平成26 年度第 2 回_地域包括支援センター運営等審議会資料
資料⑥
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包括的支援事業及び介護予防支援事業の運営に関する基準
案の作成にかかる枚方市の考え方・概要版
包括的支援事業及び指定介護予防支援事業の運営に関する基準等を定める条例
の
制定にあたっての基本
的な考え方
1. 制定の趣旨
「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律
(第3次一括法)」の施行により、国が省令で定めていた包括的支援事業及び指定介護予防支援事業の
運営等に関する基準を、各地方自治体が地域の実情に応じて条例で定めることになりました。
2. 条例の制定
(1)制定する条例
枚方市地域包括支援センターの包括的支援事業を実施するために必要な基準を定める条例(仮
称)
枚方市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防
のための効果的な支援の方法の基準を定める条例(仮称)
(2)条例で定める基準省令
制定する条例では、厚生労働省令で定められていた包括的支援事業、及び指定介護予防支援の運
営等に関する基準を基本としながら、地方自治体の地域特性等を勘案した独自の基準、また、介護保
険法施行規則で定められている指定介護予防支援事業の申請者の法人格の有無に係る基準を設け
ることになります。
条例制定にあたり、次のとおり国が区分した基準に基づき定める必要があります。
従 う べ き 基 準
条例の内容を直接拘束する、必ず適合しなければならない基準であり、当該基
準に従う範囲内で地域の実情に応じた内容を定める条例は許容されるものの、
異なる内容を定めることは許されないもの
参酌すべき基準 地方自治体が充分参酌した結果としてであれば、地域の実情に応じて異なる内
容を定めることが許容されるもの
3. 本市条例制定にあたっての基本的な考え方
平成 18 年に地域包括支援センターが設置されてから現在まで、国が厚生労働省令で定めていた基
準に基づき、包括的支援事業及び介護予防支援事業を運営し、多くの高齢者に利用されています。
条例案の制定にあたり、国が厚生労働省令で定める基準と、枚方市の実情を検討した結果、国基準
の内容を上回ったり、異なる内容を定めるほどの特段の事情や地域特性が認められないことから、他サ
ービス等との整合性を図る項目を除き、概ね現行の基準省令の内容通り条例案を制定する予定です。
他サービス等との整合性を図る項目につきましては、案件に関する資料「概要版」に記載していますの
でご覧ください。
資料⑥-1
包括的支援事業及び指定介護予防支援事業の運営に関する基準等を定める条例制定に係る考え方
① 事業の種別と概要 包括的支援事業 地域で暮らす高齢者の相談窓口としての総合相談支援業務、より暮らしやすい地域に するために様々な関係機関とのネットワークを構築し、地域のケアマネジャーを支援する 包括的・継続的ケアマネジメント支援業務、高齢者虐待の早期発見・把握に努め、成年 後見制度の周知や消費者被害の防止などの権利擁護業務、介護予防に関する情報 の提供をはじめ、できる限り在宅で自立した日常生活を継続できるよう支援する介護予 防ケアマネジメント業務を包括的に実施します。 指定介護予防支援事業 要支援認定者の心身の状況、その置かれている環境等に応じて、利用者の選択に基 づき、利用者の自立に向けて設定された目標を達成するために、適切な保健医療サー ビス及び福祉サービスが、多様な事業者から総合的かつ効率的に提供されるよう配慮 し、その利用者が可能な限り、その居宅において、自立した日常生活を営むことのできる よう介護予防サービスの計画の作成とサービスの調整を行うものです。 ② 運営に関する基準 包括的支援事業 介護保険法施行規則第 140 条の 66 根拠省令 条例への 委任の方法 条例への考え方 第 1 号 職員の資格、配置する職員の員数 包括的支援事 業を実施する ため に必要な ものとして定め る基準 従うべき基準 本市の実情に、国の 基準と異なる内容を 定める事情、地域特 性が認められないこと から、 国の 基 準 を用 いて枚方市の基準と する。 ただし、本市において 「地域包括支援セン タ ー運営協議会」 は 「枚方市地域包括支 援センター運営等審 議会」として設置して いるため置き換える。 第 2 号 事業の目的 適切、公正かつ中立な運営 参酌すべき基準 指定介護予防支援事業 主な基準 根拠省令 条例への 委任の方法 条例への考え方 人員に関する基準 従業者の員数、管理者 指定介護予防 支援等の事業 の人員及び運 営並びに指定 介護予防支援 に係る介護予 防のため の効 果的な支援の 方法に関する 基準 従うべき基準 本市の実情に、国の 基準と異なる内容を 定める事情、地域特 性が認められないこと から、 国の 基 準 を用 いて枚方市の基準と する。 効果的な支援の方法 に関する基準 基本取扱方針、具体的取 扱方針、提供に当たっての 留意点 参酌すべき基準 運営に関する基準 内容及び手続の説明及び 同意、提供拒否の禁止、 秘密保持、事故発生時の 対応 従うべき基準 サービス提供困難時の対 応、受給資格等の確認な ど 参酌すべき基準 記録の整備 参酌すべき基準 ※他サービス等との 整合性を図る項目概要版
③ 指定介護予防支援事業の申請者の法人格の有無にかかる基準 基準 根拠省令 条例への 委任の方法 条例への考え方 法人であること 介護保険法施行規則第 140 条の 34 の 2 従うべき基準 本市の実情に、国の 基準と異なる内容を 定める事情、地域特 性が認められないこと から、国の 基準を用 いて枚方市の基準と する。 ※ 他サービスとの整合性を図るため基準省令と異なる内容を検討している項目 「記録の整備(保存期間)」(運営に関する基準) 《基準省令》 サービス提供の完結の日から 2 年間保存しなければならない。 《基準案》 サービスを提供した日から 5 年間保存しなければならない。 (当該計画の完結の日、市町村への通知に係る記録については通知日から 5 年間保存) 【検討理由】 介護予防給付は公法上の金銭債権であることから、その消滅時効については地方自治法第 236 条第 1 項に より 5 年とされており、この間については、事業者において関係書類の保存が必要であるため。 本市条例で設置している「指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準」との整合性を図 るため。