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地域の高齢者におけるうつ病の頻度および危険因子に関する疫学的研究

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Academic year: 2021

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Title 地域の高齢者におけるうつ病の頻度および危険因子に関する疫学的研究( はしがき ) Author(s) 川上, 憲人 Report No. 平成8年度-平成9年度年度科学研究費補助金 (基盤研究(C)(2) 課題番号08670422) 研究成果報告書 Issue Date 1997 Type 研究報告書 Version URL http://hdl.handle.net/20.500.12099/318 ※この資料の著作権は、各資料の著者・学協会・出版社等に帰属します。

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Ⅰ.はしがき 地域の高齢者におけるうつ病の有病率は3∼5%といわれ、痴呆性

疾患についセ頻度の高い精神障害である。これまでの諸外国の研究か

らは、うつ病は高齢者の身体および知的機能の低下および就労などの 社会活動の中断など、高齢者の健康および生活に大きな影響を与える ことが指摘されている。しかしながら世界的にみても地域の高齢者に おけるうつ病の有病率および危険因子に関する研究はまだ少ない。わ が国では地域の高齢者におけるうつ病に関して申請者らのものを含 め5つの研究が実施され、諸外国とほぼ同等の頻度であることが示さ れている。しかし高齢者のうつ病の危険因子、およびうつ病が高齢者 の生活満足度および社会活動に及ばす影響については明らかになっ ていない。高齢化社会を迎え、地域の高齢者におけるうつ病の頻度、 危険因子およびその生活への影響を明らかにしておくことは公衆衛 生学上きわめて緊急性の高い研究課題である。 本研究では、地域の65歳以上高齢者のうつ病に関する多面的疫学 研究の第1段階として、ある地域に在住する高齢者から無作為に抽出 された対象に構造化された精神科診断面接法を実施し、わが国の地域 高齢者におけるうつ病の有病率、危険因子および生活満足度および社 会活動への影響を明らかにする。特に、わが国の地域の高齢者におけ る国際疾病分類第10版(ICDlO)および米国精神医学会診断基準 (DSM一Ⅲ-R)に基づいたうつ病の有病率を推定する。また、うつ病 の発病に影響を及す可能性のある要因(危険因子)として、出生コホ ート、生活出来事および身体疾患の既往歴を取り上げ、高齢者におけ るうつ病の危険因子の特徴を中高年者(55∼64歳)と比較しながら 明らかにする。さらに、うつ痛が高齢者の生活満足度および社会活動 の低下に及ぼす影響を明らかにする。 Ⅱ.研究組織 研究代表者 研究分担者 研究協力者 川上憲人 清水弘之 原谷隆史 岩田 昇 北村俊則 寺田佳代 (岐阜大学医学部助教授) (岐阜大学医学部教授) (産業医学総合研究所主任研究官) (産業医科大学産業生態科学研究所助手) (国立精神神経センター精神保健研究所部長) (岐阜大学医学部研究生) 1

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