女性風疹患者の中で、妊娠可能年齢の
15 ~ 44 歳の割合が年々増加している
国立感染症研究所感染症情報センターHP生年月日別風疹含有ワクチン定期接種の状況
現在33歳~50歳
25歳~33歳 22歳~25歳
風疹対策上、重要なこと 先天性風疹症候群を防ぐこと
1、先天性風疹症候群( CRS ) : 妊婦が妊娠初期に 風疹に罹患し、胎児にウイルスが感染して発症する 2、白内障、難聴、先天性心疾患 が発生
3、妊娠可能な年齢の女性が風疹に対する免疫を持
つこと( HI 抗体 32 倍以上)、周囲の人も免疫があること
4、国内で風疹の流行がないこと
妊婦と胎児を守るために、今できる
風疹対策 = ワクチンの徹底
1、定期接種対象者(麻疹風疹( MR )ワクチン対象者)
・ 未接種者に勧奨
・ 小児科受診時、健診、保育園 / 幼稚園で勧奨 2、妊婦の周辺(妊婦自身は接種できない)
・ 配偶者、子ども、他の家族、職場、友人など 3、定期接種外
・ 20 代~ 40 代女性 妊娠の希望や可能性が高い ・ 出産後早期の褥婦(産科入院中、1か月健診)
・ 職業上リスクあり : 医療、保育、学校 4、麻疹対策に連動した風疹対策
・ 風疹ワクチン単独でなく MR ワクチンを勧める
5、産科施設への風疹ワクチン( MR ワクチン)の推薦
6、輸入風疹対策 渡航前に MR ワクチン接種
麻しん・風しんのⅢ期Ⅳ期啓発ポスター
本日の内容です。
1、 まずはじめに
2、 平成 24 年、秋から始まったワクチン
3、 生後1年以内の予防接種スケジュール 4、 麻疹減少中、風疹は?
5、 おたふくかぜと水痘のワクチン
6、 予防接種の副反応をどう考える
7、 これから注目しておきたい事
日本小児科学会 ホームページより
ムンプスによる死亡1例、難聴61例、重篤な後遺症11例 水痘・帯状疱疹による死亡6例、重篤な後遺症9例
必ずしも軽い病気とは言えない
日本小児科学会 ホームページより
日本小児科学会 ホームページより
日本小児科学会 ホームページより
日本小児科学会 ホームページより
予防接種従事者研修会(岡山)多屋馨子先生講演 2012年10月19日
今年は水痘が減少傾向
以前よりは、ワクチン接種が増えてきたのか?
流行性耳下腺炎(ムンプス)
■ MMR(麻疹風疹おたふくかぜ)ワクチン中止後、
流行は再燃
2010年は数年ぶりに大きな流行があった 任意接種率は約30-35%程度
■ 無菌性髄膜炎の頻度
自然感染 1.2-3% (30-70人に1人)
ワクチン 0.05%程度(2000人に1人)
■ 難聴(片側高度感音難聴が多い)の頻度 1例/自然ムンプス1000例
(外来小児科学会ワクチン研究検討会調査)
予防接種制度の見直しについて(第二次提言)の概要 平成 24 年 5 月 23 日
1、7ワクチン(子宮頸がん、ヒブ、小児用肺炎球菌、
水痘、おたふくかぜ、成人用肺炎球菌、 B 型肝炎)につ いて、広く接種を推進することが望ましい
2、子宮頸がん、ヒブ、小児用肺炎球菌の3ワクチンは 25 年度以降も円滑な接種を行えるようにする
定期接種化の予定 これに対して
3、おたふくかぜ、水痘、 B 型肝炎に対するワクチンは
財源確保が継続的に可能となれば、定期接種化?
