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イギリス・ルネッサンスの抒情詩 (二) : いわゆる「平明なスタイル」('Plain Style')の詩の伝統について

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Title

イギリス・ルネッサンスの抒情詩 (二) : いわゆる「平明なスタイル」('Plain Style')の詩の伝統について

Author(s)

平, 善介

Citation

北海道大學文學部紀要 = The annual reports on cultural science, 26(1): 137-204

Issue Date

1977-12-22

Doc URL

http://hdl.handle.net/2115/33420

Type

bulletin

File Information

26(1)_PR137-204.pdf

(2)

イギリス・

ルネッサンスの行情詩(二)

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いわゆる﹁平明なスタイル﹂ (R19 古 田 包 σ J の 詩 の 伝 統 に つ い て │ │ 平 善 介

(3)

イギリス・

ルネッサンスの好情詩(二)

││いわゆる﹁平明なスタイル﹂(イ

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吉 田

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の詩の伝統について││ 平 善 介

ワ イ ア ッ ト と ﹃ ト ッ テ ル 詩 選 集 ﹄ の詩人たち サ l・トマス・ワイアットはベトラルカのソネットの翻訳を試みることによって、詩的イメジを詩句の装飾や敷街 のための単なる修辞的な技巧としてではなく、詩的イメジを概念として操作する技術を学んだ。すなわち、 ワ J t ッ トはイメジを、詩の主題となる感情や心理の動きを分析し探究するための手がかりとして用いること、そしてまた、 一篇の詩を緊密なまとまりのあるものに構築して行くための手段として使うことをベトラルカから学んだのであわ) し か し 、 ワイアットがソネット形式を英詩のなかに移植しようとしてベトラルカの原文をかなり忠実に翻訳する努力 をしていることは確かなのであるが、 ワイアットによるベトラルカの受容はイギリス土着の持情詩の伝統という枠の なかで行なわれていて、ベトラルカのソネットを翻訳あるいは翻案するときにワイアットはいつも、 いくつかの重要 北大文学部紀要 ~ 139

(4)

-イ ギ リ ス ・ ル ネ γ サ ソ ス の 行 情 詩 ( 二 ) な点でベトラルカから離れて行って、 ( 2 ︺ 独自の作口聞を作りあげている。 ワイアットとペトラルカとのあいだには本質的な差異があるという主張がなされ、ワイアットの最もすぐれた詩 イギリス本来の持情詩にモデルを求め、 AVR-ミ 中 h , 刀 ら は翻訳ではなくて、直接の下敷きとなったペトラルカやその他の大陸の詩人たちの作品が発見できないような、 意味でオリジナルな、持情詩のほうなのだとする評価がなされることになむしかし、またいっぽうでは、日・

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・ メ イ ソ γ やジョン・スティ l ヴシズなどが言うように、 の ヘソリl八世の宮廷で流行していたポピュラー-ソ γ グの流 れのなかで作られたワイア y トの持情詩の多くはコソヴェンショナルな主題をコシヴェ γ シヨナルな言葉で書いた、 ただの韻文にす、ぎず、詩と呼ぶことはとうていできないような代物なのであって、 学というよりはむしろ社会学の研究対象に属するものである、といったような極端な見解も出されている o ( 口 問

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・ ﹀ に 含 ま れ て 個 性 の な い 、 ﹂の種の持情詩は文 いるワイアットの詩にはかなり多いことは事実である。しかし、 レイモンド・サゾルは、 メ イ ソ γ とは逆に、このデ - 140 -メ イ ソ γ が指摘するような種類の詩がワイアットには、 とくにデヴォシシャ稿本 ヴォソジャ稿本を重要視する。なぜなら、 ンソロジーなのであり、 この稿本はワイアットの詩作活動の時期である一五三

0

年代の宮廷詩のア したがって、そこに含まれている詩に細かく検討を加えるならば、 ワイアットの詩作品の持 当時の文学活動というコシテグストのなかで、 いっそう明確にすることが可能になると考えるからであ つ 性 格 を 、 勺 サ ゾ ル は デ ヴ ォ γ シャ稿本に含まれている詩の特徴を﹁もっと古い世代の詩人たちがいつも使っていた誇飾華麗 な学識ぶった言葉づかいはまったく見られず:イギリス土着の言葉がすこしの迷いもなく強調されていおにと述べて い る o ﹁平明なスタイル﹂の詩の伝統ということを考えて行くとき、 サゾルの研究にはひじように重要な指摘が数多く合

(5)

まれていると言うことができるのであるが、ここではまず、

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・バルディがワイアットの作品に流れこんでいると考 の 伝 統 、 ﹁ パ レ ッ ト ﹂

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と 呼 ば れ る 、 中世英語の時代からイギリスに伝わる、曲をつけて歌われるソシグの伝統、そして、ベトラルカとその流派の詩の伝 統、のなかのバラードの伝統について、それと併せてロシド公 o ロ 仏

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とヴィルレ I ( 三 円 巾 円 高 ﹀ に つ い て も 言 及 し ながら、やや詳細にたどってみることにする。そうすることによってワイアットの詩とイギリス土着の持情詩との連 続を確認することができるだけではなく、さらに、ワイアットが試みたベトラルカやその他の大陸の詩人たちの作品 の翻訳と、ワイアットがそのなかに立っていたイギリス土着の行情詩の伝統との関係が、ワイアットにとってどんな 意味合}持っと考えられていたのかという問愚

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何らかの解答を与えることができるのではないかと思われるからであ えている三種類の詩の伝統、 つ ま り 、 フ ラ γ スのバラード

