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近畿圏内における精神科訪問看護師の看護支援(第1報)

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Academic year: 2021

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(1)研究報告. 近畿 圏内 にお ける精神 科訪 問看護 師 の看護支援 (第 1報 ) 川. 口. 優. 子. 1)・. 西. 本. 美. 和. 2).山. 本. 智津子. 3). Nursing Care for Psychiatric ヽristiting Nurses in Klinki Area (Partl). KAWAGUCHI Yukol),NISHIMOTO Miwa2)and YAMAMOTO Chizuko3) Abstract: The purpose of this study was l) to identify the practice of psychiatric visiting nurses in general nursing stations and 2) to compare psychiatric visiting nurses working in psychiatric hospitals, visiting nursing stations afflliated with psychiatric hospitals(hospital related), and general nursing stations. (general)in the Kinki area. Two questionnaires were done. The flrst questionnaire was given to nursing station managers to deter― Ⅱline the practice of psychiatric visiting nurses in general nursing stations. The questions asked included the fol10wing: how is psychiatric visiting nursing managed; if not used, why is psychiatric visiting nurs― ing not used; and are there any plans fOr including psychiatric visiting nursing in the mlmLre. The second qucstionnaire was given to the psychiatric visiting nurses who choose one client who had reccived nurs― ing care less than three months and had given an inforlned consent.This questionnaire consisted of four categories including inforttLed COnsent(16 iteⅡ ls), informLatiOn gathering (19 iteⅡ ls), developing rapport (41 items)and content of care(19 items)。 The respondents were asked to rate these items on a 4-point. scale. The second qucstionnaire was mailed to 46 hospitals, and both questionnaires were sent to 370 general nursing stations. There were 96 respondents for the flrst questionnaire and l17 for the second. test was The data were statistically analyzed by calculating the means and standard deviations, and a t― done to compare the nursing groups. The SPSS Ver.1l was used for the statistical calculations.. As a result,we found that 83(86.5%)general nursing stations were not using psychiatric visiting nursing. The results suggest that nurses in general nursing stations tended to do more physical care, such as taking vital signs, whereas the psychiatric hospital related nurscs supported the client's daily activities,. such as teaching money management。 Key words: psychiatric visiting nurse, clients, nursing care. 抄 録 :本 研 究 の 目的 は, 1)近 畿 圏 内 の一 般 の 訪 問看 護 ス テ ー シ ョン (以 下 一 般 )に お け る精 神 科 訪 問看 護 の 実 施 状 況 を明 らか にす る こ と, 2)近 畿 圏 内 の 精 神 科 病 院 ,精 神 科 病 院 が母 体 で あ る訪 問看 護 ス テ ー シ ョ ンを含 め た 精 神 科 病 院 関連 施 設 (以 下 病 院 関連 )に お いて 精 神 科 訪 問看 護 を実 践 して い る看 護 師 と,一 般 訪 問看 護 ス テ ー シ ョ ンで 精 神 科 訪 間 を実 践 して い る看 護 師 を対 象 と し,そ の 看 護 実 践 を比 較 検 討 して 今 後 の 精 神 科 訪 問看 護 にお け る看 護 支 援 を考 え る こ とで あ る。 2つ の 研 究 目的 に対 し質 問紙 1)と 2)を 作 成 した。 質 問紙 1)は 一 般 訪 問看護 ス テ ー シ ョ ン管 理 者 に対 し,精 神 科 訪 問看 護 の 実 施 の 有 無 を聞 き,精 神 科 訪 問看 護 実 施 状 況 を「 どの よ うに対 応 して い る の か 」「 訪 間 を実 施 して いな い事 情 」「 今 後 訪 間 の 予定 に つ いて 」 と した 。 質 問紙 2)は 看 護 師 に対 し精 神 科 訪 問看 護 支 援 に つ いて ,利 用者 の 中 か ら訪 間 開始 3ヶ 月 以 内 の 利 用 者 を 一 人 選 び,そ の 方 に つ いて イ ンフ ォ ー ム ドコ ンセ ン ト (16項 目),情 報 収 集 (19項 目),信 頼 関係 づ くり (41項 目),援 助 内容 (19項 目)で 構 成 し, 4段 階評 価 (全 く行 わ な か った 三 1か ら非 常 に行 った :4)と した。 質 問 紙 2を 病 院 関連 46施 設 に,質 問紙 1と 2を 一 般 370施 設 に郵 送 し,質 問紙 1)の 回答 数 は96,質 問紙 2)の 回答 数 は H7で あ った 。 デ ー タ は質 問項 目毎 に平 均 値 と標 準 偏 差 を算 出 し,施 設 の 違 い に よ る 看 護 支 援 に つ いて t検 定 を行 い統 計 的分 析 は SPSSVer.Hを 使 用 した 。 そ の 結 果 ,精 神 科 訪 問看 護 を現 在 実 施 して い な い一 般 の ス テ ー シ ョ ンは ,83(86.5%)で あ つた 。 実 践 して い る看 護 支 援 を比 較 す る と,一 般 の ス テ ー シ ョ ン訪 問看 護 師 は検 温 な どの 身 体 面 の 看 護 援 助 を ,病 院 関連 訪 問看 護 師 は ,お 金 の や り くりを教 え るな ど の 日 々の 生 活 を整 え る看 護 支 援 を多 く実 施 して い る こ とが 表 れ た 。 キ ー ワー ド 精 神 科 訪 問看 護 師 ,利 用 者 ,看 護 支 援 1)甲. 南女子大学看護 リハ ビ リテ ー シ ョン学部看護学科 田学 園女子大学人 間健康学部人 間看護学科 3)畿 央大学健康科学部看護 医療学科 2)園.

