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Microsoft System Center Virtual Machine Manager 2008 概要のホワイトペーパー Microsoft Corporation 更新 : 2008 年 9 概要サーバーの仮想化は IT 管理者がサーバーインフラストラクチャをプロビジョニングして管理する

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Microsoft System Center

Virtual Machine Manager 2008

概要のホワイトペーパー

Microsoft Corporation 更新⽇ : 2008 年 9 ⽉

概要

サーバーの仮想化は、IT 管理者がサーバー インフラストラクチャをプロビジョニングして管理する⽅法を刷 新します。Microsoft® System Center 製品ファミリは、仮想化したデータ センターで動作する Microsoft Windows Server® オペレーティング システムの管理用に最適化された、包括的なソリューションです。 System Center Virtual Machine Manager 2008 は、バーチャル マシン インフラストラクチャの⼀元管理を 可能にし、物理サーバーの使用率の向上に役⽴ち、管理者および承認されたエンド ユーザーによる新しい バーチャル マシンの迅速なプロビジョニングを実現します。

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目次

目次 ...i

はじめに ...2

仮想化の概要...2

仮想化に関する問題 ...2

Microsoft System Center ...3

Virtual Machine Manager のアーキテクチャ...4

コンポーネント ...4

Virtual Machine Manager サーバー ...4

管理者コンソール...5 Windows PowerShell コマンド ライン インターフェイス...6 委任された管理およびプロビジョニング Web ポータル...6 Microsoft SQL Server データベース...7 バーチャル マシンのホスト...7 VMM ライブラリ サーバー ...8 トポロジ ...8 スタンドアロン トポロジ ...8 企業トポロジ...8 エンタープライズ トポロジ...9 主なシナリオ ...10 統合 ...10 統合候補の識別 ...10 物理-バーチャル変換...11 バーチャル-バーチャル変換 ...11 インテリジェント配置 ...12 プロビジョニング...14 管理者のプロビジョニング ...15 管理の委任 ...15 エンド ユーザーによる VM のプロビジョニング...16 ビジネスの継続性...16

Performance and Resource Optimization ...17

まとめ...18

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はじめに

今⽇のビジネス環境において、IT 環境はますます複雑化しており、それを管理する担当者には多くの場合、 コストの削減と運用効率の向上が求められます。ビジネスの課題を解決するよう、IT により多くの機能が求 められるにつれ、データ センターの空き容量は急速に減ります。また、新しいサーバーを購⼊すると、電⼒ や冷却のコストだけでなく、資本⽀出や運用費が増加します。また、それと同時に、サーバーの利用率が下 がります。平均して、実際に使用されているのは、⼀般的なサーバーの処理能⼒の 5% にすぎません。 新しいマシンのプロビジョニングは、数⽇や数か⽉といった時間のかかるプロセスなので、ビジネスの成⻑ や変化の速度と IT 部署が歩調を合わせるのは困難です。さらに、サーバーの管理は非常に⼿間がかかるもの になる場合があり、テスト環境と開発環境のプロビジョニングと破棄を⾏う必要性があるため、貴重なリソー スと時間が費やされる可能性があります。 バーチャル マシン テクノロジは、IT のコストを変える大きな可能性を秘めています。多くの IT 組織では、 仮想化を、サーバーの処理能⼒を⾼め、アダプタビリティ (適応性) とアジリティ (俊敏性) に優れたデータ センターを作るのに役⽴つ、混乱を招きはするが有望なテクノロジと⾒なしています。

仮想化の概要

従来、アプリケーションは、それが実⾏されている物理サーバーと密接に結び付いていました。しかしバー チャル マシン テクノロジでは、物理的なハードウェアとソフトウェアの間に抽象化レイヤーを作成するこ とにより、IT 管理者が、1 つの物理サーバー上で複数のバーチャル マシンを実⾏することができます。この アプローチには、次のようなさまざまな利点があります。 • 資産の使用率の向上 – バーチャル マシンを実⾏しているサーバーは、ワークロードの可用性要件に応じ て、60% 以上の使用率で運用することができます。 • 電⼒、スペース、冷却コストの低減 – より少ない台数の物理マシンでより多くのアプリケーションを実⾏ することにより、データ センターの運用効率が向上します。 • ビジネス ニーズへの迅速な対応 – IT 管理者は、新しい物理マシンを⼿動でセットアップする必要がなく、 開発チームや部署向けに新しいバーチャル マシンを簡単にプロビジョニングできます。

仮想化に関する問題

バーチャル マシン テクノロジは魅⼒的な利点をもたらしますが、仮想化したデータ センターに固有の課題 も抱えています。仮想化プロジェクトに着⼿する前、および仮想化テクノロジを評価する際、IT 組織は、特 に次の問題を慎重に検討する必要があります。 • バーチャル マシンの管理を他のデータ センターの管理ソリューションに統合する⽅法。 • Microsoft® Windows Server

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• 仮想的なデータ センター資産と物理的なデータ センター資産の両⽅に対して、効率的で統合された管理 を確保する⽅法。

