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(1)

平成29年3月2日 サービス管理責任者研修テキスト 分野別講義

「アセスメントと

サービス提供の基本姿勢」

<就労(就労移行支援・就労継続支援> 1

(2)

目次

1.分野別事業概論 2.就労系障害福祉サービスの現状と課題 3.就労移行支援事業・就労継続支援 (A型・B型)事業別 ・ サービス提供の基本姿勢・ポイント ・ アセスメントのポイント ・ サービス管理プロセスの実際 ・ サービスの評価 2

(3)

1.分野別事業概論

(社福)大阪市障害者福祉・スポーツ協会 サテライト・オフィス平野

酒井 京子

(4)

(1) 就労分野における研修目標の確認

(就労系サービスの役割の確認) ○障害福祉サービスの中で就労系サービスが果たす役 割及びその視点を確認したうえで、サービス管理責任 者が果たすべき役割を考える。 (アセスメント等) ○ 本人の潜在的な能力や働く力を見いだし、最大限に 引き出す環境の中でアセスメントができているか。 (目標や将来像が明確な支援) ○ 本人自身が、「働きたい」という希望を描けるような、 支援内容を検討する。 4

(5)

事業名 内 容 ・ 位置づけ 訓 練 等 給 付 就労移行支援 有期限(2年)、企業への就労をめざす 生産活動、職場体験、その他活動の機会の提供 知識および能力の向上のための訓練、求職活動支援、 職場開拓、職場定着支援 就労継続支援 A型 雇用契約に基づく継続的な就労支援 生産活動、その他活動の機会の提供 知識及び能力の向上のために必要な訓練 就労継続支援 B型 通常の事業所に雇用されることが困難な障害者 生産活動、その他活動の機会の提供、その他就労に必 要な知識及び能力の向上のための訓練 介 護 給 付 生活介護 入浴、排泄、食事等の介護、創作的活動、生産活動の 機会の提供等を通じた身体機能または生産能力の向上 地 域 生 活 支 援 事 業 地域活動支援 センター 創作的活動または生産活動の機会の提供、社会との交 流の促進その他の厚生労働省令で定める便宜を供与 「働く」ための支援-さまざまな働き方 5

(6)

①地域のニーズ確認 地域の福祉計画等により、ニーズを把握する ③サービス管理責任者としての重点目標の設定 事業計画の中から、優先順位をつけ自己の目標を決める 1)目標設定の理由 2)いつまでに 3)どのように

サービス提供の事前準備

④ひとり一人の支援者が個別の目標を設定できるようサポート 1)目標設定の理由 2)いつまでに 3)どのように ②事業所の方針・事業計画の確認 経営者の方針、中・長期の事業計画を十分に理解する 6

(7)

就労分野におけるサービス管理とは

・良いサービス、質の高いサービスとは何か? ・就労はサービスの結果(成果)が数値化されやすい? 就労移行支援事業 - 就職率 ○○% 就労継続支援事業(A型・B型) ー 工賃 ○○○○円 ・一定の年齢になったら、「働く」ことが当たり前になっているか 「子は学び、大人は働く」という価値観 ・働くことの意味を考える 社会の中の役割を担うという意味、確認 地域で雇用を創る 7

(8)

(2)サービス管理責任者の役割

・児童、地域生活(知的・精神)、地域生活(身体)、就労、 介護の5分野があるが・・・ ○ 障害の種別を超えて、分野を超えて、共通の人間観 をもつことが大切 ○ 同じプラットフォームに立ってこその連携 サービス管理責任者の役割 その1 「つなぐ」 8

(9)

職場・地域生活 保育所等 学校等 医療 医療 学校保健 母子保健 障害児 支援 地域における「縦横連携」のイメージ 医療 就労 支援 障害福祉 障害福祉 障害児 支援 後方支援 後方支援 入学 卒業 成年期 障 害 児 相 談 支 援 本 人 ( 家 族 ) 障 害 児 相 談 支 援 本 人 ・ 家 族 本 人 ・ 家 族 計 画 相 談 支 援 本 人 ( 家 族 ) 「気づきの段階」からの支援 関係者間の共通理解・情報共有 → 途切れない支援の調整 地域保健 本 人 ( 家 族 ) 障害福祉 乳幼児期 学齢期 児童福祉 児童福祉 平成26年7月16 日 障害児支援の在り方に関する検討会(参考資料)(2) 9

(10)

(2)-2 就労分野におけるサービス管理責任者の役割 1.本人を知る 本人や本人を取り巻く生活環境要因をアセスメント →「働きたい」という思いに寄り添った個別支援計画 2.仕事を知る 仕事、企業、雇用状況、産業動向、経済状況、社会状 況をふまえたうえでのサービス提供 その2 サービス管理責任者の役割 「知る」 10

(11)

(3)サービス提供の視点

・潜在的な能力や働く力を見いだし、最大限に引き出 す環境を整えているか ・社会経済活動の一員としての自覚や誇りがもてる 労働のあり方を提供しているか ・施設外支援及び施設内での支援において社会経済 活動に主体的に参加できる労働環境を提供してい るか 11

(12)

• 人に仕事を合わせるのか、仕事に人を合わせるのか • 適材適所という考え方/環境を作っていくという考え方 • 能力主義・効率主義を超える何かをどう創造していくか

(4)働くことを考えるー障害のある人の雇用、労働

事業主の言葉より 「当社でも障害を持った方々が一緒に働くようになって、サービスが向上したと言わ れる。障害を持った方と一緒に仕事をするとなると、同僚・店長が気遣いをする。その 気遣いというのは、本来障害を持った方だけに向けるものではなくて、職場の全員に 向けるものであり、そもそもお客様に向けるべきものだ。障害を持った方の雇用を通じ て、各店舗で人に対する思いやりみたいなものや、一緒に仕事をしていこうという姿勢 が生まれたのではないかと思う。」 (職業安定広報2006.9月号 F社 代表取締役 ) 12

(13)

(4)-2 福祉サービスにおける労働

・福祉サービスにおいて労働の場を提供する

意味、役割とは

・本人のもつ力を最大限発揮できる労働のあり方

(14)

1.農業分野との連携

2.高齢者支援

3.後継者不足解消の担い手

4.企業との連携

5.行政との連携

さまざまな就業支援の展開の切り口

~地域の一員としての事業展開~ 14

(15)

就労支援のチャンス

本人 地域のニーズ 支援者の思い スキル 経営 収益力 就労・就業の チャンス! 15

(16)

就労系サービスの役割

• 「働くこと」を通して、成長することを支援 • 「働くこと」により経済的安定を図ることができるよう 支援 • 「働くこと」を通して、社会の一員としての役割を果た し、多くの他者とのつながりをもてるよう支援 サービス管理責任者は自事業所が役割を果たせているかを常にチェック! 16

(17)

就労アセスメント ○ 就労移行支援事業所等(障害者就業・生活支援センター)が、 面談や作業観察によるアセスメントを行い、 支援対象者の就労面の情報(作業能力、就労意欲、集中力等)を把握します。 ○ 上記のようなアセスメントを「就労アセスメント」と呼びます。 ① 就労アセスメントとは ○ 支援対象者を長期間にわたって支援している機関(特別支援学校等)がある場合は、生活面の情報はそ の機関が把握していますが、就労面に関する客観的な情報は作業場面における観察によって改めて把握す る必要があります。 ○ 就労アセスメントを行った就労移行支援事業所等は、アセスメント結果を相談支援事業所に提供します。 また、支援対象者を長期間にわたって支援している機関は、生活面に関する情報(生活習慣、家庭の状況 等)を相談支援事業所に提供します。 ※ 支援対象者に関する情報の提供・共有を行うに当たっては、本人の同意を得ておく必要があります。 ② 就労アセスメントの実施 17