(2) 甲南女子大学研究紀要第 2号. 68. 看護学. リハ ビリテーション学編 (2009年 3月 ) が い者 へ の訪 問看護実施 の現状 を把握す るため以下 の. I.緒 言. 3項 目を設定 した。 1)ど の よ うに対応 して い るのか を「現 在訪 間 は して いな い」「訪 問依頼 はあ るが ,対. 地域 で生活す る精神 障 がい者 に対 す る精神科訪 問看. 応 で きな いので 断 って い る」「訪 問依頼 はあ るが 対応. 護 は,保 険点数化 され 医師 の指示 の下 ,利 用者 と契約. で きな いので他 を紹介 してい る」 の 3項 目か ら 1つ を. す る ことで訪間 が 開始 とな る。訪 間を開始 して も看護. 選択 回答 ,. 師 が援助 を提供す るには,利 用者 との信頼 関係 が 築 か. 2)訪 間を実施 して いない事情 につ いて 10 項 目か ら選択す る複数 回答 , 3)今 後訪 問す る予定 に. れて いない と困難 であ る。 また精神科病 院 が母体 の訪. つ いて「 訪 問す る 予定 はな い」「訪 問 した いが で きな. 問看護 ステー シ ョンだ けでな く,い わゆ る一般 の,通. い」「訪 問す る 予定 が あ る」 の 3項 目か ら 1つ を選択. 常 の訪 問看護 ステー シ ョンに お いて も件数 は少 ないが. 回答 と した。 さ らに 自由記載 の欄 を設 け た A4用 紙. 精神科訪 問看護 は実施 されてい る。 しか し,一 般 の訪. 枚 の調査票 を作成 した。. 1. 問看護 ステー シ ョン利用者 の大半 は循環器系疾患患者 であ り,精 神障 がい者 へ の対応 に多 くの訪問看護 ステー シ ョンで は戸惑 い を感 じてい る 1)と いわれ る。. 研究者 間 で質 問紙 につ いて先行研究 を踏 まえ次 の よ. 近年 の精神科訪問看護師 の援助 に関す る先 行研究 は. ,. 単身 の統 合失調症者 に対す る訪 問看護 師 の援助. (2)精 神科訪 問看護実践質 問紙作成. 2),精. うに検討 した。 1)事 前調査 ;事 前調査 は精神 障 が い 者 へ の訪 問看護 を実践 して い る看護 師 に,訪 問開始. 3. 神疾患 を もつ 利用者 の生活 に対す る訪 問看護 師 の 目の. ヶ月以 内 における利用者 へ の支援 で気 を つ けて い る こ. 3),精 神 科訪 問看. と,困 った ことを訪 問看護 師22名 に対 し具体 的 な記述. 4),統 合失調症 を もつ 利 護 ケア内容 と働 きか け の特徴. を依頼 した。訪 問開始 3ヶ 月以 内 と設定 した の は,看. 用者 に対す る効果的 な訪 問看護 の 目的 と技術 に関す る. 護 師 が利用者 を把握 し看護支援 を提供す るにはお よそ. 向 け方 と提 供す る看護技 術 との 関連. 研究. 5)等. が あ る。 この よ うに精神科訪 問看護 の利用者. 3ヶ 月を要す ると考 えたか らである。 2)大 項 目設定. ;. に対 し,看 護 師 が提 供す る具体 的 な援助 やかかわ りの. lヵ 月後 に回答 が あ った H名 の結 果 と先 行研 究 を下 に. 技術 を明 らか にす る 目的 で研究 が行 われて い る。. 考 えた大 項 目は,① 利用者 の訪 問看護 に対す る認識 の. 現在 ,精 神科病 院 の療養病棟 において は退 院促進支. 確認②利用者 の把握・ 情報収集③利用者 との関係 づ く. 3)質 問紙 の. 援事業 が実施 され,急 性期病棟 で は在院 日数 が短 縮 し. り④訪 問時 に行 って い る看護 であ った。. て い る。 この よ うな状況 の 中,地 域 で の生活技能 が十. 概念枠組 み ;利 用者 の住 まいに訪 問 して看護 を提供す. 分 でないまま退 院す る精神 障 が い者 を含 め,精 神科訪. るには信 頼 関係 を築 く必要 が あ る。信頼 関係 を築 くに. 問看護 の利用者 が 多様化 し増加す る傾 向 であ る。 そ し. は利用者 を把握 し,利 用者 が どの くらい訪 問看護 を認. て一 般訪 問看護 ステー シ ョンに お いて も精神 障 が い を. 識 して いるかを知 り,利 用者 の生活 につ いて情報収集. もつ 利用者 へ の訪 問看護 を実践 してい る ものの,そ の. をす る必 要 が あ る。 そ して これ らは相互 に関連 しあ っ. 実態 は明 らかで はない。. てい ることを概念枠組 み と した。 4)項 目の構成 ;こ. 本研究 の 目的は,近 畿圏内の一般訪問看護 ステー シ ョ. の枠組 みを基盤 と しイ ンフ ォーム ドコ ンセ ン トと して. ンにお ける精神科訪 問看護 は どの よ うに実施 されてい. 16項 目,情 報収集 を 19項 目,信 頼 関係 づ くりを41項 目. るのかその実態 を明 らか にす る こと, さ らに精神科病. 援助 内容 を 19項 目 と設定 した。. 院母体 の訪 問看護 ステー シ ョン看護 師 お よび精神科病. 実施 して いるかの評価 と して「 全 く行 わなか った」 を. 院 で訪 問看護 を実践 して い る看護 師 と,一 般 の訪 問看. 1,「 あ ま り行 わなか った」 を 2,「 まあまあ行 った」. 護 ステー シ ョン看護 師 を対象 と し,そ の精神科訪 問看. を 3,「 非常 に行 った」 を 4と す る 4段 階評価 と した。. 護 の実践 を比較検討 して,今 後 の精神科訪問看護 にお. また項 目以外 につ いて行 った ことが あれ ば記 入す る欄. ける看護 支援 を考 え ることであ る。. を作 り完成 と した。完成 した質 問紙 につ いて プ レテス. ,. 5)評 価. ;ど の よ うに. トを実施 し,わ か りやす い語句 に修 正 した。. Ⅱ.研 究 方 法. (3)利 用者調査票 1.質 問紙作成 (1)精 神科訪問看護実態調査表 一般 の訪問看護 ステーシ ョン管理者 に対 し,精 神障. 看護 師 が現 在訪 問 して い る利用者 の 中 か ら,訪 問 3 ヶ月以 内 の利用者 を一 人選 びその利用者 の状態 につ い て精神状態 ,セ ル フケアの状態 ,対 人 関係 につ いての.