• 新しい仮想環境で運用することによるリスクを軽減する⽅法。

Microsoft System Center

仮想インフラストラクチャの管理を担当する IT プロフェッショナルにとって、Microsoft のシステム管理製 品ファミリである Microsoft® System Center は、仮想化されたデータ センターで動作する Microsoft Windows Server オペレーティング システムの管理用に最適化された、包括的なソリューションです。 • System Center Virtual Machine Manager 2008 (VMM) は、複数の物理サーバーを仮想インフラストラク

チャ内に統合するために、シンプルで完全なサポートを提供します。これは、物理サーバーの全体的な使 用率を向上するのに役⽴ちます。また、管理者と承認されたユーザーは、Virtual Machine Manager 2008 (VMM) を使用することで、バーチャル マシンを迅速にプロビジョニングできます。

• System Center Data Protection Manager 2007 は、バックアップとビジネスの継続性を保つため、物理マ シンとバーチャル マシンに対し、継続的なデータ保護を提供します。

• System Center Operations Manager 2007 は、物理マシンとバーチャル マシンの統合された状態監視のた めの洗練されたソリューションを提供します。

• System Center Configuration Manager 2007 は、変更および構成管理のための包括的なソリューションを 提供します。

これらを組み合わせることにより、System Center 製品ファミリは、物理サーバーに関する既存の IT 管理 のスキルを活用する最適なソリューションを提供します。

このホワイト ペーパーでは、System Center Virtual Machine Manager 2008 の概要を紹介し、資産の統合と 仮想化された環境の管理に関連する重要な問題に、VMM でどのように対処するのかについて説明します。

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Virtual Machine Manager

のアーキテクチャ

VMM は、Microsoft Windows Server® テクノロジに対する組織の既存の専門知識と投資を利用する、仮想化 したデータ センター用のエンタープライズ対応管理ソリューションです。

コンポーネント

図 1 は、VMM アーキテクチャの各要素を⽰しています。

図 1 - VMM アーキテクチャ Virtual Machine Manager サーバー

Virtual Machine Manager サーバーは、バーチャル マシンのホストと通信し、Microsoft SQL ServerTM 2005

データベースのシステム情報を管理するコア プロセスです。VMM サーバーは、64 ビット バージョンの Windows Server 2008 上で動作します。VMM サーバーは、数千台のバーチャル マシンをすべて同時に実⾏ する、数百台のバーチャル マシンのホストを管理するように拡張できます。SQL Server データベースのホ ストには、Microsoft SQL Server 2005 Express から、大規模展開用の Microsoft SQL Server 2005 Enterprise Edition にいたるまで、あらゆるバージョンの SQL Server 2005 を使用できます。VMM サーバーにアクセ スするには、System Center Virtual Machine Manager 2008 の管理者コンソール、Windows PowerShellTM

マンド ライン、または、委任された管理およびプロビジョニング ポータルを使用します。Operations Manager が存在する場合、コネクタによって System Center Operations Manager 2007 とのほぼリアルタイ ムの接続が提供されます。これにより、物理ホストと仮想ホストとの両⽅の統合管理が可能になります。

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管理者コンソール

このグラフィカル ユーザーインターフェイス (GUI) を使用すると、管理者は、数百台のバーチャル マシン から成る環境を効率的に管理できます。Virtual Machine Manager 管理者コンソールは、慣れ親しんでいる System Center フレームワークのユーザー インターフェイス上に構築されているので、管理者はバーチャル マシンの管理に迅速かつ簡単に習熟することができます。図 2 は、管理者コンソール ユーザー インター フェイスの主要な機能を⽰しています。VMM 管理者コンソールは、簡単な並べ替え、分類、検索、ナビゲー ションの各機能を使用して、大規模な展開を管理できるように設計されています。この管理者コンソールは、 Windows PowerShell コマンド ライン インターフェイス上に構築されています。管理者コンソールでの操作 はすべて、Windows PowerShell コマンド ラインを介して実⾏できます。また、ユーザー インターフェイス の各ウィザードには、関連するコマンド ライン操作を表⽰できます。さらに、管理者コンソールは System Center Operations Manager 2007 と統合されるので、物理的環境と仮想環境に対する洞察を深めることがで きます。仮想的な資産と物理的な資産の関係をマッピングする機能により、IT 管理者は、たとえば、ハード ウェアのメンテナンスをより効率的に計画できます。

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Windows PowerShell コマンド ライン インターフェイス

新しい Windows PowerShell コマンド ライン シェルとスクリプト⾔語は、IT 管理者がシステムをより簡単 に管理し、自動化を推進するのに役⽴ちます。Windows PowerShell は、170 を超える標準コマンド ライン ツール、および⼀貫性のある構⽂とユーティリティを提供し、既存の IT インフラストラクチャやスクリプト への投資を活用できるので、簡単に導⼊、習得、使用できます。VMM の各操作は、Windows PowerShell コ マンドレットに直接マッピングされ、簡単なコマンド ライン操作が可能になります。