(18)

各支援機関の連携による就労支援のイメージ 就労移行 支援事業所 一般就労の継続が困難となった者についてはA 型・B型事業への円滑な移行を支援 A型・B型事業所で働くことが適して いる者はA型・B型で継続的に就労 事業所は生活の安定や能力向上に向け た支援を実施 障害福祉サービスを利用し なくても一般就労への移行 が可能な者については一般 就労への移行を支援 A型・B型事業利用者のうち一般就 労への移行が可能となった者につい ては一般就労への移行を支援 就労移行支援事業所等が就労面のアセスメントを実施 ※ B型事業を利用する場合は必須 就労アセスメント 一般就労 一般就労へ移行した者についても、生活面の支援が必要な場合は関 係機関が連携して支援を実施 就労面のアセスメント結果や特別支援学校等(※)からの 情報を踏まえ、相談支援事業所がサービス等利用計画を 作成 就労継続支援事業所 (A型・B型) サービス等利用計画の作成 (※)「特別支援学校等」は高等学校及び 中等教育学校の後期課程を含む。 18 18

(19)

利 用 希 望 者 が 市 町 村 窓 口 へ 相 談 就 労 ア セ ス メ ン ト の た め の サ ー ビ ス 等 利 用 計 画 案 の 作 成 ① 就労アセスメント ② 評価結果まとめ 暫 定 支 給 決 定 相談支援事業所が就労移行支援事業 所または障害者就業・生活支援セン ターに連絡し、就労アセスメントの実施 について調整。 B型事業利用希望者の利用相談から利用後までの流れ ○ 就労アセスメントが必要な者が就労継続支援B型事業の利用を希望する場合のサービス利用相談から利用後まで のおおまかな流れは以下のとおりです。 相 談 支 援 相 談 支 援 B 型 事 業 又 は 就 労 移 行 支 援 事 業 利 用 の た め の サ ー ビ ス 等 利 用 計 画 案 の 作 成 支 給 決 定 ① 就労アセスメント ② 評価結果まとめ 就労移行支援事業所による アセスメントが困難な場合 相談支援 事業所 市町村 就労移行支援 事業所 市町村 相談支援 事業所 相談支援事業所 B型事業又は就労 移行支援事業の 利用に係る支給決 定 モ ニ タ リ ン グ 相談支援事業所は、就労アセスメント結 果を参考に、利用者のニーズを踏まえ た適切なサービス利用のための相談支 援を実施。 相談支援事業所は、アセスメント 結果を参考にしつつモニタリングを 実施。「一般就労の希望がある」 「一般就労の可能性がある」場合 は、障害者就業・生活支援セン ター等と協力し、一般就労への移 行支援を実施。 就労移行支援事業所による アセスメントに係る暫定支給決定 障害者就業・生活 支援センター 事業 利用開始 アセスメントや 相談支援の結果、 一般就労を目指 す場合や他の障 害福祉サービス 等の利用も想定 されます。 19

(20)

(参考) 各支援機関の連携による障害 者就労支援マニュアル (平成27年3月16日各都道府県 指定都市 中核市 障害保健福祉主管課あて厚生労働省社会・援護局 障害保健福祉部障害福祉課事務連絡) 就労移行支援事業所による就 労アセスメント実施マニュアル (平成27年4月22日各都道府県 指定都市 中核市 障害保健福祉主管課あて厚生労働省社会・援護局 障害保健福祉部障害福祉課事務連絡) (厚労省ホームページに掲載) http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/service/shuro u.html 就労アセスメントを活用した障 害者の就労支援マニュアル (平成27年8月3日各都道府県 指定都市 中核市 障害保健福祉主管課あて厚生労働省社会・援護局 障害保健福祉部障害福祉課事務連絡) 20

(21)

・遅刻や欠勤の増加 ・業務中の居眠り ・身だしなみの乱れ ・薬の飲み忘れ 企業等 就労定着に向けた支援を行う新たなサービス(就労定着支援)の創設 就労移行支援事業所等 働く障害者 ・ 障害者就業・生活支援センター ・ 医療機関 ・ 社会福祉協議会 等 ②連絡調整 関係機関 ② 連 絡 調 整 一般就労へ移行 就労に伴い生じている生活面の課題 ⇒生活リズム、体調の管理、給料の浪費等 ① 相 談 に よ る 課 題 把 握 就労定着支援 事業所 ③ 必 要 な 支 援 ○ 就労移行支援等の利用を経て一般就労へ移 行した障害者で、就労に伴う環境変化により生 活面の課題が生じている者 対象者 ○ 障害者との相談を通じて生活面の課題を把握するとともに、企業や関係機関等との連絡調整やそれに 伴う課題解決に向けて必要となる支援を実施。 ○ 具体的には、企業・自宅等への訪問や障害者の来所により、生活リズム、家計や体調の管理などに関す る課題解決に向けて、必要な連絡調整や指導・助言等の支援を実施。 支援内容 ○ 就労移行支援等を利用し、一般就労に移行する障害者が増加している中で、今後、在職障害者の就労に伴う生活上の支援ニーズはより一層多様化かつ増大 するものと考えられる。 ○ このため、就労に伴う生活面の課題に対応できるよう、事業所・家族との連絡調整等の支援を一定の期間にわたり行うサービスを新たに創設する(「就労定着 支援」)。 21

(22)

連 携 就労する障害者への支援 ●生活習慣の確立 ●家事の遂行 ●消費活動 ●金銭管理 ●異性や友人との交友 ●余暇活動の充実 ●地域活動への参加 ●疾病管理 等 ●仕事の技能習得のための支 援 ●職場ルールの理解と遵守の 支援 ●職場でのコミュニケーション方 法習得のための支援 ●人間関係の形成のサポート 等 生活場面 職場 雇用する企業への支援 ●障害特性の理解 ●指導・雇用管理ノウハウの習得 ●作業工程の改善 等 ●社内理解の促進 ●職務選定・職務開発 ●教育訓練体制の構築 ●施設・設備の改善 受け入れ直後 受け入れ後 就労の定着 企業と連携・協力した支援 ○ 医療機関 ○ 相談支援機関や障害福祉サービス 事業所(自立訓練、地域定着支援等) ○ 教育機関 等 就職から開始される就労の定着に向けた支援体系 22 障害者就業・生活支援センター 企業と連携・協力した支援 連 携 関係機関と連携・協力した支援

(23)

就労移行支援事業所等における職場定着支援 就労移行支援 就労継続支援A型 就労継続支援B型 運営基準に おける規定 指定就労移行支援事業者は、 利用者の職場への定着を促進す るため、障害者就業・生活支援 センター等の関係機関と連携し て、利用者が就職した日から6月 以上、職業生活における相談等 の支援を継続しなければならな い。 指定就労継続支援A型事業者 は、利用者の職場への定着を促 進するため、障害者就業・生活 支援センター等の関係機関と連 携して、利用者が就職した日から 6月以上、職業生活における相 談等の支援の継続に努めなけれ ばならない。 指定就労継続支援B型事業者 は、利用者の職場への定着を促 進するため、障害者就業・生活 支援センター等の関係機関と連 携して、利用者が就職した日から 6月以上、職業生活における相 談等の支援の継続に努めなけれ ばならない。 報酬での評 価 就労定着支援体制加算 21単位~146単位 就労継続期間が6ヵ月以上12ヵ月 未満、12ヵ月以上24ヵ月未満、2 4ヵ月以上36ヵ月未満の者の割合に 応じて算定 就労移行支援体制加算 26単位 6ヵ月以上継続して就労している者 が利用定員の5%以上の場合に算 定 就労移行支援体制加算 13単位 6ヵ月以上継続して就労している者 が利用定員の5%以上の場合に算 定 23