(3) 川 口優子・ 西本美和・ 山本智津子 :近 畿圏内における精神科訪問看護師 の看護支援 (第 1報 ). 69. 調 査 票 を作 成 した。. Ⅲ .結 果. (4)訪 問看護 師 の フ ェイ ス シー ト 看護 師 の年齢 ,免 許 の種類 ,勤 務場所 ,精 神科 臨床 経験 ,一 般科臨床経験 ,訪 問看護経験 ,職 位 ,訪 問看. 1。. データ分析. 416施 設 の うち 167施 設 か ら回答 が あ り,施 設 によ る. 護 に関す る 自由記載 の欄 を設定 した フェイス シー トを. 回収 率 は40%で あ った (一 般 訪 問看 護 ス テ ー シ ョン. 作成 した。精神科訪 問看護実践質 問紙 は A4用 紙 に両. 144施 設 ,精 神科病院関連23施 設)。 一般訪問看護 ステー. 面 印刷 した 5枚 であ った。. シ ョ ン144施 設 の 回答 の うち,精 神 科訪 問看護実 態 に つ いての 回答数 は96で あ った。 3部 郵送 した精神科訪. 2。. 対象 の選 定 0デ ー タ収集方法. (1)施 設. 問実践質 問紙 の項 目す べ てに回答 の あ ったデータを有. ;公 表 されてい る全 国訪 問看護事業協会 の. 効 デ ー タ と し,そ の数 は H7で あ った。 その 中 で精 神. 正 会員 リス トか ら,近 畿 圏内 の県別 (大 阪,兵 庫 ,京. 科病 院 ,精 神科病 院訪 問看護 室及 び精神科病 院 が母体. 都 ,滋 賀,和 歌 山,奈 良)に 記載 された訪問看護 ステー. で あ る訪 問看護 ステー シ ョンを含 めた精神科病 院関連. シ ョンを,一 般訪 問看護 ステー シ ョンと して対象施設. 施設 (以 下「病 院関連」 と記す)は 57で あ つた。 そ し. と した。 また 日本精神 科病 院協会 ホ ームペー ジ・ 会員. て一 般 の訪 問看護 ステー ョン (以 下「 一般」 と記す ). 病院紹介 か ら,近 畿圏内の県別精神科病院 のホームペー. は60で あ った。 統 計 的分 析 は SPSS VcrsionHを 使 用. ジで訪 問看護 の有無 をチ ェ ック し,病 棟 やデイケア・. した。質問紙 の各 カテ ゴ リーの項 目 ごとに単純集計 し. 外来 で訪 問看護 を実践 して い ると現 して い る精神科病. 項 目の平均値 と標準偏差 を算 出 した。本研究 で は,質. 院を対象施設 と した。 さ らに精神科病 院 が母体 であ る. 問項 目の平均値 が3.5以 上 ,標 準偏差 が0.50以 上 の項 目. 訪 問看護 ステー シ ョンを精神科病 院 ホ ームペー ジか ら. は実施度 が高 い と判断 した。 また信頼 関係 づ くりと援. 抽 出 し対象施設 と した。. 助 内容 において は「 病 院関連」 と「 一 般」 との間 を. (2)対 象者. ,. ,. ;近 畿 圏内 において地 域 に住 む精神 障 が. t検 定 によ り有意差 を検討 した (有 意水準 0.05)。 さ ら. い者 に対す る訪 問看護 を実践 して い る看護 師 と した。. にカテ ゴ リー ごとに看護経験 や年齢 による違 い をカイ. (3)質 問紙 の発送 ;一 般 の訪 問看護 ステー シ ョンに は,管 理者 に研究依頼文 と精神科訪 問看護実態調査表 1部 ,お よび精神科訪 問看護 を実践 して い る看護 師 へ. 2乗 検定 したが,有 意差 は表れ なか った。. の配布依頼文 を含 め精神科訪 問実践質 問紙 3部 を郵送. 2.一 般訪 問看護 ステー シ ョンにお ける精神科訪 間看 護実態. した。精神科訪 問看護 を実施 して いない場合 は実態 調. 回答数 96を 質 問項 目別 に単純計算 した。現在精神科. 査表 を返送 し,実 施 して い る場合 は実践質 問紙 を返送. 訪 問看護 を実践 していない施設 は83(86.5%)で あ つ. す るよ う依頼文 に記 載 した。選定 した精神科病 院 の看. た。 その実施 していない事情 と して は,精 神科看護経. 護部 と,精 神科病 院母体 の訪 問看護 ステー シ ョン管理. 験 の あ るスタ ッフが少 ない上 ,精 神科医療機 関 との連. 者 には,精 神科訪 問看護 を実践 して い る看護 師 に配 布. 携 が とれない ことが大 きな理 由で あ った。 そ して訪 問. の依頼 を含 めた研究依頼文 と,精 神科訪 問実践質 問紙. 看護 師 が精神 障 が い者 に対す る援助 を困難 と捉 えて い. 3部 を 同封 し郵 送 した。 全体 の郵 送 先 は416施 設 で あ. る ことや,精 神 障 が い者 へ の意識 や 関心 の低 さ も理 由. り,一 般 の訪 問看護 ステー シ ョ ンは370施 設 ,精 神 科. で あ った。現在 は実施 して いないが,回 答 の あ った 4. 病 院 ,精 神科病 院訪 問看護室及 び精神科病 院 が母 体 で. 分 の 1の 施設 は今後 精神科訪 間を予定 してい るとの記. あ る訪 問看護 ステー シ ョンは46施 設 であ った。. 載 があ った (表. (4)倫 理 的配慮 ;施 設管理者 と調査対象者 へ の研究 依頼文 に,調 査 の主 旨や個人情報 を保護 す ること,個 人 が特定 で きな い こと,結 果 は学会 で発表す る等 を記 した。研究者 の連絡先 を明記 し,無 記名 による返 却 と. る精神 科訪 問看護実 態参 照 )。 さ らに精神科訪 問看護. 一 般訪 問看護 ステー シ ョンに おけ. を実施 して いな い他 の事情 を 自由記載 にお いて ,「 精 神 科 医療機 関 よ り訪 間 が されて い る」「 本人 に拒 否 さ れた」「 臨時 に訪 間を依頼 され対応 で きな い」「精神科 訪 問看護 の研修 をすす め る経営 的・ 人 的余裕 がない」. した。. (5)質 問紙 の 回収. 1。. :平 成 17年 9月 1日 に発送 し,H. 月 30日 までを有効期 間 と した。. 「地 域 の 関係機 関 か ら訪 問依頼 を受 け た ことが な い. ,. またステ ー シ ョンか らも積極 的 に働 きか け も して いな い」等 を記 して いた。今後積極 的 に取 り組 む予定 のス.

