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学習プログラム「数の集合と演算」のCAIとブック形式によるプログラム学習の学習記録の分析

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Academic year: 2021

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(1)Title. 学習プログラム「数の集合と演算」のCAIとブック形式によるプログラム 学習の学習記録の分析. Author(s). 中川, 正; 中山, 伸朝. Citation. 北海道教育大学紀要. 第一部. C, 教育科学編, 25(1): 42-51. Issue Date. 1974-08. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/4670. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) . 中朝: 「数の集合と演算」 のCAI学習記録の分析 中川正・中山イ. 学習 プ ロ グラ ム 「数 の集 合と演算」 の CA1 と ブック. 形式による プログラム学 習の学習記録の分析 中. 正 ・ 中. 川. 1.. は. じ. め. 山 ′ ず 中. 朝. に. 8年 3月 に勤務する 筆者の一人中山は ブック形式学習 プロ グラム 「数の集合と演算」 を作成 し, 4 函館市内の中 学校の中学1年生75人に実施 した, 中川は上記の学習 プロ グラムをCA I の学習 プロ 9人にCA I シ グラム 化 し (M 3と名 づけた)4 8年5月 に函館市内と道南の漁村の中学校の2年生3. ス テ ム に よ っ て 実 験 授 業 を 行な っ た,. 本稿の目的は 1 ) 教材内容が同じである ブック形式とCA I の学習成績を比較する, ( C A I の学習記録を分析する,. 圏. で あ る. 2,. 法. 方. ブ ッ ク 形 式 と C A I の学習 プロ グラムの概 要は第1表である. 第1表 学習プログラム概要 ステ 【 ジ. 問題番号. 内. 容. 閉じている. (自然数, 整数. QI~Q 9. 有理数と加減乗除). QIO~ Q12. 加法についての単位元と逆元. 3. Q13~ Q14. 合法則. 4. Q15~ Q16. 乗法についての単位元と逆元. 5. 加乗法についての交換,結 合, ′)QI9 Q17. I. 加法について, 交換法則と結. 分配法則. ブ ッ ク形 式 によ る プ p グラム学習では, 学習者は 一つの間に対して正答でも誤答でも1回の解答. よ り で き な い, 第 1 図 は C A I シス テ ム に よ る 学 習 形 式 で あ る, 間 に 対 しヒ ン トが 必要 な と き は HINT 鍵 を 押 す と, ヒ ン トの ス ライ ドが 提 示 さ れ 読 み 終 っ た ら ANS 鍵を押すと間のスライ ドにも どる, 正 答 を タ イ プ で 入 力 して ANS 鍵を押すと次の間に進む, 誤答を入力する と, 1 回目 の とき は, “ MATIGAIDESU, MOIDOKANGAEM ASHO” が プ リ ンタ で 印 字 さ れ, 間 に も どる. 誤 答 が 2 回 目 の と き は ヒ ン トのス ライ ドが 提 示 さ れ 再 び 間 に も どる, 誤 答 が 3 回 目 以 上 のと き は, ス ラ. ~ ヨヘ もどり, 必ず正答 しなければ次の間に イ ド叉は プリンタによっ て印字の正解が与えられて後に= 進 ま な い よ う に な っ て い る,. どちらの学習でも, 学習の前に第2図 の前提テストと第 3図の事前テス ト, 学習の後で事前テス トと同じ事後テス トを実施 した, 42.

(3) . 中川正・中山伸朝: 「数の集合と演算」 のCAI学習記録の分析 第1図 M 3 の 学 習 形 式 ス ライド. = 冴が. ヒントスラ イド. fがメ〒ス tウイチド ヤ バ」タ ねンサエテクゲサ イ7. 1回 目が. 正答ステ ィド “ タイ7. 第2図. 提. 前. 1 . 次の集合の中から下の条件にあう 要 素 を え ら び, 新しい集合を作りなさい.. テ. ス. ト. 2 , 次の計算の中から, 下の条件にあうものをえら ぴなさい.. {÷’7 6 } 2 ,-4ず o ,3・4 ’・ ’-・. 懲 琵 琶 =. ① 自然数の集合 ⑨ 整数の集合 ⑨ 有理数の集合 ④ 3と4の和の集合 ⑥ 【3と4の積の集合. 禦電皇室呈. ① 加法の計算をあらわしている式 ⑨ 乗法の計算をあらわ している式 ⑨ 減法の計算をあらわしている式 ④ 除法の計算をあらわしている式. 第2表 学 習 者 内 容. 階 5・4 猪 断段 \. 3. 2・I. 計. BQok. 28. 32. 15. 75. C AI. lo. 17. 12. 39. 第2表は学習者を知能偏差値の段階で整理 した表で, 段階5・4は知能 偏差値55以上, 3は45~54. 2・1 は44以下 で あ る,. C A I シ ス テ ム は, ミ ニ コ ン ピ ュ ー タ HITAC I0 (16KW) と そ の 周 辺,機器 (デ ー タ タイ プ ライ. タ ー, 高 速 テ ー プ 読 取 機, 高 速 さ ん 孔 機), コ ン ピ ュ ー タ で 制 御 さ れ る 端末. (プ リ ンタ, キ ー ボ ダ ラ ク ン ム ア セス ス ライ ド) 3 台 によ っ て 構 成 さ れ, C A I 言 語 は TEACHTRAN で あ ー ド, る, 43.

