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[報文]九州・山口地域における有害大気汚染物質濃度の経年変化への越境大気汚染の影響

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Academic year: 2021

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<報

文>

九州・山口地域における有害大気汚染物質濃度の

経年変化への越境大気汚染の影響

村 岡 俊 彦

**

・豊 永 悟 史

**

・古 澤 尚 英

**

今 村

**

・北 岡 宏 道

** キーワード ①有害大気汚染物質 ②越境移流 ③経年変化 ④九州・山口地域 九州・山口地域における有害大気汚染物質について,越境移流の影響を把握することを 目的に解析を行った。その結果,越境移流の影響を受けた高濃度日事例は出現するもの の,Ox,酸性雨のように越境移流の影響が経年的に増加し,懸念される状況となってい るわけではないものと結論づけられた。ただし,1,2-ジクロロエタンについてのみは,経 年的に増加傾向にある可能性も見られたが,全国的な経年変化の挙動でも同様の傾向が見 られることから現時点で越境移流の影響と結論づけることはできなかった。現状では指針 値を大幅に下回っており健康的影響のあるレベルではないが,高濃度日事例解析から,越 境移流の頻度が他の物質よりも高いと考えられることから,今後のモニタリングにおい て,その挙動には注意すべきである。 1. は じ め に 2006年度に長崎・熊本県で県観測史上初の光化 学スモッグ注意報が発令されるなど,近年,高濃 度光化学オキシダント発生の広域化が問題となっ ており,その要因として大陸からの越境移流によ る影響が指摘されている1,2)。酸性雨についても, 九州・沖縄・山口地方酸性雨共同調査において酸 性成分の増加傾向が認められ,大陸からの越境移 流が要因である可能性が報告されている3) このような状況の中,有害大気汚染物質につい ても同様に越境移流の影響が懸念されることを背 景とした九州地方知事会(2007年度第130回)にお ける政策連合による取組みがスタートしたことを 受け,九州衛生環境技術協議会大気分科会と山口 県環境保健センターとの共同調査として,「九州・ 山口地方有害大気汚染物質共同調査」が開始さ れた。 本共同調査において,過去の調査結果による経 年変化,季節変化等を調べるとともに,参加研究 機関による同日採取を行い広域的な汚染状況を解 析した結果,いくつかの知見が得られたので報告 する。

Influence of Trans‒Boundary Air Pollution on Long‒Term Trends of the Concentrations of Hazardous Air

Pollutants in the Region of Kyushu and Yamaguchi

**Toshihiko MURAOKA, Satoshi TOYONAGA, Syouei FURUSAWA, Osamu IMAMURA, Hiromichi KITAOKA(熊本県保健環境

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2. 方 2.1 調査参加機関 本共同調査は次の参加機関により実施された。 山口県環境保健センター,福岡県保健環境研究 所,福岡市保健環境研究所,北九州市環境科学研 究所,佐賀県環境センター,長崎県環境保健研究 センター,熊本県保健環境科学研究所,熊本市環 境総合センター,大分県衛生環境研究センター, 宮崎県衛生環境研究所,鹿児島県環境保健セン ター,沖縄県衛生環境研究所。 2.2 調 査 地 点 すべての調査地点は,大気汚染防止法に基づき 各関係自治体が実施している有害大気汚染物質の 大気環境モニタリングにおける一般環境地点であ る(2009年度時点)。調査地点図を図 1 に示した。 2.3 解析対象期間 測定地点数が極端に少ない場合を除き,原則と して調査開始日1997年度からのデータを使用し解 析を行った。広域的な汚染状況の解析について は,同日採取を実施した2008,2009年度の全調査 日のデータを使用した。 2.4 解析対象物質 有害大気汚染物質のうち,環境省報告対象 (2011年度時点)である次の19物質を解析対象とし た。アクリロニトリル,アセトアルデヒド,塩化 ビニルモノマー,クロロホルム,酸化エチレン, 1,2-ジクロロエタン,ジクロロメタン,水銀およ びその化合物(以下,水銀),テトラクロロエチレ ン,トリクロロエチレン,ニッケル化合物(以下, ニッケル),ヒ素およびその化合物(以下,ヒ素), 1,3-ブタジエン,ベリリウムおよびその化合物, ベンゼン,ベンゾ(a)ピレン,ホルムアルデヒド, マンガンおよびその化合物(以下,マンガン),ク ロムおよびその化合物。 2.5 サンプリングおよび分析方法 サンプリングおよび分析法は有害大気汚染物質 測定方法マニュアル4)に従って実施された。なお サンプリングは,2008年度以降原則としてあらか じめ設定した日に同一採取を行った。 なお,ND 値については原則として環境省報告 どおりの ND の 1/2 値を使用した。 2.6 越境移流の指標 同日採取期間における越境移流の有無を判断す るために,国立環境研究所地球環境研究センター の METEX5)のデータを用い,広域高濃度日のサ ンプリング開始日の PM12時,終了日の PM12時 の後方流跡線(起点高度1,000m,遡及時間72時 間)を作成し,大気汚染物質の移流経路を求めた。 また,調査日に硫酸塩濃度が測定されている場合 は,このデータを越境移流の指標の一つとした。 3. 結果および考察 3.1 各調査地点における地域内汚染の影響 越境移流の影響を把握するためには,地域内汚 染の影響ができるだけ低い地点を選定し解析する 必要がある。そこで,各調査地点における有害大 気汚染物質濃度に対する地域内汚染の影響を把握 するために,各地点の2009年度までの有害大気汚 染物質測定データに基づく統計値(90%値,80% 値,50%値,10%値,平均値)を求めた。例とし て,1,2-ジクロロエタン,テトラクロロエチレン および水銀に関する結果を図 2 に示した。なお, 項目調査データが少なく統計値が算出できない地 点については平均値(図中黒色)のみ示し,データ が最大目盛りを超過した場合は最大目盛りまでの 表示としている。 1,2-ジクロロエタン,テトラクロロエチレンの 地点ごとの統計値の比較から明らかなとおり,有 害大気汚染物質は,地域間の差が大きく,地域発 生の影響をかなり受けていることがわかる(図 図 1 調査地点図

