商業科「ビジネス情報管理」学習指導案
指導者氏名 ○○ ○○
平成21年10月21日水曜日 2・3時限
実 施 学 級 第3年○組
場 所 ○○○5階 英語実務室
1 単元名 ハードウェアとソフトウェアの導入
2 単元設定の理由
○単元観・題材観 「ビジネス情報管理」は平成 25 年度から実施される新設科目である。情報通信ネットワークやビ
ジネス情報システムの知識及び技術を習得させ、ビジネスの諸活動において情報を管理し、共有する
ことの意義や必要性を理解させるとともに、業務の合理化を積極的に推進する能力と態度を育てるこ
とを目標としている。これらの能力は、企業が求めるものであり、将来ビジネスに従事する専門高校
の生徒にとって重要な学習といえる。
本単元は、情報通信ネットワークの構築に必要なハードウェアの導入や LAN に接続するための技法、
オペレーティングシステムやアプリケーションソフトを導入するための技法、LAN をインターネット
に接続するための技法を習得させることをねらいとしている。
○生 徒 観 本クラスの生徒は、ビジネス情報科で学校設定科目「IT ビジネス」を選択しており、2年次に「ネ
ットワーク実習Ⅰ」において、シスコシステムズ社の CCNA セメスタ1の認定試験に 39 名全員が 70
点以上で合格するなどネットワークに関する知識を習得している。しかし、7月に実施した実態調査
の結果から習得した知識を活用できていないことが分かった。
○指 導 観 自作の実践型教材の実践問題で設定した模擬業務に取り組ませ、今までに習得したネットワークに
関する知識や技術を活用して業務上の課題を解決させることにより、学習意欲の向上を図るとともに、
業務の合理化を推進する能力と態度を育てたい。また、情報通信ネットワークの構築の学習を通して、
企業において、専門的な知識と技術を生かして経済の発展に寄与できる人材を育成したい。
3 単元指導目標
(1) 情報通信ネットワークの構築に必要なネットワーク機器を導入するための技法、コンピュータやプリンタなどの各種
機器を LAN に接続するための技法、オペレーティングシステムやアプリケーションソフトを導入するための技法を習得さ
せる。
(2)
LAN をインターネットに接続するために必要なネットワーク機器の導入・設定とコンピュータの設定を行うための技法
を習得させる。
4 指導計画・・・単元の配当時間8時間
第1次 ハードウェアとソフトウェアの導入(本時3・4/8時)
5 本時の指導目標
(1) コンピュータやプリンタなどの各種機器を LAN に接続するための技法を習得させる。
(2) コンピュータをインターネットに接続するために必要な設定を行うための技法を習得させる。
(3) 主体的に業務に取り組むなかで、常に業務を合理化しようとする態度を育てる。
6 指導上の留意事項
(1) グループ全員が主体的に業務に取り組めるように、適切な支援を行う。
(2) インターネットの接続やプリンタ、データの共有を行う技法の習得だけにならないように、業務を合理化しようと意識
することの大切さを強調する。
7 教材 自作テキスト『みんなで発見!みんなで解決!実践型テキスト(一部)
』
『表計算ソフトウェア Excel 2003(Microsoft)
』
ノート型パソコン(7台)
ワークシート
8 学習の展開(学習指導過程)
学習活動・内容
指導上の留意点
教
材
時間
配当
学習
形態
評 価
導入
実践の場
○課題発見の段階
・テキスト「実践問題 11」を読む。
・条件に従い4人のグループになる。
・本時に取り組む業務内容を記録する。
・テキストの「実践問題 11」を生徒に読
ませる。
・条件に従ってグループを作らせ、自分
の担当業務を把握させる。
テキスト
ワークシート
5分
一斉
グループ
展開
1限
・4人で業務に取り組む。
・業務上に課題を感じたら、ワークシー
トに記録する。
・4人で業務上の課題について意見を出
す。
○課題共有の段階
・グループ内で発見した課題について話
し合い、ワークシート「①発見した課題」
を記録する。
・課題が発生した原因についても考え、
記録する。
○解決方法分析の段階
・解決方法をグループで考え、ワークシ
ート「②解決方法」に記録する。
グループ発表
・グループの代表が「①発見した課題」
「課
題が発生した原因」
「②解決方法」につい
て発表し、課題解決の方向性を確認する。
○解決プロセス作成の段階
・既習知識と技術を活用して、解決プロ
セスを考え、ワークシートに記録する。
・質問がある場合は、上司に対する態度
で接するように注意する。