(4) . 中川正・中山仲朝: 「数の集合と演算」 のCAI学習記録の分析 事 前・事 後. 第3図. 1 , 次の計算はそれぞれ, どのような性質をつかっ ているのか, 下からえらびなさい. ⑦. ① 自然数の集合での加法 ② 自然数の集合での減法. ① 2+ 3 煽 3 + 2 煽 5 ② 2x (3 + 4) = 2 x 3 +2 × 4 ⑨ 4× (5 ×3) 漏 (4 × 5) × 3. ③ 整数の集合での減法 ④ ⑤. 2 , 次の図は自然数A, 整数B, 有理数Cの関係を 図に表わ したものです. 正しいものをえらびなさ. さし・ ,. ① 加法の単位元. ② 乗法の単位元. ②. A. ⑨. 整数の集合での除法 有理数の集合での乗法. 4 , 有理数の集合で, 次の条件に適する数を求めな. し・ ・. ①. ト. 3 , 次のそれぞれの演算について閉じているならば 0, そうでないときは×をつけなさい.. ⑮ 分配法則. ◎ 結合法則. 交換法則. テ ス. ⑤ 加法で12の逆元 ④ 乗法で7の逆元. ◎ c. 5 , 下の計算で答えがいつでも含まれる最小の集合 を答えなさい,. ④. A 自然数. ④ ⑩ ⑮ ⑭ ◎ 3 .. 分. 結. 析. B 整数. C. 有理数. 自然数と自然数の加法 自然数と自然数の滅法 整数と整数の減法 整数と整数の除法 有理数と有理数の乗法 果. 1 ( ) ブ ッ ク 形 式 と C A I の比較. 囚 全般的学習成績. 第3表は両学習の全般的成績である, 表中の*は t‐ テストの検定結果有意水準5%で差がある. こ と を 示 して い る,. 第3表 全 般 的 学 習 結 果. C AI. Book. CAI. Book. C AI. Book. 9 ,O. 8,9. 7.8. 7.3. 5,8. 4.7. 提ト. ( 1 ) ,3. ( 1 ,6). ( 2 ) ,0. ( 2 ,2). ( ) 2 .0. ( ) 2 ,8. 事テ. 4.8. 7 ,9. 3,9. 55. 1,9. 3,1. 前ト. ( 3 ,0). ( 2 ) ,1. ( 2 .4). ( 3 ) .0. (1 ,4). ( 1 ,5). 85,4. 88.7. 78 .I. 76,8. 63 ,I. 65,7. 月 リア ス 、. メ 、. 通過 率. ) 18 ) (10 (10 1 4 .7 ,4) ( .0 ,5) (. ( 20 8 ,2) ,4) (. 事テ. 8.3. 8,6. 6.9. 7.3. 4,4. 5,2. 後ト. ( 2 ,0). ( 1 ) ,8. ( 2 ,3). (1 ) ,7. ( 1 .3). ( 1 ,6). 3,5. 0 ,7. 3.O. 1,8. 2.5. 2,I. (2 ,6). ( 0 ) ,9. ( 2 ,1). (1 .7). ( 0 .8). ( 1 ,5). ス. 事事. 後翠 と差. 44. 2 ・ I. 3. 5 ・ 4.