(24)

3.就労移行支援事業・就労継続支援 (A型・B型)事業別

・ サービス提供の基本姿勢・ポイント

・ アセスメントのポイント

・ サービス管理プロセスの実際

・ サービスの評価

(25)

2016年度 サービス管理責任者指導者養成研修 就労分野

障害福祉サービス事業

就労移行支援事業

NPO法人 大阪精神障害者就労支援ネットワーク 金塚 たかし

(26)

本講義でお伝えしたいこと

① 就労移行支援事業の概要 ② 働くとは ③ 就労移行支援事業所の役割とは ④ 当事者、企業、地域、スタッフに対する役割 ⑤ 就労支援とは

(27)

就労移行支援

○ 対象者 ○ サービス内容 ○ 主な人員配置 一般就労等を希望し、知識・能力の向上、実習、職場探し等を通じ、適性に合った職場への就労等が見込まれる障害者(65歳未満の者) ■ 一般就労等への移行に向けて、事業所内や企業における作業や実習、適性に合った職場探し、 就労後の職場定着 のための支援等を実施 ■ 通所によるサービスを原則としつつ、個別支援計画の進捗状況に応じ、職場訪問等によるサービスを組み合わせ ■ 利用者ごとに、標準期間(24ヶ月)内で利用期間を設定 ■ サービス管理責任者 ■ 職業指導員 生活支援員 ■ 就労支援員 → 15:1以上 ○ 報酬単価(平成27年4月~) 就労定着支援体制加算 21~146単位 ⇒ 一般就労等へ移行した後、継続して6ヵ月以上、12ヵ月以上又は24ヵ月以上就労している者が、定員 の一定割合以上いる場合に加算 移行準備支援体制加算(Ⅰ)、(Ⅱ) 41、100単位 ⇒Ⅰ:施設外支援として職員が同行し、企業実習等の支援を行った場合 ⇒Ⅱ:施設外就労として、請負契約を結んだ企業内で業務を行った場合 就労支援関係研修修了加算 11単位 ⇒ 就労支援関係の研修修了者を就労支援員として配置した場合 福祉専門職員配置等加算(Ⅰ)、(Ⅱ)、(Ⅲ) 15、10、6単位 ⇒Ⅰ:社会福祉士等資格保有者が常勤職員の35%雇用されている場合 ⇒Ⅱ:社会福祉士等資格保有者が常勤職員の25%雇用されている場合 ⇒Ⅲ:常勤職員が75%以上又は勤続3年以上が30%以上の場合 ○ 事業所数 3,120(国保連平成28年4月実績) ○ 利用者数 31,324(国保連平成28年4月実績) ■ 基本報酬 就労移行支援サービス費(Ⅰ) 通常の事業所が支援を行った場合、定員数に 応じて報酬を算定 20人以下 804単位/日 21人以上40人以下 711単位/日 41人以上60人以下 679単位/日 61人以上80人以下 634単位/日 81人以上 595単位/日 就労移行支援サービス費(Ⅱ) あん摩マッサージ指圧師等養成施設として認定 されている事業所が支援を行った場合、定員数 に応じて報酬を算定 20人以下 524単位/日 21人以上40人以下 467単位/日 41人以上60人以下 437単位/日 61人以上80人以下 426単位/日 81人以上 412単位/日 食事提供体制加算、送迎加算、訪問加算等 ⇒ 他の福祉サービスと共通した加算も一定の条件を満たせば算定可能 6:1以上 ■ 主な加算

(28)

働くとは

• 収入を得て豊かな生活 • 障害者、病者を労働者へ • 存在価値の証明 • 夢へのステップ • やりがい 生きがい • 貢献感、達成感、充実感、所属感、安心感 • 人生の一部 • 働く事で病状が安定⇔不安定 • 変化 28

(29)

就労移行支援事業所の役割

• 就職ではなく「働き続ける」を支える • ビジネススクールではなく人間形成の場 • 私たちの幸せだけでなく地域の幸せ • 変化を起こす • 雇用領域を作り出す • ネットワーク構築 • 制度を知り使いこなす • ローカルルールを考える 29

(30)

当事者に対しての役割

• オーダーメイドの支援 • 自己選択、自己決定、自己責任 • 自己理解の促進 • トライ&エラー • 自信の回復 • モチベーションの喚起 • 納得感 • 安心感 • 信頼関係(ベースキャンプ地) 30

(31)

企業に対しての役割

• 企業を支える意識(SOS対応) • ビジネスパートナー • 専門機関とのチャンネル • 働く上で必要となる配慮や対応策を助言できる • 生活支援は福祉サイド • 雇用管理能力を高める提案 • 情報提供 • 加齢による次の行き場所の確保 31

(32)

地域に対しての役割

• 何度でも就労へチャレンジできる仕組み作り • チーム支援の意識成就 • 地域独自の就職へのシステム作り • 地域の幸せを考える • 利用者が選択できる社会資源 • 雇用領域を作る • 社会資源の1つとして何ができるか • 既存の枠にはめない • 隙間を作らない 32

(33)

スタッフに対しての役割

• 就労支援が法人の理念に謳われているか • 育つ環境 育てる環境を作る(人材育成) • 就労支援の概念整理 • リスク支援の必要性 • 私たちの準拠は当事者の思い • 直接支援・間接支援 • チーム支援 • 「働き続ける」を支援する • 諦めない • 自己実現 • 就労支援員としての専門性 33

(34)

就労支援は人生支援

• 本人の希望する就労生活を支援する • 生活支援 • エンパワメント • 人としての尊厳 • 夢、希望の継続支援 • 副作用を起こさせない 34

(35)

2016年度 サービス管理責任者指導者養成研修 就労分野

障害福祉サービス事業

就労継続支援A型

社会福祉法人シンフォニー 村上 和子

(36)

本講義でお伝えしたいこと

① 就労継続支援A型事業の概要

② サービス等利用計画との関係

③ サービス提供の基準

④ サービス提供の視点

⑤ 具体的プロセス(参考資料)

(37)