・業務上に潜む課題を意識するように注
意する。
・他の人の意見も記録させる。
・課題発見が授業のポイントになるた
め、4人でそれぞれが感じた問題点を自
由に話し合わせる。
・生徒が自分たちで解決方法を自由な発
想で考えるように促す。
(既習知識の活
用を促す)
・発表に慣れるまでは例文を示して支援
する。
・クラス内の課題解決の方向性を確認さ
せる。間違っていれば修正させる。
・解決のプロセスが分からない場合は、
テキスト「知識編」を活用するように指
示する。
テキスト
パソコン
ワークシート
ワークシート
ワークシート
ワークシート
ワークシート
テキスト
10 分
10 分
15 分
10 分
グループ
個人
グループ
グループ
グループ
代表者
×
グループ数
グループ
(観点)
ただ業務を遂行する
だけでなく問題意識
をもって業務に取り
組んでいるか。
「関心・意欲・態度」
(方法)
机間指導により、生
徒の業務に取り組む
姿を観察するととも
に、ワークシートの
メモ欄を確認する。
展開
2限
○課題解決の段階
・実際に解決プロセスを適用して課題を
解決する。
・解決できない場合は、テキスト「知識
編」を確認し、解決プロセス作成の段階
に戻るか検討する。
・実際に解決プロセスを自分たちで試さ
せる。
・課題が解決できない場合は、テキスト
「知識編」を活用するように指示し、場
合によっては、解決プロセスの検討を促
す。
ワークシート
40 分
グループ
(観点)
LAN に接続するため
の技法を習得できた
か。
「技能・表現」
(方法)
実践結果を確認す
る。
まとめ
実践成果の振り返りの場
・ワークシート「実践記録」の欄に実践
内容を記録し、自己評価を行う。
・本時の実践内容を振り返る。
・自己評価を通して、ビジネスの諸活動
において、ネットワークを構築すること
で業務が合理化されることを再度考え
させ、本時の学習内容を振り返らせる。
ワークシート
10 分
個人
一斉
・新入社員 B のパソコンが起動せず、パソコンが故障していることが判明する。
・仕入部先輩社員 CD のパソコンを借りて USB メモリにデータをコピーする。
・修理に出すためにパソコンから LAN ケーブルを抜き(ネットワークを切断する)
修理に出す準備をする。
予想される課題
・業務用のパソコンがないので、仕事の効率が悪くなり、業務に支障をきたす。
課題が発生した原因
・1人1台支給されているパソコンが故障して修理に出したから。
予想される解決方法
・代わりのパソコンを導入する。
①ケーブルを接続する。
②IP アドレス等を設定する。
③データを共有する。
④プリンタを共有する。
「課題発見力」と「発信力」の向上
を図る。
「創造力」の向上を図る。
「計画力」の向上を図る。
IP アドレスの設定等を行う際に、今
まで使用してたパソコンから設定
に必要なデータを取得しなければ
ならない。分からないときは、テキ
スト「知識編」を活用するように指
示する。
業務内容
・営業部先輩 A(生徒)
:在庫データを USB メモリに保存するように依頼する。
・新入社員 B(生徒)
:パソコンを起動させ、USB メモリに在庫データを保存する。
・仕入部先輩社員 CD(生徒)
:特になし
「実践力」の向上を図る。
福岡県教育センター
○○ ○○
本教材は、生徒が将来何らかのビジネスに携わったときに、主体的・合理的に業務に取り組み、業
務上の課題を発見し解決しようと実践する力と態度を育成するために作成したものである。
ビジネスの場面を想定した情報通信ネットワークの学習を通して、既習知識と技術を活用し、模擬
的に課題の発見から解決まで実践できるため、平成 25 年度から実施される新設科目「ビジネス情報管
理」の第1章と第2章における授業の副教材として活用していただきたい。
1 教材の種類
(1) テキスト:「知識編」と「実践問題」の2つで構成している。
○「知識編」
○「実践問題」
(2) ワークシート:実践内容を記録・整理するためのものである。
(3) 教材活用の手引き:教材の活用方法と生徒の支援方法を示すこの冊子である。。
・ オリジナルキャラクターである主人公の 新入社員や先輩、上司との会話によりスト ーリーが展開する。 ・ 課題解決の基となる既習知識の確認を行 うためのものである。 ・ チェック欄に☑を入れることで、知識と 技術の習得状況を確認できる。 ・ 本教材は既習知識と技術を活用するよう にできているので、事前に「知識編」を確 認させてから「実践問題」に取り組むこと が望ましい。知識と技術の確認!
