2種類の地域活動から見る「地域デビュー」実現に向けた研究
25
0
0
全文
(2) 懸賞論文(卒業論文). 第 2 章 研究テーマをめぐる概況 2 − 1 地域活動の実態 (1)地域活動の定義 地域活動には、「地縁型活動」と「テーマ型活動」の 2 つの定義がある。まず、地縁型活動 は、地域福祉の充実やまちの安全確保等の地域課題を解決することを目的としたというも ので、老人給食サービスや防犯パトロールのような活動が該当する。一方でテーマ型活動 は、特定のテーマに基づき、個人の生きがいや生活充実を図るものであり、趣味の会やス ポーツサークル等が典型的な活動である 1)。そこで本研究では、前者の地域の課題解決を 目的とした地縁型活動と、後者の個人の生活充実を目的としたテーマ型活動の両方を、 「地 域活動」と定義する。 (2)地域活動の必要性ともたらす効果 近年において、孤立防止や介護予防等の地域課題が増大かつ多様化し、その課題に対し て住民たちが協力しながら、解決していく必要性が高まっている。加えて、地域特性を活 かし、活力ある地域を維持していくために、住民たちが地域の将来展望の決定に携わる必 要があると考えられている。このため、これらの地域課題の解決や地域の将来展望の決定 等、地域における住民の役割は増大し、住民が地域の担い手になることが求められている。 しかし近年、地域でのつながりの希薄化が進行し、住民同士が協力して地域を担うこと が困難になっている。その背景には、地域で互いに助け合う機会の減少や、住民同士の交 流が少ないこと等がある 2)。 地域の担い手を確保するために、地域住民のつながりを強め、今後の地域の担い手を育 成する効果をもたらす地域活動が重要であり、住民が活動に参加することが必要である。 こうした地域活動は住民同士の交流の場となり、今まで接点がなかった人同士のつなが りを強め、地域のネットワークをより強いものにする効果を持っている 3)。また人々に地 域課題の解決を促し、地域の問題解決力を向上させる効果を持つと考えられている 4)。さ らに、人々が環境保全、孤立防止等の地域課題を自ら発見し 5)、活動を継続していくうちに、 自分自身が地域の担い手であるという認識を持つようになると期待されている 6)。 このように地域活動は、地域でのつながりを強め、住民たちをこれからの地域の担い手 として育成する効果を持っている。したがって、地域が抱える課題に対して自ら行動し、 解決していく環境を実現するには、地域活動に参加すること、いわゆる「地域デビュー」の 促進が一層求められる。 2 − 2 地域デビューの現状 (1)地域デビューの定義 地域デビューは、 「趣味、地域行事といった活動内容を問わず、地域で行われている活動 (地域活動)に初めて参加すること」と定義されている 7)。本研究で対象とする地域デビュー は、その活動内容は問わず、地縁型活動とテーマ型活動のどちらも含み、また活動エリア は自分の住んでいる地域に限らないものとする。. 12.
(3) 2 種類の地域活動から見る「地域デビュー」実現に向けた研究. (2)地域デビューの実態と実現できない要因 (2)地域デビューの実態と実現できない要因 地域デビューの実態についてみると、まず、国民が地域を元気にするための活動(地域活. 地域デビューの実態についてみると、まず、国民が地域を元気にするための活動(地域 動)への参加意向 (図 2-1)について見てみると、平成 17 年、19 年ともに、「積極的に参加し (2)地域デビューの実態と実現できない要因 活動)への参加意向(図 2-1)について見てみると、平成 17 年、19 年ともに、 「積極的に 地域デビューの実態についてみると、まず、国民が地域を元気にするための活動(地域 たい」と「機会があれば参加したい」 の合計が60%を超えており(平成17年:66.7%、平成19年: 参加したい」と「機会があれば参加したい」の合計が 60%を超えており(平成 17 年:66.7%、 活動)への参加意向(図 2-1)について見てみると、平成 17 年、19 年ともに、 「積極的に 70.4%) 、地域活動の参加意欲が高い人が多い。また平成 17 年から 19 年にかけて参加意向 平成 19 年:70.4%)、地域活動の参加意欲が高い人が多い。また平成 17 年から 19 年にか 参加したい」と「機会があれば参加したい」の合計が 60%を超えており(平成 17 年:8) 66.7%、 。 がわずかであるが、強まっており、年々地域活動に関心を持っている人が微増している けて参加意向がわずかであるが、強まっており、年々地域活動に関心を持っている人が微 平成 19 年:70.4%)、地域活動の参加意欲が高い人が多い。また平成 17 年から 19 年にか しかし、地域活動の参加率(図 2-2)を見てみると、平成 21 年度から 23 年度までの全てが 増している 8)。 けて参加意向がわずかであるが、強まっており、年々地域活動に関心を持っている人が微 20%台で、実際に地域デビューできている人は少ない。参加意欲が高くても、実際の活動 しかし、地域活動の参加率(図 2-2)を見てみると、平成 21 年度から 23 年度までの全 増している 8)。 9) 。 に参加できない人が数多く存在するものと思われる てが 20%台で、実際に地域デビューできている人は少ない。参加意欲が高くても、実際の しかし、地域活動の参加率(図 2-2)を見てみると、平成 21 年度から 23 年度までの全 活動に参加できない人が数多く存在するものと思われる 9)。 てが 20%台で、実際に地域デビューできている人は少ない。参加意欲が高くても、実際の 活動に参加できない人が数多く存在するものと思われる 9)。. 図 2-1. 図 2-2. 国民が地域を元気にするための活動(地域活動). 地域活動の参加率. 図 2-1 国民が地域を元気にするための活動(地域活動) 図 2-2 地域活動の参加率. の参加意向(平成 22 年度国民生活選好度調査) (平成 22 年度国民生活選好度調査) 図 2-1 国民が地域を元気にするための活動(地域活動) 図 2-2 地域活動の参加率 の参加意向 (平成 22 年度国民生活選好度調査) (平成 22 年度国民生活選好度調査) の参加意向(平成 22 年度国民生活選好度調査). (平成 22 年度国民生活選好度調査). 続いて、地域活動の参加が困難な理由(図 2-3)に着目すると、「活動する時間がない」 続いて、地域活動の参加が困難な理由(図 2-3)に着目すると、「活動する時間がない」 (35.9%) 、「全く興味がない」(15.1%)、「参加するきっかけが得られない」 (14.2%)等 続いて、地域活動の参加が困難な理由(図 2-3)に着目すると、「活動する時間がない」 (35.9%) 、 「全く興味がない」 (15.1%) 、 「参加するきっかけが得られない」 (14.2%) 等の理由 の理由が多く、個人的な理由で参加が困難な人が多い。また「身近に団体や活動内容に関 (35.9%)、「全く興味がない」(15.1%)、「参加するきっかけが得られない」 (14.2%)等 10)。 が多く、個人的な理由で参加が困難な人が多い。また 「身近に団体や活動内容に関する情報 する情報がない」 (11.1%)のような地域側の問題も理由にあがっている の理由が多く、個人的な理由で参加が困難な人が多い。また「身近に団体や活動内容に関 がない」 (11.1%)のような地域側の問題も理由にあがっている 10)。 する情報がない」(11.1%)のような地域側の問題も理由にあがっている 10)。. 図 2-3. 地域活動の参加が困難な理由(平成 15 年度国民選好度調査) 図 2-3. 地域活動の参加が困難な理由(平成 15 年度国民選好度調査). 図 2-3 地域活動の参加が困難な理由 (平成 15 年度国民選好度調査) 地域活動参加率が低下し、 地域デビューを困難にしているのは、 「活動に参加する時間が 地域活動参加率が低下し、地域デビューを困難にしているのは、 「活動に参加する時間が 3 3 奈良県立大学 研究報告第 10 号. 13.
