教師の生き方が学級における児童の向集団性に及ぼす影響
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(2) ②起こした逐語をもとにして教師の発話内容. ④担任の変化を調査する。. を分類し、観察規準を作成する。. その効果を児童の感想や心の状態の調査か. ③観察規準に基づき分析しなおす。. ら検証したところ、児童の向集団性に改善が見. ④9月、各学級2目すっ、作成した観察規準シ. られた。また、児童の変容を感じたことで、担. ートを用いて授業開始後の働きかけを観察す. 任自身が自己の児童へのかかわりを見つめ直. る。. すことができ、そのことにより、担任自身が児. ⑤全データを・4.5,7月合計、・4.5.. 童へのかかわりの新しい資源を獲得すること. 7月最初の10分、・9月6時間最初の10分. ができた。さらに2名の若年教師にも試みたと. 合計に分け、ポジ、ネガに分類する。. ころ、内在化する「価値観・信念」を語ること. いずれにおいても、担任によって働きかけに. の大切さに気付くことができた。. 違いがあることが明らかになった。また、研究. 1で明らかにした「価値観・信念」の表出にも. 5.全体の考察と今後の課題. 差異が認められた。. 以上のことより、研究における仮説(1)(2). (3)児童の心の状態の調査. は実証され、教師が生きてきた中での経験を通. 4.7.9.12月の4回、質問紙法によ. して内在化している「価値観・信念」を児童に. る児童の関係自尊心、向集団性(学級所属感・. 表出することは児童の向集団性を高めること. 士気の高まり)の調査を実施した。. が明らかになったといえる。向集団性の高まり. いずれにおいても、向上が見られる学級と. は、教師への信頼や児童相互の支援や援助を意. 低下が見られる学級とが明らかになった。. 味し、児童にとって学級が居心地のいい場所で. あり意欲的な学校生活を送っているともいえ 連分析. 研究2で明らかになった教師の働きかけと. る。また、教師と児童のr信頼関係」の形成に. 何が必要かの一方向を示すことができたとも. 研究3で明らかになった全データを用いて、児. いえる。. 童の心の状態の関連を単回帰分析した。オーセ. 本研究において実施した、rライフ・トレイ. ンティックな発話が多いほど、児童の向集団性. ル」「オーセンティック・リーダーシップ」開. が高まることが明らかになった。. 発は、理論を踏まえつつ方法を模索しながら進. (5)教師のオーセンティック・リーダーシップ開. めてきた。今後多くの開発が行われる中で、よ. 発. り効果的な方法の考案が望まれるところであ. 「価値観・信念」の表出が少ない担任に、筆. る。. 者が開発者となり、オーセンティック・リーダ. 本研究は、学級経営を「教師と児童の相互作. ーシップの開発一を試みた。筆者のかかわりは次. 用的影響過程」rリーダーシップ過程」として. の通りである。. とらえるという新しい視点を提供できたとい. ①面談をし、「価値観・信念」の意識化を促す。. える。. ②表出の場を想定し、児童への働きかけ後押し する。. ③担任が想定したr場」で働きかけた後、ふり. 修学指導教員 竹西 亜古. 返りシートを提示する。. 指導教員竹西亜古.
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