自学や宿題、予習で確認でき た部分のチェック欄に☑を入 れる。それにより、既習知識 の習得状況が確認できる。A
B
C
オリジナルキャラクター!
A:テーマとストーリー!
主人公は先輩から業務を依頼される。B:実践問題!
登場人物が取り組む業務内容を示している。C:条件!
ストーリー上のオフィスとの違いから、学校 の授業環境における条件を示している。 ・ A「テーマとストーリー」は生徒同士に 声を出させて読ませることで、自分の業務 が明確になる。 ・ 実践問題に取り組ませるときは、より現 実的なビジネスの場面を設定するために、 役になりきるように指導する。特に教員に 対しては上司や先輩として接するように指 導する。 ・C「条件」の部分は授業環境によって変更 する必要がある。a
b
c
d
・ 4つの部分で構成されている。 ・ aは本時に取り組む業務を記録す るため、導入で重要な部分である。2 教材活用の場
本教材は、「知識確認の場」「実践の場」「実践成果の振り返りの場」の3つの場(図1)で活用
する。「実践の場」では「課題発見の段階」「課題共有の段階」「解決方法分析の段階」「解決プロ
セス作成の段階」「課題解決の段階」の5つのステップを通して業務合理化を体験できる。また、グ
ループ学習を取り入れることで、会社組織の一員であることを意識させるとともに、発表を通して自
分のことばで相手に分かりやすく説明する力の育成も図ることが大切である。
3 テキストの構成
10 項目の「知識編」と 16 問の「実践問題」で構成している。
表1 テキストの構成
業務形態 配当時間 第1章 ビジネスと情報システム 内 容 研修 (6日間) 1日目(1時間) 【知識編】1-1 ビジネスと情報の共有 ビジネスと情報システム 2日目(1時間) 【知識編】1-2 情報システムと業務の合理化 3日目(1時間) 【知識編】1-3 セキュリティ管理の必要性と方法 4日目(2時間) 【実践問題①】「先輩と一緒に書類を作成しよう!」 現システムの改善点と新システムの必要性を考える。 情報システムと業務の合理化 5日目(2時間) 【実践問題②】「先輩と一緒に在庫を確認しよう!」 在庫確認の業務に取り組み、システムの使い方を習得する。 6日目(2時間) 【実践問題③】「在庫確認と印刷をしよう!」 業務を合理的に行うためにはネットワークが必要であることを理解する。 ビジネスと情報の共有 業務 7日目(2時間) 【実践問題④】「社員名簿を作成しよう!」 Excel ファイルの共有設定を行い、複数同時入力することで業務を合理化する。 8日目(2時間) 【実践問題⑤】「社内文書を作成しよう!」 アクセス権(読み取り専用)の設定を行うことで、人為的な操作ミスを防止する。 セキュリティ管理の必要性と方法 9日目(2時間) 【実践問題⑥】「仕入部のフォルダを確認しよう!(1)」 アクセス権(削除)の設定を行うことで、フォルダの移動を禁止する。 10 日目(1時間) 【実践問題⑦】「仕入部のフォルダを確認しよう!(2)」 ウィルス感染体験シミュレーションを利用して、ウィルスの対策方法を考察する。 業務形態 配当時間 第2章 情報通信ネットワーク構築と運用管理 内 容 業務 11 日目(4時間) 【知識編】2-1 情報通信ネットワークの仕組みと通信方法 情報通信ネットワークの仕組みと通信 方法 12 日目(2時間) 【実践問題⑧】「LAN ケーブルを作成しよう!」 新しい LAN ケーブルを作成して、破損した LAN ケーブルと交換する。 13 日目(4時間) 【知識編】2-2 ネットワーク機器の種類と機能 ネットワーク機器の種類と機能 14 日目(2時間) 【実践問題⑨】「ネットワークのパフォーマンスを上げよう!」 