商業科「 会 計 」学習指導案 学 校 名 指導者氏名 印 日 時 平成○○年10月30日 ○曜日 第5時限目 実施クラス 第2学年 組 名(男子 名・女子 名) 実 施 場 所 2年 組 教室 1 単元名 財務諸表の活用 財務諸表の見方 2 単元設定の理由 (1)単元観・題材観 財務諸表を用いて、企業の財政状態や経営成績の良否を判断し、その原因を明らかにするために財務諸表分析を行う。財務 諸表の分析には、実数法と比率法の2つがあるが、この単元では、比率法を扱っており関係比率・構成比率・趨勢比率により、 企業の収益性・安全性・成長性に着目した分析を学習する。 この単元を学習することにより、企業が公開する財務諸表を分析する力、経営分析の基礎知識となるため、大変意義深い内 容である。 (2)生徒観 本科目は、2年○組の選択科目で、習熟度別にクラス編成をしている。そのため、理解の深化を図るために、生徒一人一人 の理解度を随時確認しながらのクラス編成を心がけている。現在のクラスについては、理解に時間がかかる生徒が多い。10 名程度は、もう少し進度を上げてもついていける生徒であり、この単元の終了後にクラス替えを予定している。 全体をみると、50分間集中することができない生徒が多く、発問を繰り返し行わなければならない状況がしばしば見られ、 練習問題においても、一人ではなかなか解くことができない様子が伺える。しかし、けじめの付けられるクラスであるため、 意欲が向上すれば学力も伸びるクラスだと思われる。 (3)指導観 本単元・題材の指導にあたっては、生徒の好奇心を持たせ、思考力が発揮できるように発問・教材を工夫する必要がある。 そのため、導入の段階では、既有知識から財務諸表分析の方法を考えさせ、財務諸表分析の必要性と重要性に触れる。また、 展開の段階では、実在する企業の財務諸表を用いて、財務諸表分析のスキルを深めさせたい。そして、まとめの段階では、学 習内容を振り返り、要点を確認させていきたい。以上の学習活動を通して、生徒の思考・判断力を高めさせる指導を行ってい きたい。 3 単元指導目標 ① 財務諸表分析の必要性・重要性を理解させる。 【 関心・意欲・態度 】 ② 財務諸表から「なぜ?」という疑問を抱かせる。 【 思考・判断 】 ③ 比率法により、計算力を身に付けさせる。 【 技能・表現 】 ④ 比率法により、財務諸表分析をさせる。 【 思考・判断 】 ⑤ 発問に対する意見を、主体的に発表させる。 【 関心・意欲・態度 】 4 指導計画・・・単元の指導時間 第15章 財務諸表の見方 1.財務諸表分析の意味と方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5時間 2.関係比率による分類・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (本時はこの1時間目) 3.構成比率による分析・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 時間 4.趨勢比率による分析・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 時間 5.財務諸表分析の実際・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 時間 5 本時の指導目標 財務諸表分析の必要性・重要性を理解させるとともに、収益性分析の1つである売上高利益率を算出する技術を身に付けさ せる。そして、実在する企業の財務諸表を用いての学習を通して、生徒の思考力向上を図る。 6 指導上の留意事項 収益性分析のための比率を求めるために、財務諸表から必要な金額の抜き出しが正確に行えるように留意する。 7 教材 (生徒)①『 高校会計 新訂版 』(○○出版) ② 学習プリント (教師)上記①・② ③ PC ④ プロジェクタ
8 学習指導の展開(学習指導過程) 学習活動・内容 指導上の留意点 教材 配当 時間 学習 形態 評価 導入 ○企業の財政状態や経営成績の良否 の判断は、財務諸表のどこの数値を読 み取ればよいのかを考える。 ○企業の財務諸表は、どのように見て いったらよいのか考える。 ○損益計算書・貸借対照表のどの数 値なのかを考えさせ、「利益」と発 言するように導く。 ○利益と預金や短期借入金等の金 額から「なぜ?」と疑問を抱かせる ような説明を心がけ、分析の必要性 に触れる。 プリント 10 個別 グル ープ ○既有の知識から、 判断基準を挙げるこ とができたか。 【関心・意欲・態度】 ○「なぜ?」を見つ けることができた か。【思考・判断】 展開 【財務諸表分析の方法】 ・実数法 ・比率法 ○関係比率による収益性分析につい て学習する。 ○売上高利益率を算出できるように なる。 ① 売上高総利益率 ② 売上高営業利益率 ③ 売上高経常利益率 ④ 売上高純利益率(税引後) ○△△(企業名)と○○(企業名)の 財務諸表から、売上高利益率を計算す る。 ○算出した比率から、同業他社比較を する。 ○実数法は同業他社比較の際に企 業の規模により、比較が難しいた め、比率法について学習する旨を説 明する。 ○特に売上高に対する利益の割合 について学習していくことに触れ る。 ○損益計算書上に記載されている 利益について復習し、財務諸表分析 においては、知りたいことに応じ て、見る利益を変えることの必要 性・重要性を理解させる。 ○この比率は、式の構成からも解る ように、比率が高いほど、企業の業 績が優れ、収益力が高いことを説明 する。 ○損益計算書の見方と、金額の抜き 出し方を説明する。 ○△△(企業名)と○○(企業名) の算出された比率から、2社を比較 し、分析の仕方を理解させる。 教科書 プリント プリント 15 20 一斉 一斉 個別 グル ープ 一斉 ○売上高利益率を求 める式の構成を理解 できたか。 【関心・意欲・態度】 ○4つの売上高利益 率を計算することが できたか。 【思考・判断】 【技能・表現】 ○4つの比率が意味 することを理解でき たか。 【関心・意欲・態度】 ○2社の比較が理解 できたか。 【思考・判断】 まとめ ○比率の計算式を確認する。 ○4つの比率が意味することを確認 する。 ○4つの比率が意味する内容を再 確認させる。 ○次回は資本利益率の学習をする ことに触れる。 教科書 プリント 5 一斉 ○学習内容を理解し ているか。 【知識・理解】 【思考・判断】