(4) 甲南女子大学研究紀要第 2号 表. 1。. 看護学・ リハ ビリテーシ ョン学編 (2009年 3月 ). 一 般訪 問看護 ステー シ ョンにお ける精神科訪 問看護実態 n=96. 精神科訪問看護 の現状 現在訪 間 は して いない 訪 問依頼 はあ るが 断 って い る 訪 問依頼 はあ るが,他 を紹介. 83 7. 6. 訪 間を して いない事情 精神 科看護経験 の あ るスタ ッフ不足 精神 科専 門医療施設 との連 携不足 精神 障 が い者 へ の援助 が 困難 スタ ッフ不足 で精神 障 が い者 へ の余裕 がない 緊急時 の対応体制 が取 れていな いため スタ ッフの精神 障 が い者 に対す る関心 の低 さ 危 険性 を含 めスタ ッフの気持 ちの上 で の抵抗 訪 間 の効果 がわか りに くい 診療報酬 がサー ビス見合わな い 精神 障 が い者 へ の訪 問意義 が低 いため. 複数 回答. 51. 28. 24 23 17. 6 5 3. 2 0. 今後 の訪問予定 訪 問 す る予定 はない 訪 問 したいがで きな い 訪 問す る予定 が あ る 回答 な し. 45 22. 24 5. 表 2.利 用者 の特性. 性別. N=116 年齢. N=H6. 入 院歴. N=H4. 訪 問 回数. N=114. 主 た る疾 患. N=H4. 女性 男性. 病 院関連. 一般. 27 29. 46. 73. 14. 43 4. 全体. 10歳 代. 3. 1. 20-29涛 桑 30∼ 39歳 40-49涛 策 50∼ 59歳 60-69芳 長 70-79虜 長. 4. 3. 7. 12. 6. 18. 21. なし あり. 9. 12. 14. 9. 23. 10. 10. 20. 5. 18. 23. 5. 11. 16. 50. 48. 98. 週 1回 週 2回 週 3回 週 4回 そ の他. 34. 26. 10. 13. 60 23 10. 統 合失調症 感情 障害 神経症 非定型精神病 境界例 アル コール依存症 アル ツハ イマー型認知症 その他. 1. 9. 0. 1. 1. 12. 8. 20. 33. 30. 63. 5. 10. 15. 1. 7. 8. 4. 2. 6. 2. 2 0 0. 4. 7. 13. 3. 2 6. 3. 2. 0精 神科訪 問看護利用者 の特性. し受 け入 れ て い き た い」「職 員 が研 修 を受講 し精神 障. 3.利 用者調査票 (1)性 別 0年 齢. が い者 の 訪 問看護 体制 を創 る予定」「 老人 の 訪 問看護. して女性 が 多 か った。「病 院関連」 で は女 性 と男性 は. において も精神疾患治療 の必要 と考 え られ るケ ースが. ほぼ 同数 で あ ったが ,「 一 般」 には女 性 が 多 か った。. あ り専 門医 との連 携 や学習 を踏 まえ,今 後 の方 向性 を. 平均年齢 は52.4(SD=16.95)歳 であ った。 70歳 以上 の. 考慮 して い きた い」 等 で あ った。. 利用者 は,「 一 般」 に 18名 と多 か った。. テー シ ョ ン管理者 の主 な意 見 は,「 依頼 が あれ ば検討. ;男 性43名 女性 73名 であ り,全 体 と.

(5) 川 口優子 。西本美和 0山 本智津子 :近 畿 圏内 における精神 科訪 問看護 師 の看護支援 (第 1報 ). (2)入 院歴. ;入 院回数 は全 体 で98名 ,86%の 利用者. は入 院歴 が あ り,入 院 回数 は 1回 が 36.8%で 2回 が. ;週 1回 が51.3%で. ,週 2回 が. 19。. 7%. であ り,ほ とん どが週 1回 か ら週 2回 の訪間 であ った。. (4)主 た る病名. (t=…. 2.74,P<.01)。. (8)利 用者 の人間関係 において,挨 拶 は「病院 関連」 と「 一 般」 との 間 で有意差 はなか ったが,会 話 につ い. 26.5%で 全体 の63.3%を しめた。. (3)訪 問 回数. に多 か った. ;統 合失調症 が63名 で53.8%を しめ. ,. 次 いで感情 障害 15名 ,神 経症 8名 ,非 定型精神病 6名. て は,「 本 目手 の 顔 を見 て話 せ る」 は「 病 院関連」 の利 目手 の 顔 を見 用者 が 有意 に多 く (t=1.99,P<.05)「 本 ずぶ っき らぼ うで あ る」 は,「 一 般」 の利用者 が 有意 に多 か った (t=-1.42,P<.05)。. であ り,境 界例 4名 や アル コール依存症 で あ った (表 2。. 利用者 の特性参照 )。. (5)利 用者 の気分 と現 在 の行動 ;「 自殺企図がある」 「 多弁多動 で あ る」利用者 が,「 一 般」 に有意 に多 か っ た (t=-1.58, P<。 01, t=-1.43, P<.01)。. (6)利 用者 の現在 の精神状態. 4.看 護 師 の特性 (1)性 別 0年 齢 ;女 性 が99名 で84.6%を しめ,男 性 は 13名 で あ り,平 均年齢 は43.4歳 (SD=8.62)で あ っ た。. ;「 閉 じこ もりが ちで. ある」利用者 が,「 一 般」 に有意 に多 か った (t=-2.98,. (2)免 許. ;看 護 師免 許 が 102名 と87.2%を しめ,准. 看護 師 は 8名 で あ った。. (3)精 神科臨床経験. P<.01)。. (7)利 用 者 の現 在 にお け る セル フケ アの状 態 で は 「排 泄 の介助 を必要 とす る」 利用者 が,「 一 般」 に有意 表. ;「 一 般」 の48名 ,84%は 精神. 科 の経験 がなか った。「 病 院関連」 で は,精 神科勤務 年数 9年 以上 が29名 で あ った。. 3.訪 問看護 師 の特性 n=112. 性層J. 年齢. 女性 男性 20歳 代 30歳 代 40歳 代 50歳 代 60歳 代. 精神科 臨床経験 な し 1年 未満 1年 以上 3年 未満 3年 以上 5年 未満 5年 以上 7年 未満 7年 以上 9年 未満 9年 以上. 病 院関連. 一般. 全体. 42. 57. 99. 13. 0. 13. 3. 2. 5. 10. 23. 33. 29. 22. 51. 11. 9. 20. 2. 1. 3. 7. 48. 55. 1. 2. 3. 6. 2. 8. 5. 3. 8. 3. 0. 3. 4 29. 1. 5. 1. 30. 表 4.イ ンフ ォー ム ドコ ンセ ン ト 項. 平均値. 目. 1守 秘義務 を実施 した 2次 回訪 問 日の約束 を した 3訪 問看護 師 自身 の 自己紹介 を した 4訪 問 日と訪 問時間を厳守 した 5連 絡先 を伝 えた 6訪 問 目的・ 内容 を は っき りと伝 えた 7利 用者 の訪 問看護 に対す る要望 を把握 した 8利 用者 の訪 問看護 へ の理解 を深 めて もらうよ う心 が けた 9訪 間 の活用 の仕方等情報 を伝 えた 10訪 問 まで に訪 間 の用件 を利用者 が承知 して い るか確認 した 11利 用者 が訪 問看護 を どの よ うに利用 したい と思 って い るか確認 した 12医 療 や福祉 関係者 に対す る反感 や好意 な どの情緒 的反応 を と らえた 13訪 問看護 の 目的、 内容 な どを理解 して い るか どうかを把握 した 14訪 問看護 師 ので きる こととで きな い ことを示 した 15名 刺 を渡 した 16自 宅 へ 伺 う前 に必 ず電話 してか ら訪 問 した. SD. 116. 3.91. 0.28. 116 116. 3.89 3.68. 0.28. 116. 3.65. 0.56. 116. 3.57. 115. 3.52. 0.67. 115 116 115 116 116 116. 3.37 3.32 3.29 3.22 3.21 3.19. 0.58. 116. 3。 13. 0.61. 116 116 116. 3.07 2.96 2.19. 0.75. 0.53 0。. 71. 0.71. 69 82 0。 64 0。 0。. 0.66. 0。. 12. 0。. 11.