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己目白仏ゆ) バラードはフランスの持情詩のなかで十四・十五世紀に隆盛をみた詩形式のひとつであって、その定型は八行(七 - 141~ る 。 行の場合もかなり多い)から成るスタ γ ザ三つと四行の結句守口︿ O

とから構成され、各々のスタンザと結句のい ずれの最終行も同一の詩句の折返しとなっている。フラジスの代表的なバラード作者としてはシャルル・ドルレアン ( ( U F 目 印 印 門 H W C H -b 印 H M 由 、

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﹀ 、 フランソワ・ヴィヨ γ ( m , H 白 ロ 明 。 ぽ ︿ 己 目 。

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などの詩人たちをあげることができるが、とくにジャルル・ドルレア γ は一四一五年十月二十五 日のアジンコlトの戦いで捕虜となってイギリスで二十五年を過し、そのあいだに英語で多量のバラードを書き残し ており、クレマ γ ・マロはバラード以外ではフランスにおけるソネット作者の先駆として(八篇のソネットのうち、 聖書の詩篇のフラ γ ス語訳でも知られていて、これはワイアットが七篇の 六篇はベトラルカの翻訳である)、 ま た 、 北大文学部紀要

(6)

イ ギ リ ス ・ ル ネ ッ サ ン ス の 行 情 詩 ( 二 ﹀ ﹁ 悔 俊 詩 篇 ﹂

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九)を英訳するときの血︿拠のひとつになったと考えられている。バラードの典型的 こ ぞ い づ こ な形式は﹁去年の雲、いまは何慮﹂の美しいリフレインを持つヴィヨンの有名なバラード

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官 官 門 山 町 、 ) に よ く 示 さ れ て い る o ( 風 切 出 口 出 門 山 内 川 円 山

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同 h H H H M m印 門 古 バラード形式は十六世紀の初頭すでにイギリスの持情詩のかなり重要な伝統となっていた。 ワイアットにも、あま り数は多くないが、質の高いバラード形式(ただし、各スタシザ七行のライム・ロイヤル・スタ γ ザが多い)の詩が あって看過できない。 ワイアットの背後には百年以上にわたるバラードの歴史があって、十五世紀のイギリスの宮廷 詩人たちは好んでこの形式を用い、それも各スタンザが八行の形式ではなく、七行のライム・ロイヤル・スタシザを 多く使用してい信十五世紀に書かれたイギリスの持情詩の詩形についての調査によれぬい約二

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メ l セ γ トがバラ ード・スタシザで書かれており、 また、ライム・ロイヤル・スタンザによる持情詩も殆んどおなじ割合を占め、両者 - 142 ' -の ス タ γ ザ形式の詩が全体の四割強となっていることを考えるならば、その流行のほどは容易に推測することができ る

十五世紀のイギリスにおけるバラード・スタンザ、一フイム・ロイヤル・スタシザの流行の源泉となったのはチョ l サ l ( の

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一フイム・ロイヤル・スタンザ三つ、結句なし)、 a H d o ( U O 目 立 曲 目 与 え の 宮 己 gH 同

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司 日 目 0.( ライム・ロイヤル・スタンザ三つと五行の結句)、などがよく知られており、 また、﹃善女物語﹄(吋言

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Balade'(11.249-69)

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‘CantusTroili')千)~心。 “If no love is

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what fele 1 so?

And if love is

what thing and which is h巴P

Iflove be good

from whennes cometh my woo? Ifit be wikke

a wonder thynketh me

When every torment and adversite

That cometh of hym

may to me savory thinke

For ay thurst

1

the more that ich it drynke. “And if that at myn owen lust 1 brenne

From whennes cometh my wailynge and my pleynte? Ifharm agree me

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ne whi unwery that 1 feynte.

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quike deth

0 swete harm so queynte

How may of the in me swich quantite

But ifthat

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consente that it be?

(8)

イ ギ リ ス ・ ル ネ ッ サ ソ ス の 持 情 詩 ( 二 ) 公 ﹀ 足 以

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己主ぽ叩 問 。 同 ﹁ 白 件 。 。 同 口 o -門 ﹁ 同 OH ロo -ι 0 同 r O 4 r J H 仏 可 ? と ( げ ) ( 回 。 o r F h F O O l 串 M0 ・ ) 興味深いことだ、が、この﹁トロイルスの歌﹂はベトラルカのソネット ( 均 凡 さ お 口 M G 内 一 同 比 ) を 翻 訳 し た も の で あ る 。 チ ョ - 144 -ー サ l は、ライム・ロイヤル・スタシザで書き進められて行く物語詩である﹃トロイルスとクリセイデ﹂のなかには め込むために、その形式上の要求にしたがって、 ベトラルカの十四行の詩をライム・ロイヤル・スタ γ ザ三つ、すな わち、二十一行に引き伸ばしているので、翻案と言ったほうが正しいのかも知れない。その翻案のしかたについて、 トムソ γ 女史がイタリヤ語の原文と﹁トロイルスの歌﹂とを比較検討してみた結恥

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要約して、すこし具体的に言え ば、ベトラルカのソネットの最初の四行連句

25

可巳ロ)二つ、つまり、八行の部分

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を チ ョ l サーはこつ のライム・ロイヤル・スタンザ、計十四行に引き伸ばして訳し、 ソネット後半の六行連句 ( 目