委任された管理およびプロビジョニング Web ポータル

GUI 管理者コンソールや Windows PowerShell コマンド ライン インターフェイスの使用に加えて、管理者 が指定したエンドユーザーやその他のユーザーは、図 3 に⽰すように、ユーザー セルフサービス用に設計 された Web ポータル経由で VMM にアクセスできます。このポータルを使用すると、テストおよび開発担 当のユーザーは、管理者が設定したコントロール値に従って、自分用の新しいバーチャル マシンを迅速にプ ロビジョニングすることができます。

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Microsoft SQL Server データベース

VMM は、ローカルの SQL Server 2005 データベースに、パフォーマンスと構成に関するデータ、バーチャ ル マシンの設定、およびその他のバーチャル マシンのメタデータを格納します。レポートを作成する場合、 Virtual Machine Manager は Operations Manager を通して、SQL Server 2005 Reporting Services を活用し ます。また、大規模な組織では、必要に応じてリモートのクラスター化された SQL Server データベース、 記憶域ネットワーク (SAN) システムと連携するように VMM を構成することもできます。

バーチャル マシンのホスト

VMM が管理するバーチャル マシンのホストは、次の仮想化ソフトウェアを実⾏する物理サーバーです。 • Microsoft Virtual Server 2005 R2 - Virtual Server 2005 R2 は、Windows Server 2003 プラットフォー

ム用に設計された、ホスト型のサーバー仮想化テクノロジです。x86 をベースとする主要なオペレー ティング システムをゲスト環境で実⾏します。Virtual Server 2005 R2 は、32 ビット x86 ホスト、 および 64ビット x64 ホストのどちらでも動作します。また、32 ビットのバーチャル マシン ゲス トをサポートします。

• Microsoft Windows Server 2008 Hyper-V - Hyper-V はハイパーバイザーベースの仮想化プラット フォームであり、Windows Server 2008 に組み込まれています。Windows Server 2003 オペレーティ ング システム上で実⾏されるホスト型テクノロジである Virtual Server 2005 R2 とは異なり、 Hyper-V はハイパーバイザーベースのテクノロジであり、システムのハードウェア上で直接実⾏され ます。Hyper-V はフル インストールの Windows Server 2008 上で実⾏できます。また、最⼩イン ストールの Server Core 上でも実⾏でき、この場合はパフォーマンスが最大となり、オーバーヘッ ドは最⼩化されます。Hyper-V は 64 ビットの x64 ホストを必要とします。ゲスト バーチャル マ シンでは、32 ビットおよび 64 ビットの両⽅がサポートされます。

• Microsoft Hyper-V Server - これはスタンドアロン製品であり、Windows Server のライセンスがなく ても、Windows または Linux のワークロードを 1 つの物理サーバーに統合できます。また、これ はハイパーバイザーベースのテクノロジであるため、システムのハードウェア上で直接実⾏されます。 • VMware ESX - System Center Virtual Machine Manager 2008 では、上記の Microsoft 仮想化製品を

管理できるだけでなく、VMware の Virtual Infrastructure 3 (VI3) も扱うことができます。これによ り、ESX 上で実⾏される VMware バーチャル マシンも管理できます。VMware のホストを管理す るには、VMware の VirtualCenter for VMware Server が必要です。

Microsoft Windows ホストには、VMM エージェント ソフトウェアがインストールされている必要がありま す。ソフトウェア エージェントと VMM サーバー間の通信は、Web Services for Management (WS-MAN) プ ロトコルに従って、暗号化およびパッケージ化されます。

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VMM ライブラリ サーバー 仮想化されたデータ センターは、バーチャル マシン用の非常に大きなイメージ ファイル (仮想ハード ドラ イブ、または VHD ファイルと呼ばれます) を検索して保持する機能を利用しています。物理サーバーとは異 なり、これらの仮想ハード ドライブを、不用意に削除したり、重複させてしまうことがあります。 VMM は、管理者が新しいバーチャル マシンを迅速に作成するのに役⽴つ、完全なライブラリを提供します。 このライブラリは、仮想化したデータ センターのすべての "ビルディング ブロック (建物を構成する建材な どの構成要素)" を、単⼀のインターフェイスによって構成および管理します。これには、次のものが含まれ ます。 • 格納されたバーチャル マシン • バーチャル ハード ディスク • CD/DVD ソフトウェア イメージ (ISO ファイルとも呼ばれます) • 展開後のカスタマイズ スクリプト • ハードウェアの構成 • PowerShell スクリプト • テンプレート 運用環境が地理的に分散している場合、分散された VMM ライブラリ サーバーは、組織の端にある物理ホス トへの資産の迅速な送信を容易にすることで、ブランチ オフィスにおけるバーチャル マシンの迅速な作成 と展開を実現します。