(4) 懸賞論文(卒業論文). 地域活動参加率が低下し、地域デビューを困難にしているのは、 「活動に参加する時間が ない」、 「全く興味がない」等の個人的な理由が大きく影響していることも事実であるが、原 因はそれだけではない。他に地域デビューを困難にしている要因は、概ね 4 つあると考え られている。 1 つ目は、退職後の地域参加支援等の地域参加を促進する事業が少ないことである。多 くの地方自治体は、移住・定住の施策を熱心に取り組み、地域参加促進事業には消極的で ある。そのため、地域参加のサポートがほとんどない状態で、新たなコミュニティに参入 しなければならないので、活動の参加を困難にしていると考えられている 11)。 2 つ目は、就労第一主義による地域とのかかわりが薄い人々が増加したことである。日 本の就労第一主義によって、特に男性は仕事に時間を拘束され、就労以外の社会参加を困 難にしている。加えて、日本の労働時間は世界的に見ても長く、家族や地域社会との関わ りが希薄になる、いわゆる「関係貧困」に陥りやすく、退職や失職と同時に孤立することも あると考えられている。そのため、仕事以外の人間関係が築きにくく、地域での活動にな かなか踏み出せないでいる人が多いと言われている 12)。 3 つ目は、日本社会全体で、生涯現役志向が強まったことである。定年延長・再雇用制 度によって、定年後の労働が当然の状況になった。そこで仕事にやりがい・生きがいを見 出している勤労意欲の高い人が増加し、社会全体で生涯現役志向が強まった。これにより 仕事でのコミュニティの滞在を延長し、地域のコミュニティに参加するタイミングを遅ら せてしまっている人が増加していると考えられている 13)。 4 つ目は、女性中心の地域活動のコミュニティが多いことである。男性は平日のほとん どの時間を仕事で拘束され、地域活動に参加できるのは夕方以降に限定される。それに対 して女性は、男性よりも活動時間に融通が利き、平日昼間でも活動が可能な方が多い。そ のため、平日昼間を中心に活動している地域活動コミュニティのほとんどは、女性中心で 構成されている。そのようなコミュニティにいきなり参加するのは、地域とのかかわりが 薄い男性陣にとってハードルが高く、困難であると考えられている 14)。 このように、地域回帰事業の希少さや、就労優先の社会制度、生涯現役志向の増大、女 性中心の地域活動のコミュニティが多い等の理由から、活動意欲があっても、実際に地域 デビューすることが困難となっているものと思われる。 そこで、地域活動に関心がある人々が容易にデビューできるように、地域デビューを、 地縁型・テーマ型活動の 2 つに分け、それに参加するまでのプロセスと、地域デビューし た後の意識の実態を明らかにしていく。 第 3 章 研究対象地の特徴 3 − 1 鳥見地区の概要 (1)鳥見地区周辺の概要 研究の主な対象地となる鳥見小学校区(以下鳥見地区とする)は、奈良市最西部に立地し、 昭和 40 年代に当時の日本住宅公団が計画的に開発した住宅地を中心としている。鳥見地区 は、鳥見町 1 丁目から 4 丁目、三松ヶ丘町の一部、三碓町で構成されている。奈良市保健福 祉部福祉政策課の校区別・住民基本台帳によると、鳥見地区は、平成 23 年と平成 28 年を比 較して、地区の総人口は 7390 人から 7252 人と 138 人減少し、高齢化率は 27% から 31% と微 14.
(5) 2 種類の地域活動から見る「地域デビュー」実現に向けた研究. 増している 1)。また 15 歳以下の子どもの人口割合は 13% であり、特に、UR 団地のある鳥 見町 4 丁目は、平成 22 年度時点で、総人口のわずか 8% に留まっている 2)。 続いて従業地別の就業者数(表 3-1)に着目すると、鳥見地区全体で、他県での従業者が多 続いて従業地別の就業者数(表 3-1)に着目すると、鳥見地区全体で、他県での従業者が 3-1)に着目すると、鳥見地区全体で、他県での従業者が く、鳥見町続いて従業地別の就業者数(表 4 丁目を除いて、他県での従業者が総数の半分近くを占めている。この結果か 多く、鳥見町 4 丁目を除いて、他県での従業者が総数の半分近くを占めている。この結果 多く、鳥見町 4 丁目を除いて、他県での従業者が総数の半分近くを占めている。この結果 ら鳥見地区では、自分の住む地域から出て仕事をする人が多く、平日の昼間に地区と関わ から鳥見地区では、自分の住む地域から出て仕事をする人が多く、平日の昼間に地区と関 から鳥見地区では、自分の住む地域から出て仕事をする人が多く、平日の昼間に地区と関 れる人が少ないと考えられる 3)。3) 。 われる人が少ないと考えられる 3)。 われる人が少ないと考えられる 表表 3-1 従業地別の就業者数 (平成27 27年度国勢調査) 年度国勢調査) 3-1 従業地別の就業者数(平成 表 3-1. 総数 総数 総数 1丁目 1丁目 鳥見町 2丁目 鳥見町 2丁目 3丁目 3丁目 4丁目 4丁目 三碓町 三碓町 三松ヶ丘 三松ヶ丘 総計 総計. 総数 1816 246 314 511 745 392 246 2454. 従業地別の就業者数(平成 27 年度国勢調査) 自宅外の自市 県内他市区町 自宅外の自市 県内他市区町 自宅で従業 他県で従業 自宅で従業 他県で従業 区町村で従業 村で従業 区町村で従業 村で従業 96 588 255 81 2 1816 96 588 255 81 2 22 68 20 12 7 246 22 68 20 12 7 24 76 28 17 8 314 24 76 28 17 8 20 160 66 25 0 511 20 160 66 25 0 30 284 141 257 745 30 284 141 257 15 120 56 18 5 392 15 120 56 18 5 13 78 28 12 5 246 13 78 28 12 5 124 786 339 1 12 2 2454 124 786 339 1 12 2. 3-2 実態調査の位置づけ 3-2 実態調査の位置づけ 3 − 2 実態調査の位置づけ 本調査では、地域デビューのためのプロセスや、デビュー実現の条件を明らかにするた 本調査では、地域デビューのためのプロセスや、デビュー実現の条件を明らかにするた 本調査では、地域デビューのためのプロセスや、デビュー実現の条件を明らかにするた めに、地域型活動に参加している人々とテーマ型活動に参加している人々を対象に調査を めに、地域型活動に参加している人々とテーマ型活動に参加している人々を対象に調査を めに、地縁型活動に参加している人々とテーマ型活動に参加している人々を対象に調査を 行った。地縁型活動は奈良市鳥見地区社会福祉協議会が主催する「ふれあい食事会」を事 行った。地縁型活動は奈良市鳥見地区社会福祉協議会が主催する「ふれあい食事会」を事 行った。地縁型活動は奈良市鳥見地区社会福祉協議会が主催する「ふれあい食事会」を事例 例として取り上げ、調査を行った。 例として取り上げ、調査を行った。 として取り上げ、調査を行った。 テーマ型活動は、1 日限定のイベント型のものや、一定期間継続する活動もある。そこ テーマ型活動は、1 日限定のイベント型のものや、一定期間継続する活動もある。そこ テーマ型活動は、1 日限定のイベント型のものや、一定期間継続する活動もある。そこ で本調査では、テーマ型活動を「単発型」と「継続型」の二つに分けて調査を行った。単 で本調査では、テーマ型活動を「単発型」と「継続型」の二つに分けて調査を行った。単 で本調査では、テーマ型活動を 「単発型」と「継続型」の二つに分けて調査を行った。単発型 発型の活動は、富雄公民館の単発の講座型イベントである「世界のボードゲーム大会」を 発型の活動は、富雄公民館の単発の講座型イベントである「世界のボードゲーム大会」を の活動は、富雄公民館の単発の講座型イベントである 「世界のボードゲーム大会」を取り上 取り上げ、継続型は、1 年間退職後のライフスタイルを学ぶ「奈良フェニックス大学」を 取り上げ、継続型は、1 年間退職後のライフスタイルを学ぶ「奈良フェニックス大学」を 取り上げ、それぞれ調査を行った。 げ、継続型は、1 年間退職後のライフスタイルを学ぶ「奈良フェニックス大学」を取り上げ、 取り上げ、それぞれ調査を行った。 それぞれ調査を行った。 地域活動に 地域活動に 地域デビュー 関心がある人 地域デビュー 関心がある人 地域デビュー 地域デビュー テーマ型活動 テーマ型活動 テーマ型活動 テーマ型活動 (継続型) (単発型) (継続型) (単発型) 富雄公民館講座 奈良フェニックス大学 地縁型活動 富雄公民館講座 奈良フェニックス大学 地縁型活動 ふれあい食事会 ふれあい食事会 図 3-1. 地域デビューのプロセスイメージ図 図 3-1 地域デビューのプロセスイメージ図. 図 3-1 地域デビューのプロセスイメージ図. 3-3 実態調査の対象の概要 3-3 実態調査の対象の概要 3(1)鳥見地区社会福祉協議会の「ふれあい食事会」 − 3 実態調査の対象の概要 (1)鳥見地区社会福祉協議会の「ふれあい食事会」 (1) 鳥見地区社会福祉協議会の 「ふれあい食事会」 「住民参加による地域福祉活動を通じ 地区社会福祉協議会(以下、地区社協とする)は、 地区社会福祉協議会(以下、地区社協とする)は、 「住民参加による地域福祉活動を通じ. て、地域のふれあいを高めるとともに、住民ひとりひとりの福祉課題を地域全体の課題と 地区社会福祉協議会 (以下、地区社協とする)は、 「住民参加による地域福祉活動を通じて、 て、地域のふれあいを高めるとともに、住民ひとりひとりの福祉課題を地域全体の課題と してとらえ、その解決に向けた取り組みを行うことにより、誰もが安心して暮らすことが 地域のふれあいを高めるとともに、住民ひとりひとりの福祉課題を地域全体の課題として してとらえ、その解決に向けた取り組みを行うことにより、誰もが安心して暮らすことが できる福祉のまちづくりを、 地域住民自らが自主的に実践するために結成されている組織」 できる福祉のまちづくりを、 地域住民自らが自主的に実践するために結成されている組織」 5. 5. 奈良県立大学 研究報告第 10 号. 15.
