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平成24年、秋、日本の予防接種はこのように変わります

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(1)

平成24年、秋、

日本の予防接種はこのように

変わります

下関市立市民病院 小児科

河野 祥二

平成24年度 山口県小児保健研究会 第72回 山口県小児科医会学術講演会 市民公開講座 平成24年10月28日(日) 山口県総合保健会館

(2)

本日の内容です。

1、 まずはじめに

2、 平成24年、秋から始まったワクチン

3、 生後1年以内の予防接種スケジュール

4、 麻疹減少中、風疹は?

5、 おたふくかぜと水痘のワクチン

6、 予防接種の副反応をどう考える

7、 これから注目しておきたい事

(3)

なぜ、予防接種を行うのか?

■ 目的は国民を感染症から守るため

■ 事前にワクチンを投与することによって、その感染

症に対する免疫が体内に作られ、罹患しない

■ その病気による死亡や後遺症を減らす

感染症から個人を守る

■ 国民の多くが予防接種をすることによって、

感染症の流行が起こらない

感染症から集団を守る

(4)

言葉の意味を確認します

・ ワクチン = 人に投与して体内に免疫を作らせる

物質の総称

・ 免 疫 = 感染症に対する抵抗力

血清抗体や病気と闘うリンパ球

などの細胞で構成される態勢

・ 予防接種 = ワクチンを投与する(受ける)行為

国民がワクチンを受けて、感染症

から身を守るシステム

(5)

理想的な予防接種とは・・・

① ワクチンを受けることによって、十分な免疫を獲得できること ② 副反応の少ない安全なワクチンであること ③ (受ける側に)経済的な負担がないこと(無料) ④ 何か問題があった時には国が補償すること (受ける側だけでなく、接種する側に対しても) ⑤ 世界基準とかけ離れていないこと ⑥ 予防接種政策の責任者が明確であること ⑦ 専門家チームを導入し、新しい知見や新規ワクチン、新興感染症にも すぐ対応できる体制であること

(6)
(7)
(8)

現在、日本で実施されている予防接種

H24年10月 ■ 定期接種 : 予防接種法に基づく 一類疾病に対して:三種混合、二種混合、不活化ポリオ、麻しん風しん 混合、麻しん、風しん、日本脳炎、BCG 四種混合(11月~) 二類疾病に対して:季節性インフルエンザ(65歳以上) ■子宮頚がん等ワクチン接種緊急促進事業 : ~平成25年3月末 子宮頚がん、インフルエンザ菌b型(Hib)、小児用肺炎球菌(7価) ■任意接種 : 季節性インフルエンザ(二類を除く年齢)、おたふく風邪、水痘、 B型肝炎、A型肝炎、多価肺炎球菌(23価)、黄熱、狂犬病 など

(9)

日本で、最近開始されたワクチン

■ 2008年(H20年)12月 ヒブワクチン任意接種として開始 ■ 2009年(H21年)12月子宮頚がんワクチン(サーバリックス) ■ 2010年(H22年)2月 小児用肺炎球菌7価ワクチン (プレベナー)が市販 ■ 2011年(H23年)7月 子宮頚がんワクチン(ガーダシル) 12月 ロタウイルスワクチン(ロタリックス) ■ 2012年(H24年)7月 ロタウイルスワクチン(ロタテック) 2012年(H24年)9月 不活化ポリオワクチン(イモバックス) 11月 四種混合ワクチン(DPT+IPV) 2種類開始

(10)

本日の内容です。

1、 まずはじめに

2、 平成24年、秋から始まったワクチン

3、 生後1年以内の予防接種スケジュール

4、 麻疹減少中、風疹は?

5、 おたふくかぜと水痘のワクチン

6、 予防接種の副反応をどう考える

7、 これから注目しておきたい事

(11)

H24年、秋から変更になること

1、単独の不活化ポリオワクチン(

IPV

)が9月1日

から開始された

生ポリオ2回内服 → 4回注射

三種混合(

DPT

)と

IPV

の同時接種可能

2、四種混合ワクチン(ジフテリア、百日咳、破傷

風、ポリオ)が11月1日から開始される

DPT+IPV

が最初から混合されている

(12)

三種混合ワクチンをしていない

ポリオワクチンもしていない 場合

1、四種混合ワクチンが開始になる前であれば、

三種混合ワクチン(

DPT

)+単独の不活化

ポリオワクチン(

IPV

) 同時接種

2、四種混合ワクチンが開始された後、11月1日

以降であれば、

原則として、最初から四種混合ワクチン

(13)