○ 対象者

就労継続支援A型

○ サービス内容 ○ 主な人員配置 ○ 事業所数 3,205(国保連平成28年4月実績) 就労機会の提供を通じ、生産活動にかかる知識及び能力の向上を図ることにより、雇用契約に基づく就労可能な障害者(利用開始時、65歳未満の者) ■ 通所により、雇用契約に基づく就労の機会を提供するとともに、一般就労に必要な知識、能力が高まった者について、一般就労への移 行に向けて支援 ■ 一定の範囲内で障害者以外の雇用が可能 ■ 多様な事業形態により、多くの就労機会を確保できるよう、障害者の利用定員10人からの事業実施が可能 ■ 利用期間の制限なし ○ 利用者数 58,852(国保連平成28年4月実績) 就労移行支援体制加算 26単位 ⇒ 一般就労等へ移行した後、継続して6月以上就労している者が前年度において定 員の5%を超えている場合 施設外就労加算 100単位 ⇒ 一定の基準を満たし、企業内等で作業を行った場合 重度者支援体制加算(Ⅰ)、(Ⅱ) 22~56単位 ⇒ 前年度における障害基礎年金1級を受給する利用者が一定数以上いる 場合、重度者の割合と定員に応じて算定 ○ 報酬単価(平成27年4月~) ■ 基本報酬 就労継続支援A型サービス費(Ⅰ) 職業指導員及び生活支援員の総数が常勤換 算方法で7.5;1以上の配置がとられている場合、 定員数に応じて算定する 20人以下 584単位/日 21人以上40人以下 519単位/日 41人以上60人以下 487単位/日 61人以上80人以下 478単位/日 81人以上 462単位/日 就労継続支援A型サービス費(Ⅱ) 職業指導員及び生活支援員の総数が常勤換算 方法で10;1以上の配置がとられている場合、定員 数に応じて算定する。 20人以下 532単位/日 21人以上40人以下 474単位/日 41人以上60人以下 440単位/日 61人以上80人以下 431単位/日 81人以上 416単位/日 食事提供体制加算、送迎加算、訪問加算等 ⇒ 他の福祉サービスと共通した加算も一定の条件を満たせば算定可能 ■ サービス管理責任者 ■ 職業指導員 生活支援員 10:1以上 福祉専門職員配置等加算(Ⅰ)、(Ⅱ)、(Ⅲ) 15、10、6単位 ⇒Ⅰ:社会福祉士等資格保有者が常勤職員の35%雇用されている場合 ⇒Ⅱ:社会福祉士等資格保有者が常勤職員の25%雇用されている場合 ⇒Ⅲ:常勤職員が75%以上又は勤続3年以上が30%以上の場合 ■ 主な加算

(38)

就労支援サービスの対象者

就労移行支援 就労継続支援A型 就労継続支援B型 ど の よ う な 人 ①就労を希望する65歳 未満の障害者で、就労 に必要な知識及び技術 の習得もしくは就労先の 紹介その他の支援が必 要な通常の事業所に雇 用されることが可能と見 込まれる者 ②あん摩マッサージ指圧 師免許、はり師免許又 はきゅう師免許を取得す ることにより、就労を希望 する者 企業等への就労が困難な障 害者のうち適切な支援により、 雇用契約を結んで継続的に就 労することが可能な65歳未満 の者(利用開始時) ①就労移行支援を利用したが 企業等の雇用に結びつかなかっ た者 ②特別支援学校を卒業し、就 職活動を行ったが企業等の雇 用に結びつかなかった者 ③企業等を離職した者等就労 経験のある者で、現に雇用関 係がない者 企業等に雇用されることが困難な障害者の うち雇用されていた者で年齢や心身の状態そ の他の事情により引き続き雇用されることが 困難となった者、就労移行支援を利用したが 一般企業等の雇用に結びつかなかった者、 就労の機会を通じて生産活動の知識及び 能力の向上や維持が期待される者 ①就労経験があり、年齢や体力面で一般企 業の雇用が困難となった者 ②50歳に達している者又は障害基礎年金1 級受給者 ③上記のいずれにも該当しない者で就労移 行支援事業者等のアセスメントにより、就労 面の課題等の把握が行われているB型希望 者 38

(39)

家族のねがい ・ 本人のきぼう

39 平日はグループホーム から仕事に行くようにする 仕事は大好き。卒業して2回就職 したけど難しくてやめてしまった。 でも、休みの日は 家に帰りたい 虫歯が痛い。でも、こわくて ひとりで歯医者に行けない 私たち両親とも 高齢で病気がちなので 子どもの将来が心配。 ホームで自分のことが できるようになると安心。 友だちと仲良く仕事して 元気で過ごしてほしい。 体力があるのでA型で働いて B型より多く給料をもらいたい 両親 本人

(40)

指定特定相談支援事業者(計画作成担当)と就労支援事業者の関係 相 談 支 援 事 業 者 就 労 支 援 事 業 者 40 ア セ ス メ ン ト サ ー ビ ス 等 利 用 計 画 案 支 給 決 定 ( 市 町 村 ) 継 続 サ ー ビ ス 利 用 支 援 ( モ ニ タ リ ン グ ) 個 別 支 援 計 画 個 別 支 援 計 画 の 実 施 ( サ ー ビ ス の 提 供 ) ア セ ス メ ン ト サ ー ビ ス 担 当 者 会 議 モ ニ タ リ ン グ サ ー ビ ス 等 利 用 計 画 個 別 支 援 計 画 の 原 案 個 別 支 援 会 議 サ ー ビ ス 等 利 用 計 画 の 変 更 個 別 支 援 計 画 の 変 更 サ ー ビ ス 担 当 者 会 議 相 談 支 援 専 門 員 サ ー ビ ス 管 理 責 任 者

(41)

優 先 順 位 解決すべき課題 (本人のニーズ) 支援目標 達成 期間 福祉サービス等 種類・内容・量(頻度・時間) 問題解決のための 本人の 役割 評価 時 期 その他 留意事項 1 仕事の日はホームで暮らす 必要な支援を利用して生活する力を身に着ける 6月 共同生活援助 住居の提供 生 活支援(掃除・洗濯・入浴 等) 相談 掃除や洗濯を支援者と一 緒にする 心配なことがあるときは支 援者に伝える 6月後 2 仕事をしたい 仕事をして働く充実感をもつ 6月 支援 A型就労継続 就労支援(清掃作業、除草作業) 5日/週 夜ふかしせずに、仕事の体調を整える 6月後 3 歯医者へ一緒に行ってほしい 苦手な治療を最後まで受けることができる 6月 通院等 介助4h 受診の同行・移動支援2h×2 約束した日に歯医者へ行く 6月後 4 休みの日は家に帰りたい 家族と家で過ごし、仕事と休みのメリハリをつけた生活ができる 6月 家族 送迎 自宅 での支援等 休日を楽しむ 買い 物や食器の片付けなどをす る 6月後 41 利用者及びその家族の生活に 対する意向(希望する生活) ご本人:仕事が大好き。休みの日は家に帰って、仕事の日はホームで暮らす。歯医者に一緒に行ってほしい。 ご家族:自分のことができるようになってほしい。両親が高齢で病気がちなのでホームで暮らしてほしい。 総合的な援助の方針 ホームでの生活やA型での就労を通じて生活体験を増やし、自立した生活を送ることができるように援助する。 目 標 長期目標 仕事と休日にメリハリをつけながら、地域で安心して楽しみのある自立した生活ができるようになりたい 短期目標 ホームの暮らしで洗濯や掃除を教えてもらい、健康に気をつけて自分で働いた給料で生活できるようになりたい サービス等利用計画案 利用者氏名 ○○ ○○ 様 障害支援区分 区分2 相談支援事業者名 ○○相談支援事業所 障害福祉サービス受給者証番号 123456789 計画作成担当者 相談 太郎 地域相談支援受給者証番号 計画案作成日 平成27年10月1日 モニタリング期間(開始年月) 1回/6ヶ月 利用者同意署名欄

(42)

基準省令

(雇用契約の締結等)

第190条 指定就労継続支援A型事業者は、指定就労継続

支援A型の提供に当たっては、

利用者と雇用契約を締結

なければならない。

2 前項の規定にかかわらず、指定就労継続支援A型事業者(多機 能型により第198条に規定する指定就労支援B型の事業を一体的に 行う者を除く。)は、規則第6条の10第2号に規定する者に対して 雇用契約を締結せずに指定就労継続支援A型を提供することができ る。 42

