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また 校庭は面積 機能 形状ともに現状よりも拡充し スポーツ教育環境を充実させる なお 体育館 校庭等の学校開放をはじめ PTAや地域コミュニティ活動等の活動拠点 災害時の避難所など 多機能性をもった学校施設とする 2 ( 仮称 ) 総合子どもセンター ( 児童相談所 教育相談機能 ) (1) 基本

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Academic year: 2021

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第三・第十中学校統合新校校舎改築に伴う 複合施設整備の基本的な考え方について Ⅰ はじめに 中野区立小中学校再編計画(第 2 次)に基づき、現在の第十中学校を改築し、校 舎・体育館・校庭とも充実した教育活動を可能とする規模や機能を充分に確保しつ つ、第三中学校・第十中学校の統合新校の校舎を整備する。 これに加えて、新しい中野をつくる 10 か年計画(第3次)に基づき、中野坂上の 交通利便性、交通結節点といった立地条件を踏まえ高層化による敷地の有効活用を 図り、図書館や子ども家庭支援センター、教育センターを複合併設する。 Ⅱ 導入する機能 中学校の他に、複合施設には、多様化・複雑化する子育てや教育の問題に総合的 な対応を図るため、教育センター(教育相談)と子ども家庭支援センターとを一体 化した機能を導入する。さらに、導入に当たっては、将来的に設置(移管)を目指 す児童相談所と統合した(仮称)総合子どもセンターとして整備し、切れ目のない 効果的な相談・支援機能等を一元的に提供できる施設とする。 また、教育センターの研究・研修機能を導入するとともに、東中野図書館と本町 図書館を移転統合した新しい図書館として、立地や中学校等との複合といった環境 を活かし、ビジネス支援や教育・子育て支援等の専門的特性のある課題解決型の支 援機能、並びに、インターネット環境の拡充による利便性を向上した図書サービス 機能を導入する。 併せて、地域や区民の暮らしの中長期的な変化等も視野に入れつつ、防災機能を はじめ地域のコミュニティ活動等にも配慮した機能を導入する。 Ⅲ 各機能(施設)の主な特徴 1 中学校 ・基本コンセプト 学校施設は、基本的には「中野区立小中学校施設整備計画」を踏まえて整備する。 多様な学習形態に対応できる環境を整備するとともに、障害のある生徒に配慮し つつ、学習や生活の場として良好な環境を整え、十分な防犯性や防災性、安全性を 備えた安心な施設環境を確保する。 平成28 年(2016 年)5 月 16 日 子 ど も 文 教 委 員 会 資 料 教育委員会事務局子ども教育経営担当 教育委員会事務局学校再編担当 教 育 委 員 会 事 務 局 指 導 室 長 子ども教育部子ども家庭支援センター - 1 -

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また、校庭は面積・機能・形状ともに現状よりも拡充し、スポーツ教育環境を充 実させる。 なお、体育館・校庭等の学校開放をはじめ、PTAや地域コミュニティ活動等の 活動拠点、災害時の避難所など、多機能性をもった学校施設とする。 2 (仮称)総合子どもセンター(児童相談所・教育相談機能) (1)基本コンセプト 児童相談所が設置(移管)されることを想定し、以下の機能を持つ(仮称)総 合子どもセンターとする。児童相談所の開設までの間は、現在の子ども家庭支援 センターと教育センターの教育相談機能との統合施設としてスタートする。 (仮称)総合子どもセンターでは、地域の関係機関(警察、民生・児童委員、 医療機関、社会福祉協議会等)との連携強化(要保護児童対策地域協議会の強化 等)をはじめ、地域の担い手資源を最大限に生かし、子ども・教育にかかる専門 性の高い相談支援・指導・措置等、切れ目のない支援等を迅速、的確、総合的に 展開する。 また、対応事例や、課題を持つ子ども・若者をめぐる環境の変化等について分 析、検証を行いノウハウを蓄積するとともに、区内大学の関連学部等の知見を活 用し連携を進め、課題を持つ子ども・若者や家庭にかかる対応方針の確立や政策 立案を行うなど、関係機関や区の関連部署の対応力強化の支援を担う。 (2)具体的な機能 総合的な窓口において、相談時のアセスメントや主訴に基づき、直ちに適切な 担当につなぐほか、ケース会議等での情報共有を行いつつ②~④の機能が分担し てあるいは連携して対応する。 ①相談機能の一元的対応 養護、障害・発達、非行、不登校、教育、性格・しつけ・適性・ひきこもり 等の課題を抱える子ども・若者とその家庭に対して、福祉、心理、教育等の専 門的知識・技術を用いた総合相談を一元的に実施し、ワンストップで対応する ほか、虐待通告機関としても位置づける。 なお、相談対応は、状況に応じて、来室(面接)、電話、インターネット、ア ウトリーチで実施するものとし、受付時間や相談の曜日・時間帯を拡大するほ か(教育相談を含む)、フリーダイヤルの導入など、24 時間 365 日の緊急対応体 制を整える。 ②子ども・若者専門的支援・指導機能 ○ 子ども虐待・非行等対応機能 子どもに対する虐待や子どもの非行等の相談について、調査、診断、判 定、支援方法の決定等を行い、在宅における支援、指導、施設入所等措置、 家庭復帰支援等を実施する。 - 2 -