(6) 懸賞論文(卒業論文). とらえ、その解決に向けた取り組みを行うことにより、誰もが安心して暮らすことができ る福祉のまちづくりを、地域住民自らが自主的に実践するために結成されている組織」と定 義されている。奈良市では、概ね小学校区域を範囲として、現在 46 地区にそれぞれ地区社 協が結成されている。地区社協は、地域内の福祉関係団体等を中心とした、自治会や民生 委員等の組織や住民で構成されている。また地区社協の活動は、地域づくりや何か地域の 役に立ちたい等の理由から、誰でも気軽に活動に参加することができる 4)。 鳥見地区社協は、①高齢者の生活問題、②児童・子育てに関する問題、③障害児・者の 生活問題、④日常生活の中にある問題の 4 つ問題の改善のために、様々な活動を展開して いる。それらの活動一環で、高齢者の生活問題の改善を目的とした「ふれあい食事会」とい う活動を主催している。その活動内容は、70 歳以上の単身の高齢者を対象に、孤立防止や 仲間作り、情報交換の実現のために、参加者全員で会食するというものである。活動には、 鳥見地区社協のほかに、鳥見地区の住民がボランティアとして参加し、主に会場設営や調 理、配膳を行っている。開催頻度は月に 1 回で、約 30 名がボランティアとして活動に参加 している。なおボランティアの参加者のうち、約 20 名は会場設営と配膳を担当し、そして 残りの約 10 名は調理を担当している。また、調理担当は、10 名のグループが 3 つ存在し、 3 つのグループ内で 3 カ月に 1 回調理担当する当番制を設けている 5)。 (2)富雄公民館講座「世界のボードゲーム大会」 富雄公民館は、奈良市にある社会教育施設の一つで、鳥見町 2 丁目に位置し、主にボラ ンティア活動、社会教育の場・機会を提供している。 鳥見地区では、地域で活動している団体に加入したいという意欲は年々高まっているが、 実際に活動に参加している人は少ない。また地区の高齢化に伴い、地域活動運営者の高齢 化の進行や、地域活動運営者の第一世代が主力となって活動しているため、第二世代が育 たないという課題がある。このような地区課題を解決するために、鳥見地区に住む人々に、 地域活動参加を促すための講座の開催や、自主団体の活動支援に注力している。 富雄公民館の講座の一つである「世界のボードゲーム大会」は、NPO 法人「世界のボード ゲームを広める会ゆうもあ」と共に主催する講座型のイベントで、地域参加を促すととも に、ボードゲームを通じて多世代交流を実現することを目的としている。子どもから高齢 者まで幅広い年代が楽しめることを重視しており、誰でも自由に参加できることから、年々 参加者が増加している 6)。 (3)奈良フェニックス大学 奈良フェニックス大学は、2013 年に開校し、これからのライフスタイルを学び、仲間づ くりを行うとともに、地域社会の将来のための活動を行うにあたっての知識やノウハウを 提供する生涯学習機関である。入学資格は、原則として 55 才以上としており、学部は、教 養学部、地域リーダーカレッジ、研究科の 3 つ存在する。 教養学部は一年間、座学と実践を通じて、地域でのライフスタイルを学んでいくことを 目的としている。座学では、地域づくりや日常生活で役立つノウハウを中心に学び、時に は座学で学んだことを実践する活動にも取り組む。 地域リーダーカレッジは、教養学部修了者のみ進学可能な学部で、地域の担い手を育成 16.
(7) 2 種類の地域活動から見る「地域デビュー」実現に向けた研究. することを目的としている。講義で地域プランナー・コーディネータ論、地域資源活用論、 地域発展事例研究を学び、地域づくり企画・計画の方法やプレゼンテーション手法・技術 を実践しながら習得していく。 研究科は、地域リーダーカレッジ修了者のみ進学可能で、1 年間主に地域課題解決の研 研究科は、地域リーダーカレッジ修了者のみ進学可能で、1 年間主に地域課題解決の研 究活動に取り組む。地域リーダーカレッジでの学びを踏まえ、地域課題解決の研究および 究活動に取り組む。地域リーダーカレッジでの学びを踏まえ、地域課題解決の研究および 実践的な活動を行い、そこで得た成果を、地域リーダーカレッジとの合同研修会、地域づ 実践的な活動を行い、そこで得た成果を、地域リーダーカレッジとの合同研修会、地域づ くりシンポジウムにおいて発表する。 くりシンポジウムにおいて発表する。 また、奈良フェニックス大学で講義を履修した人々のその後(図 3-2)は、「地域造り活動 また、奈良フェニックス大学で講義を履修した人々のその後(図 3-2)は、 「地域造り活 への参加」、「同好の仲間とのクラブ活動」、「地域リーダーカレッジへの進学」の 3 つが考え 動への参加」、 「同好の仲間とのクラブ活動」、 「地域リーダーカレッジへの進学」の 3 つが られている。中でも、地域活動に参加した人々、地域リーダーカレッジへ進学した人々は、 考えられている。中でも、地域活動に参加した人々、地域リーダーカレッジへ進学した人々. 「仲間と地域活動組織を設立」 、「ソーシャルビジネス」 、「既存の NPO や活動組織に加入」 と は、 「仲間と地域活動組織を設立」 、 「ソーシャルビジネス」 、 「既存の NPO や活動組織に加 7) 7)。 。 3入」と つの方向性が想定されている 3 つの方向性が想定されている 地域造り活動への参加. ・仲間と地域活動組織を設立 ・ソーシャルビジネス. 奈良フェニックス 同好の仲間とのクラブ活動 大学での履修. ・既存の NPO や活動組織に加入. 地域リーダーカレッジへの進学. 図 3-2. 奈良フェニックス大学で履修したその後. 図 3-2 奈良フェニックス大学で履修したその後 第 4 章 地縁型活動の実態調査 第 4 章 地縁型活動の実態調査 4-1 「ふれあい食事会」調査の概要 4 − 1 「ふれあい食事会」調査の概要 ①調査の対象 ①調査の対象 奈良市鳥見地区社会福祉協議会(以下鳥見地区社協とする)が主催する「ふれあい食事会」 奈良市鳥見地区社会福祉協議会(以下鳥見地区社協とする)が主催する「ふれあい食事会」 のお手伝い・運営をするボランティアスタッフ(民生委員を含む)計 36 名 のお手伝い・運営をするボランティアスタッフ (民生委員を含む) 計 36 名 ②調査日時 ②調査日時 2017 年 8 月 17 日 9:30~14:30 2017 年 8 月 17 日 9:30 ~ 14:30 ③調査の方法. ③調査の方法 ふれあい食事会の片づけ終了後、ボランティアスタッフにアンケート票を直接配布・回収 ④調査項目 ふれあい食事会の片づけ終了後、ボランティアスタッフにアンケート票を直接配布・回収 属性(年齢、お住まい)、ふれあい食事会のお手伝い(継続年数、始めたきっかけ・目的、 ④調査項目 始めてからの変化) 、地域活動(現在取り組んでいる活動の種類) 、地域との関わり(人付 属性(年齢、お住まい) 、ふれあい食事会のお手伝い(継続年数、始めたきっかけ・目的、 き合い、地域に対する認知度) 、今後の意向 始めてからの変化) 、地域活動(現在取り組んでいる活動の種類) 、地域との関わり(人付き 合い、地域に対する認知度)、今後の意向 4-2 調査結果 (1)回答者の属性について(回答者の年齢と性別) 4 − 2 調査結果 まず、回答者数 36 人で、うち男性 9 人(25%)、女性 27 人(75%)だった(図 4-1)。 (1)回答者の属性について(回答者の年齢と性別) 年齢の内訳(図 4-2)をみると、70 代(53%)が最も多く、次いで 60 代(33%)であ まず、回答者数36人で、うち男性9人(25%)、女性27人(75%)だった(図4-1)。年齢の内訳(図 る。また回答者の全員が鳥見地区に住んでいる(図 4-3)。 4-2)をみると、70 代(53%)が最も多く、次いで 60 代(33%)である。また回答者の全員が鳥 見地区に住んでいる(図 4-3)。. 奈良県立大学 研究報告第 10 号. 7. 17.