(5) . 中川正・中山伸朝: 「数の集合と演算」 のCA工学習記録の分析,. ・1 層は問題がある, 事前テストの結果 ・4と3の層は 学習資格はある が, 2 表の前提テストから5 からブック形式の54 の層の必要性が問題である. CAIでは学習時の得点を. 1 回 目 で 正 答 … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … …10点 MATIGAI MOITIDO で 正 答 … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … 8点 ヒ ン トを 見 て正 答 … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … 5点 正 解 を 見 て 正 答 … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … …・ ↑… … … … … … …・0 点 と して い る が, 第 3表 の C AI の通過率はこの 得点である, ブック形式の通過率は. (正答者数/学習者数) ×1 00. であるので, 第3表の ブッ ク形式の通過率はCA I の通過率より配点がきつくなっ ている, 全般的学習結果から, ブック形式とCAIを比較すると, 前提条件は略同じ, 事前テストは ブッ ク形 式 の5,4 の 層 は 約 8 割 の 点数をとり CAIの同じ層との間に5%の有意水準で高い点をとっ て. いるといえる, 他の層は差がない. 学習状況は前記の計算方法での通過率でいずれの 層 も 差 が な い, 学習時間は ブック形式では計測不能 (ブッ ク形式の プロ グラムは第1表の内容の約2倍を 2時 間で行なっ たがCA I の実施の都合でその成績 の一部をとり出 したものである) である が, CA I では5,4層が21 , 3層 は25.4分 で6,29, 2・1層 は38,0分 と8,32で あ る. .92 .5分で標準偏差値が4. 事後 テス トはい ず れ の層 で も 検 定 の 結 果 は 差 が な い, 事 後 テス トと 事 前 テ ス トの 差 は 5.4 と 3 の. 層は有意水準5%でCAIの方 の点数が大であるといえる, C A I学習 プロ グラムとブッ ク形式学習 プロ グラムは回答形式にちがいがあるが, 教材の内容は .教材の内容が同じなら両学習で略々差 全く同じである, 従っ て全般的学習結果は上記の考察から, , がな い と い え る よ う で あ る,. 鰹 ) 各間の通過率 第4表は ブック形式とCAIの各間・各層の通過率である, この表 のCA I の通過率は, 1回目 での正答のみを正答に し, 2回目以上はすべて誤答とした. 即ち ブッ ク形式と同じ計算方法によっ 7はイロの2問全部が同時に正答のとき た数値である, 尚CAIのQ9はイロハの3問全部が, Q1 のみ正答にしたので ブック形式と比較をしなかっ た, *はカイー自乗検定で有意水準5%で差 のあ る 間 ・ 層 で あ る,. 検定の結果, ブッ ク形式とCAIで差のある間はいずれも ブック形式の通過率が大きい, この差. の あ る 間 の 内 容 を 調 べ る と 二 つ に 分 け る こ と が で き る,. 第 1 は C A I の回答時の操作による もので, Q I のイ の 2・1層, QIIのイ の5・4, 3 と 2・1 層, QIIのロ の54 と 3 の 層 で あ る. Q I のイ は 最 初 の 間 で あり, --枚 のス ライ ドにイ と ロ の 2 問 が あ と た も の が 多 っ て, ま ずイ を 答え る こ と にな っ て い る, 2・1 層 は イ 口 を 一 度 に 答 え て 誤 答 にな っ. い, QIIのイは答に負の符号が必要なため, QIIの口は正答は正整数であるが予想解答には正の符 号を入れてなかっ たので5,4 と3の層はイ と対応して正の符号を 入力したため誤答となっ たものが 多い, 第 2 は, す べ て 2,1 の 層 で 前提 条 件 が み た さ れ て い な い こ と か ら生 じた と 思わ れ る, (ブ ッ ク 形. 4は数の 区 別 (自 式とCAIでは学習者の学校が若干ちがっ ている.) Q2, Q 4, Q7のロ, Q1 然数, 整数, 有理数) と法則の区別 (交換, 結合, 分配) を知っ ていなければ正答できない間であ る, 尚 QIOの 3 層, Q15の5・4 層 は C A I の通過率と ブッ ク形式とに差があるのは理解 に 苦 し む,. (間の内容はいずれも単位元) 45.