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○ 社会適応支援機能 ひきこもり等により社会生活への適応に課題のある若者とその家庭に対 して、本人と家族の状況を総合的に把握し、段階的に自立につながる支援 のコーディネートを実施する。 ③特別支援教育対応機能 障害のある子ども一人ひとりの教育的ニーズの把握と適切な教育や指導、支 援、巡回相談を通じて、一人ひとりの発達段階に応じたきめ細やかな対応をし ていく。 ④適応指導教室 不登校児童・生徒とその家庭に対して学習指導や教育相談等による適応指導 を実施する。発達障害への対応も含め機能を高めていく。 (3)一時保護施設等 児童相談所の設置にあたって必要とされる、一時的に子どもを保護・観察す る一時保護施設については、広域的な施設として他区との共同設置も視野に入 れて検討することとし、(仮称)総合子どもセンターとは別に確保することを予 定し検討していく。 同じく所掌すべき児童相談所設置市事務(児童福祉審議会設置、里親事務、 児童委員事務、児童福祉施設関係事務等)についても、本庁舎機能のあり方等 と併せて今後検討する。 3 (新)教育センター(教育研究・教員研修等) (1)基本コンセプト グローバル人材の育成や小中連携教育の充実、学力・体力の向上、心の教育 の充実など、学校教育における様々な課題に適確に対応し専門性をもって解決 に当たれるよう、教育研究を一層充実させるとともに、研修を通して教職員の 人材育成や学校教育の充実を図る。 教育研究の結果を研修内容へ反映活用し、教職員の教育力の向上を促進する。 (2)具体的な機能 ①教育研究機能 研究分野を主に教育課題とカリキュラムに二分して設定し、併設の図書館の 蔵書資料等も活用しつつ、質の高い教育研究を行う。 ②教員研修機能 教員ニーズの高い適時性のある教育課題を中心として具体的かつ実践的な研 修を企画するほか、指導力の優れた教員を認定する「教育マイスター」制を活 用した公開授業形式の研修などにより、教員の指導力の養成を進める。 - 3 -

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図書館併設の研修室を活用し勤務時間外の研修会会場として活用するなど、 教員の自主的な研修環境を整える。 【(新)教育センター 機能関連図】 4 図書館 (1)基本コンセプト 「区立図書館の今後の取組(考え方)」(平成 27 年4月策定)等に基づき、区民 の学びと自立を支える課題解決支援型の機能を明確にして、地域文化を創造・発 信していく「知の拠点」としての役割を担うものとする。 立地や(仮称)総合子どもセンターとの複合といった環境を踏まえ、一般図書・ 資料に加えビジネス支援や子育て支援など課題解決支援型の特色ある蔵書構成と するとともに、区民や勤労者の学習活動や調査研究、あるいは区民の自主活動等 に直接的に役立つような専門的な相談や支援、取組み等の機能を付加する。 (2)具体的な機能 ①ビジネス支援・子育て支援の機能(課題解決支援機能) ○ 勤労者・学生のキャリアアップ、就業、起業等に役立つ、専門的な蔵書 や商業データベース等を活用したレファレンス・サービスや創業相談、ビ ジネス研究会などの機会も提供する、ビジネス支援型を特色とした図書館 とする。 ○ (仮称)総合子どもセンター等との併設を活かし特別支援教育やいじめ・ (新)教育センター ○教育課題研究 保幼・小・中連携や国 際理解教育、不登校、 いじめ等、教育課題に 関する教育研究 ○カリキュラム研究 道徳の教科化や外国 語活動(英語)、言語 活動の充実等授業改 善等に関する教育研 究 教育研究機能 ○職層・教育課題研修 職層研修 教科等研修 教育課題研修 ○教育マイスター制度 教員の専門性を活かし た「教育マイスター」育 成研修 ○自主研修 若手教員自主研修 研修室の貸出 ○レファレンス (自己啓発) 図書館資料等の活用 教員ヘルプデスク機能 教員研修機能 還元 活用 - 4 -