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2)。ほとんどの物質については,同様の大きな 地域間差が認められた。これらのことから,越境 移流による影響を評価する場合,この地域発生分 と可能な限り区別することが重要であるといえ る。 一方で,水銀については地域間の差が比較的小 さかった(図 2)。水銀に関する PRTR 大気排出 量届出データ(2009年度)では,全地点排出がない こと6),および地球規模での水銀の循環がある7) ことがこの要因と考えられた。同様の傾向はベン ゼン,酸化エチレン,アセトアルデヒドについて も認められた。 3.2 有害大気汚染物質濃度の経年変化および 季節変動から見た越境移流の影響 九州地域では,Ox,酸性雨についてとくに越 境移流による影響が大きいことが報告されてお り,Ox 平均濃度の経年変化が増加傾向にあるこ と2),nss-SO 42−の湿性沈着量が増加傾向にある など,酸性成分で経年的増加傾向が大きいことが 報告されている3) そこで,有害大気汚染物質についても経年変化 および季節ごとの経年変動の傾向から,越境移流 の影響を把握することを検討した。 3.2.1 経 年 変 化 先の 3.1 で述べたとおり,有害大気汚染物質は 地域内汚染の影響を相当受けている。そこで, 2009年度までのデータに基づく50%値が一定の値 以下の低濃度地点を選定し,これら地点について の年度ごとの統計値(最大値,最小値,平均値, 90%値,80%値,50%値,10%値)の経年変化を 見ることで,地域内汚染の影響をできるだけ取り 除き,越境移流の影響がより明確に把握できるよ うにした。 環境基準設定物質,指針値設定物質に関する経 年変化を図 3.1〜3.3 に示した。 また表 1 に,全物質について2000〜2009年度の 期間における経年変化率を示した。経年変化率 は,有害大気汚染物質濃度(80%値,50%値)の経 年変化の回帰直線の傾きを求め,次式で算出し た。 経年変化率(%)=(回帰直線の傾き/期間平均 値)×100 併せて,回帰直線の相関係数を表 1 に示してい る。さらに,経年変化における越境移流の影響が より明確に把握できるように,低濃度地点のう ち,越境移流の影響が大きいと考えられる九州北 部(沖縄県・鹿児島県・宮崎県を除く県)・山口の 地点のみをさらに選定し,これら地点についての 経年変化率,相関係数を併せて示した。 図 3.1〜3.3 および表 1 より,1,2-ジクロロエ タン以外の物質については,経年的な増加傾向は 見られず,経年変化率がプラスの場合も数%程度 であり,相関係数も低く,統計的に有意(有意水 準%)な増加傾向を示したものは認められな かった。むしろ,テトラクロロエチレン,トリク ロロエチレン,ベンゼン,アクリロニトリル, 1,3-ブタジエンおよびベンゾ(a)ピレンについて は,経年変化率もマイナスであり,相関係数から も統計的に有意(有意水準%)な経年的減少傾向 (表 1)が認められた。 このことは,環境省による2009年度調査結果に おける全国の調査地点の平均値の経年変化8)の挙 動と一致しており,国内の排出削減効果によるも のと推察された。 これらのことから,九州・山口地域の有害大気 汚染物質については,Ox,酸性雨のように越境 移流の影響が経年的に増加し,懸念される状況と なっているわけではないことが結論づけられる。 一方で,1,2-ジクロロエタンの経年変化では 90%値,80%値,平均値が2004年度から上昇傾向 にある(図 3.2)。表 1 においても,80%値が有意 (有意水準%)な増加を示している。越境移流の 影響をより受けやすいと考えられる九州北部のみ の地点でも,統計的に有意ではないが,80%値に おいて依然として他の物質よりも大きなプラスの 経年変化率が見られる。 この傾向は,前述の環境省による全国の調査地 点の平均値の経年変化でも同様であり,1,2-ジク ロロエタンのみが他の物質とは異なり,2002年度 頃から幾分増加傾向が見られる。 図 4 に示した1,2-ジクロロエタンの PRTR 排 出量6)(届出量と届出外量の合計値)の経年変化か らは,2002年度以降ほとんどの県で排出量が大幅 に減少する傾向となっており,上記の経年変化傾 向と矛盾する。一方でこの1,2-ジクロロエタンの 挙動は,全国的なものであることから考えると,

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今回の解析結果から越境移流が要因と判断するの は早計であり,今後より詳細な検討が必要であ る。 3.2.2 季節ごとの経年変化 2002〜2009年度にかけての季節ごとの経年変化 (80%値,50%値)を解析した。なお,3.2.1 と同 様に低濃度地点(低50%値地点)のデータを使用し ている。また,春季は〜月,夏季は〜月, 秋季は10月〜12月,冬季は〜月としている。 夏季は清浄な海洋性気団に覆われるため1),越 境移流の影響を受けている物質の濃度は夏季に低 くなる挙動を示す傾向にある。そこで表 2.1,2.2 図 3.1 有害大気汚染物質の低濃度地点における経年変化(a),(b)ベンゼン,(c),(d)トリクロロエチレン,(e),(f) テトラクロロエチレン,(g),(h)ジクロロメタン 㩷㩿㪸㪀㩷㩷䊔䊮䉷䊮䋨ૐỚᐲ࿾ὐ䋩 㪇㪅㪇 㪈㪅㪇 㪉㪅㪇 㪊㪅㪇 㪋㪅㪇 㪌㪅㪇 㪍㪅㪇 㪎㪅㪇 㪈㪐㪐㪏 㪈㪐㪐㪐 㪉㪇㪇㪇 㪉㪇㪇㪈 㪉㪇㪇㪉 㪉㪇㪇㪊 㪉㪇㪇㪋 㪉㪇㪇㪌 㪉㪇㪇㪍 㪉㪇㪇㪎 㪉㪇㪇㪏 㪉㪇㪇㪐 ᐕᐲ Ớ ᐲ㱘㪾 㪆 㫄 㪊㩿ᦨ ᄢ 䊶㪐㪇䋦୯ 㪀 ᦨᄢ 㪐㪇䋦୯ 㩷㪎࿾ὐ㩷㪌㪇䋦୯㻡㪈㪅㪉㪋 㩿㪹㪀㩷䊔䊮䉷䊮䋨ૐỚᐲ࿾ὐ䋩 㪇㪅㪇㪇 㪇㪅㪌㪇 㪈㪅㪇㪇 㪈㪅㪌㪇 㪉㪅㪇㪇 㪉㪅㪌㪇 㪈㪐㪐㪏 㪈㪐㪐㪐 㪉㪇㪇㪇 㪉㪇㪇㪈 㪉㪇㪇㪉 㪉㪇㪇㪊 㪉㪇㪇㪋 㪉㪇㪇㪌 㪉㪇㪇㪍 㪉㪇㪇㪎 㪉㪇㪇㪏 㪉㪇㪇㪐 ᐕᐲ Ớᐲ 㱘 㪾 㪆 㫄 㪊 ᦨዊ ᐔဋ 㪏㪇㩼୯ 㪌㪇䋦୯ 㪈㪇䋦୯ 㩷㪎࿾ὐ㩷㪌㪇䋦୯㻡㪈㪅㪉㪋 㩿㪺㪀䇭䊃䊥䉪䊨䊨䉣䉼䊧䊮䋨ૐỚᐲ࿾ὐ䋩 㪇㪇㪅㪅㪇㪇 㪇㪇㪅㪅㪉㪉 㪇㪇㪅㪅㪋㪋 㪇㪇㪅㪅㪍㪍 㪇㪇㪅㪅㪏㪏 㪈㪈㪅㪅㪇㪇 㪈㪈㪅㪅㪉㪉 㪈㪈㪅㪅㪋㪋 㪈㪈㪅㪅㪍㪍 㪈㪈㪅㪅㪏㪏 㪉㪉㪅㪅㪇㪇 㪈㪐㪐㪏 㪈 㪐㪐 㪉 㪇㪇 㪇㪇 㪉㪇㪇 㪈 㪉 㪇㪇㪉 㪉㪇 㪇 㪊 㪉㪇㪇 㪋 㪉 㪇 㪇 㪌 㪉㪇㪇 㪍 㪉㪇㪇㪎 㪉㪇㪇 㪏 㪉 㪇 㪇 㪐 ᐕ ᐕᐲᐲ Ớᐲ㱘㪾㪆㫄 㪊㩿ᦨᄢ䊶㪐㪇䋦୯㪀 ᦨᄢ 㪐㪇㩼୯ 㪈㪇࿾ὐ㩷㪌㪇䋦୯㻡㪇㪅㪇㪋㪌 㩿㪻㪀㩷㩷䊃䊥䉪䊨䊨䉣䉼䊧䊮䋨ૐỚᐲ࿾ὐ䋩 㪇㪅㪇㪇 㪇㪅㪇㪉 㪇㪅㪇㪋 㪇㪅㪇㪍 㪇㪅㪇㪏 㪇㪅㪈㪇 㪇㪅㪈㪉 㪇㪅㪈㪋 㪈㪐㪐㪏 㪈㪐㪐㪐 㪉㪇㪇㪇 㪉㪇㪇㪈 㪉㪇㪇㪉 㪉㪇㪇㪊 㪉㪇㪇㪋 㪉㪇㪇㪌 㪉㪇㪇㪍 㪉㪇㪇㪎 㪉㪇㪇㪏 㪉㪇㪇㪐 ᐕᐲ Ớ ᐲ㱘㪾 㪆 㫄 㪊 ᦨዊ ᐔဋ 㪏㪇㩼୯ 㪌㪇㩼୯ 㪈㪇㩼୯ 㩷㪈㪇࿾ὐ㩷㪌㪇䋦୯㻡㪇㪅㪇㪋㪌 㩿㪼㪀㩷㩷䊁䊃䊤䉪䊨䊨䉣䉼䊧䊮䋨ૐỚᐲ࿾ὐ䋩 㪇㪅㪇 㪇㪅㪈 㪇㪅㪉 㪇㪅㪊 㪇㪅㪋 㪇㪅㪌 㪇㪅㪍 㪇㪅㪎 㪈㪐㪐㪏 㪈㪐㪐㪐 㪉㪇㪇㪇 㪉㪇㪇㪈 㪉㪇㪇㪉 㪉㪇㪇㪊 㪉㪇㪇㪋 㪉㪇㪇㪌 㪉㪇㪇㪍 㪉㪇㪇㪎 㪉㪇㪇㪏 㪉㪇㪇㪐 ᐕᐲ Ớ ᐲ㱘㪾 㪆 㫄 㪊㩿ᦨ ᄢ 䊶㪐㪇䋦୯ 㪀 ᦨᄢ 㪐㪇䋦୯ 㩷㪐࿾ὐ㩷㪌㪇䋦୯㻡㪇㪅㪇㪍㪋 㩿㪽㪀㩷㩷䊁䊃䊤䉪䊨䊨䉣䉼䊧䊮䋨ૐỚᐲ࿾ὐ䋩 㪇㪅㪇㪇 㪇㪅㪇㪉 㪇㪅㪇㪋 㪇㪅㪇㪍 㪇㪅㪇㪏 㪇㪅㪈㪇 㪇㪅㪈㪉 㪇㪅㪈㪋 㪈㪐㪐㪏 㪈㪐㪐㪐 㪉㪇㪇㪇 㪉㪇㪇㪈 㪉㪇㪇㪉 㪉㪇㪇㪊 㪉㪇㪇㪋 㪉㪇㪇㪌 㪉㪇㪇㪍 㪉㪇㪇㪎 㪉㪇㪇㪏 㪉㪇㪇㪐 ᐕᐲ Ớᐲ 㱘 㪾 㪆 㫄 㪊 ᦨዊ ᐔဋ 㪏㪇䋦୯ 㪌㪇䋦୯ 㪈㪇㩼୯ 㩷㪐࿾ὐ㩷㪌㪇䋦୯㻡㪇㪅㪇㪍㪋 㩿㪾㪀㩷䉳䉪䊨䊨䊜䉺䊮⚻ᐕᄌൻ䋨ૐỚᐲ࿾ὐ䋩 㪇㪅㪇 㪈㪅㪇 㪉㪅㪇 㪊㪅㪇 㪋㪅㪇 㪌㪅㪇 㪍㪅㪇 㪎㪅㪇 㪏㪅㪇 㪐㪅㪇 㪈㪐㪐㪏 㪈㪐㪐㪐 㪉㪇㪇㪇 㪉㪇㪇㪈 㪉㪇㪇㪉 㪉㪇㪇㪊 㪉㪇㪇㪋 㪉㪇㪇㪌 㪉㪇㪇㪍 㪉㪇㪇㪎 㪉㪇㪇㪏 㪉㪇㪇㪐 ᐕᐲ Ớ ᐲ㱘㪾 㪆 㫄 㪊㩿ᦨᄢ䊶 㪐 㪇 䋦 ୯㪀 ᦨᄢ 㪐㪇㩼୯ 㩷㪐࿾ὐ㩷㪌㪇䋦୯㻡㪇㪅㪌 㩿㪿㪀㩷㩷䉳䉪䊨䊨䊜䉺䊮⚻ᐕᄌൻ䋨ૐỚᐲ࿾ὐ䋩 㪇㪅㪇㪇 㪇㪅㪉㪇 㪇㪅㪋㪇 㪇㪅㪍㪇 㪇㪅㪏㪇 㪈㪅㪇㪇 㪈㪅㪉㪇 㪈㪐㪐㪏 㪈㪐㪐㪐 㪉㪇㪇㪇 㪉㪇㪇㪈 㪉㪇㪇㪉 㪉㪇㪇㪊 㪉㪇㪇㪋 㪉㪇㪇㪌 㪉㪇㪇㪍 㪉㪇㪇㪎 㪉㪇㪇㪏 㪉㪇㪇㪐 ᐕᐲ Ớ ᐲ㱘㪾 㪆 㫄 㪊 ᦨዊ ᐔဋ 㪏㪇㩼୯ 㪌㪇㩼୯ 㪈㪇㩼୯ 㩷㪐࿾ὐ㩷㪌㪇䋦୯㻡㪇㪅㪌