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﹀ をもうひとつの ス タ γ ザ 、 七 行 、 に当てている。便宜上﹁トロイルスの歌﹂に一行から二十一行までの通し番号をつけて、もうすこ し詳しく言うと、 ベトラルカのソネ y ト の 一 l l 三行はチョ I サ!の一ーー三行に等量に訳されているが、 ベトラルカの 原文の四行目はチョ l サーでは四│七行の四行の長さに引き伸ばされ、 しかも七行目

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4日 H 印 片 片 口 } 何 日 仲 間 日 岡 山 、 ロ 日 向 巾 -w はチョlサーが付け加えたものであり、 つぎのペトラルカの四行連句では五行目がチョ!サl の八│九行、六行目がチョ l サ l の十行、となり、 チ ョ I サlの十一行﹂ロ O C H -ロ m w 当 E E H 君 。 同 可 己 戸 田 仲 H H O U 1 H 見 巾 ¥ は チョlサ I が付け加えたもの、七行目がチョlサlの十一一行で八行目は十一一一ーー十四行と倍の長さになり、そして、 ネット後半の六行連句はチョlサーでは分量の上では殆んど相異がない七行に訳されているが、チョlサlはペトラ ソ ルカのソネ y トの十二行目を省略して、逆に二十行 民 ﹀ ロ

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44} 岡 田 仲 ~. c ρ 同}凶町田 者 O ロ (-HOB 白 目 白 門 出 。 叩 を付け加えてい る。形式的にも内容的にも高度の集中性を持つソネット形式の詩をチョlサlが二十一行の長さに引き伸ばしたので あるから、このような翻案のしかたによって失われるものがあると同時に、原文にないものをチョ l サーが自由に付 ( 日 ) E-H ・ウィルキ γ ズの指摘によれば、チョlサlがイタリヤ け加えた部分があるのも当然かも知れない。それに、 ソネット前半の

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の部分に集中しているという。 - 145戸 語の原文を誤解し誤訳したと思われる個所が七つあるということであり、

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かもそれが引き伸ばしの度合のおおきい チョlサlはベトラルカのソネットを三つのライム・ロイヤル・スタンザに引き伸ばして翻案したが、それにして もソネット形式の詩の構造的な特徴は鋭くとらえていたようである。ベトラルカ風のソネットは前半の八行と後半の 六行の二つの部分に、その押韻のしかたによっても、分離し易く、かえってその両者の不均衡を基盤として成立して いるとさえ言えるが、 ペトラルカは分離しがちな二つの部分を巧みにつな、ぎ合わせる努力を払っている。 チ ョ l サ I もベトラルカのソネットのこうした特徴的性格をじゅうぶん理解していて、

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に 二 つ の ス タ ン ザ を 当 て 、 由 。 丘 町 同 にはスタ γ ザひとつを当てることによって十四行と七行というより大きな不均衡を意図的に作り出し、そしてそれと 同時に、はじめの二つのスタシザとつぎのひとつのスタ

γ

ザをつなぎ合わせて全体の統一を生み出す工夫もこらして 北大文学部紀要

(10)

イ ギ リ ス ・ ル ネ ッ サ ン ス の 行 情 詩 ( 二 ) いる。すなわち、十四行目のよ向子三回

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を十五行自の前半でもういちど繰返すことによって第二スタンザ か ら 第 一 一 一 ス タ ン ザ へ の 移 行 を 滑 ら か な も の に し 、 第二スタシザと第三スタ γ ザの冒頭をそれぞれ ブ ﹀ ロ 仏 民 同 r a w と いう同一の語句で書きはじめることによって第二と第一一一のスタンザを結びつけているのである。 ﹁ ト ロ イ ル ス の 歌 ﹂ の全体の統一はいま述べてきたような形式上の面だけで企てられているのではない。﹁トロイ ルスの歌﹂の下敷きとなったベトラルカのソネットには烈しい嵐に翻弄される船のイメジがあって、この航海のイメ ジで恋に悩む人の二律背反的な、不安定ではげしく動揺する、心理状態を比轍的に表現している。サゾルやトムソ γ 女史も指摘しているよう匂嵐の海を航行する船のイメジは人生や変転きわまりない人間の運命を表わす比倫として 古くから常套的なものであったが、この比臓を恋に悩む人の心理状態の記述と分析に用いたのはひとつの工夫であっ 叶 } 居 間 ℃ O 国 問 。 門 H H O 出口仏同 H O U ﹀ 目 的

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同日包目。てという詩句の病気のイメジは一見したところ唐突で、その前の部分の航海のイメジとは異質で重 なるところがないように思われる。ところが、実は、 ベトラルカの原文にはなくてチョーサーが新たに付け加えたこ の一行の病気のイメジは他の二つのチョlサーが付け加えた詩句、すなわち、七行自の風間

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という二つの、相反する感情の対立を 表現している、詩句ですでに準備されていたのであって、 これらの三つの病気のイメジがひとつにまとまって最終行 に流れ込んで行き、そこで恋に悩む人を小舟にたとえる比職と恋を熱病にたとえる比職が重ね合わされて、恋愛心理 の二律背反を表現するバラドクシカルな最終行

