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JAIST Repository: 地域における産官公学連携研究開発推進基盤の構築 : 「近畿技術開発基盤整備」と今後の取り組み

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(1)

JAIST Repository

https://dspace.jaist.ac.jp/ Title 地域における産官公学連携研究開発推進基盤の構築 : 「近畿技術開発基盤整備」と今後の取り組み Author(s) 中原, 恒雄; 鈴木, 胖; 児玉, 皓雄; 檜木, 俊秀; 荒 井, 喜代志; 八島, 毅祐; 谷口, 邦彦; 小川, 裕策 Citation 年次学術大会講演要旨集, 14: 447-452 Issue Date 1999-11-01 Type Conference Paper Text version publisher

URL http://hdl.handle.net/10119/5790

Rights

本著作物は研究・技術計画学会の許可のもとに掲載す るものです。This material is posted here with permission of the Japan Society for Science Policy and Research Management.

(2)

2C10

地域における 産官公 学 連携研究開発推進基盤の 構築

一 「近畿技術開発基盤整

樹と

今後の取り組み 一 中原恒雄 ( 住友電気工業

),

鈴木 牌 ( 摂 商大

),

児玉昭雄 ( 通産省工技院大工 研

),

檜木俊秀, 荒井善化 志 ,八島 毅祐 ( 通産省近畿通商産業局 ), 0 谷口邦彦,小川裕 策 ( 大阪科学技術センタ 一 ) 「. は じめに 創立 4 0 周年を迎える ( 財 ) 大阪科学技術センターは、

産業界を基盤とする

技術 分野における 公益法人として、 自主的に産官 学 共同研究に取り 組み、 科学技術庁 通商産業省を

中心とした研究促進

技術振興施策を

通じて、

大学や国公立研究

所の研究成果を

産業界が獲得する

を支援する諸事業の

推進とともに、 新しい プロジェク トの構築に取り 組んで来た。 最近では、

科学技術基本法

・ 基本計画に基づいて、

諸省庁から多様な

「競争的

公募を基盤とする

共同研究制度」 が提示され、 特に、 両省庁においては、 地域に

おける取り組みを 促進する施策が

推進されており、 近畿地域では、 これらの諸 腕 策に対応して 一定の成果を 挙げてきている。

このような制度への 応募などの活動を

効果的かっ継続的なものとするために、 種々の試みがなされてきたが、 この 種 、 「近畿技術開発基盤整備事業」 として、

推進された事例を

報告し、

今後の地域施策への 取り組みについて

考察を加える。 2 , 主な 珪

中的公募を塞

とする共同研究制度と

ウ 史帆 制度には、 大別して 「地域基盤の 共同研究促進事業」 と 「研究共同体基盤」 が あ る。 各制度の詳細については、 制度者に付記している、 web を参照されたい。 2 . 1 地牡

名盤を対象とする

共同研究促進 ウ莱 下記の 2 つの制度は、

都道府県が応募資格を 持っているものであ

る。 ( 1 )

地域結集型共同研究事業

( 科学技術庁 く

科学技術振興事業団

ノ ) (http://www. sta.go. J,p/shisaku/local/1226 一 3.ht ⅢⅡ 1 ) (http://www2 .jst.go. J,P/koryu/jrp/index-J .html ) 地域における 研究 ポ テンシヤ ル を結集し、 世界的水準の

先端的科学技術を

開拓 することによ り、 ネ ッ トワーク型地域 C 0 E 形成を通じて 新技術 ・ 新産業の創生, を 資することを 目的とする共同研究事業。 全国では 1 2 地域指定 近畿地域 : 大阪府 「テラ 光 情報基盤技術開発」 ( 2 )

地域研究開発促進拠点支援事業

( 科学技術庁 く

科学技術振興事業団

ノ ) (http; /www. sta,go. jp/shisaku/local/1226 一 4.html ) (http ノ /www2.jst.go.jp/koryu/rspp/index-j.html )

地域独自の科学技術基盤の

形成を目的に、

公設研究試験研究機関

・ 第 3 セ ク タ

一等におけるコーディネート

機能の充実を 支援する事業で、

選出されたコーディ

ネータの下で 推進される。 全国では 2 6 地域指定 近畿地域 : 京都府 ( 株 ) けぃ はんな、 兵庫県 ( 財 )