(6) 甲南女子大学研 究紀要第 2号. 72. (4)一 般科臨床経験. 看護学・ リハ ビ リテ ー シ ョン学編 (2009年 3月 ). ;「 病院関連」 の 6名 は一般科. の 臨床経験 がな く,「 一 般」 に 9年 以上 の経験者 は24. 看護 師間 の信頼 関係 づ くり参照 )。. (4)援 助 内容 19項 目うち,平 均 値 3.5以 上 標 準偏 差. 名 であ った。. 0.50以 上 を示 す項 目は表 れ なか ったが ,「 服薬確 認 し. (5)訪 問看護経験 ;1年 以上 3年 未満 が24名 と最 も 多 く,次 いで 5年 以上 7年 未満 が23名 , 3年 以上 5年. た」「 診察 日と診察 の 内容 を確認 した」 の 2項 目は. 「病 院関連」「 一 般」 ともに高 い傾 向 が示 された。援助 を比較検討す ると,「 検温 を した」「 日常 の身体 ケ アを. 未満 が22名 であ った。. (6)職 位. ,. ;ス タ ッフが 71名 で60。 7%を しめ,次 いで. 行 った」「看護 計画立案 を利用者 と一 緒 に した」 等 の. 3.訪 問看護 師 の特性参. 身体 的援助 は「 一 般」 が有意 に高 く表れ た。 また「 お. 主任 ,看 護 師長 であ った (表. 金 のや り くりを助言 した」「 掃 除洗濯 ごみ 出 しを教 え. 照 )。. た」 は「病 院関連」 が有意 に高 く表 れた (表. 5.精 神科訪問看護実践質 問紙 (1)イ. 7.援 助. 内容参照 )。. ンフ ォーム ドコ ンセ ン ト16項 目の 中 で平均値 Ⅳ .考 察. 3.5以 上 標準偏差 o.50以 上 の項 目は,「 訪 問看護 師 自身. の 自己紹介 を した」「 訪 問 日と訪 問時 間 を厳守 した」 「連絡先 を伝 えた」「 訪 問 目的・ 内容 をは っき りと伝 え. 1。. 精神科訪 問看護 にお ける看護支援. イ ンフ ォーム ドコ ンセ ン ト参照)。. 精神科訪問看護 が 開始 して 3ヶ 月以 内 の利用者 に対. (2)情 報 収 集 19項 目の うち平 均値 3.5以 上 標 準 偏 差. し,訪 問看護 の枠組 みを提示す ることは,訪 間 による. 0.50以 上 の項 目は,「 服薬 を把握 した」「病状 を把握 し. 看護支援 を提供す る初期 の段 階 と して必 要 であ る。契. た 」「 生 活 状 況 や生 活 リズ ム を把 握 した」 で あ った. 約 を交 わ してい る ものの,中 には訪 間を受 け入 れ難 く. た」 であ った (表. (表. 5。. 4。. 拒否す る利用者 もい る ことか ら,訪 間を継続 し看護支. 情報収集参照 )。. (3)信 頼 関係 づ くり41項 目の 中 で 平 均 値 3.5以 上 標. 援 の効果 を利用者 が認 識 で きるよ う,最 初 に枠組 みを. 準 偏 差 o.50以 上 の上 位 5位 の項 目は,「 聞 く姿 勢 を重. 明確 に提 示す ることが精神科訪 問看護 の基本 で あ る。. 視 した」「 強制 的 な進 め方 は しな いよ う こころが け た」. 本研究 におけるイ ンフ ォーム ドコ ンセ ン トの結果 にお. 「 利用者 が 訪 問看護 を受 け入 れて もらえ るよ う こころ. いて もそ の こ とが 「 訪 問 日と訪 問時 間 を厳 守 した 」. が け た」「動 きやす く刺激 的 にな らな い服装 に した」. 「連絡先 を伝 えた」 「 訪 問 目的・ 内容 をは っき りと伝 え. 「何 かあればいつ で も相談 にの ることを伝えた」であ っ. た」 と して現 れた。. た。 さ らに「病 院関連」 と「 一 般」 とを比 較検討 す る. 利用者 との信頼関係 づ くりで「利用者 の気持 ちを探 っ. と「 利用者 の気持 ちを探 った」「 利用者 を叱咤激励 し. た」 「利用者 を叱咤激励 した」 が一 般 の訪問看護 ステー. た」 が「一 般」 に有意 に高 く示 された (表. シ ョンに有意 に高 く示 された ことは,年 齢 が比 較 的 に. 6。. 利用者―. 表 5。 情報収集 項. 日. 2 3 4 5 6 7 8 9 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 H ︲ ︲ ︲ ︲ ︲ ︲ ︲ ︲. 服薬 を把握 した 病状 を把握 した 生 活状況 や生活 リズ ム を把握 した 利用者 が 訪問看護 を受 け入 れて い るか どうか に留意 した 異常 の早 期発 見 につ とめた 利用者 ―看護 師間 での安心 で きる距離 を さ ぐった 利用者 の全体像 を把握 した 利用者 の 全体像 を把握 した住 環境 を把握 した 利用者 の趣味や興 味 の あ ることを知 ろ うとつ とめた どんな性格 か知 ろ うとつ とめた 家族 を含 めて全 体像 を つ かむ よ う心 が けた 利用者 が一 番望 んでい ることを聞 き出す よ うつ とめた が けた 早計 な判 断 は しない よ うJ亡 ヽ 精神面 と身体面 を アセ スメ ン トした こだ わ りを把握 した 以前 の病状 や生活状況 を把握 した 生活 の場 における人 との付 き合 い 方を把握 した バ、 み こんで はいけない ところや嫌 が る話題 を把握 した 突 っ込 んだ情報収集 は しなか った. N. 平均値. 114 115. 3.62 3.55. SD 0。 60 0。 54. 115. 3.53. 0.51. 115. 3.48. 0。 53. 115 115 115 115 115. 3.47 3.47 3.46 3.45 3。 43. 0.58 0.63 0.56 0.53 0.59. 115 114 115. 3.43 3.35 3.33. 0。 63 0。 71 0。 61. 114. 3.31. 0.56. 114 114 114. 3.24 3.23 3.21. 0。 62 0。 68 0。 70. 113 114. 3.10 2.99. 0.69 0.82. 111. 2.25. 0。 76.