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仏 苫 -w が生み出されてくる。 ﹁トロイルスの歌﹂はこうして見事に三つのスタンザの統一をなしとげているのである。 - 147 -デ ヴ ォ γ シャ稿本に含まれている宮廷詩のひとつの出発点となったのはチョlサlの﹁トロイルスの歌﹂とこれを 含んでいる﹁トロイルスとクリセイデ﹄であるとサゾルは主張する。デヴォ γ シャ稿本には﹃トロイルスとグリセイ デ﹄から十個のスタンザと二行対句ひとつがそのまま直接に書き写されていて、 ﹂のことも両者の関係を暗示してい る が 、 ベトラルカとチョlサlに共通の背景であった宮廷風恋愛のコンヴェンショ γ はそのままワイアットの詩の出 ワイアットは希望と不安が共存する恋愛の二律背反の心理状態の表現のしかたをベトラルカやその他 発点であって、 の大陸の詩人たちよりもむしろチョ l サーから学んだと考えることができる o 例えば、﹁トロイルスの歌﹂に述べられ ている恋する人の感情の動揺と不安定さをワイアットも、デヴォ γ シャ稿本に含まれているいくつかの詩のなかで、 チョlサーが用いているのと殆んどおなじ表現のしかたで、 つまり、熱さと冷たさを対置する比倫で書いている││ 明 町

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(12)

イ ギ リ ス ・ ル ネ ッ サ ン ス の 行 情 詩 つ 一 ) ( 幻 )

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一 戸 ・ ) そしてこの寒暖の対照のさまざまなヴァリエーションがワイアットの詩の随所に姿をあらわし、宮廷風恋愛に特有な 状況を表現している。メミー白百

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・ ) - 148 -﹁火の拍車をあて、氷のくつわで制御する﹂という、互いにせめ、ぎあう感情の対立を述べた、この引用の第-行は、 もういちど第三行で、﹁トロイルスの歌﹂の結びの句とおなじ比倫で言いかえられる。 はさまれた第二行は、トムソ γ 女史の註釈によれ唱ベトラルカの原文を意訳したものなのだが、的外れの訳で生彩 がない。ニのことはワイアットがベトラルカを翻訳するときにどの程度それまでのイギリス土着の詩の伝統に依存し たか、その度合を確かめるためのひとつの有力な証拠となり得るのではないかと思われる。サゾルの指摘をここでも

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ろ が 、 この二つの詩句に

(13)

ういちど繰返すならば、大陸の詩人たちよりもむしろイギリスの詩人に好んで範を求めている点がワイアットやデ ヴオンシャ稿本のその他の詩人たちの際立った特徴なのである。 ワイアットの詩の持つ本質的にイギリス的な性格、 つ ま り 、 イギリス土着の詩の伝統に深く根ざしているという特 質、を最もよく示すものとしてその詩句のリズムをあげることができる。このことについて、最初にワイアットのバ ラード風の詩の場合から述べてみることにする。既に述べたとおり、 チ ョ l サ 1 の影響の下で詩作した十五世紀の宮 廷詩人たちはライム・ロイヤル e ス タ γ ザを用いたバラード形式の詩を流行させていたが、 ﹂の形式はリフレイ γ の 使用とライム・ロイヤル・スタンザに巧みなワイアットもとりわけ得意とするものだったようである。デヴォ γ シ ャ

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稿本とプレイジ稿本(呂田唱宮

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・)に含まれているワイアットの詩にはライム@ロイヤル@スタ γ ザを三聯から五・ 六聯まで連ねたバラード風の詩が約十篇見られるが、そのなかから代表的なものとして、 チ ョ l サ!の﹁トロイルス - 149 -の歌﹂とおなじバラード形式、 つまり、ライム・ロイヤル@スタシザ三聯の詩を二篇、供同,

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(14)

ャ司r'"r<.ぇ,時ぶ半 λ r< Q 草コ~i;lt (11)

The place of slepe wherein 1 do but wake Besprent with teres my bed 1 the forsake. The frost

the snow

may not redresse my hete Nor yet no heate abate my fervent cold. 1 know nothyng to ese my paynes mete

Eche cure cawsythe increse by twenty fold; Revyvyng carys vpon my sorows old. Suche overthwart affectes they do me make

Bysprent with terys my bed for to forsake. IC

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Yet helpythe yt not 1 fynd no better ese In bed or owt thys moste cawsythe my payn

Where most 1 seke how beste that 1 may plese

M y lost labor

Alas

ys all in vayn; Yet that 1 gave 1 cannot call agayn; No place fro my gre丘eaway can take

Wherfor with terys my bed 1 the forsake. (CLXXXVII)

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(15)

ものであるが、各勝の最後の行が、 スタ γ ザごとに こしづっ変えてい リフレインになっていて、 、白喝 の 点ではバラード形式によ 験え、この詩の みながら自分がい の コ γ グ ェ シ ジ γ に従って恋の ている。この その病いに 向って呼びかける、というものであ 制 列 挙 さ れ て い くという書きかたは十路・十五世相仙のイギリスの詩には綴鯨に いてもこのワイブ y トの詩がそれ以前のたいていの る 。 紛ではその の っさまざ このようにいくつかの性質や項自・役割列挙して行 った。しかし、おなじ列挙とい る点は、列挙される項目詔互の、あいだのつな がりや論理的な繍序含まったく無視したしかたで列挙するのではなく、ここでワイアットは の能半と後半が対捜 されるような形に、互いに る正反対の ペト一フルカのソネットの最初の一一行役引き伸ばし ると言えるかも知れない脅しかしその反窓、正反対の項自を対量させる ていることである。この の 聯七行は下敷きとなった の って、翻訳として の 、 ひ し て い る と - 151 -し、 とによって列挙のしかたに 論理性を与えるこ 第一聯に述べられてい ワイアット拭ベトラルカのイメジ のしかたか と ハ ソ て い た と 一 言 う こ と が で き る 。 いに欝突しあ 対立はさら ここでも家た ロ イ ルスの歎﹂の おなじ熱さと冷たきの対比

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によってもういちど操渡さ れ る 。 て こ の ﹁ 熱 川 、 い ハ 恥 問 。 H ︿官民 峰