新産業創造研究機構

(3)

2 . 2 研究共同体を 対 集

とする提案公算制度

下記の諸制度は、 企業と大学・

公的研究機関のような

研究共同体の 組織化が 、 応募の条件であ り、 近畿地域では

採択件数のほぼ

1 5 ∼ 2 0 % を占めている。

( 1 )

地域コンソーシアム 研究開発事業

( 通商産業省く N E D 0 >)

mh 七 %p://wwW. aist .go.jp/www 一 J/guide/gyoumu/ti%k エ / エ ndex.h 七 ml )

(http: //www. nedo.9o.jp/3color/jigyo/l0conso.html )

大字・工業技術院地域研究所・

公設試験研究機関・ 企業などで、

地域研究共同

体 ( コンソーシアム ) を組織し、

研究管理法人が

応募し、

採択後の研究管理も

行 う 。 平成 9

年度から全国で

総計 1 1 0 件採択されている。 ( 内 、 補正 7 2 件 ) ( 2 )

新規産業創造型提案公募制度

( 通商産業省く N E D 0 ノ ) (http リ /www. teian.nedo.9o.jp/index.htm

提案公募制度のルーツとも

言うべき、 平成 7 年度補正による 全身の制度では、

大字・公的研究機関の

研究者対象 ( 2 1 6 件 ) であ った。

現制度では企業も

含めた 2 ∼ 3 の研究機関で

共同体を組織することが

条件とな っており、

研究管理はそれそれの

機関が行う。 下記の分野で 公募され、 平成 8 年 度 以降、 毎年全国で 3 0 ∼ 4 0 件採択されている。

産業科学技術分野

エネルギー ・

環境技術分野

中小企業には 下記分野があ り、 平成 8

年度以降毎年約

6 0 件が採択されている。

中小企業創造基盤技術分野

(http: /www. jsbc.go. J,P/db/hpl/projectg.html ) ( 3 )

独創的研究成果育成事業

( 科学技術庁 く

科学技術振興事業団

ノ ) (http: /www2 .jst.go.jp/giten/index-j/html ) 研究開発型中堅・ 中小企業が有する

新技術コンセプトを

研究機関 ( 研究者 ) と協 力して、

試作品段階まで 具体的な形とする

( モデル化 ) もの。 平成 7 年度以降、 5 0 0 件以上の採択がされている。 3 .

近接産学官新規 ウ集穏造咀話会

前項の実績の 背景には、 1 9 9 6

年の基本計画策定に

呼応して、

従来の地域に

おける横断的な 調査活動から 視点を変え、

具体的なテーマの

創出に視点を 置いて、

下記の分野別懇話会を

柱とする 「近畿産字 官

新規産業創造プロジェク

ト」 に取り 組んでいたことが、 機運の醸成に 寄与したと考えている。 く分野別懇話会 ノ

新材料技術分野懇話会

機械 ・ メカ

トロニクス技術分野懇話会

バイオテクノロジ

一分野懇話会 電子 ・情報・

通信技術分野懇話会

4 .

正也技術開発基盤戎備

ウ菜 第 3

項の事業をさらに

進めて、 大字、 国公立試験研究機関、 研究基盤法人、 研 究 交流支援機関、

民間研究所等の 研究開発推進主体の

総称を 「技術開発基盤」 と 定義し、

これら技術開発基盤の

有機的な連携を

構築することを

「技術開発基盤の 整備」 と定義し、

具体的な目的および 事業の柱を下記に

置く。

(4)

4 . 1 技術開発 耳盤吏億ウ 莱の目的と 柱 ( 1 ) 技術 弗発 Ⅰ 盤亜 億の目的 この整備により、

具体的には下記の

項目の実現を 狙う。

①産学官連携によって 推進が可能となる

先端的・

基礎的な技術開発や

新産業創

出の芽となるべき 技術開発を発掘

推進するシステムの

構築。 ②中堅・

中小企業又はべンチャ 一企業等が実施する 技術開発を促進する

支援 シ ステムの構築。 ( 2 ) 枝折開発 玉

無益備における

3 本 柱 本

基盤整備の重点項目は

下記の三 つ であ る。

①中核支援機関

( 機能 ) : 新産業創出が

期待される産業分野において

技術開発 課題の発掘・

推進を中心とする 事業を行う機能の

構築。

②ネットワークの

構築 : 中核支援機関が 市場ニーズ・

技術開発シーズを

汲み上 げ、 或いは、

技術開発関連情報の 収集を行うためのネッ

トワークの構築。 ③人材 ( Pro 士 essionals) : 中核支援機関 ( 機能 )