(7) 川 口優子・ 西本美和・ 山本智津子 :近 畿 圏 内 における精神科訪 問看護 師 の看護支援 (第 1報 ) 表. 6.利 用者 ―看護 師間 の信頼 関係 づ くり 一般. 病 院関連 項. 1. 2 3. 4 5. 6 7 8. 9 10 11. 12 13. 14 15. 16 17 18 19. 20 21. 22 23 24 25 26 27 28. 29 30 31. 32 33 34 35 36 37 38 39. 40 41. 目. 利用者 が安心 して話 せ る雰 囲気 を作 るよ う こころが けた 聞 く姿勢 を重視 した 強制 的 な進 め方 は しない よ う こころが けた 利用者 が訪 問看護 を受 け入 れて もらえ るよ う こころが けた 動 きやす く刺激 的 にな らない服装 に した 何 か あれ ばいつ で も相談 にの ることを伝 えた 利用者 に失 礼 のな いよ うに言葉遣 いや態度 に気 を つ けた 利用者 の生活 を尊重す るよ う こころが けた 利用者 の意見 を尊重 した 利用者 ―看護 師間 での共通理 解 をはか るよ う こころが けた 利用者 ので きた ことを誉 めた 利用者 ―看護 師間 の適切 な距離 を考 えた 利用者 とともに喜 んだ 利用者 ので きる ことか ら勧 めて い った 良 い事 も悪 い事 も訴 え は一旦受 け止 めた 利用者 の訴 え に対 して受 容 した 利用者 の良 い話相手 とな った 利用者 の反応 によ って は対応 を変 え るよ う こころが けた 利用者 の生活 の 自己決定 を促す よ う こころが けた 利用者 の持 って い る力 を認 め伝 えた 看護 師 の気持 ちを伝 え るよ う こころが けた 利用者 の疑 間 に対応 した 提案 の姿勢 を こころが けた 辛抱強 く見守 るよ うつ とめた 利用者 の言葉 が本 当 の要望 で あ るかを見極 め るよ う こころが けた 利用者 の思 い を表 出 させ た 利用者 の 自己決定 を促 した 利用者 に関す る情報 を会話 に も り込 んで い った 看護 師 の気 づ いた ことを伝 えた 利用者 に看護 師 の言 った ことが伝 わ ったか どうか確認 した 利用者 を エ ンパ ワー メ ン トす るよ う こころが けた 利用者 の気持 ちを さ ぐった タイ ミングを と らえてかかわ った 不在 の場合 は手紙 や電話 で連 絡 を とった 時 には冗 談 を い った 利用者 が依 存 的 にな らないよ う気 をつ けた 踏 み込 んで はいけな い ところを知 ってかかわ った 利用者 を叱咤激励 した あいまいな表現 を しなか った 評価 的な態度 は と らなか った 医学用語 を使 わなか った. SD t検. 平均値. SD. 平均値. 117. 3.70. 117. 3.63. 46 0.52. 3.75 3.67. 0.44 0.48 0。 53. 0。. 117. 3.69. 0.54. 3.60. 116. 3.65. 0.48. 3.62. 115 117 115 117. 3.58 3.57 3.70 3.50. 0.60 0。 60. 115. 3.51. 117 115 117. 3.24 3.57 3.44. 115. 3.53. 115. 3.57. 115 117. 3.45 3.43. 117 117. 3.46 3.30. 117. 3.17. 113 117 116 117. 3.40 3.24 3.28 3.20. 116. 3.16. 116. 3.17. 116. 3.15. 114 117 117. 3.35 3.15 3.15. 117 104. 3.20 3.22. 116 114. 3.02 3.21. 103. 3.00. 117. 3.11. 117 114 114 113. 2.94 3.02 1.90 2.94. 116. 3.15. 115. 3.26. 3.62 3.63. 0.54 0.50 0.58. 3.52 3.58 3.55. 0.70 0.60. 3.37 3.40. 0.56 0。 52 0。 55. 0.50 0.50 0.53 0。 76 0。 72. 0.54. 3.52. 0.54. 0。. 61. 3.43. 0。 67. 0。. 57. 3.38. 0。 67. 61 60 0.57. 3.45 3.45 3.38. 0.53 0.50 0.61. 0.61. 3.45. 0。 65. 76 0.57. 3.23 3.29. 0.62 0.75. 0.70. 3.37. 0。 76. 0。. 0。. 0。. 0.57 0.68 73. 3.38 3.32 3.47 73 3。 30 0.53 3.28 70 3.41. 0.52 0.65 0.64 0.67 0.64 0.67. 0。 0。. 0。. 0.68. 3.20. 0。 73. 0.60 0.59. 3.18 3。 17. 0.60 0.64. 0.66. 3。 13. 0。 75. 0.60 0.61 1.22. 3.27 3.07 3.25. 0。 61 0.73 0。 92. 0.66 0。. 76. 0.67 89 0。. 0.61 0。. 83. 0.68. 定. 3.07. 0.80. 3.17. 0。 69. 2.88 2.42 3。 15. 0.85 1.06 0.78. 3.17. 0。 75. 3.27. 0.69. *p<0.05. 高 く,閉 じこ もりが ちであ る利用者 が「 一 般」 に多 い. めの能力 の 回復 5)に 繋 が り,地 域 で の生 活 の維持 を 目. ことか ら,何 とか しな けれ ば との看護 師 の気持 ちが叱. 標 とす る利用者 へ の重要 な支援 と考 え る。. 咤激励 させ た と考 え られ る。 また「 利用者 が安 心 して. 援助 内容 で「 検 温 を した」「 日常 の身体 ケ アを行 っ. 話 せ る雰 囲気 を作 るよ う こころが けた」 が最 も高 く表. た」「 看護計画 立 案 を利用者 と一 緒 に した」 が一 般 訪. れた ことは,ホ ッとで きる時間 と空 間をつ くり利用者. 問看護 ステー シ ョンに有意 に高 く示 され た ことは,一. 6)と. 述 べ られて い るよ う. 般 の利用者 の大半 が循環器系疾患 を もつ ことか ら, こ. に,お 互 いが安心 で きるよ う配慮 して い る現 れで あろ. の利用者 と同 じよ うに精神科 の利用者 に も身体面 の援. う。「 で きた ことを誉 めた」「 利用者 とともに喜 んだ」 等 は,利 用者 と共 に考 え行動 す る過程 であ リエ ンパ ワ. 助 をまず実践 してい る ことが現 れ た と考 え る。 向精神. メ ン トに繋 が る と考 え る。精神科訪 問看護 で提供 され. で,精 神科以外 の看護経験 が豊 富 な訪 問看護 師 は,身. るケア 内容 の分析 で「対 象者 の エ ンパ ワメ ン ト」 がケ. 8)と 体状況 を的確 にア セ ス メ ン トで き るので はな いか. が本音 を言 え る関係 を つ くる. アの焦点 の一 つ と して抽 出 された. 7)と. 示 されたよ うに. ,. 利用者 を エ ンパ ワメ ン トす ることは,地 域 で生 きるた. 薬 内服 によ り身体症状 の表面化 が緩慢 にな りが ちな の. 述 べ て い るよ うに一 般訪 問看護 ステー シ ョン看護 師 は 身体症状 を看 れ るとい う強 みを もつ。 また精神科訪 問.