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(16)

イ ギ リ ス ・ ル ネ ッ サ ン ス の 持 情 詩 ( 二 ﹀ 件 。

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各聯に付けられているリフレインは上述したようなそれぞれのスタンザの意味内容を要 約して述べたものであり、内容を要約して述べるという機能を持つリフレインの使用は、既に指摘した列挙の方法と 同様、十四・十五世紀の行情詩によく見られるものであった。 そ し て 、 いま説明を加えてきたようなこの詩における対立感情の表現をおおきく助けているのが各々の詩行の持つ リズムなのである。この詩の第一聯の各行は、そのリズムに関して、 っ、ぎに示すようにそれぞれ左右二つの部分にわ けることができる││ 吋

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∞ろがそれと正 反対の意味の句と、きわめて明瞭な行間休止をあいだにはさんで、前後に対置されている。そして、ほぼ規則的な弱 つ、ぎに示すように、行間休止の前後にそれぞれ二つづっの強勢を置いたものになっ こ こ で は 、 強五歩格で書かれている各行が、 ていると考えられる│li

(17)

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(18)

イ ギ リ ス ・ ル ネ y A Y ン ス ハ 一 一 ﹀ ︿

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・ : 州 場 の 対 比 誌 、 れない恋の悲し み出す の他からの議立感た浮きぼりに る

ハラード静式 について、比較的に単純な例では 述べてきた。しかし、この儲からもワイアットの詩の

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ズムの基本的な性格はつかむこといかできるように患 チョ l サーからワイア y トに翠るま勺の持揺に流行し れたワイア y ト の イ〉 の場合のリズム あ わ れ る 。 ア y ト ラード形式 '7 154 -であり、とくにワイアットが の作家のもの -翻案するときに の形式をたびたび 用いていること る事実である。 チ ョ l サーの﹁ト P イルスの歌﹂の ならってワイプットもベトラ ルカのソネットをライム・ねイヤル・スタンザ ら成るバラー の 一 一 一 一 向 に 翻 訳 し て い る だ け で な く 、 その他にも ワイアットがベトラルカ器のイタロヤの詩人々一ブブィ l ノ

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(19)

ド形式で書かれた、 ワイアットの詩のなかで最も有名な、

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て(凶凶凶︿口)がこれまで最も多く研究 や批評の対象となり、そしてこの詩のリズムの微妙な変化とその巧みな使いかたがとくに議論を呼ぶ問題となってき たのも当然のことかも知れない。 ところで、既にあげた例だが、 叶

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は古代英語および中世英語の頭韻詩のリズムであった。例えば、ラシグランド(巧己百戸 の冒頭第一行のリズ ム は 同ロ岱田

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何 回 。 ロ ロ ゆ 北大文学部紀要

(20)

イ ギ リ ス ・ ル ネ γ サ ン ス の 持 情 詩 ( 二 ) のようになっていて、行間休止の前後の二つの句は強勢を置かれたそれぞれの語の S 音の頭韻によって結びつけられ ている。ワイアットの詩のリズムについてとくに重要な見解を述べている

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ハーディングの指摘によれば、中世 英語の頭韻詩のこのようなリズム(宮

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は十五世紀の立巳ロ印 O ロ

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にも等しく認められるものであって、 それがそのままワイアットの行情詩に流れこんできているという。ワイアットの詩が中世持情詩の伝統に直結してい ケネス・ミュアなどの指榔

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まつまでもなく、だれもが認めてい ることは、ティリヤ l ド 、 モ lリス・エヴァ γ ズ 、 ることだが、ここではつぎに、 グィルレ I ( 4 -H 巾

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と ロ ン ド ( 同 。 ロ 仏

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戸)の二つの形式で書かれたワイアットのい くつかの詩について、主としてリズムの問題に焦点をしぼって、考えておきたいと思う。 ( U H ) チ ョ l サ l は﹁善女物語﹄のなかで、バラード、 るいは J C E 丘巾でと名付けられていた)、 ヴィルレ l の三つを併記し、 ﹂れらの形式の詩を作ったことがあると自称 ー156 -ロンデル(中世英語の時代には

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己はふつう J 。 見 巾 で あ し て い る 、 が 、 チョlサlの書いたヴィルレlは現存していない。十四・十五世紀にはヴィルレlは比較的に数の少な い ロ γ デルよりもさらに珍しかったようであり、 ワイアットよりも一世代あとの詩人であるジョージ・ギャスコイン のできる詩はたったの一篇しか読んだことがない、

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でさえその詩論のなかでこの詩形に言及して、 と述べているほどである。 ヴィルレ!という名で呼ぶこと ヴィルレ 1 は、バラードやロ γ デルに比べれば、 はるかに軽快な持情詩であり、 ヘシリl八世の宮廷で流行してい たダシス・ソ γ グの一種であったと思われる。ヴィルレlの形式を知るために、その稿本ではチョlサlの作と記さ れてはいるがそれは疑わしいと考えられている、 おそらく十五世紀後半のものと推定される詩をつぎに引用すゐ

(21)

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wote ye whate

Oute Qf mesure My lyfe 1 hate; Thus desperate

In suche pore estate Do 1 endure. Of other Cure A m 1 nat sure

キO?-f<択が話足掛布

(22)

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certain ; Suche ys my vre

1 yow ensure. What creature

May haue more payn?