(43)

解釈通知

(雇用契約の締結等)

指定就労継続支援A型の利用者のうち、雇用契約を締結し

者については、労働基準法等労働関係法規の適用を受ける労働者 に該当するが、雇用契約によらない利用者については労働者には該当 しないことから、これらの作業内容及び作業場所を区分するなど、利 用者が提供する役務と工賃との関係が明確になるよう、配慮すること。 43

(44)

解釈通知

なお、利用者の労働者性に関する具体的な考え方については、 「就労継続支援事業利用者の労働者性に関する留意事項について」 (平成18年10月2日障障発第1002003号厚生労働省社会・援護局 障害保健福祉部障害福祉課長通知)を参照されたい。 44

(45)

1 就労継続支援事業利用者に関する留意事項 就労継続支援事業を利用するにあたり、各事業の利用者に対して次の点に留意さ れたいこと。 (1)A型利用者(雇用有) ア A型利用者(雇用有)は、労働基準法上の労働者であることから、雇用するに 当たっては、労働基準関係法令を遵守すること。 イ 雇用労働者に最低賃金の適用除外を行う場合は、所定の様式に、別途通知す る添付様式を活用すること。 (2)A型利用者(雇用無)及びB型利用者 ア 利用者の出欠、作業時間、作業量等が利用者の自由であること イ 各障害者の作業量が予約された日に完成されなかった場合にも、工賃の減額、作 業員の割当の停止、資格剥奪等の制裁を課さないものであること ウ 生産活動において実施する支援は、作業に対する技術的指導に限られ、指揮監 督に関するものは行わないこと エ 利用者の技能に応じて工賃の差別が設けられていないこと

(46)

(3)A型利用者(雇用有及び雇用無)及びB型利用者が利用 する多機能事業所等を実施する場合の留意事項 ア A型利用者(雇用有)、A型利用者(雇用無)及びB型利用者が同一事業所 内で作業する際には、それぞれの作業場所、作業内容が明確に区分され、混在して作 業が行われないこと イ 勤務表・シフト表は別々に管理すること。なお、A型利用者(雇用 無)及びB型利用者の出欠、作業時間の自由が確保されていること ウ A型利用者(雇用無)及びB型利用者は、労働者災害補償保険法の適用がな いことから、当該利用者に対する災害における賠償手段として、任意保険の加入の促進 を図るとともに、労働安全衛生法を準用した安全衛生管理を極力行うこと

(47)

訓練生と労働者

訓練生

① 作業の目的は訓練であること が定款に記載されている ② 利用者ごとに訓練計画が策 定されている ③ 障害者または保護者との間 で、訓練であることに同意し ている ④ 作業実態が訓練計画に沿っ ている ① 作業時間内であっても、受注量の増加 などに応じて、能率をあげるための作業 が強制されている ② 作業時間の延長や、作業日以外の日 に作業の指示がある ③ 欠勤・遅刻・早退に対し、工賃の減額 制度がある ④ 割り当てられた作業が、決められた時間 内に完成されない場合、工賃の減額や 作業割り当ての停止などの制裁がある

労働者

(48)

48 就労継続支援A型 「労働者」として 1 雇用契約書(雇入通知書) 10 トライアル雇用 2 就業規則 11 各種制度・助成金 3 通勤手当(通勤届) 12 調整金・報奨金 4 労働保険(労災・雇用)20h/w以上 13 最低賃金減額の特例許可手続 5 社会保険(医療・年金) 3/4以上 14 残業命令 △36協定 △労基署 6 休暇欠勤処理簿 15 障害者以外の者の雇用 7 年次有給休暇(訓練等給付費なし) 16 離職票 8 求人登録・求職登録 17 市民税(退職報告) 9 健康診断 18 賃金の確保・損益を意識した収入 【雇用型利用者負担金の減免】 雇用関係のある就労継続支援(雇用型)における利用者負担についても他の障害福祉サービスを利 用した場合と同様に一割の定率負担を求めることが原則。一方で、雇用型の就労継続支援については (1) 事業者と障害者の間で雇用関係が結ばれており、事業者から労働の対価として、賃金が支払われる特別な関係にあること (2) 障害者福祉制度とは別に、障害者雇用納付金制度において、障害者雇用率を越えて障害者を雇用する事業主に対し、 障害者雇用調整金等が支給されていること等を考慮する必要がある。 このため、事業者の判断により事業者の負担をもって利用料を減免することができる仕組みとする。

(49)

就労継続支援A型 「利用者」 として 1 受給者証(契約日数記入・押印) 15 多機能型(作業室や支援の区別) 2 利用契約書(事業者名・事業者印) 16 利用日数の原則 3 重要事項説明書(署名・押印) 17 利用料有無の届出(指定時) 4 個人情報保護・提供(説明・承諾印) 18 就労に伴う生活面における支援 5 アセスメントシート(面接) 19 他のサービス利用の支援 6 個別支援計画作成会議(会議録) 20 工賃向上計画 7 個別支援計画(説明同意・交付) 21 賃金実績報告(都道府県へ) 8 サービス提供の記録 ※各種加算 22 個別支援計画変更(同意・交付) 9 月間(週間)予定表 23 欠席時対応記録 10 事業運営規程 24 施設外支援(記録) 11 職員配置基準(勤務表) 25 施設外就労(ユニット支援) 12 支援記録 26 他の障害福祉サービス等との連携 13 モニタリング(記録) 27 労働者性(雇用契約を締結しない者) 14 サービス担当者会議(会議録) 28 49

(50)

利用者の適性に合った作業内容か?

①マッチング

習熟に応じた支援のしくみがあるか?

試しにやってみることができるか?

②ステップ

③チャンス

とくいなこと

だんだんと

これはどうか

(1)サービスの評価

個々に合ったサービスが提供されるしくみがあるか?

(51)

5つの力

移動 食事 消費 気配り 伝える 路 線 バ ス 鉄 道 タ ク シ ー バ イ ク 自 転 車 運 転 免 許 弁 当 購 入 飲 食 店 調 理 健 康 意 識 買 い 物 商 品 選 択 料 金 支 払 娯 楽 施 設 あ い さ つ 返 事 態 度 服 装 言 葉 遣 い 話 す 聞 く 頼 む 生活圏域の 拡大 豊かで安心な 食生活 社会経済活動 への参加 職業人・社会人 としての意識 相談による 人権尊重

(3)人材の育成・強化

「尊厳や人権」意識のある支援者になるよう育てているか?

(52)

(4)サービス管理責任者の評価

障害のある人の「働きたい」を実現できたか?

何が得意で、何に取り組み どのような成果があったか 具体的に言えますか? 相談支援専門員と緊密な 連携をもって就労支援に 取り組めましたか?

(53)

「提供したサービス」の評価だけで終わらず、

結果的にどのような就労生活が実現できたのか、

全体に目を向ける

就労支援の最大のポイント

働く支援だけに目を向けない

「働く人」であると同時に、地域に暮らす「生活者」と

しての基盤づくりの視点を!