以下のいずれかのワクチンを既に

接種している場合

・ 生ポリオワクチン1回

・ 単独の不活化ポリオワクチン1回以上

・ 三種混合ワクチン1回以上

四種混合ワクチンの導入にかかわらず、

原則として

DPT + IPV

同時接種

(14)

三種混合ワクチン(

DPT

)と不活化ポリオ

ワクチン(

IPV

)の接種計画を考える時に

満足しておかないといけない条件

■対象年齢 : 生後3か月~90か月(7歳6か月) ■接種回数 : 1期初回3回 1期追加1回 計4回 ■接種間隔 : 1期初回では20日~56日の間隔 1期追加は初回接種終了後6月以上の間を空けて1回 ■標準接種期間 : 1期初回は生後3~12か月 1期追加は初回接種終了後12~18か月に達するまで の期間

(15)

Q1

生後8か月 タクヤ君 三種混合ワクチン1回、生ポリオワクチン1回 しています。次はどのワクチンをどのように受けたらいいですか? (ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチン、BCG済み) A1 三種混合ワクチン(DPT)は1期初回接種をあと2回、1年後 に1期追加を1回受ける。 ポリオワクチンは不活化に変わっ たので計4回受けないといけない。生ポリオも1回とカウント するので、初回接種をあと2回、1年後に追加を1回受ける。 DPTと不活化ポリオ(IPV)は同時接種できる。 次のようなスケジュールを提案します DPT+IPV(1期初回接種2回目) 20~56日間を空けて DPT+IPV(1期初回接種3回目) 6か月以上間を空けて DPT+IPV(1期追加接種)

(16)

A2 DPTワクチンは1期初回接種をあと2回受け、1年後に1期 追加接種が必要です。ポリオは1期初回がもう1回、1年後 に1期追加が1回必要です。DPTとIPVの同時接種可能です。 DPT(1期初回接種2回目)+IPV(1期初回接種3回目) 20日~56日間を空けて DPT(1期初回接種3回目) 6か月以上間を空けて DPT+IPV(1期追加接種)

Q2

生後7ヶ月 あやちゃん DPTワクチン1回、個人輸入した不活化ポリ オワクチン(IPV)2回うけています。次はどのように受けたらいいでしょうか? (ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチン、BCG済み)

(17)

注意点がいくつかあります

■原則として最初に使用した不活化ポリオワクチン(単独また は四種混合)を最後まで使用 ■止むを得ない状況では、単独IPVを開始したが、途中からは 四種混合ワクチンを使用することも差し支えない ■三種混合と四種混合ワクチンを併用する場合においては、含 有する、各ワクチンが合計4回を超えないこと ■単独の不活化ポリオワクチンは、現在、4回目(1期追加接 種)が定期接種として実施できない。有効性安全性が確認さ れ次第、速やかに定期接種に導入する予定 ■定期接種に用いるワクチンは国家検定に合格したワクチンで あること

(18)
(19)
(20)
(21)

本日の内容です。

1、 まずはじめに

2、 平成24年、秋から始まったワクチン

3、 生後1年以内の予防接種スケジュール

4、 麻疹減少中、風疹は?

5、 おたふくかぜと水痘のワクチン

6、 予防接種の副反応をどう考える

7、 これから注目しておきたい事

(22)
(23)

生後1年以内の予防接種スケジュールで

ポイントになるのは・・・・・

1、

生後2か月からのワクチンスタート

1か月健診でお母さんお父さんに

正しく理解してもらう

2、

同時接種の活用方法

医療者側、保健所(行政)、親(家族)

がそれぞれ柔軟に対応したい

( 選択肢は1つではない )

(24)
(25)

同時接種

とは・・・・

1人の子どもに対し、製品として混合されてい

ない数種類のワクチンを同時に接種すること

・ 二種類以上の予防接種を同時に同一の接種対象者に対し て行う同時接種(混合ワクチンを使用する場合を除く)は、 医師が特に必要と認めた場合に行うことができること ・ 定期接種同士での同時接種を行うことは医師の裁量権の範 囲内である ・ 任意接種と同時に接種した場合の定期接種の取り扱いにつ いて、「厚生労働省は任意接種については一切関与しないと いう立場」 である 藤岡雅司:小児内科、42巻12号 2010年

(26)

