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2007年8月
Ver.1-4
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目次
ページ1. アカンサス基本理念 ………
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2.
調剤フローチャート ………4
3. 調剤原則 ………5
4. 受付業務……… 5
5. 薬袋作成………
6
6.
錠剤 ………6
7. 散剤 ………7
8. 内用水剤 ………8
9. 外用剤 ………8
10. 麻薬調剤 ………9
11. 監査 ………9
12. 窓口業務 ………10
13. 薬歴管理 ………
10
14. レセプトチェック
………10
15. 付録・資料 ………11
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1. アカンサス基本理念
☆患者さんのセルフメディケーションを支えよう 外来の患者さんにはそれぞれの生活があり、様々な環境・習慣の中で暮らしています。 薬のプロとしての立場から、患者さん個々のニーズに合った服薬・健康管理を支援するために 何ができるか常に考えていきましょう。 ☆薬学部学生の将来への希望と期待をふくらまそう 薬学部卒業生には幅広い活躍の場があります。その中で薬局薬剤師という職能のおもしろさ、 やりがいを感じ取ってもらえるようような薬局創りを続けていきましょう。 ☆薬剤師の可能性を広げ職能を高めよう 地域薬剤師・病院薬剤師・そのほか様々な立場の薬剤師さん達との交流を深め 推察力・判断力のすぐれた薬剤師を増やし、薬学的マネージメント能力の高い人材を多く世に 送り出せるような環境つくりを心がけていきましょう。 ***薬剤師として*** ・ 薬事法、薬剤師法をはじめ薬事関連法規を再確認し、プロとして責任と自覚を持ちましょう。 ・ 最低限、採用薬品に関する基本的な知識(薬効、薬理、常用量、副作用、注意事項等)は 知っておきましょう。 ・ 自己学習を怠らず常に情報アンテナをはっておきましょう。 ・ 仲間同士、お互い情報交換を心がけましょう。4 投薬・会計
2.調剤フローチャート
第 1 監査 薬歴確認→
時間のかかるものから臨機応変に調剤 第3監査 受 付 レセコン入力 薬歴・手帳シール・情報 など印刷物収集 ATC 入力 散薬秤量 水剤秤量 計数調剤 薬袋作成 第2監査 薬歴・薬袋再チェック 薬歴記入・調剤録チェック 薬歴・調剤録・処方箋保存 医療事務チェック・レセコン訂正 薬剤師チェック後調剤録印刷 薬歴保存:3 年 調剤録保存:3 年 処方箋:3 年5
3.調剤原則
1. 調剤マニュアルに沿って調剤する。但し、患者さんの要望があった場合は製剤上の 問題がなければこの限りではない。 2. 患者さんの希望によりマニュアルから外れた調剤方法で調剤した場合は薬歴の調剤 履歴欄に必ず記録し再現性のある調剤が行われるようにする。 3. 散剤、水剤の調剤者はそれぞれの調剤印を押した者とし、計数調剤については最終 監査した者を調剤者とみなす。 4. 薬剤の形状、ヒートデザイン等が変更になった場合は薬品棚に表示する。 また、変更後処方が初めての患者さんの薬には変更内容を表示したレッテルを添付し 薬歴にその旨記録する。4.受付業務
1. 笑顔であいさつ、丁寧な対応で処方せんを受け取る。 2. ナンバリング、薬歴を出す。 3. 初めての患者さんにはアンケートを記入してもらう。 4. 第 1 監査 ①処方日、診療科、医師名、患者氏名、年齢 確認 ②薬品名、規格等不備はないか確認 ③処方内容の適否確認 ④ジェネリック医薬品使用可の有無確認 ⑤前回処方(薬歴)との比較 5. レセコン入力 ①処方日、保険番号、本人・家族、保険期限の確認 ②診療科、医師名確認 *疑義照会が生じた場合、患者さんにその旨一言伝えておく。6
5. 薬袋作成
1.受付・第一監査終了後、レセコンの薬袋印刷を実行する。 2.レセコンの薬袋印刷は服用時点毎に統一されているが患者の希望により随時変更する。 患者の希望は必ず薬歴に記録する。 3.印刷された薬袋、その他の帳票類を患者毎に集め薬歴と共にトレーに入れる。 4.薬歴の調剤履歴欄を確認し、それに従って薬袋・お薬手帳を作成する。6.錠剤