(8) 懸賞論文(卒業論文). 図 4-1 性別 (n=36) 図 4-2 年齢 図 4-3 住んでいる地域 図 4-1 性別(n=36) 図 4-2 (n=36) 年齢(n=36) 図 4-3 住んでいる地域 (2)ふれあい食事会について 図 4-1 性別(n=36) 図 4-2 年齢(n=36) 図 4-3 住んでいる地域 図 4-1 性別(n=36) 図 4-2 年齢(n=36) 図 4-3 住んでいる地域 (2) ふれあい食事会について ①お手伝いの継続年数と地域とのかかわりについて (2)ふれあい食事会について (2)ふれあい食事会について ①お手伝いの継続年数と地域とのかかわりについて お手伝いの継続年数(表 4-1)についてたずねたところ、最も多いのが「数年継続」 (31%) ①お手伝いの継続年数と地域とのかかわりについて ①お手伝いの継続年数と地域とのかかわりについて で、次いで「10 年以上継続」 (28%)である。次に、性別による違いに着目すると、男性は お手伝いの継続年数 (表 についてたずねたところ、 最も多いのが 「数年継続」 ( 31%) で、 (31%) お手伝いの継続年数 (表4-1) 4-1) についてたずねたところ、 最も多いのが 「数年継続」 ( 31%) お手伝いの継続年数 (表 4-1)についてたずねたところ、 最も多いのが 「数年継続」. 「5~10 年継続」 (44%)が最も多く、女性は「10 年以上継続」(33%)が最も多い。 次いで 「10 年以上継続」 (28%) である。次に、性別による違いに着目すると、男性は 「5 ~ 10 で、次いで「10 年以上継続」 (28%)である。次に、性別による違いに着目すると、男性は で、次いで「10 年以上継続」 (28%)である。次に、性別による違いに着目すると、男性は 「5~10 年継続」 (44%)が最も多く、女性は「10 年以上継続」 (33%)が最も多い。 年継続」 (44%) が最も多く、女性は 「10 年以上継続」 (33%) が最も多い。 「5~10 年継続」(44%)が最も多く、女性は「10 年以上継続」 (33%)が最も多い。 表 4-1. お手伝いの継続期間(n=36). 4-1 お手伝いの継続期間(n=36) 10年以上継続 5~10年継続 数年継続(n=36) 今年が初めて 表 4-1 お手伝いの継続期間(n=36) 表表 4-1 お手伝いの継続期間. 男性(n=9). 11%5~10年継続44% 数年継続 33%今年が初めて11% 10年以上継続 10年以上継続 5~10年継続 数年継続 今年が初めて 女性(n=27) 男性(n=9) 男性(n=9) 11%33% 44%11% 33%30% 11%22% 11% 44% 33% 11% 計(n=36) 22% 31% 19% 女性(n=27) 女性(n=27) 33%28% 11% 30% 22% 33% 11% 30% 22% 計(n=36). 計(n=36). 28%. 28%22%. 22%31%. 31%19%. 19%. 続いて、活動年数別の地域での人との関わり(表 4-2)を見てみると、継続期間が長い人 続いて、活動年数別の地域での人との関わり(表 4-2)を見てみると、継続期間が長い人ほ ほど、 「趣味・娯楽を一緒にする人がいる」 (上から 90%、63%、64%、14%)と「住宅を 続いて、活動年数別の地域での人との関わり(表 4-2)を見てみると、継続期間が長い人 続いて、活動年数別の地域での人との関わり(表 4-2)を見てみると、継続期間が長い人 ど、 「趣味・娯楽を一緒にする人がいる」 (上から 90%、63%、64%、14%) と「住宅を訪問 訪問しあう人がいる」 (上から 70%、38%、27%、14%)の割合が高くなっている。 ほど、 「趣味・娯楽を一緒にする人がいる」 (上から 90%、63%、64%、14%)と「住宅を ほど、 「趣味・娯楽を一緒にする人がいる」 (上から 90%、63%、64%、14%)と「住宅を しあう人がいる」 (上から 70%、38%、27%、14%) の割合が高くなっている。 また、活動年数別の地域の認知度(表 4-3)に着目すると、活動の継続期間が長い人ほ 訪問しあう人がいる」 (上から 70%、38%、27%、14%)の割合が高くなっている。 訪問しあう人がいる」 (上から 70%、38%、27%、14%)の割合が高くなっている。 また、 活動年数別の地域の認知度 (表 4-3) に着目すると、活動の継続期間が長い人ほど、 「地 ど、「地域全体に詳しい」 (上から 30%、38%、9%、0%)と回答している。 また、活動年数別の地域の認知度(表 4-3)に着目すると、活動の継続期間が長い人ほ また、活動年数別の地域の認知度(表 4-3)に着目すると、活動の継続期間が長い人ほ 域全体に詳しい」 (上から 30%、38%、9%、0%) と回答している。 ど、「地域全体に詳しい」 (上から 30%、38%、9%、0%)と回答している。 ど、「地域全体に詳しい」 (上から 30%、38%、9%、0%)と回答している。 表 4-2. 活動年数別の地域での人との関わり(複数回答). 表 4-3. 活動年数別地域の認知度. 関わり 表 4-2 活動年数別の地域での人との関わり(複数回答) 表 4-3 活動年数別地域の認知度 表 4-2 活動年数別の地域での人との関わり (複数回答) 表 4-3 活動年数別地域の認知度 趣味・娯楽を 表 会えば挨拶 4-2 活動年数別の地域での人との関わり(複数回答) 表 4-3 活動年数別地域の認知度 住宅を訪問 立ち話等する もののやり取り. 認知度 一緒にする人 地域全体に 自宅周辺には しあう人がいる する人がいる 人がいる する人がいる がいる 趣味・娯楽を 詳しい 詳しい 関わり 趣味・娯楽を 住宅を訪問 会えば挨拶 立ち話等する もののやり取り 継続期間 10年以上 認知度 住宅を訪問 会えば挨拶 立ち話等する もののやり取り 一緒にする人 認知度 100% 100% 90% 一緒にする人 70% 地域全体に 自宅周辺には しあう人がいる する人がいる 100% 継続(n=10) する人がいる 人がいる 10年以上 地域全体に 自宅周辺には しあう人がいる する人がいる 人がいる する人がいる 継続期間 がいる 継続期間 30% 詳しい 70% がいる 詳しい 5年以上 継続(n=10) 詳しい 詳しい 継続期間 10年以上 88% 63% 63% 63% 38% 継続期間 10年以上 100% 100% 100% 90% 70% 10年未満(n=8) 5年以上70% 100% 100% 100% 90% 10年以上 継続(n=10) 38% 63% 継続(n=10) 10年以上 30% 70% 数年 10年未満(n=8) 30% 70% 5年以上 継続(n=10) 82% 82% 18% 64% 27% 継続(n=10) 63% 63% 63% 38% 継続(n=11) 5年以上 88% 数年 38% 88% 63% 63% 63% 5年以上 10年未満(n=8) 10年未満(n=8) 91% 5年以上 38% 9% 63% 今年が 継続(n=11) 数年 38% 63% 10年未満(n=8) 100% 43% 14% 14% 82%86% 82% 18% 64% 27% 初めて(n=7) 数年 82% 82% 18% 64% 数年今年が 27% 10年未満(n=8) 継続(n=11) 継続(n=11) 0 100% 数年 9% 91% 計(n=36) 89% 86% 56% 61% 39% 初めて(n=7) 今年が 