第2学年 1組算 数科 学習指導案
1 単 元 名 三 角 形 と 四 角 形
2 指 導 に あ たっ て
こ んな子 どもたちだから
○ 本学級の子ども達は、算数をとても好きな子・好きな子が29人中27人で、その理由に、「計
算が楽しい」と答えた子どもが多かった。「考えたり、書くのがめんどう」を理由として、2
人の子があまり好きではない・好きではないと答えていた。また、全員の子どもが考えるこ
とがとても楽しい・楽しいと答えていた。検証軸T児は、「計算がよくできたいから算数の学
習は好き」と答えているが、家庭学習が習慣化しておらず、計算の反復練習が不十分である。
○ 本 単 元 の 学 習 内 容 に 関 す る 既 習 内 容 の 定 着 度 は 、 形 の 大 き さ ・ 方 向 な ど の 特 徴
を と ら え た り す る こ と が で き て い な い 子 が 8 人 い た 。 そ こ で 、 本 単 元 で は 、 日 頃
か ら 何 気 な く 見 て い る 「 さ ん か く 」「 し か く 」 の 形 を 、 算 数 の 用 語 で あ る 「 三 角
形 」「 四 角 形」 へと 概 念 形 成 を して いく 過 程 を 大切 にし て い き た い 。
○ 自 分 の 考 え を も と う と し て い る に つ い て は 、 い つ も ・ よ く と 答 え た 子 が 28人 、
友 達 の 発 表 を 自 分 の 考 え と 比 べ な が ら 聞 い て い る に つ い て は 、 26人 だ っ た 。 こ の
よ う に 、 自 分 の 考 え を も ち 、 交 流 活 動 に お い て も 友 達 の 考 え と 自 分 の 考 え を 比 べ
な が ら 聞 く こ と が で き る よ う に な っ て き た 。 自 分 の 考 え の 作 り 方 や 交 流 の 視 点 に
つ い て は 、 さ らに 明 確 に し て 支 援 をお こ な っ て い きた い。
教材 化 の 工 夫
算数的活動
個 に応 じ た支 援
○ 数 理 性 三 角 形 や 四 角 形 に ○つかむ段階
○つかむ段階
つ い て 構 成 ・ 分 解 し た り 、 観 点を結んで動物を三角や ・ 点 を 結 ん で 、 三 角 形
察 し た り す る 活 動 を 通 し て 、 四角で囲み、学習の見通し や 四 角 形 を か く こ と が
図 形 の 構 成 要 素 で あ る 直 線 や をもつ活動。 で き る よ う に 、 リ ン グ
点 に 着 目 し 、 図 形 の 概 念 を つ 付 き ひ も や 様 々 な 形 の
か む こ と が で き る。 動 物 の 絵 を 用意 する 。
○ 系 統 性 1 年 生 で は 、 身 近 ○つくる段階
な 立 体 の 観 察 や 構 成 な ど の 活 動物を直線で囲む操作を
動 を 行 っ て い る。本 単 元で は 、 通して、いろいろな三角形
○つくる段階
平 面 上 に お い て 、 点 を 線 で 結 や四角形を構成し、三角形 ・ 多 様 な 三 角 形 や 四 角
ん だ り 、 分 解 し た り し て 、 三 や四角形の意味を理解する 形 を か く こ と が で き る
角 形 や 四 角 形 の 意 味 を 理 解 す 活動。 よ う に 、 様 々 な 形 の 動
る 。 3 年 生 で は 、 図 形 の 構 成 物 の 絵 や 点 を 一 部 指 定
要 素 に 着 目 し 、 正 方 形 、 長 方 し た ヒ ン ト カ ー ド を 用
形 、 直 角 三 角 形 に つ い て 学 習 ○深める段階 意 す る 。
す る 。 三角形を一本の直線で分
○ 活 動 性 も の の 形 の 観 察 や 割したり、四角形を一本の
構 成 ・ 分 解 な ど の 活 動 を 通 し 直線で分割したりして、三
○深める段階
て 、 図 形 の 位 置 や 大 き さ な ど 角形や四角形についての見 ・ 三 角 形 や 四 角 形 を 多