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に,夏季に濃度が低下する傾向が明確に認められ た物質について,2002〜2009年度の期間における 各季節の80%値,50%値の経年変化率および相関 係数を示した。経年変化率および相関係数は,先 の 3.2.1 で説明したとおりである。 表 2.1,2.2 より,1,2-ジクロロエタン以外の 物質については春,秋および冬季において,経年 変化率がプラスの場合もあるが,相関係数も低 く,統計的に有意(有意水準%)な増加傾向を示 したものは認められなかった。むしろ,1,3-ブタ 㩿㪸㪀㩷㩷㩷㩷䉝䉪䊥䊨䊆䊃䊥䊦⚻ᐕᄌൻ䋨ૐỚᐲ࿾ 㪇㪅㪇㪇 㪇㪅㪉㪇 㪇㪅㪋㪇 㪇㪅㪍㪇 㪇㪅㪏㪇 㪈㪅㪇㪇 㪈㪅㪉㪇 㪈㪅㪋㪇 㪈㪅㪍㪇 㪈㪐㪐㪎 㪈㪐㪐㪏 㪈㪐㪐㪐 㪉㪇㪇㪇 㪉㪇㪇㪈 㪉㪇㪇㪉 㪉㪇㪇㪊 㪉㪇㪇㪋 㪉㪇㪇㪌 㪉㪇㪇㪍 㪉㪇㪇㪎 㪉㪇㪇㪏 㪉㪇㪇㪐 ᐕᐲ Ớᐲ 㱘 㪾㪆 㫄 㪊 㩿ᦨ ᄢ 䊶 㪐 㪇 㩼 ୯ 㪀 ᦨᄢ 㪐㪇㩼୯ 㩷㪎࿾ὐ㩷㪌㪇㩼୯㻡㪇㪅㪇㪉㪏 㩿㪹㪀㩷㩷㩷㩷㩷㩷䉝䉪䊥䊨䊆䊃䊥䊦⚻ᐕᄌൻ䋨ૐỚᐲ࿾ 㪇㪅㪇㪇 㪇㪅㪇㪌 㪇㪅㪈㪇 㪇㪅㪈㪌 㪇㪅㪉㪇 㪇㪅㪉㪌 㪇㪅㪊㪇 㪈㪐㪐㪎 㪈㪐㪐㪏 㪈㪐㪐㪐 㪉㪇㪇㪇 㪉㪇㪇㪈 㪉㪇㪇㪉 㪉㪇㪇㪊 㪉㪇㪇㪋 㪉㪇㪇㪌 㪉㪇㪇㪍 㪉㪇㪇㪎 㪉㪇㪇㪏 㪉㪇㪇㪐 ᐕᐲ Ớᐲ 㱘 㪾㪆 㫄 㪊 㩿ᦨ ᄢ䊶㪐㪇㩼୯㪀 ᦨዊ ᐔဋ 㪏㪇㩼୯ 㪌㪇㩼୯ 㪈㪇㩼୯ 㩷㪎࿾ὐ㩷㪌㪇㩼୯㻡㪇㪅㪇㪉㪏 㩷㩷䋨 㪺 㪀㩷㩷 Ⴎൻ 䊎䊆䊦 ⚻ᐕᄌൻ 䋨 ૐỚᐲ࿾ὐ 䋩 㪇㪅㪇 㪇㪅㪈 㪇㪅㪉 㪇㪅㪊 㪇㪅㪋 㪇㪅㪌 㪇㪅㪍 㪇㪅㪎 㪇㪅㪏 㪈㪐㪐㪎 㪈㪐㪐㪏 㪈㪐㪐㪐 㪉㪇㪇㪇 㪉㪇㪇㪈 㪉㪇㪇㪉 㪉㪇㪇㪊 㪉㪇㪇㪋 㪉㪇㪇㪌 㪉㪇㪇㪍 㪉㪇㪇㪎 㪉㪇㪇㪏 㪉㪇㪇㪐 ᐕᐲ Ớᐲ 㱘 㪾 㪆 㫄 㪊 㩿ᦨᄢ 䊶 㪐㪇 㩼 ୯㪀 ᦨᄢ 㪐㪇 㩼 ୯ 㪈㪉 ࿾ὐ㩷 㪌㪇 㩼 ୯㻡 㪇㪅 㪇㪉 㩿㪻 㪀㩷㩷 Ⴎൻ 䊎䊆䊦 ⚻ᐕᄌൻ 䋨 ૐỚᐲ࿾ὐ 䋩 㪇 㪅㪇 㪇 㪇 㪅㪇 㪈 㪇 㪅㪇 㪉 㪇 㪅㪇 㪊 㪇 㪅㪇 㪋 㪇 㪅㪇 㪌 㪇 㪅㪇 㪍 㪇 㪅㪇 㪎 㪇 㪅㪇 㪏 㪈 㪈 㪐 㪐 㪎 㪈 㪐 㪐 㪏 㪈 㪐 㪐 㪐 㪉 㪇 㪇 㪇 㪉 㪇 㪇 㪈 㪉 㪇 㪇 㪉 㪉 㪇 㪇 㪊 㪉 㪇 㪇 㪋 㪉 㪇 㪇 㪌 㪉 㪇 㪇 㪍 㪉 㪇 㪇 㪎 㪉 㪇 㪇 㪏 㪉 㪇 㪇 㪐 ᐕ ᐲ Ớ ᐲ 㱘 㪾㪆 㫄 㪊 ᦨ ዊ ᐔᐔဋ 㪏 㪇 㩼 ୯ 㪌㪌㪇 㩼 ୯ 㪈 㪇 㩼 ୯ 㪈㪉 ࿾ὐ㩷 㪌㪇 㩼 ୯㻡 㪇㪅 㪇㪉 㩿㪼㪀㩷㩷䉪䊨䊨䊖䊦䊛⚻ᐕᄌൻ䋨ૐỚᐲ࿾ὐ䋩 㪇㪇 㪅㪇 㪇 㪅㪉 㪇 㪅㪋 㪇 㪅㪍 㪇 㪅㪏 㪈 㪅㪇 㪈 㪅㪉 㪈 㪅㪋 㪈 㪅㪍 㪈 㪅㪏 㪈㪐㪐㪎 㪈㪐㪐㪏 㪈㪐㪐㪐 㪉㪇㪇㪇 㪉㪇㪇㪈 㪉㪇㪇㪉 㪉㪇㪇㪊 㪉㪇㪇㪋 㪉㪇㪇㪌 㪉㪇㪇㪍 㪉㪇㪇㪎 㪉㪇㪇㪏 㪉㪇㪇㪐 ᐕᐲ Ớᐲ 㱘 㪾㪆 㫄㪊 㩿ᦨᄢ䊶 㪐 㪇 㩼 ୯ 㪀 ᦨᄢ 㪐㪇㩼୯ 㩷㪈㪉࿾ὐ㩷㪌㪇㩼୯㻡㪇㪅㪈㪋 㩿㪽㪀㩷㩷䉪䊨䊨䊖䊦䊛⚻ᐕᄌൻ䋨ૐỚᐲ࿾ὐ䋩 㪇㪅㪇㪇 㪇㪅㪇㪌 㪇㪅㪈㪇 㪇㪅㪈㪌 㪇㪅㪉㪇 㪇㪅㪉㪌 㪈㪐㪐㪎 㪈㪐㪐㪏 㪈㪐㪐㪐 㪉㪇㪇㪇 㪉㪇㪇㪈 㪉㪇㪇㪉 㪉㪇㪇㪊 㪉㪇㪇㪋 㪉㪇㪇㪌 㪉㪇㪇㪍 㪉㪇㪇㪎 㪉㪇㪇㪏 㪉㪇㪇㪐 ᐕᐲ Ớᐲ 㱘 㪾㪆 㫄 㪊 ᦨዊ ᐔဋ 㪏㪇㩼୯ 㪌㪇㩼୯ 㪈㪇㩼୯ 㩷㪈㪉࿾ὐ㩷㪌㪇㩼୯㻡㪇㪅㪈㪋 㩿㪾㪀㩷㩷㪈㪃㪉䉳䉪䊨䊨䉣䉺䊮⚻ᐕᄌൻ䋨ૐỚᐲ࿾ὐ䋩 㪇㪅㪇 㪇㪅㪈 㪇㪅㪉 㪇㪅㪊 㪇㪅㪋 㪇㪅㪌 㪇㪅㪍 㪇㪅㪎 㪇㪅㪏 㪈㪐㪐㪏 㪈㪐㪐㪐 㪉㪇㪇㪇 㪉㪇㪇㪈 㪉㪇㪇㪉 㪉㪇㪇㪊 㪉㪇㪇㪋 㪉㪇㪇㪌 㪉㪇㪇㪍 㪉㪇㪇㪎 㪉㪇㪇㪏 㪉㪇㪇㪐 ᐕᐲ Ớᐲ 㱘 㪾㪆㫄 㪊㩿 ᦨᄢ䊶㪐㪇㩼୯㪀 ᦨᄢ 㪐㪇㩼୯ 㩷㪏࿾ὐ㩷㪌㪇㩼୯㻡㪇㪅㪇㪏㪊 㩿㪿㪀 㪈㪃㪉䉳䉪䊨 䊨 䉣䉺䊮 ⚻ᐕᄌൻ䋨ૐỚᐲ࿾ὐ䋩 㪇㪅㪇㪇 㪇㪅㪇㪉 㪇㪅㪇㪋 㪇㪅㪇㪍 㪇㪅㪇㪏 㪇㪅㪈㪇 㪇㪅㪈㪉 㪇㪅㪈㪋 㪇㪅㪈㪍 㪇㪅㪈㪏 㪇㪅㪉㪇 㪈 㪈 㪐 㪐 㪏 㪈 㪐 㪐 㪐 㪉 㪇 㪇 㪇 㪉 㪇 㪇 㪈 㪉 㪇 㪇 㪉 㪉 㪇 㪇 㪊 㪉 㪇 㪇 㪋 㪉 㪇 㪇 㪌 㪉 㪇 㪇 㪍 㪉 㪇 㪇 㪎 㪉 㪇 㪇 㪏 㪉 㪇 㪇 㪐 ᐕ ᐲ Ớ ᐲ 㱘㪾 㪾㪆 㫄 㪊 ᦨዊ ᐔᐔဋ 㪏㪇㩼୯ 㪌㪌㪇㩼୯ 㪈㪇㩼୯ 㪏 ࿾ ὐ 㪌 㪇 㩼 ୯ 㻡 㪇 㪅㪇 㪏 㪊 図 3.2 有害大気汚染物質の低濃度地点における経年変化(a),(b)アクリロニトリル,(c),(d)塩化ビニルモノマ, (e),(f)クロロホルム,(g),(h)1,2-ジクロロエタン