(8) 甲南女子大学研 究紀要第 2号. 看護学・ リハ ビ リテー シ ョン学編 (2009年 3月 ). 表 7.援 助内容 一般. 病 院関連 項. 目. SD. 平均値. O H 2 3 4 5 6 7 8 9 1 2 3 4 5 6 7 8 9 ︲ ︲ ︲ ︲ ︲ ︲ ︲ ︲ ︲. 服薬確認 した 診察 日と診察 の 内容 を確認 した 検温 を した 利用者 か らの要望 にはで きる限 り応 じるよ う こころが けた 日常生活支援 で は、 で きる限 り利用者 に して もらうよ う こころが けた 身体 的精神 的危機 がみ られ る場合 は、説 明 した 社会資源 に対す る情報提供 を した 服薬管理 した ケー スカ ンフ ァ レンスを実施 した 日常 の身体 ケアを行 った 看護計画 立 案 を、 利用者 と一 緒 に した お金 のや りくりを助言 した 買 出 し 0調 理方法 を教 えた 利用者 の就労 に対す る不安 に対応 した 掃 除・ 洗濯 ゴ ミだ しを教 えた 受診 に付 き添 った 手続 きの代行 を した スーパ ー や外 食 に 同行 した ハ ロー ワー クや作業所 に 同行 した. 116 115 116 115. 3.32 3.49 2.89 3.15. 0.87 0.61 1.27 0.54. 115. 3.15. 0。 75. 3.15. 0。 80. 112 115 116 115. 2.56 2.58 2.21 2.19. 1.16 1.07 1.28 1.09. 2.88. 0。 95. 2.63. 1.01. 116. 1.81. 1.04. 116 115. 1.60 2.13. 0.88 1.09. 2.83 2.56 2.73 2.28. 1.06 1.02 1.26 1.06. 1.61. 0.85. 113 113. 1.78 1.77. 0。 97 1。 11. 1.73. 0。 85. 1.57. 0.88. 114 115. 1.85 1.48. 1.02 0.90. 1.49. 0。 77. 45. 0。 81. 115. 1.38. 0。 79. 1.42. 0.83. 115. 1.51. 0.91. 1.32. 0。 78. 113. 1.01. 0。 41. 1.05. 0。 29. *p<0.05. 看護 の 利用者 の49.2%が 身体合併症 を有 して い る こと 9)と. SD t検. 平均値 3.23. 0。 91. 3.32. 0.71. 58 22. 0.79 0.61. 3。 3。. 1。. 定. **p<0.001. して精神科病 院訪 問看護室 と一 般訪 問看護 ステー シ ョ. れて い る。 本研 究 にお け る利用者 の平均年齢 は52.4歳. ンとの連携 や情報交換 が考 え られ,両 者 の連携 が求 め )と られ る日 報告 されて い る。 さ らに地 域 の精神科訪 問. であ り,高 齢 の利用者 もいることか ら身体面 のケアは. 看護 に関連す る専 門職者 が集 ま り,知 識・ 技術 を共有. 必須 で あ る。 その一 方 で身体 と精神 を総合 的視点 で ア. し互 に連携 して精神障 がい者 の地域生活支援ネ ッ トワー. セ スメ ン トし健康管理 をす る ことは,精 神科訪 問看護. クと発 展 させ よ うと横 の ネ ッ トワー クを立 ち上 げて精 。 神科訪 問看護交流会 に取 り組 んで い る との報告 もあ. か ら,身 体面 のケアに も十分留意 す る こと. 師独 自の援助 で あ る. 2)と. 報告 さ. いわ れて い ることか ら,心 身. を総合 的 に看 れ るよ う知識 と経験 を積 み重ね る ことで. る。. あ る。 また これか ら「看護計画 立案 を利用者 と一緒 に. この よ うに地域 にあ る一般 の訪 問看護 ステー シ ョン. した」 を促進す る こ とが,利 用者主体 の訪 問看護 にな. 看護 師 と精神科病 院母体 の訪 問看護 ステー シ ョン看護. り, この こと もエ ンパ ワメ ン トに繋 が ると考 え る。 さ. 師 の両者 が,今 まで培 って きた知識 と技術 を互 いに学. らに「掃 除洗濯 ゴ ミだ しを教 え た」「 お金 の や り くり. びあ う機会 を設定す る ことは,直 ぐに実践可能 である。. を助言 した」 が病 院関連 に有意 に高 く表 れた ことは )を 日々の生 活 を整 え る支援 Ю 実践 して お り,生 活上 の. 本研究結果 か ら精神科訪 問看護利用者 の病名 が統合失. ,. もろ さを支 え る. 3,こ. とを精神科病 院関連施設 の訪 問看. 護 師 は実践 して い ることが現 れた と考 え る。. 調症 ,気 分 障害 ,境 界例 ,ア ル コール依存症 と多彩 な ことか ら,精 神科看護経験 の あ る看護 師 の知識 と技術 を習得す る ことは,利 用者 に必要 な看護支援 を提供す るために必 須 で あ る。. 2.今 後 の精神科訪 問看護. これ まで一般 の訪 問看護 ステー シ ョンは高齢者 ケア. 精神科訪 問看護 は,「 病 院関連」「 一 般」 ともに看護. や身体 ケアを主 と して担 って きたが, これか らの訪 問. 経験豊富 な ベ テ ラ ン看護 師 が実践 して いた。 その一 方 で近畿 圏内 の一 般訪 問看護 ステー シ ョンで精神科訪 問. 看護 ステー シ ョンには「 精神科看護」 へ の要請 が確実 に増 えて い くと思 われ る日)と 述 べ て い る。 また本研究. 看護 を実施 して いない事情 と して,精 神科看護経験 を. 結 果 か ら,一 般 の訪 問看護 ステー シ ョンで現在 は実施. もつ スタ ッフの不足 が 多 か った。. して いないが,今 後精神科訪 問看護 を予定 して い ると. また一般訪 問看護 ステー シ ョンで精神科看護経験 の. ころが 4割 あ り,積 極 的 に実施す る予定 と記 された こ. ない看護 師 が84%を しめた。 この精神科看護経験 のな. とか らも,一 般 の訪 問看護 ステー シ ョンが「精神科看. い訪 問看護 師 に対 し,精 神科看護 の スーパ ー バ イズや. 護」分野 において活 躍 す る可能性 は大 き い。精神医療. 相談体制 を整備す る ことが必要 であ る。 その一 方法 と. を地域生活支援型 に切 り替 えてい くために,病 床 の見.