トポロジ

VMM は、単独で設置されたコンピューターから、企業のデータ センター、および分散されたエンタープラ イズ環境にいたるまで、広範囲の仮想環境に適しています。 スタンドアロン トポロジ 単独で設置されたコンピューターでは、VMM は Windows バーチャル マシン サーバーと同じ物理ハード ウェア上で実⾏されます。この構成は、テスト目的でバーチャル マシンを迅速に構築する必要のある⼩規模 の開発チームに最適です。1 つのローカルの SQL Server データベースが、複数のライブラリ ファイルをホ ストします。 企業トポロジ 標準的なデータ センター環境の場合、VMM は、同じ場所に配置された複数のサーバー上で実⾏されるバー チャル マシンを監視および制御する管理ソリューションを提供します。このようなシナリオでは、VMM は、 System Center Data Protection Manager、System Center Configuration Manager、System Center Operations

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Manager などの、その他の System Center 製品と組み合わせることにより最も効果を発揮します。 図 5 - 企業データ センター トポロジ エンタープライズ トポロジ VMM はエンタープライズ対応であり、エンタープライズ クラスの機能を提供しています。特に、さまざま なネットワーク環境間で分散された数千台の Microsoft バーチャル マシンおよび VMware バーチャル マ シンを管理する機能を提供しています。VMM は、境界ネットワーク (DMZ、およびスクリーン サブネット とも呼ばれる) 上のホストの管理と、リモートのクラスター化された SQL Server データベースの利用もサ ポートしています。

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図 6 - リモート サーバー環境によるエンタープライズ トポロジ

主なシナリオ

VMM は、仮想化したデータ センターの計画、展開、管理、および最適化を⾏う際に、IT 管理者の⽣産性が 明確に向上するように構築されました。以下のセクションでは、管理者が物理環境の統合およびバーチャル マシンのプロビジョニングに関する課題に取り組む際に、VMM がどのように役に⽴つかについて説明します。

統合

物理サーバーを統合することにより、電⼒の節約および資産使用率の向上という、2 つの重要なビジネス上 の利点が実現されます。統合を⾏なう際、段階的なアプローチ、または "⼀度に全部" アプローチのいずれか を選択できます。控えめな段階的なアプローチとは、専用の物理資産上に古いアプリケーションを (廃棄する まで) 残しながら、新しいアプリケーションを仮想インフラストラクチャに追加する⼿法です。より積極的な アプローチでは、IT グループが仮想化用の候補アプリケーションを識別し、これらのワークロードを適切な 物理リソースに移⾏する、統合プロジェクトの形をとります。 統合候補の識別 IT グループが、段階的なアプローチまたは積極的な統合プロジェクトのいずれを選択した場合でも、VMM は プロセスを簡素化し、結果を向上させるツールを提供します。たとえば、物理データ センター (すべてのワー クロードがそれぞれ専用の物理サーバー上に存在する) から移⾏する場合、その最初の⼿順は、仮想サーバー

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インフラストラクチャに統合するための、適切な物理ワークロードを識別することです。

VMM は、統合対象となる物理サーバーを識別するのに役⽴ちます。コンピューターのパフォーマンス カウ ンターや、Microsoft System Center Operations Manager データベースに格納されたパフォーマンス履歴デー タ (存在する場合) を直接分析することによって、統合対象が識別されます。VMM の統合候補についてのレ ポートでは、アプリケーションの⻑期的なパフォーマンスに関する、わかりやすい概要が⽰されます。この ビューを使用すると、管理者は、周期的で急激な需要の⾼まりがあるアプリケーションに、適切なリソース を確実に割り当てることができます。 物理-バーチャル変換 使用率の低いサーバーを識別した後、IT 管理者 は、物理マシンをバーチャル マシンに変換する 必要があります。これは、物理-バーチャル (P2V) 変換と呼ばれるプロセスです。このプロ セスでは、予想外の処理速度の低下、エラーの 発⽣、変換の失敗、重要なライブ アプリケー ションの中断などの現象が発⽣する可能性があ ります。VMM では、P2V 変換を管理アプリケー ションに統合し、時間を節約する各ツールを提 供することで、これらの問題を軽減します。 VMM では、プロセスの⼿順を順番に⽰すタス クベースのウィザードが提供されるので、物理 サーバーをバーチャル マシンに簡単に変換で きます。VMM では、Windows Server のボ リューム シャドウ コピー サービスを使用し てバーチャル マシンが作成されるので、ソース 物理サーバーを中断させる必要がありません。 P2V プロセスは完全なスクリプト化が可能な ため、大規模な P2V 変換を、Windows PowerShell コマンド ラインを通して、迅速か つ簡単に実⾏できます。 バーチャル-バーチャル変換 VMM では、P2V 変換だけでなく、バーチャル-バーチャル (V2V) 変換を使用して VMware バーチャル マ シンを変換できます。V2V 変換は、管理コンソールから実⾏することも、VMM の PowerShell コマンドを

物理-バーチャル (P2V) 変換

• P2V は、System Center Virtual Machine Manager (VMM) のコアとなる機能であり、変換ごとに追加の コストが発⽣しません。 • VMM P2V には、物理ハード ディスクのイメージを 作成し、それをバーチャル マシンで使用する準備を ⾏い、エンドツーエンドの P2V ソリューション用の 最終的なバーチャル マシンを作成する機能が含ま れています。