(54)

参考資料

就労継続支援A型 社会福祉法人シンフォニー 村上 和子 この資料は、「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく指定障害福祉サービスの事業等の 人員、設備及び運営基準」(以下「基準省令」)をもとに、就労継続支援A型事業者のサービス管理責任者がサービス提供の プロセスにおいて理解しておくべき箇所を抜粋してまとめたものであり、正しくはご自身で基準省令等をご確認ください。

(55)

サービス管理責任者の役割

②利用者に関するアセスメント ③個別支援計画の作成 ④個別支援計画作成会議の運営 ⑤個別支援計画の説明・同意と交付 ⑦モニタリングと計画の見直し・変更 ⑩サービス提供の終了 ①サービス内容等の説明や利用契約等 ⑨サービス提供職員への技術指導・助言 ⑧地域・関係機関等との連絡調整 ⑥個別支援計画の実施(サービス提供)

(56)

①説明・利用契約

①サービスの説明

②重要事項の説明

③就業規則・賃金の説明

④同意・契約

他のサービス等の利用状況の把

握(責務)

①受給者証

②契約書

(利用・雇用)

③重要事項説明書

④就業規則等

⑤賃金・保険・

①提供するサービス内容について分かりやすく説明 ②重要事項、作業内容、賃金、就業規則、個人情報保護等について説明・同 意のもと同意書に署名・捺印を受ける ③最低賃金や雇用保険、有給休暇等についても説明

(57)

②アセスメント

①有する能力の把握

②環境及び日常生活全般の状

況等の評価

③希望する生活や課題等の把握

④支援内容の検討

①フェイスシート

②アセスメントシート

③関係者・機関情報

④職業評価

⑤チェックリスト 等

①必ず利用者に面接して行わなければならない ②面接の趣旨を利用者に十分に説明し、理解を得なければならない

(58)

③個別支援計画原案の作成

①利用者・家族の生活に対する意向 ②総合的な支援の方針 ③生活の質を向上させるための課題 ④目標・その達成時期 ⑤留意事項等を記載した計画の原案 作成 ①個別支援計画(原案) 説明・同意・押印 ②サービス予定表 ③プラン作成に必要な書類 ①A型以外の保健医療サービス又はその他の福祉サービス等との連携も含めて 原案に位置づける ②プランに反映できなかったニーズについても、A型以外のサービスや他の機会に 実現できるよう記載しておく

(59)

④個別支援計画作成会議の運営

①サービス提供の担当者を招集 ②個別支援計画作成会議開催 ③原案について意見を求める ①個別支援計画(原案) ②個別支援計画作成会議議 事録 ①利用者又はその家族に原案の内容を説明し、文書により利用者の同意を得 なければならない ②原案については、その利用者の支援にかかわる全ての職員に説明し、意見を 求めることが大事

(60)

⑤個別支援計画の説明・同意と交付

①利用者又はその家族に対して計画を 説明 ②文書により利用者の同意を得る ③個別支援計画を利用者に交付する ①個別支援計画書(案) ②利用者の同意書 ③利用者へ交付 ①支援目標だけでなく、その達成時期、支援の方針や内容について利用者や家 族に分かりやすく説明し、計画に同意(署名・捺印)を得たら計画書を交付す る

(61)

⑥個別支援計画の実施

(サービス提供)

①支援職員との共通理解

目標・達成時期の認識

②サービス提供の実施

③サービス提供の記録

①個別支援計画書

②サービス提供記録

※捺印

③支援記録

※報酬加算の根拠

①支援に従事する職員の全てが個別支援計画を共通理解したうえでサービス提 供を行う ②就労支援事業(移行支援・A型・B型)を利用した「日」とサービス提供の「開 始・終了時間」等を記録 ①支援に従事する職員の全てが個別支援計画を共通理解したうえでサービス提 供を行う ②サービス(A型)を提供した「日」とサービスの開始・終了時間等を記録

(62)

⑦モニタリング

①サービス提供管理 内容・プロセス ②利用者の心身の状況や環 境(家 庭・訓練)の把握 ③個別支援計画の見直し・修正・変更 (同意が必要) ①支援記録 ②モニタリング記録 ③継続的なアセスメント ①プランに基づいたサービス提供ができているか把握 ②少なくとも6月に1回以上の見直し ③定期的に利用者に面接する ④定期的にモニタリング結果を記録すること

(63)

⑧地域・関係機関等との連携

①障害福祉課 ②ハローワーク ③労働基準監督署 ④社会保険事務所・社会保険労務士 ⑤障害者職業センター ⑥高齢・障害者雇用支援センター ⑦医療機関 ⑧就業・生活支援センター等 ⑨企業・事業主 ⑩グループホーム等 ⑪特別支援学校等 ⑫受注先・顧客 等々 ①受給者証の申請・発行 ②求職登録・求人登録 ③社会保険加入手続 ④職業評価等 ⑤各種助成・情報提供等 ⑥健康診断受診 ⑦就労に伴う生活相談・支援 ⑧職場実習・施設外就労・就職 ⑨居住生活に伴う支援 ⑩最低賃金減額許可申請 ⑪実習生受入 ⑫受注確保・販路開拓 等々 ①計画相談支援事業所との連携が必須に! ②書き尽くせないほどの連携先があり、どれも重要! ③事業所内だけに目を向けてはいられない

(64)

⑨職員への技術指導・助言

①職業指導のみならず生活支援技術 の向上も ②職員の戸惑いを把握し助言する ③事業所外の人的連携先を職員に紹 介していく ①他のサービスとの連携 合同支援会議の開催等 ②直接利用者に援助するよりも、担当 職員が援助できるようにアドバイスする ③外部のネットワークをサビ管だけのもの にせず、担当職員につないでいく ①目標達成のための支援が適切に行われているかモニタリングし、支援者側に対 して技術指導や助言を行う ②事業所内だけで問題解決を図ろうとせず、地域の資源やネットワークを活用す ることが利用者にも重要

(65)

⑩サービス提供の終了

①一般就労 ②他のサービスへの変更 ③病気・死亡 等 ①受給者証への記載 ②契約内容報告書提出 ③離職票 ④社会保険脱退手続 ⑤市民税(退職の報告) ①一般就労や他のサービスへの移行等について利用者が必要とする便宜を図る(履歴書の 書き方・面接・相談機関 等々) ②就労後の必要な支援が適切に届けられるよう、また退職や他のサービス利用が中止となった 場合に、気軽に相談できるよう情報提供や受入・紹介体制を用意(計画相談事業所・相 談支援専門員・当事者の会等へ) ③終了に伴う諸手続が迅速に行われるよう事業所内の事務担当者との連携も図る

(66)

就労(第191条)

①地域の実情並びに製品及びサービスの需給状況等を考慮して行うよう努めな ければならない

①作業の効率の向上が図られるよう、利用者の障害の特性等を踏まえた工夫

(67)

②賃金及び工賃(第192条)

①利用者が自立した日常生活又は社会生活を営むことを支援するため、賃金 の水準を高めるよう努めなければならない ②第190条第2項の規定による利用者に対しては、生産活動に係る事業の収 入から生産活動に係る事業に必要な経費を控除した額に相当する金額を工賃 として支払わなければならない ③雇用契約を締結していない利用者の自立した日常生活又は社会生活を営 むことを支援するため、前項の規定により支払われる工賃の水準を高めるよう努 めなければならない ④第2項の規定により雇用契約を締結していない利用者それぞれに対し支払わ れる1月あたりの工賃の平均額は、3000円を下回ってはならない

(68)

実習の実施(第193条)

①A型事業者は、利用者がA型計画に基づいて実習できるよう、実習の受け入 れ先の確保に努めなければならない ②前項の実習の受け入れ先の確保に当たっては、公共職業安定書、障害者 就業・生活支援センター及び特別支援学校等の関係機関と連携して、利用者 の就労に対する意向及び適性を踏まえて行うよう努めなければならない