に と ら わ れ ず に 、 三 角 形 や 四 方を広げる活動。 様 に 分 解 で きる よう に 、
角 形 に つ い て 知 る こ と が で き ひ ご や 数 え 棒を 準備 し 、
る 。 紙 を 切 っ た り 、 こ れ ら の 一 本 の 直 線 に 見 立 て て
図 形 を 作 っ た り 、 直 線 を 引 い ○生かす段階 活 動 で き る よう にす る 。
て 作 図 し た り す る 等 の 活 動 を 身の回りで三角形、四角
通 し て 、 理 解 を 深 め る こ と が 形の形をしたものを探し、
で き る 。 交流し合う活動。
○生かす段階
○ 目 的 性 動 物 を 守 っ た り 、 ・ 定 義 に 基 づ い て 、 多
動 物 に 部 屋 を 作 っ た り す る た 様 な 三 角 形 や 四 角 形 を
め に 、 3 本 の 直 線 や 4 本 の 直 見 つ け る こ と が で き る
線 で 囲 む 活 動 を 通 し て 、 三 角 よ う に 、 身 の 回 り の も
形 、 四 角 形 の 意 味 を 明 ら か に の の 写 真 や 実 物 を 用 意
し て い く 。 す る 。
3 単 元 の 目標
こんな子どもたち に
(1) 身 の 回 り に あ る 三 角 形 、 四 角 形 に 関 心 を も ち 、 具 体 物 を 用 い て い ろ い ろ な 三 角
形 、 四 角 形 を 構成 し な が ら 、 進 ん で図 形 を 生 活 に 生か そう と す る 態 度 を育 てる 。
(2) 直 線 や 点 な ど の 図 形 の 構 成 要 素 に 着 目 し て 、 大 き さ や 向 き や 形 に 関 係 な く 、 三
角 形 や 四 角 形 を考 察 す る こ と が で きる よ う に す る 。
(3) い ろ い ろ な も の を 使 っ て 、 三 角 形 や 四 角 形 の 構 成 、 分 解 が で き 、 定 義 に 基 づ い
て 弁 別 が で き るよ う に す る 。
(4)「 ○ 本 の 直 線 で 囲 ま れ た 形 」 と い う 定 義 と 、 三 角 形 、 四 角 形 の 用 語 を 理 解 で き る
よ う に す る 。
4
単元計画(全5時間)
主な学習活動と学習内容
評価規準
1 点を結んで動物を囲み、学習の見通しを持つ。
点をむすんで、動物をかこもう。
つ
(1) 点を結んで、同じ動物を直線で囲み、動物が逃げない ◇ 直線で動物を囲む活動に
ようにする。 興味をもち、楽しく取り組
○ すき間がないように、線が曲がって弛まないように んでいる。
か
囲む。(すき間があったり、曲がって弛んでいると、 (関・意・態、プリント)
逃げていく。)
(2) それぞれの動物は、何本の直線で囲まれているか確か
む
める。
(3) 格子点プリントで、3つの点を直線で結んだり、4つ
の点を直線で結んだりする練習をし、単元のめあてをつ
かむ。
単元のめあて
①
ぴーんとはったまっすぐな線(直線)で、動物を囲もう。
2 動物を直線で囲む操作を通して、いろいろな三角形や
四角形を構成し、三角形や四角形の意味を理解する。 ◇ 大きさや向き、形に関係
(1) 三角形の意味(定義)を知る。 なく3本の直線で囲まれた
ねずみをねこから守って、さんかくのおりでかこもう。 形を三角形ということを知
つ
(本時) り、直線の数に着目して三
○ ねずみをねこから守るために直線で囲み、三角形を 角形を理解することができ
作る。 る。
く
○ 大きさや向き、形が違っても、どの形も3本の直線 (知・理、ノート・発言)
で囲まれていることをおさえ、3本の直線で囲まれた
形を三角形ということを知る。
る
※ 「直線」「かこまれた」「形」の用語をおさえる。
(2) 四角形の意味(定義)を知る。 ◇ 大きさや向き、形に関係
ねこを犬から守って、しかくのおりでかこもう。 なく4本の直線で囲まれた
②
○ ねこを犬から守るために、動物を直線で囲み、四角 形を四角形ということを知
形を作る。 り、直線の数に着目して四
