市計 画税の税額計算等を行い、バッチ処理により土地・家屋の評価計算書、納 税通知書、課税資産の明細等を作成し、課税台帳の縦覧、当初課税を行う。

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67 ⑤ 納税通知書の発送(毎年 4 月) 納税通知書を納税義務者へ送付する。宛先不明等の理由で市税事務所へ 返送された納税通知書については、住民基本台帳等の情報をもとに再度発 送する等の対応を行う。 ⑥ 異動処理(随時) 当初処理以降に発生した台帳異動、評価異動、減免等の情報については 各市税事務所の職員が端末機により随時入力し、税額変更決議書及び税額 変更通知書等の出力について、納期毎のバッチ処理又は端末機により随時 に処理する。 【固定資産税(土地及び家屋)の課税事務のスケジュール】 (出所:市提供資料より監査人加工) 4月 ・納税通知書発送 5月 6月 ▽2期処理 7月 ・2期分納税通知書発送 ・2期納期 8月 9月 10月 11月 ▽3期処理 12月 ・3期分納税通知書発送 ・3期納期 1月 ▽4期処理 ・賦課期日 2月 ・4期分納税通知書発送 ・4期納期 ▽当初定期処理 3月 4月 ・納税通知書発送 ・土地・家屋価格等縦覧帳簿の縦覧(4/1~) ・1期納期 実 地 調 査

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68 2.課税の網羅性及び計算の正確性確保のための仕組(土地・家屋) 土地及び家屋に係る固定資産税の課税の網羅性及び課税金額の正確性確 保のため、市は下記のとおりの仕組を構築している。 No. リスクの内容 市の仕組 1 所有権の異動等 の情報が、適時 適切に課税台帳 に反映されない リスク 登記物件については、各市税事務所担当者が法務 局から「登記済通知書」を入手して、土地や家屋 の権利異動等(名義変更、分筆、合筆、地積更正 等)の状況を把握する。 未登記物件については、市都市計画局から提供さ れる建築確認申請の情報や現地調査の情報に基づ き、新築・増築物件の状況を把握する。 2 土地の現況が適 切に課税台帳に 反映されないリ スク 賦課期日である毎年1月1日現在の状況を把握す るため、年末年始にかけて地目の変更が行われて いないかの確認(市では年末年始調査という。)を 行う。 各市税事務所の職員には担当区域があり、年末年 始調査は職員がそれぞれの担当区域に赴いて網羅 的に調査する。 3 家屋の現況が適 切に課税台帳に 反映されないリ スク 土地の担当者とともに年末年始調査を行い、家屋 の滅失状況及び新築家屋の完成・未完成の確認を 行う。 道路に面していない部分における家屋の増築は、 年末年始調査による確認が困難であるため、航空 写真を利用した経年異動判読業務を行う。 4 土地・家屋の評 価が現況に応じ て適切に行われ ないリスク 土地の測量や家屋の評価は 2 人体制で現地へ赴い て行われる。評価の結果及び固定資産税(土地・ 家屋)システムへの登録もダブルチェックが行わ れる。 5 必要事項の入力 ミス等により課 税計算が正しく 行われないリス ク 現地調査の結果をシステムに入力し、システムか ら出力された「土地入力整理票」や「家屋入力整 理票」と現地調査の結果を突合して、入力チェッ クを行う。また、エラーリストによりデータベー ス間の不整合を確認する。 土地や家屋の課税に必要な情報の正確性につい て、固定資産税の課税事務では固定資産税(土 地・家屋)システムを使用しており、税額は当該 システムにより自動計算を行っている。

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69 No. リスクの内容 市の仕組 6 税法の改正等が あった場合に、 それを正しく課 税のためのシス テムに反映され ないリスク 固定資産税の税制改正が行われた場合、毎年 12 月 頃に発表される税制改正大綱をもとに職員とシス テム保守業者がそれぞれにシステム改修の必要箇 所を確認し、適時に打ち合わせ、改修を行ってい る。その後、システム保守業者によるテスト及び 職員によるテストにより税額計算の結果を確認す る。 3.償却資産の課税事務概要 償却資産に係る固定資産税は土地・家屋同様、納税額を市が決定して納 税者に通知する賦課課税制度が採用されている。しかし、償却資産は土 地・家屋のように外観からはその保有状況の把握が困難なケースが多く、 また不動産登記制度がないこと等により、課税者である市が償却資産を特 定し、納税者に通知することは困難である。よって、償却資産の所有者に 申告義務を課し(地方税法第 383 条)、当該申告情報に基づき税額計算を 行っている。 償却資産に係る固定資産税の納税義務者の把握(調査事務)は、通期で 行われている(下記①)。 また、償却資産に係る固定資産税の課税事務の処理は、納税義務者への 申告書の送付・申告書の受付、申告内容の調査、点検等によって正確な課 税情報を把握し、適正な賦課事務を行うという流れとなっている。課税情 報は固定資産税(償却資産)システムにより情報管理を行い、データを一 括して処理するバッチ処理と端末機による入力処理により情報処理を行っ ている(下記②・③)。 ① 納税者情報の把握(通期) 納税義務者からの申告や、法人等市民税システムから定期的に出力され る償却資産課税参考資料、保健所へ提出された新規開業届の情報、実地調 査、家屋担当者との連携等により新規の納税義務者及び従前からの納税義 務者の異動状況を把握する。 ② 申告書等の送付及び受付・点検(12 月から 1 月) システムのデータベースに存在する納税義務者について、償却資産申告 書を送付する。その後、納税義務者から提出された償却資産申告書を受理 し、記載の不備や前年度までの申告内容との不整合等がある場合は、納税 義務者に電話等で照会し、記載内容を確認の上、申告書を修正するか、必

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70 要があれば再提出を求める。申告内容が適正であるかどうかの点検は、過 去の申告との整合性確認のほか、実地調査で得た情報、端末機によるデー タとの整合性確認等を行う。 ③ 償却資産の評価及び税額の計算(1 月から 3 月) 償却資産申告書等の内容に誤りがないことを確かめ、システムに入力す ると取得価額・耐用年数等から賦課期日時点の各償却資産の評価(課税標 準額)が及び税額が自動計算される。 【固定資産税(償却資産)の課税事務のスケジュール】 (出所:市提供資料より監査人加工) 11月  ◆申告準備処理 12月  ◆申告書発送 1月 ◆年度切替処理 2月 3月 4月  ◆納税通知書発送  ◆1期納期 5月  ◆税制改正分特例入力及び配分入力  ◆概要調書作成処理 6月  ◆期別各種集計処理 7月  ◆2期納期 8月 9月 10月 11月 12月  ◆3期納期 1月 2月  ◆4期納期 3月 実 地 調 査 ・ 帳 簿 調 査 ・ 国 税 資 料 閲 覧 申告書受付 当初処理 納 税 義 務 者 の 把 握

参照

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