パフォーマンスを向上させるために、ケーブルやネットワーク機器を交換する。 15 日目(4時間) 【知識編】2-3 情報通信ネットワーク設計 情報通信ネットワーク設計 16 日目(3時間) 【実践問題⑩】「新しいオフィスのネットワーク設計をしてみよう!」 情報通信ネットワークに対する要求を分析し、ネットワーク設計を行う。 17 日目(2時間) 【知識編】2-4 ハードウェアとソフトウェアの導入 ハードウェアとソフトウェアの導入 18 日目(2時間) 【実践問題⑪】「在庫一覧表のデータをコピーしよう!」 故障した業務用のパソコンを予備のパソコンと交換し、必要な設定を行う。 19 日目(2時間) 【実践問題⑫】「仕入部倉庫で入庫処理をしよう!」 倉庫にある業務用パソコンを LAN に接続して、データやシステムを共有する。 20 日目(3時間) 【知識編】2-5 運用管理 運用管理 21 日目(2時間) 【実践問題⑬】「仕入部のフォルダを整理しよう!」 仕入部のフォルダを使いやすくするために、プランニングを行い整理する。 22 日目(2時間) 【実践問題⑭】「ファイルを検索しよう!」 削除したファイルの復元を行い、データバックアップの必要性を理解する。 23 日目(2時間) 【実践問題⑮】「自然災害に備えよう!」 大型の台風が予測されている。もしもの場合に備えて危機管理表を作成する。 24 日目(2時間) 【知識編】2-6 ビジネス用周辺機器の活用 2-7 情報通信ネットワーク構築・運用管理の実習 ビジネス用周辺機器の活用、情報通信ネ ットワーク構築・運用管理の実習 25 日目(8時間) 【実践問題⑯】「全社ネットワークを構築しよう!」 株式会社倉商のすべての部をLANで接続し、システムやデータの共有を図る。 テキストの導入部分6日分は、先輩と一緒に業務に取り組むことを 想定した「研修」とし、授業者の指示により作業を進める。この間 に、業務の合理化と情報通信ネットワークとの関連の深さを理解さ せ、ビジネスと情報システムに関する知識を確認させながら、テキ ストの使い方を習得させる。これにより、「研修」終了後の「実践 問題」では、生徒が主体的に取り組むことができるようなる。 図1 実践型教材の概要 実 践 成 果 の 振 り 返 り の 場 実 践 の 場 知 識 確 認 の 場 ワークシート 教材活用の手引き 業務上の課題発見 業務上の課題共有(発信) 解決方法の分析(創造) 解決プロセスの作成(計画) 業務上の課題解決(実行) 個別・一斉学習による指導 グループによる指導 グループによる発表 予習・自学・授業による学習指導 業務上の課題を仕組んだ ビジネス環境の設定 課題が発生しないときの支援 課題を発見できないときの支援 解決方法を分析できない グループへの支援 グループ発表の指導 解決プロセスを作成できない グループへの支援 個別・一斉学習による指導 実践記録のまとめ方と評価方法 課題を解決できないときの支援 テキスト 第1章 ビジネスと 情報システム 1 ビジネスと 情報の共有 2 情報システムと 業務の合理化 3 セキュリティ管理の 必要性と方法 第2章 情報通信ネット ワークの構築と 運用管理・
・
・
効果的な授業の指導方法 「知識編」 課題解決の基となる 専門知識 「実践問題」 業務上の課題が潜む ビジネスの場面を 想定した問題 実践記録作成及び自己評価① 実践テキストの知識編・実践
問題を読ませます。
② 本時の業務を確認させ、ワー
クシートに、学習形態(個人・
グループ)や業務内容などを記
録させます。
③ 業務に取り組ませます。