• Microsoft Windows® 2000 Server、Windows Server 2003、Windows Server 2003 R2、Windows XP、 Windows Vista、および Windows Server 2008 がサ ポートされます。 • VMM のメイン ユーザー インターフェイスに統合 されているシンプルなウィザードを使用して、変換 を実⾏します。 • P2V プロセスは、Windows PowerShell を使用して 完全にスクリプト化することも可能であり、段階的 に実⾏できます (イメージング、修正、バーチャル マ シンの作成)。

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⾼いブロックベースの変換プロセスを使用します。V2V 変換では、VMware バーチャル マシン全体、また はそのディスク イメージ ファイルを、Microsoft のバーチャル マシン フォーマットに変換できます。V2V 変換プロセスでは、変換されたバーチャル マシンが起動可能となるために必要な、すべての修正が⾏われます。 インテリジェント配置 IT 管理者は VMM を使用することで、適切な物 理サーバー ホスト上にバーチャル マシンを配 置するという重要な作業を容易に⾏えます。組織 の目標が、既存のホスト間で負荷のバランスをと ることであっても、各ホストにおけるリソースの 使用率を最大化することであっても、ある⼀定の ワークロードに対して適切なバーチャル サー バー ホストを選択することは、物理資産の使用 率を最大化するうえでの鍵となります。特定の バーチャル マシンに対して最適なホストを選択 するプロセスは、インテリジェント配置と呼ばれ ます。インテリジェント配置は、Microsoft サー バーと VMware サーバーのどちらにも使用でき ます。 バーチャル マシンに対して物理サーバーのホス トを最適化する際、IT 管理者は、プロセッサや メモリの仕様などの詳細な点にも特別な注意を 払う必要があります。さらに、サーバーのパ フォーマンスは使用傾向に基づき常に変動する ので、IT 管理者は、現⾏の要件とパフォーマン ス履歴データを追跡する何らかの⽅法が必要に なります。したがって、インテリジェント配置は、 仮想化における最も複雑な側⾯の 1 つとなりま す。VMM は、この作業を処理するツールセット を管理者に提供します。 管理者が配置を決定できるようにするために、 VMM では次の要因に基づき、適切なホストを選 択する全体的なアプローチを使用します。 • ワークロードのリソース消費特性

インテリジェント配置

Virtual Machine Manager (VMM) が競合製品より優れ ている側⾯の 1 つは、管理者がバーチャル マシンを どの物理ホストに配置するかを決定するのに役⽴つと いう点です。VMM は、バーチャル マシンのホストか ら収集したパフォーマンス データを使用します。 System Center Operations Manager のデータが使用 可能な場合は、VMM はこのデータも使用して、仮想 インフラストラクチャへの統合候補となる可能性のあ るサーバーを識別します。

履歴データの組み込み

System Center Operations Manager 2007 も使用して いる会社では、このソリューションに備わる、運用上 のパフォーマンス統計に関する包括的なデータベース を活用できます。VMM では、このパフォーマンス履 歴データを使用することで、統合候補の分析において、 週ごと、⽉ごと、または季節ごとのパターンが考慮さ れます。この履歴による視点は System Center の独 自の特徴であり、特に、複数の物理ホスト候補上に複 数のバーチャル マシンを配置する⽅法を検討する際 に有用であることがわかっています。

負荷分散またはリソースの最大化

管理者は、2 つの既定のアルゴリズムのいずれかを使 用して、インテリジェント配置の結果を調整できます。 負荷分散アルゴリズムは、設定された台数のサーバー 間でワークロードを均等に配分したい場合に適してい ます。サーバーの追加を避けたい場合には、リソース 最大化アルゴリズムを使用することで、展開された サーバーが完全に利用されるように調整できます。

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• CPU、ディスク、RAM、およびネットワーク容量の最⼩限の要件 • バーチャル マシンのホストのパフォーマンス データ VMM では、インテリジェント配置を使用して、各ホストを星の数で評価したリストを提供します。これは、 ⼀定のワークロードに対して最適なホストを⽰すものです。図 7 は、インテリジェント配置のプロセスの結 果を⽰しています。 VMM は、アルゴリズムにこれらの考慮事項を組み込んでいます。IT 管理者はこの結果を微調整し、リソー ス使用率の最大化や複数のホスト間でのワークロードの分散を図ることが可能です。

また、バーチャル マシンの展開後でも System Center Operations Manager 2007 を VMM と統合できるの で、管理者は、ワークロードとホストの両⽅に対するパフォーマンス データおよびリソース要件を引き続き 分析できます。この結果、管理者はバーチャル マシンの動作を監視および管理できるだけでなく、システム リソースをさらに最適化できます。 VMM を通して実⾏された操作はすべて、完全な監査履歴を使用して追跡することができます。この情報には、 実⾏された変更の内容、操作を実⾏したユーザー ID、および操作が実⾏された⽇時が含まれます。これによ り、管理者は、VMM を使用して⾏われた操作の完全な履歴を得ることができます。

