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平成27年度 鹿児島大学歯学部公開講座報告

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Academic year: 2021

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平成27年度 鹿児島大学歯学部公開講座報告

著者

南 弘之

雑誌名

鹿児島大学歯学部紀要

36

ページ

75-76

発行年

2016

URL

http://hdl.handle.net/10232/26743

(2)

平成27年度 鹿児島大学歯学部公開講座報告  鹿歯紀要 36:75~76,2016 75

平成27年度 鹿児島大学歯学部公開講座報告

南 弘之 鹿鹿児島大学 大学院医歯学総合研究科 顎顔面機能再建学講座 咬合機能補綴学分野 講 座 名:日常の臨床で活躍する接着技法 開 催 地:指宿市民会館 開催日時:平成27年10月31日(土)14:30~18:00 主  催:鹿児島大学歯学部 共  催:指宿市歯科医師会,南薩歯科医師会,      枕崎市歯科医師会 (三地区歯科医師会合同研修会を兼ねる) 講座の趣旨・内容:  日常の歯科診療において「接着」という言葉が定着 してきた。歯科治療において接着技法を駆使すること は,歯の切削量を最小限にし,健全歯質をできるだけ 保存することにも繋がり,ひいては歯の寿命を延ばす ことに貢献することとなる。しかし,臨床の現場では 手技の浸透が不十分なことがあり,失敗例も耳にす る。本講座では,日常に臨床に役立ててもらうことを 目的に,歯質,および,歯冠修復物との接着に関して 基礎と臨床を紹介することを目的とした。 受講対象者:歯科医師,歯科衛生士,歯科技工士 プログラム  司会進行 亀山秀和  指宿市歯科医師会 学術担当理事 1.開会の辞・挨拶  濱田靖子 指宿市歯科医師会 会長 2.挨拶,導入      南 弘之 教授 3.コンポジットレジン修復について考える 歯科保存学分野 西谷佳浩 教授 4.接着技法の観点から支台築造を再考する  咬合機能補綴学分野 南 弘之 教授 5.歯冠補綴装置の接着に活かす接着技法  咬合機能補綴学分野 村原貞昭 助教 6.質疑応答 7.閉会の辞  馬渡成太郎 指宿市歯科医師会 副会長  本年度の歯学部公開講座は,平成27年10月31日(土) に,指宿市民会館にて,指宿市歯科医師会,南薩歯科 医師会,枕崎市歯科医師会の三地区歯科医師会合同研 修会を兼ねて開催された。当日は,指宿市歯科医師会 の濱田靖子 会長,南薩歯科医師会の崎元 誠 会長, 枕崎市歯科医師会の山下 福嘉 会長をはじめとして, 総勢49名という多数の出席を得た。

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南 弘之 76  講演では,まず,西谷教授が歯質との接着について, ボンディング材の変遷と各ステップでの特徴や接着機 構について紹介された。さらに,最新のユニバーサル タイプの接着システムもとりあげて,その特徴や取り 扱いについて解説された。続いて南が,支台築造にお ける接着操作の重要性について解説し,レジン築造と 金属築造のそれぞれの利点と欠点とともに,接着操作 の手技について臨床例をまじえて紹介した。最後に村 原助教は,ジルコニア,セラミックス,コンポジット レジンなどの各種歯冠補綴装置の装着に用いる材料や その使用法について,補綴装置の材料ごとに説明し た。  歯科の臨床における接着技法は広く浸透してきてい る反面,用いられる材料の種類が多いことから,混乱 を招いている。本講座の講演内容は日常の臨床に直結 したテーマであったためか,各講演に対して活発な質 疑がなされ,さらに,講演終了後にも,講師に直接熱 心に質問する参加者もおられた。  講座終了後には懇親会にお招きいただいた。参加者 には,鹿児島大学の卒業生や,鹿児島大学のいずれか の講座に在籍しておられた先生,また,ご子息が鹿児 島大学歯学部の学生として在籍している先生もおら れ,非常に活発な交流の機会ともなった。大学と地域 の橋渡しの役目を十分に果たすことができたと考えて いる。  最後に,本公開講座の開催にあたり,開催地をご紹 介いただいた鹿児島県歯科医師会の黒木 敦朗 常務理 事,開催にご尽力いただいた指宿市歯科医師会の濱田 靖子 会長,南薩歯科医師会の崎元 誠 会長,枕崎市歯 科医師会の山下 福嘉 会長,ならびに,実務に携わら れた指宿市歯科医師会の亀山 秀和 学術担当理事に, 厚くお礼申し上げます。また,公開講座の準備・実施 にご助言,ご尽力いただいた学内の関係諸氏に感謝申 し上げます。

参照

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