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ジエン,テトラクロロエチレンについては,相関 係数からも統計的に有意(有意水準%)な経年的 減少傾向が認められた。 このことから,これら有害大気汚染物質濃度が 夏季以外の季節に増加する理由は,経年的増加傾 向が見られないことから,越境移流よりもむし ろ,冬季等の逆転層の発生に伴う地表汚染物の滞 留,もしくは夏季の盛んな鉛直混合による地表汚 染物の拡散に伴う濃度低下,および夏季の高い気 温および強い紫外線により分解し低濃度となる可 能性9)が要因と考えられた。 一 方,1,2 ジ ク ロ ロ エ タ ン に つ い て の み は 㩿㩿㪸㪀 ᳓㌁෸䈶䈠䈱ൻว‛⚻ᐕᄌൻ䋨ૐỚᐲ࿾ὐ䋩 㪇㪇㪅㪇 㪉㪅㪇 㪋㪅㪇 㪍㪅㪇 㪏㪅㪇 㪈㪇㪅㪇 㪈㪉㪅㪇 㪈㪋㪅㪇 㪈 㪈 㪐 㪐 㪐 㪉 㪇 㪇 㪇 㪉 㪇 㪇 㪈 㪉 㪇 㪇 㪉 㪉 㪇 㪇 㪊 㪉 㪇 㪇 㪋 㪉 㪇 㪇 㪌 㪉 㪇 㪇 㪍 㪉 㪇 㪇 㪎 㪉 㪇 㪇 㪏 㪉 㪇 㪇 㪐 ᐕ ᐕᐲ ỚỚ ᐲ 㫅 㪾 㪆 㫄 㪊 㩿ᦨ ᄢ 䊶 㪐 㪇 㩼 ୯ 㪀 ᦨᄢ 㪐 㪐㪇㩼୯ 㪈㪉࿾ὐ 㪌㪇㩼୯㻡㪉 㩿㪹㪀 ᳓㌁෸䈶䈠䈱ൻว‛⚻ᐕᄌൻ䋨ૐỚᐲ࿾ὐ䋩 㪇㪅㪇㪇 㪇㪅㪌㪇 㪈㪅㪇㪇 㪈㪅㪌㪇 㪉㪅㪇㪇 㪉㪅㪌㪇 㪊㪅㪇㪇 㪈 㪈 㪐 㪐 㪐 㪉 㪇 㪇 㪇 㪉 㪇 㪇 㪈 㪉 㪇 㪇 㪉 㪉 㪇 㪇 㪊 㪉 㪇 㪇 㪋 㪉 㪇 㪇 㪌 㪉 㪇 㪇 㪍 㪉 㪇 㪇 㪎 㪉 㪇 㪇 㪏 㪉 㪇 㪇 㪐 ᐕᐲ Ớ ᐲ 㫅 㪾 㪆 㫄 㪊 ᦨዊ ᐔᐔဋ 㪏㪇㩼୯ 㪌㪌㪇㩼୯ 㪈㪇㩼୯ 㪈㪉࿾ὐ 㪌㪇㩼୯㻡㪉 㩿㩿㪺㪀 䊆䉾䉬䊦ൻว‛⚻ᐕᄌൻ䋨ૐỚᐲ࿾ὐ䋩 㪇㪇㪅㪇 㪌㪅㪇 㪈㪇㪅㪇 㪈㪌㪅㪇 㪉㪇㪅㪇 㪉㪌㪅㪇 㪊㪇㪅㪇 㪊㪌㪅㪇 㪋㪇㪅㪇 㪋㪌㪅㪇 㪌㪇㪅㪇 㪈 㪈 㪐 㪐 㪏 㪈 㪐 㪐 㪐 㪉 㪇 㪇 㪇 㪉 㪇 㪇 㪈 㪉 㪇 㪇 㪉 㪉 㪇 㪇 㪊 㪉 㪇 㪇 㪋 㪉 㪇 㪇 㪌 㪉 㪇 㪇 㪍 㪉 㪇 㪇 㪎 㪉 㪇 㪇 㪏 㪉 㪇 㪇 㪐 ᐕ ᐕᐲ ỚỚ ᐲ 㫅 㪾 㪆 㫄 㪊 㩿ᦨ ᄢ 䊶 㪐 㪇 㩼 ୯ 㪀 ᦨᄢ 㪐 㪐㪇㩼୯ 㪈㪇࿾ὐ 㪌㪇㩼୯㻡㪉㪅㪌 㩿㪻㪀 䊆䉾䉬䊦ൻว‛⚻ᐕᄌൻ䋨ૐỚᐲ࿾ὐ䋩 㪇㪅㪇㪇 㪈㪅㪇㪇 㪉㪅㪇㪇 㪊㪅㪇㪇 㪋㪅㪇㪇 㪌㪅㪇㪇 㪍㪅㪇㪇 㪎㪅㪇㪇 㪏㪅㪇㪇 㪐㪅㪇㪇 㪈 㪈 㪐 㪐 㪏 㪈 㪐 㪐 㪐 㪉 㪇 㪇 㪇 㪉 㪇 㪇 㪈 㪉 㪇 㪇 㪉 㪉 㪇 㪇 㪊 㪉 㪇 㪇 㪋 㪉 㪇 㪇 㪌 㪉 㪇 㪇 㪍 㪉 㪇 㪇 㪎 㪉 㪇 㪇 㪏 㪉 㪇 㪇 㪐 ᐕᐲ Ớ ᐲ 㫅 㪾 㪆 㫄 㪊 ᦨዊ ᐔᐔဋ 㪏㪇㩼୯ 㪌㪌㪇㩼୯ 㪈㪇㩼୯ 㪈㪇࿾ὐ 㪌㪇㩼୯㻡㪉㪅㪌 㩿㩿㪼㪀 㪈㪃㪊䊑䉺䉳䉣䊮䋨ૐỚᐲ࿾ὐ䋩 㪇㪇㪅㪇 㪇㪅㪈 㪇㪅㪉 㪇㪅㪊 㪇㪅㪋 㪇㪅㪌 㪇㪅㪍 㪇㪅㪎 㪉 㪉 㪇 㪇 㪈 㪉 㪇 㪇 㪉 㪉 㪇 㪇 㪊 㪉 㪇 㪇 㪋 㪉 㪇 㪇 㪌 㪉 㪇 㪇 㪍 㪉 㪇 㪇 㪎 㪉 㪇 㪇 㪏 㪉 㪇 㪇 㪐 ᐕ ᐕᐲ ỚỚ ᐲ 㱘㪾 㪾 㪆 㫄 㪊 㩿ᦨ ᄢ 䊶 㪐 㪇 㩼 ୯ 㪀 ᦨᄢ 㪐 㪐㪇㩼୯ 㪋࿾ὐ 㪌㪇㩼୯㻡㪇㪅㪇㪍㪐 㩿㪽㪀 㪈㪃㪊䊑䉺䉳䉣䊮䋨ૐỚᐲ࿾ὐ䋩 㪇㪅㪇㪇 㪇㪅㪇㪌 㪇㪅㪈㪇 㪇㪅㪈㪌 㪇㪅㪉㪇 㪇㪅㪉㪌 㪉 㪉 㪇 㪇 㪈 㪉 㪇 㪇 㪉 㪉 㪇 㪇 㪊 㪉 㪇 㪇 㪋 㪉 㪇 㪇 㪌 㪉 㪇 㪇 㪍 㪉 㪇 㪇 㪎 㪉 㪇 㪇 㪏 㪉 㪇 㪇 㪐 ᐕᐲ Ớ ᐲ 㱘 㪾 㪆 㫄 㪊 ᦨዊ ᐔᐔဋ 㪏㪇㩼୯ 㪌㪌㪇㩼୯ 㪈㪇㩼୯ 㪋࿾ὐ 㪌㪇㩼୯㻡㪇㪅㪇㪍㪐 㩿㩿㪾㪀 䈵⚛෸䈶䈠䈱ൻว‛⚻ᐕᄌൻ䋨ૐỚᐲ࿾ὐ䋩 㪇㪇㪅㪇 㪌㪅㪇 㪈㪇㪅㪇 㪈㪌㪅㪇 㪉㪇㪅㪇 㪉㪌㪅㪇 㪊㪇㪅㪇 㪊㪌㪅㪇 㪋㪇㪅㪇 㪈 㪈 㪐 㪐 㪏 㪈 㪐 㪐 㪐 㪉 㪇 㪇 㪇 㪉 㪇 㪇 㪈 㪉 㪇 㪇 㪉 㪉 㪇 㪇 㪊 㪉 㪇 㪇 㪋 㪉 㪇 㪇 㪌 㪉 㪇 㪇 㪍 㪉 㪇 㪇 㪎 㪉 㪇 㪇 㪏 㪉 㪇 㪇 㪐 ᐕ ᐕᐲ ỚỚ ᐲ 㫅 㪾 㪆 㫄 㪊 㩿ᦨ ᄢ 䊶 㪐 㪇 㩼 ୯ 㪀 ᦨᄢ 㪐 㪐㪇㩼୯ 㪈㪇࿾ὐ 㪌㪇㩼୯㻡㪈㪅㪌 㩿㪿㪀 䈵⚛෸䈶䈠䈱ൻว‛⚻ᐕᄌൻ䋨ૐỚᐲ࿾ὐ䋩 㪇㪅㪇㪇 㪇㪅㪌㪇 㪈㪅㪇㪇 㪈㪅㪌㪇 㪉㪅㪇㪇 㪉㪅㪌㪇 㪊㪅㪇㪇 㪈 㪈 㪐 㪐 㪏 㪈 㪐 㪐 㪐 㪉 㪇 㪇 㪇 㪉 㪇 㪇 㪈 㪉 㪇 㪇 㪉 㪉 㪇 㪇 㪊 㪉 㪇 㪇 㪋 㪉 㪇 㪇 㪌 㪉 㪇 㪇 㪍 㪉 㪇 㪇 㪎 㪉 㪇 㪇 㪏 㪉 㪇 㪇 㪐 ᐕᐲ Ớ ᐲ 㫅 㪾 㪆 㫄 㪊 ᦨዊ ᐔᐔဋ 㪏㪇㩼୯ 㪌㪌㪇㩼୯ 㪈㪇㩼୯ 㪈㪇࿾ὐ 㪌㪇㩼୯㻡㪈㪅㪌 図 3.3 有害大気汚染物質の低濃度地点における経年変化(a),(b)水銀,(c),(d)ニッケル,(e),(f)1,3-ブタジエン, (g),(h)ヒ素

