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[記事](研究発表会要旨)熱帯産キノコ類の成分特性と食品機能: 沖縄地域学リポジトリ

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Academic year: 2021

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Title

[記事](研究発表会要旨)熱帯産キノコ類の成分特性と食品

機能

Author(s)

慎, 恵珍; 川島, 由次; 本郷, 富士彌; 金城, 一彦; 屋我, 嗣良

Citation

南方資源利用技術研究会誌 = Journal of the society tropical

resources technologists, 9(1): 49-50

Issue Date

1993-03-30

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12001/14080

(2)

vo1 9 Nol 1993 ニュース 熱 帯 産 キ ノ コ類 の成 分 特 性 と食 品機 能 琉球大学農学部 ○憤 恵珍 ・川島由次 ・本郷富士輔 金城一彦 ・屋我嗣良 【目 的] 近年,食生活の向上 と多様化 に伴い, 自然食品,低 カロリー食品,健康食品などとして シイタケ を始め とす るキノコ類があ らたに見直 されてお り,その消費量 も増大 しつつある. しか し, 野生種 を含めるとその成分特性 や機能について詳細 な検討 を行 った報告 は少ない.本研究 は,熱帯産食用 キノコ4種 についてその主 な構成成分 と食機能について明 らかにす るために, とくに一般成分, 食 物繊維,無棟質及 び遊離 ア ミノ酸 などの各含量, またコレステロール (Chol)食飼育 ラ ットの血祭 脂質に及ぼすキノコ給与の影響 について検討 した. [材料及び方法] キノコ類 は栽培種であるクロアワビタケ (Pa) とアラゲキクラゲ (Ap), 野生種 であ るニ オウ シメジ (Tg) とオオシロア リタケ (Ta)の 4種 を試料 として分析 した.各試料 は凍結乾燥後粉砕, 以下の分析 に供 した.即 ち,食物繊維,無機質及 び遊離 ア ミノ酸,遊離糖 はそれぞれ酸素一重量法, 原子吸光法,HPLC法及びGLC法 によ り測定 した.動物実験 はウ ィス ク一系 4過齢雄 ラ ッ トを用 い,対照群 (Ⅰ),Pa5%給与群 (Ⅱ),Ap5%給与群 (Ⅲ),Chol.0.5%給与群 (Ⅳ),Chol.0. 5%+Pa5%給与群 (Ⅴ),Chol.0.5%十Ap5%給与群 (Ⅵ) の各実験群 に区分 けて90日間試験飼 育 した.試験終了後採血 し,血液成分の分析 に供 した.

[結 果]

炭水化物及び食物繊維含量 は,それぞれ平均89.4%及 び73.5%とApが最 も高 く,他の 3種は56. 8-62.2%及び20.1・41.8%の範囲であ った.無権質はTg,Pa及 びTaで はKが1960.4-5720.5mg% と最

(3)

49-ニュース 総会 お よび特別講演会報告

も多 く,次 いでP,Na,Mgの順 に多 く含 まれていた.

ApではNaが341.5mg%と最 も高い値 を示 し,Caも特徴 的に多 く含 まれていた. 遊 離 ア ミノ酸 で は

Tg,Pa,及びTaのいずれにおいて もThr,Ser,Glu及 びAlaが比較 的多 く含 まれ, 味覚 に関与 す るAsp,GluはTgに多 く含 まれていた.遊離糖 はTg,Pa,Taのいずれ も トレハ ロース, 遊離糖 ア ルコールで は 4種 ともマ ンニ トールが最 も多 く含 まれていた.血祭総 コレステロールは対 照群 よ り [群, Ⅲ群が低 い値 を示 し,Ⅳ群 に比べ Ⅴ群

,

Ⅵ群が有意 に低 い値 とな った.HDL%は対 照群 と 比較 していずれのキ ノコ給与群 とも高 い値 を示 していた. リン脂質で はⅣ群 とⅤ群 間 に有 意差 (P <0.05)が認め られた. トリグ リセ ライ ドは Ⅰ群 とⅡ群 間に, またⅣ群 とⅤ群が有意差 (P<0.05) が認め られた. この ことか ら, クロアワビタケ とアラゲキクラゲ を給与す ることによって血 柴 コ レ ステロールに対 す る上昇抑制作用が認 め られた. -

参照

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