1. PTP 包装品を計数調剤し、トレーの中に入れる。 2. 一包化原則に従って一包化が必要な患者さんの場合、ATC 入力を先に行いその間 他調剤をすすめる。 3.ATC1包化されたものはプレ監査する。 →プレ監査印を押す。 1 包目:処方せんと照らし合わせて錠剤識別 2 包目以降:錠数を 1 包ずつ確認 4.PTP をほどいてコンベアにまく時は総数を確認してほどき、空のヒートをトレーに入れて 監査へまわす。 (調剤履歴の記入例) ・1/1 ヒート ・2/1 一包化、寝る前ヒート ・3/13 一包化、薬袋別々 ・4/21 一包化、寝る前紙分包 ・6/11 コートリル 半錠 パックメイト ・7/27 チラーヂン 半錠 ユニパック 一包化原則 * 服用時点が一点で、薬品がコンベアのみの場合、パックメイト。 * 半錠のみの場合パックメイト。 *患者さんの希望により原則からはずれる場合、必ず薬歴の調剤履歴に記入すること7
7.散剤
1.秤量前にはかりの水平と 0 点を確認する。 2.薬さじと乳鉢を使用前後にふく(コンタミ防止)。 3.処方箋内容の適否確認。特に小児の場合、用量用法を添付文書でチェックする。 4.散剤監査システムを使用して薬剤を秤量する 5.Rp毎の秤量を基本とするが患者さんの希望により随時変更する。 6.患者の希望は必ず薬歴の調剤履歴欄に記録しそれに従って調剤する。 7.分包機のトレー・円盤・封入口を掃除する。付着の強いもの・毒性の強いものなど 8.コンタミの危険性の高いものを分包した後は特に注意し重曹で洗う。 9.粒子形の異なるものは重ねまきする(顆粒と細粒)。酸化マグネシウムは重量比が重く 重ねまきを基本とする。 10.賦形剤 ①散剤の 1 包量が0.2g未満の場合、乳糖を一包につき0.2g添加する。 但し1歳未満の乳児には1包量が0.1g 未満のとき乳糖0.1gを添加する。 添加量を処方箋欄外に記入。 ②顆粒には賦形剤は加えない。 ③次の薬剤は賦形剤として小麦でんぷんを使用する。 (アミノフィリン、アプレゾリン、イソニアジド、ガランターゼ、ミルラクト) 11.多種類の散剤がある場合、または組み合わせ散剤など区別が必要な場合マジックで ラインをひく。または TOSHO の分包機を使用し、印字で区別する。 テオドールDS単独には『テオドール』と印字する。 兄弟の場合、印字で区別する。 ラインの優先順位 ①日数の少ないもの ②量の少ないもの ③年少者 *薬歴に分包・区別の方法を記入しておく。(投薬した人) *配合変化等による組み合わせ散剤については別表参照。 12.錠剤粉砕または脱カプセル化をする場合は散剤の賦形の仕方に準じる。 また、錠剤・カプセル粉砕ハンドブックにて適否を確認すること。 つぶした錠剤・カプセルの総数と総量を処方箋欄外に記入すること。 (ex) Rp1. ガナトン3T △42T ムコスタ3T △42T 分3毎食後 14日分 +SL8.4g 13.散剤秤量後、監査システムのレシートに受付番号と薬剤師名を記録し分包された薬剤と 共にトレーにいれる。 7 . 8 黒線:朝 青線:昼 赤線:夕 緑線:寝る前8
8.内用水剤
1. 処方箋内容の適否確認 調剤印を押す。 2. 計量のための器具を洗浄する。 3. 水剤を計量した後、1回3ml以上になるように最小整数倍数量に注射用水を添加する。 4. 薬瓶に患者名・薬剤名・用法・用量・調剤日を記入したシールを貼り、用量をマジックで印した 計量カップをつける。 5. Mix 剤は 1 本に 7 日まで。注射用水だけの添加ならば 15 日まで。単味は制限無し。 6. 開封した薬剤瓶には開封日をマジックで書く。 7. 分注時の注意 振とうしてはならないもの…アスベリン Syr. 振とうするもの…ポンタール、アタラックス P、カナマイシン マーロックス、アルロイド G、ファンギソン Syr.など懸濁水剤 単味投与…カナマイシン、ムコソルバン、ラクツロース、イソバイド、アルロイド G マーロックス、ファンギソン Syr.(原液) 組み合わせ水剤…ブロチン液―メジコン Syr. レフトーゼ Syr.―ビソルボン Syr.9.外用剤