(69)

求職活動の支援等の実施(第194条)

①A型事業者は、公共職業委安定所での求職の登録その他の利用者が行う 求職活動の支援に努めなければならない ②A型事業者は、公共職業安定所、障害者就業・生活支援センター及び特 別支援学校等の関係機関と連携して、利用者の就労に関する意向及び適性 に応じた求人の開拓に努めなければならない

(70)

職場への定着のための支援等の実施(第195条)

①A型事業者は、利用者の職場への定着を促進するため、障害者就業・生活 支援センター等の関係機関と連携して、利用者が就職した日から6月以上、職 業生活における相談等の支援の継続に努めなければならない

(71)

2016年度 サービス管理責任者指導者養成研修 就労分野

障害福祉サービス事業

就労継続支援B型

社会福祉法人 神戸光の村 東馬場良文

(72)

本講義でお伝えしたいこと

① 就労継続支援B型事業の概要

② B型利用までの流れ

③ B型の工賃・利用者・サービス内容

④ B型の意義

(73)

○ 対象者

就労継続支援B型

○ サービス内容 ○ 主な人員配置 就労移行支援事業等を利用したが一般企業等の雇用に結びつかない者や、一定年齢に達している者などであって、就労の機会等を通じ、生産活動にかかる知識及び能力の向上や維持 が期待される障害者 ① 企業等や就労継続支援事業(A型)での就労経験がある者であって、年齢や体力の面で雇用されることが困難となった者 ② 50歳に達している者または障害基礎年金1級受給者 ③ ①及び②に該当しない者であって、就労移行支援事業者によるアセスメントにより、就労面に係る課題等の把握が行われている者 ■ 通所により、就労や生産活動の機会を提供(雇用契約は結ばない)するとともに、一般就労に必要な知識、能力が高まった者は、一般 就労等への移行に向けて支援 ■ 平均工賃が工賃控除程度の水準(月額3,000円程度)を上回ることを事業者指定の要件とする ■ 事業者は、平均工賃の目標水準を設定し、実績と併せて都道府県知事へ報告、公表 ■ 利用期間の制限なし ○ 事業所数 10,102(国保連平成28年4月実績) ○ 利用者数 213,020(国保連平成28年4月実績) 就労移行支援体制加算 13単位 ⇒ 一般就労等へ移行した後、継続して6月以上就労している者が前年度において定員の5%を超えている 場合 施設外就労加算 100単位 ⇒ 一定の基準を満たし、企業内等で作業を行った場合 重度者支援体制加算(Ⅰ)、(Ⅱ) 22~56単位 ⇒ 前年度における障害基礎年金1級を受給する利用者が一定数以上いる場合、重度者の割合と定員に 応じて算定 目標工賃達成加算(Ⅰ)、(Ⅱ)、(Ⅲ) 69、59、32単位 ⇒Ⅰ:都道府県の最低賃金の2分の1以上の工賃を達成した場合等 ⇒Ⅱ:都道府県の最低賃金の3分の1以上の工賃を達成した場合等 ⇒Ⅲ:都道府県の平均工賃以上の工賃を達成した場合等 ○ 報酬単価(平成27年4月~) ■ 基本報酬 就労継続支援B型サービス費(Ⅰ) 職業指導員及び生活支援員の総数が常勤換算方法 で7.5;1以上の配置がとられている場合、定員数に応じ て算定する。 20人以下 584単位/日 21人以上40人以下 519単位/日 41人以上60人以下 487単位/日 61人以上80人以下 478単位/日 81人以上 462単位/日 就労継続支援B型サービス費(Ⅱ) 職業指導員及び生活支援員の総数が常勤換算方法 で10;1以上の配置がとられている場合、定員数に応じて 算定する。 20人以下 532単位/日 21人以上40人以下 474単位/日 41人以上60人以下 440単位/日 61人以上80人以下 431単位/日 81人以上 416単位/日 ■ サービス管理責任者 ■ 職業指導員 生活支援員 10:1以上 食事提供体制加算、送迎加算、訪問加算等 ⇒ 他の福祉サービスと共通した加算も一定の条件を満たせば算定可能 ■ 主な加算

(74)

就労継続支援B型事業所(平成27年度報酬改定) ○ 重度者支援体制加算(Ⅲ)について、経過措置の終了。 ○ 工賃向上に向けた取組を推進するため、基本報酬の見直しを行った上で、工賃が一定の水準に達している事業所を 評価するための新たな加算区分を創設するとともに、現行の目標工賃達成加算の算定要件等を見直し。 就労継続支援サービス費 (Ⅰ) 526単位/日 → 519単位/日 (利用定員が21人以上40人以下の場合) 基本報酬 〈現行〉 〈27年度改定〉 重度者支援体制加算 平成27年3月31日までの経過措置とされている重度者支援体制加算(Ⅲ)を廃止。 ○ 施設外就労加算の算定要件の緩和 施設外就労加算 1ユニット当たりの最低定員が3人以上〈現行〉 1ユニット当たりの最低定員が1人以上〈27年度改定〉 目標工賃達成加算 目標工賃達成加算(Ⅰ) 69単位/日 【新設】 目標工賃達成加算(Ⅱ) 49単位/日→59単位/日 目標工賃達成加算(Ⅲ) 22単位/日→32単位/日 〈現行〉 〈27年度改定〉 目標工賃達成指導員配置加算 ○ 目標工賃達成指導員配置加算の充実 目標工賃達成指導員配置加算 81単位/日 → 89単位/日 (利用定員が20人以下の場合) 〈現行〉 〈27年度改定〉 目標工賃達成指導員を常勤換算方法で1人以上配置するよう要件を見直すとともに、加算の単位数を引き上げ。 工賃実績が地域の最低賃金の1/2以上 〈主な算定要件〉 工賃実績が地域の最低賃金の1/3以上 工賃実績が各県の施設種別平均以上(要件見直し) ※全ての加算の要件に、「前年度の工賃実績が、原則、前々年度の工賃実績以上」であることを追加。

(75)

<就労系サービスの状況(27年度報酬改定)> ○就労継続支援B型 利用者数176,098人、事業所数8,220か所(※)⇒前年度10%増 ・ 27年度改定のポイント ① 「目標工賃達成加算」に新たな区分(最低賃金の2分の1以上が要件)を創設。 算定要件に平成21年度改定前に存在していた「原則として(※)、前々年度の工賃 実績以上」が復活。 (※)留意事項通知やQ&Aで、例外は平成21年度改定前のものよりも広くとられている。 ② 「目標工賃達成指導員配置加算」の単位数が増、算定要件に「常勤換算方法で1人以上配置」が追加。 ③「施設外就労加算」の算定要件で、1ユニット当たりの最低人員を緩和、1人でも加算の算定が可能となった。(A型、移 行支援の「移行準備支援体制加算」も同様) ④(26年度末までの経過措置であった)「重度者支援体制加算Ⅲ」を廃止(A型も同様) ・ 工賃額が最低賃金の3分の1以上の事業所は全体の20%割程度(1,702事業所)、さらに2分の1以上の事業所は約6% (472 事業所)。当時の目標工賃達成加算Ⅰ(最低賃金3分の1以上が要件)の取得事業所は11%(969事業所)⇒最賃3分 の1をクリアしても加算対象とならない事業所が相当数存在する。(事業所数と%は27年度報酬改定検討チーム資料より) (※)=平成25年度の1か月平均 (27年度報酬改定検討チーム資料より)

(76)