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M y trouth so pleyn Y s take in veyn

And gret disdeyn In Remembraunce; Yet 1 full feyne W old me compleyne Me to absteyne ffrom thys penaunce. But in substaunce

Noon allegeaunce Of my greuaunce Can 1 nat fynde; Ryght 80 my chaunce

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問( ι37 この詩はどの行の長さも音節の数は四つで短く、そして各スタ γ ザ と も 押 韻 形 式 は 第 一 三 行 と 第 五 七 行 の 脚 韻 が 同 一 で 、 第四行と第八行が押韻するという形になっている o そしてさらに、 この詩の押韻形式の目立った特徴とし て、はじめのスタンザの最後の行の脚韻がつぎのスタ γ ザの主要な脚韻となる、すなわち、各スタ γ ザの押韻のしか た が aaabaaab

bbbcbbbc

cccdcccd 、:::と続いて行く点を指摘することができる。これ がヴィルレ l 形式の詩の基本的な型であると思われるが、 ワ イ ア ッ ト に 、 も 、 押韻形式はすこし異なるが、 し、 ま 引 用 - 159 -したヴィルレ!とおなじスタンザ形式で書かれた詩がいくつかある。

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>--< ..q 同 自 北犬文学部紀要

(24)

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Hath remembraunce. Where 1 her fynd Lovyng and kynd

There my poore mynd Eased sha1be; And for my parte My 10ue and harte Shall not reverte

Though 1 shuld dye. (CXI

1-16.) 。 由 同

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The woofu日 1yfthat 1 doo 1ede; Then sore sythyng

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(26)

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o 広 告と2 ::r rl -ル レ i 形式の変怒と考えるこ で を ﹄ る 、 おなじ a a p -0 ・:となる、要するにワイプットのこの - 162 -とすることができて、押韻形式はヴィルレーの ヴ ィ モーヲス・品ヴァ γ ズ は 、 の 関してではなく、 こ れ ているのだが、中散のバ一ブッド形式の ︿ ゲ 田 口 出 門 日 H H H 0 1 円 円 今 一 ﹀ の 一 行 と 第 一 一 一 行 な そ れ ぞ れ 二 つ の

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凶 H M 丸 一 ハ 州 、 ﹀ ハ 凶 凶 AFA) 曹 を 制 約 に と っ て 述 べ の 日 行 に 合 け て 脚 と間 の え byvJ によって書かれているワイアァトの飽の 韻を合わ捻 いたもの い ず れ に し て も 、 変えることによってワイアヅトは新しい L 、 コシグェンシ翠ナルな形式の詩の コ シ グ 広

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を打ち絞ることによって の配列のしか 表 ているのであるが、 ワイアヅトの それを可能に のは明確な行部休止をあいだには併のんで左右二つ の ハ

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i 出口与ぷ分れる詩行の n y ズムの構成のしかた ると考えられる。

(27)

ワイア?トの詩におけるリズムの微妙な変化は、例えば 斗}話回

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、 が 示 し て い る よ う に 、 ワイアットの 詩ではリズムの単位としての句守町宮市)がそれだけでひとつの韻律の型を持つものになっていて、 こうした句と句 のつながりがリズムの変化を生み出して行く。 切

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(28)

ヤ'有ト"'1"¥'ぇ'*'''令入1"¥Q!保護~;\t\: (11)

how litleぬ 合 主egard倍th.

wherof she t設kethno cure:

Broken sh吃 hath:註ndyet sh合 bidethsure

at her配 副 総 : 註ndlitle日hedredξth. Wep時nedthou art: and she vna1'med sitteth : To the disdaynfull

her li任sheledeth:

To me spitefu

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withoute cause

01'mesure. B貯hold

love:

1 ame in hold: if pitie the

Goo b母ndthy bowe: that stony hぽt叩 breketh: And

with some stroke

vengethe displ服 部re

Of the母 乳ndhim:出品主 sorrowedoeth endu1'e: And

as his lorde

lowly削 減reath. Behold

love. (雪) 双 山 門 , )0 ね>.~ム (rond母乳u) 高令官必定ぎてム!トえ-R 0 ヰヰぷ?とL官、決公 (Rime

cxxi) ,...),(2,*, 0 千)~=' トヤ子、れんさ~)J0 II

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Goo burnyng 部 Vntothe f1'O話回 hert' 京.;QC'

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(29)

シとして w が典型的に示しているようなロ γ ド形式の詩では最初の ロンド形式の 特 、 が 第 九 行 と 第 十 五 日 付 の 一 一 回 、 リプレイ h 切 巾 一 7 0 T H W れるのが、含まった形であるが、お うした書きか だのであろうが、 ワイアットは地のスタンザ形式の詩で のスタンザの の句、あるいは最初の 全 体 が リ フ レ イ ン と し て 期いられザにいる例がかなり多く、このような書きかたはワイプ y トの詩のひとつの際立った持穣であると考えられ ︿ 剖 ) る 。 、 宮 、 f j 9 2 4 4 / m 叫 し 寸 e 司 勺 時 M パ 7 2 ふ れ a H 凶 巾 r o ] 内 山 w 円 04 命 w についてとくに っことは J g﹂ コ ロ γ いられていることマあ る。この句読は、かつて トゴアル詩選集い む 主 主 、 、 @ マ 、

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合 同 ) が エ ジ ? : ト γ 稿本 ( 5 3 3 C H M に含まれているこの 加 え つ ま り 、 みかたを たものなの このコロン ︿ 日 ) } M H 回 目 巾 ﹀ したワイアヅトの の構成のしかた - 165 をひじよ からグリモ i ルドのこの の意味の捉えか のリズムを一万すための してのコロンなのである。この 明確に示している。つまり、 られるわけで為るが、強い行間関休止安あいだに置いて つの匂か ら詩行止な構成するワイアットの詩 かたは句読点以外の ら も 間 関 ら か に ﹂ と が で き る 。 一 一 一