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プロビジョニング

統合によって実現される基本的な利点はそれだけですば らしいものですが、VMM による仮想化はまた、IT グルー プをビジネス ニーズにより的確に対応できるようにし ます。理由は非常に簡単です。仮想化により、IT 管理者 は新しいアプリケーションのために物理サーバーを調達 して構成する必要がなくなるからです。この作業は、通 常数週間または数か⽉かかります。代わりに、IT 管理者 は、VMM ライブラリと管理者コンソールを使用して、 ほんの数分間で新しいバーチャル マシンをプロビジョ ニングすることができます。さらに、管理者は VMM を 使用することで、承認されたユーザーにこのプロビジョ ニングの役割を委任でき、グループおよび部署に対して 委任された管理者を作成できます。しかも、バーチャル マシンの管理に対する厳密な制御はそのまま維持できま す。承認されたユーザーは、事前設定された制御の範囲 内でバーチャル マシンのプロビジョニングを可能にす る、シンプルな Web ページから作業を⾏います。 IT 管理者は、VMM を使用して、新しいサーバー リソー スを迅速にプロビジョニングするだけでなく、仮想資産 に対する厳密な制御も維持します。物理的なデータ セン ターでは、管理者がサーバーを⾒失うことなどめったに 起こりませんが、仮想資産の場合、類似した仮想資産を 不運にも簡単に⾒失ってしまうことがあります。VMM ライブラリは、テンプレートやその他の構成要素リソー ス用の⼀元管理されたリポジトリとして機能します。こ のライブラリ サービスは、重要な仮想資産が重複、誤処 理、または削除されるのを防ぐのに役⽴ちます。 VMM ライブラリには、次のような仮想資産が保管され ます。 • オフライン バーチャル マシン – バーチャル マシ ンを格納して、迅速に再プロビジョニングする機能に より、デモンストレーションに使用されるアプリケー ションなど、ユーザーや管理者が単発的に使用するア

Virtual Machine Manager

ライブラリ

物理データ センターと同様に、IT 管理者は、 仮想化したデータ センターを管理するのに役 ⽴つ特定のツールを利用します。VMM ライブ ラリは、仮想化したデータ センターにとって 重要なすべてのビルディング ブロックを保 管、並べ替え、およびカタログ化する機能を持 ちます。 分散ライブラリ 地理的に分散した組織のために、VMM では分 散ライブラリの使用がサポートされています。 たとえば、ニューヨークを拠点とする企業がロ ンドンと東京に⽀社を持つ場合、各⽀社のユー ザーは、数ギガバイトものファイルをインター ネット経由でコピーすることなく、ローカルの ライブラリ リソースを基にバーチャル マシ ンを構築できます。 ライブラリの作成 VMM ライブラリの作成は、ほとんど自動化さ れています。管理者は、ファイル共有を作成し てから、それを VMM のライブラリに指定しま す。その後、VMM は共有内のすべてのファイ ルを検出、並べ替え、およびカタログ化します。 ライブラリの管理 VMM ライブラリは、ライブラリの資産に関す るメタデータを⼊⼒するために、10 個のフ リーフォームのフィールドを備えています。 管理者は、これらのカスタム属性を使用して、 注⽂番号、関連するコスト、作成者など、管理 に役⽴つあらゆる情報を追跡できます。さら に、ライブラリは、ハード ドライブ サイズや オペレーティング システムのバージョンな ど、オフライン バーチャル マシンに関する基 本情報を自動的に収集します。

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プリケーションをオフラインに設定しやすくなります。このオフライン機能により、リソースの浪費が節 約されます。 • テンプレート – ウィザードベースのテンプレートは、新しいマシンの展開の⾼速化に役⽴ち、標準的な ハードウェアとソフトウェアの構成の確実な使用を促進します。 • ソフトウェア イメージ – IT 管理者は、ソフトウェア配布用の物理メディアの代替として、ディスク イ メージを使用できます。管理者はこれらのディスク イメージを使用することで、広域ネットワークを通し てソフトウェアをリモート サイトに配布できます。 • 展開後のカスタマイズ スクリプト - バーチャル マシンをセットアップした後、スクリプトを展開して、 最新のセキュリティ設定を確保したり、他の管理者の機能を処理したりすることができます。 • 物理ハードウェアの設定 – 事前設定された共通のハードウェア設定がすぐに使用可能であるため、IT 管 理者は、物理環境と同様の制御を⾏うことができます。 さらに、VMM のプロビジョニング サービスでは、既存の SAN インフラストラクチャ (使用可能である場 合) が自動的に検出および使用されます。この機能を、VMM の分散ストレージ アーキテクチャと組み合わ せることで、大きいバーチャル マシンのイメージの移動を可能な限り最⾼の速度で⾏うことができます。 管理者のプロビジョニング 管理者は、管理者コンソールから新しいバーチャル マシンを迅速に構築することができます。これは、VMM ライブラリにあるテンプレートやその他のリソースの使用など、さまざまな⽅法で⾏うことができます。た とえば、テンプレートは、Windows® オペレーティング システムの展開でよく使用されるミニセットアップ や System Preparation Utility (Sysprep) に似た、基本的に標準的なバーチャル マシンの構成です。これらの テンプレートは、ハードウェアおよびゲストのオペレーティング システム構成に関するベスト プラクティ スをカプセル化し、IT 管理者が、環境の均⼀性に自信を持って仮想インフラストラクチャを管理するのに役 ⽴ちます。 管理者は適切なテンプレートを選択した後、バーチャル マシンを構成して起動する⽅法を順番に説明する、 ウィザードベースのフローに従います。この段階で、VMM はホスト候補からパフォーマンス データを収集 し、調整したアルゴリズムに基づき、新しいバーチャル マシンに最適なホストを提⽰します。最終的に、バー チャル マシンが物理ホスト上に配置されます。 管理の委任 管理者は、組織内の他のメンバーに管理機能を委任することで、バーチャル マシン環境をより効率的に管理 することができます。この機能は、特にブランチ間や部門間での展開で役に⽴ちます。このような環境で、 対象領域を管理するための特定の権限だけを現地の担当者に委任できます。管理者は、委任された管理者の 各機能を指定する個別のポリシーを使用して、管理の委任を制御できます。