○ 大きさや向き、形が違っても、どの形も4本の直線 角形を理解することができ
で囲まれていることをおさえ、4本の直線で囲まれた る。
形を四角形ということを知る。 (知・理、ノート・発言)
3 三角形や四角形を1本の直線で分割する活動を通し、
三角形や四角形の見方を広げる。
(1) 三角形に1本の直線を引いて、三角形を2つ作ったり、 ◇ 三角形を、三角形2つに
三角形と四角形を作ったりする。 分割したり、三角形と四角
三角形に1本の直線を引いて、それぞれのねずみの 形に分割したりする方法を
深
部屋に分けてあげよう。 考えている。
○ 三角形に1本の直線を引いて、三角形を2つ作る。 (考、ノート・発言)
○ 三角形に1本の直線を引いて、三角形と四角形を作
る。
め
※ かど(頂点)を通れば、三角形が2つできることを
見つける。
※ かど(頂点)でないところを切ると、どこを切って
も三角形と四角形になることに気づく。
る
(2) 四角形に1本の直線を引いて、三角形を2つ作ったり、 ◇ 四角形を、三角形2つ、
四角形を2つ作ったり、三角形と四角形を作ったりする。 または、四角形2つに分割
②
四角形に1本の直線を引いて、それぞれのねずみや 分割したりする方法を考え
ねこの部屋に分けてあげよう。 ている。
○ 四角形に1本の直線を引いて、三角形を2つ作った (考、ノート・発言)
り、四角形を2つ作ったりする。
○ 四角形に1本の直線を引いて、三角形と四角形を作
る。
4 身の回りのものから、いろいろな三角形や四角形を見
生
つけたり、発表したりして、三角形・四角形をまとめる。 ◇ 身の回りのものの形の中
から、三角形や四角形を見
か
つける活動を意欲的にして
※
朝の活動で
いる。
す
(関・意・態、行動)
5
本時の主眼・B基準
○ ねずみを直線で囲む操作を通して、大きさや向き、形に関係なく3本の直線で囲まれた形
が三角形ということを知り、直線の数に着目して三角形を理解することができる。
◇
「深める」段階・「生かす」段階で、いろいろな図形の中から、3本の直線に直目して三
角形を説明することができる。(知・理、ノート・発言)
6
展開 統合型(主に習得)
45分
自分の考えをつくる活動
○
めあてをもつ活動
<既
習
の
問
題>
<新
し
い
問
題>
点をむすんで、さんか
ねこから守るために、ねずみ
くやしかくでかこもう。
をさんかくのおりでかこもう。
5
め
あ て
ねずみをねこから守って、さんかくのおりでかこもう。
○
考えをつくる活動
~
方法の見通し ~
~
内容の見通し
~
・折り目でねずみを囲む。
・すき間ができないようにしよう。
・ロープのかわりに、線をひく。
・ぴーんとまっすぐな線にしよう。
個に応じた支援
○
操作を通して理解できるように、リングを付けたひもを準備する。
○
ヒントカード(途中まで線で囲んだもの)を用意しておき、必要な子に
15
は使うように促す。
学び合う活動
○
出し合う活動
①おにぎりの形をした
②斜めに傾いたさんか
③はたのような形をした
さんかくができまし
くができました。
さんかくができまし
た。
た。
○
比べ合う活動
観点(発問)
:どれにも共通して言えることはなんだろうか。
15
どれも、3本の直線でかこまれた形・・・これを、三角形という。
○
高め合う活動
観点(発問)
:次の形も、三角形と言えるだろうか。
新たな教材〈大きさを捨象する三角形〉
大きさが
ちがっても、
3本の直線で
かこまれた形
だから三角形。
ま と め
10
大きさや向き、形がいろいろ変わっても、3本の直線で囲まれた形を三角形という。
【
つ
か
む
】
【
つ
く
る
】
【
深
め
る
】
【
生
か
す
】
違 い
点がないね。
猫
ね ず
み
ね ず
み
ね ず
み
猫
猫
動物の
挿絵
動物の
挿絵
猫
ね ず
み
ね ず
み
ね ず
み
猫 ね ず
み
ね ず
み
猫
猫
ね ず
み
ね ず
み
ね ず
み
猫
猫
ね ず
み
ね ず
み
ね ず
み
ね ず
み
ね ず
み
ね ず
み ね ず
み
ね ず
み
ね ず
み
ね ず
み
ね ず
み
猫
猫
猫
猫
猫
猫
猫
猫
猫
猫 猫