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表 2.1,2.2 に示すとおり,80%値の冬季,50%値 の春季・冬季において統計的に有意(有意水準 %)な経年的増加傾向が認められたことから越境 移流の影響を受けている可能性も考えられた。し かし,この挙動は,先の 3.2.1 の経年変化と同様 に,全国的な挙動を反映したものと推測されるこ とから,さらなる検証を要する。 3.2.3 高濃度事例 各県同一日調査を行った2008,2009年度におい て広域的に高濃度が観測された事例として,2009 年月日の調査日の解析結果を示す。 この調査日においては,後方流跡線が大陸を経 −0.001 50%値 0.7 低濃度地点 0.0 0.626 0.270 1.6 九州北部及び山口 低濃度地点 2.5 【20】ホルムアルデヒド 【21】マンガン及びその化合物 注1) 2000〜2009年度の経年変化データを使用(1,3-ブタジエンのみ2001(2003:九州北部・山口)〜2009年度) 注2) 太字・塗りつぶし表示は p <0.05(有意水準%) 表 1 各物質の経年変化率およびその相関係数 変化率 −22.2 1.8 −0.8 0.6 0.184 【】アクリロニトリル 【】アセトアルデヒド 【】塩化ビニルモノマー 【】クロロホルム 80%値 1.0 1.7 50%値 0.220 80%値 −0.204 −0.067 相関係数 −0.690 0.452 −0.093 0.169 −0.8 −0.9 −0.3 【】1,2-ジクロロエタン 【】ジクロロメタン 【】水銀及びその化合物 0.348 変化率 −15.7 −0.9 −3.2 −1.4 相関係数 −0.828 0.304 −0.739 −0.203 変化率 −15.1 1.2 −5.4 −0.6 0.7 相関係数 −0.751 −0.399 −0.442 −0.500 変化率 −12.0 −1.7 −5.4 −2.1 相関係数 −0.709 −0.156 −0.276 −0.388 −0.293 3.7 1.0 −0.5 【】酸化エチレン 0.756 0.125 −0.506 7.8 0.8 −1.4 0.03 0.369 0.116 −0.366 0.207 4.2 −1.7 0.6 0.558 0.5 0.340 2.7 【12】テトラクロロエチレン 【13】トリクロロエチレン 0.2 【14】ニッケル化合物 【15】ヒ素及びその化合物 【16】1,3-ブタジエン 【17】ベリリウム及びその化合物 【18】ベンゼン 【19】ベンゾ(a)ピレン 【22】クロム及びその化合物 0.127 −0.349 0.016 −0.491 1.5 -0.779 0.077 −0.884 −0.748 0.419 −11.5 −9.6 0.4 0.047 −2.2 −8.3 1.0 −6.2 −8.2 −5.9 −7.5 3.6 0.416 −0.919 −0.789 0.070 −0.741 −0.502 −0.522 −0.759 −0.605 −0.712 0.486 −0.708 0.357 −10.7 −7.7 −2.1 −4.5 −9.3 −13.3 2.2 0.101 −0.431 −0.726 0.618 −10.0 −8.0 1.1 −1.9 −8.3 1.4 −4.1 −8.5 2.7 −0.876 −11.5 −10.9 1.8 −5.1 −12.5 −2.2 −4.7 −10.0 2.7 −0.821 −0.797 0.212 −0.493 −0.617 −0.800 −0.793 0.385 −0.651 −0.885 −0.348 −0.330 −0.744 0.422 㪇 㪌㪇㪇㪇㪇 㪈㪇㪇㪇㪇㪇 㪈㪌㪇㪇㪇㪇 㪉㪇㪇㪇㪇㪇 㪉㪌㪇㪇㪇㪇 㪊㪇㪇㪇㪇㪇 㪉㪇㪇㪈 㪉㪇㪇㪉 㪉㪇㪇㪊 㪉㪇㪇㪋 㪉㪇㪇㪌 㪉㪇㪇㪍 㪉㪇㪇㪎 㪉㪇㪇㪏 㪉㪇㪇㪐 ว ⸘ 㩿ዯ ಴ 䊶ዯ ಴ ᄖ 㪀ឃ ಴ ㊂ 㩿㫂 㪾㪆 ᐕ 㪀 ᐕᐲ 㩿㪸㪀 ጊญ⋵ ⑔ጟ⋵ ૒⾐⋵ 㐳ፒ⋵ ᾢᧄ⋵ ᄢಽ⋵ ችፒ⋵ 㣮ఽፉ⋵ ᴒ✽⋵ ਻Ꮊ䊶ᴒ✽䊶ጊญว⸘ 㪇 㪌㪇㪇㪇 㪈㪇㪇㪇㪇 㪈㪌㪇㪇㪇 㪉㪇㪇㪇㪇 㪉㪌㪇㪇㪇 㪊㪇㪇㪇㪇 㪉㪇㪇㪈 㪉㪇㪇㪉 㪉㪇㪇㪊 㪉㪇㪇㪋 㪉㪇㪇㪌 㪉㪇㪇㪍 㪉㪇㪇㪎 㪉㪇㪇㪏 㪉㪇㪇㪐 ว ⸘ 㩿ዯ ಴ 䊶ዯ ಴ ᄖ 㪀ឃ ಴ ㊂ 㩿㫂 㪾㪆 ᐕ 㪀 ᐕᐲ 㩿㪹㪀 ⑔ጟ⋵ ૒⾐⋵ 㐳ፒ⋵ ᾢᧄ⋵ ᄢಽ⋵ ችፒ⋵ 㣮ఽፉ⋵ ᴒ✽⋵ 図 4 1,2-ジクロロエタンの排出量(PRTR に基づく)の経年変化(a)九州・沖縄・山口地域の各県および合計排出量, (b)九州・沖縄地域の各県排出量