「予防接種の同時接種に対する考え方」

■ 日本のこどもたちをワクチンで予防できる 病気から守るために必要な医療行為 ■ ワクチン間の干渉はない それぞれのワクチンの有害事象、副反応の 頻度が上がることはない ■ 接種本数に制限なし ■ 大腿前外側の接種も可能 日本小児科学会 2011.1.19

(27)

皮下接種の候補場所

大腿接種部 大腿前外側部

上腕接種部 三角筋中央部 上腕後外部 下1/3の部分 日本小児科学会HP

(28)

生後6か月までの予防接種スケジュール(案)

2か月になったらワクチンスタート ヒブワクチン①肺炎球菌①ロタワクチン①B型肝炎① 4週間隔 3か月になったら ヒブワクチン②肺炎球菌②ロタワクチン②B型肝炎②DPT-IPV① 3~4か月健診 4週間隔 4か月になったら ヒブワクチン③肺炎球菌③DPT-IPV②BCG 4週間隔 5か月になったら DPT-IPV③B型肝炎③ 罹ったら恐い病気のワクチンを早めに受けましょう

(29)

(案) 生後6か月までのワクチンスケジュール 2012年10月 (同時接種 4週間隔) ワクチン/月齢 0 1 2か月 3か月 4か月 5か月 6か月 ヒブ 肺炎球菌 三種混合 不活化ポリオ 四種混合 BCG B型肝炎 ロタウイルス 経口 2回 ● ● MR みずぼうそう おたふくかぜ 5本の注射と1回の経口ワクチン

(30)

生後6か月までのワクチンスケジュール2012年11月以降 (同時接種 2種類) ワクチン/月齢 0 1 2か月 3か月 4か月 5か月 ヒブ 肺炎球菌 三種混合 不活化ポリオ 四種混合 BCG B型肝炎 ロタウイルス 経口 2回 MR みずぼうそう おたふくかぜ (案) ロタワクチンは高いから無理 1度にするのは2種類までにします

(31)

生後6か月までのワクチンスケジュール2012年11月以降 (同時接種) ワクチン/月齢 0 1 2か月 3か月 4か月 5か月 ヒブ 肺炎球菌 三種混合 不活化ポリオ 四種混合 BCG B型肝炎 ロタウイルス 経口 2回 MR みずぼうそう おたふくかぜ (案) 任意接種はしません 同時接種は3種類まで受けます

(32)

1歳すぎてからのワクチンスケジュール 2012年11月以降 (同時接種 4週間隔) ワクチン/月齢 12 13 14 15 16 17 18 ヒブ 肺炎球菌 三種混合 不活化ポリオ 四種混合 BCG B型肝炎 ロタウイルス 経口 2回 MR みずぼうそう おたふくかぜ (案) *2歳までに2回目接種が 推奨された

(33)

(案) 生後6か月までのワクチンスケジュール 2012年11月以降 (単独接種 ) ワクチン/月齢 0 1 2か月 3か月 4か月 5か月 6か月 ヒブ 肺炎球菌 三種混合 不活化ポリオ 四種混合 BCG B型肝炎 ロタウイルス 経口 2回 MR みずぼうそう おたふくかぜ 13回受診。 ロタウイルスワクチンをすると、 他のワクチンが遅くなってしまいます

(34)

乳児期早期にワクチン接種を急ぐ理由

■ 罹患すると危ない病気のワクチンを早く接種する ① ヒブワクチン 肺炎球菌ワクチン各3回 細菌性髄膜炎 ② 三種混合~四種混合(DPT-IPV)3回 百日咳 ③ BCG 結核(結核性髄膜炎 粟粒結核) ■ 乳児期に感染するとキャリアとなる ウイルスは一生肝細胞に潜む 再活性化して肝炎を起こす 将来、肝硬変や肝癌を合併する 感染する前に、HBワクチン接種 ■ 2歳未満は重症化しやすい 脳症などの合併もある ワクチンの接種可能月齢が乳児期早期に限定されている 感染する前に、ロタウイルスワクチン

(35)

5歳未満児における細菌性髄膜炎罹患率

年 2008年 2009年 2010年 2011年 ヒブ髄膜炎 8.3 7.1 7.7 3.3 肺炎球菌髄膜炎 3.1 2.6 2.6 2.1 5歳未満 10万人当たり

3年間減少率

ヒブ髄膜炎 57.1%

肺炎球菌髄膜炎 25.0%

日本小児保健協会 学術集会(岡山) 2012年9月 岡部信彦先生講演 2008年12月 ヒブワクチン 任意接種開始 2010年2月 肺炎球菌ワクチン 任意接種開始 2011年1月 両ワクチン公費助成拡大