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不登校など教育や子育てに関する図書・資料やレファレンス・サービスを 充実するほか、育成活動の担い手情報の提供など地域の子育て支援活動へ の支援サービス等を提供する、教育・子育て支援型を特色とする。 ②地域文化の発信 第三中学校に設置している芹澤光治良の資料を収蔵する「芹澤文庫」を引 き継ぎ、中野ゆかりの作家などの資料・文献を収集するとともに、特徴的な 地域資料を収集・発信するなど、地域に関する情報発信を充実させる。 ③グローバル化への対応 増加する外国人やグローバル化社会への対応のため、従来の区立図書館で は蔵書数が少なかった英語など外国語の図書・資料を拡充し、在住外国人向 け日本語資料など、異文化理解のための資料等の充実や交流機会の提供を進 める。 ④関係機関等との連携 ○ 産業振興センターやハローワーク、産業団体、大学、町会などの関係機 関や団体等との連携を進め、ビジネス支援や子ども読書活動、親子向けの 交流事業などのサービス展開を図る。 ○ 館内に留まらず、小中学校や高齢者施設、地元商店街等へ出向いて事業 を実施する。 ⑤利用環境の向上 ○ 障害者や高齢者等への配達サービス等に加え、電子書籍の導入やタブレ ット等のICT環境を整備し、24 時間いつでも自宅や職場等での閲覧や都 合のよい図書館等での貸出返却ができる利便性の向上を図る。 ○ 学生や勤労者の調べものや調査研究、資料作成等に集中できる環境や、ビ ジネス交流やPR ・活動発表等に活用できる環境を整備する。 ○ 乳幼児親子や障害者等も読書に親しみやすいよう、ユニバーサルデザイン の導入などにより、読書活動等に適した快適性を確保する。 Ⅳ 複合施設の整備 1 各施設の配置等 ①学校部分は、他の施設と完全に区分けし、教育活動及び安全面・機能面に十 分に配慮する。学校は、施設全体の低層部に配置し、他施設からの視線・防音 に配慮する。 ②通学区域が拡大することから、校門、昇降口の配置に配慮するとともに、複 合施設利用者の出入口については、学校施設の配置を踏まえた配置とする。 ③屋内運動場、校庭については、地域への開放や災害時の避難所機能を踏まえ た配置とする。なお、屋内運動場は、避難所機能を有することから備蓄倉庫と ともに地上部に配置する。 - 5 -

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④(仮称)総合子どもセンターは、子ども・若者とその家庭が、安心して施設 を利用できるよう、進入経路は相互に視界に入らない工夫(デザイン・専用動線 等)を施すなど、プライバシーに十分に配慮する。 ⑤相談受付から相談へのワンストップ窓口を設置し、相談内容により相談室へ の適切な誘導を行なう。なお、相談室は、相談件数の増減や業務変更等にも対 応できるフレキシブルな施設とする。 ⑥(新)教育センター内の教育研究室や研修室と図書館を近接して設置し、教 育研究の成果物と教育や子育て関連の図書資料の配架の一体性をもたせる。 2 セキュリティ機能の考え方 施設配置や人的な管理体制を含め、安全管理に十分留意する。 ①学校、(仮称)総合子どもセンター、図書館の出入口はそれぞれ完全に分離し、 学校以外の利用者は、不用意に校内に立ち入ることができない動線とする。 ②学校においては、学校開放の利用者が校内に立ち入ることがないよう、開放 エリアとそれ以外のエリアの区画に配慮する。 ③それぞれの施設の利用日や利用時間に応じたセキュリティ設備を検討する。 Ⅴ 今後の予定 平成28年6月 第2回定例会 「第三中学校・第十中学校統合新校校舎等整備基本構想・基 本計画(案)」報告 平成28年6月末 意見交換会の開催 ~7月上旬 平成28年7月 「第三中学校・第十中学校統合新校校舎等整備基本構想・基 本計画」策定 - 6 -

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(仮称)総合子どもセンター相談支援の流れ 電話 インターネット 来室

(仮称)総合子どもセンター

相談者(子ども本人・保護者等)

アセスメント ≪地域における見守り・継続支援≫

すこやか福祉センター

ケース会議・有機的連携

子ども 虐待 ・非 行等 対 応機能 (調査 、 診断 、 判定 、 在宅支 援・ 指導 、施 設入所 等措 置、 家庭 復帰支 援等 ) 適応指 導機 能 (適 応指 導教 室) 特 別 支 援 教 育 対 応 機 能 ( 就 学 相 談 、巡 回 相 談 、 就 学 支 援 委 員 会 等 ) 社会適 応支 援機 能 (自立 支援 コー ディ ネート ) イ ン テ イ ク ア セ ス メ ン ト 支 援 ・ 指 導 ・ 措 置 等 相談窓口・電話・インターネット相談 養護、障害・発達、非行、不登校、教育、性格・しつけ・適性・ひきこもり等 区関連部署 学校、保育所、子ども施設 生活援護、すこやか福祉センター等 地域の関係機関 警察、民生・児童委員、医療機関、 社会福祉協議会等 情報提供・虐待通告等 区関連部署 学校、保育所、子ども施設 生活援護、保健所等 地域の関係機関 警察、民生・児童委員、 医療機関、社会福祉協議会等 予防対応・対応終了 地域における支援 アウトリーチ 地域連 携・ 対応 力強 化 ( 分析 ・検証 、要保 護児童 対策 地域協 議会運 営等) 対応力強化支援 地域 連携 <参考> - 7 -

参照

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