(6) . 中川正・中山仲 朝: 「数の集合と演算」 のCAI学習記録の分析 第4表 各 Q. イ. 中 下 検 定. 1. 中 下 検 定. ロ. Q3. Q4. Q5. 較 Q6. Q. 7. イ. ロ 96 .5. B. 100. 100. 82 ,2. 100. 96.5. 89 ,3. 67 ,9. 57.2. 100. 90 ,O. 60 .O. 90 .O. 80 ,O. 70,0. 70 ・0. 80,O. 80 ,O. B. 96.9. 100. 75.O. 75,O. 71.9. 43,8. 50 ,O. 40.6. 65,7. C. 94,I. 94,1. 73.3. 9 4.1. 66.7. 40 ,O. 60 .O. 41,2. 47 ,1. B. 100. 93,5. 73.4. 66.7. 80,O. 40 ,O. 26,7. 33,3. 73,4. C. 53.3. 63.6. 33.3. 26.7. 20 .O. 26.7. 33.3. 63.6. 33.3. 上 中 下. *. * Q. イ. * Q. QIO. ノ、. ロ. * Q II. イ. Q ロ. イ. 12 .. 口. 85,7. 2.9 9. 82.2. 89 ,3. 96.5. 96.5. 100. 96.5. 89 .3. C 80.O B… 75.O C 52,9. 60,O. 60,O. 60.O. 90,O. 70 .0. 80.O. 100. 70,0. 62.5. 62.5. 78.2. 96,9. 100. 96,9. 93.8. 30.O. 30.O. 30.O. 70.6. 70 .6. 47.I. 88.2. B. 60.O. 60 .O. 46.7. 73,4. 66.7. 73.4. 73,4. 93,5. 73 .4. C. 9 .1. 0.0. 0・0 /. 63.6. 26,7. 63.6. 90.1. 54.5. B. 上 中 下. ヨ. /. 0・0 /. *. *. *. 貫 く. *. /. * Q13. 検. Q2. 比. 率 の. C. 1Q8 上. I. 間 の 通 過. Q1 4. * Q15. Q 17. Q16. イ. Q 18 ロ. イ. ロ. B. 100. 85,7. 96.5. 42,9. 96,5. 67,9. 96.5. 100. 89 .3. C. 90 .O. 70・7. 70・0. 60.O. 30 ,O. 30.O. 90.O. 100. 90.O. B. 87,5. 68,8. 96.9. 40,6. 87.5. 59 .4. 90 ,7. 96.9. 90.7. C. 94,1. 73.4. 76.5. 29 ,4. 64.7. 64.7. 88.2. 94,1. 58.8. B ” “ ‐ L - 停 C. 73,4. 60.O. 66,7. 20 ,O. 80.O. 40,O. 86,7. 86.7. 53.3. 90,1. 26,7. 54,5. 9 .1. 8,4. 8,3 / ′ / /. 81.8. 53,3. 63,6. 上 定 中 下. * *. 1. 1. / /. /. 2 1 CAI学習記録の分析 {. 囚 全般的学習成績 第5表はCA I 学習プロ グラムM3の全般的学習結果を屑毎にt -検定 して比較した表 で あ る.. 54 と3の層はいずれの学習成績に対しても検定の結果は差が見 られない. 54 と 2・1, 3 と 2・1 は, 事 後 テ ス トと 事 前 テ ス ト の 点数の差を除くと, いずれの学習成績に対しても有意水準1%~5 % で 差 が あ る と い え る.. 第6表は M3の各層毎の得点の割合で, 例えば上 (54層) のA (1 0点) は 46.

(7) . 中川正・中山伸朝: 「数の集合と演算」 のCAI学習記録の分析 第5表 M3の全般的学習の層毎の比較. 第6表 M3の層別得点の割合 (%). 上と中. 上と下. 前提テスト. 無. 有. 中と下 有. 事前テスト. 無. (5%) (5%). 有. 有. 上. 77・I. 学習得点. 無. (1%) (1%). 有. 有. 中. 学習時間. 無. (1%) (1%). 有. 有. 事後テスト 事、 後 と. 無. (1%) (1%). 有. 有. 無. 無. 無. 事前 の差. C 5. BO. 10 ,8. 3,8. 8,3. 64,2. 17,2. 8,3. 10,3. 下. 472. 20.1. 10.I. 22,6. 計. 62,3. 