通信負荷均等化のためのP2P型センサデータストリーム配信手法の評価
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(2) 情報処理学会第 75 回全国大会. 図 2: log2. r t. による FI の変化. 図 3: log2. 送信および受信による負荷が異なるモデ ルでの評価. 3. 本研究では,送信および受信による負荷が異なる通信 負荷モデルにおいて,2 章で述べた LCF 法および LLF 法,さらに,文献 [1, 2] でも述べている配信元ノードが すべてのノードへ配信する SD 法をシミューレーショ ンにより評価する.. 3.1. 本研究では,ノード N の通信負荷 C(N ) を以下で与. t. = 2 の場合の通信負荷. ドの通信負荷を図 3 に示す.縦軸が各ノードの正規化 された通信負荷を,横軸がノードを示している.ノー ド S は配信元ノードであり,それ以外の配信先ノード. Di の収集周期は i + 3 となる.図 3 より,特に長周期 の配信先ノードにおいて,LLF 法が負荷を均等化でき ていることがわかる.. 4. 負荷の定義. r. おわりに. 本研究では,送信および受信による負荷が異なる通. える [3].. 信負荷モデルにおいて,通信負荷均等化のための P2P. C(N ) = rR(N ) + tT (N ) + S(N ) R(N ) はノード N が単位時間あたりに受信するデータ 数,T (N ) は単位時間あたりに送信するデータ数,S(N ). 型センサデータストリーム配信手法を評価した.筆者 らの研究グループでは P2P 型センサデータストリー. は定常的な通信負荷である.r および t は 1 つのデー. 構築システム上で配信手法を評価する予定である.. タをそれぞれ受信および送信する負荷であり,ノード の性能に依存して決まる比例定数である.. 3.2. 評価結果. 謝辞. 本研究の一部は,NICT・大阪大学共同研究「大規模. 比例定数 r, t の比率を変化させた場合の Fairness. Index (FI) を図 2 に示す.Fairness Index は負荷分散 の指標として縦軸に示し,1 に近いほど公平を示す.横 軸は r, t の比率として r/t を対数で示しており,例え ば横軸が −2 の場合は r/t = 2. ム配信手法を用いた実システムを構築しており,今後,. = 1/4 で,1 つのデー タを受信する負荷が送信する負荷の 1/4 である.本シ −2. ミュレーションでは,配信元ノードは 1 台,配信先ノー ドは 20 台で行った.また,各配信先ノードの収集周期 は 1 ∼ 10 でランダムに決定し,10 回の試行結果を平 均した.現実的には,受信および送信による負荷の比 率は大きくとも 2 倍程度と考えられる.図 2 より,横 軸が −2 ≤ log2 r/t ≤ 2 の範囲では,LLF 法が最も FI が高く,負荷分散ができていることがわかる.. 配 信 先 ノ ー ド 数 を 9 台 ,収 集 周 期 を そ れ ぞ れ 4, 5, · · · , 12 に固定し,log2 r/t = 2 の場合の各ノー. 3-22. 分散コンピューティングのための高機能ネットワーク プラットフォーム技術の研究開発」による成果である.. 参考文献. [1] 川上朋也ほか: 収集周期の異なるセンサデータスト リームのための通信負荷を考慮した配信手法, 情報 処理学会マルチメディア通信と分散処理ワークショッ プ (DPSWS 2012) 論文集, pp. 136–143 (2012).. [2] 川上朋也ほか: 収集周期からの負荷推定に基づくセ ンサデータストリーム配信手法, 電子情報通信学会 技術研究報告, Vol. 112, No. 350, pp. 7–12 (2012).. [3] 義久智樹ほか: P2P 型センサデータストリーム配 信システムのための通信負荷モデル, 第 75 回情報 処理学会全国大会論文集, 1E-3 (2013).. Copyright 2013 Information Processing Society of Japan. All Rights Reserved..
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