を核とした技術開発支援シス

テム成否のカギは、 多様な機能に 対応出来るよ う 、

それそれの専門領域を

分 担 できる 「人材」 であ り、 特に 、 「コーディネート 人材」 が重要であ る。 4. 2 近億 技術双 尭笘 無益口口Ⅰ ( 1 ) Ⅱ 五 5 分野と % 高度支 牛 施策との曲 連

近畿地域に高い 産業・研究集積を

有すると考えられる、 光量子、 電子・情報、 人間生活工学、

環境及びバイオテクノロジ

一の 5 分野について 調査を実施した。 これらの 5 分野は、 1 9 9 7 年 5

月に閣議決定された

「経済構造の 変革と創造 のための行動計画」

に成長が期待されている

1 5 分野や 1 9 9 7 年度調査 「近畿

における戦略的研究開発指針の

策定に関する 調査研究」 において、

近畿で重点的

に取り組むべき

産業分野として

指摘されている 8 分野とも深 い 関係にあ る。 ( 2 ) Ⅰ 斉 推進体制 推進体制として、 「技術開発基盤整備調査委員会」 ( 委員長 :

中原恒雄住友電気

工業㈱特別技術顧問 大阪科学技術センター

副会長 ) を設定し、 各分野に、 主査 前主査を定めと り まとめを行った。 光量子分野 主 査 : 田中道士

立命館大字教授

前主査 : 小林哲郎 大阪大学教授 電子 ・ 情報分野 主 査 : 鈴木 牌

大阪大字名誉教授

前主査 : 鬼木 商

大阪学院大学教授

人間生活工学分野

主 査 飯田健夫

立命館大学教授

前主査 : 松岡克典

大阪工業技術研究所

室長 環境分野 主 査 : 宗宮 功

京都大学教授

前主査 小林隆雄 ㈱クボタ 部長 バイオテクノ ロジ一分野 主 査 : 新宅 惇彦

奈良先端科学技術大学院大字教授

副 主査 : 小林昭雄 大阪大字 教授

(5)

( 3 ) 胡杢 結果 各分野の主な

調査結果は次の

通りであ る。 く 光量子分野 ノ ( 中核支援機関 : 4 技術分野毎に 設定 )

この分野は近畿地域において 十数年の集積があ

り、 「電子, ビームイオン」 「レーザー 」 「 S R 」 「オプトエレク トロニクス」

の分野別に中核支援機関を

設定するとともに、 横断的な課題に

対応するために

「光量子科学 ・ 産業技術 協議会」 を設定する。 ( 図 1 参照 )

この分野は技術シーズ

基盤であ るが、

従来とは視点を

変えて、 ニーズ面から アプローチを 試みるため、 「技術マップ」 と併せて 「ロードマップ」 による 検討を行 う 。 く 電子・ 情報分野 ノ ( 中核支援機関 : ( 財 )

大阪科学技術センタ

一 ) 「電子 ・情報技術」

を生活者の視点から

傭轍し 、 電子 ・情報基盤のサービス 産業として、 「エレク

トロニックエンターエインメント

( エレテ イメン ト ) 」 産業 ( 図 2 ) を提唱し、 広く この分野について

議論をする懇話会を

設ける。 この産業を支える 共通基盤技術強化のため、 その推進機能を 整備する。

く人間生活工学分野

ノ ( 中核支援機関 : ( 社 )

人間生活工学研究センタ

一 ) 「モノづく り」 の基盤技術として、

今までの集積成果の

中堅 中小企業への 「橋渡し」 に注 力 するため、

公設試験研究機関と

連携する。 く 環境分野 ノ ( 中核支援機関 :

資源リサイクルシステムセンタ

一 )

