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看護学生のための装着型人体内部確認システムの考案

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Academic year: 2021

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看護学生のための装着型人体内部確認システムの考案

○渡邉順子* 篠崎惠美子 坂田五月 炭谷正太郎 聖隷クリストファー大学 【目的】 2009 年度より看護基礎教育に導入されたカリキュラムにおいて、コミュニケーション能力とフィジ カルアセスメント能力の強化は必須条件となり、従来の教育方法の見直しが求められている。本研究で は新卒看護師のみならず看護学生が最も苦手とする コミュニケーション能力 と 身体を系統的に理 解する能力 の育成を支援するために2009 年度に試作された教材をより高いシステムにすべく改良を 目的とした。 【方法】 1.国内外の文献を検討しリソースを集め、より効果的なセルフトレーニングのための教材につい て検討する。2.試作された装着型シミュレーターを公開し、看護学教育関係者から幅広く情報・意 見交換を行う。3. 試作された装着型シミュレーターについて、看護学生を対象に使用期間を設け、 シミュレーターの学習効果(身体内部の臓器のイメージ、聴診器をあてている部分のイメージ、患者・ 人としての配慮、フィジカルアセスメントスキルのトレーニングシステム)や改良点などを質問紙に て調査する。4.1∼3までの結果をもとに試作品の改良を行う。 【結果】 1.国内外の医学・情報科学・看護学・工学の研究者と情報交換および意見交換を行った。その 結果、簡便で装着可能なシミュレーターの有効性を確認した。またシミュレーターの試作品を実際に 教員や看護学生に使用してもらった結果、センサーの位置の補正や、装着時の衣類等の状況により感 度に違いが生じることなどの改良点を確認し、さらなる改良を実施した。 2.看護学生40 名への質問紙調査より従来のシミュレーターと試作品との比較において、「身体内部 の臓器に対するイメージ」「聴診器をあてている部分の臓器に対するイメージ」については、試作品 の方が有意に学習効果があった。しかし、「患者・人としての配慮」「フィジカルアセスメントスキル トレーニングの有効性」については、差がなかった。 【今後の課題】 本研究の目的は コミュニケーション能力 と 身体を系統的に理解する能力 を育成するための教 材開発にある。「装着型人体内部確認システム」の効果的な活用方法および、「患者・人としての配慮」 をどのように意識させるかについて、具体的な教育プログラムのエッセンスについては、ハワイ大学で のシミュレーション教育のワークショップで得ることができたため今後引き続き検討する。 【発表状況】 第 13 回日本看護医療学会学術集会にて発表予定である。

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