第2学年 学級活動指導案
1 活動題 係活動のパワーアップにチャレンジしよう 2 活動題選定の理由 ○ 本学級の子どもたちはこれまでに《は》はりきって(話す・聞く)《つ》つぎつぎによいと思 えることにチャレンジする《た》たのしい 2 年を学級の目標にして学習やその他の活動を行っ てきた。係活動においても『こんな係があったら学級が楽しくなるだろうな』と思える係をみ んなで考えていった。まず、どんなことをする係なのか(係の内容)をみんなで話し合い、自 分たちが入りたい係に入り、係のネーミングは、各グループで知恵を絞って考えていった。係 活動を始めたばかりの 5 月、6 月は帰りの会でお知らせをしたり、マジックや紙芝居をしたり したい係が重なったため、月曜日は○○係、火曜日は○○係と曜日を決め、意欲的に係活動に 取り組んでいた。しかし、2 学期になると、運動会のブロック練習や地区別の活動などのため、 5,6 月のように活発に活動する姿が見られなくなり、運動会終了後もやや中だるみ状態が続い ている。 係活動に対する子どもたちの実態調査を行った。係活動は面白いですかという問いに対して、 22 名の児童が「はい」と答えているが、進んで活動できていますかの問いに対しては、16 名の 児童が進んで活動できていないと答えている。また、係活動を楽しくするための工夫も 18 名の 児童が、あまりできていないと答えている。 ○ 本活動題では、9 月に再編成した係の活動を振り返り、認め合い、さらに楽しく自主的な係 活動を工夫することで今後の活動への意欲を高めることをねらっている。友達や係のグループ から賞賛や激励を受けることによって仕事の内容や方法をみんなが認めてくれたという満足感 を味わうことができる。また、他の学年に「係活動を進んでするためのくふうやわざ」「係活動 を面白くする工夫」をインタビューすることで他者との関わりを大切にし、よりよい学級文化 を作り出すという点でも意義深いと考えられる。 本実践を通して、一人一人が集団の一員であることを意識し、自分たちで話し合いをしなが ら、協力し合って楽しい学級をつくろうとする自主的、実践的な態度を育てたい。 ○ 指導にあたっては、児童が互いの係活動のよさを認めた上で、さらに、係活動において、 「こんな事をしてくれたら、もっとうれしくなるよ」ということについて話し合うことで今後 の学級生活を今まで以上に充実したものにできる力をつけさせたい。この話し合いの折には、 自分で考えて、つぎつぎによいと思えることにチャレンジできているから自分も友だちもうれ しくなるようなことを考えることができるということを押さえたい。 そのために、「きづく」段階では、アンケートを実施して、係活動が進んでできていないこと や係活動を楽しくするための工夫がなされていないことに気づかせたい。「気づいたこと」を基 にして、計画委員といっしょに議題を話し合い、帰りの会で「つぎつぎによいと思えることに チャレンジする」という学級のめあてに近づくために「係活動のパワーアップにチャレンジす る」ことを知らせていきたい。「味わう」段階では、インタビューしたことや各係のよいところ をまとめた「はりきりカード」を準備させることにより、係として活動してきたよさやお互い に出し合ったアイディアを認め合いながら、話し合いを進めることができるようにさせたい。 「生かす」段階では、「係ポスター」にアドバイスを受け、「こんなところをもらいます」と、 アピールタイムにアピールしたことを付け加えさせたい。さらに、付け加えたものが生かせて いるか振り返りをするようにさせたい。 本活動全体を通して、少しでもお互いのよさを認め合い、協力し合おうとする態度を育て、 一人ひとりが意欲的に係活動を展開していくように指導していきたい。3 目標 関心・意欲・ 態度 ・ 学級生活をよりよくするために、進んで話し合いに参加できる。 思考・判断 ・ 友達の考えのよさに気づいたり、もっとよい方法を考えたりできる。 技能・表現 ・ 自分の考えのわけを友達にわかるように発表できる。 知識・理解 ・ 議題・提案理由・話し合いのめあてがわかる。 集団の変容 ・ 自分の考えをみんなの前で言うことができたり、友達の考えに耳を傾けたり できる。 4 指導計画 (1) 事前「気づく」活動 児童の活動 教師の指導と助言 日時 ①計画委員会(にこはりプランナ ー)が議題について話し合う。 議題について学級のみんなに承認 を受ける。 ・議題や提案理由がみんなにわかりやすいも のになっているか考えさせる。 ・帰りの会で提案させる 11 月 7 日 は り き り 給 食 ②話し合うためにどんなことをし たらよいか考える。 ・1 学期に夏休みにチャレンジしたいことを 考え、チャレンジの方法や場所・コツなど を上級生にインタビューしたことを思い出 させる。 11 月 11 日 は り き り タ イム ③ 他 の 学 年 に イ ン タ ビ ュ ー を す る。 ・学級が楽しくなるため、みんながすすんで 活動できるようにするためなどインタビュ ーをするポイントを考えさせておく。 11 月 12 日 11 月 13 日 昼休み ④自分の考えを書く。(はりきりシ ート) ・何を話し合うのか全員が理解できるように 支援する。 ・理由をくわしく書くように助言する。 11 月 19 日 はりきりタイ ム ⑤話し合いの進め方について打ち 合わせする。(計画委員会) ・にこはりプランナー会を開き、司会等の役 割と話し合いの進め方を確認させる。 11 月 20 日 はりきり給食 (2) 本時「味わう」活動 ① 本時のねらい ○2 学期の係活動を「自分もうれしくなるし、学級のみんなにも喜んでもらえるような係活動になっている か?」の観点で振り返り、話し合うことにより、今後の係活動への意欲につなげることができるようにす る。 ○友達の発表をよく聞き、自分の考えをはっきりと発表することができるようにする。 ② 本時の活動計画 だい7回 はりきりかいぎ 11 月 21 日(金)5 校時 議題 かかりかつどうのパワーアップにチャレンジしよう 提案者 にこはりプランナー会(り組) 提案理由 かかりかつどうのパワーアップにチャレンジして、自分たちも楽しく、まわ りの友だちもうれしくなるようなかつどうにしたいから 話し合いのめあて 自分の考えは、大きな声で言い、友だちの話しは、目で聞こう。 役割 司会( )副司会( )黒板記録( )( )ノート
記録( ) 児童の活動 教師の指導・助言と留意点 評価の観点 1 はじめの言葉 2 学級の歌 (2 年のパワ-) 3 司会グループの紹介 4 議題とめあての確か め 5 提案理由の説明 6 意見 7 話し合い 柱①「ふりかえり」 タイム 柱②「いただき」タイム 8 決まったことの発表 (アピールタイム) 9 ふりかえり 10 感想 11 先生の話 12 終わりの言葉 ・進行表からなるべく顔をあげて言うように助 言する。 ・めあてにむかって取り組むことができるよう に、めあてをみんなで読み、確認させる。 ・提案理由を大事な言葉を強調させて、わかり や す く 簡 潔 に 言 う よ う に 事 前 に リ ハ ー サ ル させる。 ・この提案がクラスにとってどんなよいところ があるか意見を出すように助言する。 ・がんばっている係のよさを見つけたり、「こ んな事をしてくれたらうれしい」ということ を発表させたりする。 ・「こんな事をしてくれたらうれしい」という 意見の中から、自分たちの係活動に取り入れ ると「自分たちも楽しくなるし、友だちも喜 びそうなものをグループで話し合う。 ・話し合った結果、自分たちの係に活用したい ものを発表させる。 ・ノート記録が決まったことをみんなに分りや すく簡潔に発表できるように支援する。 ・「はりきりシート」に自己評価を書かせる。 ・ 黒 板 記 録 に 話 し 合 い 活 動 の 感 想 を 発 表 さ せ る。 ・計画委員会のがんばり、意見発表にがんばっ た 児 童 や 発 表 の し か た や 聞 き 方 に 気 を つ け た児童に対して賞賛を行い、今後の実践意欲 が高まるようにする。 ・ 議題や話し合い のめあて、提案 理由を理解する ことができる。 (知識・理解) ・ 議題に関心を持 ち、進んで話し 合いに参加でき (関心・意欲・態度) ・ 友だちの気持ち を考えながら最 後まで聞き、自 分の考えをはっ きりと発言する ことができる。 (技能・表現) ・友だちの考えの中 から、よりよいと 思 え る 考 え を 選 ぶことが で きる。 (思考・判断) (3) 事後「発揮する」活動 児童の活動 教師の指導・助言と留意点 日時 ①係ポスターにアドバイスを受けたこ とを付け加える。 ・アドバイスを受けたことが生かせ るようにさせる。 11 月 25 日 はりきりタイム ②付け加えたものが生かせているか振 り返りをする。 ・がんばりを評価し、意欲を高める。 11 月 29 日 はりきりタイム ③もっと改善するところはないか考え る。 ・さらに意欲を持つようにさせる。 11 月 30 日 はりきりタイム