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外来通院中の糖尿病患者の看護 : 病棟との継続看護を通じて

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Academic year: 2021

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糖尿病継続看護について

14階南病棟 ○古橋実江 中川かよこ 中間文子 【はじめに】内分泌・糖尿病内科病棟には多く の糖尿病患者が入院しており、日々指導を行っ ている。入院中は食事・薬剤と病院で管理され ており血糖コントロールが良好になって退院し ていくが、自宅に戻るとまた血糖コントロール が悪くなり再入院してくる患者も多い。そこで 病棟と外来が連携し、継続看護を行ったためそ の実際と考察を報告する。 【実際・考察】今までは入院中に糖尿病指導を 行っても実際に家に帰ってからどういう生活を しており、指導したことが実行されているのか 役に立っているのかがわからなかった。また独 居の高齢者や入院前生活習慣がとても悪かった 人など、退院後にまた血糖値が悪くなる可能性 が高い患者がいても介入する手段がなかった。 しかし外来との継続看護が開始になってからは 外来の看護師が患者から話を聞いて記録に残し てくれることにより、退院してから患者がどの ように生活しているのかがわかるようになった。 そのことにより入院中に行っていた指導の良か った点や改善点を検討し指導の評価ができるよ うになった。また注意が必要な患者は病棟と外 来で情報交換を行うことができるようになった ため、退院してからも注意して患者をサポート していくことができるようになったと感じる。 また患者も、入院中に指導を受け退院後はで きていたことが、日々生活をしていく中で仕事 が忙しかったり、環境が変わったりしてだんだ んできなくなってしまい、入院前の生活に戻っ てしまうという事例が多いように感じる。その 結果、血糖コントロールが悪くなり再入院につ ながっている可能性が考えられる。病棟と外来 の継続看護により、入院中に指導したことを自 宅で継続して行えるように働きかけ、再入院す ることなく外来通院で過ごせる生活を長く保つ ことが重要であると考える。 【おわりに】病棟外来間での継続看護を行った 件数は少ないが、実際に行ってみて継続看護の 重要性を理解することができた。今後は糖尿病 看護指導外来も開設され、より一層病棟と外来 間での継続看護を充実させていき、糖尿病患者 の再入院減少に貢献していきたい。

外来通院中の糖尿病患者の看護

~病棟との継続看護を通じて~ 内科外来 ○若杉順 栗本栄子 早川則子 【はじめに】糖尿病の治療では患者のセルフケ アが重要になるが、外来通院中の患者のライフ スタイルは様々であり、入院中の指導内容が実 施できている患者とそうでない患者がいる。し かし、これまで外来で患者情報を十分に把握す ることや受診患者の中から退院後も看護介入が 必要な患者を把握することが難しかった。今回、 継続看護を実施するために病棟と連携し、その 重要性を再認識することができたため報告する。 【実施・考察】外来では、病棟から情報提供を 受けた患者に必要な看護介入ができるように入 院中の経過などを事前にカルテから情報収集し て準備している。退院後初回外来では、入院中 の指導内容が実施できているか、生活環境がど う変化したかについて特に焦点を当て関ってい る。そして、患者の希望やライフスタイルを尊 重し、患者が治療を中断することなく在宅療養 できるように、患者に合った目標や社会で生活 しながら実施できる内容を患者と共に考えるよ うにしている。患者の多くが高齢であり、複数 の疾患を患っているため、初回外来受診時だけ でなく繰り返し看護介入を必要とするケースも ある。医師、薬剤師、栄養士と連携し、必要に 応じてカンファレンスや勉強会を実施したケー スもある。このように、外来という限られた時 間 の 中 で 患 者 一 人 一 人 と 向 き 合 い 、 患 者 の 「今」だけでなく「これまで」と「これから」 を理解して看護介入するためには、入院前の患 者情報を病棟へ、入院中の患者情報を外来へと 看護が続くように患者情報を共有することが必 要であると考える。今後、糖尿病患者の看護に 関する病棟とのカンファレンスを定例化してい くことにより、外来と病棟が持つ患者情報を共 有し、実施した看護を互いにフィードバックし 合い検討することは、更なる看護の質の向上に 繋がると考える。 【まとめ】外来で継続看護を行うには、病棟と の患者情報の共有が必要不可欠である。糖尿病 患者の看護を行う上で患者が血糖コントロール できるという目標は外来も病棟も同じであるた め、今後も外来と病棟の連携を強化して継続性 のある看護を提供していきたい。 シンポジウム 第4題

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