(9) 川 口優子・ 西本美和 0山 本智津子 :近 畿 圏内 におけ る精神 科訪 問看護 師 の看護支援 (第 1報 ). 直 しを含 め,在 宅福祉 サー ビス を重視す る制度 を強化 す ると表 して い ることか らの 宅福祉 サー ビスの一. 盤研究. C)に. 75. よ る 研 究 結 果 の 一 部 で あ る。. ,在. 分野 で あ る精神科訪 問看護 の需要 は今後 ます ます増加 す ると推測 で きる。 そ して精神科看護 の専 門技術 を も つ 訪問看護師 はまだ少数 であ る ことか ら,精 神科病 院 で実践 して きた臨床 の知 と技術 を,訪 問看護 に適 用 で きるよ う精神科看護 の力量 を発揮す る時期 だ と考 え る。. 展望 .精 神科看護 2004;31:10-15. 2)川. 口優 子・ 西 本 美 和 0三 木 智 津 子 :単 身 の 統 合 失 調. 症 者 に対 す る訪 問看護 師 の援 助 。 日本 精 神 保 健 看 護 学 志2004; 13:45… 52 会言. 3)小 倉 明子 ,片 倉 直 子. :精 神 疾 患 を もつ 利 用 者 の 生 活. に対 す る訪 問看 護 師 の 目の 向 け方 と提 供 す る看 護 技 術. 本研究 の 限界 と今後 の課題 本研究 の 回答 につ いて は,途 中 で 回答依頼 の通知 を す れば,有 効 データ数 を もう少 し多 く得 ることがで き た と考 え る。 また調査対象 とな る利用者 を訪 問開始. 献. 文. 1)佐 藤 美 恵子 :訪 問看 護 ステ ー シ ョ ンの現 状 と新 た な. 3. ヶ月以 内 と限定 せず ,訪 間最初 の 関係 づ くりを想起 し て答 えて もらう こと も可能 で あ った。使用 した質 問紙 は精神科訪 問看護 の実践 に基 づ いてお り,先 行研究結 果 を含 めて作成 した もので はあるが,妥 当性 を さ らに 検討 す る必 要 があ る。 本研究 を含 め先行研究 によ り精神科訪 問看護 師 の援 助 に関す る研究 は,利 用者 に対す るケアの効果及 び実 践 して い る具体 的 な援助 内容 は明 らか にな って きて い る。今後 は,看 護師 が利用者 とどの よ うに信頼 関係 を 構築 して い くのか,信 頼 関係 づ くり41項 目を因子分析 した結果 を基 に,信 頼 関係 づ くりの技法 の類型化 を進 め る予定 であ る。. との 関連。 日本科学学会学術集会講 演集 2006;136。. 4)宮 本 有 紀 0萱 間真 美・ 瀬 戸 屋 希 他 の 効 果 とケ ア 内容 に 関す る研 究 第. :精 神 科 訪 問看 護. 5報 一 精 神 科 訪 問看. 護 の ケ ア 内容 と働 きか け の特 徴 ― 。 日本看 護 科 学 学 会 学術集会講演集 2006;310. 5)片 倉 直 子 ,. 山本 則 子 ,石 垣 和 子 :統 合 失 調 症 を もつ. 利 用 者 に対 す る効 果 的 な 訪 問看 護 の 目的 と技 術 に 関す る研究。 日本看護科学会誌 2007;27(2):80-91. 6)永 井 典 子. :ホ ッ トで き る時 間 と空 間 を つ くる.精 神. 科看護 2007;34:23-27. 7)瀬 戸 屋 希. 0萱 間真 美・ 宮本 有 紀 他 :精 神 科 訪 問看 護. で提 供 され るケ ア 内容 ― 精神 科 訪 問看 護 師 へ の イ ンタ ビュー調査 か ら。 日本看護科学学会誌 2008;28(1): 41-51. 8)望 月 哲 子. :精 神 科 訪 問看護 と他 科 の 訪 問看 護 は ど う. 違 うのか。訪 問看護 と介護 2004;19:729-737.. 9)船 越 明子 ,松 下 太 郎 ,沢 田秋他. :日 本 にお け る統 合. 失調症者 へ の精神科訪 問看護 に関す る実態報告。病 院・ 地域精神 医学 2005;48:67-68. lo)渋 谷 美千 子 :エ キ スパ ー トに聞 く在 宅 ケ アの専 門技 謝辞 調査 に協力 して くだ さ った近畿 圏内 の精神科病 院関 連施設 の皆様 ,訪 問看護 ステー シ ョンの皆様 ,あ りが と う ござい ま した。 また調査 に協力 して いただ き, ご 意見 を くだ さった精神科訪 問看護研究会 の皆様 に御礼 を申 しあげます。. 術 と知 識 精 神 科 訪 問看 護 コ ミュニ テ イ ケ ア2004;6: 68-71. 11)末 安 民 生 ,岩 下 清 子 ,杉 田美 佐 子 他 :精 神 科訪 問看 護 の機能 と役割。精神科看護 2004;31:39-44. 12)梶 浦 祐 治 :横 の ネ ッ トワー クを立 ち上 げで訪 問看 護 の悩 みを解決 .精 神科看護 2007;34:90-91. 13)萱 間真美 :精 神科訪 問看護 の今 .精 神看護 2007;10 :48…. 本研究 の一 部 は,第 26回 日本看護科学学会 で発 表 し た。 尚本研究 は平成 17018年 度科学研究費補助金 (基. 52. 14)日 本 精 神 科 看 護 技 術 協会 監 修 :精 神 科看 護 白書 .精 神看護 出版。東京 ,2004,pp48.

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「社会人基礎力」とは、 「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な 力」として、経済産業省が 2006

参考資料12 グループ・インタビュー調査 管理者向け依頼文書 P30 参考資料13 グループ・インタビュー調査 協力者向け依頼文書 P32

参加者:黒崎雅子 ( 理事:栃木、訪問看護ステーション星が丘 ) 、杉原幸子 ( 役員:君津中央病院医療連携室 ) 、大桐 四季子 ( 役員:ふたわ訪問看護ステーション