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ 就労系障害福祉サー ビス(B型事業等)の 利用希望者が市町村 窓口で相談。 利用者が市町村にアセス メントのための暫定支給 決定に係るサービス等利 用計画案を提出。 利用者はB型事業の 利用について市町村 窓口に申請。 利用者は市町村にB型 事業利用のための サービス等利用計画案 を提出。 市町村は就労アセスメ ントを受けるために就労 移行支援事業所の利用 が必要であることを説明 し、就労移行支援事業 の利用申請をしてもらう。 市町村は相談支援事 業所で就労アセスメ ント実施のための サービス等利用計画 案を作成してもらうよ う申請者に指示。 市町村は就労アセス メントのための暫定 支給決定を行う。 市町村は相談支援事 業所でB型事業利用の ためのサービス等利用 計画案を作成してもら うよう申請者に指示。 市町村はサービス 等利用計画案を参 考に支給決定を行 う。 相談支援事業所が 就労移行支援事業 所と連絡をとり、就 労アセスメント実施 のための調整を行 う。 相談支援事業所は 就労アセスメントの ためのサービス等 利用計画案を作成 して利用者に交付。 相談支援事業所は就 労アセスメントのため のサービス等利用計 画を利用者に交付。 相談支援事業所は就労アセ スメントや通常の調査(障害 の状況や家庭状況、利用者 の意向など)の結果を勘案 して最適なサービス種別を 相談・提案。 相談支援事業所はB 型事業利用のため のサービス等利用計 画案を作成して利用 者に交付。 相談支援事業所は B型事業所のサー ビス等利用計画を 利用者に交付。 就労移行支援事業 所が就労アセスメン トを実施。 就労移行支援事業所 はアセスメントの結果 を取りまとめて相談支 援事業所に提出。 就労移行支援事業の本利用開始。 就労アセスメント 利 用 者 サービス担当者会議はこの ときまでに実施しておいてく ださい。 B型事業または就労移行支援事業利用までの流れの詳細 ○ 利用相談から就労移行支援事業所によるアセスメントを経て、就労継続支援B型事業または就労移行支援事業の利用開始に至 るまでの流れの詳細は、以下のようになります。 市 町 村 就 労 移 行 引き続き就労移行支援事業を利用す る場合 サービス担当者会議は このときまでに実施して おいてください。 モニタリング B型事業を 利用する場合 相 談 支 援

(77)

サービス利用までの流れ(訓練等給付) 利 用 申 請 市町村 心身の状況に関する アセスメント等 サービスの利用意向の聴 取 サービス等利用計画案の 提出依頼 サービス等利用計画案の提出 暫定支給決定(市町村) サービス等利用計画の作成 個別支援計画 支給決定(市町村) サービスを一定期間利用 ・本人の利用意思確認 ・サービスが適切かどうかの確認

(78)

(※)平成23年度までは、就労継続支援B型事業所、授産施設、小規模通所授産施設における平均工賃 12,222 12,600 12,587 12,695 13,079 13,586 14,190 14,437 14,838 11,000 12,000 13,000 14,000 15,000 16,000 就労継続支援B型事業所における平均工賃の推移 ○ 就労継続支援B型事業所における平均工賃月額は、平成20年度以降、毎年増加してきており、平成18年度から21.4%上昇してい る。

(79)

就労継続支援B型における工賃の状況 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 平成26年度 平成18年度 12.2% 17.2% 27.5% 34.6% 25.4% 23.0% 16.1% 11.5% 8.5% 5.7% 4.6% 3.5% 5.7% 4.5% 0~5千円未満 5千円以上~1万円未満 1万円以上~1万5千円未満 1万5千円以上~2万円未満 2万円以上~2万5千円未満 2万5千円以上~3万円未満 3万円以上 0~5千円未満 1万円以上~1万5千円未満 1万5千円以上~2万円未満 2万円以上~2万5千円未満 2万5千円以上~3万円未満 3万円以上 ○ 平成18年度と比較すると、利用者1人あたりの平均工賃月額が2万円以上の事業所の割合は増加しており、全体 の2割弱となっている。 ○ 平均工賃月額が1万円未満の事業所の割合は減少しているものの、全体の約4割となっている。 5千円以上~1万円未満

(80)

就労移行支援事業等を利用したが一般企業等の雇用に結びつかない者や、一定年齢に 達している者などであって、就労の機会等を通じ、生産活動にかかる知識及び能力の向 上や維持が期待される障害者 ① 企業等や就労継続支援事業(A型)での就労経験がある者であって、年齢や体力の 面で雇用されることが困難となった者 ② 50歳に達している者または障害基礎年金1級受給者 ③ ①及び②に該当しない者であって、就労移行支援事業者によるアセスメントにより、 就労面に係る課題等の把握が行われている者

利用者

(81)

~就労アセスメント~ ● 特別支援学校高等部卒業者等に係る就労継続支援B型事業の利用の取扱いについて 平成27年度以降の取扱(B型事業の利用対象者) ① 就労経験がある者であって、年齢や体力の面で一般企業に雇用されることが困難となった者 ② 50歳に達している者、又は障害基礎年金1級受給者 ③ ➀及び②のいずれにも該当しない者であって、就労移行支援事業者等によるアセスメントにより、就労面に係る課 題等の把握が行われている本事業の利用希望者 経過措置により、「一般就労や就労継続支援A型事業所による雇用の場が乏しい又は就労移行支援事業者が少な い地域において、協議会等からの意見を徴すること等により、一般就労への移行等が困難と市町村が判断した本事 業の利用希望者」も対象であったが、平成27年3月末をもって経過措置は廃止となった。

(82)

サービス内容

■ 通所により、就労や生産活動の機会を提供(雇用契約は結 ばない)するとともに、一般就労に必要な知識、能力が高まった 者は、一般就労等への移行に向けて支援 ■ 平均工賃が工賃控除程度の水準(月額3,000円程度)を上 回ることを事業者指定の要件とする ■ 事業者は、平均工賃の目標水準を設定し、実績と併せて都 道府県知事へ報告、公表 ■ 利用期間の制限なし

(83)

離職者の再チャレンジの場として

◆職場環境の不適応での離職は、現実存在している。 働く場を失わず、生業を見出すツールとして、就労継続事業B型は、必要な場となっている。 ・就労移行支援 約 2.4万人 ・就労継続支援A型 約 4.2万人 ・就労継続支援B型 約17.7万人 (平成26年10月) ◆生活介護⇔就労継続事業B型⇔就労移行事業⇔A型⇔就職 日中活動事業は、相談支援事業者と共に、本人に適した人生をおくっていただきたい。 ◆地域生活の豊かさと共に・・・・

(84)

就労分野の特徴 ~福祉の領域だけではない~

84 ☆ 本人を知る+外部環境を知る+仕事を知る ・労働雇用施策について(障害者雇用施策だけではない) → 障害者雇用に関する制度、有効求人倍率、労働者派遣法や 労働契約法、女性や生活困窮者自立支援等 ・経済情勢について(グローバルとローカル) → 現在の政策の方向性やグローバル経済との繋がり ・産業動向について → 製造業、農業や地場の産業、建設業・・・ ・教育について → 特別支援学校だけではなく大学や地域の高校との連携 ・街の人口推移、財政状況、課題、歴史や地場産業 → これからの産業や「働く場づくり」 ・商品開発、デザイン、トレンド、マーケティング、起業等の経営知識 → 障害のある人の「働く場」の創出。工賃倍増の目指すところ。

参照

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