9% 91% 継続(n=11) 今年が 86% 100% 43% 14% 14% 86% 100% 43% 14% 今年が 14% 継続(n=11) 初めて(n=7) 初めて(n=7) 今年が 0 100% 計(n=36) 0 100% 86% 56% 61% 39% 計(n=36) 89% 89% 86% 56% 61% 初めて(n=7)39% 初めて(n=7) 継続期間 関わり. ②お手伝いを知ったきっかけ ②お手伝いを知ったきっかけ お手伝いを知ったきっかけ(表 4-4)についてたずねたところ、最も多かったのは「地区 ②お手伝いを知ったきっかけ ②お手伝いを知ったきっかけ お手伝いを知ったきっかけ (表 4-4) についてたずねたところ、最も多かったのは 「地区社 社協の方に誘われて」 (39%) で、 次点で 「お手伝いしている友達・知人から聞いて」 (22%) お手伝いを知ったきっかけ(表 4-4)についてたずねたところ、最も多かったのは「地区 お手伝いを知ったきっかけ(表 4-4)についてたずねたところ、最も多かったのは「地区 協の方に誘われて」 (39%) で、次点で 「お手伝いしている友達・知人から聞いて」 (22%) であ である。また「その他」 (36%) の回答は、 全て「民生委員としての仕事で知った」 だった。 社協の方に誘われて」 (39%) で、 次点で 「お手伝いしている友達・知人から聞いて」 (22%) 社協の方に誘われて」 (39%) で、次点で「お手伝いしている友達・知人から聞いて」 (22%) る。また 「その他」 (36%) の回答は、全て 「民生委員としての仕事で知った」 だった。しかし、 しかし、お手伝いを知ったきっかけは、地区社協のからの誘いや友人・知人からの口コミ である。 また 「その他」 (36%) の回答は、 全て 「民生委員としての仕事で知った」 だった。 である。また「その他」 (36%)の回答は、全て「民生委員としての仕事で知った」だった。 お手伝いを知ったきっかけは、地区社協のからの誘いや友人・知人からの口コミが過半数 しかし、お手伝いを知ったきっかけは、地区社協のからの誘いや友人・知人からの口コミ しかし、お手伝いを知ったきっかけは、地区社協のからの誘いや友人・知人からの口コミ 8 を占め、「ならし社協だよりを見て」や「家族から聞いて」等のきっかけで、参加した人は見 8 8 18.
(9) 2 種類の地域活動から見る「地域デビュー」実現に向けた研究. が過半数を占め、 「ならし社協だよりを見て」や「家族から聞いて」等のきっかけで、参加 られなかった。 した人は見られなかった。 が過半数を占め、 「ならし社協だよりを見て」や「家族から聞いて」等のきっかけで、参加 した人は見られなかった。 表表 4-4 お手伝いを知ったきっかけ (n=36) 4-4 お手伝いを知ったきっかけ(n=36). 男性(n=9) 女性(n=27). お手伝いしてい 富雄公民館に ふれあい食事 地区社協の方 ならし社協 家族から 表 4-4 る友達,知人 お手伝いを知ったきっかけ(n=36) 訪れた時に 会に参加者とし その他 に誘われて だよりを見て 聞いて から聞いて 知って て参加したとき お手伝いしてい 富雄公民館に ふれあい食事 地区社協の方56%ならし社協 0% 家族から 0%訪れた時に 0%会に参加者とし0%その他 る友達,知人 0% に誘われて 33%だよりを見て 0% 聞いて 0%知って 0%て参加したとき0% から聞いて 30%. 計(n=36) 男性(n=9). 39% 22% 56% 0%0% 0% 0%0% 33% 0% 30% 0% ③お手伝いに関わろうと思った理由(複数回答) 計(n=36) ③お手伝いに関わろうと思った理由 (複数回答) 39% 0% 22% 0% 女性(n=27). 0%0% 0% 0%. 0%0% 0% 0%. 不明. 33%不明 37% 36% 33% 37% 36%. 11% 0% 11%3% 0% 3%. お手伝いに関わろうと思った理由(図 4-4)についてたずねたところ、 「地域参加のため」 お手伝いに関わろうと思った理由(図 4-4)についてたずねたところ、「地域参加のため」 ③お手伝いに関わろうと思った理由(複数回答) と「自分が住む地域に貢献するため」(各 56%)が最も多く、次点で「新たな出会いを求 と「自分が住む地域に貢献するため」 (各 4-4) 56%) が最も多く、次点で「新たな出会いを求めて」 お手伝いに関わろうと思った理由(図 についてたずねたところ、 「地域参加のため」 めて」(25%)だった。 (25%) だった。 と「自分が住む地域に貢献するため」 (各 56%)が最も多く、次点で「新たな出会いを求 また、性別による違いに着目すると大きな違いはないが、 「自分が住む地域に貢献するた めて」 (25%)だった。 また、性別による違いに着目すると大きな違いはないが、 「自分が住む地域に貢献するた め」に関しては、女性(59%)の方が男性(44%)よりも少し高い。 また、 性別による違いに着目すると大きな違いはないが、 「自分が住む地域に貢献するた め」 に関しては、女性 (59%)の方が男性(44%)よりも少し高い。 め」に関しては、女性(59%)の方が男性(44%)よりも少し高い。. 図 4-4. お手伝いに関わろうと思った理由(n=36). 図 4-4 お手伝いに関わろうと思った理由(n=36) 図 4-4 お手伝いに関わろうと思った理由(n=36) ④参加してからの変化(複数回答). お手伝いに参加して良かったこと(図 4-5)についてたずねたところ、「新しい友人がで ④参加してからの変化(複数回答) ④参加してからの変化 (複数回答) きた」(72%)が最も多く、次いで「鳥見地区に対する関心が高まった」 (64%)である。 お手伝いに参加して良かったこと(図 4-5)についてたずねたところ、 「新しい友人がで お手伝いに参加して良かったこと(図 4-5)についてたずねたところ、 「新しい友人ができ 次に参加してからの意識の変化(図 4-6)についてたずねたところ、 「自分の住む地域に きた」(72%)が最も多く、次いで「鳥見地区に対する関心が高まった」(64%)である。 た」 (72%)が最も多く、次いで 「鳥見地区に対する関心が高まった」 (64%)である。 貢献したい」 (58%)が最も多い。その一方で、 「もっと鳥見地区での地域参加をしたい」 次に参加してからの意識の変化(図 4-6)についてたずねたところ、 「自分の住む地域に (6%) と回答した人は最も少なく、地域参加に関する意識の変化はあまり見られなかった。 次に参加してからの意識の変化(図 4-6)についてたずねたところ、「自分の住む地域に貢 貢献したい」(58%)が最も多い。その一方で、「もっと鳥見地区での地域参加をしたい」 また「特になし」 と回答した人も少数であり、 回答者の 94%が活動を始めてから、 献したい」 (58%)(6%) が最も多い。その一方で、 「もっと鳥見地区での地域参加をしたい」 (6%) (6%)と回答した人は最も少なく、地域参加に関する意識の変化はあまり見られなかった。 何らかの意識変化があった。 と回答した人は最も少なく、地域参加に関する意識の変化はあまり見られなかった。 また「特になし」 (6%)と回答した人も少数であり、回答者の 94%が活動を始めてから、 また「特になし」 (6%)と回答した人も少数であり、回答者の 94%が活動を始めてから、 何らかの意識変化があった。 何らかの意識変化があった。. 9 9 奈良県立大学 研究報告第 10 号. 19.