幅広い環境分野の

内、 「水循環・再生資源循環」 を先ず取り上げる。 く バイオノンダストリ 一分野 ノ ( 中核支援機関 : 近畿バイオインダス ト リー振興会議 ) 「コーディネータ 会議」 の下に 「技術開発委員会」 と 「産業化促進委員会」 を 設置し、

同会議が有するネッ

トワークを活用して 技術シーズの 産業化支援 事業を推進する。 5 . 胡 圭祐果を受けて 、 ン ンポジウムを 開催して、

広く関係者にこの

調査結果と取り

組みの方向にっ

い て 報告するとともに、 前記の 4

つの分野については

通商産業省で

進められている

「産業技術戦略策定調査」 の中で、

具体的な調査課題を

設定して取り 組みを進め ている。 「バイオインダスト リ一分野」 については、 同じく同省の 施策 「新規戒 長

産業に係わるコーデイネ

一 ト 活動支援事業」 の下、

調査結果に沿った

取り組み がされている。 今後については、 地域において 技術分野別 コ くユ

ニティの構築など

今回の整備 事業に沿った 事業展開を進めつつ、

新科学技術基本計画の

策定に関しても、 地域 として取り組みの

環境整備に繋がるような 提言を検討したいと

考えている。 6 . むすび 今回の調査に 当たり、 多くの学識経験者・ 関係者のご示唆・ ご支援を得たが、 特に. 香月樺太郎氏には、 技術マップの

作成など多大なご

尽力を得た。 ここに 深 く 謝意を表します。

(6)

1 % ト ひ目・

イオン工学研究所 レーザー技術総合研究所 ( 電子ビーム・イオン ) ( レーザー技術 ) W 巨 B サイト・リンク 競争前技術 ( ロードマップ ) ( 賛助会員 大企業中心 ) 賛助会員 ( 大企業中心 )

光量子科学・ 産業技術協議会 ( 阪 ㈱ 分野間融合化 公設 討

プロジェクト ワンストップ づくり 大学

賛助会員

研究開発 ( 大企業中心 ) ( 大企業中心 ) コンサル 促進支援制度 人材 立命館大字 中堅・中小企業 (OB など ) lSR センター・枚目光度 笘牽 l@

財 ) 大阪科学技術センター 用 杖術 お 順合 く S 按 AC ノ l ( オフ・ H エレク @ 口 :1 クス )

: 立命館大学 SR センター

@ よ

ジ書

上口 報 メ 査

の備

機基

脅ロ 月レ 甘利 多 捜開 機 市子 援 技

支畿

中 ﹁ る ナ お Ⅰ し 野 分 子 一 里 光 図

(7)

1ら 臼 ㏄ | 生活・家事 コミュニティ 健康・高齢者 教養・学習 娯 楽 コミュニケーション インテリジェントホーム メティカルエージェント 立体 TV によるイン パーテ サ ル奉加型 7. 情報家電事業 フ アシリテ ィ リアルタイム TV Ⅰ 話 九位ロボット エンタテイメント 棄市コボ ソト ターネットサービス エレクトⅠ 二 ソク サーヒ ス エネルギーサービス 3 D ビデオカメラ ホームドクター テレフィッティン グ エンターテイメント 8. 情報 個 重事業 ホーム用ユ ー ティリティ 臨皓 感通信 ヘルスケア エレクトロ こツク インテレクチュアル 帝 Ⅰぬ坑 接理 サービス 携帯下 V ペットロボット 生活竹田サ ーヒ ス エ テュテ イメント カスタマイズ 亜 システム ミュージック ( 家庭・個人 ) 家計エージェント エレクトコ 二ツク トラベル 5. 公共情報 浬扶 サービス 行政柄 報化 サービス 立体教育システム 体 事業 社会 珪済脩穏 サービス 生活甘辞サービス

( 公共基盤 ) た産 業 6. エンターテイ メントサービス 事業 生活折箱 コンテンツ ( 商業基盤 )

4. サイバーネットワークコミュニケーション 事業 3. システムソリューション 事業 2. コンピュータおよび 関連機器事業 共通基盤技術の 発展、 高速・大容量デジタル ネ、 ッ トワークの普及 ] , 情報通信基盤事業

T イ ン ト 産 業 の 発 展 図 2

電子

情報分野の発展方向

参照

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