16,5. 7,7. 13,6. B 8. A 10. (1%) (5%). 上と中*, 上と下*. 券羨慕)× ・ o o 循券駿 寄薪 金 糟. ・1とは有意水準5%で差があることが言 を計算したものである, カイ一目乗検定の結果は5・4と2 え る,. 以 上 の 考 察 か ら学 習 プ ロ グラ ム M 3 の 学習 に お け る 5 ・4と3の層は, 学習の資格 (前提テス ト) , M 斜に対する必要性 (事前テス ト) 学習状況 ( 学習得点と学習時間 ) , 学習効果 (事後テスト, 事 , 後 テス トと事 前 テ ス トと の差) の い ずれ に つ い て も 略 々 同 じと 見 な す こ と が で き る が, 2・1 の層 は 他 の層 と 異 な っ て い る とい え そ う で あ る,. 侶 ) 各ステー ジの学習得点, 思考時間, 層別得点 第7表 M3の第1ステージ学習得点と思考時間. 得 点 上. 時 間 得 点. 中. 時 間 得 点. 下. Q Iの 1 Q Iの 2 Q 2. Q3. Q4. Q5. Q 9 Q 7の 1 Q 7 の 2 Q 8. Q9. SS. 10 .0 0,00. 9 .80 5,56 9 ,00 9 ,60 8,00 8,60 0,60 4.97 3.00 0,80 3.32 2,97. 6,50 4,50. 8,80 9 .60 7,30 2.99 0,80 3,95. t. 43,O. 9 .7 30,6 25.5 25.O 11,7 39 ,5 1 5.6 14.5 9 8 1 8 8 2 3 0 , . , .7. 42,1. 10・7. 13,3 21,8 43.2 6,5 14,O 19 .1. SS. 9 ,88 0.47. 9 .65 ,35 6,45 9 .41 8,65 5,59 7 2.14 4.78 2.35 1,88 3,79 3,65. 6.00 4.50. 8,00 6,76 5,71 3,07 3,81 4,04. t. 46,3. 49 .I. 29 .O. 12,3 39 ,7 29 .6 35.9 21.7 39 ,9 12,2 15,1 12,6 22,9 15,O 23.3. 20,6 26.9 63,2. SS. 9 .50 0 ,86. 8.00 4.17 3,33 6,00 6.25 7 ,67 3,65 4,93 4.71 3,81 3,61 3,54. 7,17 4,20. 5,17 3,83 1,25 4,43 3.56 2.17. t. 59 .1. 29 .9 54.2 45,8 40 ,1 18,1 38,1 32 5 1 8 4 1 5 8 1 2 , . . ,O 13.4 15.O. 54,O 33,6. 18,1 25,3 72.9 20 9 .8 ,2 44,3. SS. SS. 時間. SS. 上 と中. 31.1. 12.O. 22.7. ヂ ′. 20.O 21.8 37.7. 美. ’ . ( ’. 中 と 下. t. *. t. *. 董. *. *. I. 曽. *. *. 、 ′ 、 ・ ノ. { 、 . ′ ′ . ・ J . ′ . ・ ・ . く 1 く . . { . 、 ′ . { , . ・ . く . ・ 、 ・ . { . . ± ・. ・ . ヂ ・ 、 ・ . く . . . . 、 { { ・ ・ ・ { .. . ′ } .. t. 上と 下. ′ 、 ′ ・ ・ {. 〉 . . . . . 〉 ′ 〉. *. *. 47. . . . . 〉.

(8) . 中川正・中山伸朝: 「数の集合と演算」 のCAI学習記録の分析. M3の第1ステー ジは, 「閉じてし ・る」 の定義と自然数, 整数, 有理数の各集合で加減乗除の演 算が閉じているか どうかを学習するステージである. 第7表は第1ステー ジの各間の各層の学習得. 点と思考時間とそれらの標準偏差値である, ここで思考時間とは間 のスライ ドが提示されてからタ イ プ叉は HINT 等を打鍵するまでの時間である. 検定の欄で*は比較する層間で t‐ テ ス トの 結 果有意水準 5%で差 があることを示 している,. 学 習 得 点 で 5・4 と 3, 5・4 と 2・1, 3 と 2・1 で 差 の ある 間 は Q 8 で あ る, Q 8は 「四則の計算に つい て 閉 じて い る た め に は 数 の 範 囲 を ど こ ま で 広 げ る とよ い か」 と い う 内 容 で あ る が, 3 と 2・1 の. 