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、 H O B 巾 師 、 九 州 特 ¥ ミ 門 司 王 凶 O C 丹 市 w n 持戸湯舟 2 H H H 2 z g 北大文学部紀要

(30)

イギリス・ルネッサンス ( 一 一 ) のイタリック体で た行間の識の よっても勾と勾のあいだの わ か る し 、 ゴ ま のそれぞれの 後半の匂 州

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内山山刊号丹部一 r o σ 山 内 同 州 叩 沖 ] μ 掛 川 M M 叶 内 州 知 H W 丸 山 附 仲 同 時 的 げ ゆ 仏 ] 3 m H A W 品 川 何 回

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のように類似した茨現役すこしづっ て行く警きかたからも翌ズムの なる勾 めることがで きる。そして、こうしたしかたで形成された の の リ ズ ム 一 は こ の意味十内容安ひじように明確なものに る。こ の 詩 る﹁私?一一はお分の繋にまったく応えてくれない非慣な掠人のために味わ れる心の苦しみ 石のような女のむな打ちくだいて欲しいと懇願しているのであるが、これは官経風恋愛の詩のま ナルなテーマである。﹁私﹂の悲の苦悩と、それとはまったく対顛的な安閑とした女の姿とが、 れている

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ズムが怒味内容を の 狩 166 -に訴えて、そ ったくコジヴ且ヅシ 分れてバラ γ ス っている二つの旬の生み出す

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ズムによって鮮明に 橋 し、 の に し 、 そ れ を 務 環 境 壌 に 吾 一 日 い ていると言うこ 愛 の 装 し て い る の に 勺 巧

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β 問て)女はそれに 部 ろ し い と も 思 わ 、 ず 、 ︿ 創 出 げ 母 ゲ ル 仏

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川 町 内 向 停 申 宮 門 町 足 立 ゲ ることもせず勺朋

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ええて﹀しかも、それでも している 女は愛の神を侮り 勺叶,C 丹 } 戸 間 任 問 ・ J 、恋する には意地悪く振舞っている勺ベ ogm J のである。こうして﹁私﹂はいま二つの 結対する極のあいだをさまよい、進退きわまって、 ここでもまた愛は自おの喪失であるという宮延恋愛詩のコシグ品 γ ショナルな誌犠を用いているの まるで牢につ れて密出合}奪われた入のような状態 っ て い る 勺 円 三 交 リ

(31)

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-このよロ

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という句は中世英語の持情詩において恋する人一の苦悩の感情を表現するときによく使わ れている

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わめなのであるお)それが乙こではうまく活用されている O 仇

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-円という句がスタンザの 最初に置かれていて、それまで三八行のそれぞれの

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lE5 の対照が表現してきた動揺する、宙ぶらりんな、愛 の心理をこの句が要約して言い表わしているからである。 い ま 、 民 国 各

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-の 宮

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の構造について述べてきたが、さらにここで、 ワ イ ア y ト が こ の 詩 で 、 リプレイ γ を除いて、すべての行のシラブルの数を十個に揃えようとしていることに注意を向けておかなければなら ない。つまり、ワイアットは五歩格の詩行を書きながら同時にそれを中世英語の頭韻詩の特徴である宮

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ま た は ﹃ 丘 町 l 口 口 市

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を持つものにしようとしているのである。このことはワイアットの詩のリズムを正確に理解 れ る が 、 しかし - 167 -するためには極めて重要な事実であるように思われる o 例えば、この詩の最初の二行は明らかに弱強五歩格と考えら ( 、 一 、 一 ︹ 、 一 ︿ 、 一 ( ( 、 ︿ 同 凶 ゆ } 戸 。

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岳山可℃

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( 、 一 、 一 ( 、 ﹂ ︿ 、 一 ( 、 ( 富 一 u ﹃

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由 丘

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のように詩脚に分けてみると、それぞれ第二詩脚がひとつのシラブルであるためにここで読みかたの速度がおそくな り 、 そ の 結 果 、 つ 、 ぎ に 示 す よ う に 、

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の形成が容易になると考えられる││ 北大文学部紀要

(32)

イ ギ リ ス ・ ル ネ ッ サ ソ ス の 行 情 詩 ( 二 )

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・ これとまったく同じ例として ( 、 一 、 一 ︿ 、 一 ︿ 、 一 ( 、 ︹ H , F 叩

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︿ク吾川三百

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( 同 ︿ w M ) を挙げることができで、そしてこれも 叶 } 百 円 。 ロ

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ロ ∞ 宮 内 甘 え

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のように読まれる詩行であ初 ( 叫 ) ノ l スロップ・フライや

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・ S-プレイザーも指摘しているように、 - 168 -たいていの弱強五歩格の詩行は、散文や話し 言葉の場合とおなじように重要な語に強いアクセシトを置いて自然な読みかたをすると、 五個の強勢を持つものでは

(33)

なくて、中世英語の冨

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にひじように近い、四つの強勢を持つものとして読むことができるのがふつうで ある o このような明確な行間休止をあいだにはさんで二つの}正出

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に分れている弱強五歩格の詩行の韻律をイア と呼ぶことにし、そしてこの韻律による詩行がチョl サ lの﹃カシタベ ン・ロビンソンは

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白 ︼ 向 口 口

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ロ 仲 間

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リl物語﹄の詩行全体の四分の三以上を占めていて、そこでは韻律と半行句