(36)
(37)

近年の百日咳発生報告の半数は20歳以上の成人例

1歳 2歳 11歳

三種混合ワクチン接種 二種混合ワクチン

(38)

1歳 2歳 11歳 三種混合ワクチン接種 (DPT+IPV) あるいは 四種混合ワクチンに変更 二種混合ワクチン (ジフテリア・破傷風)

現行の三種混合ワクチン接種スケジュール

■ 現行では、百日咳に対する予防接種は2歳までで終了 年数の経過とともに百日咳に対する免疫レベルは当然減弱 ■ 年長児や若年成人で百日咳の発生が増加している 症状が非特異的(頑固な咳が夜間にひどい)で診断困難 年長児や若年成人の百日咳が乳児への感染源となる ■ 米国ではTdap(思春期から成人に接種する三種混合ワクチン) が百日咳に対する免疫の増強を得るために開始 それでも2012年にワシントン州で百日咳が大流行している ■ DPT+IPV あるいは 四種混合ワクチンを3か月から確実に 開始することが重要

(39)

平成14年4月、佐賀県中部で小児の急性B型肝炎が発生 患者の通園している保育所での集団感染が疑われた。 保健所による感染源検査、感染経路調査等が行われた。 →合計25名(園児19名、職員6名)が感染した疑い HBVキャリアの職員から検出されたウイルスの 塩基配列が他のウイルス陽性者9名と一致

保育所におけるB型肝炎集団発生

母子感染予防のみでは不十分

「赤ちゃん全員に接種」の必要性が啓発され、小児科学会 などでもHBVワクチンを推奨 → ワクチンの品不足が発生 現時点では、母がキャリアの場合を第一優先とすべき 次に、母以外のキャリアが近くにいる場合

(40)

B型肝炎ワクチンが必要です

① 母がB型肝炎ウイルス(HBV)キャリアの場合 児に対する 垂直感染予防を実施 漏れがないように注意 ② 水平感染(父子感染、保育園などでの感染)を防ぐ ③ 成人の性行為感染により、急性B型肝炎を発症する 海外から入って来た(遺伝子型A)タイプは持続感染する ④ HBVはいったん感染すると肝細胞の核内に潜伏、宿主の抵 抗力が落ちると再活性化して肝炎発症 ⑤ キャリアの一部は慢性肝炎→ 肝硬変→ 肝癌と進行する ⑥ ②③の感染を防ぐためには、乳児全員に早い時期にB型肝 炎ワクチンを接種することが必要

(41)

本日の内容です。

1、 まずはじめに

2、 平成24年、秋から始まったワクチン

3、 生後1年以内の予防接種スケジュール

4、 麻疹減少中、風疹は?

5、 おたふくかぜと水痘のワクチン

6、 予防接種の副反応をどう考える

7、 これから注目しておきたい事

(42)

麻しんに関する特定感染症予防指針の改正案 平成24年10月15日 参考資料

(43)

麻しん・風しん混合ワクチンⅢ・Ⅳ期 H24年度で接種終了 ・ 2012年WHO西太平洋地域における麻疹排除(elimination*)計画 * 麻疹ウイルスの地域での循環がない状態 * 輸入例を除き、1年間に人口100万人当り1未満になると排除近い ・ 麻しん風しん混合(MR)ワクチン接種率は、Ⅰ期は目標の95%近くを達 成、Ⅱ期は92%、Ⅲ期は85%、Ⅳ期80%程度である 山口県では、2010年度、Ⅰ期96.7%、Ⅱ期91.1%、Ⅲ期89.0%、 Ⅳ期85.0%であった ・ 麻疹・風疹発生数は、2008年1月から全数報告となった 検査診断を行 い、正確な届出を求める体制である 麻疹の発生数は、2008年1万人 以上、2009年は732人、2010年は447人、2011年は442人であっ た ・ 風疹の発生数は、2011年から増加傾向にあり、2012年は関東、近畿 で春頃から急激に増加した 山口県内でも5人(18歳以上)届出あり

(44)
(45)
(46)
(47)
(48)

男性風疹患者はほとんどが17歳以上

黄色 ワクチン未接種 紫色 ワクチン歴不明

(49)

女性風疹患者は15~43歳に分布

黄色 ワクチン未接種 紫色 ワクチン歴不明

(50)