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由しており,硫酸塩濃度(熊本県宇土市にて測定) が12 μg/m3と10 μg/m3を超過しており,越境移 流の影響を受けた可能性が高いものと考えら れる。 この調査日における地点ごとの濃度を,2009年 度までのデータに基づく統計値(最大値,90%値, 80%値,50%値)と比較した結果を図 5 に示した。 なお,観測地点の半数以上で80%値を超過した 項目についてのみ示しており,低濃度地点(50% 値が全地点で低い順に番目までの地点)には, 図中※を示した。また,データが最大目盛りを超 過した場合,最大目盛りまでの表示としている。 1,2-ジクロロエタンについて見てみると,低濃 度地点(図中※印)についてはいずれも80%値を超 過しており,同レベルの濃度が観測されているこ とから,越境移流の影響の可能性が高いものと考 えられる。その他の地点については,地域内発生 分の影響が加味されているために,地点間の濃度 差が大きくなったものと推測された。アセトアル デヒド,ニッケルについても同様の理由で地点間 濃度差が大きくなったものと考えられた。一方, マンガンとヒ素については,比較的地点間の濃度 差が小さかった。マンガン,ヒ素の散布図を見る と,有意(有意水準%)な相関が認められること から(図 6),同一の気塊の通過により各地点の濃 度が上昇したものと考えられることから,各地点 とも越境移流の影響が大きかったものと判断さ れた。 また,越境移流時には,鉛と亜鉛濃度比が大き くなることが報告されている10)。そこで,熊本県 冬季 50%値 注1) 2002〜2009年度の経年変化データを使用 注2) 太字・塗りつぶし表示は p <0.05(有意水準%) 表 2.2 各物質の季節毎の経年変化率および相関係数(50%値) 変化率 −4.4 −10.6 2.8 −13.1 【】塩化ビニルモノマー 【12】テトラクロロエチレン 【15】ヒ素及びその化合物 【16】1,3-ブタジエン 春季 夏季 秋季 相関係数 −0.353 −0.625 0.170 −0.724 14.0 【18】ベンゼン 【19】ベンゾ(a)ピレン 【】1,2-ジクロロエタン 変化率 0.3 −9.3 −6.7 −15.2 相関係数 0.278 −0.153 0.668 −0.972 変化率 3.4 −2.0 11.1 −17.4 −1.9 相関係数 0.183 −0.873 −0.390 −0.324 変化率 2.8 −7.4 −7.8 −4.5 相関係数 0.019 −0.685 −0.468 −0.619 0.653 −11.2 −6.8 11.0 【17】ベリリウム及びその化合物 −0.551 −0.199 0.768 −5.5 −5.6 −10.0 15.5 −0.401 0.243 −0.490 0.619 −4.6 −7.6 7.8 −0.704 4.6 −0.647 8.3 −0.484 −0.695 0.868 −7.3 0.587 −0.401 0.2 0.019 冬季 80%値 注1) 2002〜2009年度の経年変化データを使用 注2) 太字・塗りつぶし表示は p <0.05(有意水準%) 表 2.1 各物質の季節ごとの経年変化率および相関係数(80%値) 変化率 −8.2 −6.5 −0.3 −10.8 【】塩化ビニルモノマー 【12】テトラクロロエチレン 【15】ヒ素及びその化合物 【16】1,3-ブタジエン 春季 夏季 秋季 相関係数 −0.304 −0.594 −0.049 −0.466 17.6 【18】ベンゼン 【19】ベンゾ(a)ピレン 【】1,2-ジクロロエタン 変化率 8.1 −12.9 −3.5 −9.4 相関係数 −0.052 −0.645 0.171 −0.861 変化率 −1.2 −23.1 2.5 −22.3 −5.0 相関係数 -0.269 -0.837 -0.544 -0.737 変化率 -3.2 -7.8 -9.2 -10.4 相関係数 0.414 -0.702 -0.357 -0.740 0.148 −9.3 −4.8 2.3 【17】ベリリウム及びその化合物 −0.552 −0.350 0.665 −3.1 -4.5 -9.4 15.4 -0.253 0.239 -0.647 0.460 −1.3 −11.1 7.1 −0.816 5.4 −0.409 −1.8 -0.454 -0.535 0.901 2.1 −0.097 0.318 -3.8 -0.199