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両日巾田)が互いに対立し衝 突しあうのではなくて、韻律が半行句と結合することによって詩行の調子と意味内容の正確な表現を助ける働きをし と言う。そして更に、 ているのであり、 その両者の結合から詩行のリズムが形成されて行くのだ、 ワ イ ア ッ ト 、 も ま た こ の

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仏 間 河 口

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の詩行を書いているということが、ワイアットがチョl サ lの詩の伝統に連なる詩人 ( 胡 ) とイアン・ロピシソンは考えている。 であることを示すものだ、 リズムの微妙な変化を巧みにあやつりな がら、際立った成果をあげているワイアットの詩が、三つのライム・ロイヤル・スタンザで書かれたバラード形式の 正 弘 田 口 ー 口 注 目 出 口 仲 間

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が持っている表現能力を活用することによって、 - 169 -詩

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凶凶凶︿口﹀であることは言うまでもない。 叶

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巾 ゲ 同 叩 門 目 印 昨 日 可 ﹁ 出 口 門 円 山 田 口 門 田 口 。

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北大文学部紀要

(34)

ャ司ト~r<・え特ぶ令入r< Q t:~;\lt (1

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Besely seking with a continuell chaunge. Thancked be fortune

it hath ben othrewise Twenty tymes better; but ons in special1 In thyn arraye after a pleasaunt gyse

When her lose gowne from her shoulders did fall

And she me caught in her armes long and smal1; Therewithall swetely did me kys

And softely said ‘dere hert

how like you this?'

1 0

H l

It was no dreme: 1 lay brode waking. But all is torned thorough my gentilnes Into互straungefasshion of forsaking ;

And 1 have leve to goo of her goodeness

And she also to vse new fangilnes.

But syns that 1 so kynd

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1

y ame serued

1 would fain knowe what she hath deserued.

Behold

love' Q ~4a -\lng:型車 11'

,..J'嘱~同 J ム思E 心 44当部組事$!Q ~高赴千J ト YνQlと州制m:"\--' t!ム.\::jユ。 1ト""",ト-';.<..

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)JQ~厄 Q 損-R-\l-R組初土~)モ嘱 ,..J-iミ トヤト、h

ムt!

)JQ;¥lt千)..,9京、ミ入J'r"(¥--'Ql

j同*'年主主」醐吋ムイ心よJ,..JνムトC'

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(35)

期なリズムか ていると述べているが、 この不規則なリズムの実態を明らかにするためにぷ乙

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命 仲 叩

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というイア γ ・ロビンソンの だ材料戟的な員解な情用しながら、 の の主として スタ γ ザ の ザ ズムについてやや細が ( 日 間 ﹀ て み る 。 まず は完全な弱強五歩絡になっていて、 つめ学行匂に割れることもなく滑らかで 、 二 行 口 比 は

一 出 仲 ト 日 付 民 間 判 Z H H M M w m y 如 何 H Hぴ 芸 の よ 詩脚が強調格になると考えられるから、この行は ぜ﹄刊日同}阿 いh c 、 < 'I九 母 、、、 出 ~ト 缶 、 ト匂A 貯d ~. ロ 宮司

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可 n p靖 国 、

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0-' ト せ 作 171-と い う 町 同 日 同

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に な る と 患 わ れ る 。 そ し て 一 一 ほぼ滑らか もどるのだ 回行目は再 び ぷ 弘 同 凶 器 内 凶 ℃ 昂

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言 。 というように詩鞠に て 、 第 三 詩 翻 仰 が 初

m・ その前の‘ w という議にな意味の上からもかなり 強 1f ﹂ 、 f p 主 A q v B u v h d と と 呼 忠 し て 、 叶 叩 阿 国 神 HMOJ 司令 m F H O 当 u L 内 山 ¥ 州 M H乱含ロ♀

25

諮 問 急 浮 のような二つの ﹂の行が分れるからである。こ 続く五

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七行践の 有 も } 凶 由 民 ! 日 宮 内 ザ となってい 北大文学部紀要

(36)

イ ギ ヲ ス ・ ル ネ ッ サ ン ス の 持 清 詩 ︿ 二 ﹀ る が 、 五 行 口 出 は ︿ 句 、 一 ︿ 、 ⋮ 、 吋 } 副 知 仲 m C M H M 2 M 1 5 9 5 0 河川 v i 付 長 巳

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宮 内 w m C 同 M m 内 部 同 に強い休止が こ と に な る し 、 J O H H 凶作付吉岡てが強いアクセントを持つ 一詩脚が張関絡になってい そのために の のあと の よ う に 第 一 あるために の形成を容易にしている。そして、 第一スタンザの最後の七行監誌いちおう むが 冊 、 窓( 一一 司 ( 田 C下 、 病4一一 】 . ::J ( 守宅 防 口 O ロ片山同戸戸 H σ -H n y 関 口 問 問 時 ることができて五歩格を保っているように思われるが、 しかしこの行の五歩格的な性格は実 - 172 -という具合に 際には務め て い て 、 鵠 岳、 H・ H 炉d g奇 旬、、、 埼 ~. rlド

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開 n c >= 炉 山 、 ロ 己 o -ー‘ ドーー‘ ﹂とがぞきるような、明らかに つの半有勾から成る

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官 民 知 路 公

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として書かれていると考える こ と 、 が で き る G 甘い ワイアットのぷ向日さねえ

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暗殺ての使用の w はなく現実を醒めた絞で見つめているという痛烈な意識念表現するこの はこの詩の スタシザの一行患に く表われている。 の はつぎのよ なって い る

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参照

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