1. 点眼剤…溶解液付の点眼剤は基本的に溶解せずに投薬する。 投薬時患者さんが希望されたら 1 本だけ溶解してお渡しする。 使用期限、保存方法等説明。 2. 塗布剤…チューブ入りのものは原則としてわけない。 秤量は軟膏壷で省略できる。 軟膏壷、軟膏台、へらをアルコールで消毒してから調剤する。 軟膏壷のふたに調剤日・薬品名を記入する。 mix 軟膏が処方されたら早めに調剤を始める。mix 剤は冷所保存とする。 Mix 軟膏調剤時は調剤印を押す。 3. 坐薬…保存方法、使用法、1 回使用量を確認。 4. 注射薬…1 回使用量を確認。原則として針のみの処方は認められない。 *その他の外用薬も含め剤形、規格、量に注意。投薬時は使用部位、使用方法等を 確認し処方箋・薬歴にもその旨を記入しておく。 *メーカーパンフレットの活用9
10.向精神薬・麻薬調剤
1. 麻薬は必ず麻薬処方箋で処方される。 2. 麻薬施用者氏名、押印、施用者番号、患者住所を確認し不備の無いものを受け取る。 なお、問い合わせ・訂正した場合は必ず訂正印を要する。 3. 調剤用麻薬は麻薬金庫に保管し調剤毎に日付、患者名、調剤量、調剤者名をカードに記録。 開封時に全量監査を行い、逐次残量を確認し記録する。 4. 麻薬処方せんは普通処方せんと別にして月毎につづり麻薬管理者(管理薬剤師)が管理する。 5. 第1種・第2種向精神薬については保管場所を他薬品と別にし、調剤毎に日付、患者名、 調剤量、調剤者名をカードに記録し逐次残量を確認し記録する。11.監査
1. 受付時に第 1 監査をし、調剤した後に疑義照会にならぬよう努める。 2. 受付時と同様、処方日、医師名、診療科名、患者名、年齢を確認。 3. 処方内容の適否(用法、用量、相互作用、等チェック)。前回処方との比較。 *但し、ここで後戻りしないように第 1 監査をきちんと行なう 4. 散剤調剤印を確認。監査システムのレシートにて秤量した薬剤と量を確認。 (7 日分ずつ)にわけて色、形態、偏りをチェックした後重量監査。 散剤の重量誤差は±5%とし外れる場合はまきなおし、または再秤量。 5. 計数調剤確認。思い込みに注意する。規格注意。 6. 水剤調剤印を確認。水剤の色、形状、目盛り確認。 7. 外用調剤印を確認。外用の色、形態、規格、数量、確認。 8. 不備がなければ監査印を押す。 *不備があった場合、声にだす。周りにいる人は関係無いと思わず近くにいるひとが再調剤する 9. 薬袋には入れずに窓口へまわす。 疑義照会した場合、疑義照会記録簿と薬歴に必ず記入。電話による 質疑応答内容やスタッフへの連絡事項等、大切なことは調剤日報に 記入すると共に朝ミーティングで伝える。各自調剤日報、ホワイト ボードにはまめに目をとおしておく。10
12.窓口業務
1. 監査が終了したトレーを受け取り、薬歴を確認する。監査済みの薬剤を確認しながら薬袋に いれる。確認できたら薬袋に印を押す。*第3監査 2. 名前(○○さん)を呼び窓口にいらしたら再度確認する。 3. 薬袋の中の薬剤を見せ、説明しながら患者さんに確認していただく。 薬袋の用法説明が理解しにくいようであれば手書き薬袋で補足する。 4. 投薬時に疑義照会・処方変更の必要が生じた場合、患者さんにしばらく待っていただく旨を 説明した後、問い合わせ確認。レセコン修正は端末で投薬薬剤師が行なう。 5. 不備・不明な点がなければ領収書を発行し、投薬薬剤師が会計を行なう。 6. レジ入力、領収書に領収印、おつりお渡し(丁寧ではっきりした対応)。 7.投薬後の患者問い合わせ窓口は投薬薬剤師を原則とする。13.薬歴管理
1. 投薬した人が処方せんと薬歴処方欄をチェックし不備があれば記入、修正を行なう。 2. 薬歴コメント欄は手短に的確に記入。次回他の人が見たときに短時間で把握できるように。 疑義照会内容や処方変更内容は必ず記入。分包の仕方、ラインの区別等で調剤マニュアル から外れる調剤方法で調剤した場合は薬歴の調剤履歴欄に記録し再現性のある調剤が できるようにする。その際、記録者と記録日を明らかにすること。 3.病態や患者さんからの質問で不明であった点などは情報を集め薬歴に記録し次回対応でき るようにする。14.レセプトチェック
1. 薬歴チェックの済んだ処方箋、薬歴は事務へまわし、レセプトチェック(仮)をする。 2. 不備があれば記入・修正する。 3. 修正済みの薬歴、処方箋を薬剤師が再度チェックし調剤録を作成する。 4. 薬歴を薬歴棚に戻し、処方箋・調剤録を日付順に保管する。 5.新患の場合、薬歴表紙を作成する。11