女性風疹患者の中で、妊娠可能年齢の

(51)

生年月日別風疹含有ワクチン定期接種の状況

現在33歳~50歳

25歳~33歳 22歳~25歳

(52)

風疹対策上、重要なこと

先天性風疹症候群を防ぐこと

1、

先天性風疹症候群(CRS)

: 妊婦が妊娠初期に

風疹に罹患し、胎児にウイルスが感染して発症する

2、

白内障、難聴、先天性心疾患

が発生

3、妊娠可能な年齢の女性が風疹に対する免疫を持

つこと(HI抗体32倍以上)、周囲の人も免疫があること

4、国内で風疹の流行がないこと

(53)

妊婦と胎児を守るために、今できる

風疹対策 = ワクチンの徹底

1、定期接種対象者(麻疹風疹(MR)ワクチン対象者)

・ 未接種者に勧奨

・ 小児科受診時、健診、保育園/幼稚園で勧奨

2、

妊婦の周辺

(妊婦自身は接種できない)

配偶者、子ども

、他の家族、職場、友人など

3、定期接種外

20代~40代女性

妊娠の希望や可能性が高い

出産後早期の褥婦(産科入院中、1か月健診)

・ 職業上リスクあり : 医療、保育、学校

4、麻疹対策に連動した風疹対策

・ 風疹ワクチン単独でなくMRワクチンを勧める

5、

産科施設への風疹ワクチン(MRワクチン)の推薦

6、輸入風疹対策 渡航前にMRワクチン接種

(54)
(55)

本日の内容です。

1、 まずはじめに

2、 平成24年、秋から始まったワクチン

3、 生後1年以内の予防接種スケジュール

4、 麻疹減少中、風疹は?

5、 おたふくかぜと水痘のワクチン

6、 予防接種の副反応をどう考える

7、 これから注目しておきたい事

(56)

日本小児科学会 ホームページより

ムンプスによる死亡1例、難聴61例、重篤な後遺症11例 水痘・帯状疱疹による死亡6例、重篤な後遺症9例

必ずしも軽い病気とは言えない

(57)
(58)
(59)
(60)
(61)

予防接種従事者研修会(岡山)多屋馨子先生講演 2012年10月19日 今年は水痘が減少傾向

(62)

流行性耳下腺炎(ムンプス)

■ MMR(麻疹風疹おたふくかぜ)ワクチン中止後、 流行は再燃 2010年は数年ぶりに大きな流行があった 任意接種率は約30-35%程度 ■ 無菌性髄膜炎の頻度 自然感染 1.2-3% (30-70人に1人) ワクチン 0.05%程度(2000人に1人) ■ 難聴(片側高度感音難聴が多い)の頻度 1例/自然ムンプス1000例 (外来小児科学会ワクチン研究検討会調査)

(63)

予防接種制度の見直しについて(第二次提言)の概要

平成24年5月23日

1、7ワクチン(子宮頸がん、ヒブ、小児用肺炎球菌、

水痘、おたふくかぜ、成人用肺炎球菌、B型肝炎)につ

いて、広く接種を推進することが望ましい

2、子宮頸がん、ヒブ、小児用肺炎球菌の3ワクチンは

25年度以降も円滑な接種を行えるようにする

定期接種化の予定

これに対して

3、おたふくかぜ、水痘、B型肝炎に対するワクチンは

財源確保が継続的に可能となれば、定期接種化?

(64)

ムンプスワクチンによる髄膜炎症例の比較

症例 1 3歳 女児 2 2歳 男児 3 4歳 女児 診断 無菌性髄膜炎 無菌性髄膜炎 ムンプス ワクチン との間隔 19日 23日 10日 ワクチン 接種株 鳥居株 星野株 ポリオと同時接種 鳥居株 ウイルス 検査部位 髄液 髄液、咽頭ぬぐい 耳下腺開口部ぬぐい液 ウイルス 検出 鳥居株 星野株 野生株 2010年12月 小児科学会山口地方会

(65)

本日の内容です。

1、 まずはじめに

2、 平成24年、秋から始まったワクチン

3、 生後1年以内の予防接種スケジュール

4、 麻疹減少中、風疹は?