(10) 懸賞論文(卒業論文). 図 4-5. 参加して良かったこと(n=36). 図 4-6. 活動に参加してからの意識変化(n=36). 図 4-5 参加して良かったこと(n=36) 図 4-6 活動に参加してからの意識変化(n=36). 続いて性別による違い(表 4-5)に着目すると、男性は「より健康に気を付けたい」 (44%)、 参加して良かったこと(n=36) 図 4-6 活動に参加してからの意識変化(n=36) 続いて性別による違い (表 4-5) に着目すると、男性は 「より健康に気を付けたい」 (44%) 、 「もっと地域のことを勉強したい」 (22%)と思う人が多く、女性は「より多くの仲間を作 「もっと地域のことを勉強したい」 (22%)と思う人が多く、女性は 「より多くの仲間を作りた 図 4-5 参加して良かったこと(n=36) 図 4-6 活動に参加してからの意識変化(n=36) りたい」 (22%)、「趣味・生きがいとして続けたい」 (22%)と思う人が多い。 続いて性別による違い(表 4-5)に着目すると、男性は「より健康に気を付けたい」 (44%)、 い」 (22%)、「趣味・生きがいとして続けたい」 (22%)と思う人が多い。 表 4-5 参加してからの意識の変化(n=36) 「もっと地域のことを勉強したい」 (22%)と思う人が多く、女性は「より多くの仲間を作 続いて性別による違い (表 4-5)に着目すると、男性は「より健康に気を付けたい」 (44%)、 もっと鳥見地区 より多くの活動 趣味・生きがい より健康に 自分の住む地 もっと地域のこ りたい」(22%) 、「趣味・生きがいとして続けたい」 (22%)と思う人が多い。 その他 特になし での地域参加 仲間を作りたい として続けたい 気をつけたい 域に貢献したい とを勉強したい 「もっと地域のことを勉強したい」 (22%)と思う人が多く、女性は「より多くの仲間を作 をしたい 表 4-5 参加してからの意識の変化 (n=36) 表 4-5 参加してからの意識の変化(n=36) 男性(n=9) 11% 11% 11% 44% 56% 22% 11% 11% りたい」 (22%)、「趣味・生きがいとして続けたい」 (22%)と思う人が多い。 図 4-5. 4% 22% 22% 26% 59% 15% 7% 4% もっと鳥見地区 より多くの活動 表 19% 4-5趣味・生きがい 参加してからの意識の変化(n=36) 19% より健康に 31% 自分の住む地 58%もっと地域のこ 17%その他 8%特になし 6% での地域参加6% 仲間を作りたい として続けたい 気をつけたい 域に貢献したい とを勉強したい をしたい もっと鳥見地区 男性(n=9) 11% より多くの活動 11% 趣味・生きがい 11% より健康に 44% 自分の住む地 56% もっと地域のこ 22% 11% 11% その他 特になし での地域参加 4% 仲間を作りたい 22% として続けたい 22% 気をつけたい26% 域に貢献したい 59% とを勉強したい 15% 7% 4% 女性(n=27) をしたい 最後に、活動を始めた目的別に自身の意識の変化(表 4-6)を見てみると、まず地域参加 計(n=36) 6% 19% 19% 31% 58% 17% 8% 6% 男性(n=9) 11% 11% 11% 44% 56% 22% 11% 11% 女性(n=27) 計(n=36). および地域貢献目的で参加した人の 70%以上が、 4% 22% 22% 26% 「もっと地域貢献したい」と回答してい 59% 15% 7% 4% 女性(n=27) 計(n=36). 6% 19% 19% 31% 58% 17% 8% 6% る。加えて、 「新たな出会いを求めて」 、 「趣味・生きがい」 、 「健康増進」等、元々地域参加・ 最後に、活動を始めた目的別に自身の意識の変化(表 4-6)を見てみると、まず地域参加 4-6)を見てみると、まず地域参加 最後に、活動を始めた目的別に自身の意識の変化(表 地域貢献でない目的で参加した人も、地域貢献の意欲が高まっていた(それぞれ 67%、 および地域貢献目的で参加した人の 70%以上が、 70%以上が、 「もっと地域貢献したい」と回答してい および地域貢献目的で参加した人の 「もっと地域貢献したい」と回答してい 最後に、活動を始めた目的別に自身の意識の変化(表 4-6)を見てみると、まず地域参加 75%) 。また「新たな出会いを求めて」、 「趣味・生きがい」 、 「健康増進」の目的で参加した る。加えて、 「新たな出会いを求めて」 、 「趣味・生きがい」 、 「健康増進」等、元々地域参加・ る。加えて、 「新たな出会いを求めて」 、 「趣味・生きがい」 、「健康増進」等、元々地域参 および地域貢献目的で参加した人の 70%以上が、 「もっと地域貢献したい」と回答してい 人の 50%以上が、 「趣味・生きがいとして続けたい」と回答している。また、趣味・生きが 地域貢献でない目的で参加した人も、地域貢献の意欲が高まっていた(それぞれ 67%、 加・地域貢献でない目的で参加した人も、地域貢献の意欲が高まっていた(それぞれ 67%、 る。加えて、 「新たな出会いを求めて」 、 「趣味・生きがい」、 「健康増進」等、元々地域参加・ い目的で参加した人は、 「もっと鳥見地区での地域参加したい」 、 「より多くの活動仲間を作 75%)。また「新たな出会いを求めて」、 「趣味・生きがい」、 「健康増進」の目的で参加した 75%) 。また 「新たな出会いを求めて」 、「趣味・生きがい」、「健康増進」の目的で参加した人 地域貢献でない目的で参加した人も、地域貢献の意欲が高まっていた(それぞれ 67%、 りたい」 (各 67%)等の意識変化があった。 人の 50%以上が、 「趣味・生きがいとして続けたい」と回答している。また、趣味・生きが 75%) 、 「趣味・生きがい」、 「健康増進」の目的で参加した の 50%。また「新たな出会いを求めて」 以上が、「趣味・生きがいとして続けたい」と回答している。また、趣味・生きがい い目的で参加した人は、 「もっと鳥見地区での地域参加したい」 、 「より多くの活動仲間を作 人の 50%以上が、 「趣味・生きがいとして続けたい」と回答している。また、趣味・生きが 目的で参加した人は、 「もっと鳥見地区での地域参加したい」 、 「より多くの活動仲間を作り 表 4-6 活動を始めた目的別意識の変化(複数回答) りたい」(各 67%)等の意識変化があった。 意識変化 い目的で参加した人は、 「もっと鳥見地区での地域参加したい」 、 「より多くの活動仲間を作 もっと鳥見地区 たい」 (各 67%) 等の意識変化があった。 より多くの活動 趣味・生きがい より健康に 自分の住む地 もっと地域のこ での地域参加. 仲間を作りたい として続けたい 気をつけたい りたい」 (各 67%)等の意識変化があった。 参加目的 をしたい. 域に貢献したい とを勉強したい. その他. 特になし. 