機器分析センターのこれから
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(2) うな危惧は幸か不幸かないと思われるが、併存する全学的なセンター統合の動きは避 けられないであろう。管理運営面での合理化のために、組織としての統合はあり得よ うが、その場合にも、それぞれの設置の際の思想の原点を見失うことなく、各々がも. つ使命を十全に果たすことができるような組織形態を考えるべきであろう。本学の機 器分析センターがこれまでに積み重ねてきた実績を尊重しつつ、時代に即応してその 備えるべき機能を改めて確認し、いっそうの学内地位の確立を目指すことを今、真剣 に考える必要がある。. 独立法人化する大学における 機器分析センターの立場と役割 機器分析センター 助教授 末澤 裕子. 独法化に向けてどこの大学も統合、再編などその組織改革に本腰を入れて取り組み、 そのために作成する書類の山はこの小さな本センターにも押し寄せてきている。. 先に伊藤センター長が「機器分析センターのこれから」で述べておられるように、. 今年度の第6回国立大学機器・分析センター会議でも、学内関連センター統合化が大 きな議題の一つであり、実施の方向に動いている大学からの実情の報告があった。大 学内のセンター統合の場合はその名称をめぐり論議が続くも“機器分析”という名称 が残ることは殆どなく、“生命・生物科学”“環境科学”というように世間で注目を浴 びる名称が使われるようである。. 機器分析センターは“学内共同研究と研究支援とを兼ねたセンター”であると殆ど の大学では位置付けている。研究支援とは主として機器の管理・運用と測定およびそ. の指導であり、本センターでも専任の技官が3名と教官(私)1名がそれを行ってい る。しかし、このサポートは機器分析センターの業績には反映されていない。なぜな らセンターを利用した研究者がそのことをお願いしているにもかかわらず、論文に謝 辞さえも記してくれないからである。研究者の業績には技官の仕事が大いに貢献して いるはずであり、彼ら技術専門職員に対する評価はもっと高くあってもいいのではな. ・3・.
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