④ 業務に取り組ませた際に発見
した課題をワークシートに記録
させます。
⑤ 発見した課題をグループで話
し合わせ、その課題の解決方法
を考えさせます。その結果をワ
ークシートに記録させます。
⑥ 各グループの代表に、発見し
た課題と考えた解決方法を発表
させ、本時に解決すべき課題を
共有させます。
⑦ 課題を解決するためのプロセ
ス(手順)を考えさせ、ワーク
シートに記録させます。
⑧ 解決のプロセスに従って、実
際に課題を解決させます。その
後業務をやり直し、業務が合理
化されたかを確認させます。課
題が解決できないときは、⑦に
戻って、解決方法を再度検討さ
せます。
ワークシートは、その都度記録させましょう!
○単元:第2章 情報通信ネットワーク構築と運用管理
4 ハードウェアとソフトウェアの導入
○教材:テキスト「みんなで発見!みんなで解決!実践型テキスト」
実践問題⑪「在庫一覧表のデータをコピーしよう!」
ワークシート
デスクトップパソコン(生徒数分)
共有プリンタ LAN で接続された教室環境
共有フォルダ
ノート型パソコン(生徒4人に1台程度)
USBメモリ8GB×10 個(生徒4人に1個程度)
○教材の活用方法
学習の場 教材(テキスト・ワークシート)の活用方法 生徒の活動 学習形態 知識確 認の場 ○テキスト「知識編」 既習知識がある場合 ・自学または宿題、予習で活用する。 自学または宿題、予習 で、業務上の課題を解決 する基となる知識と技 術を確認する。その際、 確認できた項目に☑を 付ける。 一 斉 又は 個 別 既習知識がない場合 ・授業で活用する。 ※生徒の習熟度により対応する。 ・本単元は、パソコンの設定等の技 法を習得させることが中心になる ため、一斉授業で時間をかけて指導 する。 授業者と一緒に授業で 知識と技術を習得する。 一 斉 実践の場 ○テキスト「実践問題⑪」 ○ワークシート ○準備するもの USB メモリ 10 個 ノートパソコン8台 ○テキスト「実践問題⑪」 A「テーマとストーリー」 ○ワークシート a「担当業務」欄(記入例) ・テキスト「実践問題⑪」 Aを読み、グループを確 認する。 ・自分が担当する業務を 確認して、ワークシート a欄に記録する。 グループ 個 別 ○テキスト「実践問題⑪」 B「実践問題」 ・テキスト「実践問題⑪」 BとCを読み、模擬的に 業務に取り組む。 ※各グループで必要な 機器を取りに行く。ここ では A 先輩役が USB メモ リを準備する。 グループ 個 別 A先輩から仕事を依頼されました。B太く んとして下記の「条件」に従って業務に取 り組みましょう。 ①USB メモリに在庫一覧表をコピーしてく ださい。 ②業務終了後、C先輩に業務報告をします。 ③今後の業務を考えて4人1組で現状の問 題点を考えてください。 確認・習得させる技法 ・コマンドプロンプトのコマンド ・IP アドレスの設定方法 ・インターネットの接続方法 ・プリンタとフォルダの共有方法 18 日目:在庫一覧表のデータをコピーしよう! A先輩「在庫一覧表のデータをUSBメモリに保存 してください。」 B太くん「すぐに用意いたします。」A
B
C