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エンド ユーザーによる VM のプロビジョニング 最もよく使用される仮想化シナリオの 1 つは、新しく開発されたアプリケーションを仮想インフラストラク チャ上でテストするというものです。テスト環境および開発環境で、IT プロフェショナルは、常にバーチャ ル マシンのプロビジョニングと破棄を⾏っています。物理ハードウェアのプロビジョニングと⽐較すると、 仮想化によってこの作業は簡素化されますが、IT 管理者には通常、引き続き果たすべき役割があります。こ れは、組織のテスト環境で使用されるバーチャル マシンの作成に、管理者が必要とされるためです。 VMM は、シンプルにデザインされたセルフサービス Web ポータルにより、管理負荷を軽減します。この Web ポータルでは、承認されたテスト スタッフおよび開発スタッフが、事前設定されたコントロールの下 で独自のバーチャル マシン リソースをプロビジョ ニングできます。管理者は、物理サーバーへのアク セスを制御し、個別のユーザーおよびグループに対 してホスト グループを指定できます。承認された ユーザーは、テンプレートから作業を⾏い、そのユー ザーまたはグループが所有するバーチャル マシン のみを管理します。さらに、管理者は、ユーザーが 使用可能なリソースにクォータを設定できます。プ ロビジョニングの委任シナリオには、Web ブラウ ザーからアクセスできます。ホストにクライアント をインストールする必要はありません。委任プロビ ジョニング特権は、多数のユーザーに付与できます。

ビジネスの継続性

バーチャル サーバー ホストとそのバーチャル マ シンに対してビジネスの継続性を実現することは、 VMM における重要なシナリオの 1 つです。VMM は、Windows Server 2008 の拡張機能であるフェー ルオーバー クラスタリングに対応しており、バー チャル マシンのホストおよびゲストの可用性を向 上させることができます。VMM はクラスターに対 応しています。これにより、必要なすべての⾼可用 性設定は自動的に構成され、フェールオーバー クラ スターの⼀部となる Windows Server ホストが追 加されます。VMM は検出された各バーチャル マシ ンに対し、バーチャル マシンの⾼可用性構成を実⾏ します。また、フェールオーバー クラスター内で作

Windows PowerShell

自動化と制御をさらに推進するために、Windows PowerShell を使用して VMM を完全にスクリプ ト化できます。このツールを使用すると、IT 管理 者は、多くのバーチャル マシンに対してリモート のスクリプト化されたサービスを実⾏できるので、 ⼿間のかかる⼿動のプロセスを避けることができ ます。たとえば、IT 管理者は Windows PowerShell スクリプトを記述することで、P2V 変換をバッチ で実⾏したり、仮想ディスクを VHD 形式に変換す るバーチャル–バーチャル (V2V) 変換をバッチで 実⾏することができます。

Virtual Machine Manager (VMM) コンソール イン ターフェイスは、Windows PowerShell オブジェク トの最上位にレイヤー化されており、すべてのウィ ザード操作では関連するコマンド ライン スクリ プトが表⽰されます。Windows PowerShell アーキ テクチャは導⼊、習得、および使用⽅法が簡単なの で、IT 管理者は⼿軽な統合ソリューションを素早 く構築でき、確⽴されているデータ センターの ツールと⼿順を System Center にリンクさせるこ とができます。VMM PowerShell スナップインに は 170 以上ものコマンドレットが用意されていま す。また、すべての PowerShell 操作はログに記録 され、監査されます。

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成された新規のバーチャル マシンに対しても、完全なクラスター構成が自動的に実⾏されます。

Performance and Resource Optimization

管理者は Performance and Resource Optimization (PRO) を使用することで、バーチャル マシン ホストと そのバーチャル マシン ゲストを最も効率の良い⽅法で動作させることができます。VMM の PRO は、 System Center Operations Manager 2007 を利用して、ハードウェア、ホストおよびゲスト オペレーティン グ システム、アプリケーションを含む完全なエンドツーエンドの IT インフラストラクチャを監視します。 また、PRO を使用することで、運用ポリシーを作成し、このポリシーに基づくアクションを自動実⾏できま す。ポリシーをトリガーするイベントの発⽣時に、問題および推奨される解決策が管理者に提⽰されるよう に PRO を構成することができます。また、事前に構成した修正処理を自動実⾏するように PRO を構成し て、処理を完全に自動化することもできます。 図 8 - VM ホストおよびゲストに対するエンドツーエンドの包括的な監視機能を提供する PRO