5、 おたふくかぜと水痘のワクチン

6、 予防接種の副反応をどう考える

7、 これから注目しておきたい事

(66)

平成24年9月19日 日本小児科学会会長から、厚生労働大臣への要望書から抜粋 ・ 平成23年3月から平成24年5月までに予防接種後の死亡症 例は17例報告された。同時接種後13例、単独接種後4例 ・ 厚労省安全対策調査会で詳細な調査が行われ、同時接種 後13例(男児7例女児6例)、1歳未満11例、1歳と2歳各1例、基 礎疾患を持っていたのが2例。 ・ 解剖が8例で実施され、4例がSIDS(乳児突然死症候群)、誤 嚥1例、急性感染症1例、急性循環不全1例と報告。「いずれも ワクチン接種との直接的な明確な因果関係は認められない」 ・ 海外でも予防接種後に一定の頻度で死亡例が報告されてい る。ヒブワクチンや肺炎球菌ワクチン接種後の死亡頻度は10万 接種あたり0.02~1.0と報告された。 ・国内での死亡例の頻度は平成23年3月末で、10万接種あたり、 ヒブワクチンは0.13、肺炎球菌ワクチンは0.15と推計された。 平成24年5月末時点で両ワクチンとも0.2前後であり、増加して いない。

(67)

予防接種後の有害事象

・ 有害事象は接種後の不利益をすべて報告するので、一定の 頻度で必ず発生するが、原因がワクチンであるとは限らない ・ 乳児の死亡で多いのは乳児突然死症候群、これが偶然ワク チン接種後に発生することはあり得る ・ 平成23年3月、ヒブワクチンなどの一時見合わせがあったが、 4月の再開以降、今では全国で単独/同時ともに接種は日常 的に行われている ・ ヒブワクチンや肺炎球菌ワクチンの接種数が相当増えたに もかかわらず、接種後の死亡例の報告はこの1年間で増えては いない ・ これらのワクチンを単独でも同時でも接種をすることによって 死亡例が増えたとは言えない

(68)
(69)
(70)

本日の内容です。

1、 まずはじめに

2、 平成24年、秋から始まったワクチン

3、 生後1年以内の予防接種スケジュール

4、 麻疹減少中、風疹は?

5、 おたふくかぜと水痘のワクチン

6、 予防接種の副反応をどう考える

7、 これから注目しておきたい事

(71)

2011/12シーズンのインフルエンザ予防接種

1、接種量の変更

生後6か月~3歳 0.25ml

3歳以上 0.5 ml

*前年まで 1歳未満 0.1ml 1~5歳 0.2ml 6~12歳 0.3ml 13歳以上 0.5ml 2、接種回数 生後6か月以上~13歳未満 2回 13歳以上 1回または2回 接種間隔 1~4週間 (3~4週おくことが望ましい) *アメリカの小児の推奨予防接種スケジュール(2006) ・接種量 6~35ヶ月 0.25ml 3歳以上 0.5ml ・8歳以下の小児でインフルエンザワクチン接種を初めて 受ける者は2回接種を受けるべきである

(72)
(73)
(74)
(75)
(76)

最後に・・・

■ ワクチンで防げる病気(VPD)から子どもた

ちを守ることは、大人(親)の義務です

■ 子どもたちをVPDから守りたい親と予防接

種に携わる人々が、安心して実行できる体制を

整備すること ・・・ これは国の責務です

■ ワクチンの種類が増え、予防接種に関する

医療技術、規則や補償など、これからも進歩は

続きます

(77)

お願いです。

子どもたちが、ワクチンで防げる

病気(VPD)によって、亡くなった

り、後遺症が残ったりしないよう

に、現時点で最良の選択をしてあ

げましょう

参照

関連したドキュメント

ここでは 2016 年(平成 28 年)3

一方で、平成 24 年(2014)年 11

第1回 平成27年6月11日 第2回 平成28年4月26日 第3回 平成28年6月24日 第4回 平成28年8月29日

※短期:平成 30 年度~平成 32 年度 中期:平成 33 年度~平成 37 年度 長期:平成 38 年度以降. ②

日本への輸入 作成日から 12 か月 作成日から 12 か月 英国への輸出 作成日から2年 作成日から 12 か月.

2011年(平成23年)4月 三遊亭 円丈に入門 2012年(平成24年)4月 前座となる 前座名「わん丈」.

日本への輸入 作成日から 12 か月 作成日から 12 か月 英国への輸出 作成日から2年 作成日から 12 か月.

及び 回数 (予定) 平成31年(2019年)4月から平成32年(2020年)3月まで 計5回実施予定 晴天時の活動例 通年 自然観察、下草刈り、間伐.. 春