層 に と っ て 理 解 し難 い 表 現 の よ う で あ る, 5・4 と 2・1, 3 と 2・1 の間で差のあるのはQ 3, Q 4,. Q 9 で あ る, Q 3は 「閉じている」 の定義と自然数の集合が 減法で閉じているか どうか, Q 4は整 数の集合が加法で閉じているか どうかの間で, 2・1 の層にとっ て定義の内容の理解と自然数, 整数 の区別が困難なようである,. 思考時間で差のあるのはQ2 (上と下, 中と下) , Q 4 (中と下) であ , Q 3 (上と下, 中と下) (%) 第8表 第1ステージ層別得点の割合 「自 然 数 2 は 前 る, Q 3とQ 4の内容は 述の通り, Q ・ C EO B A 8 5 の集合は減法の計算 がいつでもできるか」 という内容 言 旨 菩 金 で あ る. Q 2 ~ 4 で 思 考 時 間 が 2.1 と 他 の層 と 差 の あ る 理 由 は, 学 習 得 点 と 同 じと 思 わ れ る,. 第8表は第1ステー ジの層別得点の割合である. カ. イ ー 自 乗 検 定 の 結 果 54 と 3, 5.4 と 2,1, 3 と 2.1 の. 10. 上. 6,4 7. ・ 8.2. 3.6. 11 ,8. 中. 1 O 6・ .o. 1 4.4. 9 ,1. 15 ,5. 下. 38 ,8. 15 .7. 10 ・7 .. 34,8. 計. 58 .4. 1 3 .2. 8 .4. O 20 .0. 間 に 有 意 水 準 5 % で 差 が ある, 第7 表 と 第 8 表 か ら,. 問 の 学習 得 点 で 3層 間 に 差 の あ る の は 1問 の み だ が,. 上と中*, 上と下*, 中と下*. 第9表 M3の第2ステ【ジ学習得点と思考時間 QIO. 得点 上. 時 間. SS. 9 .80 0 ,60. 7,80 3,94. 9 .60 0.80. 10,00 0,00. 8,30 3,16. t. 33.9. 58.7. 14.2. 49 ,8. 35,4. 9 .7. 34,2. 10.4. 32,4. 18,8. SS. 8,94 2,39. 8,12 3.38. 8,47 2,32. 9 .17 2,50. 8.17 3.26. t. 37,8. 58.6. SS. 得点 中. 時 間. 26,6. 17,4 22.3. 39 ,5 16,3. 20,2. 23.1. SS. 8.00 3,03. 5.50 4.70. 8,00 3,65. 8.75 2,98. 7.67 3.54 r. t. 67,5. 70,3 40.4. 16.7. 49 .8 29 .8. 26.8 1 4.8. SS. 得点 下. 検. 時 間. SS. 上 と中. 33,7. 下. t. 中 と下. t 48. 17,8. 14,2. * *. t. 上と. 定. QIIの 1 QIIの 2 Q12の 1 Q12の 2. . .. * * *. .. ・.

(9) . 中川正・中山伸朝; 「数の集合と演算」 のCAI学習記録の分析. 学習経過 (1回で正答, 1回の後に正答等) の総合では3層間で差があることがわかる, M3の第2ステー ジの内容は, 加法について の単位元と逆元についての 学習である,. 54 第9表はの第2ステー ジについて第7表と同内容である, 学習得点で差のあるのはQIIのイ(. と 3), QI0 (3 と2・1) で あ る,.QIIのイ は 5・4 よ り 3 の 得 点 が 大 き い, こ の 理 由 は 理 解 し 難い,. QIOは 単 位元 の定 義 と 「2十 x =2, 4十 x =4と な る 数」 を 求 め る 内 容 で, 2・1 層 に と っ て 答 え る こ と の 難 しい 間 の よ う で ある,. 思 考 時 間 で 差 の あ る の は QI0 (5・4 と2・1, 3 と 2・1) Q12の 口 (5・4 と 3) で あ る が, QIOの 理. 2の口で9 ・4層が思考時間で他の二層より大きい原因は理解 由は学習得点と同じと思われるが, Q1 し難し・・. 第10表 は 第 2 ス テ ー ジ に つい て 第 8表 と 同 内 容で あ. り, 54 と 2,1 に差 がある, 第9表と第10表から 5 4. 第m表 第2ステージ層別得点の割合 (%) A. B B 8. C5 c. EO E. 8. 上 上. O 82,0. 