表 4-6 活動を始めた目的別意識の変化(複数回答) 地域参加の 10% 20% 25% 35% 70% 5% 5% 5% ため(n=20) もっと鳥見地区表 4-6 活動を始めた目的別意識の変化 (複数回答) 自分の住む地 もっと地域のこ 新たな出会いを での地域参加 より多くの活動 趣味・生きがい より健康に 0 仲間を作りたい 56% 気をつけたい44% 域に貢献したい 67%とを勉強したい 11%その他 11%特になし 0 表 4-6 33% 活動を始めた目的別意識の変化(複数回答) として続けたい 求めて(n=9) 参加目的 をしたい 趣味・生きがい もっと鳥見地区 意識変化 地域参加の 67% 67% 67% 0 67% 33% 33% 0 10% より多くの活動 20% 趣味・生きがい 25% より健康に 35% 自分の住む地 70% もっと地域のこ5% その他 5% 特になし 5% (n=3) での地域参加 ため(n=20) 仲間を作りたい として続けたい 気をつけたい 50%域に貢献したい とを勉強したい 0 健康増進(n=4) 25% 50% 50% 75% 25% 0 参加目的 新たな出会いを をしたい 0 33% 56% 44% 67% 11% 11% 0 自分が住む地 地域参加の 求めて(n=9) 10% 20% 25% 35% 70% 5% 5%5% 5% 0 10% 25% 20% 25% 85% 15% 域に貢献する ため(n=20) 趣味・生きがい 67% 67% 67% 0 67% 33% 33% 0 ため(n=20) 新たな出会いを (n=3) 0 33% 56% 44% 67% 11% 11% 0 地域のことを 求めて(n=9) 健康増進(n=4) 25% 50% 50% 50% 75% 0 25% 0 25% 50% 25% 50% 75% 25% 25% 0 勉強するため 趣味・生きがい 自分が住む地 67% 67% 67% 0 67% 33% 33% 0 (n=4) (n=3) 10% 25% 20% 25% 85% 15% 5% 0 域に貢献する その他(n=4) 25% 25% 50% 50% 25% 健康増進(n=4) 25%0 50% 50% 0 50% 75% 0 0 25% 0 ため(n=20) 自分が住む地 地域のことを 10% 25% 20% 25% 85% 15% 5% 00 域に貢献する 25% 50% 25% 50% 75% 25% 25% 勉強するため ため(n=20) (n=4) ⑤地域活動の参加実態(複数回答) 地域のことを その他(n=4) 0 25% 0 25% 0 50% 50% 25% 25% 50% 25% 50% 75% 25% 25% 0 勉強するため ふれあい食事会のお手伝い以外に、 現在住んでいる地域で取り組んでいる活動 (表 4-7) (n=4) その他(n=4) 0 25% 0 25% 0 50% 50% 25% 意識変化. ⑤地域活動の参加実態(複数回答). 10 ふれあい食事会のお手伝い以外に、現在住んでいる地域で取り組んでいる活動(表 4-7) ⑤地域活動の参加実態(複数回答) 20. ふれあい食事会のお手伝い以外に、現在住んでいる地域で取り組んでいる活動 (表 4-7) 10 10.
(11) 2 種類の地域活動から見る「地域デビュー」実現に向けた研究. ⑤地域活動の参加実態(複数回答) ふれあい食事会のお手伝い以外に、現在住んでいる地域で取り組んでいる活動(表 4-7)に ついてたずねたところ、「ボランティア活動」 (67%)が最も多く、次いで「趣味・サークル活 についてたずねたところ、 「ボランティア活動」 (67%)が最も多く、次いで「趣味・サー 動」 (36%)であった。「自治会役員」 (19%)、「PTA 役員」 (0%)、「老人会」 (14%)などの地縁 クル活動」 (36%)であった。 「自治会役員」 (19%)、 「PTA 役員」 (0%)、 「老人会」 (14%) 型活動の参加率は低く、回答者の多くはサークルやボランティアのようなテーマ型活動に についてたずねたところ、 「ボランティア活動」 (67%)が最も多く、次いで「趣味・サー などの地縁型活動の参加率は低く、回答者の多くはサークルやボランティアのようなテー 参加していた。続いて性別の違いに着目すると、男性は 「自治会役員」 (33%) 「老人会活動」 クル活動」 (36%)であった。 「自治会役員」 (19%)、 「PTA 役員」 (0%) 、 「老人会」 (14%) マ型活動に参加していた。続いて性別の違いに着目すると、男性は「自治会役員」 (33%) (22%) などの地縁型活動の参加率が比較的高く、女性は「趣味・サークル活動」 (48%) など などの地縁型活動の参加率は低く、回答者の多くはサークルやボランティアのようなテー 「老人会活動」 (22%)などの地縁型活動の参加率が比較的高く、女性は「趣味・サークル マ型活動に参加していた。続いて性別の違いに着目すると、男性は「自治会役員」 (33%) の自発的に取り組む活動の参加率が高い傾向がある。 活動」 (48%)などの自発的に取り組む活動の参加率が高い傾向がある。 「老人会活動」 (22%)などの地縁型活動の参加率が比較的高く、女性は「趣味・サークル 活動」(48%)などの自発的に取り組む活動の参加率が高い傾向がある。 表 4-7 現在住んでいる地域で他に取り組んでいる活動(n=36) 表 4-7. 自治会 役員活動 男性(n=9) 女性(n=27) 男性(n=9) 計(n=36) 女性(n=27) 計(n=36). 表. 現在住んでいる地域で他に取り組んでいる活動(n=36). PTA 老人会 趣味・ ボランティア 農家園芸活動 その他 4-7 現在住んでいる地域で他に取り組んでいる活動(n=36) 役員活動 活動 サークル活動 活動. 自治会 33% 役員活動15%. 33% 19% 15% 19%. 0% PTA 役員活動 0%. ⑥今後の意向 (複数回答) ⑥今後の意向(複数回答). 0%0% 0% 0%. 老人会 活動. 22% 趣味・ 0% ボランティア 67% 11% 農家園芸活動 その他 11% サークル活動 48% 活動 67% 4% 22% 0% 67% 11% 14% 36% 67% 6% 11% 48% 67% 4% 14% 36% 67% 6%. 特になし. 33% 特になし 22% 33% 25% 22% 25%. 11% 4% 11%6% 4% 6%. ⑥今後の意向(複数回答) 今後の意向 (図 4-8) についてたずねたところ、「鳥見地区で仲間作りを行いたい」 ((36%) 36%)が 「鳥見地区で仲間作りを行いたい」 今後の意向(図 4-8)についてたずねたところ、 「鳥見地区で仲間作りを行いたい」 (36%) 今後の意向(図 4-8)についてたずねたところ、 が最も多い一方で、 「新しく地域活動に参加したい」 (3%)が最も低くかった。また「鳥見 最も多い一方で、 「新しく地域活動に参加したい」 (3%) が最も低くかった。また「鳥見地区 が最も多い一方で、 「新しく地域活動に参加したい」 (3%)が最も低くかった。また「鳥見 地区について勉強したい」 (19%)と地区の関心が高まった人や、 「知人・友人にふれあい について勉強したい」 (19%) と地区の関心が高まった人や、 「知人・友人にふれあい食事会 地区について勉強したい」 (19%)と地区の関心が高まった人や、 「知人・友人にふれあい 食事会の宣伝したい」 (14%)と活動の宣伝をしようと思った人も見られた。 の宣伝したい」 (14%)と活動の宣伝をしようと思った人も見られた。 食事会の宣伝したい」 (14%)と活動の宣伝をしようと思った人も見られた。 続いて、性別による違いに着目すると、 「鳥見地区について勉強したい」は男性(33%) 続いて、性別による違いに着目すると、「鳥見地区について勉強したい」は男性(33%)の 続いて、性別による違いに着目すると、 「鳥見地区について勉強したい」は男性(33%) の方が多く、男性の方がやや鳥見地区に対する関心が強い。 方が多く、男性の方がやや鳥見地区に対する関心が強い。 の方が多く、男性の方がやや鳥見地区に対する関心が強い。. 図 図4-8 4-8 今後の意向(n=36) 今後の意向(n=36). 図 4-8 今後の意向(n=36) 第第 5章 5 章 テーマ型活動の実態調査 テーマ型活動の実態調査 第 5 章 テーマ型活動の実態調査 5-1 5-1 テーマ型活動<単発型>の実態調査 テーマ型活動<単発型>の実態調査 5(1)富雄公民館調査の概要 − 1 テーマ型活動 〈単発型〉の実態調査 (1)富雄公民館調査の概要 (1) 富雄公民館調査の概要 ①調査の対象 ①調査の対象 ①調査の対象 「世界のボードゲーム大会」 (地域の子どもから高齢者までを対象とし、ボードゲームを 「世界のボードゲーム大会」 (地域の子どもから高齢者までを対象とし、ボードゲームを 通じて多世代交流や地域参加の実現を目的とした講座)の参加者のうち、大人たち 3030名名 「世界のボードゲーム大会」 (地域の子どもから高齢者までを対象とし、ボードゲームを通 通じて多世代交流や地域参加の実現を目的とした講座)の参加者のうち、大人たち ②調査日時 ②調査日時 11 11. 奈良県立大学 研究報告第 10 号. 21.
