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編集委員会を振り返って

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Academic year: 2021

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編集委員会を振り返って

放射線腫瘍学会誌前編集委員長 東京医科歯科大学医歯学総合研究科腫瘍放射線医学 渋谷  均  歴史が浅いJASTRO誌の創設以来の課題は,いかに多数の原稿,それもより質の高いものを集めるかにありま した.しかし,会員数の関係で発行部数も少なく,日本語論文中心の雑誌で,Impact Factorもついていない条件 下では他の多くの論文に引用されるレベルの高い原稿の投稿を期待することは至難のことでした.内容と掲載 数のアップのために多くの権威ある研究者に総説を依頼したこともありました.また,日本医学放射線学会や日 本放射線腫瘍学会での発表のなかから,編集委員や座長に優れた研究を推薦いただき,本誌に投稿を依頼する ことで,優れた研究論文を集めることにも腐心いたしました.しかし,レベルの高い内容の研究になればなるほ ど,すでに他のジャーナルに投稿済み,ないしは投稿予定との返事をいただくことが多く,試みたいずれの方 策でも投稿原稿の増加をみることはなく,編集委員一同,展開の道を切り開けずにいたのが現状です.決定的 な打開策を打ち出せないままに,次期編集委員長に任務を引き継ぐことになってしまったというのが本音のとこ ろでした.  この諸問題を一気に打開すべく,新しく編集委員長になられた中野先生は,日本放射線腫瘍学会誌(JASTRO 誌)を日本放射線影響学会誌(JRR誌)に吸収させるというコペルニクス的発想の転回を行い,JRR誌が両学会の 合同誌になるという案を提起されました.中野先生はJRR幹部との太いパイプをフルに活用され,両学会での度 重なる協議の後に,ほぼ提案の原案に近い形態での学会誌発行に向けて合議契約され,JASTRO誌は今回その 役割を終えることとなりました.その結果,日本放射線腫瘍学会はJASTRO誌では取得困難とされていたImpact Factorのついた機関誌を持つことになった次第です.  これからはJASTRO研究者の中から新しいJRR誌に数多くのレベルの高い論文が寄せられ,同誌のImpact Factorの向上に両学会員が総力をあげて協力いただけますよう,深く祈念して,前委員長としてのJASTRO誌最 終版へ向けての挨拶とさせていただきます. JASTRO誌を振り返って 編集委員長(2004年11月∼2007年12月)

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