営業部A先輩役 USBメモリをB太役の生 徒に渡し、データのコピー を依頼する。 新入社員B太くん役 USBメモリを受け取り、 パソコンを起動させて、デ ータをコピーする。 仕入部社員CD役 この時点では特になし USBメモリに データをコピー学習の場 教材(テキスト・ワークシート)の活用方法 生徒の活動 学習形態 実践の場 ※事前作業 ・網掛けの席のパソコンの電源 が入らないように電源を抜く。 C「条件」 個 別 又は グループ ワークシートb「私が発見した業務 上の課題」欄(記入例)に記入させ る。 ※課題が発見できない場合は、この 状態が続くと業務にどのような支 障をきたすかを考えるように支援 する。 ・模擬的に業務に取り組 んだ際に発見した課題 をbの「私が発見した業 務上の課題」欄に記録す る。 個 別 ワークシートb「他の人が発見した 業務上の課題」欄(記入例)に記入 させる。 ※発見した課題の内容が同じ場合 でも記録するように指導する。 ・グループ内で、自分が 発見した業務上の課題 を出し合い、ワークシー トbの「他の人が発見し た業務上の課題」欄に記 録する。 グループ ワークシートb「①発見した課題」 欄(記入例)に記入させる。 ※「課題が発生した理由」を考えさ せることで、業務上の課題を再度発 生させないように意識させる。 ・グループ内で業務上の 課題を共有する。 グループ内で発見した 課題について話し合い、 ワークシートbの「①発 見した課題」に記録す る。次に、「課題が発生 した原因」を考察し、記 録する。 グループ ワークシートc「②解決方法」欄(記 入例)に記入させる。 ・課題の解決方法を分析 する。 ・ワークシートcの「② 解決方法」に記録する。 グループ グループの代表者に発表させる。 各グループで発見した課題と解決 方法を共有することで、課題解決に 向けての方向性を確認させる。 ※発表に慣れるまで(特に研修の 間)は、例文に従って発表させるな ど支援を行う。 ・グループの代表者は、 発見した課題、発生した 原因、解決方法の3点を 発表し、他のグループと 課題の共有を図るとと もに、課題解決に向けて の方向性を確認する。 発表者
グループ発表
解決方法分析の段階 課題共有の段階 課題発見の段階 仕事がスムーズできなくなり、業務に支障をきたす。。 パソコンが人数分しかなく、1 台修理に出したから。 代わりのパソコンを接続 ○仕入部では1人に1台ずつ業務用パソコ ンが支給されています。 ○B太くんの席は、図1仕入部のレイアウ トで網掛されている席になります。 (PC501・PC507・PC515・PC520・PC521・ PC527・PC535・PC540) ○仕入部は、8 台のノート型パソコンを予 備として保有しています。 ○4人 1 組で班を作り、B太くんの席に座 っている人はB太くんとして業務に取り組 んでください。 ※仕入部のレイアウトは、所属校のパソコ ン教室と生徒の人数に対応させて作成して いる。 仕事に遅れがでる。仕事の効率が悪くなる。 仕事がスムーズにいかない。 他の人に負担がかかる。 新入社員B太くん役 パソコンを起動させようと するが、電源が入らず、故 障していると判断し、仕入 部社員CD役の業務用パソ コンを借りて、業務を行う。 仕入部社員CD役 B 太 く ん に パ ソ コ ン を 貸 す。 営業部A先輩役 B太くんからデータをコピ ーしたUSBメモリをもら う。 発表例 「業務用のパソコンが故障し修理に出したことで、他の人に迷惑をか けてしまい、仕事がスムーズにいかず、業務に支障をきたすことが業 務上の課題と感じました。そこで、予備のパソコンを修理に出したパ ソコンの代わりに接続して設定すれば、仕事をスムーズに進めること ができ、業務上の課題が解決し業務が合理化されると考えました。 ①課題が発生した原因 ②発見した課題 ③解決方法 の順で発表する例 USB メモリの使い方が分か らないという課題が発生す ることが予想される。 分からない場合は、質問に 来させて指導する。学習の場 教材(テキスト・ワークシート)の活用方法 生徒の活動 学習形態 実践の場