PRO は System Center Virtual Machine Manager 2008 の⼀部であるため、このような自動化管理機能は、 Microsoft ホストと VMware ホストの両⽅を対象として拡張できます。VMware ホストの管理では、PRO は VMware の VMotion 機能を有効に活用し、ダウンタイムを発⽣させることなく、ホスト間でバーチャル マ シンを移動できます。Microsoft ホストの管理では、PRO は Quick Migration を使用することで、ホスト間

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いるため、組織やサードパーティの開発者は、各自の環境に適したカスタム ルールおよびアクションを開発 できます。このようなカスタム ルールは、PRO パックと呼ばれます。 エンドツーエンドの管理ソリューションを提供する PRO は、バーチャル マシン ホストとバーチャル マシ ン ゲスト、およびゲストのオペレーティング システム上で実⾏されるアプリケーションを監視できるとい う、独自の特徴を持つツールです。この監視機能により、組織の IT インフラストラクチャの状態を総合的に 把握できます。事前定義した運用上の制限を超えたときに、PRO はその旨を管理者に通知し、修正操作を自 動実⾏することができます。たとえば、PRO によってバーチャル マシン ホストの CPU の使用率を監視し、 使用率が事前定義されたしきい値を超えた場合に、⼿動または自動の修正操作を開始するように構成できま す。 ⼿動による修正操作を使用するように PRO をセットアップした場合は、報告された問題の詳細を⽰し、修 正操作を提案するヒントが VMM コンソールに表⽰されます。この場合、管理者は VMM コンソールのボタ ンをクリックすることによって、修正操作を実⾏できます。具体的な修正操作は組織が独自にセットアップ できますが、VMM のインテリジェント配置および Quick Migration 機能を使用して、より安定したホストに バーチャル マシンを移動し、仮想化ホストの CPU 使用率を減らすことが必要になる場合があります。 別のシナリオとして、Web アプリケーションの使用率を監視し、Web サーバーの処理能⼒を自動的に追加 するということが挙げられます。このシナリオでは、PRO および System Center Operations Manager 2007 を使用して、組織の Web ファームのトランザクションの量を監視するルールをセットアップします。トラ ンザクション レベルが規定のしきい値を超えた場合は、VMM コンソールにヒントを表⽰するように PRO を構成します。これにより、管理者はヒントに従い、新規のバーチャル マシンを自動的にプロビジョニング して、組織の基幹業務 Web アプリケーションを収容する Web ファームに追加できます。この新たな Web サーバーをオンラインにすると、トランザクション レベルは許容可能な範囲に低下するはずです。

まとめ

VMM は、仮想インフラストラクチャの計画、展開、管理、および最適化のためのエンドツーエンドの管理機 能を提供します。これらの機能には、主要な統合候補の識別を⽀援する機能、⾼度なアルゴリズムによって 配置プロセスを効率化する機能など、さまざまなものがあります。今⽇の異種環境を想定して設計された System Center Virtual Machine Manager 2008 は、Microsoft ホストと VMware ホストの両⽅を管理する機 能を提供します。また、インテリジェント配置や PV2 および V2V 移⾏により、物理サーバーの統合におけ る重要なタスクの効率化に貢献します。 VMM の新たな PRO 機能を使用すると、バーチャル マシン、ホスト、ゲスト、さらにはバーチャル マシ ン ゲスト上で実⾏されるアプリケーションまで、エンドツーエンドで完全に管理できます。これにより、管 理者は IT インフラストラクチャの状態を完全に把握でき、このインフラストラクチャを動的に管理するため のツールを利用できます。また、仮想化したデータ センターの継続的な管理においては、VMM は Windows PowerShell スクリプト、管理者コンソール、バーチャル マシン資産を⼀元管理するライブラリ、セルフサー

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ビス プロビジョニング機能など、さまざまな⽣産性向上ツールを IT 管理者に提供します。

System Center ファミリの製品は、仮想化されたデータ センターで動作する Microsoft および VMware の バーチャル マシンの管理用に最適化された、包括的なソリューションです。VMM は、System Center Data Protection Manager 2007、System Center Operations Manager 2007、および System Center Configuration Manager 2007 と連携して、変更および構成管理のための包括的なソリューションを提供します。これらを組 み合わせることにより、System Center 製品ファミリは、物理サーバーに関する既存の IT 管理スキルを活 用する最適なソリューションを提供します。

詳細情報

Virtual Machine Manager の詳細については、次のサイトを参照してください。

www.microsoft.com/japan/systemcenter/scvmm/default.mspx

Microsoft System Center ファミリのシステム管理製品については、次のサイトを参照してください。

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参照

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