10 ,0. O 6,0. 2,o O. 第3 ス テ ー ジ は 加 法 につい て 交 換 法 則 と 結 合 法 則. 中. 68 ,3. 18 ,8. 4 ,7. 8 ,2. を, 第 4 ス テ ー ジは 乗 法 に つ い て の 単 位元 と 逆 元 の 学 習 で あ る. 第11表 は 第 3 と 4 ス テ ー ジ につ い て 第 7 表. 下. O 60 ,o. 5 ,5. 18 ,2. 16 ,3. 計. 69 ,5. 16 .3. 4,2. 10 ,0. と 2,1 で 差 の あ る 間 が な い が, 学 習 経 過 を 総 合 す る と. 5,4 と 24 の 間 に 差 が で て く る,. と同内容である, 両ステージで学習得点に差のあるの. は Q15 (3 と 2.1) で ある, Q15は 「乗 法 に つ い て の 単 位元 は どん な 数 で し ょ う か, 例 え. 第1 1表 M3の第3, 4ステージ学習得点と思考時間. ば 4× x =4, 7× x =7 と な る 数 で す. 単 位元 を 求 め な さ い」 と い う 内 容 で あ る. 2,1 層 に と っ て こ の よ う な表 現 は 答え 難い ょ. うである, 尚差はないが3層 が. 上. 点 が 高 い,. が あ る. こ の ス テ ー ジは 学習 得 点 が 三 層 と も. 中. 比 較 的 よ い こ と か ら, 2,1 層 には 理 解 に 時 間 の 必 要 な ス テ ー ジと 考 え るよ り, 5,4 層 に と と っ て 時間 の 必要 のな い ス テー ジ 考 えた 方 が 妥 当 で あ ろ う,. 第12表 は 第 3 ス テ ー ジ につ い て, 第13表 は 第 4ス テ ー ジ に つい て 第 8 表 と 同 内 容 で あ. る, 第3ステー ジは学習経過でも差がない, 第 4ス テ ー ジは 4 と2M, 3と 》1 間に 差 が あ る,. 第5ステ1ジは乗法について交換, 結合の. 9 ,80 0 o .60. 9 ,40 0 2 ,9 .. 8 ,30 3 6 ,1. 8 0 ,6 . 1 ・ 9 6 ,. 17,6. 12,4 6, .7. 27 . ,2 13,3. 50. ,3. 6,7. S 点 Ss. 9 8 ,8 0 o ,47. 9 2 ,1 1 7 .3. 5 9 ,3 . 1 ,33. 7 ,88 1 ・ ,81. t 時 丁 間 間 SS. 4.7 2 1 I 1 ,7. 2 5 ,8 1 2 ,2. 37 .5 23. ,3. 37 ,6 27 .3. S 点 Ss. 時 間. 時. t. 間. SS. 時. 得 点. x. 時 間. て t. 得 下 下. 検. 検. 点 SS 時. 間 SS 上と中 上 至. 定. 9 ,67. 1 44 , .. 30,3 1 4,6. 1 6 ,5 .. 下. 中と 富 三 下 t. 31,8. 6,50. 40 o,1. 6,40. 4. 5 ,1. 2 .69. 57,8. 23.8 6 ,4. 25 ,1. < ※. 上と下. ぎ t. 8,58. 0 o 5 ,7 .. 車 T t f. 定. Q1 Q 16. Q1 Q 4 1. 得 得 x 点. 思 考 時 間 で は 54 と 2,1 間 にQ13~ Q16の. Q1 Q 15. Q1 Q 3 1. 得 得 x 点. 4層より得. 4 間 全 部 に差 が あ る, Q15は 3 と 2.1 間 に 差. 5. 0. 10. 女 * 考. *. 、 ; * を. 〉 ヂ r . { モ ・ ヂ ′ モ ヂ ± ・ く ● ′ 、 . { ・. ヂ 、 ・ 、 ) 、 チ ; < ● ● ・ ノ ● .. ・ く 葵. ; ・ ● ● ●. ;. 学習 で あ る, 第14表 は 第 5 ス テ ー ジ につ い て 第 7 表 と 同 内 容 で あ る, こ のス テ ー ジで は 学習 得 点 で. 差 の あ る 間 は な い. 思 考 時 間 に つい て は Q17 (5・4 と 3), Q18の 1 (5・4 と2・1, 3 と 2・1), QI9. ) で差がある, Q1 7では3層が思考時間は他の二層に比べ て最大であるが, (54 と2・1 , 3と 2・1 49. ・ ● ● ● ● ● ● ● ● ′ ● { ● ● ● ● 〉. ● ● ● . ● ● ● ● ・ 、.