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玉名における鉛-亜鉛濃度比の2007年度からの経 月変動を図 7 に示した。図から,この調査日にお いて,この濃度比(図中 Pb/Zn として表示)がか なり高いことからも越境移流の影響が見てとれ る。 なお同一日調査において,同様の解析により, 㪇 㪈 㪉 㪊 㪋 㪌 㪍 㪎 㪏 㪐 ⑔ጟ⋵ ቬ ቬ ௝ Ꮢ ጊญ 㤗 ㉿Ꮣ ጊ ญ ๟ධ Ꮢ ᓎ ᚲ ጊญ ቝ ㇱᏒ⷗ೋ ૒⾐ ዪ ૒⾐⋵ᄢဝዪ ᾢᧄ₹ฬᏒ ችፒ 㜞 ㍿଻ 䉝䉶䊃䉝䊦䊂䊍䊄㩿㱘㪾㪆㫄 㪊㪀 㩿㪸㪀㪉㪇㪇㪐㪅㪋㪅㪐ណขዪ䊂䊷䉺 㪋᦬㪐ᣣ ᦨᄢ୯ 㪏㪇䋦୯ 㪐㪇䋦୯ 㪌㪇䋦୯ 㶎 㶎 㪇 㪌 㪈㪇 㪈㪌 㪉㪇 㪉㪌 ⑔ጟ⋵ቬ௝Ꮢ ᄢಽᣣ↰₿⃨ ਛ ᵤ ጊญ㤗 ㉿ Ꮣ ጊญ๟ධ Ꮢ ᓎᚲ ૒ ⾐ዪ ૒⾐⋵ᄢ ဝ ዪ ᾢᧄ₹ฬᏒ ች ፒ㜞㍿ 䊆䉾䉬䊦ൻว‛㩿䌮㪾㪆㫄 㪊㪀 㩿㪹㪀㪉㪇㪇㪐㪅㪋㪅㪐ណขዪ䊂䊷䉺 㪋᦬㪐 ᦨᄢ୯ 㪏㪇䋦୯ 㪐㪇䋦୯ 㪌㪇䋦୯ 㶎 㪇 㪉㪇 㪋㪇 㪍㪇 㪏㪇 㪈㪇㪇 㪈㪉㪇 㪈㪋㪇 㪈㪍㪇 㪈㪏㪇 㪉㪇㪇 ⑔ ጟ ⋵ቬ ௝Ꮢ ᄢ ಽ ᣣ ↰₿ ⃨ ਛᵤ ጊญ 㤗 ㉿Ꮣ ጊญ๟ධ Ꮢ ᓎ ᚲ ૒ ⾐ ዪ ૒ ⾐ ⋵ᄢ ဝ ዪ ᾢᧄ₹ฬ Ꮢ ችፒ㜞 ㍿ 䊙䊮䉧䊮෸䈶䈠䈱ൻว‛㩿㫅㪾㪆㫄 㪊㪀 㩿㪺㪀㪉㪇㪇㪐㪅㪋㪅㪐ណขዪ 㪋᦬㪐ᣣ ᦨᄢ୯ 㪐㪇䋦୯ 㪏㪇䋦୯ 㪌㪇䋦୯ 㶎 㪇 㪇㪅㪅㪉 㪇㪅㪅㪋 㪇 㪇㪅㪍 㪇㪅㪅㪏 㪈 㪈㪅㪉 㪈㪅㪅㪋 㪈㪅㪍 ⑔ ጟ ⋵ ቬ ௝ Ꮢ ᄢ ಽ ᣣ ↰ ₿ ⃨ ਛᵤ ጊ ญ㤗 ㉿ Ꮣ ጊญ๟ධᏒᓎᚲ ጊญቝㇱᏒ⷗ೋ ૒⾐ ዪ ૒ ⾐ ⋵ᄢဝ ዪ ᾢᧄ₹ ฬ Ꮢ ች ፒ 㜞㍿ ᴒ✽⋵ ⴡ ⎇ ᴒ ✽ ਛᄩ౏ ࿦ 㪈㪃㪉㪄䉳䉪䊨䉣䉺䊮㩿㱘㪾㪆㫄 㪊㪀 㩿㪻㪀㪉㪇㪇㪐㪅㪋㪅㪐ណขዪ䊂䊷䉺 㪋᦬㪐ᣣ ᦨᄢ୯ 㪏㪇䋦୯ 㪐㪇䋦୯ 㪌㪇䋦୯ 㶎 㶎 㶎 㶎 㪇 㪉 㪋 㪍 㪏 㪈㪇 㪈㪉 㪈㪋 㪈㪍 㪈㪏 㪉㪇 ⑔ጟ⋵ቬ௝Ꮢ ᄢಽᣣ↰ ₿⃨ ਛᵤ ጊ ญ㤗㉿Ꮣ ጊญ๟ ධᏒᓎ ᚲ ૒⾐ዪ ૒⾐ ⋵ᄢဝዪ ᾢᧄ₹ฬᏒ ችፒ㜞㍿ 䊍⚛㩿㫅㪾㪆㫄 㪊㪀 㩿㪼㪀㪉㪇㪇㪐㪅㪋㪅㪐ណขዪ 㪋᦬㪐ᣣ ᦨᄢ୯ 㪐㪇䋦୯ 㪏㪇䋦୯ 㪌㪇䋦୯ 㶎 ᣣ 図 5 2009年 4 月 9 日の各調査地点における有害大気汚染物質濃度および80%値等各統計値(a)アセトアルデヒド, (b)ニッケル,(c)マンガン,(d)1,2-ジクロロエタン,(e)ヒ素 図 6 2009年 4 月 9 日の各調査地点におけるマンガンと ヒ素濃度の相関 㫐 㪔 㪇㪅 㪇㪋㪋㪋㫏 㪂 㪈㪅 㪍㪋㪇㪈 㪩㪉㪔 㪇㪅 㪌㪈㪉㪈 㪇 㪈 㪉 㪊 㪋 㪌 㪇 㪈㪇 㪉㪇 㪊㪇 㪋㪇 㪌㪇 㪍㪇 㪎㪇 䊙䊮䉧䊮㩿㫅㪾㪆㫄㪊㪀 䊍⚛㩿㫅㪾㪆㫄 㪊㪀 図 7 鉛濃度および鉛-亜鉛濃度比の経月変化 ※熊本県玉名市における調査データ使用 㪇 㪌 㪈㪇 㪈㪌 㪉㪇 㪉㪌 㪊㪇 㪊㪌 㪋㪇 㪋㪌 㪌㪇 㪋 ᦬ 㪍᦬ 㪏᦬ 㪈㪇᦬ 㪈㪉᦬ 㪉᦬ 㪋᦬ 㪍᦬ 㪏᦬ 㪈㪇 㪈㪉 㪉᦬ 㪋᦬ 㪍᦬ 㪏᦬ 㪈㪇᦬ 㪈㪉᦬ 㪉᦬ ᦬ 㪧㪹Ớᐲ㩿㫅㪾㪆㫄 㪊㪀 㪇 㪇㪅㪈 㪇㪅㪉 㪇㪅㪊 㪇㪅㪋 㪇㪅㪌 㪇㪅㪍 㪇㪅㪎 㪧㪹㪆㪱㫅 㪧㪹 㪧㪹㪆㪱㫅 㪉㪇㪇㪎ᐕᐲ 㪉㪇㪇㪏ᐕ 㪉㪇㪇㪐ᐕᐲ 㪉㪇㪇㪐ᐕ㪋᦬㪐ᣣ

