JAIST Repository
https://dspace.jaist.ac.jp/ Title 意志決定プロセスの分析による研究開発プロジェクト の類型化 : 経済産業省プロジェクトを例とした分析 Author(s) 橋本, 伸; 山下, 敏; 山田, 宏之; 蔦沢, 雄二; 関根, 重幸; 後藤, 芳一; 園生, 賢一 Citation 年次学術大会講演要旨集, 16: 500-503 Issue Date 2001-10-19Type Conference Paper Text version publisher
URL http://hdl.handle.net/10119/6700
Rights
本著作物は研究・技術計画学会の許可のもとに掲載す るものです。This material is posted here with permission of the Japan Society for Science Policy and Research Management.
2C21
意志決定プロセスの 分析による研究開発プロジエクトの 類型
ィヒ 一 経済産業省プロジェクトを 例とした分析 一 0橋本伸,山下 放,山田宏之,
蔦沢 雄二 ( 新エネルギー・ 産業技術総合開発機構),
関根重手,
( 東北特殊鋼),
後藤芳一・ ( 経 産省),
園生賢一 ( 野村総研 ) 1 背景本研究は、 平成
1 2年度における、 新エネルギー・ 産業技術総合開発機構
(NEDO)
革新技術研究所の 調査研究として 行ったものであ る。
よく知られているように、 近代国家では、 科学技術分野における 研究・技術
開 発が行われることが 多い。 これは、 技術に基づいた 産業の発展が、 国家の基本的
な機能であ る、 国民生活の安全、 国富の追及などにとって 重要であ るとの判断に
基づくものであ る。 国家がこれらの 目的を実現するための 手段としては、 立法に
よるもの、 税制によるものなど、 多くの政策ツールが 利用されるが、 国家プロジ
ェクトとしての研究・ 技術開発も、
それらの政策ツール 中の重要な
1手段であ る。
戦後の高度成長期において、 日本の国家プロジェクトによる 研究は、 その経済
発展における 必要性について、 国民の間に共通の 認識があ ったことと、年々拡大
する予算の中で、 その選択の過程を 明示する必要は 少なかった。 しかし、 成長に
限界が見えてきた 現在では、 関係者が納得できる 形でプロジェクトを 選定し、
必 要があ ればプロジェクトの 選定過程を公表するように 変わり つ つあ る。 ここでは、プロジェクト 選定のためのマニュアルを 作成し、 その過程を可視化し 説明可能と
することを目的としている。我々の一般的なモデルは、 本学会講演 2C2
0「研究開発プロジェクトの 意思
決定プロセスモデル」 を参照されたい。 2 類型抽出の観点国家プロジェクトとしての 研究開発は、 国家の政策に 基づいて実施されるもの
であ る。 個々のプロジェクトはそれぞれに 特徴を持ち、 単純に分類することは
困難であ る。 しかしながら、 例えば米国のアポロ 計画、 高温超伝導のような 先端技
術 、磁気ディスクの
研究などを同一の 基準で判断すべきかというと、 それは現実的ではない。 そこで、 理想的な類型を 考え、 現実のプロジェクトはそれらの 理想
的類型の適当な 比率の混合物と 考えるというアプローチを 取ることにした。
この論文では政策目的の 観点から検討して
6個の類型を提出している。 我々は、
この 6個の類型の混合で 全ての国家プロジェクトを 表現できると 考えるわけではなく、
必要があ ればされに類型を 追加すればよいと 考えている。 しかしながら、 実際の
プロジェクトを 検討してみた 範囲では、
この 6個の類型でカバ 一できていると
考 える。 *) 研究時点での 所属は新エネルギー・ 産業技術総合開発機構3
国家研究プロジェクトの
類型 我々は、 研究開発を、 政策に従って 大きく三つに 分類している。 Ⅰ国家的優先課題への
対応政策 費用対効果ではなく、 必要性に基づく 研究開発であ る。 研究開発の成果とし て得られる製品を 重視し、 産業振興は目的としない。 Ⅰ技術革新政策
長期的な産業振興を 目的とし、 特定産業に特化しない 研究を行う。 費用対 効 果を測定することは 難しい。 Ⅰ経済技術政策
短 ・中期的な特定産業の 振興を目的とした 研究で、 費用対効果が 重視される。政策のタイプ
国家目標
技術開発の方向性
l研究開発のタイプ
] 続祉 カカ存稿道石
争争 のの 創 共鏡 ぬ肋家民
のの際際
国国和知国国
題謀策案
先攻
政 優新美
ぬ車塵
家術済
国技
経 型 ム 型型応成
村有里
リ 型 ズズ型ドト
保二 シ技 ロン 全会 術盤 フイ支社
技基オメ
換韻
ンる化
減決ョ化
よ演低解シ
強にの
0題一衛
術術ク課べ技
枝枝ス活ノ盤
現未リ生イ基新従
この三つの政策タイプを 実現する研究開発の 類型をそれぞれ
2 種類 づっ 検討したものが上の
表であ る。 3.1以下で各タイプについて
研究開発の特徴、 意志決定 のための重視すべきポイントを 述べる。 3.1 安全保障型 十 上位政策を考慮した研究開発領域 2W 外部分析 4) 政策課題と技術 リスク動向 の マッチンバ 予測等 1) 目標確認 国としてリスク リスクと技術の 管理を要する マッチンバ 領域・緊急度等 @ 3) 内部分析技術
甲
など5) 技術課題抽出 6) プロジェクト 候補 リスク低減技術 リスク低減のた の 技術課題抽出 あ のプロジェク ト 候補列挙 判断材料が付与されたプロジェクト候補 図 3.1 安全保障型
れ
をデ 許由 判断材料が付与されたプロジェクト候補 る さは とモ を術 あ 発で この 果技 で 開型 るめ ンプ 補 斗ム ョの侯 ル が成 すたデ 行る 術育 りで モ 技ズ 光す あ型 な一 の に究 で術 的シ
め
的所 的技 たる 端術 術を 接盤 間塞 るれ 失投 技術 すわ よル 、技 Ⅰ 刑 王 現行 ての 響る あ 成 も ナつ 実が しめ 影 ある 育 を発のであ
射 た ス ど開 にる そル でな究 、デき 野す ン 金所
がモベ
介入 ィ術チ 術 安て る のす 業導 余 技 ツ 技 じ 社 と て なめ 価 産を ナつ 祉応 っ術とた評
3 日田 千 4 ,ィ @ 3 特技 盛 るに 析 0 ル の性 を新 碁す 心 図部一シど
民意の究中
場る 内 シンな 国禁 市な 適所 を 技ポ る 、の 存異共をカ
型 既は 美術 響 ョあズ 型来 一て ロし ケ"
フと 安め 全も 上位政策を考慮した研究開発領域 3 技 湯桁 2 社の 4 才的 4基しの
た安り王
目 た技 そ Ⅰ剛体Ⅰ
3ル であ る。 オフロード型では、