ムンプスワクチンによる髄膜炎症例の比較
症例 1 3歳 女児
2
2歳 男児
3
4歳 女児
診断 無菌性髄膜炎 無菌性髄膜炎 ムンプス
ワクチン
との間隔 19日 23日 10日
ワクチン
接種株 鳥居株 星野株 ポリオと 同時接種
鳥居株
ウイルス
検査部位 髄液 髄液、咽頭ぬぐい 液
耳下腺開口部 ぬぐい液
ウイルス
検出 鳥居株 星野株 野生株
2010年12月 小児科学会山口地方会
本日の内容です。
1、 まずはじめに
2、 平成 24 年、秋から始まったワクチン
3、 生後1年以内の予防接種スケジュール 4、 麻疹減少中、風疹は?
5、 おたふくかぜと水痘のワクチン
6、 予防接種の副反応をどう考える
7、 これから注目しておきたい事
平成24年9月19日
日本小児科学会会長から、厚生労働大臣への要望書から抜粋
・ 平成23年3月から平成24年5月までに予防接種後の死亡症 例は17例報告された。同時接種後13例、単独接種後4例
・ 厚労省安全対策調査会で詳細な調査が行われ、同時接種 後13例(男児7例女児6例)、1歳未満11例、1歳と2歳各1例、基 礎疾患を持っていたのが2例。
・ 解剖が8例で実施され、4例がSIDS(乳児突然死症候群)、誤 嚥1例、急性感染症1例、急性循環不全1例と報告。「いずれも ワクチン接種との直接的な明確な因果関係は認められない」
・ 海外でも予防接種後に一定の頻度で死亡例が報告されてい る。ヒブワクチンや肺炎球菌ワクチン接種後の死亡頻度は10万 接種あたり0.02~1.0と報告された。
・国内での死亡例の頻度は平成23年3月末で、10万接種あたり、
ヒブワクチンは0.13、肺炎球菌ワクチンは0.15と推計された。
平成24年5月末時点で両ワクチンとも0.2前後であり、増加して いない。
予防接種後の有害事象
・ 有害事象は接種後の不利益をすべて報告するので、一定の 頻度で必ず発生するが、原因がワクチンであるとは限らない
・ 乳児の死亡で多いのは乳児突然死症候群、これが偶然ワク チン接種後に発生することはあり得る
・ 平成23年3月、ヒブワクチンなどの一時見合わせがあったが、
4月の再開以降、今では全国で単独/同時ともに接種は日常 的に行われている
・ ヒブワクチンや肺炎球菌ワクチンの接種数が相当増えたに もかかわらず、接種後の死亡例の報告はこの1年間で増えては いない
・ これらのワクチンを単独でも同時でも接種をすることによって 死亡例が増えたとは言えない
予防接種従事者研修会(岡山)岡部信彦先生講演 2012年10月19日
予防接種従事者研修会(岡山)岡部信彦先生講演 2012年10月19日
本日の内容です。
1、 まずはじめに
2、 平成 24 年、秋から始まったワクチン
3、 生後1年以内の予防接種スケジュール 4、 麻疹減少中、風疹は?
5、 おたふくかぜと水痘のワクチン
6、 予防接種の副反応をどう考える
7、 これから注目しておきたい事
2011/12 シーズンのインフルエンザ予防接種
1、接種量の変更
生後6か月~3歳 0.25ml 3歳以上 0.5 ml
*前年まで 1歳未満 0.1ml 1~5歳 0.2ml 6~12歳 0.3ml 13歳以上 0.5ml 2、接種回数
生後6か月以上~13歳未満 2回 13歳以上 1回または2回
接種間隔 1~4週間 (3~4週おくことが望ましい)
*アメリカの小児の推奨予防接種スケジュール(2006)
・接種量 6~35ヶ月 0.25ml 3歳以上 0.5ml
・8歳以下の小児でインフルエンザワクチン接種を初めて 受ける者は2回接種を受けるべきである
予防接種従事者研修会(岡山) 2012年10月19日
予防接種従事者研修会(岡山) 2012年10月19日
予防接種従事者研修会(岡山)岡部信彦先生講演 2012年10月19日
予防接種従事者研修会(岡山)岡部信彦先生講演 2012年10月19日