(12) 懸賞論文(卒業論文). じて多世代交流や地域参加の実現を目的とした講座)の参加者のうち、大人たち 30 名 ②調査日時 2017 年 8 月 27 日 10:00 ~ 16:00 ③調査の方法 2017 年 8 月 27 日 10:00~16:00 講座終了後、参加者にアンケート票を直接配布・回収 ③調査の方法 2017 年 8 月 27 日 10:00~16:00 ④調査項目 講座終了後、参加者にアンケート票を直接配布・回収 ③調査の方法 属性(年齢、お住まい) 、講座(参加頻度、知ったきっかけ、参加目的、参加してからの変 ④調査項目 講座終了後、参加者にアンケート票を直接配布・回収 化)、地域活動 (現在取り組んでいる活動の種類) 、今後の意向 属性(年齢、お住まい) 、講座(参加頻度、知ったきっかけ、参加目的、参加してからの変 ④調査項目 化)、地域活動(現在取り組んでいる活動の種類) 、今後の意向 属性(年齢、お住まい) 、講座(参加頻度、知ったきっかけ、参加目的、参加してからの変 (2)調査結果 化)、地域活動(現在取り組んでいる活動の種類)、今後の意向 ①回答者の属性 (年齢、性別、住んでいる地域) (2)調査結果 ①回答者の属性(年齢、性別、住んでいる地域) まず、回答者数 30 人で、うち男性 14 人(47%)、女性 16 人(53%)だった(図 5-1)。年齢の (2)調査結果 まず、回答者数 30 人で、うち男性 14 人(47%)、女性 16 人(53%)だった(図 5-1)。 内訳 (図 5-2)をみると、40 代(48%)が最も多く、次いで 30 代(29%) で、子育て世代が最も ①回答者の属性(年齢、性別、住んでいる地域). 年齢の内訳(図 5-2)をみると、40 代(48%)が最も多く、次いで 30 代(29%)で、子 多く参加していた。また住んでいる地域(図 5-3)についてたずねてみると、 「その他の奈良 まず、回答者数 30 人で、うち男性 14 人(47%) 、女性 16 人(53%)だった(図 5-1)。 育て世代が最も多く参加していた。また住んでいる地域(図 5-3)についてたずねてみる 年齢の内訳(図 5-2)をみると、40 代(48%)が最も多く、次いで(7%) 30 代(29%)で、子 市内」 と回答した人 (70%)が最も多い。また奈良市外に住んでいる人 も参加しており、 と、「その他の奈良市内」と回答した人(70%)が最も多い。また奈良市外に住んでいる 育て世代が最も多く参加していた。また住んでいる地域(図 5-3)についてたずねてみる 奈良市内や市外でも広く認知されている。 人(7%)も参加しており、奈良市内や市外でも広く認知されている。 と、「その他の奈良市内」と回答した人(70%)が最も多い。また奈良市外に住んでいる 人(7%)も参加しており、奈良市内や市外でも広く認知されている。. 図 5-1 性別(n=30) 図 5-2 (n=30) 年齢(n=30) 図 5-3 住んでいる地域(n=30) 図 5-1 性別 (n=30) 図 5-2 年齢 図 5-3 住んでいる地域 (n=30) 図 5-1. 性別(n=30). 図 5-2. 年齢(n=30). 図 5-3. 住んでいる地域(n=30). ②講座を知ったきっかけ ②講座を知ったきっかけ 今回の講座を知ったきっかけ(表 5-1)についてたずねたところ、 「学校から配布された ②講座を知ったきっかけ 今回の講座を知ったきっかけ(表 5-1)についてたずねたところ、 「学校から配布されたチ. (30%)が最も多く、次いで「市民だより」 (23%)だった。続いて、性別による 今回の講座を知ったきっかけ(表 5-1)についてたずねたところ、 「学校から配布された ラシ」 (チラシ」 30%)が最も多く、次いで 「市民だより」 (23%)だった。続いて、性別による違いに着 違いに着目すると、男性は「市民だより」 (29%)と「家族から聞いて」 (21%)が多く、 チラシ」 (30%)が最も多く、次いで「市民だより」 (23%)だった。続いて、性別による 目すると、男性は 「市民だより」 (29%)と「家族から聞いて」 (21%)が多く、女性は「学校から 女性は「学校から配布されたチラシ」 (44%)が多い。 違いに着目すると、男性は「市民だより」 (29%)と「家族から聞いて」 (21%)が多く、 配布されたチラシ」 (44%)が多い。 女性は「学校から配布されたチラシ」(44%)が多い。 表 5-1. 今回の講座を知ったきっかけ(n=30). 表 5-1 今回の講座を知ったきっかけ (n=30) 学校から配布 友達から 家族から. 富雄公民館に 5-1 今回の講座を知ったきっかけ(n=30) ホームページ 表市民だより 回覧板 その他 されたチラシ 聞いて 聞いて 訪れた時 学校から配布 友達から 家族から 富雄公民館に 男性(n=14) 7% 29% 7% 14% 7% 21% 7% ホームページ 市民だより 回覧板 その他 されたチラシ 聞いて 聞いて6% 訪れた時 女性(n=16) 13% 19% 0% 44% 6% 6% 男性(n=14) 7% 7% 7% 計(n=30) 10% 29% 23% 3% 14% 30% 7% 21% 13% 7% 7% 7% 女性(n=16) 13% 19% 0% 44% 6% 6% 6% 6% 計(n=30) 10% 23% 3% 30% 7% 13% 7% 7%. 7% 6% 7%. ③参加しようと思った理由(複数回答) ③参加しようと思った理由 (複数回答) ③参加しようと思った理由(複数回答) 参加しようと思った理由 (図 5-4)についてたずねたところ、 「子ども・家族の付き添い」 参加しようと思った理由 (図 5-4) についてたずねたところ、 「子ども・家族の付き添い」 参加しようと思った理由(図 5-4)についてたずねたところ、 「子ども・家族の付き添い」 (77%)が最も多く、次いで「趣味・生きがい」 (27%)だった。 「その他」 (7%)は、全 (77%)が最も多く、次いで「趣味・生きがい」 (27%)だった。 「その他」 (7%)は、全 て「自分が興味をもったテーマだから」の回答で、活動の内容に興味を持って参加した人 (77%) が最も多く、次いで「趣味・生きがい」 (27%) だった。「その他」 (7%) は、全て「自分 て「自分が興味をもったテーマだから」の回答で、活動の内容に興味を持って参加した人 もいた。 22 もいた。 12. 12.
関連したドキュメント
「心理学基礎研究の地域貢献を考える」が開かれた。フォー
母子保健・子育て支援の領域では現在、親子が生涯
概要・目標 地域社会の発展や安全・安心の向上に取り組み、地域活性化 を目的としたプログラムの実施や緑化を推進していきます
・場 所 区(町内)の会館等 ・参加者数 230人. ・内 容 地域見守り・支え合い活動の推進についての講話、地域見守り・支え
地区住民の健康増進のための運動施設 地区の集会施設 高齢者による生きがい活動のための施設 防災避難施設
今年度第3期最終年である合志市地域福祉計画・活動計画の方針に基づき、地域共生社会の実現、及び
北区では、地域振興室管内のさまざまな団体がさらなる連携を深め、地域のき
兵庫県 篠山市 NPO 法人 いぬいふくし村 障害福祉サービス事業者であるものの、障害のある方と市民とが共生するまちづくりの推進及び社会教