(10) . 中川正. 同朋中朝: 「数の集合と演算」 のCハ1学習記録の分析. 第12表. 第3ステージ層別得点の割合 (%) A 10 80,O. 20,O. F P. 79 ,4. 17,6. 2,9. 下. 63.6. 31,8. 4.5. 計. 75,O. 22,3. 2,6. 上. 得 点 中. 検. 上 と 中 上 と 下. 定. 中. 52.9. 32,3. 14,7. 下 下. 31.8. 22.7. 31.8. 13.6. 計 計. 36,8. 25,O. 19 ,7. 5,O. Q18の 1 Q18の 2. QI9. は (4+2) ×3, QI9の 間 の 内 容 は (4+2)× 3=4×3+2×3 の法則名をきいている. 両間. 26.3. 26,5. 10.3. 15,I. 12,4. 10 .9. 9 .6 3,7. SS. 6.12 3.48. 9 ,29 2.37. 9 ,88 0,47. 8.82 2,38. t. 42,2. 9 .6 5.8. 13.1. 17,2. 29 ,9 11,6. 11・0. 上. 77 .5. 4,50 3.52. 9 .67 0 ,75. 9 .33 0,9 4. 9 .17 0,99. 中. 38,3 19 .9. 44,5 20.3. 27,8. 25,8. 36,1. 10,9. SS t SS. t. 0 ,00. 9 ,80 0.60. そ の 原 因 は 理 解 し難し・, Q18のィ の 間 の 内 容. t. SS. 時 間. 15.O. 10・00. 得点 下. 15,O. 9 .80 0.60. 時間. 5.O. 65 ,O. 5.90 4.11. SS. EO. 上. SS. 時間. C 5. 上と下*, 中と下*. 第14表 M3第5ステージ学習得点と思考時間. 得 点. B8. A 10. 上. Q17. 第1 3表 第4ステージ層別得点の割合 (%). C 5. B 8. とも三層いずれも学習得点のよいことから,. 5・4 と3層の思考時間が大変小で あ る こ と. が, 差があらわれた理由と思われる.. 第15表 は 第 5 ス テ ー ジ に つ い て 第 8 表 と 同 第15表 第5ステージ層別得点の割合 務め C 5. E O. 12.5. 2,5. 7 ,5. 69 .1. 14,7. 8,8. 7 .3. 下. 56,8. 27,2. 9 ,O. 6.9. 計. 67,7. 17,7. 7,3. 7 ,3. B8. ヨ 1A0. 上と下*, 中と下* 内 容で, 5・4 と2・1 , 3と 2・1 の間に学習経. *. 過で差が見られる. t. *. *. t. *. *. 中 と下. 4.. ま. と. め. 分析結果をまとめると. 1 ) 教材が同じであれば, (回等形式以外は ( ブ 全く同じ) , CA1と ッ ク形式の全般的学習成績は殆んど差がない. 2 1 個々の間の通過率をCA1と ブッ ク形式で比較すると, C AI で操作 (回等形式) に混乱の超 { き る よ う な 間 で は, C A I の通過率は ブッ ク形式の通過率より悪くなる.. C A I学習 プロ グラムM3の全般的学習結果を知能偏差値による三層間で比較をすると, 54. 圏. と 3 の段 階 の 層 は 全般 的 で=暗々 同 じと 見 て よ い が, 2・1 段 階 は 他の 二 層 に比 べ て 差 が あ る とし・え る.. 4 { ) 各ステージ毎に各間の学習得点を三層で比較 して間毎の差 が少ないか叉は全然なく とも, 学習 経 過 (1 回 で正 答, 1 回 の 誤 答 後正 答 等) をス テ ー ジ に ま と め た場 合 54 と 2・L 3 と 2・1 間 に. 差がでてくる場合が多い. : モ村吏教諭, 北海道森町立尾白内中学校の奥谷 i この研究に御協力をいただいた函館市立深堀中学校の梶原校長,1 8年度文部省特定研究 「科学教育, 部 校長, 山崎正吉教諭に深く感謝致します. なおこの研究の費用の一部は昭和4 50.

(11) . 中川正・中山仲朝: r数の集合と演算」 のCAI学習記録の分析 門の科学研究費によって充当されました, ・ 参 考 文 献 St l 4 Con i i urow,L, ハ -as t t l o s t ー ,put er s ruc l i ed ins on s and the Cha enge of l nnovat on New , 1n the Schoo Youk:Con l ・mi比ecfor Economi c Deve opment(1969). 沼野一男 新訂プログラム学習の実践 悠久出版 (19 68) 植竹恒男 ティ ーチ ングマシン 近代新書出版 ( 1969 ) .言語 (第1次案) 日本電子工業振興協会 ( 標準CAI 69 19 ) ~ 教育と心理のための推計学 日本女化科学社 ( 岩原信九劇 19 69 ). (本学助教授・函館分校).

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参照

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