(11)

越境移流の可能性が認められた調査日および広域 的高濃度が観測(観測測定局の半数以上で80%値 を超過し,かつ県以上の測定局で80%値超過) された項目の一覧を表 3 に示した。 1,2-ジクロロエタン,マンガンについてはほと んどの場合において,広域的に高濃度が観測され ていたことから,越境移流の頻度が他の物質より も高い可能性が示唆された。 4. ま と め 今回の共同調査より,九州・山口地域の有害大 気汚染物質については越境移流の影響を受けた高 濃度日事例は出現するものの,Ox,酸性雨のよ うに越境移流の影響が経年的に増加し懸念される 状況となっているわけではないものと判断され た。 その要因の一つとして,各自治体のモニタリン グ地点(一般環境)は人の生活圏内に設置されてお り,周辺からの人為的汚染の少ないバックグラウ ンド地点ではないことから,今回検討した低濃度 地点においてさえもそのほとんどの地点で地域内 汚染の影響の方が越境移流の影響よりも大きく なっていることが考えられた。 1,2-ジクロロエタンについては,増加傾向にあ る可能性もあるが,全国的な挙動でも同様である ことから現時点で越境移流の影響と判断すること はできなかった。 謝辞 本論文は,九州衛生環境技術協議会大気 分科会と山口県環境保健センターとの共同調査で ある「九州・山口地方有害大気汚染物質共同調査」 の研究成果の一部をまとめたものであり,データ 提供,解析の助言等をいただいた関係機関の皆様 に謝意を表します。 ―参 考 文 献― 1) 岩本真二,大石興弘,田上四郎,力寿雄,山本重一:福 岡県における光化学オキシダントの高濃度要因の分類. 大気環境学会誌,43,173-179,2008 2) 大原利眞編:光化学オキシダントと粒子状物質等の汚染 特性解明に関する研究−国立環境研究所と地方環境研究 所との C 型共同研究最終報告(平成19〜21年度),国立環 境研究所研究報告第203号,p.55-61,国立環境研究所, 茨城,2010 3) 九州衛生環境技術協議会大気分科会・山口県環境保健セ ンター:九州・沖縄・山口地方酸性雨共同調査研究第Ⅱ 期調査報告書,p.11-12,2011 4) 環境省水・大気環境局大気環境課:「有害大気汚染物質 測定方法マニュアル」(平成20年10月)

5) METEX(Meteorological Data Explorer):国立環境研究 所地球環境研究センター(http://db.cger.nies.go.jp/me-tex/index.jp.html)

6) 環境省 環境保健部環境安全課:PRTR インフォメー シ ョ ン 広 場 (http: //www. env. go. jp/chemi/prtr/risk0. html) 7) 福崎紀夫:大気中の水銀.大気汚染学会誌 21,1-12, 1986 8) 環境省水・大気環境局:有害大気汚染物質モニタリング 調査結果平成21年度調査結果(http://www.env.go.jp/air/ osen/monitoring/index.html) 9) 田島洋介,加藤俊吾,Jeeranut Suthawaree,梶井克純: 東京郊外での多成分揮発性有機化合物の長期測定と OH 反応性およびオゾン生成ポテンシャルによる大気質評 価.大気環境学会誌,45,56-65,2010 10) 日置正,中西貞博,向井人史,村野健太郎:降水中微量 金属元素濃度比と鉛同位体比による長距離輸送と地域汚 染の解析.大気環境学会誌,43,100-111,2008 【14】ニッケル化合物 2008年 月日 【15】ヒ素およびその化合物 【16】1,3-ブタジエン 【17】ベリリウムおよびその化合物 【18】ベンゼン 【19】ベンゾ(a)ピレン 2009年 月12日 調査日(サンプリング開始日) 月日2009年 月日2009年 ○:80%値超過局数/同日測定局数≧1/2、かつ県以上で80% 値超過した項目 表 3 同一日調査において広域的な高濃度が観測され た項目一覧 【12】テトラクロロエチレン 【】アクリロニトリル 【】アセトアルデヒド 【】塩化ビニルモノマー 【】クロロホルム 【13】トリクロロエチレン ○ ○ ○ ○ ○ ○ 【】1,2-ジクロロエタン 【】ジクロロメタン 【21】マンガンおよびその化合物 ○ 【】水銀およびその化合物 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 【20】ホルムアルデヒド 【】酸化エチレン ○ ○ 【22】クロムおよびその化合物 ○

表 2.1, 2.2 に示すとおり,80%値の冬季,50%値 の春季・冬季において統計的に有意(有意水準 %)な経年的増加傾向が認められたことから越境 移流の影響を受けている可能性も考えられた。し かし,この挙動は,先の 3.2.1 の経年変化と同様 に,全国的な挙動を反映したものと推測されるこ とから,さらなる検証を要する。3.2.3高濃度事例 各県同一日調査を行った2008,2009年度におい て広域的に高濃度が観測された事例として,2009年月日の調査日の解析結果を示す。この調査日においては,後方流跡

参照

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